JP2807578B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2807578B2
JP2807578B2 JP3123069A JP12306991A JP2807578B2 JP 2807578 B2 JP2807578 B2 JP 2807578B2 JP 3123069 A JP3123069 A JP 3123069A JP 12306991 A JP12306991 A JP 12306991A JP 2807578 B2 JP2807578 B2 JP 2807578B2
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  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可動式の表示部と記録部
とを備えたパーソナルコンピュータ,ワードプロセッ
サ,電子タイプライタなどの情報処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年パーソナルコンピュータやワードプ
ロセッサ等の情報処理装置にあっては、装置本体、入力
部としてのキーボード部、表示部が一体となったもの
で、且つ装置本体に対して表示部が回動自在に取り付け
られ、収納時には表示部がキーボード部の上に重なり、
使用状態では表示部を起こして使用するラップトップタ
イプと呼ばれる可搬性、収納性に優れた小型のものが提
案されている。
【0003】この種のラップトップタイプのワードプロ
セッサ等では図4に示すように本体装置本体50の後方に
プリンタ部51が積載されているものが多く、またパーソ
ナルコンピュータでも同様なものがある。これらの場
合、多くは熱転写タイプの記録方式を用いたシリアルプ
リンタが用いられている。
【0004】またノートタイプ若しくはブックタイプと
呼ばれる更に携帯性、収納性に優れる小型、薄型のパー
ソナルコンピュータが提案され、これに伴いプリンタも
小型且つ廉価なものとし、使用者にとって手軽に用いる
ことのできるものが提案されている。
【0005】またこの種のワードプロセッサ等に於いて
は、プリンタ部が装置本体に着脱可能としたものも多
く、このタイプには図5(a)プリンタ部51を装置本体
50から切り離した際には記録シート52を水平に搬送でき
るようにしたものがある。
【0006】また図5(b)に示すようにプリンタ部51
を本体50に対して軸53を中心に回動可能に取り付け、プ
リンタ部51を起立させることによって記録シート52を水
平搬送するようにしたものもある。
【0007】記録シート52がハガキや封筒、或いは厚紙
やラベル等のように、屈曲して搬送し難いもきである場
合に前記水平搬送が適しており、且つ記録シート52を搬
送ローラ54に巻き付けるスペースを必要としないので、
プリンタ部51を小さくできる特徴がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録シ
ート52を搬送ローラ54に巻き付けて搬送するタイプでは
ハガキや封筒等の厚紙の搬送性を考慮すると、搬送ロー
ラ54の小径化にも限度があり、記録シート52を巻き付け
るスペースが必要なためプリンタユニットがある程度以
下に小さくできない。
【0009】また図5(a)に示す水平搬送タイプでは
搬送ローラ54の小径化によってプリンタユニットを小さ
くできるが、その構成上記録するためにはプリンタ部51
をその都度装置本体50から切り離さなければならず、使
用者に煩わしさがある。また図5(b)に示す水平搬送
タイプではプリンタ部51を回転して起こす作業が必要で
あり、これも使用者にとっては煩わしさがある。
【0010】本発明は従来の前記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、記録部を備えならがも
コンパクトに構成され、操作に煩わしさもない情報処理
装置を提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明に係る代表的な手段は、情報を表示するための
表示部と記録媒体に情報を記録する記録領域を配する記
録部とが設けられた蓋体と、該蓋体を回動自在に支持す
る装置本体に対して当該蓋体が開閉可能な情報処理装置
において、前記蓋体は、前記表示部の厚さよりも前記記
録部の厚さが厚く構成され、前記装置本体は、前記蓋体
を閉じた状態で前記記録部に対応する部位の厚さが薄く
構成され、前記記録部を前記蓋体の回動端部側に配する
とともに、前記蓋体を閉じた状態で装置全体の厚さが均
一になるように構成されたことを特徴とする。
【0012】
【作用】記録部の厚さに応じて装置本体側の厚さを薄く
することにより、蓋体を閉じたときには装置全体の厚さ
を均一にすることができ、装置のコンパクト化を図るこ
とができる。
【0013】また、記録部の位置に対応して装置本体の
手前側(蓋体回動端部側)が薄くなるために、該部分を
アームレストとして使用でき、更に装置本体の蓋体回動
支持部側を薄くする必要がないために、機械的強度を低
下させることがない。
【0014】
【実施例】〔実施例1〕 次に前記手段を適用した本発明に係る一実施例を図面
