JP2855001B2 - 記録装置及び情報処理装置 - Google Patents

記録装置及び情報処理装置

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JP2855001B2
JP2855001B2 JP3181688A JP18168891A JP2855001B2 JP 2855001 B2 JP2855001 B2 JP 2855001B2 JP 3181688 A JP3181688 A JP 3181688A JP 18168891 A JP18168891 A JP 18168891A JP 2855001 B2 JP2855001 B2 JP 2855001B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置及び情報処理
装置に関し、特に表示部と記録部等を備えた例えばパー
ソナルコンピュータ,ワードプロセッサ,電子タイプラ
イタなどの記録装置及び情報処理装置に関するものであ
り、更に詳しくはキャリア移動経路部や記録媒体移動経
路部等の空間に無駄をなくして小型化を可能とした記録
装置及び情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来パーソナルコンピュータ,ワードプ
ロセッサ,電子タイプライタなどの情報処理装置におい
て、キーボードなどの操作入力部および表示部が一体と
なったものがある。また近年では、所謂ラップトップタ
イプと呼ばれるもののように、表示部が回動自在に操作
入力部を有する本体に支持され、収納時には表示部が操
作入力部の上に重なり、使用時には表示部を起こすよう
に構成された、運搬性,収納性に優れた小型のものも数
多く見られている。
【0003】また、ノートタイプもしくはブックタイプ
と呼ばれ、さらに携帯性,収納性に優れる小型,薄型の
情報処理装置も出現してきており、これに伴いプリンタ
も小型かつ廉価なものとし、ユーザにとってより手軽に
用いることのできるものが提案されている。
【0004】更に、前記情報処理装置に用いられる記録
手段の一方式としてシリアル型の記録装置が採用されて
いる。この記録方式は例えばインクジェット記録の場合
にあっては図18および図19に示すように、キャリア
102にヘッドカートリッジ101を装填し、前記キャ
リア102をプラテン207と平行に往復走行させなが
ら前記ヘッドカートリッジ101の記録ヘッドを選択的
に発熱させ、吐出したインクを記録媒体6に記録し、一
行分の記録が終了すると搬送ローラ201及びピンチロ
ーラ202によって記録媒体6を一行分搬送して次行以
下の記録を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらのような種々の
情報処理装置を踏まえた上で、情報処理装置にプリンタ
を配設するにあたり次のような技術的課題があることを
見出した。
【0006】前記シリアル型の記録方式にあっては、記
録に際してキャリア102が往復走行し得るようにキャ
リア102の走行領域を空間部として確保しておかなけ
ればならない。また、記録媒体の搬送に必要とされる経
路部も空間として確保しておく必要がある。そのため例
えば回路部5等の装置部材を前記走行領域に配置するこ
とが出来ず、前記回路部5や外部記憶装置14等は図1
8に示すように底部領域または前部領域に配置しなけれ
ばならなかった。そのため装置の奥行き寸法、或いは高
さ方向がその分大きくならざるを得ず、情報処理装置の
小型化を図る上でキャリア移動経路部あるいは記録媒体
移動経路部等の空間の有効利用が技術的課題となってい
た。
【0007】また前記空間の有効利用をはかる上で、空
間の複数目的の共用を考えた場合部材の干渉による故障
や破壊が起こる可能性があるが、それらを防止するため
の手段を提供することが課題となっていた。
【0008】本発明の目的は従来の前記課題を解決し、
前記走行領域空間の有効利用を可能とし、情報処理装置
の小型化を図ることを可能とした記録装置及び情報処理
装置を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、記録手段による記録動
作時には記録のための部材が存在し、非記録動作時には
前記記録のための部材が存在しない空間を有し、複数の
位置を取り得るごとく可動な可動部材の少なくとも一部
が、前記非記録動作時には前記記録のための部材が存在
しない空間に移動可能な記録装置であって、少なくとも
記録動作時には、前記可動部材の少なくとも一部が、前
記非記録動作時に前記記録のための部材が存在しない空
間に移動することを防止する防止手段を、キャリアの移
動に連動して設定あるいは解除するよう構成したことを
特徴とする。
【0010】
【作用】前記手段にあっては、防止手段により記録動作
時に可動部材が入り込むことを防止するために、誤操作
による記録手段の故障あるいは破壊を防止している。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0012】(第1実施例) 図1および図2は、それぞれ本発明の第1実施例に関す
る記録装置を有する情報処理装置としてのパーソナルコ
ンピュータ(以下パソコンと略す)を示す斜視図および
断面図である。同図において、1は装置本体、2は紙や
OHPフィルムなどの記録媒体6に文字や画像を記録す
るためのプリンタ部、3は文字や数字およびその他のキ
ャラクタを入力するためのキーや、各種指令を与えるた
めのキーなどを備えたキーボード部、4は表示器10を
備える表示部、5はパソコン本体を制御するCPUや周
辺装置などのドライバおよび電源回路などを搭載した回
路部、でありこれらの各部によってパソコンが構成され
る。
【0013】表示部4は、装置本体1に対して、その後
縁の両端に設けられたヒンジ4aを介して回動可能に取
り付けられている。これにより本装置の使用時には、表
示部4は、その回動によって表示器10が見易くなる位
置まで開けられ(以下この状態を表示部使用状態と言
う)、また、不使用時は閉じられてカバーとして機能す
る(以下この状態を表示部収納状態と言う)ことができ
る。表示器10の表示素子としては、表示部を薄く構成
できることから液晶表示素子やプラズマディスプレイ等
が用いられる。また表示を見易くするために光源が配設
される場合には、バックライト型とすることも出来、さ
らに薄型化を計るためにはサイドライト型とすることも
出来る。
【0014】また表示部4には表示部使用状態において
表示器10の下部にあたる場所にパソコン本体に電源を
供給するバッテリー11が設けられているが、パソコン
をAC電源から切り離して使用する場合に十分な稼動時
間を確保するために容量の大きい充電式のバッテリーと
してあるためにサイズが大きくなっており、表示部4の
表示器10設置面の方向に向かって突出して取付けられ
