JP2855520B2 - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の制御装置

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JP2855520B2
JP2855520B2 JP8339181A JP33918196A JP2855520B2 JP 2855520 B2 JP2855520 B2 JP 2855520B2 JP 8339181 A JP8339181 A JP 8339181A JP 33918196 A JP33918196 A JP 33918196A JP 2855520 B2 JP2855520 B2 JP 2855520B2
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shift
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達之 大橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前進5段以上の変
速段を有する車両用自動変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の変速段を有する変速機の制
御装置においては、マニアル弁に連なる給油路に複数の
シフト弁を直列に接続し、上流側のシフト弁のアップシ
フト位置でその下流のシフト弁に給油し、給油されたシ
フト弁のダウンシフト位置で対応する変速段の油圧係合
要素に給油して該変速段を確立するようにしており、例
えば前進5段変速の変速機では、給油路に、上流側から
順に1−2シフト弁と2−3シフト弁と3−4シフト弁
と4−5シフト弁とを直列に接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近は各シフト弁のス
プールコントロール油路に夫々ソレノイド弁を介設し、
電子制御回路により各ソレノイド弁を介して各シフト弁
を切換制御するようになっており、この場合シフト弁と
同数のソレノイド弁が必要となり、変速段数が増すとソ
レノイド弁の個数も増して、油路の複雑化やコストアッ
プを招く。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、2個のシフト
弁を共通のソレノイド弁で切換制御してソレノイド弁の
個数を削減し得るようにした制御装置を提供することを
課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題すべく、本発明
は、前進5段以上の変速段を有する車両用自動変速機の
制御装置において、これら変速段を1速段と2速段と
ら成る低速系と3速段以上の変速段群から成る高速系と
の2組に分け、マニアル弁から第1の給油路を介して供
給される圧油を低速系用の油路と高速系用の油路とに選
択的に給油するメインシフト弁を設けて、低速系用の油
路に低速系に属する変速段を選択的に確立する低速系用
のシフト弁ユニットと、高速系用の油路に高速系に属す
る変速段を選択的に確立する高速系用のシフト弁ユニッ
トとを介設すると共に、低速系用のシフト弁ユニット
は、ダウンシフト位置で1速段を確立しアップシフト位
置で2速段を確立する1−2シフト弁で構成され、高速
系用のシフト弁ユニットは、3−4シフト弁とその下流
の4−5シフト弁とを備え、3−4シフト弁のダウンシ
フト位置で3速段を確立し、3−4シフト弁のアップシ
フト位置で4−5シフト弁に給油して、4−5シフト弁
のダウンシフト位置で4速段とそのアップシフト位置で
5速段とを確立するように構成され、メインシフト弁と
1−2シフト弁と3−4シフト弁とを夫々第1乃至第3
の各ソレノイド弁で切換制御すると共に、1−2シフト
弁用の第2ソレノイド弁により4−5シフト弁を切換制
御することを特徴とする。
【0006】メインシフト弁を低速系用の油路に給油す
る低速位置に切換えれば、低速系用シフト弁ユニットの
切換動作により低速系に属する変速段間での変速が行わ
