JP2908579B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2908579B2
JP2908579B2 JP3034703A JP3470391A JP2908579B2 JP 2908579 B2 JP2908579 B2 JP 2908579B2 JP 3034703 A JP3034703 A JP 3034703A JP 3470391 A JP3470391 A JP 3470391A JP 2908579 B2 JP2908579 B2 JP 2908579B2
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に関し、
特に表示部と記録部とを備えた例えばパーソナルコンピ
ュータ,ワードプロセッサ,電子タイプライタなどの情
報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来パーソナルコンピュータ,ワードプ
ロセッサ,電子タイプライタなどの情報処理装置におい
て、キーボードなどの操作入力部および表示部が一体と
なったものがある。また近年では、所謂ラップトップタ
イプと呼ばれるもののように、表示部が回動自在に操作
入力部を有する本体に支持され、収納時には表示部が操
作入力部の上に重なり、使用時には表示部を起こすよう
に構成された、運搬性,収納性に優れた小型のものも数
多く見られている。この種装置では、本体後方(表示器
の裏面側)にプリンタ部が搭載されているものが多い。
【0003】また、ノートタイプもしくはブックタイプ
と呼ばれ、さらに携帯性,収納性に優れる小型,薄型の
情報処理装置も出現してきており、これに伴いプリンタ
も小型かつ廉価なものとし、ユーザにとってより手軽に
用いることのできるものが提案されている。このタイプ
の装置においても、プリンタは本体後方に設けられてい
る。
【0004】一方、表示部を有する装置本体に対して操
作入力部を折りたたみ可能に構成し、表示器背部の装置
本体内にプリンタを収納し、本体上部より記録媒体の挿
入・排出を行うようにしたものもある。
【0005】さらに、表示器をCRTとした所謂据置型
と呼ばれるものに多く見られるが、そのような表示器上
部にプリンタを配置したものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらのような種々の
情報処理装置を踏まえた上で、本発明者らは情報処理装
置にプリンタを配設するにあたり次のような技術的課題
があることを見出した。すなわち、 (1)記録媒体の厚みの制約を受けないこと。すなわ
ち、通常用いられる記録媒体の他に、葉書,封筒などの
厚い記録媒体(以下厚紙という)に対して記録を行う場
合があるが、そのような厚紙に対しても搬送の不都合が
生じずに良好な記録を行い得るようにすることである。
【0007】(2)記録を実行させるに要する操作が煩
雑でなく、操作性の高いこと。
【0008】(3)記録動作過程において記録物の視認
性が高いこと。すなわち例えば表示画面と対照しつつ記
録動作の結果出力されてくる記録媒体を見易いこと。
【0009】(4)以上を満たしつつ情報処理装置の小
型化を実現できること。
【0010】等である。
【0011】これらに対し、従来の情報処理装置は充分
に対応できるものではなかった。
【0012】まず、上記したような情報処理装置に共通
する問題点として、それら装置では概ね記録媒体をプラ
テンローラに巻き付けて搬送記録を行うプリンタが設け
られていたため、葉書や封筒等の厚紙の搬送性を考慮す
ると紙送りローラの小径化にも限度があり、厚紙を折っ
てしまわないようにする上で大きなスペースを必要と
し、従ってプリンタユニットをある程度以下には小さく
できなかった。
【0013】これについては、上記したノートタイプも
しくはブラックタイプと呼ばれるものの中には、プリン
タを本体に対し着脱可能に、もしくは本体に対し回動し
て引き起こすことが可能に設け、取外した状態もしくは
引き起こした状態で水平面内の記録媒体搬送を行うよう
にすることにより、記録媒体搬送ローラ(紙送りロー
ラ)の小径化を図ってプリンタユニットの小型化を達成
するとともに、厚紙対応も可能としたものも見られる。
しかし構成上、記録に際してプリンタ部をいちいち分離
したり、もしくはプリンタ部を回転して引き起こすとい
う煩雑な操作が必要であった。また、回動を行うもので
は、そのための機構をも要し、プリンタ部の小型化を阻
害することになる。
【0014】さらに、プリンタ部が表示部の後方に設け
られた情報処理装置にあっては、プリンタ部に対する記
録媒体のセットのために表示部をたたむ操作を要するの
みならず、記録過程において記録物と表示画面との対照
を居ながらにして行うことができなかった。
【0015】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
もので、上記課題のすべて、もしくは大半を解決できる
