JPH11290787A - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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JPH11290787A
JPH11290787A JP9734298A JP9734298A JPH11290787A JP H11290787 A JPH11290787 A JP H11290787A JP 9734298 A JP9734298 A JP 9734298A JP 9734298 A JP9734298 A JP 9734298A JP H11290787 A JPH11290787 A JP H11290787A
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淳一 玉本
Takashi Yoshida
吉田  隆
Yoshio Nakajima
吉男 中島
Junji Fujita
准司 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送路の途中に間隔調整機構を備えた紙葉類
搬送装置について、紙葉類の厚さや表面の摩擦特性のバ
ラツキなどに起因する間隔調整の誤差を補正して、より
高精度な間隔調整ができるようにする。 【解決手段】 紙葉類1を一定の速度で搬送する搬送路
4の途中に、搬送速度を可変制御可能な加減速搬送路1
01が設けられ、間隔測定手段102で測定した紙葉類
同志の間隔が設定間隔と異なっていた場合には、その相
違の程度に応じて加減速搬送路101の搬送速度を制御
し、さらにその加減速搬送路による間隔調整の誤差を誤
差測定手段104で測定し、この測定した間隔調整誤差
に応じた追加の間隔調整を前記加減速搬送路101で行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば郵便物のよ
うな紙葉類をそれに付されている区分情報に基づいて区
分する処理を行うための紙葉類処理機などにおける紙葉
類の搬送路用として用いられる紙葉類搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば葉書や封書のような定形の郵便書
状の区分に用いる書状区分機などは、搬送装置を備えて
おり、この搬送装置で書状つまり紙葉類を搬送しつつ区
分処理などを施すようになっている。このような書状区
分機などにおける処理の安定性や効率を高めるには、搬
送装置での紙葉類の搬送間隔を所定の設定間隔に保てる
ようにすることが重要である。そのために、書状区分機
などにおける紙葉類搬送装置は、搬送中における紙葉類
同士の間隔を整えるための機構を備えることになる。そ
のような例が特公平8−18728号公報に開示されて
いる。同公報に開示の紙葉類搬送装置における間隔調整
機構は、一定の速度で紙葉類を搬送する固定速度搬送路
の途中に変速搬送路を設け、間隔検知センサで検知した
紙葉類の間隔が設定間隔と異なる場合に、その相違分に
応じて変速搬送路における搬送速度を制御することで紙
葉類の間隔を正すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような紙葉類搬
送装置は、その間隔調整機構の働きにより、搬送中の紙
葉類同士の間隔を設定間隔に合わせることができる。し
かし紙葉類搬送装置で扱う紙葉類の種類によっては間隔
調整の精度が必ずしも十分でなく、特に紙葉類搬送装置
で扱われる紙葉類の代表的なものである郵便書状のよう
に、その厚さや表面の摩擦特性が種々に異なるものが含
まれる場合に問題がある。すなわち搬送路を流れている
紙葉類の厚さや摩擦特性が異なっていると、これに起因
して間隔調整機構による間隔調整が目標通りになされな
いという問題である。
【0004】具体的には、上記特公平8−18728号
公報にも見れるように、固定速度搬送路と変速搬送路は
何れも紙葉類を挟持して搬送する構造となるのが一般で
あり、また搬送速度に関して固定速度搬送路と変速搬送
路を分離するために、紙葉類が固定速度搬送路による挟
持から開放された後に変速搬送路に進入してその挟持を
受けるようになるのが一般である。このため、厚い紙葉
類が変速搬送路に進入すると、その際に変速搬送路にお
ける挟持の隙間を紙葉類が押し広げる。このことは紙葉
