JP2854981B2 - パンク密封材配合物 - Google Patents
パンク密封材配合物Info
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Description
用な密封材配合物に関する。本発明は、特に比較的高圧
のチューブレスタイヤのための密封材配合物に有用であ
る。本発明は、本発明の密封材を具えたチューブレスタ
イヤ、特に高圧チューブレスタイヤにも関する。
スタイヤのためのパンク密封用組成物が記載されてい
る。その組成物は、高分子量エラストマー、低分子量液
体エラストマー、及びそれらエラストマーを部分的に架
橋するための架橋剤からなる。実施例で用いられている
低分子量エラストマーは、ハードマン社(Hardman C
o.)から商標名DPR−400として市販されている熱解重合
された天然ゴムである。本発明と比較するためにDPR−4
00の試料を分析すると、比較的多量の鉄を含み、例とし
て或る試料は25〜2,500ppmの範囲の鉄を含むことが判明
した。この特許は、他の低分子量液体エラストマー、例
えば低分子量に重合したシス−ポリイソプレン、液体ポ
リブタジエン、液体ポリブテン、液体EPDM、及び液体ブ
チルゴムを用いることができることにも言及している。
しかし、これらの他の低分子量液体エラストマー或はそ
の用途について商標登録された例は与えられていない。
スタイヤのためのパンク密封用組成物が記載されてい
る。その組成物は、高分子量エラストマー、低分子量エ
ラストマー、及びそれらエラストマーを部分的に架橋す
るための架橋剤からなる。その実施例の殆どで用いられ
ている低分子量液体エラストマーは、ハードマン社から
商標名DPR−400として市販されているものと同じ熱解重
合した天然ゴムである。好ましい架橋剤はチタン酸エス
テルである。この特許は低分子量液体エラストマーがエ
ンジェイ(Enjay)から市販されているブチル(Butyl)
LM430である実施例も含んでいる。これは平均分子量が3
2,000である液体ポリイソブチレンである。組成物は低
い不飽和度(約4モル%)を有する。
スタイヤのためのパンク密封用組成物が記載されてい
る。その組成物は、高分子量エラストマー、低分子量液
体エラストマー、及びそれらエラストマーを部分的に架
橋するための架橋剤からなる。実施例に開示されている
低分子量液体エラストマーは、ハードマン社から商標名
DPR−400として市販されている解重合された天然ゴムで
ある。この密封材は硬化前にタイヤのウエブに適用さ
れ、次にタイヤ硬化工程でタイヤと共に硬化されている
と言う点で積層密封材である。好ましい架橋剤は、p−
キノンジオキシムの如きキノイド硬化剤系、又は過酸化
ジクミルの如き有機過酸化物又はヒドロペルオキシドで
ある。
のための密封材配合物に関する。その密封材配合物は、
高分子量エラストマー、低分子量液体エラストマー、及
び架橋剤からなる。本発明は、実質的に鉄を含まない低
分子量液体エラストマーを用いることにより、硬化後の
密封材の回転流動を減少させることができると言う発見
に基づいている。
少ないのが好ましい。
部分が反応性基を有するように化学的に変性されてお
り、架橋剤がその低分子量エラストマーの反応性基と反
応するチタン酸エステルである密封材配合物である。チ
タン酸エステル架橋剤は、ゴム100部に対し2〜10部(p
hr)の量で用いられるのが好ましい。
キシル基、カルボキシル基、及びアミノ基である。
ないように処理した熱解重合液体ポリイソプレン、及び
低い分子量まで重合した、同じく実質的に鉄を含まない
合成液体シス−ポリイソプレンである。
る。硫黄硬化剤も用いることができる。硫黄硬化剤と共
に用いるのに好ましい低分子量エラストマーは、大きな
モル%不飽和度を有するエラストマーである。
トマーは、鉄含有量が10ppm未満になるように処理した
ものとして、液体ポリブタジエン、解重合した液体ブチ
ルゴム、及び液体エチレン・プロピレン三元重合体(EP
DM)である。
り得られた密封材を有するタイヤにも関する。本発明
は、特に高圧タイヤ、例えば50psiより大きな圧力に対
して用いられるタイヤに関する。
きるどのような高分子量エラストマーでもよい。例とし
て、共役ジオレフィンを基にしたゴムの如き高度に不飽
和のゴムであり、例えば、それらはポリイソプレン(特
に天然又は合成のシス−ポリイソプレン)、ポリブタジ
エン(シス含有量の大きなポリブタジエンを含む)、ポ
リクロロプレン(ネオプレン)のような単独重合体、又
は大部分がブタジエンの如き共役ジエンで、僅かな部分
のスチレン又はアクリロニトリルの如きモノエチレン系
不飽和共重合性単量体との共重合体によって例示される
ような共重合体でもよい。別法として、不飽和度の低い
エラストマーを用いることもでき、特にブチル型ゴム
(イソブチレンの如きイソオレフィンと少量のイソプレ
ンの如き共役ジエンとの共重合体)、又はEPDM型のもの
(エチレン及びプロピレンの如き少なくとも二種類の異
なったモノオレフィンと、少量の、ジ−シクロペンタシ
エン、1,4−ヘキサジエン、5−エチリデン−2−ノル
ボルネンの如き非共役ジエンとの共重合体)を用いても