情報処理装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
情報処理装置において、情報を入力するための入力部
と、装置本体に回動可能に設けられ、前記入力部に重な
るように該装置本体に対して折りたたみ可能である表示
部と、該表示部の回動端側の端部に設けられた記録部
と、前記記録部に配された記録媒体搬送経路と、前記記
録部を、前記記録媒体搬送経路が前記表示部の背面側に
開放され該記録部による記録の実行を可能とする位置
と、該記録媒体搬送経路が閉塞され該記録部による記録
を行わない位置とにおいて移動可能に保持する保持機構
と、を有し、前記表示部が折りたたまれている際にその
折りたたまれている状態を前記装置本体に対して保持す
べく、該表示部と該装置本体とを係合させるための係合
部が前記表示部と前記装置本体部とに設けられ、前記記
録部が記録を行わない位置において該係合部が互いに係
合し、該記録部による記録の実行を可能とする位置にお
いて該係合部の係合状態が解除されることを特徴とす
る。
【0017】ここで、前記記録部による記録動作に際
し、前記記録媒体が前記背面に沿って前記記録部による
記録位置に搬送されるようにすることができる。そし
て、前記記録部の上部からセットされた記録媒体を前記
記録部を通して前記背面方向に引込み、当該記録媒体の
上端縁近傍を前記記録位置に設定する手段を具えること
ができる。
【0018】また、前記背面に設けられ、前記背面に沿
った搬送をガイドするガイド部材を具えることができ
る。
【0019】さらに、前記表示部が立上がる部位近傍に
設けられ、前記記録媒体の下端縁をガイドする第2ガイ
ド部材を具えることができる。
【0020】
【0021】
【0022】また、前記第2ガイド部材は、前記表示部
が折りたたまれているときに前記表示部または前記装置
本体に折りたたまれ、前記表示部が立上げられていると
きに前記下端縁をガイド可能な位置に設定されるように
することができる。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】以上の種々の情報処理装置において、前記
記録部はインクジェット記録装置であることができる。
【0033】ここで、前記インクジェット記録装置は、
インク吐出のために利用されるエネルギとしてインクに
膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する素子を設けた
記録ヘッドを有するものとすることができる。
【0034】または、前記記録部は熱転写記録装置であ
ることができる。
【0035】あるいは、前記記録部は感熱記録装置であ
ることができる。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】以上の種々の情報処理装置において、前記
表示部は、液晶表示器またはプラズマディスプレイを表
示器として有することができる。
【0041】
【作用】本発明によれば、記録部を表示部に一体化し、
表示部の背面に沿って記録媒体を搬送するようにしたの
で、装置の大型化を伴うことなく、厚紙に対しても良好
な記録を行うことが可能となる。
【0042】また、記録を実行させるに要する記録媒体
のセットの操作が煩雑でなく、操作性を高めることがで
きる。さらに、記録動作過程や記録後において記録物の
視認性を高め、例えば表示画面と対照しつつ記録動作の
結果出力されてくる記録媒体を見易くすることができる
ようになる。
【0043】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0044】図1および図2は、それぞれ、本発明に係
る情報処理装置の一例を示す正面側斜視図および背面側
斜視図である。まず、図1において、1は装置本体であ
り、文字、数字その他キャラクタを入力するためのキ
ー、各種指令を与えるためのキー等を設けた操作入力部
としてのキーボード3を有している。5は表示部であ
り、キーボード3によって入力した情報や装置内で処理
された情報等を表示する表示画面7を有する。この表示
器7としては、表示部5を薄くすることができるととも
にその背面を平坦にすることができることから、液晶表
示器、プラズマディスプレイなどを用いることができ
る。また、表示を見易くするために光源が配設される場
合には、バックライト型とすることもでき、さらに薄形
化を図るためにサイドライト型とすることもできる。
【0045】9は図示の状態(装置の使用状態)におい
て表示部5の上部に位置するように表示部5に一体に設
けたプリンタ部であり、記録媒体11に対してキーボー
ド3によって入力した情報や装置において処理された情
報の記録を行う。13はプリンタ部9に設けられ、記録
媒体11を挾持搬送するための一対のローラを離隔させ
るためのリリースレバーである。プリンタ部9の詳細に
ついては図3および図4につき後述する。
【0046】上部にプリンタ部9を一体に有した表示部