ている。
【0015】表示部4の上縁にはラッチフック15が設
けられ、図示せざる操作部の操作によりスライド可能な
様に取り付けられている。また装置本体1側にはラッチ
フック15と対応する位置にラッチフック15を受容す
るラッチ穴16が設けられており、不使用時に表示部4
を閉じてカバーとした場合にラッチフック15とラッチ
穴16の係止部が係合することにより、表示部収納状態
として搬送する場合の不所望の開放を防止することがで
きる。
【0016】また、表示部4には表示器10設置面の方
向に向かってストッパ軸31が設置され、ストッパ軸3
1と対向した装置本体1の上面にはストッパ穴32が設
けられており、さらに装置本体1の筐体内部のストッパ
穴32の下にはヘッドカートリッジ101の動作に連動
するストッパプレート33が配置されている。このスト
ッパ軸31とストッパプレート33の作用によりプリン
タ部2の記録動作中には表示部4は表示部使用状態から
表示部収納状態に移行できなくなる。なお、ストッパプ
レート33の動作については後述する。
【0017】インクジェット方式の記録ヘッドを用いた
プリンタ部2は装置本体1のキーボード部3と表示部4
の取付位置の間に配置される。本実施例においては記録
ヘッドであるヘッドカートリッジ101が記録媒体6の
進行方向と直角である主走査方向に往復運動をする、い
わゆるシリアルプリンタを用いている。すなわち、記録
動作時にヘッドカートリッジ101およびそれを積載し
たキャリアが移動する空間あるいは記録媒体移動経路部
等の空間が確保されていなければならない。しかし表示
部収納状態においてはヘッドカートリッジ101をどこ
か1箇所に固定しておけば前記移動空間であるキャリア
移動経路部あるいは記録媒体移動経路部等が他の目的の
空間として利用できることになる。
【0018】本実施例においては表示部収納状態におい
てヘッドカートリッジ101をキャリア移動経路部の一
番端に固定するようにして(この場所を以下ホームポジ
ションと呼ぶ)、前述の表示部4に設けられたバッテリ
ー11の突出した部分が収納時にキャリア102移動経
路部の空間にはまり込むように構成する(図2参照)。
【0019】次に記録動作状態における記録媒体の搬送
方法を図3および図4を用いて説明する。
【0020】普通紙やOHPフィルムなど比較的剛性の
弱い記録媒体の場合は図3の状態で搬送することができ
る。すなわち、装置本体1後端に設けられた給紙口20
9から図中矢印方向に、斜行や蛇行を防ぐ目的で付けら
れた記録媒体挿入ガイド(図示していない)に沿わせて
記録媒体6を挿入すると、先端は記録媒体ガイド板20
8に沿って搬送ローラ201に到達する。リリース機構
によりピンチローラ202と搬送ローラ201が離隔し
た状態であれば、そのまま記録媒体6を挿入し続けるこ
とによって記録可能位置にセットすることができる。ま
た搬送ローラ201とピンチローラ202がリリースさ
れず当接された状態であれば記録媒体6先端が突き当た
った状態からキーボード部3からの指示等によりモータ
402で搬送ローラ201を回動させ記録可能位置にセ
ットすることができる。記録動作中は記録媒体6は図3
の矢印方向に搬送され続け、記録動作終了後には表示部
4の前面に排出される。
【0021】また葉書や封筒など厚みがあり比較的剛性
の高い記録媒体の場合は図4の状態で搬送することがで
きる。すなわち、装置本体1の底面に設けられた給紙口
209から図中矢印の方向に、斜行や蛇行を防ぐ目的で
付けられた記録媒体挿入ガイド(図示していない)に沿
わせて記録媒体6を挿入すると、記録媒体6は屈曲する
ことなしに搬送ローラ201まで到達する。その後は図
3で説明した場合と同様に記録可能位置にセットするこ
とができ、記録動作後は表示部4の前面に排出される。
このような搬送経路を採ることによりジャムなどを起こ
す可能性が少なくなり円滑な記録動作を行なうことがで
きる。ただしこのような記録媒体搬送経路を用いる場合
には装置本体1の底面に当たるところから挿入する必要
があるので装置本体1後端を持ち上げるか、あるいは装
置本体1後端を底面としてパソコンを立てた状態で記録
動作を行なうことができる。
【0022】図5はプリンタ部2の一例として、インク
ジェット記録装置形態のプリンタ部の概略構成例を示す
模式的斜視図である。
【0023】ここで、101はヘッドカートリッジであ
り、主にインクジェット記録ヘッドとインクタンクとを
一体に有し、記録手段を構成している。ヘッドカートリ
ッジ101は例えば図5に示したインクジェット記録装
置に着脱自在に装着されるものであり、インクタンク内
のインクが使い尽された時点で、新たなヘッドカートリ
ッジと交換することができる。
【0024】前記記録ヘッドは、微細な液体吐出口(オ
リフィス)、液路及びこの液路の一部に設けられるエネ
ルギー作用部と、該作用部にある液体に作用させる液滴
形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備えて
いる。このようなエネルギーを発生するエネルギー発生
手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用いた記
録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱させ、該発
熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発生手段を
用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する発熱素子
等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出さ
せるエネルギー発生手段を用いた記録方法等がある。そ
の中でも熱エネルギーによって液体を吐出させるインク
ジェット記録方法に用いられる記録ヘッドは、記録用の
液滴を吐出して吐出用液滴を形成するための液体吐出口
(オリフィス)を高密度に配列することができるために
高解像度の記録をすることが可能である。その中でも電
気熱変換体をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッ
ドは、コンパクト化も容易であり、且つ最近の半導体分
野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術
やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用出来、高密度
実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利であ
る。
【0025】前記記録ヘッドは、前記インク吐出に利用
される熱エネルギーを発生する複数の電気熱変換体およ
びこれを駆動するための駆動回路が形成された基板と、