よい。EPM又はエチレン・酢酸ビニルの如き飽和エラス
トマーでも、適切な硬化剤系を用いることにより、使用
することができる。エラストマーはエマルジョン製造又
は溶液製造されたものでもよく、立体特異性でもよく或
は他のものでもよい。高分子量エラストマーの分子量は
通常50,000を越えており、通常60,000から二、三百万以
上の範囲内に入る。通常、高分子量エラストマー成分
は、100℃(212゜F)で20〜160ML−4の範囲内のムーニ
ー粘度を有する。
含まないように処理されたものであり、好ましくは鉄含
有量が10ppmより少ないものである。低分子量エラスト
マーを製造する場合、エラストマーが鉄を取り込む可能
性があり、例えば、装置或は触媒汚染から鉄を取り込む
ことがある。例として上記特許の実施例で用いられてい
るハードマン社から市販されているDPR−400の如き解重
合した天然ゴムの試料を鉄含有量について分析すると、
分析した試料により、約25〜2,500ppmの鉄を含むことが
判明している。特に或る例では150ppmの鉄含有量を持っ
ていた。別の例では2,500ppmの鉄含有量を持っていた。
解重合した天然ゴム中に存在する鉄は、用いた解重合法
に起因し、解重合工程中に組成物中に入った鉄によるも
のもある。その鉄分は、天然ゴムの原料からの汚染によ
ることもあろう。本発明により、低分子量エラストマー
中に鉄が存在することは、密封材の酸化安定性に悪影響
を与えることにより、密封材の性質に悪影響を与えるこ
とが見出されている。
同等な性質を有する液体合成ゴムであるので、密封材の
酸化安定性が重要であるとは予想されないであろう。驚
いたことに、密封材の酸化安定性を改良することによ
り、密封材の回転流動の減少が得られ、一層よい粘着性
及び一層よい密封性能も得られることが見出された。改
良された酸化安定性は、高圧用途には特に重要であるこ
とが判明している。
i)より高く、例えば、586kPa(85psi)までの圧力に適
用されるタイヤに有用な密封材を与えることである。回
転流動性の増大域は粘着性の低下及び密封性能の低下に
よって証明されるような酸化に対する不安定性は、慣用
的な207〜276kPa(30〜40psi)タイヤで顕著に表れて来
る。しかし、本発明では、一層高い圧力、例えば345〜5
86kPa(50〜85psi)の圧力に対して適用されるタイヤの
場合には、酸化に対する不安定性の影響は一層強く現
れ、酸化安定性が非常に重要になることが判明してい
る。
の範囲の分子量を有する。低分子量エラストマーは化学
的に変性してもよく、分子中に反応性基を有し、好まし
くは1分子当たり2〜10個の反応性基を持っていてもよ
い。好ましい反応性基はカルボキシル、ヒドロキシル、
及びアミノ基である。
を含まないように処理した解重合天然ゴムである。その
ようなエラストマーの一つは、ハードマン社から商標名
「イソレン(ISOLENE)400」として市販されている解重
合されたポリイソプレンである。この物質は典型的には
液体であり、約90,000の分子量及び92%の不飽和度を有
する。その粘度は約38℃で3,000〜5,000ポアズである。
「イソレン400」の試料を分析すると、典型的には、約
1.8〜5.4ppmの範囲の鉄含有量を有することが見出され
ている。「イソレン400」は銅及びマンガンの如き金属
を低い含有量を含んでいる。「イソレン400」の或る分
析では、約0.87の比較的大きな水酸基価(hydroxyl num
ber)を有することを示していた。この化合物は末端ヒ
ドロキシル基を有するものとしては市販されていない。
しかし、実際にはそのような基を有し、それらは、用い
られた架橋剤、例えばチタン酸エステルと反応すること
になるであろう。
量まで重合した合成シス−ポリイソプレンである。好ま
しいそのようなエラストマーは、クラレ(kuraray Co.,
Ltd.)から商標名「LIR−403」として市販されているも
のである。この化合物は25,000の平均分子量を有し、分
析により、約1.8〜2ppmの平均鉄含有量を有することが
判明している。それは化学的に変性されており、1分子
当たり三つの反応性部位(カルボキシル基)を有する。
その沃素価(iodine number)は368である。
ソプレンを用いることもできる。そのような化合物の一
つは、クラレから商標名「LIR−50」として市販されて
いる。この化合物は47,000の平均分子量を有し、分析に
より、約1ppmの平均鉄含有量を有することが判明してい
る。合成シス−ポリイソプレンであるとして、それは10
0モル%の不飽和度を有する。この化合物は、官能基を
持たないか、又は化学的に変性されていないものとして
固体であるが、その化合物を分析すると、分子中に幾ら
かのヒドロキシル基を有することがあることを示してい
る。これは、「イソレン400」の場合のように、架橋剤
との反応に与かるであろう。
0」をそのまま用いて、良好な結果が得られた。しか
し、次の実施例5では、「LIR−50」を、少量(5%)
の化学的に変性した「LIR−403」と共に用い、一層よい
結果が得られている。これはチタネート硬化剤系を用い