5は、本体1に設けたヒンジ軸15を中心に回動可能で
あり、装置使用時には図に示すように開放され、収納時
にはキーボード部3上に折りたためるようになってい
る。17は表示部5側に設けたラッチフック、19は本
体1側に設けられて表示部5の折りたたみ時にラッチフ
ックを受容するラッチ穴であり、その内部に設けた係止
部にフック19が係合して表示部5の不所望の開放を阻
止する。
【0047】本例において、プリンタ部9は図1中矢印
で示すように手前方向と背面方向とに表示部5の上端面
上を摺動可能に保持されており、最も手前側に位置する
ときに表示部5の背面からプリンタ部9が突出しない収
納時位置(非使用時位置)をとり、最も背面側に位置す
るときにプリンタ部9の下端面の少くとも一部が表示部
5の上端面からずれて突出する記録時位置(使用時位
置)をとる。そして、この記録時位置にあるときに、図
2に示すように記録媒体11の搬送経路が確保される。
また、本例では、プリンタ部9の摺動位置とラッチフッ
ク17の位置とを関連づけ、プリンタ部9が手前側に位
置するときにラッチフック17がラッチ穴19内部の係
止部と係合する位置をとり、奥側に位置するときに係合
が解除される位置をとるようにする。これについては、
図5について後述する。
【0048】なお、図2において21は記録媒体11の
円滑にして斜行,蛇行等の不都合のない搬送状態および
セット操作を得るために設けた一対のガイド部材であ
る。すなわち、本例では記録媒体11は表示部5の背面
に沿って、屈曲なく平面内で搬送されることになる。ガ
イド部材21は、種々のサイズの記録媒体に対応すべ
く、一方もしくは両方がガイド間隔を広げる方向および
狭める方向に可能であってもよい。
【0049】図3はプリンタ部9の一例として、インク
ジェット記録装置形態のプリンタ部の概略構成例を示す
模式的斜視図である。
【0050】ここで、101はヘッドカートリッジであ
り、主にインクジェット記録ヘッドとインクタンクとを
一体に有してなるものである。ヘッドカートリッジ10
1は例えば図3に示したインクジェット記録装置に着脱
自在に装着されるものであり、インクタンク内のインク
が使い尽された時点で、新たなヘッドカートリッジと交
換することができる。
【0051】記録ヘッドは、インク吐出に利用される熱
エネルギを発生する複数の電気熱変換素子およびこれを
駆動するための駆動回路が形成された基板と、この基板
上に上記複数の電気熱変換素子の各々に対応した吐出口
および液路、さらには各液路に連通する共通液室を構成
するための天板が積層されることによって構成される。
そして、このようにして構成された記録ヘッドの吐出口
を配列した吐出口面が記録媒体11に対向するように装
置に搭載される。
【0052】インクタンクは、ヘッドカートリッジ10
1の大部分を占めるものであり、その内部にインクを貯
留するためのインク貯留室を具えている。なお、表示部
5内の表示器7の裏面を通す等して適切なインク供給路
が形成できるのであれば、本例のようなインクタンク一
体型のヘッドカートリッジを用いる代りに、記録ヘッド
のみが装置に搭載されるようにしてもよい。
【0053】ヘッドカートリッジ101を搭載するキャ
リッジ103は、駆動モータ105の正逆回転に連動し
て不図示の伝動機構を介して回転するリードスクリュー
107の螺旋状溝109に対して係合するピン(不図
示)を有し、リードスクリュー107の回転に伴って矢
印a,b方向に往復移動される。108はキャリアの回
動を規制するキャリアガイド軸である。なお、この装置
および記録ヘッドと装置本体との電気信号接続のための
構成の図示は図7において省略されており、その詳細
は、例えば本願人による特願平1−241081号公報
に開示されているものを用いることができる。
【0054】111は回復ユニットであり、ヘッドカー
トリッジ101の記録領域外の所定位置(例えばホーム
ポジション)においてヘッドカートリッジ101の吐出
口面に対向するキャップ103と、これを吐出口面に当
接させて非記録時等においてその保護を行わせるための
キャップ進退駆動部(不図示)とを有している。また、
当該当接時において吐出口よりインクを吸引し、増粘イ
ンク,塵埃,気泡等を吐出することによりインク吐出状
態を良好にするためのポンプや、吸引された廃インクを
貯留する部材が設けられてもよい。
【0055】115は記録媒体11を図中f方向に搬送
するための搬送ローラ、117は記録媒体11を搬送ロ
ーラ115に対して押圧するピンチローラであり、これ
ら一対のローラ間に挾持されて記録時には記録媒体11
が図中f方向に間欠送りされる。搬送ローラ115は、
その軸119が適宜の伝動機構を介してモータ121に
係合し、駆動力の伝達を受ける。また、ピンチローラ1
17はリリースレバー13の操作によって搬送ローラ1
15に対し当接・離隔が可能である。
【0056】123はリリースレバー13の回動軸、1