この基板上に上記複数の電気熱変換体の各々に対応した
吐出口および液路、さらには各液路に連通する共通液室
を構成するための天板が積層されることによって構成さ
れる。そして、このようにして構成された記録ヘッドの
吐出口を配列した吐出口面が記録媒体6に対向するよう
に装置に搭載される。
【0026】インクタンクは、ヘッドカートリッジ10
1の大部分を占めるものであり、その内部にインクを貯
留するためのインク貯留室を具えている。
【0027】ヘッドカートリッジ101を搭載するキャ
リア102は、キャリアモータ402aの正逆回転に連
動して不図示の伝動機構を介して回転するリードスクリ
ュー103の螺旋状溝105に対して係合するピン(不
図示)を有し、リードスクリュー103の回転に伴って
矢印a,b方向に往復移動される。104はキャリアの
回動を規制する摺動軸である。また、キャリアセンサ5
10(図6参照)によって、キャリア102は非記録時
等において記録領域外の所定位置(例えばホームポジシ
ョン)を確定する。
【0028】301は回復ユニットであり、ヘッドカー
トリッジ101の記録領域外の所定位置(例えばホーム
ポジション)においてヘッドカートリッジ101の吐出
口面に対向するキャップ302と、これを吐出口面に当
接させて非記録時等においてその保護を行わせるための
キャップ進退駆動部(不図示)とを有している。また、
当該当接時において吐出口よりインクを吸引し、増粘イ
ンク,塵埃,気泡等を吐出することによりインク吐出状
態を良好にするためのポンプや、吸引された廃インクを
貯留する部材が設けられてもよい。
【0029】201は記録媒体6を図中c方向に搬送す
るための搬送ローラ、202は記録媒体6を搬送ローラ
201に対して押圧するピンチローラであり、これら一
対のローラ間に挾持されて記録時には記録媒体6が図中
c方向に間欠送りされる。搬送ローラ201は、搬送ロ
ーラギア205、搬送ローラアイドラギア206の伝動
機構を介して搬送モータ402bに係合し、駆動力の伝
達を受ける。また、ピンチローラ202はリリースレバ
ー(不図示)の操作によって搬送ローラ201に対し当
接・離隔が可能である。
【0030】207は記録媒体6の被記録面を平坦に規
制するためのプラテンであり、本例ではプリンタ部筐体
(ベース)18と一体に構成されている。また、このプ
ラテン207に対して記録媒体6を密着させ、記録媒体
6の浮上りを防止するための部材が配設されていてもよ
い。
【0031】また、図示していないペーパーセンサー5
11(図6参照)は記録媒体6を検知すべく記録媒体搬
送方向cにおいて記録位置の前に設けており、記録媒体
6の前後端を検知するセンサである。
【0032】次に実施例の情報処理装置の電気回路の構
成を説明する。図6は電気回路の構成を示すブロック図
である。同図において、図1から図5により既に説明し
た構成要素は同一の番号で示し、それらと重複する説明
は省略する。
【0033】ここで、501は主制御をなすコントロー
ラであり、502は図7に示すような手順を実行する例
えばマイクロコンピュータ形態のCPU、503はテキ
ストデータや画像データを展開したりする領域や作業用
の領域などを設けたRAM、504は前記手順に対応し
たプログラムやその他フォントデータなどの固定データ
を格納したROM、505はCPU502の実行サイク
ルを作り出したりプリンタ部2による記録動作の際必要
なタイミングを作り出したりするタイマ、506はCP
U502からの信号と周辺装置を結ぶインターフェイス
部、である。
【0034】また、507はプリンタ部2のコントロー
ラであり、508はヘッドカートリッジ101に記録信
号や電力などを送出するヘッドドライバ、509a、
b、cはそれぞれキャリアモータ402a、搬送モータ
402b、回復系モータ402cを駆動するのに必要な
信号や電力などを送出するモータドライバ、510はキ
ャリア102の位置を検出し例えばホームポジションに
キャリア102があるかどうか判断するためのキャリア
センサ、511は記録媒体6が未挿入であったりページ
終端まで記録が終了してしまったときに記録媒体6以外
のところに記録を行なわせないために記録媒体6の有無
を検出するペーパーセンサ、である。
【0035】17は表示部4が表示部使用状態にあるか
あるいは表示部収納状態にあるかを判定することが出来
る表示部開閉状態センサである。
【0036】さらに、14は例えばFDD、HDD、R
AMカードなどの外部記憶装置、512は例えば他の情
報処理装置と通信を行なったり、内部のバスに直接接続
して周辺機器を制御したりするための外部インターフェ
イスである。
【0037】なお、図6のブロック図には含まれていな
いが、他に上記の電気回路に電力を供給するための電源
部があり、これには例えば充電式のバッテリー11や、
使い捨ての乾電池、あるいは装置本体1を固定して使用
する場合のAC電源用変換器などがある。
【0038】次にプリンタ部2の記録動作中に表示部4
を表示部収納状態に出来ないように作用するストッパに
ついて述べる。図7(a)、(b)はストッパプレート
33の動作を示す説明図であり、プリンタ部2の内部を
装置本体1の上方より眺めた図を示してある。そのため
装置本体1の筐体に設けられたストッパ穴32は点線で
示してある。
【0039】図7(a)はヘッドカートリッジ101が
ホームポジションに位置する場合のストッパプレート3
3の位置を示す。ストッパプレート33は図示せざるガ
イドにより図の左右方向のみに移動できるように規制さ
れており、さらにストッパバネ34によって図の矢印方
向の力を付与されている。ストッパプレート33はその
一端がヘッドカートリッジ101あるいはキャリア10
2の一部と係合するように配置されており、この状態で
はヘッドカートリッジ101あるいはキャリア102に
よってストッパ穴32からストッパプレート33がはず
れる場所に位置している(この状態を以下ストッパ解除
状態と呼ぶ)。ストッパ解除状態に於いては表示部4に
設けられたストッパ軸31がストッパ穴32に入ってく
るのを妨げないため、表示部4は表示部使用状態から表
示部収納状態に自由に遷移する事が出来る。
【0040】次に図7(b)にプリンタ部2が記録動作
に入った状態のストッパプレート33の位置を示す。ヘ
ッドカートリッジ101あるいはキャリア102が図中
の右方向に移動するとストッパプレート33もストッパ
バネ34の付勢力により右方向に移動し、プレートスト
ッパ35によってその移動が妨げられる位置まで移動す
る(この状態を以下ストッパ設定状態と呼ぶ)。ストッ
パ設定状態に於いてはストッパ穴32をストッパプレー
ト33が塞いでしまうため、ストッパ軸31がストッパ
プレート33に当たって表示部4を表示部使用状態から
表示部収納状態に遷移するのを妨げるように作用する。
この場合、ストッパ軸31の長さによって表示部4を傾