ていた。従って、本発明の実施で別の好ましい低分子量
エラストマー組成物は、混合物の少量部分が、化学的に
変性された合成シス−ポリイソプレンである混合物であ
る。
ト硬化剤系と余りにも反応性になり過ぎることがある。
例えば、やはりクラレから市販されている「LIR−410」
の如き化合物は、カルボキシル化され、1分子当たり10
個のカルボキシル基を有するが、チタネート硬化剤系の
場合、仮え「LIR−50」の如き化学的に変性されていな
いシス−ポリイソプレンにほんの少量添加しただけでも
余りにも反応性になり過ぎると考えられる。カルボキシ
ル基はヒドロキシル基よりも反応性である。
Chemical Co.,Inc.)から商標名「トリレン(TRILEN
E)67」として市販されている液体EPDMを用いることも
できる。この化合物は約6,000の分子量を有する。この
化合物はエチリデンノルボルナジエンと共重合されたエ
チレン及びプロピレンの共重合体である。それは9の沃
素価を有する。
して市販されている液体ポリブデンを用いることもでき
る。この化合物は高粘度液体ゴムであり、1.8ppmの鉄を
含有することが判明している。
エラストマーは、ハードマン社から商標名「カレン80
0」として市販されている液体合成解重合ブチルゴムで
ある。この化合物は約36,000の分子量を有し、鉄含有量
は4 1/2ppmより少ないことが判明している。この化合
物は低い%の不飽和度を有し、反応性部位が殆どない。
しかし、それはチタネート硬化剤系とよく反応する。
解重合ブチルゴムも市販しており、それを用いることも
できる。この化合物は42,000の分子量を有する。しか
し、「カレン800」と同様に、この化合物は殆ど反応性
部位を持たず、低い%の不飽和度を有する。しかし、
「カレン1300」も、チタネート硬化剤系とよく反応す
る。この化合物は42,000の平均分子量を有する。
きたが、銅及びマンガンの如き他の金属も、もし存在す
ると、同様に酸化に対する不安定性を起こすことがあ
る。これらの金属の含有量も低いことが重要である。
「DPR400」を分析して、約2.8〜3.3ppmの銅及び8〜10p
pmのマンガンを含有することが見出されている。これに
対し、「イソレン400」は、分析により僅か約0.4ppmの
銅及び0.06ppmのマンガンしか含まないことが判明して
いる。同様に、「LIR−50」は、僅か0.4ppmの銅及び0.0
8ppmのマンガンしか含まないことが見出されている。
「カレン260」は、僅か0.4ppmの銅及び0.07ppmのマンガ
ンしか含まないことが見出されている。「カレン800」
は、僅か0.6ppmの銅及び0.1ppmのマンガンしか含まない
ことが見出されている。
中、Rはアルキル基の如きヒドロカルビル基であり、例
えば1〜12個の炭素原子、好ましくは3〜8個の炭素原
子を有するアルキル基、又はクレジル(cresyl)の如き
6〜10個の炭素原子を有するアリール基である〕のチタ
ン酸テトラヒドロカルビルエステルである。
と低分子量エラストマーとの混合物に添加した場合、そ
の混合物の硬化は、チタン酸エステルのアルコキシ部分
に相当して、アルコールの蒸発により達成される。低沸
点アルコールのチタン酸エステルは、高沸点アルコール
のチタン酸エステルよりも一層迅速な硬化を行う。例え
ば、チタン酸イソプロピルはチタン酸ブチルよりも速い
硬化を行う。チタン酸塩エステル架橋剤を使用する利点
は、硬化が室温でも進行することである。一般に、室温
での硬化には1〜10日が必要である。もし望むならば、
熱を適用することにより、例えば、密封材を適用した
後、タイヤを10〜37.8℃(50〜100゜F)の暖かい部屋中
に貯蔵することにより密封材の硬化を一層速く行わせる
ことができる。そのような温度では密封材層は1〜5日
で密封機能を果たすのに充分な架橋状態になる。しか
し、タイヤに加えられる熱は少ない程よい。チタン酸エ
ステルを用いる利点は、何等熱を加えることなく硬化を
行うことができることである。
妨げる程気密に密封されるならば、121.1℃(250゜F)で
1週間程の長い間貯蔵しても未硬化のままでいると言う
ことである。
低分子量エラストマーと高分子量エラストマーの両方を
架橋する。低分子量エラストマーに関しては、チタン酸
エステルはエラストマーの重合体鎖を架橋し、存在する
ことがあるカルボキシル、ヒドロキシル、又はアミノ基
とも架橋する。本発明の実施で最もよい結果は、低分子
量エラストマーが少なくとも幾らかの遊離反応性基を有
する場合に達成されている。
(例えば、二硫化テトラメチルチウレム)及び慣用的硫
黄加硫促進剤の如き硫黄硬化剤系;補足酸化剤と一緒に
した又はしていないp−キノンジオキシム(ユニロイヤ
ル・ケミカルから商標名「GMP」として市販されてい
る)の如きキノイド硬化剤系;過酸化ジクミル、クメン
ヒドロペルオキシド、メチルエチルケトンヒドロペルオ
キシドの如き有機過酸化物(又はヒドロペルオキシ
ド)、又はアゾビスイソブチロニトリルの如き他のラジ
カル発生触媒;及びMDI(4,4′−メチレンビスフェニレ
ンイソシアネート)の如きポリイソシアネートを用いる