25はレバー13に設けたコロである。127はピンチ
ローラ軸、129はピンチローラ軸127に設けられ、
レバー13の回動に伴ってコロ125と係合し、ピンチ
ローラ117を搬送ローラ115から離隔する方向に付
勢する力を受容するカムである。
【0057】131は記録媒体11の被記録面を平坦に
規制するためのプラテンであり、本例ではプリンタ部筐
体(ベース)133と一体に構成されている。また、こ
のプラテン131に対して記録媒体11を密着させ、記
録媒体11の浮上りを防止するための部材が配設されて
いてもよい。135および137は記録媒体11を検知
すべく記録媒体搬送方向fにおいて記録位置の前後に設
けた一対のセンサである。
【0058】図4(a)および(b)は、それぞれ、搬
送ローラ115に対するピンチローラ117の押圧状態
および離隔状態を示す。
【0059】まず、記録媒体11をローラ対で挾持ない
し搬送するための押圧状態である同図(a)において
は、リリースレバー13はコロ125がカム129に係
合しない位置にあり、従ってピンチローラ117は例え
ば筐体側板139に設けたばね141により搬送ローラ
115に向けて図中P方向に付勢されている。この状態
からレバー13を回動軸123を中心に図中反時計方向
に回動させると、コロ125がカム129と係合し、そ
のテーパ面に乗り上げて図4(b)に示す状態に至る。
従ってピンチローラ117はばね141の付勢力に抗し
て図中R方向に移動し、搬送ローラ115との間に間隙
を生じるに至る。
【0060】プリンタ部9に対する記録媒体11のセッ
ティングは、プリンタ部9の下方から行うこともできる
が、本例では図1および図2の上方から行うものとす
る。その方が記録媒体のセッティング動作が容易である
からである。このとき、ローラ115,117が離隔し
ていれば、その間に記録媒体11を簡単かつ速かに挿入
することができる。そして、適当な挿入位置でリリース
レバー13を同図(a)のような状態に戻せば、ローラ
間に挾持させることができる。そして、このような挾持
を行わせた後、または記録媒体下端面縁を上方から当接
しているローラ間に突当てた状態を得た後に、搬送ロー
ラ115を逆転させて記録時における搬送方向fとは逆
方向の搬送(逆送)を行い、センサ137の出力に基づ
いて記録媒体を所定の記録開始位置に設定(頭出し)す
る。これについては後述する。
【0061】なお、本図(a)および(b)に示す状態
は、例えばリリースレバーの回動範囲に設けたフォトセ
ンサ143によって検知することができる。このセンサ
143の検知信号の使用態様等については後述する。
【0062】図5は表示部5およびプリンタ部9の収納
時(折りたたみ時)の動作の説明図である。これら図に
おいて、151は2本の腕部を有した略L字形状の部材
であり、両腕部の係合部分において表示部5に設けた軸
153のまわりに回動可能に支持されている。そして、
一方の腕部には上述したラッチフック17が形成され、
他方の腕部155の先端部分はプリンタ部9に設けた長
穴157に進入している。
【0063】同図(a)におけるプリンタ部9の位置は
使用時の位置を占めており、この状態では長穴157の
一端部に腕部155の先端部が係合して、ラッチフック
17がラッチ穴19に干渉しない状態にL字形部材15
1が保持されている。
【0064】図5(a)に示す状態からプリンタ部9を
図中下方に押し下げると、腕部155の先端は長穴15
7の他端に係合し、当該押し下げの動作に伴って部材1
51が軸153を中心に図中時計方向に回動する。そし
て、図5(b)の状態では、ラッチフックがラッチ穴1
9の内側の係止部159に引掛かり、これによって表示
部5の思わぬ開放が阻止される。本例装置を使用する際
には、逆に図5(b)に示す状態からプリンタ部9を図
中上方に引上げ、同図(a)に示す状態を得て表示部5
の開放を行えばよい。
【0065】なお、情報処理装置を収納状態とする際、
表示部5を折りたたむ前に、予めプリンタ部9を表示部
5に対し図5(b)に示す位置においても、ラッチフッ
ク17のテーパ面17Aにより表示部5の折りたたみ動
作が阻害されることはない。
【0066】図5は表示部5の収納を説明するのに用い
るべく簡略化したものであるが、部材151の回動やプ
リンタ部9の摺動等を保持をするための部材が設けられ
てよいのは勿論である。例えば、部材151に対しては
これに時計方向の回動習性を付与するばねを配設するこ
とができる。また、プリンタ部9に対しては、いずれか
の摺動方向に付勢を行うばねや、摺動を円滑に行うため
のガイド部材、さらには表示部5に対して図5(a)お
よび(b)に示す位置をそれぞれ保持するためのクリッ
ク等を設けることができる。
【0067】図5より明らかなように、本例では、プリ
ンタ部9が配置される表示部5の上端面とこれに対応す
る装置本体端面とは表示部折りたたみ時にほぼ同一平面
をとり(実際には装置本体端面がやや引込んでいる)、
これにより両端面で形成される領域上のプリンタ部9の
