JP2853520B2 - 紙葉類搬送速度制御方法およびその装置 - Google Patents

紙葉類搬送速度制御方法およびその装置

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JP2853520B2
JP2853520B2 JP5168542A JP16854293A JP2853520B2 JP 2853520 B2 JP2853520 B2 JP 2853520B2 JP 5168542 A JP5168542 A JP 5168542A JP 16854293 A JP16854293 A JP 16854293A JP 2853520 B2 JP2853520 B2 JP 2853520B2
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稔 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類搬送速度制御方
法およびその装置に係り、特に郵便物等の紙葉類の方向
変換機構を備えた紙葉類搬送速度制御方法およびその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類の方向変換機構を図3に示
す。この図3に示す従来例にあっては、紙葉類の搬送ル
ート上に、可動ローラ53を駆動することによって紙葉
類の搬送方向を変換する方向変換部51を備え、紙葉類
の位置,先端および末端を検知する光電スイッチ55を
装備し、紙葉類の末端を光電スイッチ55が検知してか
ら、ある一定時間後に可動ローラ53を駆動し、これに
よって紙葉類の前後方向を変換し、そのまま出口まで搬
送する、という手法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方向変換機構では、紙葉類の末端を光電スイッチ5
が検知してから、ある一定時間後に可動ローラ3を駆動
していたため、紙葉類の長さによって紙葉類の前後方向
を変換する時間が変動していた。また、紙葉類の厚さ,
重さ,紙質によっても方向変換時間が変動していた。
【0004】このため、紙葉類の間隔が変動し、方向変
換機構の入口から出口までの紙葉類の搬送時間を一定に
することができず、紙葉類の種類によってはその反転搬
送時間が異なるという不都合が生じていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに紙葉類の種類によってはその反転搬送
時間が異なるという不都合を有効に改善し、長さの異な
るものが不規則に送られて来ても、これらに対し反転搬
送時間をほぼ同一に設定し得る紙葉類搬送速度制御方法
およびその装置を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、まず、紙葉
類搬送速度制御方法では、搬送方向の異なる二つの搬送
路を接続してなる方向変換部を備える紙葉類搬送路上
に、前記方向変換部を挟んで配設した,方向変換動作の
所要時間を計測用の一対の紙葉類検出センサと、前記方
向変換部の手前に配設し前記紙葉類の末端を検出する,
方向変換開始用の紙葉類検出センサと、紙葉類の搬送速
度を補正する搬送補正部と、この搬送時間補正部の下流
側に配設した,方向変換開始用の紙葉類検出センサから
搬送されるまでの時間計測用の紙葉類検出センサとを備
え、方向変換によって紙葉類の搬送時間が予め定めた基
準時間より遅延した時間を前記一対の紙葉類検出センサ
の出力に基づいて求め、これに基づいて当該紙葉類の搬
送速度を所定時間の間大きく設定する、という手法を採
用している。
【0007】また、これを具現化する装置としては、搬
送方向の異なる二つの搬送路を接続してなる方向変換部
を備える紙葉類搬送路における方向変換部の前後に所定
間隔を隔てて紙葉類の先端,末端を検出する複数の紙葉
類検出センサを配置し、この紙葉類搬送路の下流側に搬
送駆動ローラを備えた搬送時間補正部を設け、前記複数
の紙葉類検出センサを、前記方向変換部を挟んで配設し
た,方向変換動作の所要時間を計測用の一対の紙葉類検
出センサと、前記方向変換部の手前に配設した,方向変
換開始用の紙葉類検出センサと、前記搬送時間補正部の
下流側に配設した,方向変換開始用の紙葉類検出センサ
から搬送されるまでの時間計測用の紙葉類検出センサと
から構成し、前記一対の紙葉類検出センサからの情報に
基づいて方向変換後の前記紙葉類の走行遅延時間を算定
すると共に,この紙葉類走行遅延時間に基づいて,前記
搬送時間補正部を介して所定時間の間,前記紙葉類を加
速制御する速度制御部を備える、という構成を採ってい
る。これによって前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0008】
【作 用】今、長さLの紙葉類が光電スイッチ4から光
電スイッチ7まで搬送される所要時間をT、光電スイッ
チ4から光電スイッチ6まで搬送される所要時間を
1 ,光電スイッチ6から光電スイッチ7まで搬送され
る所要時間をt2 とすると、これらの関係は「t1 +t
2 =T」となる。仮に、紙葉類の長さLが長い等の理由
で、方向変換部1に方向変換時間が変動した場合、その
変動時間をαとすると、光電スイッチ4から光電スイッ
チ6まで紙葉類を搬送する所要時間は「t1 +α」とな
る。
【0009】そこで、光電スイッチ6から光電スイッチ
7まで紙葉類が搬送される所要時間t2 を変動時間α相
当分だけ、紙葉類の長さ情報等をもとにして、紙葉類が
搬送時間補正部2を通過する距離間で、紙葉類の搬送速
度を補正し、「t2 −α」を行う。この結果「(t1
α)+(t2 −α)=T」となり、Tは常に一定とな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図2に基
づいて説明する。この図1乃至図2に示す実施例は、搬
送方向の異なる二つの搬送路を接続してなる方向変換部
1を備える紙葉類搬送路100における方向変換部1の
前後に所定間隔を隔てて紙葉類の先端,末端を検出する
複数の紙葉類検出センサとしての光電スイッチ4乃至7
が配置されている。この紙葉類搬送路100の下流側に