れ、メインシフト弁を高速系用の油路に給油する高速位
置に切換えれば、高速系用シフト弁ユニットの切換動作
により高速系に属する変速段間での変速が行われる。
【0007】従って、低速系用シフト弁ユニットに属す
る1−2シフト弁と高速系用シフト弁ユニットに属する
4−5シフト弁とが同時に切換えられても、メインシフ
ト弁によって給油される油路に介設されるシフト弁ユニ
ットのシフト弁のみが変速に関与して、他方の油路に介
設されるシフト弁ユニットのシフト弁によって変速が邪
魔されることはない。そのため1−2シフト弁と4−5
シフト弁とを共通のソレノイド弁で切換制御することが
可能となり、ソレノイド弁の個数をシフト弁の個数より
少なくすることができる。
【0008】この場合、1速段の確立時の第1乃至第3
ソレノイド弁の開閉の組合せと5速段の確立時の第1乃
至第3ソレノイド弁の開閉の組合せとが正反対になるよ
うにしておけば、5速段での走行中に全てのソレノイド
弁に異常を生じない限り、5速段から1速段への急激な
ダウンシフトは生じない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は前進5段後
進1段の変速を行う変速機を示し、該変速機1は、エン
ジン2に流体トルクコンバータ3を介して連結される入
力軸1aと、車両の駆動輪4にデフギア5を介して連結
される出力軸1bとの間に前進用の1速乃至5速の変速
段G1、G2、G3、G4、G5と後進段GRとを備
え、前進用の各変速段に油圧係合要素たる1速乃至5速
の各油圧クラッチC1、C2、C3、C4、C5を介入
して、各油圧クラッチの係合により各変速段を選択的に
確立させるようにし、又後進段GRは4速段G4と4速
油圧クラッチC4を共用するものとし、4速段G4と後
進段G4とを出力軸1b上のセレクタギア6の図面で左
方の前進位置と右方の後進位置とへの切換えで選択的に
確立させるようにした。
【0010】前記各油圧クラッチC1、C2、C3、C
4、C5は、図2に示す油圧回路によりその給排油を制
御されるもので、これを詳述するに、該油圧回路は、油
圧源7と、パーキング位置たる「P」と後進位置たる
「R」とニュートラル位置たる「N」(図示位置)と1
速乃至5速の自動変速位置たる「D5」と1乃至3速の
自動変速位置たる「D3」と2速保持位置たる「2」と
1速保持位置たる「1」との計7位置に切換操作自在な
マニアル弁8と、1速段G1と2速段G2とから成る低
速系と、3速段G3と4速段G4と5速段G5とから成
る高速系とを選択するメインシフト弁9と、メインシフ
ト弁9の下流に接続した1−2シフト弁10と、メイン
シフト弁9の下流に1−2シフト弁10と並列に接続し
た3−4シフト弁11と、3−4シフト弁11の下流に
接続した4−5シフト弁12と、前記セレクタギア6に
係合するフォーク6aを連結した前後進切換用のサーボ
弁13とを備えるもので、これら弁の詳細は図3に示す
通りである。
【0011】マニアル弁8の「D5」位置では、油圧源
7に連なる第1油路L1が該弁8の環状溝8aを介して
メインシフト弁9に連なる第2油路L2に接続され、第
1油路L1から第2油路L2にレギュレータ弁14で所
定のライン圧に調圧された圧油が供給され、メインシフ
ト弁9が低速系を選択する右方の低速位置(図示の位
置)に切換わったとき、第2油路L2が1−2シフト弁
10に連なる第3油路L3にメインシフト弁9の環状溝
9aを介して接続され、1−2シフト弁10のダウンシ
フト位置たる右方の1速位置への切換えで第3油路L3
が1速油圧クラッチC1に連なる第4油路L4に該シフ
ト弁10の環状溝10aを介して接続されて1速段G1
が確立され、該シフト弁10のアップシフト位置たる左
方の2速位置(図示の位置)への切換えで第3油路L3
が2速油圧クラッチC2に連なる第5油路L5に該シフ
ト弁10の環状溝10bを介して接続されて2速段G2
が確立されるようにし、又メインシフト弁9が高速系を
選択する左方の高速位置に切換わったとき、第2油路L
2が3−4シフト弁11に連なる第6油路L6にメイン