摺動が可能である。また、当該領域上にプリンタ部9の
下端面が非使用時の位置においてほぼ重なり合うように
各部寸法を定めており、これによって折りたたみ時(図
5(b))において装置外面に凹凸が生じないようにし
ている。
【0068】図6は比較的長い記録媒体11の下端部に
折れ等が生じないようにガイドするための構成の一例を
模式的に示す。ここで、161はその下端部を受容すべ
く、図示のように立てられた記録部5の背面の延長上に
本体1に設けた凹部である。また、163は凹部内に記
録媒体下端部を案内するためのガイド面である。
【0069】本例においては、記録媒体のプリンタ部9
に対するセットは、図中上方からローラ対115,11
7間に記録媒体11を挿入する、または記録媒体11を
記録時搬送方向とは逆に搬送することにより行われる
が、比較的長い記録媒体であつても、その下端縁はガイ
ド面163により凹部161にガイドされるので、折れ
等の不都合が生じない。
【0070】図7は記録媒体11のガイドを行う部材の
他の実施例を示す。ここで、171はガイド板であり、
本体1に設けた軸173のまわりに回動可能に支持され
ており、装置の使用時には図7(b)に示すように立て
られて記録媒体11の下端部のガイドを行う。ガイド板
171にはカム腕171Aが一体に設けられ、表示部5
のカム部5Aと係合している。そして、図7(a)に示
す収納状態から表示部5を開放する動作に伴ってガイド
板171が軸173を中心に図中時計方向に回動し、図
7(b)に示す状態では表示部5の背面にカム腕171
Aが突当たって倒れが阻止される。
【0071】本例によれば、表示部5の開放動作に伴っ
てガイド板171が開き、記録媒体をガイド可能な位置
をとることができる。なお、表示部5を折りたたむ際に
は、カム腕171Aとカム部5Aとの表示部5の回動が
阻害されるような望ましくない干渉を避けるべく、図7
(b)の状態から一旦ガイド板171をさらに時計方向
に回動させ、干渉が生じないようにしてから表示部5を
折りたためばよいが(当該干渉を避ければガイド板17
1も図7(a)の状態に復帰する)、両カムを適切に形
成し、そのような不所望の干渉を生じないようにするこ
ともできる。
【0072】ところで、本例ではガイド21についても
表示器5に対する収納・突出を可能とし、収納時におけ
る装置全体の小型化や取扱いの容易化等を図っている。
また、当該収納・突出の動作をプリンタ部9の摺動に連
動させるための係合腕175を設けてある。すなわち、
図7(a)に示す状態ではガイド21は表示部5に収納
されているが、表示部5を開放すべくプリンタ部9を図
中上方に引上げたとき、これに伴ってガイド21が突出
し、図7(b)に示すような記録媒体11のガイドを可
能な状態を得るようにしている。
【0073】すなわち、本例では、表示部5が折りたた
まれ、プリンタ部9,ガイド21およびガイド板171
等が収納された状態では、情報処理装置はほとんど凹凸
のない薄い箱形状となり、取扱い姓,収納性が高められ
る。
【0074】図8は記録媒体の下端部のガイドを行うた
めの他の構成例を示すもので、本例ではガイド板181
を表示部5に設けた軸183の回りに回動できるように
している。このガイド板181は、図8(a)の状態で
は表示部背面の凹部5Bに収納される。
【0075】ガイド板181の軸183により支持され
る部分には突起185が設けられ、ヒンジ軸15に設け
た2つの突起187,189と係合可能となっている。
図8(a)の状態では、突起185は突起187と係合
しており、ガイド板181の図中反時計方向の回動が阻
止され、その思わぬ開放が生じることはない。この状態
から表示部5をヒンジ軸15を中心には図中反時計方向
に回動させて行くと、突起187との係合が解かれ、ガ
イド板181も凹部5Bに収納されたまま表示部5と一
体に立上げられて行く。そして、表示部5ないしガイド
板181の角度が水平面に対して90°を越えると、ガ
イド板181が凹部5Bより離脱する方向に軸183を
中心に回動し、突起185が突起189に係止されたと
ころでそれ以上の回動が阻止される。すなわち、装置の
使用時には図8(b)に示す状態が得られ、記録媒体の
下端部のガイドが可能となる。
【0076】なお、この構成は、図中一点鎖線で示すよ
うにヒンジ軸15が装置後端にある(装置本体に後方の
延在部がない)場合にもガイド板181を収納できるの
で有利である。また、ガイド板181を長くしたい場合
にも有利である。
【0077】図9は本実施例情報処理装置の制御系の構
成例を示す。
【0078】ここで、800は主制御部をなすコントロ
ーラであり、図10に示す手順を実行する例えばマイク
ロコンピュータ形態のCPU801、その手順に対応し
たプログラムやその他の固定データを格納したROM8
03、および画像データを展開する領域や作業用の領域
等を設けたRAM805等を有する。810は画像デー
タの供給装置(本体に一体に設けられたディスク装置、
