JPH10324437A - 重送検知装置および方法 - Google Patents

重送検知装置および方法

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JPH10324437A
JPH10324437A JP9133199A JP13319997A JPH10324437A JP H10324437 A JPH10324437 A JP H10324437A JP 9133199 A JP9133199 A JP 9133199A JP 13319997 A JP13319997 A JP 13319997A JP H10324437 A JPH10324437 A JP H10324437A
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直樹 佐々木
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正久 青柳
Hideo Inui
英雄 乾
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  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の長さの変化で重送を検出する場合、はが
きの長さが封書より短いため、はがきをずらしても長さ
の変化が検出されない場合がある。また、書状を面外変
形させガイド通過後の書状後端の跳ね上がりから重送を
検出する場合、厚さの薄い書状等は書状の剛性が低く、
ガイドで変形された後の跳ね上がる速度が遅く、量が少
ないため検出が難しい。 【解決手段】書状の面外方向に書状を変形させる屈曲し
た搬送路を有するめくり手段と、めくり手段の屈曲部の
内側を構成する搬送面と外側を構成する搬送面は任意の
間隔を有し、外側の搬送面において搬送されてくる書状
の先端が最初に接する部位近傍の書状表面の状態を検出
する検知手段を設け、検知手段の検知結果から書状の重
送を判断する重送判断手段を設けた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】郵便区分機等の、複数の書状
を分離搬送して仕分ける装置に係り、特に書状が重なり
搬送されてくる重送を検知する重送検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】書状の重送を検知する装置は、特開平4
−266349号公報記載のように搬送速度をローラを
押し当て、重送されてきた書状のローラに接する側を遅
らせ書状の長さを変化させ、長さの変化の有無から重送
を判断していた。
【0003】また、特開平7−172628号公報記載
のように、書状の後端をガイドで変形させた後、ガイド
から開放された後端のはねあがりから重送を検知してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
封書とはがきの組み合わせによる重送の場合、はがきの
長さが封書より短いため、はがきをずらしても長さの変
化が検出されない場合がある。
【0005】また、ガイドにより書状を面外変形させガ
イド通過後の書状後端の跳ね上がりを検出し、重送を判
断する場合、厚さの薄い書状等は書状の剛性が低く、ガ
イドで変形された後、跳ね上がる速度が遅く、さらに、
量が少ないため跳ね上がりの検出が難しい。
【0006】本発明の目的は、あらゆる種類の組み合わ
せの書状重送を確実に検知する重送検知装置および方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】書状の面外方向に書状を
変形させる屈曲した搬送路を有するめくり手段を有し、
前記めくり手段の屈曲部の内側を構成する搬送面と外側
を構成する搬送面は任意の間隔を有し、この間隔のため
書状は外側の搬送面に接するまで屈曲せずそれまでの搬
送方向に進む。
【0008】その後、書状は外側の搬送面に当たり屈曲
し、搬送に従い内側の搬送面に接するように書状全体が
屈曲していく。
【0009】そのため、屈曲部の外側からみて書状表面
は外側の搬送面に先端が突き当たるまで外側方向に進ん
だ後、外側の搬送面に突き当たった後には内側方向に向
う。
【0010】重送書状の場合は、書状表面が一旦内側方
向に向った後重なった書状の先端が再び外側方向に向
う。
【0011】そこで、外側の搬送面において搬送されて
くる書状の先端が最初に接する部位近傍の書状表面の状
態を検出する検知手段を有し、検知結果から、上記重送
の特徴を重送判断手段で抽出し判断することで実現可能
になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の重送
検知装置の側面図である。
【0013】図2は図1に示した重送検知装置を上方か