類の搬送速度を遅くするように働き、また押し広げるの
に伴って変速搬送路に生じる振動により搬送力の伝達が
不安定になり、このため設定間隔と実際の間隔の相違に
応じた制御による間隔調整に誤差を生じる。また紙葉類
の摩擦係数が小さいと、変速搬送路における速度調整の
ための急激な加速力や減速力の紙葉類への伝達が確実で
なくなり、同じく設定間隔と実際の間隔の相違に応じた
制御による間隔調整に誤差を生じる。
【0005】本発明はこのような事情を背景になされた
もので、搬送路の途中に間隔調整機構を備えた紙葉類搬
送装置について、紙葉類の厚さや表面の摩擦特性のバラ
ツキなどに起因する間隔調整の誤差を補正して、より高
精度な間隔調整ができるようにすることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
では、紙葉類を一定の速度で搬送する搬送路と、前記搬
送路の途中に設けられその搬送速度が可変制御可能な加
減速搬送路と、前記搬送路を流れる紙葉類同士の間隔を
前記加減速搬送路の上流で測定する間隔測定手段と、該
間隔測定手段で測定した間隔が設定間隔と異なっていた
場合にその相違の程度に応じて前記加減速搬送路におけ
る搬送速度を制御する制御手段とを備えた紙葉類搬送装
置において、前記加減速搬送路による間隔調整の誤差を
測定する誤差測定手段を設けるとともに、前記制御手段
は、前記誤差測定手段で測定された間隔調整誤差に応じ
た追加の間隔調整を行うように前記加減速搬送路の搬送
速度を制御する機能を有したことを特徴とする紙葉類搬
送装置を提供する。
【0007】このような本発明による紙葉類搬送装置の
構成によると、その加減速搬送路において、間隔調整対
象の紙葉類が加減速搬送路を通過仕切るまでに、間隔調
整を2段ないしそれ以上の多段でなすことができる。つ
まり設定間隔に対する実測間隔の相違の程度に基づいた
制御による基礎的な間隔調整をまず行い、次いで、対象
紙葉類が加減速搬送路を通過仕切るまでに、前記基礎的
な間隔調整が目標とした間隔調整程度と実際の間隔調整
結果との誤差に基づいた制御による補完的な間隔調整を
少なくと1回なす。この結果、紙葉類に厚さや摩擦特性
のバラツキがあっても、高精度な間隔調整が可能とな
る。
【0008】上記のような紙葉類搬送装置の誤差測定手
段は、加減速搬送路における紙葉類への搬送力の作用開
始点またはこの作用開始点の上流側で間隔調整対象の紙
葉類の先端または後端の通過を検知する第1の通過検知
手段と、前記作用開始点から、処理対象の紙葉類のうち
の最短の紙葉類の長さより短い距離範囲に設けられ、前
記第1の通過検知手段に続いて前記紙葉類の先端または
後端の通過を検知する第2の通過検知手段と、これら両
通過検知手段からの情報に基づいて間隔調整誤差を求め
る誤差演算手段とを備えてなる構成とすることが好まし
い。
【0009】ところで、紙葉類の厚さや摩擦特性のバラ
ツキによる搬送速度の乱れ、特に厚さのバラツキによる
搬送速度の乱れは、間隔調整を行う場合に限らず、間隔
調整を加減速搬送路でなさない場合、つまり紙葉類が設
定間隔を保って加減速搬送路に進入する場合でも生じ、
このことで実際の間隔が設定間隔から外れてしまうこと
があり得る。したがって上記のような本発明による紙葉
類搬送装置は、この問題を解消できるようにすること
で、設定間隔保持の安定性をさらに一層高めることがで
きる。
【0010】そのための好ましい手段の一つは、加減速
搬送路の上流側に設けた厚さ測定手段で紙葉類の厚さを
測定し、紙葉類が所定以上の厚さであった場合には、当
該紙葉類の通過時に加減速搬送路における搬送速度を高
めに設定する、つまり間隔調整を行わない場合であれ
ば、搬送路における一定速度よりも高めであり、また間
隔調整を行う場合にも必要であれば、間隔調整のための
計算上の速度よりも高めに設定するようにすることであ
る。
【0011】他の好ましい手段は、加減速搬送路の上流
側に設けた厚さ測定手段で紙葉類の厚さを測定し、この
測定結果に基づいて、加減速搬送路における紙葉類の挟
持搬送のための間隙を調整するようにすることで搬送速
度に影響を与えないようにすることである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図5は、本発明の好ましい実施形態による紙葉類