あるいは外部のホスト装置等であってもよい)であり、
画像データその他コマンド,ステータス信号等はインタ
ーフェースを(I/F)812を介してコントローラ8
00と送受信される。
【0079】826はキーボード3上に設けた記録指令
キーである。830は図3中の上側にある記録体検知セ
ンサ137および下側にある検知センサ135を含む種
々のセンサ群である。
【0080】840は記録データ等に応じてヘッドカー
トリッジ101に設けた記録ヘッド861のインク吐出
に利用されるエネルギを発生する素子(本例では電気熱
変換素子)を駆動するためのヘッドドライバである。8
52はキャリッジ103を主走査方向(第7図のa,b
方向)に移動させるための主走査モータ105のドライ
バである。862は記録媒体を搬送(副走査)するため
に用いられる副走査モータ121のドライバである。ま
た、856は表示器7を駆動するための表示ドライバで
ある。
【0081】図10は本例による記録処理手順の概略フ
ローチャートである。記録指令が与えられると、まずス
テップS1にてプリンタ部9に記録媒体11があるか否
かを、たとえば上部センサ137の出力により判定す
る。ここで存在しない場合にはステップS3に進み、記
録媒体11のセットを行うよう表示器7にメッセージを
表示してこれを促す。
【0082】一方、記録媒体が存在していればステップ
S5に進み、センサ143の出力に基づいてピンチロー
ラ117がリリースされているか否かを判断する。ここ
で否定判定であればリリースレバー13を操作してピン
チローラ117の搬送ローラ115に対する押圧状態を
得るよう、表示器7にメッセージを表示する。これによ
り、例えば操作者が速やかな記録媒体セットを望んでピ
ンチローラ117をリリースし、記録媒体の挿入を行っ
た後にレバー13を戻すのを失念しているような場合に
も対応できる。なお、例えば副走査モータ121を用
い、リリースレバー13を戻す動作を自動的に行うよう
にすることもでき、この場合にはステップS7、さらに
はステップS5の処理も不要である。
【0083】ステップS9では、ローラ115,117
間に挟持された、もしくはその間に突当てられた記録媒
体11を逆送する処理を開始する。この処理は上部セン
サS11が記録媒体の上端縁(記録時の先端縁)を検知
するまで続行され(ステップS11)、上端縁が検知さ
れると上部センサ137と記録位置との距離に見合った
適切な量の逆送を行った後に逆送が停止される(ステッ
プS13,S15)。なお、当該距離が適切であれば、
ステップS13の処理は不要である。
【0084】以上で記録媒体の頭出しが完了し、ステッ
プS17では記録媒体11の間欠送りおよびヘッドカー
トリッジ101の走査による公知の記録動作を実行す
る。なお、記録すべきデータがなくなった場合、記録媒
体下端縁(記録時の後端縁)が下部センサ135に検知
された場合には、直ちにもしくは所定行の記録後に記録
動作を停止し、記録媒体11の排出を行って本手順を終
了する。
【0085】本実施例では随所に述べた種々の効果が得
られるが、特に上述した技術課題に関し、そのすべてを
解決できる。
【0086】すなわち、表示器5の背面に沿った平面内
で記録媒体が搬送されるので、厚紙,薄紙を問わず搬送
の不都合が生じることなく良好な記録を行うことができ
る。
【0087】また、プリンタ部9が表示部5の上部に配
置されるためにそのまま記録媒体を挿入すればよく、従
来装置のように記録媒体のセッティングに際して表示部
を倒す等の煩雑な操作が不要である。
【0088】さらに、図1から明らかなように、記録結
果と表示画面との対象も居ながらにして行うことができ
る。
【0089】加えて、記録媒体搬送経路を表示部背面に
沿ったものとしたので、情報処理装置の小型化に資する
ことができる。
【0090】なお、本実施例ではプリンタ部にシリアル
プリンタ形態のインクジェット記録装置を用いた場合に
ついて述べたが、記録媒体の幅に対応した範囲に吐出口
を整列させてなるフルラインタイプの記録ヘッドを用い
たインクジェット記録装置が用いられてもよい。また、
以下の実施例で述べるような熱転写方式,感熱記録方式
の記録装置を用いることもでき、ワイヤドット方式など
さらに他の方式の記録装置を用いることもできる。その
ように記録装置の方式によらず、適用が可能であること
は、以下の諸実施例においても同様である。すなわち以
下の実施例においてもそこで述べられるプリンタのみな
らず、他の方式のプリンタに置換することができる。
【0091】
【0092】
【0093】
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】
【0099】
【0100】
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】(その他)なお、本発明は、上述のように
種々の方式によるプリンタを採用でき、インクジェット