ら見た図である。
【0014】搬送ベルト4a、搬送ベルト4b、搬送ベ
ルト4cは図示されていない駆動ローラで移動し書状を
図中矢印A方向に搬送する。
【0015】搬送ベルト4aはガイドローラ6a、6b
により、そして搬送ベルト4bはガイドローラ6eによ
りめくり手段の外側の搬送路5a、5bを構成する。搬
送ベルト4cはガイドローラ6eによりめくり手段の内
側の搬送路5cを構成する。
【0016】各ガイドローラは、支持軸8により側板7
に支持される。
【0017】めくり手段の外側と内側の搬送路は、図に
示すように書状を挟持しない書状開放部9を形成する。
【0018】搬送中少なくとも書状の一端がその前後で
挟持され、確実に搬送されるようにするため、書状開放
部9の搬送方向長さを、装置で許容されている最短の書
状長さよりも短く設定する。
【0019】通過センサ14、15は、一方が受光、他
方が発光を行い、書状が光を遮ることで出力を変化させ
るセンサであり、書状がめくり手段に到達したことを検
知する。
【0020】検知手段は、たとえばレーザー光による距
離センサ2であり、書状表面の高さ、およびその変動を
測定する。
【0021】通過センサ14、15、距離センサ2は支
持手段により側板7に支持される。
【0022】図2に示すように、搬送ベルトは書状中央
を挟持するため、距離センサ2、通過センサ14、15
は搬送ベルトが書状表面をを遮らない位置に配置され
る。
【0023】搬送ベルトを搬送方向と平行に書状両端を
挟持させる2本ベルトとし、位置センサ2を搬送ベルト
の間から書状表面を計測しても構わない。
【0024】また、突き当て部11等を大径のローラで
構成しても同様な効果が得られる。
【0025】図1、2は、重送書状が搬送路外側のつき
あて部11に、図中上方の重送書状の先端があたった時
の状態を示している。
【0026】書状は内側の搬送路5cに沿って進み、突き
当て部11で外側の搬送路5bに接する。書状はガイドロ
ーラ6aの位置で搬送ベルトa、搬送ベルト4cに挟持
され搬送力を受け、さらに搬送ベルト4bの搬送力によ
り、図中の下側の書状12のように屈曲し、搬送される。
【0027】図のように重なった書状の場合、下側の書
状12が突き当て部11に当り屈曲した後、後続の上方の
重送書状10が、突き当て部11まで直進する。そのた
め、突き当て部11近傍では重送書状は図に示すように
上下に分離される。書状開放部9はこのように上下書状
間を引き離すことが可能なように、書状を挟持せずに開
放する。
【0028】検知手段2から突き当て部11の書状表面
の位置を計測すると、始めに書状先端が計測範囲に到達
した時点が、検知手段に最も近く、屈曲され搬送される
に従い遠ざかる。
【0029】図1に示すような重送書状の場合、距離セ
ンサ2の出力波形は図4の曲線70に示すような特徴に
なる。図4において縦軸は距離センサ2の出力であり、
画面下方が距離センサ2に近くなっている。横軸は時間
である。それぞれの単位は相対的なものである。
【0030】図3a、b、cは図4に示した距離センサ
2の出力波形に対応する書状先端位置を示すものであ
る。
【0031】図3aでは下側の書状12が突き当て部11
に到達した時点では、書状先端が距離センサ2に近づ
き、図4のピーク72aを形成する。その後、図3bに
示すように、書状は屈曲し距離センサ2から離れるが、
図3cに示すように、重送されてきた上方の書状10が突
き当て部11に到達する時点で、距離センサ2が上方の
書状の表面を検知し、図4のピーク70bが形成され
る。
【0032】単一書状の場合は、このようなピークは検
知開始直後の一個所のみであることから、ピークが複数
ある場合は重送と判断することが可能になる。
【0033】図4の曲線72は、曲線70を時間微分し
た値であり、下側の書状が突き当て部11に到達し、距
離センサ2が書状先端を検知した時点のピーク72aの
出現の後、上方の重送書状10の先端を検知したことによ
るピーク72bが出現している。このような、ピークが
ある一定のしきい値以上で二ヶ所ある場合を、重送と判
断する処理を行うことで、確実に重送を検知可能にな
る。
【0034】図5は本発明の一実施例の装置構成を示す
ものである。
【0035】距離センサ2の出力はA/D変換機20を
経てデジタルデータ化される。
【0036】そのデータはノイズキャンセラー22でノ
イズ成分を取り除かれる。ノイズキャンセラー22は距
離センサ2とA/D変換機20の間にあってもよい。
【0037】デジタル化したデータは微分され、図4に
示すように書状先端によるピークを抽出する。
【0038】そのデータを基に演算装置26で重送か否
かを判断する。
【0039】通過センサ14、15の出力は演算装置2
6に読み取られる。演算装置26はこの信号から距離セ