搬送装置を組み込んだ書状区分機の概略図である。この
書状区分機は、例えば葉書や封書などの定形の郵便書状
に付された宛名やバーコードなどの区分情報を読取り、
この区分情報によって書状の区分処理を行うものであ
る。その全体的な構成と共にその動作の概略を以下に説
明する。
【0013】処理対象の書状1は、その厚み方向で重ね
られてホッパ2に供給される。ホッパ2には供給部3が
接続している。この供給部3は、例えば無端的に走行す
る有孔ベルトを介して吸引することで書状1をホッパ2
から1通ずつ分離して取り出す。供給部3により取り出
された書状1は搬送路4に渡される。搬送路4は、対向
するベルトにより書状1を挟持して搬送するようになっ
ており、その搬送速度はほぼ一定に保たれている。なお
図5の例では、供給部3が書状1を下側へ向けて供給す
る構成になっているが、これに限られず必要に応じて上
側に向けて供給するようにすることもできる。
【0014】搬送路4を搬送されて行く書状は、搬送路
4に沿って設けてある異物検知部5を通過する。異物検
知部5は、書状が以降の処理に適さないことを検知す
る。つまり異物検知部5は、書状1の大きさや硬さが不
適当であることや2枚以上重なって供給されることなど
を、書状の通過時間や搬送路の変形になどより検知す
る。異物検知部5の下流には第1の搬送ゲート6が設け
られている。この搬送ゲート6は、例えばソレノイドで
駆動するゲート部材(図示せず)により書状の搬送方向
を切り換え、異物検知部5で以降の処理に適さないこと
を検知された書状を第1のリジェクト集積部7に向けて
排出する。
【0015】搬送ゲート6の下流に設けてある第1の整
位部8は、搬送路4を搬送されて行く書状の姿勢を修正
する。例えば搬送方向に対して斜行したベルトにより、
書状の一辺を搬送の基準となる面に押し付けて書状の姿
勢を整える。整位部8で搬送姿勢を正された書状は、次
の読み取り部9で区分情報を読みとられる。この読み取
り部9での区分情報の読取り精度は、書状の姿勢が整位
部8で既に正されていることから、高いものとなる。
【0016】読み取り部9を経た書状は重送検知部10
に至る。重送検知部10は、例えば対向するベルトの一
方を搬送路4の速度とは異なる速度としてあり、これに
より重なった書状同士がずれることにより長さの変化を
生じることから、重送と判断する。重送と判断された書
状は、第1の搬送ゲート6と同様な第2の搬送ゲート1
1により搬送方向を切り換えられて第2のリジェクト集
積部12に集積される。
【0017】重送検知部10の下流には第2の整位部1
3があり、ここで書状の姿勢を再度修正して所定の位置
への印刷を行ないやすい状態にした後、印刷部14で必
要な印刷が施される。例えば先の読み取り部9で読み取
った区分情報に応じたバーコードなどの機械コードの印
刷がなされる。この印刷については、それが正常になさ
れたか否かが印刷確認部15で確認される。
【0018】印刷確認部15の下流には間隔調整部16
があり、最終的に段ゲート17を介して集積部18に書
状を区分・集積するに先立って書状の搬送間隔を所定の
設定間隔に整える。このように最終的な区分・集積に先
立って、書状の搬送間隔を整えるのは、これまでの搬送
途中で書状の間隔が変化し、特に設定間隔より狭い間隔
となっていると、段ゲート17や各集積部18へ書状を
導き入れるための集積ゲート(図示せず)の動作が間に
合わず、安定した区分・集積をなせない可能性がある
が、このような問題を避けるためである。
【0019】以上の書状区分機における動作の状況を表
示する表示手段19が作業者から見やすい部位に設けて
ある。この表示手段19では、例えば三色信号灯やLC
Dディスプレイなどを用いて、正常処理中であることや
異常が発生したことなどを表示し、作業者に知らせる。
また区分設定手段20がホッパ2に隣接して設けてあ
る。この区分設定手段20は、例えばタッチパネルや複
数のスイッチを備えており、集積部18に割り当てる区
分情報のパターンを設定するのに用いる。
【0020】次に、本発明の要部である間隔調整部16
について詳細に説明する。それに先立って先ず、上記し
た特公平8−18728号公報に見られるような構成と
同様な従来の間隔調整機構を間隔調整部16に適用した
場合について、本発明の理解の参考のために説明する。
【0021】図2に示すのは従来型の間隔調整機構であ