けられる角度が決められるが、この場合は表示部4から
突出して取り付けられたバッテリー11がキャリア移動
経路部あるいは記録媒体移動経路部等に入り込む以前に
停止するような角度になるようストッパ軸31の長さが
設定してある。
【0041】また、再度ヘッドカートリッジ101ある
いはキャリア102がホームポジションに復帰すること
により、ストッパ解除状態となり得る。
【0042】以上の構成により情報処理や、通信、デー
タの蓄積などが可能となる訳であるが、次には特にプリ
ンタ部2による記録処理に関してその実行手順を第8図
の概略フローチャートを用いて説明する。
【0043】キーボード部3上の記録指令キーによる記
録開始指示や、コマンド入力による記録開始指示や、あ
るいは通信などによる外部からの記録開始指示により以
下の一連の手順がスタートする。
【0044】初めにステップS1で表示部4が表示部使
用状態になっているかどうかを表示部開閉状態センサ1
7の情報によって判断する。これは主に通信などによっ
て外部から記録動作開始指示が送られてきたときに、表
示部4が表示部収納状態のまま記録動作を開始しないた
めの処置であり、ここで表示部4が表示部収納状態と判
断されると次にステップS2に進む。
【0045】ステップS2では表示部を表示部使用状態
にするよう操作者の注意を促すために、例えば表示部収
納状態でも確認できる装置本体1に設けられたランプ等
により印字動作が開始できない旨のメッセージを表示す
る。これは他の手段によっても良く、例えばブザーによ
り警告音を発しても良いし、外部インターフェイスを通
して外部機器にメッセージの信号を送出するようにして
も良い。
【0046】また、ステップS1で表示部4が表示部使
用状態であることが確認できたらば次にステップS3に
進む。ステップS3では記録媒体6がプリンタ部2にセ
ットされているかどうかをペーパセンサ511などの信
号により判断する。これは、特にインクジェットプリン
タ等の記録装置においては記録媒体なしで印字開始した
場合にプリンタ部内にインクが飛散し装置自身を汚染し
てしまったり、あるいは記録媒体であるインクなどを無
駄に消費してしまったりすることを防ぐためである。
【0047】さらにこのステップS3において記録媒体
の有無だけで無くピンチローラ202と搬送ローラ20
1のリリースがされているか否かの判断をしても良い。
これは記録媒体6がセットされていてもピンチローラ2
02がリリースされている場合には正常な記録媒体の搬
送が行なわれないのでこれを防止するためである。ピン
チローラ202のリリースの判断には例えばリリースレ
バーにメカニカルなスイッチを設けるなどの手段による
ことができる。ここで記録媒体が正常にセットされてい
ないと判断されると次にステップS4に進む。
【0048】ステップS4ではステップS2と同様に操
作者の注意を喚起し記録媒体をセットさせるようにする
ためにメッセージを発する。メッセージの発生方法は例
えば表示器10に文字でメッセージを表示したり、ある
いはステップS2と同様な方法で表示するようにしても
良い。
【0049】またステップS3で記録媒体6がセットさ
れていると判断されたならば次にステップS5に進む。
【0050】ステップS5では記録動作を開始する。C
PU502からの指示によりヘッドドライバ508がヘ
ッドカートリッジ101を駆動し、またこれに同期して
モータドライバ509a、b、cがそれぞれキャリアモ
ータ402a、搬送モータ402b、および回復系モー
タ402cを駆動して、キャリア102の主走査方向移
動、記録媒体の副走査方向移動およびヘッドカートリッ
ジ101のクリーニングなどを行ないながら記録を行な
う。
【0051】ここで、記録動作を行なっている最中に表
示部4が表示部収納状態になるとバッテリー11の突出
部とヘッドカートリッジ101が干渉してプリンタ部2
の破壊や故障を引き起こす可能性があるが、これはスト
ッパ軸31及びストッパプレート33の働きによっ防止
される。
【0052】最後にステップS6では例えばCPU50
2からの信号により記録動作終了が指示されたり、ある
いは1ページ内の所定の副走査方向の記録ライン数に達
しこれ以上記録媒体上に記録ができないと判断された場
合や、ペーパーセンサ511により記録媒体6の記録可
能領域が終了したことが検知された場合などに、記録動
作終了と判定し記録動作手順を終了と判断する。
【0053】記録動作終了の手順としてまずキャリア1
02をホームポジションに復帰させる。これは記録動作
終了後に電源を切って表示部4を表示部収納状態にする
場合に備えキャリア移動経路部あるいは記録媒体移動経
路部等にキャリア102が無い状態にしておくためであ
る。このときに上述のようにストッパはストッパ解除状
態になるので表示部4は自由に表示部収納状態とするこ
とが出来る。次に例えば搬送モータ402bを所定量駆
動するか、あるいはペーパーセンサ511により記録媒
体6が排出されたことが確認されるようになるまで搬送
モータ402bを駆動することにより記録媒体を排出す
る。そして、記録終了をCPU502が実行中のソフト
ウエアに通知したり、外部インターフェイスを通して周
辺装置に通知したりして記録動作完了となる。
【0054】以上本実施例のように記録手段の使用時以
外にはキャリア移動経路部あるいは記録媒体移動経路部
等の空間に表示手段の一部を配置できるように構成する
ことにより以下のような効果が得られる。
【0055】すなわち、装置内の空間が有効に利用され
小型化が実現できる。また、記録動作中には空間の共有
をしないように構成することにより誤操作や事故による
機械の故障や破損を防止することが出来る。さらに、記
録が終了した記録媒体が表示装置の前面に排出されるた
め、記録結果の確認が容易に行なえる。
【0056】さらに、記録手段が表示手段より操作者側
に来るので、インクなどの消耗品の交換等が容易に行な
えるようになり操作性が向上する。
【0057】(第1実施例の変形例) 第1実施例では記録手段のキャリア移動空間に配置され
る部材としてバッテリーを配置したがこれには拘束され
ず、例えば以下の物などを配置することができる。すな
わち、表示器10のバックライトの光源、主制御コント
ローラ501やプリンタコントローラ507あるいはス
イッチ類などの電気回路、FDDやHDDなどの外部記
憶装置、モデムなどの外部インターフェイスに接続する
周辺機器などである。
【0058】さらに本実施例では記録手段のキャリア移
動空間に表示装置に固定された部材の一部が配置される
ように構成したが本発明はこれには拘束されず、移動可
能な部材の一部が配置されるようにしても良い。すなわ
ち、乾電池などの取り外し可能なバッテリー、例えばR
OMカードやRAMカードなど取り外し可能な電気回路
の一部、磁気カードなどの記憶媒体、交換用のヘッドカ
ートリッジ、ロール状に巻回した記録媒体、等を配置し
ても良い。