シフト弁9の環状溝9bを介して接続され、3−4シフ
ト弁11のダウンシフト位置たる左方の3速位置(図示
の位置)への切換えで第6油路L6が3速油圧クラッチ
C3に連なる第7油路L7に該シフト弁11の環状溝1
1aを介して接続されて3速段G3が確立され、該シフ
ト弁11のアップシフト位置たる右方の4速位置への切
換えで第6油路L6が4−5シフト弁12に連なる第8
油路L8に3−4シフト弁11の環状溝11bを介して
接続され、4−5シフト弁12のダウンシフト位置たる
右方の4速位置への切換えで第8油路L8が該シフト弁
12の環状溝12aを介して第9油路L9に接続され、
マニアル弁8の「D5」位置において該弁8の環状溝8
bを介して第9油路L9に接続される第10油路L10
を介して4速油圧クラッチC4に給油されて4速段G4
が確立され、該シフト弁12のアップシフト位置たる左
方の5速位置(図示の位置)への切換えで第8油路L8
が5速油圧クラッチC5に連なる第11油路L11に該
シフト弁12の環状溝12bを介して接続されて5速段
G5が確立されるようにした。
【0012】メインシフト弁9と1−2シフト弁10と
3−4シフト弁11とは夫々図外の電子制御回路によっ
て開閉される第1乃至第3の各ソレノイド弁151、1
2、153により切換制御されるもので、これを詳述す
るに、第1油路L1に接続したモジュレータ弁16から
のモジュレータ圧(ライン圧より低い一定圧)を、該弁
16の出力側の第12油路L12にオリフィス171を
介して接続した第13油路L13を介してメインシフト
弁9の右側の油室9cと、第12油路L12に別のオリ
フィス172を介して接続した第14油路L14を介し
て1−2シフト弁10の左側の油室10cと、第12油
路L12に更に別のオリフィス173を介して接続した
第15油路L15を介して3−4シフト弁11の左側の
油室11cとに入力するようにし、これら第13乃至第
15油路L13、L14、L15に夫々該各油路を大気
開放する常閉型の第1乃至第3ソレノイド弁151、1
2、153を接続し、更に第14油路L14を4−5シ
フト弁12の左側の油室12cに接続して、第2ソレノ
イド弁152を1−2シフト弁10と4−5シフト弁1
2との切換えを行う共用ソレノイド弁とし、第1乃至第
3ソレノイド弁151、152、153を以下の如く開閉
して1速乃至5速の変速を行うようにした。
【0013】即ち、1速時は、第1ソレノイド弁151
を開、第2ソレノイド弁152を閉とするもので、これ
によればメインシフト弁9がその油室9cへのモジュレ
ータ圧の入力を断たれてばね9dにより右方の低速位置
に切換わると共に、1−2シフト弁10がその油室10
cへのモジュレータ圧の入力でばね10dに抗して右方
の1速位置に切換わり、上記の如く1速段G1が確立さ
れる。尚、3−4シフト弁11が右方の4速位置に存す
ると、後記詳述するように第1油路L1から第18油路
L18を介して1−2シフト弁10の右端の油室10e
にライン圧が入力されて、1−2シフト弁10が左方の
2速位置に拘束されてしまうため、1速時は第3ソレノ
イド弁153を開として3−4シフト弁11を左方の3
速位置に切り換える。
【0014】2速時は、第1ソレノイド弁151を開、
第2ソレノイド弁152を開とするもので、これによれ
ばメインシフト弁9が1速時と同様に低速位置となり、
一方、1−2シフト弁10がその油室10cへのモジュ
レータ圧の入力を断たれてばね10dにより左方の2速
位置に切換わり、上記の如く2速段G2が確立される。
この場合、第3ソレノイド弁153は開と閉の何れでも
良い。
【0015】3速時は、第1ソレノイド弁151を閉、
第3ソレノイド弁153を開とするもので、これによれ
ばメインシフト弁9がその油室9cへのモジュレータ圧
の入力でばね9dに抗して左方の高速位置に切換わると
共に、3−4シフト弁11がその油室11cへのモジュ
レータ圧の入力を断たれてばね11dにより左方の3速
位置に切換わり、上記の如く3速段G3が確立される。
この場合、第2ソレノイド弁152は開と閉のいずれで