り、定速度の搬送路4の途中に組み込んだ加減速搬送路
101を備える。加減速搬送路101は、ローラ101
aとローラ101bとで書状1を挟持して搬送するよう
になっている。ローラ101aは、駆動ローラで、ゴム
張りなどとすることで摩擦係数を大きくされており、ま
た図示しないモータが接続されている。一方、ローラ1
01bは、従動ローラで書状1の厚みに応じて挟持間隙
を変化させることができるように、バネなどの弾性体1
01C により支持してある。
【0022】また間隔調整機構は、搬送路4を搬送され
る書状1の搬送間隔を測定するための間隔測定手段10
2と、この間隔測定手段102で測定した間隔と設定間
隔との差異に基づいて加減速搬送路101の速度制御を
行う速度制御手段103も備える。間隔測定手段102
は、加減速搬送路101の上流に設けてある通過検知手
段102S と、この通過検知手段102S による書状1
の通過検知の情報に基づいて間隔を求める間隔演算手段
102C とからなる。一方、速度制御手段103は、加
減速搬送路101への書状1の進入を検知できる位置に
設けてある通過検知手段103S と、間隔測定手段10
2が測定した実際の間隔を所定の設定間隔と比較してそ
の差異を求め、この差異分に応じた調整用速度とその設
定タイミングを制御する制御手段103C とからなる。
これらにおける通過検知手段102Sと通過検知手段1
03S は、何れも、例えばフォトダイオードとフォトト
ランジスタとを用いて透光と遮光の変化により書状1の
通過を検知する構成とすることができる。
【0023】以上のような間隔調整機構における間隔調
整動作は以下の通りである。定速度の搬送路4を図3に
示すように2枚の書状1bと1aが間隔Gmで矢印Aの
方向に搬送されている。その間隔Gmは、書状1bの通
過で通過検知手段102S が遮光状態から透光状態にな
った後に、再び次の書状1aの進入で通過検知手段10
2S が遮光状態になるまでの時間と搬送路4の搬送速度
とから求めることができる。この間隔Gmが所定の設定
間隔Giと異なっている場合には、その差異分を調整距離
Ld(=Gi−Gm)として求め、この調整距離Ldだけ書状1
aを進ませ、または遅らせる。図3の例では遅らせるこ
とになる。
【0024】この場合の速度制御手段103における制
御の状態は図4に示すようになる。図4において、太い
斜線を施した部分が調整距離Ldにあたる。その量は、搬
送路4における一定の搬送速度Vconstと調整時間Tadj及
び調整速度Vadjとから、Ld=(Vconst-Vadj)×Tadjとして
求められる。この場合の調整時間Tadjと調整速度Vadj
は、調整時間Tadjが経過した後に、書状1aが加減速搬
送路101から離れるような条件で設定される。一方、
細い斜線を施した部分は空送距離Lcであり,間隔を調整
している間に書状1が進む距離である。空送距離Lcは、
Lc=Vadj ×Tadjで表される。
【0025】原理的には以上のような調整により、書状
同士の間隔を設定間隔に正すことが可能である。しか
し、先に説明したように、調整対象の書状1aが厚い
と、書状1aの進入の際にローラ101bが押し広げら
れ、このために搬送方向と逆向きの力が作用したり、ま
たローラ101bが振動して書状1aに搬送力を十分に
伝えることができないなどのことから、加減速搬送路1
01における書状1aの実際の搬送速度が設定した調整
速度Vadjとならないことがある。また調整対象の書状1
aの摩擦係数が小さいと、同様に書状1aへの搬送力の
伝達が不十分になって、調整速度Vadjの実効を得られな
いことがある。その結果、調整距離Ldを達成することが
できず、目標とする設定間隔Giに合わせることができな
くなる。
【0026】このような問題を効果的に解消するのが本
発明における間隔調整機構である。その間隔調整機構の
構成例が図1に示されており、その基本は上で図2に関
して説明したそれと同様であるが、さらに誤差測定手段
104を備え、これで測定した調整誤差に応じて追加の
間隔調整を、図4に関して説明した基礎的な間隔調整に
加えて、同じ加減速搬送路101で行うことで厚さや摩
擦係数の影響を低減することに特徴がある。誤差測定手
段104は、第1の通過検知手段104S1(同手段10
3sと共用)、第2の通過検知手段104S2、それに誤