【0059】このように構成することによって実施例1
で得られる効果と合せ、さらに従来配置場所が限られて
いて操作性を犠牲にしていた部材などを配置でき設計の
自由度の向上、操作性の向上などの効果が得られる。
【0060】(第2実施例) 第1実施例に於いては表示手段の一部がキャリア移動経
路部あるいは記録媒体移動経路部等の空間を共有してい
たが、本発明はこれには拘束されず、例えば入力手段の
一部がキャリア移動経路部や記録媒体移動経路部等の空
間を共有するように構成しても良い。
【0061】図9に入力手段の一部がキャリア移動経路
部や記録媒体移動経路部等の空間を共有するように構成
した例の斜視図を示す。同図に於いて第1実施例と重複
する番号の説明は省略する。
【0062】27はキーボード部3の前端に設けられキ
ーボード部を回動可能に支持しているキーボードヒン
ジ、である。
【0063】表示部4をヒンジ部4a介して回動するこ
とによって、表示部4のヒンジ4a近傍に設けたヒンジ
レバー28(図示していない)が回動し、キーボード部
3は装置本体1に対してその前縁の両端に設けられたキ
ーボードヒンジ27を介して回動する。表示部4のヒン
ジ4aはキーボード部3を押しても表示部3が動かない
程度のフリクション圧を持っている。
【0064】本実施例においては収納状態においてヘッ
ドカートリッジ101をホームポジションに固定するよ
うにして、前述の回動可能のキーボード部3が収納時に
キャリア移動経路部あるいは記録媒体搬送経路等の空間
にはまり込むように構成する。
【0065】なお、キーボード部3が装置本体1に対し
て上方に回動している状態にあるかあるいはキーボード
部3が収納状態にあるかはキーボード部3あるいは装置
本体1の内部に設けられたキーボードセンサ(不図示)
によって検知することができる。
【0066】なお記録動作中に操作者が誤って表示部4
を収納状態とした場合には、キーボード部3とヘッドカ
ートリッジ101が干渉してプリンタの破壊や故障を引
き起こす可能性があるが、これを防止する手段について
図10を用いて説明する。図10(a),(b)はプリ
ンタ部2及びキーボード部3の下方を装置本体上方より
眺めた図を示している。33はストッパプレートであり
図示せざるガイドによって図の左右方向にのみ移動可能
であるように支持され、さらにストッパバネ34によっ
て図の矢印方向の力を付勢されている。
【0067】図10(a)はヘッドカートリッジ101
がホームポジションに位置する場合を示している。この
状態ではストッパプレート33はヘッドカートリッジ1
01あるいはキャリア102によってその一端が図の左
方向に押圧されており、ストッパプレート33は筐体内
に隠れてキーボード部3に設けられたストッパ軸31は
自由に移動することが可能である、ストッパ解除状態で
ある。次に記録動作が開始されると、図10(b)の状
態になる。同図に於いてストッパプレート33はストッ
パバネ34の付勢力によって図の右方向に移動しており
筐体によって停止させられる位置で固定されている。こ
の状態ではストッパプレート33と対する位置にあるス
トッパ軸31が干渉し、キーボード部3が下方に回動移
動出来ない、ストッパ設定状態となっている。この状態
に於いてキーボード部3がキャリア移動経路部あるいは
記録媒体搬送経路部等の空間に入り込まないようにスト
ッパ軸31の長さが設定されている。
【0068】また、再びヘッドカートリッジ101ある
いはキャリア102がホームポジションに復帰すること
によりストッパ解除状態になり得る。
【0069】以上のような構成によりプリンタ部2の記
録動作中にはキーボード部を収納できないようになって
いる。
【0070】第2実施例では表示部4を回動することに
よって、キーボード部3が上方に回動することによって
キーボード部3がキャリア102移動経路部の空間から
退避した例を説明したが、キーボード部3がスライド移
動して退避したり、表示部4の回動と連動せずしてキー
ボード部3をスライドしたり、回動することによってキ
ーボード部3がキャリア移動経路部の空間から退避する
ように構成してもよい。
【0071】また、本実施例ではキーボード部3のみを
キャリア移動経路部から退避しているが、キーボード部
3をスライドしたり、回動することによってキーボード
部3の下部に設けたバッテリー,IC,スイッチ,サブ
表示器,ACコード,アダプタ,コネクタ等の電気部
品、ROMカード,RAMカード,磁気カード,フロッ
ピーディスクドライブ,ハードディスクドライブ,CD
ROM等の外部記録装置、モデム等の通信装置、ロール
紙,カラーインクカートリッジなどの交換用のインクカ
ートリッジ等のサプライ品等の装置部品がキャリア移動
経路部から退避してもよい。
【0072】また、本実施例では表示部4を回動するこ
とによって、キーボード部3が連動してキャリア移動経
路部から退避しているが、表示部4を回動することによ
ってキーボード部3以外の装置部品が連動してキャリア
移動経路部から退避してもよい。
【0073】また、本実施例では表示部4を回動するこ
とによって、キーボード部3が連動してキャリア102
の移動経路部から退避しているが、表示部4以外の装置
部品をスライドまたは回動してキーボード部3以外の装
置部品が連動してキャリア102の移動経路部から退避
してもよい。
【0074】なお、上記実施例では、プリンタ等各部を
一体に具えた情報処理装置について説明したが、必ずし
もこれに限定されない。例えば、各部が着脱可能で、こ
れらが一体に装着されて上記と同様の情報処理装置を構
成したときには所定の力で互いを保持し、一体に持ち運
べるようなものであってもよい。
【0075】以上本実施例のように記録手段の使用時以
外にはキャリア移動経路部あるいは記録媒体移動経路部
等の空間に入力手段の一部を配置できるように構成し、
さらに記録動作中には空間の共有をしないように構成す
ることにより実施例1で示した効果に加えてさらに以下
のような効果が得られる。
【0076】即ち、キーボード部3の上部を上方に回動
固定することによって、キーボード部3がθ度傾むくた
め操作者はキーボードを操作し易くなる。
【0077】(第3実施例) 第1実施例では表示手段の一部とキャリア移動経路ある
いは記録媒体搬送経路等の空間を共有するように構成し
たが、これには拘束されず例えば記憶手段と前記空間を
共有するようにしても良い。
【0078】第3実施例においては非記録動作状態にお
いてヘッドカートリッジ101をホームポジションに固
定するようにして、外部記憶装置14の一部が収納状態
においてキャリア102移動経路部の空間にはまり込む
ように構成する。図11に上記のように構成した例の斜
視図を示す。同図に於いて実施例1と共通の番号の説明
は省略する。19は収納時にプリンタを覆うプリンタカ
バー、である。
【0079】外部記憶装置14は収納した状態において
は装置本体1の内部に納まっており、その一部は前記キ