こともできる。TDI(トルエンジイソシアネート)、及
びPAPI(ポリメチレンポリフェニルイソシアネート)、
同様にMDI及びTDIの二量体及び三量体も用いることがで
きる。硫黄硬化剤系ではかなりの水準の不飽和が重要で
あり、過酸化物硬化剤系では或る程度重要である。解重
合した天然ゴム及び合成シス−ポリイソプレンの両方
共、硫黄又は過酸化物硬化剤系と一緒に用いるのに望ま
しい不飽和度を有する。
量に基づき、大きな割合、即ち50重量%より多く、90重
量%までの全低分子量エラストマーを含有するのが好ま
しい。用いられる架橋剤の量は、用いられる特定のエラ
ストマー及びそれらの割合、更に特定の架橋剤及び架橋
工程の条件によって変化するであろう。通常、用いられ
る量は、希望の密封材機能を果たすのに充分な接着性及
び順応性を維持しながら、93.3℃(200゜F)までの温度
及び160.9Kph(100mph)までスピードアップしても、タ
イヤ中の組成物の流動を防ぐのに充分な量である。
(ゴム100部当たりの部)のチタン酸エステルを、硬化
すべきエラストマーに添加する。好ましくはチタン酸エ
ステルの量は2.5〜8phrの範囲内にある。
生触媒)を用いる場合、架橋剤の量は、好ましくは約0.
1〜1.5phr、一層好ましくは0.2〜1.1phrの範囲にある。
硫黄含有又はキノイド型硬化剤を用いる場合、その量
は、好ましくは約0.5〜2phrの範囲にあり、一層好まし
くは約0.7〜1.5phrの範囲にある。
加的配合成分、例えばカーボンブラックの如き顔料、粒
状無機充填剤、増量剤、粘着化剤、安定化剤、及び酸化
防止剤を更に含有していてもよい。本発明の組成物に繊
維状充填剤を添加することは望ましくない。
せずに、成分の割合、主に高分子量エラストマー、低分
子量エラストマー、及び架橋剤の割合は、大きなロータ
ーを用いた26.7℃(80゜F)での未硬化ムーニー粘度〔ML
(3+4)、26.7℃(80゜F))〕で、好ましくは30〜11
0、一層好ましくは35〜60の範囲の粘度を与える。初期
ムーニー粘度が30より低いと、組成物は密封材硬化前の
保存中にタイヤの肩及び側壁領域上に流れ落ち、更にタ
イヤがパンクした時穴から流れ出る傾向がある。ムーニ
ー粘度が70より大きいと、組成物の密封能力がチタネー
ト法では損なわれる。粘度が70より大きいと、積層法が
必要になるであろう。
なローター、ML)、一層好ましくは25〜55の範囲、更に
一層好ましくは25〜45の範囲の65.6℃(150゜F)での硬
化最大ムーニー粘度(Cured Peak Mooney viscosity)
(通常4分ムーニー曲線の90秒の所で得られる最大の読
み)を与える。大きな圧力に対しては大きな値が望まし
い。
明では低分子量エラストマーがパンク密封材に必要な接
着性及び流動特性を付与すると考えられる。パンクを起
こさせたものをタイヤから抜き取った時、そのパンクを
起こしたものによって開けられた穴の中に密封用組成物
が流れ込む。高分子量エラストマーは密封材組成物の支
持構造体としての機能を果たす。暑い天候の時、高速で
はタイヤは非常に熱くなり、121.1℃(250゜F)位の高い
温度に到達する。高分子量エラストマーは遠心力により
タイヤの肩からタイヤクラウンへ組成物が流れるのを妨
げる。そのような流動はタイヤの肩を保護しなくなる。
鉄含有量の低い低分子量エラストマーを用いることによ
り、密封材中に起きる酸化は少なくなり、高分子量エラ
ストマーの支持構造体の一体性と共に低分子量エラスト
マーの接着性及び流動特性が維持される。高度に架橋し
た酸化安定性低分子量エラストマーが存在することによ
り、更に密封材の支持構造が向上する。
又は可塑化用物質は、ロジンエステル〔例えば、「スラ
イベライトエステル(STAYBELYTE ESTER)10」、脂肪族
石油炭化水素樹脂〔例えば、「ピコパル(PICCOPALE)
A−70」〕、α−ピネンから誘導されたポリテルペン樹
脂〔例えば、「ピコライト(PICCOLYTE)A−10」〕、
β−ピネン(例えば、「ピコライトS−25」)、スチレ
ン及び関連単量体からの樹脂〔例えば、「ピコラスティ
ック(PICCOLASTIC)A−5」〕、及びジシクロペンタ
ジエンから作られた樹脂(例えば、「ピコジエン(PICC
ODIENE)2215」〕の如き低分子量物質である。上記商標
名は全てヘルクレス社(Hercules,Inc.)により所有さ
れている。用いることができる他の粘着化剤又は可塑化
剤は、1970年12月1日に公告されたシュミットその他に
よる米国特許第3,544,494号明細書に記載され、ストラ
クトール社(Struktol Co.)から商標名「ストラクトー
ル(STRUKTOL)」として販売されている。鉱油精製残渣
とホルムアルデヒド及び硝酸触媒との反応から得られた
樹脂である。
くはベーカー・パーキンス(Baker−Perkins)から市販
されている「シグマ(SIGMA)」(商標名)ブレード混
合機の如き密閉された系中で、或は密閉した「ブラベン
ダー混合機(BRABENDER MIXER)」〔C.W.ブラベンダー
・インストルメンツ社(Brabender Instruments,Inc.)