差演算手段104C からなる。第1の通過検知手段10
4S1は、加減速搬送路101における書状1への搬送力
の作用開始点(ローラ式の加減速搬送路101の場合に
はローラ101aとローラ101bによる挟持点)で間
隔調整対象の書状の先端の通過を検知するようにしてあ
る。ただこの例では速度制御手段103の通過検知手段
103S を第1の通過検知手段104S1に兼用するよう
にしてある。一方、第2の通過検知手段104S2は、加
減速搬送路101の下流においてその作用開始点から図
5の書状区分機で取り扱う書状のうち最短の書状長Lmin
(例えば140mm)より短い距離範囲に設け、第1の
通過検知手段104S1に続いて間隔調整対象の書状の先
端の通過を検知するようにしてある。
【0027】以上のような間隔調整機構における間隔調
整動作は図6に示されている。まず1回目として基礎的
な間隔調整を行う。それには、間隔測定手段102が書
状1bと1a(図3)の間隔Gmを測定し、速度制御手段
103がその制御手段103Cで調整距離Ld1 (=Gi−G
m)を求める。そしてこれに基づいて、書状1aが第1
の通過検知手段104S1を遮光してから調整時間Tadj1
の間、加減速搬送路101の搬送速度を調整速度Vadj1
に制御する(図6)。この調整時間Tadj1 と調整速度Va
dj1 は、調整時間Tadj1 が経過した後に、書状1aの先
端が第2の通過検知手段104S2に達するように設定す
る。
【0028】次いで、2回目として追加の間隔調整を行
う。それには、書状1aが第1の通過検知手段104S1
を遮光してから、第2の通過検知手段104S2を遮光す
るまでに実際にかかった時間Tm12を誤差測定手段104
が計測する。ここで、第1の通過検知手段104S1から
第2の通過検知手段104S2までの距離をL12 とする
と、1回目の調整動作が目標通りになされたとして、書
状1aが第1の通過検知手段104S1から第2の通過検
知手段104S2まで搬送されるのにかかる理論的な時間
Tc12は、Tc12= (L12+ Ld1)÷Vconstとなる。したがっ
て調整の誤差、つまり2回目の間隔調整で必要な調整距
離Ld2 は、Ld2 =(Tm12-Tc12) ×Vconstとして求められ
る。そこでこの調整距離Ld2 について、1回目と同様の
調整動作を行う。すなわち、調整時間Tadj2 の間、加減
速搬送路101の搬送速度を調整速度Vadj2 に制御す
る。この2回目の調整動作は1回目の調整動作と比べ
て、時間的に後で行うためローラ101bの振動が減っ
ていることと、誤差修正だけであるから調整距離が短
く、速度変化が少ないため滑りが生じにくいことから、
より正確に書状同士の間隔を調整することができる。
【0029】以上のように、1回目の調整動作、誤差測
定、それに2回目の調整動作という3段階を経て間隔の
調整を行う。それぞれの段階に、Tadj1 、T3、Tadj2 の
時間がかかるとすると、空送距離は次の式で求められ
る。Lc1=Vadj1 ×Tadj1 、Lc2=Vadj2 ×Tadj2 、Lc3=Vc
onst×T3となる。ここで、上記の調整動作は書状の長さ
の範囲で行うことになるので、(Lc1+Lc2 +Lc3)が最短
の書状長Lminより小さいことが条件となる。また第2の
通過検知手段104S2は、1回目の調整動作が終了して
から2回目の調整動作が始まるまでの範囲になければな
らない。つまり加減速搬送路101の挟持点からの距離
がLc1 〜(Lmin-Lc3)の範囲に位置しなけらばならない。
このことが、上記した加減速搬送路101の作用開始点
から最短の書状長Lminより短い距離範囲に位置すること
の具体的な内容である。
【0030】図7に示すのは図1における間隔調整部1
6に適用される第2の実施形態による間隔調整機構であ
る。この形態では第2の通過検知手段104S2として、
例えばラインCCDセンサなどのように書状の端を連続
的に検知できるものを用い、書状の先端や後端(図の例
では先端)を順次計測するできるようにしてある。この
場合の第2の通過検知手段104S2は、ラインCCDセ
ンサを用いる場合であれば、その上流側の端が加減速搬
送路101から下流側に最短の書状長Lminまでの範囲に
位置するように設ける。そして書状1が第2の通過検知
手段104S2を遮光している領域から書状1の先端位置
を求める.