記録方式のものを用いる場合にも種々の方式を採るもの
を用いることができるが、その中でも、インク吐出を行
わせるために利用されるエネルギとして熱エネルギを発
生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備
え、前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起させ
る方式の記録ヘッド、記録装置を用いた場合において優
れた効果をもたらすものである。かかる方式によればヘ
ッドの小型化とともに記録の高密度化,高精細化が達成
できるからである。
【0109】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0110】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0111】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0112】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0113】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0114】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0115】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0116】さらに加えて、本発明の形態としては、ホ
ストコンピュータ等の端末として用いられるもの、リー
ダ等と組合されるもの、記録ヘッドと読取りヘッドとの
置換が可能なもの、さらにはファクシミリ機能を有する
もの等であってもよい。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録部を表示部に一体化し、表示部の背面に沿って記録
媒体を搬送するようにしたので、装置の大型化を伴うこ
となく、厚紙に対しても良好な記録を行うことが可能と
なる。
【0118】また、記録を実行させるに要する記録媒体
のセットの操作が煩雑でなく、操作性を高めることがで
きる。さらに、記録動作過程や記録後において記録物の
視認性を高め、例えば、表示画面と対照しつつ記録動作
の結果出力されてくる記録媒体を見易くすることができ
るようになる。さらに、記録部が記録を行わない位置に
おいて係合部が互いに係合するので表示部が装置本体に
対して折りたたまれた状態の場合、表示部が装置本体に
対して不所望に開放される事態を回避できるという利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の一例を示す模式的
斜視図である。
【図2】その装置を裏面側からみた模式的斜視図であ
る。
【図3】その装置のプリンタ部の構成例を示す模式的斜
視図である。
【図4】(a)および(b)は、そのプリンタ部におけ
るピンチローラリリース機構の構成例および動作を示す
模式的平面図である。
【図5】(a)および(b)は、表示部を折りたたんだ
際のロック機構の構成例および動作を示す模式的側断面
図である。
【図6】本発明に係る情報処理装置の一例における記録
媒体のガイド部の構成例を示す模式的側面図である。
【図7】(a)および(b)は、同じくガイド部の他の
構成例およびその動作を説明するための模式的側面図で
ある。
【図8】(a)および(b)は、同じくガイド部のさら
に他の構成例およびその動作を説明するための模式的側
面図である。
【図9】図1に示される例の制御系の構成例を示すブロ
ック図である。
【図10】同じく記録処理手段の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 装置本体 3 キーボード部 5 表示部 9 プリンタ部 11 記録媒体 13 リリースレバー 15 ヒンジ軸 17 ラッチフック 19 ラッチ穴 21 ガイド 101 ヘッドカートリッジ 103 キャリッジ 115 搬送ローラ 117 ピンチローラ 135,137 センサ 171,181 ガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 弘文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 戸次 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 井上 博行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 萩原 裕之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−45817(JP,A) 特開 昭63−116883(JP,A) 特開 昭64−45663(JP,A) 特開 平2−178149(JP,A) 実開 昭62−175328(JP,U) 実開 平2−27218(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 13/00 B41J 29/00 G06F 1/16