ャリアの移動経路部の空間の一部と共有している(以
下、この状態を外部記憶装置収納状態と言う)。この状
態での外部記憶装置14へのディスクの差し替えなどは
出来ないので、事実上使用は出来ない。ただし、外部記
憶装置14としてハードディスクなど外部からの操作が
必要でない物を配した場合には、外部記憶装置収納状態
においても外部記憶装置14の使用には差し支えない。
【0080】外部記憶装置14は装置本体1に対して側
方にスライド可能に設置されており、装置本体1側方に
設けられた穴から外部に突出するようになっており、装
置本体1から外部記憶装置14の操作部が全て出たとこ
ろで図示せざるストッパーによってそれ以上のスライド
移動が防止され固定されるように構成されている(以
下、この状態を外部記憶装置使用状態と言う)。装置本
体1と外部記憶装置14は図示せざるフレキシブルなケ
ーブルによりつながっており、外部記憶装置使用状態に
おいても外部記憶装置収納状態においても電気的あるい
は光学的に接続されている。また本実施例においては従
来1台のフロッピーディスクしか設置できなかった装置
本体1の側面のスペースから、外部記憶装置14を取り
出せるようにして2台配設している。また、従来はディ
スクなどの挿入方向が側面からであり、操作性の点で劣
っていたが、本実施例ではディスクなどの挿入を装置本
体1の正面から行なえるようにしている。
【0081】外部記憶装置使用状態から外部記憶装置収
納状態に移行する手段は、本実施例においては例えば手
動操作により外部記憶装置14を装置本体1内に押し戻
すことによって移行し得る。また、外部記憶装置収納状
態においては図示せざるロック機構により外部記憶装置
14はロックされ、移動に際して出てきたりすることは
ない。
【0082】なお記録動作中に操作者が誤って外部記憶
装置14を外部記憶装置収納状態とした場合には、外部
記憶装置14とヘッドカートリッジ101あるいはキャ
リア102が干渉してプリンタの破壊や故障を引き起こ
す可能性があるが、これを防止する手段について以下に
述べる。
【0083】図12はプリンタ部2を上方より眺めた模
式図である。同図に於いて、33は摺動軸104に固定
されたストッパプレート、36は摺動軸104に固定さ
れたストッパカム、である。
【0084】図12(a)はヘッドカートリッジ101
がホームポジションに位置している場合を示している。
この状態ではヘッドカートリッジ101あるいはキャリ
ア102がストッパカム36を押しつけた状態になって
おり、ストッパカム36の回転によって摺動軸104が
回転し、ストッパプレート33が回転することによって
外部記憶装置14の出入りを制限するストッパは解除さ
れた状態である。
【0085】次にプリンタ部2が記録動作にはいると、
ヘッドカートリッジ101あるいはキャリア102は図
中矢印aの方向に進むので、図示せざるコイルバネの働
きによってストッパカム36は図中矢印bの方向に回転
し、図12(b)の状態にいたる。ストッパカム36は
図示せざる回転角度ストッパの範囲まで回転して停止す
るが、その際に摺動軸104も同時に回転するのでスト
ッパプレート33が外部記憶装置14の出入りを制限す
る角度まで回転し、停止する。この状態では外部記憶装
置14を押し込もうとしてもストッパによってその動き
が制限されて押し込むことの出来ない、ストッパ設定状
態である。この状態はヘッドカートリッジ101あるい
はキャリア102が再びホームポジションに復帰するこ
とにより、ストッパ解除状態になることが出来る。
【0086】以上本実施例のように記録手段の使用時以
外にはキャリア移動経路部あるいは記録媒体移動経路部
等の空間に記憶手段の一部を配置できるように構成し、
さらに記録動作中には空間の共有をしないように構成す
ることにより実施例1で示した効果に加えてさらに以下
のような効果が得られる。
【0087】装置の表面積が広がるため、従来1台の外
部記憶装置しか配設できなかった側表面のスペースに2
台以上の外部記憶装置を配設できるようになり装置表面
の利用効率が上がる。
【0088】また、ディスクなどの挿入方向を操作者の
正面からとすることができるので、操作性が向上する。
【0089】(第3実施例の変形例) 第3実施例においては外部記憶装置14がプリンタ部2
に対してキャリア102の主走査方向にスライドして移
動可能としたが、これには拘束されず、別の方向に移動
するように構成しても良い。
【0090】図13にプリンタ部2に対して外部記憶装
置14がその副走査方向にスライド移動するように構成
した例の模式的斜視図を示す。第1実施例と同様な構成
部材は同一の番号で示してある。
【0091】外部記憶装置14は装置本体1に対して上
下方向に移動可能に構成されており、外部記憶装置収納
状態においては、キャリア102や記録媒体6の移動空
間などの一部と外部記憶装置14の一部が空間を共有す
るように収納されているが、外部記憶装置使用状態に遷
移すると、キャリア102や記録媒体6の移動空間など
から外部記憶装置14が上方に退避して、記録動作が行
えるようになる。
【0092】図14(a)、(b)及び図15(a)、
(b)に外部記憶装置14の移動機構の例を示す。同図
において、37は外部記憶装置14を平行に上下させる
ためのリンク機構である記憶媒体パンタグラフ、38は
記憶媒体コロ、であり、図5あるいは図6と同じ部材は
同一番号で示しその説明は省略する。図14(a)は外
部記憶装置収納状態を示している。この状態でキャリア
102はホームポジションにあり、外部記憶装置14と
は接していない。図14(b)に示すのは図示せざるロ
ック機構によって記憶媒体パンタグラフ37がロックし
て外部記憶装置使用状態となったところである。
【0093】外部記憶装置使用状態から外部記憶装置収
納状態に移動させるには前述の図示せざるロックを解除
することによって、重力で外部記憶装置14が下降し得
るが、プリンタ部2の記録動作中に外部記憶装置収納状
態に移動させると、ヘッドカートリッジ101と干渉し
てしまうので、これを防止する手段について図15
(a)、(b)を用いて説明する。図15はプリンタ部
2を装置本体1の正面から眺めた断面図である。図15
(a)は外部記憶装置収納状態である。ここではヘッド
カートリッジ101がホームポジションに位置してい
る。
【0094】図15(b)は外部記憶装置使用状態であ
る。プリンタ部2の記録動作時にはヘッドカートリッジ
101は図に示す状態よりもさらに矢印方向に位置して
いるが、もし記録動作中に外部記憶装置収納状態にしよ
うとするとヘッドカートリッジ101の上方に設けられ
た記憶媒体コロ38に外部記憶装置の底面があたり、そ
れ以上下降しなくなる。このときヘッドカートリッジ1
01は記憶媒体コロ38があるためにそれほど移動の抵
抗が増加せず、主走査方向に移動することが出来る。そ