ンサ2からのデータの取り込みを判断する。
【0040】演算装置26で判断された重送、非重送の
結果は、例えば書状区分機等の装置全体を制御する中央
処理部34に送られる。
【0041】記憶装置28は、演算装置26が微分機2
4から受け取るデータを判断するためのしきい値データ
32、しきい値と比較する範囲設定するための範囲デー
タ30、その他演算装置26を動作させるためのプログ
ラム等が記憶されている。
【0042】ここで、ノイズキャンセラー22、微分機
24等の処理を演算装置26でプログラム的に処理して
も構わない。また、演算装置26の機能を中央処理部3
4で行っても構わない。
【0043】図6は本発明の実施例の動作フローチャー
トである。
【0044】中央処理部34等から重送検知装置の動作
開始が指示され(40)ると、通過センサ14、15か
らのトリガ信号を待つ。(42) 書状がめくり部に到達し書状が通過センサ14、15を
横切った時点で、トリガが発生する。
【0045】通過センサ14、15から距離センサ2ま
で距離がある場合は、書状先端が突き当て部9の距離セ
ンサ2の検知位置に到達するまでタイマーをカウントし
て待つ。(43) 書状先端が距離センサ2の検知位置に到達するタイミン
グで、書状表面の距離の計測を開始する。(44) 距離センサ2の出力はノイズキャンセラー24でノイズ
を除去される。(45) その後、時間微分され(46)、微分終了後データは演
算装置26に入力される。(47) 書状先端の抽出のために時間微分をおこなう理由は、書
状の厚さが書状内で部分的に異なる偏在書状の場合、距
離センサ2と書状表面の距離が書状先端通過後再び近づ
く可能性がある。このような場合、単に書状表面と距離
センサ2の間隔をしきい値で比較して判断すると、上方
の重送書状の先端と書状厚さの変化との違いが区別でき
ず、誤検知を起こす可能性がある。微分値をとると、書
状の厚さ変化に比べ書状先端による距離変化の方が急激
であるため、書状先端の場合のみ大きな値が得られ、明
確に重送を区別することが可能になる。
【0046】演算装置26では、書状先端から一定範囲
のみ切り出し(50)、その範囲で任意のしきい値と比
較し(54)、書状先端の通過後に新たに書状先端と思
われるピークが検知された場合は重送と判断し、中央処
理部34にその書状を搬送路から排除するよう、リジェ
クト指示を出す。(58) 装置全体として許容される書状長さを設定する場合、あ
る長さを越える書状は排除される。そのため、重送書状
で、始めの書状の先端と重なった書状の先端の搬送方向
差がある範囲以上ある場合には書状長さの異常で排除さ
れる。よって、重なった書状の先端が検出される範囲が
特定できるため、その範囲以上の情報を処理する意味は
なく、処理時間の向上、不要な情報による誤判断を軽減
させるため、一定範囲を切り出すのが好ましい。
【0047】中央処理部34から終了指示があるか判断
し(56)、指示がなければ再び重送検知のため、通過
センサ14、15からのトリガ信号を待つ。
【0048】中央処理部34からの終了指示があれば、
動作を終了する。
【0049】本実施例において、書状は突き当て部11
に強制的に押し当てられ、外側の搬送路により屈曲させ
られる。そのため、従来、特開平7−172628号公
報記載のように書状の剛性に頼っていた場合に比べ、薄
く剛性の低い書状であっても確実に屈曲させ重送書状の
上下間隔を開き、検知可能になる。
【0050】図7は本発明の第二の実施例の重送検知装
置であり、図8は図7に示す距離センサの配置を斜視図
で示すものである。
【0051】図1に示した実施例と異なる点は、書状搬
送方向に直角に書状両端の先端位置を検知可能に、距離
センサ2a、2bを配置したことである。
【0052】反射光を利用する位置センサの場合、書状
表面の反射率変化、例えば文字の有無、色の変化等でノ
イズが発生する。ノイズのタイミング、大きさは書状表
面位置により異なることが多い。重送されてきた上方の
書状先端によるピークは幅方向に配置される二つの距離
センサで、ほぼ同一時に発生する。そこで幅方向の二つ
の距離センサの出力を比較し、ピークが一致した場合に
のみデータを抽出し、重送判断を行う。それによりノイ
ズの影響による誤検知が減少する。
【0053】距離センサは、また、幅方向に同一で搬送
方向に異なる位置に配置してもよい。一方はつきあて部
11で書状表面を計測し、もう一方は書状が挟持される
位置を計測する。その場合、ノイズの原因となる書状表
面の反射率変化等があった場合でも、書状幅方向の位置
が一致していれば、二つの距離センサともほぼ同一の出
力波形になる。重送されてきた上方の書状先端によるピ
ークは、突き当て部11を計測する距離センサのみ検出
されるため、二つの距離センサの差をとれば、重送され
てきた上方の書状先端のピークのみ検出可能になり、ノ