も良い。
【0016】4速時は、第1乃至第3ソレノイド弁15
1、152、153を全て閉とするもので、これによれ
ば、メインシフト弁9が3速時と同様に高速位置とな
り、一方、3−4シフト弁11がその油室11cへのモ
ジュレータ圧の入力によりばね11dに抗して右方の4
速位置に切換わると共に、4−5シフト弁12がその油
室12cへのモジュレータ圧の入力でばね12dに抗し
て右方の4速位置に切換わり、上記の如く4速段G4が
確立される。
【0017】5速時は、第1と第3のソレノイド弁15
1、153を閉、第2のソレノイド弁152を開とするも
ので、これによればメインシフト弁9と3−4シフト弁
11とが夫々4速時と同様に高速位置と4速位置とに保
持され、一方、4−5シフト弁12がその油室12cへ
のモジュレータ圧の入力を断たれてばね12dにより左
方の5速位置に切換わり、上記の如く5速段G5が確立
される。
【0018】上記した第1乃至第3ソレノイド弁1
1、152、153の各変速段での開閉の組合わせをま
とめると表1の通りであり、電子制御回路に格納されて
いる変速マップに従ってこれらソレノイド弁を開閉し、
1速乃至5速の変速を行う。
【0019】 5速走行中、第2ソレノイド弁152は開で1−2シフ
ト弁10は2速位置にあり、メインシフト弁9が5速走
行中に何らかの異常で低速位置に切換っても5速から1
速へのダウンシフトは生じない。然し、メインシフト弁
9の低速位置への切換えで5速から2速、4速から1速
へのダウンシフトを生ずるおそれがあり、これを防止す
るため、4速時及び5速時はメインシフト弁9を油圧に
より左方の高速位置に拘束するようにした。即ち、メイ
ンシフト弁9の弁体右側部に面積差を持った差圧溝9e
を形成し、該シフト弁9の高速位置において該差圧溝9
eがドレンポートから遮断されて4−5シフト弁12に
連なる第16油路L16に接続されるようにし、マニア
ル弁8の「D5」位置において該弁8の環状溝8aを介
して第1油路L1に接続される第17油路L17が4−
5シフト弁12の右方の4速位置で該シフト弁12の環
状溝12eを介して第16油路L16に接続され、又3
−4シフト弁11の右方の4速位置において該シフト弁
11の環状溝11eを介して第1油路L1に接続される
第18油路L18が4−5シフト弁12の左方の5速位
置で該シフト弁12の環状溝12eを介して第16油路
L16に接続されるようにした。かくて、4速時及び5
速時は第16油路L16を介して差圧溝9eにライン圧
が入力され、該溝9eの左端と右端の面積差分の差圧力
でメインシフト弁9が左方に押圧されて高速位置に拘束
される。
【0020】図中A1、A2、A3、A4は各油圧クラ
ッチC1、C2、C3、C4の給排時における急激な圧
変化を緩衝すべく設けたアキュムレータであり、ライン
圧用とこれらアキュムレータの背圧用との第1と第2の
1対の電磁式圧力制御弁181、182を設け、該両制御
弁181、182の入力側に第1油路L1を接続すると共
に、第1圧力制御弁181の出力側の第19油路L19
をレギュレータ弁14の増圧方向に働く油室14aと、
第2圧力制御弁182の出力側の第20油路L20を各
アキュムレータA1、A2、A3、A4の背圧室とに接
続した。
【0021】該各制御弁181、182の出力圧はそのソ
レノイド18aに流す電流値に反比例して変化するよう
になっており、ライン圧は第1圧力制御弁181のソレ
ノイド18aの通電電流値に応じて図4に示すように所
定の上限圧PHと下限圧PLとの間で変化する。そし
て、変速時は、第1圧力制御弁181の出力圧をP1、第
2圧力制御弁181の出力圧をP2として、P1とP2をP
2≦P1の条件内で変速機の出力軸の速度変化等に応じて
変化させ、変速ショックを緩和する。又、非変速時は、
通常P1とP2を共に最大圧とし、低スロットル開度で所
定車速以上での走行中はエンジントルクも小さくクラッ
チ係合力も小さくて良いので、P1とP2を零にする。
【0022】ところで、第1圧力制御弁181がスティ
ック等の何らかの異常によって油圧を出力しない状態に