参照して説明する。
【0015】ここでは最初に図1及び図2を用いて参考
例を説明し、次に図3によって本発明に係る実施例につ
いて説明する。
【0016】図1は参考例に係る情報処理装置の説明図
であり、(a)は使用状態の説明図であり、(b)は収
納状態の説明図である。図1に於いて、1は装置本体で
あり、文字,数字その他キャラクタを入力するためのキ
ー,各種指令を与えるためのキー等を設けた入力部とし
てのキーボード2と情報を記憶するための記憶装置とし
てフロッピーディスクドライブ装置3を有している。4
は表示部であり、キーボード2によって入力した情報や
装置内で処理された情報等を表示する表示器5を有す
る。この表示器5としては、表示部4を薄くすることが
できるとともに、その背面を平坦にすることができるこ
とから、液晶表示器,プラズマディスプレイなどを用い
ることができる。また、表示を見易くするために光源が
配設される場合には、バックライト型とすることもで
き、更に薄形化を図るためにサイドライト型とすること
もできる。
【0017】前記装置本体1には蓋体6が図示しないヒ
ンジを介して回動可能に取り付けられ、蓋体6が装置本
体1を開閉し得るように構成されている。即ち、使用時
には図1(a)に示すように蓋体6を起立させてキーボ
ード2を露出させ、収納時には蓋体6を倒すと蓋体6が
キーボード2を覆うものである。
【0018】7は情報を記録するための記録部であると
ころのプリンタ部であり、普通紙やOHPシート等の記
録媒体(以下「記録紙」という)8に対してキーボード
2によって入力した情報や、装置において処理された情
報の記録を行う。このプリンタ部7は蓋体6側に設けら
れている。
【0019】図2にプリンタ部7の一例として、インク
ジェット記録装置形態のプリンタ部の概略構成例を示す
模式的斜視図である。
【0020】ここで、9はヘッドカートリッジであり、
主にインクジェット記録ヘッドとインクタンクとを一体
に有してなるものである。ヘッドカートリッジ9は例え
ば図2に示したインクジェット記録装置に着脱自在に装
着されるものであり、インクタンク内のインクが使い尽
された時点で、新たなヘッドカートリッジと交換するこ
とができる。
【0021】記録ヘッドは、インク吐出に利用される熱
エネルギを発生する複数の電気熱変換体およびこれを駆
動するための駆動回路が形成された基板と、この基板上
に上記複数の電気熱変換体の各々に対応した吐出口およ
び液路、更には各液路に連通する共通液室を構成するた
めの天板が積層されることによって構成される。そし
て、このようにして構成された記録ヘッドの吐出口を配
列した吐出口面が記録紙8に対向するように装置に搭載
される。
【0022】インクタンクは、ヘッドカートリッジ9の
大部分を占めるものであり、その内部にインクを貯留す
るためのインク貯留室を具えている。尚、例えば装置本
体1側に設けたインクタンクから適切にインク供給路が
形成できるのであれば、本例のようなインクタンク一体
型のヘッドカートリッジを用いる代りに、記録ヘッドの
みが装置に搭載されるようにしてもよい。
【0023】ヘッドカートリッジ9を搭載するキャリッ
ジ10は、駆動モータ11の正逆回転に連動して伝動機構
(不図示)を介して回転するリードスクリュー12の螺旋
状溝12aに対して係合するピン(不図示)を有し、リー
ドスクリュー12の回転に伴って矢印a,b方向に往復移
動される。13はキャリッジの回動を規制するキャリッジ
ガイド軸である。
【0024】前記構成にあっては、キャリッジ10を移動
させると共に、記録ヘッドの電気熱変換体に記録信号に
応じた通電をすることにより、インクを記録紙8に吐出
して記録を行うものである。尚、前記インクを吐出させ
るためのエネルギー付与手段としては前記電気熱変換体
以外にも、例えばピエゾ素子等の電気機械変換体を用い
る方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱させ、該発
熱による作用でインクを吐出させる方法等があるが、前
記の如く電気熱変換体をエネルギー発生手段として用い
た記録ヘッドは、コンパクト化が容易であり、且つ最近
の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著し
いIC技術やマイクロ加工技術の長所を充分に活用で
き、高密度実装化が容易で、製造コストも安価なことか
ら有利である。
【0025】14は回復ユニットであり、ヘッドカートリ
ッジ9の記録領域外の所定位置(例えばホームポジショ
ン)においてヘッドカートリッジ9の吐出口面に対向す
るキャップ14aと、これを吐出口面に当接させて非記録
時等においてその保護を行わせるためのキャップ進退駆
動部(不図示)とを有している。また、当該当接時にお
いて吐出口よりインクを吸引し、増粘インク,塵埃,気
泡等を吐出することによりインク吐出状態を良好にする
ためのポンプや、吸引された廃インクを貯留する部材を
設けてもよい。
【0026】15は記録紙8を図中c方向に搬送するため
の搬送ローラであり、16及び17は記録紙8を搬送ローラ
15に対して押圧するピンチローラであり、これらのロー
ラ間に挾持されて記録時には記録紙8が装置本体上面を