【0031】この間隔調整機構の場合には、書状先端の
実際の位置と目標の位置との差Defを無くせるように加
減速搬送路101の速度を制御する方式で間隔調整をな
すことができる。例えば図8に示すように、書状の先端
位置が目標位置より下流側にある場合は加減速搬送路1
01を減速し、書状の先端位置が目標位置より上流側に
ある場合は加減速搬送路101を増速する。これによっ
て、書状の先端位置をそれがあるべき目標位置に近付
け、書状同士の間隔を設定間隔に調整することができ
る。
【0032】図9に示すのは図1における間隔調整部1
6に適用される第3の実施形態による間隔調整機構であ
る。この実施形態が以上の各実施形態と異なる点は、以
上の各実施形態では、何れも書状1aの先端を第1の通
過検知手段104S1が検知するタイミングで調整動作を
開始するようにしてあるのに対し、第1の通過検知手段
104S1が書状1aの後端を検知したタイミングで調整
動作を開始するようにしたことである。
【0033】第2の通過検知手段104S2は、加減速搬
送路101の上流で、その書状挟持点から上記した最短
の書状長Lmin(例えば140mm)より短い距離範囲に
設けてある。また第1の通過検知手段104S1は、第2
の通過検知手段104S2の上流に設け、間隔測定手段1
02の通過検知手段102S は、第1の通過検知手段1
04S1の上流に設けてある。
【0034】以上のような間隔調整機構における間隔調
整動作は以下の通りである。先ず1回目の基礎的な間隔
調整のために、間隔測定手段102が書状1bと1a
(図3)の間隔Gmを測定し、速度制御手段103がその
制御手段103C で調整距離Ld1 (=Gi−Gm)を求め
る。そしてこれに基づいて、書状1aが第1の通過検知
手段104S1を遮光してから調整時間Tadj1 の間、加減
速搬送路101の搬送速度を調整速度Vadj1 に制御する
(図6)。この調整時間Tadj1 と調整速度Vadj1 は、調
整時間Tadj1 が経過した後に、書状1aの後端が第2の
通過検知手段104S2に達するように設定する。
【0035】次いで、2回目として追加の間隔調整を行
う。それには、書状1aの後端が第1の通過検知手段1
04S1を通過してから、第2の通過検知手段104S2を
通過するまでに実際にかかった時間Tm12を誤差測定手段
104が計測する。そして上記の場合と同様に、Tc12=
(L12 +Ld1)÷Vconstから2回目の間隔調整で必要な調
整距離Ld2 をLd2 =(Tm12-Tc12) ×Vconstとして求め、
この調整距離Ld2 について、1回目と同様の動作を行
う。すなわち、調整時間Tadj2 の間、加減速搬送路10
1の搬送速度を調整速度Vadj2 に制御する。
【0036】この場合にも1回目と2回目の調整動作を
書状の長さの範囲内で行う必要があるので、各段階の空
送距離に関して(Lc1+Lc2 +Lc3)が最短の書状長Lminよ
り小さいことが条件となる。また第2の通過検知手段1
04S2は、1回目の調整動作が終了してから2回目の調
整動作が始まるまでの範囲になければならない。つまり
加減速搬送路101の挟持点からの距離がLc1 〜(Lmin-
Lc3)の範囲に位置しなけらばならない。
【0037】以上の各実施形態では、何れも追加の調整
動作を1回だけ行うようにしていたが、必要に応じて追
加の調整動作を2回以上行うようにすることも可能であ
る。その場合には「第2の通過検知手段」を必要回数に
応じて設ける。また以上の各実施形態では、間隔測定手
段102にそれ専用の通過検知手段102S を設けてい
たが、必要に応じて、この通過検知手段102S の機能
を誤差測定手段104の第1の通過検知手段104S1に
負わせることも可能であり、その場合には通過検知手段
としては第1の通過検知手段104S1と第2の通過検知
手段104S2だけで足りる。また以上の各実施形態にお
ける加減速搬送路101をローラ式としてあったが、こ
れに替えて、ベルト式とすることも可能である。
【0038】さらに以上の各実施形態では、測定した間
隔誤差や調整誤差に基づいて間隔の制御を行うようにし
ていたが、これに加えて、書状の厚みに応じた制御を行
うことで、より高精度な間隔制御とすることもできる。
そのような制御の好ましい一つは、書状の厚みに起因す
る搬送遅れ分を加減速搬送路101に設定する搬送速度
に盛り込むことである。例えば書状が所定の厚さ(例え
ば3mm)を超えた場合にその超過分について平均的に
距離Ltだけ遅れるとすると、上記の実施形態におけるよ
うな間隔調整を行う場合であれば、この平均遅れ距離Lt
を計算上の調整距離Ldから差し引いた距離を調整距離と
する。またこのような調整動作を行う必要のない場合に
も、書状が厚いことによる遅れは発生するので、これに
対応するために、図10に示すように書状が加減速搬送
路101を通過する時間Tpの間、加減速搬送路101の
調整速度をVadj3(>Vconst)に設定して平均遅れ距離Ltに
対応する分だけ進めるようする。この場合の書状の厚さ
に関する情報は、図1における異物検知部5から得るこ
とができる。
【0039】書状の厚みに関する他の好ましい制御は、
図11に示すように、加減速搬送路101におけるロー