ロックされると、ライン圧が低圧になり、クラッチの滑
りを生じて走行に影響してしまう。そこで、本実施例で
は第1圧力制御弁181のドレンポート18bに第20
油路L20を接続し、該制御弁181が油圧を出力しな
い状態(この状態でドレンポート18bは第19油路L
19に連通する)にロックされても、第2圧力制御弁1
2からの出力圧P2が第19油路L19に入力され、ラ
イン圧の低下が防止されるようにした。尚、正常時はP
1≧P2になっており、P2が第19油路L19に入力さ
れてライン圧の制御に狂いを生ずることはない。P1
2が零のとき、第19油路L19は前記ドレンポート
18bから第20油路L20を介して第2圧力制御弁1
2のドレンポート18bに連通する。
【0023】以上、マニアル弁8の「D5」位置におけ
る油路構成について説明したが、「D3」位置でも上記
と同様の回路構成となる。但し、「D3」位置では電子
制御回路に格納されている変速マップを「D3」用のも
のに持ち替えて1速乃至3速の変速を行う。尚、5速走
行中の「D3」位置への切換えで直ちに3速段G3が確
立されると、エンジンのオーバーランを生ずるため、切
換当初車速が所定値以下になるまでは4速段G4を確立
する。
【0024】マニアル弁8の「2」位置では、第1油路
L1に、該弁8の環状溝8aを介して第2油路L2と第
17油路L17とが接続されると共に4−5シフト弁1
2の左端の油室12fに連なる第21油路L21が接続
され、又メインシフト弁9の左方の高速位置で該シフト
弁9の環状溝9aを介して第3油路L3に接続される第
22油路L22がマニアル弁8の環状溝8bを介して第
9油路L9に接続され、更に3−4シフト弁11の左方
の3速位置で該シフト弁11の環状溝11eを介して第
18油路L18に接続される第23油路L23がマニア
ル弁8の環状溝8cと第21油路L21の二股状のポー
ト部とを介して第1油路L1に接続される。かくて
「2」位置では、4−5シフト弁12がその油室12f
への第21油路L21を介してのライン圧の入力により
右方の4速位置に拘束され、第8油路L8が第9油路L
9を介して第22油路L22に常時接続され、又第18
油路L18に3−4シフト弁11の3速位置では第23
油路L23から又4速位置では第1油路L1からライン
圧が入力され、第18油路L18からの分岐路を介して
1−2シフト弁10の右端の油室10eに常時ライン圧
が入力されて該シフト弁10が左方の2速位置に拘束さ
れる。
【0025】「2」位置への切換当初、車速Vが所定の
高車速VH(例えば100km/h)以上のときは、第1ソ
レノイド弁151を閉、第2と第3のソレノイド弁1
2、153を開とし、メインシフト弁9を左方の高速位
置、3−4シフト弁11を左方の3速位置として3速段
G3を確立する。この場合、第1ソレノイド弁151
3速走行中に誤って開になっても、メインシフト弁9は
差圧溝9eへの第17油路L17と第16油路L16と
を介してのライン圧の入力で高速位置に拘束され、2速
以下へのダウンシフトが防止される。又、第3ソレノイ
ド弁153が3速走行中に誤って閉になり、3−4シフ
ト弁11が右方の4速位置に切換わったときは、第8油
路L8から第9油路L9と第22油路L22と高速位置
に存するメインシフト弁9の環状溝9aとを介して第3
油路L3に圧油が供給され、ここで1−2シフト弁10
は上記の如く2速位置に拘束されているから2速段G2
が確立され、1速へのダウンシフトが阻止される。
【0026】車速VがVHを下回り且つ所定の低車速V
L(例えば20km/h)以上のときは、第1と第3のソレ
ノイド弁151、153を閉とし、メインシフト弁9を高
速位置、3−4シフト弁11を4速位置として上記と同
様の系路で2速油圧クラッチC2に給油して2速段G2
を確立し、V<VLのときは、第1ソレノイド弁151
を開としてメインシフト弁9を低速位置に切換え、「D
5」位置と同様に第2油路L2から第3油路L3に給油
して2速段G2を確立する。比較的高車速において上記
の如く3−4シフト弁11を介した系路で2速油圧クラ