ガイドとして図中c方向に間欠送りされる。前記搬送ロ
ーラ15はその軸18が適宜の伝動機構を介して搬送モータ
19に係合し、駆動力の伝達を受ける。
【0027】このプリンタ部7にあっては記録紙8は略
直線状に搬送される。尚、ハガキ等に記録を行う場合に
は図1(a)の状態から蓋体6を少し立てると、装置本
体上面と記録紙8の給紙口20が離れ、ガイドがなくなる
が記録紙搬送経路そのものは完全な直線状となり、厚紙
への記録に適するようになる。
【0028】21は記録紙8の被記録面を平坦に規制する
ためのプラテンであり、記録ヘッドの吐出口と所定の間
隔を隔てて対向できるように記録ヘッドの移動範囲にわ
たって延在している。尚、このプラテン21に対して記録
紙8を密着させ、記録紙8の浮き上がりを防止するため
の部材を配設してもよい。
【0029】22及び23は記録紙8を検知すべく記録紙搬
送方向cにおいて記録位置の前後に設けた一対のセンサ
である。
【0030】前記記録紙8の給紙操作性を向上させるた
めに装置前方(キーボード側)から記録紙8を挿入して
自動的に一旦頭出し位置まで引込み、そこから記録を開
始するようにしても良い。
【0031】前記プリンタ部7は小型に構成している
が、表示部4よりも厚くなってしまう。このため蓋体6
の厚さは表示部4の部分よりもプリンタ部7が厚くなっ
た段差となっている。
【0032】そのため、参考例の装置本体1は前記蓋体
6を閉じたときに前記プリンタ部7が対応する部分24
を、表示部4が対応する部分25よりも薄く形成してい
る。即ち、装置本体1の厚さは前記蓋体6の段差形状と
対応する段差形状に構成している。これにより、図1
(b)に示すように蓋体6を閉じたときに装置全体の厚
さは均一になり、装置全体がコンパクトになる。
【0033】次に図3を参照して本発明に係る実施例に
ついて説明する。尚、記録部等の各部の構成は前述した
参考例と同様であるため、重複する説明は省略する。
【0034】前述した参考例ではプリンタ部7を蓋体6
の回動基部側に設けたが、本発明に係る実施例にあって
は、図3(a),(b)に示すようにプリンタ部7を蓋
体6の回動端部側に設けるようにしている。尚、図3
(a)は使用状態の説明図であり、図3(b)は収納状
態の説明図である。
【0035】図3の如く構成すると、プリンタ部7の厚
さに対応して薄くする部分24が装置本体の回動端部
位置するようになり、機械的強度の低下もなく、また前
記部分24をキーボード2を使用する際に手を載せる部分
(アームレスト)として使用出来、更には装置本体内の
部品の配置も容易となる利点がある。
【0036】〔他の実施例〕 前述した実施例では記録部の記録方式としてインクジェ
ット記録方式を用いたが、記録信号に応じて電気熱変換
体に通電し、前記電気熱変換体による核沸騰を越える加
熱によって生ずる気泡の成長により、インクを吐出口よ
り吐出して記録を行うように構成すると更に好ましい。
【0037】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
【0038】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。
【0039】尚、前記熱作用面の温度上昇率に関する発
明の米国特許第 4313124号明細書に記載されている条件
を採用すると、更に優れた記録を行うことが出来る。
【0040】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0041】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。
【0042】更に、記録部が記録出来る記録紙の最大幅
に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッド
に対しても本発明は有効に適用出来る。
【0043】そのような記録ヘッドとしては、複数記録
ヘッドの組合せによって、その長さを満たす構成や、一
体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいず
れでも良い。
【0044】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。
【0045】また本発明の記録部の構成として設けられ
る、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明をの効果を一層安定出来るので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別の
加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記
録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定
した記録を行うために有効である。
【0046】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録部の記録モードとして
は黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッド
を一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれでも
良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフル
カラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得る。
【0047】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。
【0048】このような場合のインクは、特開昭54− 5
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。
【0049】更に、前述したインクジェット記録部の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末のして用いられるものの他、リーダ等と組み合わせ
た複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ装
置の形態をとるもの等であっても良い。
【0050】尚、前述した記録手段としてインクジェッ
ト記録方式を用いた例を説明したが、本発明は記録方式
はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、他に
も熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤードッ
ト記録方式等のノンインパクト記録方式以外の記録方式
であっても適用し得る。またシリアル記録方式に限定す
る必要もなく、所謂ライン記録方式を用いても良い。
【0051】
【発明の効果】本発明は前述した如く、表示部の厚さよ
りも厚くなる記録部の厚さに対応するように装置本体を
部分的に薄く構成したために、蓋体を閉じた状態では装
置全体が均一な厚さになる。このため装置全体が無理な
くコンパクトになり、且つ記録をする際にも記録部を装
置本体から切り離す等の作業をする必要がなくなるもの
である。
【0052】また、記録部の位置に対応して装置本体の
手前側(蓋体回動端部側)が薄くなるために、該部分を
アームレストとして使用でき、更に装置本体の蓋体回動
支持部側を薄くする必要がないために、機械的強度を低
下させることがないものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は参考例に係る情報処理装置の使用状態
の説明図、(b)は収納状態の説明図である。
【図2】プリンタ部の構成説明図である。
【図3】(a)は本発明の実施例に係る情報処理装置の
使用状態の説明図、(b)は収納状態の説明図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…装置本体 2…キーボード 3…ドライブ装置 4…表示部 5…表示器 6…蓋体 7…プリンタ部 8…記録紙 9…ヘッドカートリッジ 10…キャリッジ 24…プリンタ部対応部 25…表示部対応部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/00 B41J 2/01 B41J 3/36 B41J 29/13 G06F 1/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示するための表示部と記録媒体
    に情報を記録する記録領域を配する記録部とが設けられ
    た蓋体と、該蓋体を回動自在に支持する装置本体に対し
    て当該蓋体が開閉可能な情報処理装置において、 前記蓋体は、前記表示部の厚さよりも前記記録部の厚さ
    が厚く構成され、 前記装置本体は、前記蓋体を閉じた状態で前記記録部に
    対応する部位の厚さが薄く構成され、 前記記録部を前記蓋体の回動端部側に配するとともに、
    前記蓋体を閉じた状態で装置全体の厚さが均一になるよ
    うに構成されたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記録部は、信号に応じてインクを吐
    出して記録を行うインクジェット記録方式を用いて記録
    する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記録部は、信号に応じて電気熱変換
    体に通電し、前記電気熱変換体による熱エネルギーを利
    用してインクを吐出して記録を行うインクジェット記録
    方式を用いて記録する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記録部は、信号に応じて電気熱変換
    体に通電し、前記電気熱変換体による加熱によって生ず
    る気泡の成長により、インクを吐出口より吐出して記録
    を行うインクジェット記録方式を用いて記録する請求項
    3記載の情報処理装置。
JP3123069A 1991-02-02 1991-04-26 情報処理装置 Expired - Fee Related JP2807578B2 (ja)

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