ラ101aとローラ101bの挟持間隙を間隙調整手段
108により調整する方式である。間隙調整手段108
は、例えばモータやソレノイドなどを用いて、ローラ1
01bを支持している弾性体101Cを矢印Bのように
移動することでローラ101aとローラ101bの間隙
を調整する。この間隙の調整は、予め広い間隙にした状
態で書状を受け入れた後に当該書状に最適な広さに戻す
ようにする方式、または当該書状に最適な広さにした状
態で書状を受け入れるようにする方式の何れも可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
紙葉類搬送装置における紙葉類の搬送間隔をより高精度
に調整することができ、紙葉類搬送装置が組み込まれ
る、例えば郵便書状用の書状区分機などの処理能力の向
上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による間隔調整機構の
模式図である。
【図2】従来型の間隔調整機構の模式図である。
【図3】書状区分機における書状の搬送状態の説明図で
ある。
【図4】図2の間隔調整機構の加減速搬送路における速
度制御の説明図である。
【図5】本発明による紙葉類搬送装置を適用した書状区
分機の概略側面図である。
【図6】図1の間隔調整機構の加減速搬送路における速
度制御の説明図である。
【図7】本発明の第2の実施形態による間隔調整機構の
模式図である。
【図8】図7の間隔調整機構の加減速搬送路における速
度制御の説明図である。
【図9】本発明の第3の実施形態による間隔調整機構の
模式図である。
【図10】紙葉類の厚さに基づいて制御された加減速搬
送路における速度制御の説明図である。
【図11】挟持間隙の調整を可能とした間隔調整機構の
模試図である。
【符号の説明】
1 書状 4 搬送路 16 間隔調整部 101 加減速搬送路 102 間隔測定手段 103 速度制御手段 103C 制御手段 104 誤差測定手段 104C 誤差演算手段 104S1 第1の通過検知手段 104S2 第2の通過検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 准司 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を一定の速度で搬送する搬送路
    と、前記搬送路の途中に設けられその搬送速度が可変制
    御可能な加減速搬送路と、前記搬送路を流れる紙葉類同
    士の間隔を前記加減速搬送路の上流で測定する間隔測定
    手段と、該間隔測定手段で測定した間隔が設定間隔と異
    なっていた場合にその相違の程度に応じて前記加減速搬
    送路における搬送速度を制御する制御手段とを備えた紙
    葉類搬送装置において、 前記加減速搬送路による間隔調整の誤差を測定する誤差
    測定手段を設けるとともに、前記制御手段は、前記誤差
    測定手段で測定された間隔調整誤差に応じた追加の間隔
    調整を行うように前記加減速搬送路の搬送速度を制御す
    る機能を有したことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記誤差測定手段が、前記加減速搬送路
    における紙葉類への搬送力の作用開始点またはこの作用
    開始点の上流側で間隔調整対象の紙葉類の先端または後
    端の通過を検知する第1の通過検知手段と、前記作用開
    始点から処理対象の紙葉類のうちの最短の紙葉類の長さ
    より短い距離範囲に設けられ、前記第1の通過検知手段
    に続いて前記紙葉類の先端または後端の通過を検知する
    第2の通過検知手段と、これら第1及び第2の通過検知
    手段からの情報に基づいて間隔調整誤差を求める誤差演
    算手段とからなることを特徴とする請求項1に記載の紙
    葉類搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記加減速搬送路の上流側に紙葉類の厚
    さを測定するための厚さ測定手段を設けるとともに、該
    手段により測定された紙葉類の厚さが所定以上の厚さで
    あった場合には、前記制御手段は当該紙葉類の前記加減
    速搬送路通過時にその搬送速度を前記測定された厚さに
    応じて高めるように制御する機能を有したことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の紙葉類搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記加減速搬送路の上流側に紙葉類の厚
    さを測定するための厚さ測定手段を設け、また前記加減
    速搬送路にその紙葉類の挟持間隔の調整機構を設けると
    ともに、前記制御手段は、前記厚さ測定手段の測定結果
    に基づいて前記加減速搬送路における紙葉類の挟持間隙
    を調整する機能を有したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の紙葉類搬送装置。
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