して記録範囲の最左端(すなわち図に示す状態)までヘ
ッドカートリッジ101が移動してきたところで外部記
憶装置14底面にある突起に乗り上げて、外部記憶装置
使用状態の位置に復帰することが出来る。
【0095】このように構成することによって実施例1
で得られる効果と合せ、さらに以下の効果が得られる。
すなわち、外部記憶装置14が装置本体1の側方などに
突出することがないので、設置面積が増えることなしに
構成部材を増やすことができ、省スペースになる。
【0096】(第4実施例) 第1実施例では表示手段の一部とキャリア移動経路ある
いは記録媒体搬送経路等の空間を共有するように構成し
たが、これには拘束されず例えば記録媒体搬送手段と前
記空間を共有するようにしても良い。
【0097】第4実施例では収納状態に於いて記録媒体
搬送手段の一部がキャリア移動空間あるいは記録媒体搬
送空間等の空間に入り込むように構成している。図16
に本実施例の構成を示す模式的斜視図を示す。
【0098】同図に於いて39はヘッドカートリッジ1
01あるいはキャリア102に設けられたキャリアコ
ロ、210は記録が終了した記録媒体を引き上げて排出
するための排紙ローラユニット、である。
【0099】本実施例においてはプリンタ部収納状態に
おいてヘッドカートリッジ101をホームポジションに
固定するようにして、前述の排紙ローラユニット210
が収納時にキャリア移動経路部あるいは記録媒体搬送経
路部の空間に図中の矢印方向に回転移動することにより
はまり込むように構成する。
【0100】なお記録動作中に操作者が誤って排紙ロー
ラユニット210をプリンタ部収納状態とした場合に
は、排紙ローラユニット210とヘッドカートリッジ1
01が干渉してプリンタの破壊や故障を引き起こす可能
性があるが、これを防止する手段についてプリンタ部2
を正面から眺めた模式的断面図である図17(a)、
(b)を用いて説明する。
【0101】図17(a)はヘッドカートリッジ101
がホームポジションに位置している場合を示している。
この状態で排紙ローラユニット210を収納することは
可能である。図17(b)はプリンタ部2が記録動作中
を示している。この状態で排紙ローラユニット210を
収納しようとして図の正面方向に回転移動させようとす
ると、キャリア102に設けられたキャリアコロ39と
干渉し回転移動できないように構成されている。この場
合の干渉はコロを介しているのでキャリアの移動に対し
てそれほど大きな負荷にならず、キャリアは主走査方向
の運動を続けることが出来る。
【0102】以上のように構成することにより、実施例
1の効果に加え以下のような効果が得られる。すなわ
ち、排紙ローラユニットを設けたことによりプリンタ部
2から確実に記録媒体を排出することができ信頼性が向
上する。また、記録媒体の下端が記録位置を通過するま
で記録媒体を保持していられるので下端まで記録が可能
となり、記録不可能な余白が減少する。
【0103】(その他の実施例) なお、本発明は、上述のように種々の方式によるプリン
タを採用でき、インクジェット記録方式のものを用いる
場合にも種々の方式を採るものを用いることができる
が、その中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電
気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギによ
りインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記
録装置を用いた場合において優れた効果をもたらすもの
である。かかる方式によればヘッドの小型化とともに記
録の高密度化,高精細化が達成できるからである。
【0104】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0105】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0106】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0107】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0108】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0109】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0110】また、本発明の実施例としては記録手段部
にいわゆるシリアル形態のプリンタを用いたが、本発明
はこれには拘束されず、例えば記録媒体の主走査方向最
大幅に対応したフルライン形態のヘッドを用いたライン
形態のプリンタを用いて構成しても良いことは言うまで
もない。なお、この場合は例えば記録ヘッドが当接、退
避を繰り返して記録を行なうカラープリンタなどに適用
できる。
【0111】さらに加えて、本発明の形態としては、ホ
ストコンピュータ等の端末として用いられるもの、リー
ダ等と組合されるもの、記録ヘッドと読取りヘッドとの
置換が可能なもの、さらにはファクシミリ機能を有する
もの等であってもよい。
【0112】さらに、前述した実施例では記録手段とし
てインクジェット記録方式を用いた例を示したが、本発
明の記録手段はインクジェット記録方式に限定する必要
はなく、他にも熱転写記録方式や感熱記録方式、更には
ワイヤードット記録方式等のインパクト記録方式以外の
記録方式であっても適用し得る。
【0113】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
装置の小型化が可能となり運搬性の向 上、および省スペ
ース化が可能となる。そして、記録動作中には記録手段
の記録のための部材が存在する空間に可動部材が入り込
むことがないために誤操作や事故による機械の故障や破
損を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明情報処理装置の第1実施例を示す模式的
斜視図である。
【図2】第1実施例の本発明情報処理装置を収納した時
の側断面図である。
【図3】第1実施例のプリンタ使用時における装置側断
面図である。
【図4】第1実施例のプリンタ使用時における装置側断
面図である。
【図5】第1実施例のプリンタ部の斜視図である。
【図6】第1実施例の制御系の構成例を示すブロック図
である。
【図7】(a)および(b)は第1実施例のストッパ機
構を示す模式図である。
【図8】第1実施例の記録処理手段の一例を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明情報処理装置の第2実施例を示す模式的
斜視図である。
【図10】(a)および(b)は第2実施例のストッパ
機構を示す模式図である。
【図11】本発明情報処理装置の第3実施例を示す模式