の商標名〕中で蒸発させない条件下で混合する。
剤はn−ヘキサンの如き不活性揮発性有機溶媒中で、好
ましくは早過ぎるゲル化を抑えるためエチルアルコール
の如き揮発性アルコールを少量存在させて、溶液中のエ
ラストマーと混合することができる。次に溶媒とアルコ
ールを蒸発しただけでゲル化が起きる。そのような場
合、混合は、ゲル化を抑制した条件下で、即ち蒸発を起
こさない条件下で行い、次にその混合物を希望の形態に
タイヤに適用した後に、混合物を大気に解放して蒸発を
起こす状態に持って行くだけでゲル化することができ
る。
材組成物を希望の厚さ及び幅を有する層又は帯の形でタ
イヤ中に押出すことができる。上昇させた温度で押出す
ために、硬化剤系は、押出し温度で早過ぎる反応を起こ
さず、後で押出し温度よりも高い温度で組成物を硬化さ
せるようなものであるのが好ましい。その一つの例は過
酸化物硬化剤系である。チタン酸テトラヒドロカルビル
エステル硬化剤は、そのチタン酸テトラヒドロカルビル
エステル含有密封材を上昇させた温度で早過ぎる硬化を
起こすことなく押出すことができ、或は室温で押出すこ
とができる点で有利である。上で示したように、アルコ
ール(硬化反応の副生成物として形成される)が組成物
から逃げてしまうまで硬化は行われない。もし押出し条
件が、例えばバレル型押出し器から押出すことにより得
られるような、非蒸発性のものであるならば、硬化は上
昇させた温度でも起きない。本発明の密封材組成物をタ
イヤに適用した後、アルコールを密封材層から自由に蒸
発させれば、加熱しなくても硬化が進行する。
する帯として製造し、次に適当な手段によってタイヤの
内部に適用し、接着剤によってタイヤに接着させてもよ
い。
して、例えば上で述べたようにn−ヘキサン又は他の適
当な揮発性有機溶媒中に入れた溶液として調製してもよ
い。次にこの接合剤をタイヤ裏打の内側表面の希望の領
域上に、例えば噴霧又はブラシ掛けにより、希望の厚さ
に蓄積させるのに必要な数の被覆として適用する。
特許第4,913,209号明細書に記載されているように、タ
イヤを製造する時にタイヤ組立体中に層として密封材帯
を組み込むことである。密封材材料の帯をタイヤ形成ド
ラム上に置き、次にタイヤ裏打及び他のカーカス部品を
その密封材帯上に積み重ねる。密封材層は、最初にドラ
ム上に可撓性の剥離材層を置き、次に密封材層及び残り
のタイヤ部品を重ねることにより、タイヤ形成用ドラム
に接着しないようにすることができる。次に組合せた積
層体をタイヤ硬化条件、典型的には、加圧下で約135℃
(275゜F)〜約204.4℃(400゜F)の範囲の温度にかけ
る。
製造する場合、好ましい硬化剤は、米国特許第4,913,20
9号明細書に記載されているように、過酸化ジクミルの
如き有機過酸化物又はヒドロペルオキシドである。チタ
ネート硬化剤系を使用することは、一般にタイヤ積層型
構造とは両立しない。
0」として市販されている解重合天然ゴムを含む試験密
封材組成物(FN8121)を調製した。この解重合天然ゴム
は、上で述べたように、鉄含有量が低いことが見出され
ている。
は、低分子量エラストマーとしてハードマン社から商標
名「DPR−400」として市販されている解重合天然ゴムを
用いた。この組成物は、上で示したように大きな鉄含有
量を持っていた。
トマーを除き、正確に同じ配合物になっていた。両方の
組成物の高分子量エラストマーは、中間的軟質ゴム(SX
R−20)と標準マレーシアゴム(SMR−5)との、75部SX
R−20対25部SMR−5(重量による)の比の混合物であっ
た。高分子量エラストマー混合物を、バイヤー(Baye
r)から商標名「レナシット(RENACIT)VII」として販
売されている素練促進剤(peptizer)の0.13phrと混練
した。高分子量エラストマー及び低分子量エラストマー
を次の割合で一緒に混合した: 高分子量エラストマー 57.22部 低分子量エラストマー 42.86部 高分子量エラストマーはバンバリーミキサーで予め素
練りした。それらをギッタード(GUITTARD)混合機中で
低分子量エラストマーと、次の如き付加的密封材成分と
一緒に混合した: 成分 phr ホモジナイザー(ストラクトールMS−40) 42.86 粘着化剤(ピコパル100−5) 14.28 酸化防止剤〔ナウガード(NAUGARD)DSTDP〕 0.23 酸化防止剤/オゾン防止剤〔フレクスゾン(FLEXZONE)