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を入力するための入力部と、 装置本体に回動可能に設けられ、前記入力部に重なるよ
    うに該装置本体に対して折りたたみ可能である表示部
    と、 該表示部の回動端側の端部に設けられた記録部と、 前記記録部に配された記録媒体搬送経路と、 前記記録部を、前記記録媒体搬送経路が前記表示部の背
    面側に開放され該記録部による記録の実行を可能とする
    位置と、該記録媒体搬送経路が閉塞され該記録部による
    記録を行わない位置とにおいて移動可能に保持する保持
    機構と、を有し、前記表示部が折りたたまれている際にその折りたたまれ
    ている状態を前記装置本体に対して保持すべく、該表示
    部と該装置本体とを係合させるための 係合部が前記表示
    部と前記装置本体部とに設けられ、前記記録部が記録を
    行わない位置において該係合部が互いに係合し、該記録
    部による記録の実行を可能とする位置において該係合部
    の係合状態が解除されることを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記表示部および前記記録部は、前記入
    力部によって入力された情報および前記装置本体におい
    て処理された情報をそれぞれ表示および記録することを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記録部による記録動作に際し、前記
    記録媒体が前記表示部の背面側に沿って該記録部による
    記録位置に搬送されることを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記録部の上部からセットされた記録
    媒体を、前記記録部を通して前記背面側方向に引込み、
    該記録媒体の上端縁近傍を該記録部による記録位置に設
    定する手段を具えたことを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部の背面側に設けられ、該背面
    側に沿った前記記録媒体の搬送をガイドするガイド部材
    を具えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記表示部が立上がる部位近傍に設けら
    れ、前記記録媒体の下端縁をガイドする第2ガイド部材
    を具えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記表示部は、液晶表示器またはプラズ
    マディスプレイを表示器として有することを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材は、前記表示部内に収納
    された位置と、該表示部より突出して前記ガイドが可能
    な位置とに移動可能で、前記記録部が記録を行わない位
    置にあるときに該収納位置に設定され、該記録部が記録
    の実行を可能とする位置にあるときに前記突出位置に設
    定されるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の
    情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第2ガイド部材は、前記表示部が折
    りたたまれているとき、該表示部または前記装置本体に
    折りたたまれ、該表示部が立上げられているとき、前記
    下端縁をガイド可能な位置に設定されることを特徴とす
    る請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記記録部は、インクジェット記録装
    置であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記記録部は、インク吐出のために利
    用されるエネルギとしてインクに膜沸騰を生じさせる熱
    エネルギを発生する素子を設けた記録ヘッドを有するイ
    ンクジェット記録装置であることを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記記録部は、熱転写記録装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記記録部は、感熱記録装置であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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