的斜視図である。
【図12】(a)および(b)は第3実施例のストッパ
機構を示す模式図である。
【図13】本発明情報処理装置の第3実施例の変形例を
示す模式的斜視図である。
【図14】(a)および(b)第3実施例の変形例の側
断面図である。
【図15】(a)および(b)は第3実施例の変形例の
ストッパ機構を示す正面図である。
【図16】本発明情報処理装置の第4実施例を示す模式
的斜視図である。
【図17】(a)および(b)は第4実施例のストッパ
機構を示す模式図である。
【図18】情報処理装置の従来例を示す模式的斜視図で
ある。
【図19】情報処理装置の従来例を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 …装置本体 2 …プリンタ部 3 …キーボード部 4 …表示部 4a …ヒンジ 5 …回路部 6 …記録媒体 10 …表示器 11 …バッテリー 13 …コネクタ 14 …外部記憶装置 15 …ラッチフック 16 …ラッチ穴 17 …開閉状態センサー 19 …プリンタカバー 27 …キーボードヒンジ 28 …ヒンジレバー 31 …ストッパ軸 32 …ストッパ穴 33 …ストッパプレート 34 …ストッパバネ 35 …プレートストッパ 36 …ストッパカム 37 …パンタグラフ 38 …記憶媒体コロ 39 …キャリアコロ 101 …ヘッドカートリッジ 102 …キャリア 103 …リードスクリュー 104 …摺動軸 105 …螺旋溝 201 …搬送ローラ 202 …ピンチローラ 205 …搬送ローラギア 206 …アイドラギア 207 …プラテン 208 …記録媒体ガイド板 209 …給紙口 210 …排紙ローラユニット 301 …回復ユニット 302 …キャップ 402a…キャリアモータ 402b…搬送モータ 402c…回復モータ 501 …主制御コントローラ 502 …CPU 503 …RAM 504 …ROM 505 …タイマ 506 …インターフェイス部 507 …プリンタコントローラ 508 …ヘッドドライバ 509 …モータドライバ 510 …キャリアセンサ 511 …ペーパーセンサ 512 …外部インターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/23 H04N 1/23 Z 101 101Z (56)参考文献 特開 昭59−93369(JP,A) 特開 昭63−41171(JP,A) 特開 昭63−252766(JP,A) 特開 昭61−35981(JP,A) 特開 昭62−234963(JP,A) 実開 昭61−102554(JP,U) 実開 昭63−31948(JP,U) 実開 平1−97957(JP,U) 実開 昭62−25565(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/00 B41J 3/36 B41J 29/54 G06F 3/12 G06F 15/02 320 H04N 1/23

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段による記録動作時には記録のた
    めの部材が存在し、非記録動作時には前記記録のための
    部材が存在しない空間を有し、複数の位置を取り得るご
    とく可動な可動部材の少なくとも一部が、前記非記録動
    作時には前記記録のための部材が存在しない空間に移動
    可能な記録装置であって、 少なくとも記録動作時には、前記可動部材の少なくとも
    一部が、前記非記録動作時に前記記録のための部材が存
    在しない空間に移動することを防止する防止手段を、キ
    ャリアの移動に連動して設定あるいは解除するよう構成
    したことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
    てインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置
    である請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
    て電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体による熱エ
    ネルギーを利用してインクを吐出して記録を行うインク
    ジェット記録装置である請求項2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
    て電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体による加熱
    によって生ずる気泡の成長により、インクを吐出口より
    吐出して記録を行うインクジェット記録装置である請求
    項3記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 情報を入力するための入力手段と、前記
    情報を表示するための表示手段と、前記情報を記録する
    ための記録手段と、前記情報を処理するための記憶手段
    と、記録媒体を搬送するための記録媒体搬送手段とを有
    し、 前記記録手段による記録動作時には記録のための部材が
    存在し、非記録動作時には前記記録のための部材が存在
    しない空間を有し、複数の位置を取り得るごとく可動な
    可動部材の少なくとも一部が、前記非記録動作時には前
    記記録のための部材が存在しない空間に移動可能に構成
    し、 少なくとも記録動作時には、前記可動部材として記録媒
    体を搬送するための記録媒体搬送手段の少なくとも一部
    が、前記非記録動作時に前記記録のための部材が存在し
    ない空間に移動することを防止する防止手段を設けたこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、信号に応じてインクを
    吐出して記録を行うインクジェット記録手段である請求
    項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、信号に応じて電気熱変
    換体に通電し、前記電気熱変換体による熱エネルギーを
    利用してインクを吐出して記録を行うインクジェット記
    録手段である請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記録手段は、信号に応じて電気熱変
    換体に通電し、前記電気熱変換体による加熱によって生
    ずる気泡の成長により、インクを吐出口より吐出して記
    録を行うインクジェット記録手段である請求項7記載の
    情報処理装置。
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