11L〕 0.11 酸化防止剤〔インガノックス(INGANOX)1035〕 0.11 酸化防止剤〔ポリガード(POLYGARD)〕 0.11 硬化剤(チタン酸テトライソプロピル−TIPT) 2.52 混合冷間密封材〔ワークアウェイ(WORKAWAY)〕 17.82 混合後の試験組成物は40の26.7℃(80゜F)ML(1+
4)の未硬化ムーニー粘度、及び29の65.6℃(150゜F)M
LP:ML(3+4)の硬化最大ムーニー粘度を持ってい
た。
4)の未硬化ムーニー粘度、及び44の65.6℃(150゜F)M
LP:ML(3+4)の硬化最大ムーニー粘度を持ってい
た。
レッド幅を有するタイヤを、タイヤ1本当たり1.46kg
(3.22ポンド)の試験密封材及び対照密封材を用いて製
造した。タイヤをNTO試験法を用いて密封材の流動性に
ついて測定し、その場合タイヤを最初80.5Kph(50mph)
の速度で駆動した。次に速度を8.1Kph(5mph)刻みで次
第に増加し、各増加段階で1時間維持し、112.7Kph(70
mph)まで増大した。次にタイヤを120.7Kph(75mph)で
1時間駆動し、8.1Kph(5mph)刻みで次第に増大し、各
段階で半時間維持し、144.8Kph(90mph)まで増大し
た。各試験の前及び後で密封材の厚さを測定した。次の
結果が得られた。
での平均厚さの減少で表した回転流動性は、鉄を含まな
い試験配合物(イソレン400)の場合0.04mm(0.0015i
n)であり、鉄含有対照組成物(DPR−400)の場合0.24m
m(0.0092in)であった。中心線から7.62cm(3in)及び
8.89cm(3.5in)の場所は、このタイヤにとっては密封
材流動性に関し重要な場所である。なぜなら、それら
は、遠心力によりタイヤの中心線の方への流れが最大に
なり易い場所だからである。表1の結果は、本質的に鉄
を含まない本発明の試験組成物の方が、鉄を含有する低
分子量エラストマーを用いた対照組成物に比較して、遥
かに小さい回転流動性(75%小さい回転流動性)を示し
ている。これらの結果は、鉄汚染密封材に比較して、鉄
を含まない密封材の方が低い粘度であるにも拘わらず得
られている。粘度が低い程、通常一層流動し易いと予想
されるであろう。
として市販されている液体合成シス−ポリイソプレンゴ
ムを含む試験密封材組成物(F2)を調製した。このゴム
は、0.97ppmの低い鉄含有量を持つことが見出されてい
る。このゴムは化学的に変性されてはいない。しかし、
それは重合体分子中に幾つかのヒドロキシル基を持って
いることがある。分析によると、約50meq/gの水酸基価
を有すると思われる。それは化学的に変性されたシス−
ポリイソプレンではないが、チタネート硬化剤系と反応
した。
照組成物は、低分子量エラストマーとして商標名「DPR
−400」として市販されている解重合天然ゴムを用い
た。
トマーを除き、正確に同じ配合物になっていた。両方の
組成物の高分子量エラストマーは、中間的軟質ゴム(SX
R−20)と標準マレーシアゴム(SMR−5)との、75部SX
R−20対25部SMR−5(重量による)の比の混合物であっ
た。
(1+4)の粘度が約40に等しくなるまで混合した。高
分子量エラストマー及び低分子量エラストマーを次の割
合で一緒に混合した: 高分子量エラストマー 57.14部 低分子量エラストマー 42.86部 それらゴムをギッタード混合機中で、次の如き付加的
密封材成分と一緒に混合した: 成分 phr ホモジナイザー(ストラクトールMS−40) 42.86 粘着化剤(ピコパル100−5) 14.28 酸化防止剤(ナウガードDSTDP) 0.23 酸化防止剤/オゾン防止剤(フレクスゾン11L) 0.11 酸化防止剤(インガノックス1035) 0.11 酸化防止剤(ポリガード) 0.11 チタン酸テトライソプロピル硬化剤 2.52 混合後の試験組成物は50の23.9℃(75゜F)ML(1+
4)の未硬化ムーニー粘度、及び29の65.6℃(150゜F)M
LP:ML(3+4)の硬化最大ムーニー粘度を持ってい
た。
4)の未硬化ムーニー粘度、及び39の65.6℃(150゜F)M
LP:ML(3+4)の硬化最大ムーニー粘度を持ってい
た。
レッド幅を有するタイヤを、タイヤ1本当たり1.23kg
(2.71ポンド)の試験密封材及び対照密封材を用いて製
造した。タイヤを実施例1と同じNTO試験法を用いて密
封材の流動性について測定した。次の結果が得られた。
99cm(2.75in)の位置での平均厚さの減少として回転流