ッチC2に給油して2速段G2を確立するのは、1−2
シフト弁10がスティック等で1速位置にロックされて
いた場合に、3−4シフト弁11を油圧により3速位置
に強制的に切換えて第3油路L3への給油を停止し、高
車速での1速へのダウンシフトを生じないようにするた
めである。即ち、第21油路L21から、1−2シフト
弁10の右方の1速位置で該シフト弁10の環状溝10
fを介して第21油路L21に接続される第24油路L
24と、サーボ弁13の左方の前進位置(図示の位置)
において該弁13の切欠溝13aを介して第24油路L
24に接続される第25油路L25と、後記詳述するサ
ーボ制御弁19の左方の前進許容位置において該弁19
の環状溝19aを介して第25油路L25に接続される
第26油路L26とを介して3−4シフト弁11の右端
の油室11fにライン圧を入力し、該シフト弁11を左
方の3速位置に強制的に切換えるようになっている。
【0027】「2」位置での第1乃至第3ソレノイド弁
151、152、153の開閉の組合せをまとめると表2
の通りである。
【0028】 マニアル弁8の「1」位置では、第17油路L17と第
23油路L23とが大気開放され、他は「2」位置と同
様の油路構成となる。
【0029】「1」位置においても切換当初のエンジン
のオーバーランを防止するために、車速Vが所定車速V
M(例えば50km/h)以上のときは、第1と第3のソレ
ノイド弁151、153を閉、第2ソレノイド弁152
開とし、「2」位置での高速域における2速段G2の確
立時と同様に、第2油路L2から左方の高速位置に存す
るメインシフト弁9を介して第6油路L6と、右方の4
速位置する3−4シフト弁11を介して第8油路L8
と、第21油路L21からのライン圧によって右方の4
速位置に拘束される4−5シフト弁12を介して第9油
路L9と、これに接続される第22油路L22とを介し
て第3油路L3に給油し、第1油路L1から第18油路
L18を介して入力されるライン圧により1−2シフト
弁10を左方の2速位置に拘束して2速段G2を確立す
る。この場合、1−2シフト弁10が1速位置にロック
されていれば、上記と同様に第26油路L26を介して
のライン圧の入力により3−4シフト弁11が左方の3
速位置に切換わり、3速段G3が確立され1速へのダウ
ンシフトが防止される。
【0030】車速VがVMを下回ったときは、第1と第
3のソレノイド弁151、153を開、第2ソレノイド弁
152を閉とするもので、この場合「1」位置では第1
7油路L17が大気開放されているためメインシフト弁
9の差圧溝9eにライン圧は入力されず、第1ソレノイ
ド弁151の開によってメインシフト弁9は高速位置か
ら右方の低速位置に切換わり、又第3ソレノイド弁15
3の開によって3−4シフト弁11が左方の3速位置に
切換わると第18油路L18がこれに接続される第23
油路L23を介して大気開放されて1−2シフト弁10
の2速位置への拘束が解かれ、第2ソレノイド弁152
の閉により1−2シフト弁10が右方の1速位置に切換
えられて1速段G1が確立される。
【0031】「1」位置における第1乃至第3ソレノイ
ド弁151、152、153の開閉の組合わせをまとめる
と表3の通りである。
【0032】 マニアル弁8の「R」位置では、第2油路L2への給油
が停止されて第1油路L1に後進用の第27油路L27
が接続され、1−2シフト弁10の左方の2速位置にお
いて該シフト弁10の環状溝10gを介して第27油路
L27に接続される第28油路L28を介してサーボ弁
13の左端の油室13bにライン圧が入力され、サーボ
弁13が右方の後進位置に押動されて、前記セレクタギ
ア6が右方の後進側に切換えられると共に、後進位置で
第28油路L28が左端の油室13bに連なるサーボ弁
13の軸孔13cを介してマニアル弁8に連なる第29
油路L29に接続される。該油路L29はマニアル弁8
の「R」位置で該弁8の環状溝8bを介して4速油圧ク
ラッチC4用の第10油路L10に接続されており、か
くてセレクタギア6の後進側への切換えと4速油圧クラ