イズの影響による誤検知が減少する。
【0054】図9は本発明の第三の実施例を示す図であ
る。
【0055】図10は本実施例の重送書状ずらし装置1
00を上方から見た図である。
【0056】搬送されてくる書状は、図1に示した実施
例の重送検知装置の書状の屈曲方向を逆にした第一の重
送検知装置90を通過した後、重送書状ずらし装置10
0を通過し図9に示した第二の重送検知装置92を通過
する。
【0057】第一の重送検知装置90では図中上方の書
状10aに対し、下側の書状12aが遅れてくる場合の
重送書状を検知し、第二の重送検知装置92は下方の書
状12bに対し上方の書状10bが遅れてくる場合の重
送書状を検知する。
【0058】重送書状ずらし装置100は、書状幅方向
両端を支持する二本の搬送ベルト106a、106b
と、そのベルト間で書状を搬送ベルト106a、106
bに押し当てる搬送ベルト101で構成される。
【0059】搬送ベルト106a、106bはガイドロ
ーラ102a、102b、102c、102dで支持さ
れ、搬送ベルト101はガイドローラ104a、104
b、104c104dで支持される。そしていずれかの
ガイドローラが図示されない搬送手段によって回転し、
搬送ベルトを移動させる。
【0060】搬送ベルト101の搬送面103は、搬送
ベルト106a、106bの搬送面105よりも下方に
位置し、書状をそれぞれの搬送面に押し当てて搬送力を
発生させる。
【0061】搬送ベルト101の搬送速度は、搬送ベル
ト106a、106bの搬送速度より遅く、重送されて
くる書状のうち、上方の書状10を遅らせる。
【0062】搬送ベルト101の摩擦係数は、搬送ベル
ト106a、106bに対して低く設定する。これは、
搬送ベルト101の摩擦係数を高く設定すると、単一の
書状の場合に搬送遅れが発生するためである。
【0063】重送書状ずらし装置100のの搬送方向上
流側に通過センサ108、110を配置し、書状の通過
時間を測定する。搬送方向下流側には通過センサ11
2、114を配置し、重送書状ずらし装置100を通過
した後の書状の通過時間を計測する。重送書状の場合、
上方の書状が搬送ベルト101によって遅らせられ長さ
が変化し、重送書状ずらし装置100を通過後の通過時
間が長くなる。この差を検出することで重送を判断す
る。
【0064】書状をめくることによる重送検知装置で
は、重送書状間の先端のずれが小さい場合、書状の間隔
が小さく検知し難い。ずらしによる重送検知は、上下の
書状長さの差が小さければ、ずれによる長さ変動が検知
可能であり、書状の先端のずれが小さくとも検知可能で
ある。また、本実施例の構成とすると、書状先端ずれが
搬送方向上流側の重送検知装置90では、検知できない
程度に小さい場合でも、次の重送書状ずらし機構100
で検知するか、そこで検知不能であってもずらしにより
次の重送検知装置92で検知しやすい方向に書状がずれ
るため確実に感知可能になる。
【0065】一方、重送検知装置に供給される書状の重
送状態が、下側書状12aが上側書状10aに対して先行
する可能性が高い装置で、搬送されてくる書状長さが均
一の場合、下側書状12aが遅れ重送書状の長さが短く
なるが、更にずれが進むと上側書状10aの先端が先行
して長さが伸びる。そのため、重送ずらし装置100の
入口での上下書状の初期ずれ量と、重送ずらし装置10
0のずらし量によっては、通過センサ108、110の
計測する書状長さと通過センサ112、114が計測す
るずらし長さの変化が小さく、重送と判断できない場合
がある。
【0066】搬送ベルト101を速めると、先行する下
側書状12aを更に先行させるため、重送ずらし装置1
00通過後の重送書状の長さが確実に変化し、検知可能
になる。
【0067】そのため、下側書状12aが上側書状10a
に対して先行する可能性が高い装置では、搬送ベルト1
01を搬送ベルト106a、106bに対して速める方が
望ましい。
【0068】図11は本発明の一実施例の重送検知装置
の側面図である。図12は図11に示した重送検知装置
を上方から見た図である。
【0069】図1に示す第一の実施例と異なるのは吹き
出し手段62、63を有する点である。
【0070】吹き出し手段62、63は中空円筒状であ
り、図示されていない空気供給手段によって、その先端
から空気を吹き出す。
【0071】吹き出し手段62、63は、搬送ベルト4
bの両側に配置される。さらに、突き当て部11までの
書状搬送の軌跡Eに対し、吹き出し方向の延長線Fは突
き当て部11近傍で交差するように配置される。
【0072】これにより、吹き出し手段62、63から
吹き出された空気は、搬送方向上流側に向い、外側搬送
面側から書状表面に向かって流れる。
【0073】このように吹き出し方向を設定することに