動性を測定した。鉄を含まない試験配合物の場合、回転
流動性は0.94mm(0.037in)であり、鉄含有対照配合物
の場合1.32mm(0.052in)であった。中心線から8.89cm
(3.5in)、7.62cm(3in)、及び6.99cm(2.75in)の場
所は、密封材流動性に関し重要な場所である。なぜな
ら、それらは、タイヤ中、遠心力によりタイヤの中心線
の方への流れが最大になり易い場所だからである。表1
の結果は、本質的に鉄を含まない本発明の試験組成物の
方が、鉄を含有する低分子量エラストマーを用いた密封
材組成物に比較して、遥かに小さい回転流動性を示して
いる。
多くの(重量)密封材を用いた。密封材の重量が大きく
なる程、流動する傾向は大きくなった。試験組成物及び
対照組成物は実施例2の場合と同じであった。同じサイ
ズのタイヤを用いた。
次の表3は、得られた代表的試験結果を示している。そ
の表では、本発明の試験密封材を1.37kg(3.01ポンド)
用いたタイヤと、対照密封材を1.37kg(3.01ポンド)用
いたタイヤとを比較できるように示している。
8.89cm(3.5in)、7.62cm(3in)、及び6.99cm(2.75i
n)の位置での平均厚さの減少としての回転流動性は、
鉄を含まない試験配合物の場合、1.65mm(0.065in)か
ら1.78mm(0.070in)まで変化し、鉄含有対照配合物の
場合、1.70mm(0.067in)から1.91mm(0.075in)まで変
化した。即ち、試験密封材では対照密封材よりも遥かに
小さい回転流動性を示していた。
PR−400」含有密封材のものよりも低いことを考慮に入
れると、これらの結果で示される改良は特に重要であ
る。粘度が低いと、流動傾向は一層大きくなる結果にな
るはずである。
第4,913,209号明細書に記載されているような積層配合
物の場合についての本発明の利点を例示する。
と比較した。両方の組成物とも、61.25部の高分子量ゴ
ム及び38.75部の低分子量ゴムを含んでいた。高分子量
ゴムは、中間的軟質ゴム(SXR−20)と標準マレーシア
ゴム(SMR−5)との、75部SXR−20対25部SMR−5の比
の混合物であった。
として市販されている実施例2の合成ポリイソプレンで
あり、対照組成物では解重合した天然ゴムDPR−400であ
った。
の成分を添加した: 成分 phr★ ホモジナイザー(ストラクトールMS−40) 63.92 粘着化剤(ピコパル100S) 21.5 酸化防止剤(ナウガードDSTDP) 0.24 酸化防止剤/オゾン防止剤(フレクスゾン11L) 0.12 酸化防止剤(インガノックス1035) 0.12 酸化防止剤(ポリガード) 0.12 過酸化物硬化剤(ジカップ40C) 1.11 P215/75R15タイヤの構造のためのウエブを与えた。密
封材配合物を、米国特許第4,913,209号明細書に記載し
た手順に従い、ウエブに適用した。この特許の記載は参
考のためここに入れてある。両方の密封用組成物を、約
9inの幅の層として内部裏打上に押出した。ポリビニル
アルコールの粘着性除去剤を密封材ウエブ複合体の1番
上に噴霧し、乾燥して、タイヤの形成及び硬化中の取扱
いをし易いようにした。試験組成物及び対照組成物のム
ーニー粘度は次の通りであった。
タイヤを作り、二本は試験組成物を含み、二本は対照組
成物を含むものにした。タイヤは全て同じ硬化工程及び
他の処理にかけた。
結果が得られた。
の場合のように、押出した密封材の縁の所で起きたこと
が分かる。対照組成物及び試験組成物の両方で、各縁で
の外側の三つの測定点を除き、密封材の厚さは実質的に
未変化のままであった。縁の所では、密封材はタイヤが
受ける遠心力によってタイヤの中心の方へ押されてい
た。その流動は、鉄を含まない密封材の場合、鉄を含む
密封材に比較して遥かに少なかった。平均厚さの減少
は、鉄を含まない密封材の場合、1.12mm(0.044in)で
あるのに対し鉄を含む密封材の場合、1.63mm(0.064i
n)であった。
「LIR−50」(化学的に変性されていない合成シス−ポ
リイソプレン)と、5重量部の「LIR−403」〔1分子当
たり3個のカルボキシル(COOH)基を有するカルボキシ
ル化合成シス−ポリイソプレン〕との混合物を用いた。
両方の化合物とも本質的に鉄を含んでいない。試験組成
物(E1)を、「DPR−400」を含む対照組成物(B1)と比
較した。「DPR−400」は鉄含有量の大きいものである。