は、搬送駆動ローラ2A,2B,2C,2Dを備えた搬
送時間補正部2が設けられている。光電スイッチ4乃至
7からの情報(オン/オフのタイミング情報)は、速度
制御部10に送り込まれる。
【0011】この速度制御部10は、光電スイッチ4乃
至7からの情報の基づいて方向変換後の紙葉類の走行遅
延時間を算定すると共に,この紙葉類走行遅延時間に基
づいて作動し,搬送時間補正部2を介して所定時間の
間,前述した紙葉類を必要に応じて大きく或いは適度の
大きさで加速制御する紙葉類用速度制御機能を備えてい
る。符号3は前述した方向変換部1に装備された可動ロ
ーラを示す。
【0012】これを更に詳述すると、紙葉類の搬送ルー
ト上に可動ローラ3を駆動することによって紙葉類の搬
送方向を変換する方向変換部1を備えている。そして、
この方向変換部1の上流側には、当該方向変換部1から
幾分離れた位置で紙葉類の到達或いは通過を検出する光
電スイッチ4と、当該方向変換部1に近接して紙葉類の
末端を検出する光電スイッチ5とが配設されている。ま
た、方向変換部1の下流側には、搬送時間補正部2の上
流側と下流側とにそれぞれ光電スイッチ6,7が一つず
つ配設されている。
【0013】今、長さLの紙葉類が光電スイッチ4から
光電スイッチ7まで搬送される所要時間(全体の搬送時
間)をT、光電スイッチ4から光電スイッチ6まで搬送
される所要時間(方向変換動作の所要時間)をt1 ,光
電スイッチ6から光電スイッチ7まで搬送される所要時
間をt2 とすると、これらの関係は「t1 +t2 =T」
となる。
【0014】ここで、光電スイッチ5は、紙葉類の末端
を検知してから、ある一定時間後に可動ローラ3を駆動
しているため、紙葉類の長さLの違いに対応し、各紙葉
類ごとに最短時間で方向転換を図ることが可能である
が、このために、方向変換部1で長さLの異なる紙葉類
ごとに方向変換時間に変動が生じる。その変動時間をα
とすると、光電スイッチ4から光電スイッチ6まで紙葉
類を搬送する所要時間は「t1 +α」となる。
【0015】そこで、光電スイッチ6から光電スイッチ
7まで紙葉類が搬送される所要時間t2 を変動時間α相
当分だけ、紙葉類の長さ情報等をもとにして、紙葉類が
搬送時間補正部2を通過する距離間で紙葉類の搬送速度
を補正し、「t2 −α」を行う。
【0016】この結果「(t1 +α)+(t2 −α)=
T」となり、Tは常に一定となる。
【0017】
【発明の効果】本願発明の構成では、方向変換部を挟ん
で上流側と下流側に配設された一対の紙葉類検出センサ
により、各サイズの紙葉類ごとに方向変換に要する時間
が計測され、また、方向変換部のもう一方の紙葉類検出
センサにより紙葉類の末端通過後所定のタイミングで反
転動作が行われ、さらに、方向変換部の下流側のもう一
方の紙葉類検出センサにより加速された紙葉類の通過タ
イミングが測定される。即ち、これら各センサの協動に
より、各長さの紙葉類ごとに方向変換動作の所要時間の
短縮化を図りつつ、方向変換に際し影響する紙葉類の長
さ等により異なる紙葉類の搬送時間の変動を有効に補正
することが可能となり、常に一定の時間で紙葉類を反転
搬送することができるという従来にない優れた紙葉類搬
送速度制御方法およびその装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】図1の動作を示すブロック図である。
【図3】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 方向変換部 2 搬送時間補正部 3 可動ローラ 4,5,6,7 紙葉類検出センサとしての光電スイッ
チ 100 紙葉類搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 29/54 - 29/70 B65H 7/00 - 7/20 B65H 43/00 - 43/08 B07C 3/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向の異なる二つの搬送路を接続し
    てなる方向変換部を備える紙葉類搬送路上に、前記方向
    変換部を挟んで配設した,方向変換動作の所要時間を計
    測用の一対の紙葉類検出センサと、前記方向変換部の手
    前に配設し前記紙葉類の末端を検出する,方向変換開始
    用の紙葉類検出センサと、紙葉類の搬送速度を補正する
    搬送補正部と、この搬送時間補正部の下流側に配設し
    た,前記方向変換開始用の紙葉類検出センサから搬送さ
    れるまでの時間計測用の紙葉類検出センサとを備え、 方向変換によって紙葉類の搬送時間が予め定めた基準時
    間より遅延した時間を前記一対の紙葉類検出センサの出
    力に基づいて求め、これに基づいて当該紙葉類の搬送速
    度を所定時間の間大きく設定することを特徴とした紙葉
    類搬送速度制御方法。
  2. 【請求項2】 搬送方向の異なる二つの搬送路を接続し
    てなる方向変換部を備える紙葉類搬送路における方向変
    換部の前後に所定間隔を隔てて紙葉類の先端,末端を検
    出する複数の紙葉類検出センサを配置し、この紙葉類搬
    送路の下流側に搬送駆動ローラを備えた搬送時間補正部
    を設け、 前記複数の紙葉類検出センサを、前記方向変換部を挟ん
    で配設した,方向変換動作の所要時間を計測用の一対の
    紙葉類検出センサと、前記方向変換部の手前に配設し前
    記紙葉類の末端を検出する,方向変換開始用の紙葉類検
    出センサと、前記搬送時間補正部の下流側に配設した,
    前記方向変換開始用の紙葉類検出センサから搬送される
    までの時間計測用の紙葉類検出センサとから構成し、 前記一対の紙葉類検出センサからの情報に基づいて方向
    変換後の前記紙葉類の走行遅延時間を算定すると共に,
    この紙葉類走行遅延時間に基づいて,前記搬送時間補正
    部を介して所定時間の間,前記紙葉類を加速制御する速
    度制御部を備えたことを特徴とする紙葉類搬送速度制御
    装置。
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