ッチC4への給油とにより後進段GRが確立される。
【0033】「R」位置では第2ソレノイド弁152
開、第3ソレノイド弁153を閉とし、1−2シフト弁
10を2速位置に切換えると共に、3−4シフト弁11
を右方の4速位置に切換えて第1油路L1から第18油
路L18を介して1−2シフト弁10の油室10eにラ
イン圧を入力し、第2ソレノイド弁152が誤って閉に
なっても1−2シフト弁10を2速位置に拘束して後進
段GRを確立し得るようにした。
【0034】又、所定車速VI(例えば10km/h)以上
での前進走行中に「R」位置に切換えたときは、第2ソ
レノイド弁152を閉、第3ソレノイド弁153を開と
し、3−4シフト弁11を左方の3速位置に切換えて第
18油路L18を介しての1−2シフト弁10へのライ
ン圧の入力を断ち(第23油路L23は「R」位置で大
気開放される)、1−2シフト弁10を右方の1速位置
に切換えて第27油路L27と第28油路L28との接
続を断ち、後進段GRの確立を阻止する。
【0035】「R」位置での第1乃至第3ソレノイド弁
151、152、153の開閉の組合せをまとめると表4
の通りである。
【0036】 マニアル弁8を「R」位置から「D5」「D3」「2」
「1」位置に切換えたときは、サーボ弁13に前記油室
13bに対向させて形成した油室13dに第2油路L2
からサーボ制御弁19と第30油路L30とを介してラ
イン圧を入力し、サーボ弁13を左方の前進位置に押動
させてセレクタギア6を左方の前進側に切換える。ここ
でサーボ制御弁19は、第2油路L2と第30油路L3
0との連通を断つ右方の前進禁止位置(図示の位置)に
ばね19bで付勢されており、その右端の油室19cを
第2油路L2に介設したオリフィス20の下流側に第3
1油路L31を介して接続し、マニアル弁8の「R」位
置からの切換後オリフィス20の下流側の油圧が所定値
に上昇したところでサーボ制御弁19が左方の前進許容
位置に切換えられ、該弁19の環状溝19dを介して第
30油路L30が第2油路L2に接続され、サーボ弁1
3が前進位置に切換えられるようにした。かくて、アク
セルペダルを踏込んだ状態でマニアル弁8を「R」位置
から「D5」「D3」「2」「1」に切換えても、サーボ
弁13の切換時点ではオリフィス20の下流側の油圧の
上昇により切換当初に給油される1速油圧クラッチC1
(「2」位置では2速油圧クラッチC2)の係合力で正
転方向のトルク伝達が行われて出力軸1bの逆転方向へ
の回転が阻止された状態となり、セレクタギア6が4速
段G4側に円滑に噛合してギアの摩耗が防止される。
尚、「R」位置において、サーボ制御弁19は第28油
路L28を介して左端の油室19eに入力されるライン
圧により右方の前進禁止位置に確実に切換えられる。
【0037】ところで、サーボ制御弁19がスティック
等で前進禁止位置にロックされたり、又該制御弁19が
前進許容位置に切換わってもサーボ弁13が後進位置に
ロックされたりすると、マニアル弁8を「R」位置から
「D5」「D3」「2」「1」位置に切換えてもセレクタ
ギア6は後進側に残り、4速油圧クラッチC4に給油さ
れると後進段GRが確立されてしまう。
【0038】そこで、3−4シフト弁11の右端の油室
11fに連なる前記第26油路L26がサーボ制御弁1
9の環状溝19aを介して右方の前進禁止位置では第2
油路L2、左方の前進許容位置では前記第25油路L2
5に接続され、該第25油路L25がサーボ弁13の後
進位置では該弁13の切欠溝13eを介して該弁13の
前進用の油室13dに接続されるようにし、上記異常を
生じたときは第26油路L26を介して3−4シフト弁
11の油室11fにライン圧が入力され、該シフト弁1
1が左方の3速位置に拘束されて4速油圧クラッチC4
への給油が阻止されるようにした。図中13fはサーボ
弁13を前進位置と後進位置とに係止するクリック部材
である。
【0039】マニアル弁8の「N」「P」位置では、節
電のため第1乃至第3ソレノイド弁151、152、15
3への通電を停止して全て閉とするが、メインシフト弁
9の左端の油室9fに連なる第32油路L32がマニア