タイヤサイズはP205/75R14であった。密封材の重量は測
定しなかったが、目的の重量は1.13kg(2.48ポンド)で
あった。
の組成を除き、同じであった。
ム、14.28phrのSMR−5、及び0.07phrの「レナシット
(VII)」の混合物であった。対照組成物(B1)の低分
子量エラストマーは42.86phrの「DPR−400」であった。
試験組成物(E1)の低分子量エラストマーは、40.72phr
の「LIR−50」及び2.14phrの「LIR−403」であった。硬
化剤は、実施例1の場合と同じ割合のTIPTであった。他
の成分、ホモジナイザー、粘着化剤、及び酸化防止剤
は、実施例1の場合と同じで、同じ割合であった。但し
組成物は冷間密封材を含んでいなかった。タイヤを実施
例1の場合と同じNTO試験にかけた。結果を次の表5に
示す。
び7.62cm(3in)の位置でとられた平均厚さの減少は、
試験組成物(E1)の場合、0.33mm(0.013in)であり、
対照配合物(B1)の場合、0.84mm(0.033in)であっ
た。タイヤE1はタイヤB1よりも61%小さい回転流動性を
示していた。上記結果及び他の観察に基づき、本発明の
好ましい組成物は、低分子量エラストマーの一部分が、
化学的に変性した合成シス−ポリイソプレンである混合
物からなっていた。
正が認められるであろう。そのような当業者による改
良、変化及び修正は次の請求の範囲によって包含される
ものである。
Claims (14)
- 【請求項1】50〜90重量部の高分子量固体エラストマ
ー、10〜50重量部の低分子量液体エラストマー、及び架
橋剤からなり、然も前記低分子量液体エラストマーの鉄
含有量が10ppmより少ない加圧物品用密封材。 - 【請求項2】低分子量液体エラストマーの少なくとも一
部分が、ヒドロキシル、カルボキシル、又はアミノ基を
有する化学的に変性されたものである請求項1に記載の
密封材。 - 【請求項3】架橋剤がチタン酸エステルである請求項2
に記載の密封材。 - 【請求項4】低分子量液体エラストマーが、熱解重合さ
れた天然ゴム、低分子量まで重合された合成シス−ポリ
イソプレン、液体解重合ブチルゴム、液体ポリブテン、
及び液体EPDMからなる群から選択される請求項1に記載
の密封材。 - 【請求項5】硬化剤が、チタン酸エステル、キノイド硬
化剤系、有機過酸化物、又は硫黄硬化剤系である請求項
4に記載の密封材。 - 【請求項6】低分子量エラストマーが、2,000〜100,000
0の範囲の分子量を有する請求項1に記載の密封材。 - 【請求項7】低分子量エラストマーが、反応性基を持つ
ように化学的に変性されていないポリイソプレンと、化
学的に変性され反応性基を有する合成シス−ポリイソプ
レンとの混合物であり、然も硬化に有効な量のチタン酸
エステル架橋剤を更に含む請求項1に記載の密封材。 - 【請求項8】低分子量エラストマーが、低分子量エラス
トマーの全重量に基づき、2〜5重量%の合成カルボキ
シル化シス−ポリイソプレンを含有する請求項7に記載
の密封材。 - 【請求項9】カルボキシル化シス−ポリイソプレンが、
1分子当たり3個のカルボキシル基を有する請求項8に
記載の密封材。 - 【請求項10】高分子量固体エラストマー、低分子量液
体エラストマー、及びチタン酸エステル架橋剤からな
り、然も前記低分子量エラストマーが、(a)鉄含有量
が10ppmより少なく、反応性基を持つように化学的に変
性されてはいないポリイソプレンと、(b)混合物の全
重量に基づき、化学的に変性され、チタン酸エステルと
反応することができる遊離カルボキシル基を有する部分
的に重合されたシス−ポリイソプレン2%〜5%との混
合物であり、然も前記部分的に重合されたシス−ポリイ
ソプレンが1分子当たり3個のカルボキシル基を有し、
鉄含有量が10ppmより少ない、高圧チューブレスタイヤ
のための密封材。 - 【請求項11】20〜70の範囲の65.6℃(150°F)MLP:M
L(3+4)の硬化最大ムーニー粘度を有する請求項10
に記載の密封材。 - 【請求項12】請求項1に記載の密封材を有する高圧タ
イヤ。 - 【請求項13】345kPa(50psig)より大きな圧力に適用
される請求項12に記載のタイヤ。 - 【請求項14】請求項10に記載の密封材を有する高圧タ
イヤ。
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