ル弁8の環状溝8aを介して第1油路L1に接続される
ため、メインシフト弁9は右方の1速位置に保持され、
又1−2シフト弁10は、3−4シフト弁11が右方の
4速位置に切換えられて第1油路L1から第18油路L
18を介して1−2シフト弁10の油室10eにライン
圧が入力されるため、第2ソレノイド弁152が閉であ
っても左方の2速位置に保持される。尚、「P」位置で
は、第27油路L27が第1油路L1に接続され、2速
位置に存する1−2シフト弁10を介して第28油路L
28からサーボ弁13の後進用の油室13bにライン圧
が入力されて、サーボ弁13は後進位置に切換保持され
るが、車速がVI以上のときは第3ソレノイド弁153
を開として3−4シフト弁11を左方の3速位置に切換
え、1−2シフト弁10の油室10eへの第18油路L
18を介してのライン圧の入力を断って該シフト弁10
を右方の1速位置に切換え、第27油路L27と第28
油路L28との連通を断つ。
【0040】図面で21はレギュレータ弁14のドレン
側に接続したリリーフバルブ、22は流体トルクコンバ
ータ3に内蔵するロックアップクラッチ3aの制御回路
である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ソレノイド弁の使用個数を削減して、コスト
ダウンを図れると共にソレノイドの配置スペースの削減
による装置の小型化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用する変速機の一例の線図
【図2】 本発明実施の一例の油圧回路図
【図3】 この油圧回路の要部の拡大図
【図4】 圧力制御弁によるライン圧の制御特性を示す
線図
【符号の説明】
1 変速機 8 マニアル弁 9 メインシフト弁 10 1−2シフト
弁 11 3−4シフト弁 12 4−5シフ
ト弁 151 第1ソレノイド弁 152 第2ソレノイド弁 153 第3ソレノイド弁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前進5段以上の変速段を有する車両用自
    動変速機の制御装置において、これら変速段を1速段と
    2速段とから成る低速系と3速段以上の変速段群から成
    る高速系との2組に分け、マニアル弁から第1の給油路
    を介して供給される圧油を低速系用の油路と高速系用の
    油路とに選択的に給油するメインシフト弁を設けて、低
    速系用の油路に低速系に属する変速段を選択的に確立す
    る低速系用のシフト弁ユニットと、高速系用の油路に高
    速系に属する変速段を選択的に確立する高速系用のシフ
    ト弁ユニットとを介設すると共に、低速系用のシフト弁
    ユニットは、ダウンシフト位置で1速段を確立しアップ
    シフト位置で2速段を確立する1−2シフト弁で構成さ
    れ、高速系用のシフト弁ユニットは、3−4シフト弁と
    その下流の4−5シフト弁とを備え、3−4シフト弁の
    ダウンシフト位置で3速段を確立し、3−4シフト弁の
    アップシフト位置で4−5シフト弁に給油して、4−5
    シフト弁のダウンシフト位置で4速段とそのアップシフ
    ト位置で5速段とを確立するように構成され、メインシ
    フト弁と1−2シフト弁と3−4シフト弁とを夫々第1
    乃至第3の各ソレノイド弁で切換制御すると共に、1−
    2シフト弁用の第2ソレノイド弁により4−5シフト弁
    を切換制御することを特徴とする車両用自動変速機の制
    御装置。
  2. 【請求項2】 1速段の確立時の第1乃至第3ソレノイ
    ド弁の開閉の組合せと5速段の確立時の第1乃至第3ソ
    レノイド弁の開閉の組合せとが正反対になるようにした
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用自動変速機の
    制御装置。
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