より、重送書状の先行する下側書状12の先端が突き当
て部11で外側搬送面5bに近づくと、吹き出し手段6
2、63から吹き出される空気は書状表面を進み、上側
の書状10との間に吹き込む。そして、上側書状10を
図中上方に押し上げる。
【0074】それにより、図4で示した距離センサ2の
計測波形のピーク70bが大きくなり、微分値のピーク
72bも大きくなり、重送を確実に検知可能になる。ま
た、判断しきい値を高める(図中マイナス方向に下げ
る)ことが可能になり、書状表面の凹凸、画像による波
形の上下変動により発生するピークを、重送と判断する
ことがなくなり、一枚の書状を重送と判断する誤検知を
減少可能になる。
【0075】また、図1と異なるのは、ベルトガイド6
4を有する点である。
【0076】ベルトガイド64は突き当て部11で、搬
送ベルト4bに沿うように配置される。そして、書状が
突き当て部11で搬送ベルト4bに当った際、ベルトが
撓まないようにする。
【0077】書状の硬さ、重さにより搬送ベルト4bの
たわみが異なる。搬送ベルトの撓みは書状の搬送経路を
変化させ、重送検知装置を通過する書状の種類により通
過時間がばらつくことになる。ベルトガイド64を有す
ることで、搬送ベルト4bの撓みをなくし、書状の種類
による通過時間のばらつきを押さえることが可能にな
る。
【0078】一方、搬送ベルト4bたわみを見越して、
書状が当たらないように吹き出し手段62、63は配置
される。ベルトガイド64を有する場合は、搬送ベルト
の4bの撓みを考慮する必要が無く、吹き出し手段6
2、63の吹き出し口を、搬送ベルト4b側に近づける
ことが可能になり、吹き出し口付近の早い流速を利用し
て、上側の書状10を大きくめくることが可能になり、
重送を確実に検知可能になる。
【0079】図13は本発明の一実施例の重送検知装置
の側面図である。
【0080】図1に示した実施例と異なるのは、めくり
手段の書状開放部9の搬送方向上流側で、書状の表面の
距離変化を測定する距離センサ21を有する点である。
【0081】図14は図13で示す重送書状を計測した
場合の距離波形とその微分値である。
【0082】書状開放部9に上側書状10の後端が達す
ると、後端は距離センサ21に近づき、ピーク70cを
形成する。その後、下側書状12の後端が通過すること
で波形の立ち上がり70dが現れる。その波形を微分す
るとプラス側にピーク72cと72dが現れる。
【0083】重送書状の場合、書状の通過によるピーク
72dの手前にピーク72cが形成されるため、このピ
ークの有無を判定することで重送を検知することが可能
になる。
【0084】図1に示した重送検知装置の場合、上側書
状10の先端が下側書状12の先端に対して搬送方向下
流側にある程度のずれを有していないと、重送書状の先
端の段差が低く、図4で示す微分のピーク72bが低く
なり、重送と判断できない場合がある。
【0085】本実施例では、上側書状10の先端と下側
書状12の先端のずれが小さくとも、上側書状10の後
端が、下側書状12の後端に対して搬送方向にずれてい
れば検知可能であり、重送書状の検知をより高い確率で
行うことが可能になる。
【0086】図15は本発明の検知手段の一実施例であ
る。
【0087】図1に示した重送検知装置において上下の
重送書状10、12が突き当て部11に達した状態を示
している。図中、ローラ、ベルト等機構は省略してあ
る。
【0088】光源120は、書状搬送方向下流側から上
流方向へ向かって、かつ上方の書状10側から側板7の
方向へ、図中矢印B方向に投光する。ラインセンサ12
2は、光源122によって形成される重送書状10、1
2の影124を検知可能なように側板7に配置される。
【0089】図16は、重送書状が突き当て部11に達
し、ラインセンサ122に影を落とした際のラインセン
サ122の出力波形80を示す図である。縦軸は出力電
圧であり、上に向かうに従い光量が多い。横軸はライン
センサ122の走査方向である。
【0090】重送書状の場合、突き当て部11で書状先
端がめくられ書状先端が上下に別れるため、2つの影が
発生し、出力波形80に2個所の電圧低下部80a、8
0bを発生させる。1枚の書状の場合は、影は1ヶ所で
あり電圧低下部も一ヶ所である。この2個所の電圧低下
部を検知することで、重送書状の検知が可能になる。
【0091】本実施例の検知手段は、距離センサを使わ
ないため書状表面の色の変化や文字による、ノイズの影
響がなく、検知精度を高めることが可能である。
【0092】図17は本発明の検知手段の他の実施例で
ある。
【0093】図1に示した重送検知装置において上下の
重送書状10、12が突き当て部11に達した状態を示
している。図中、ローラ、ベルト等機構は省略してあ
る。
【0094】通過センサ128、126は書状搬送面に
略平行に、かつ、搬送方向に略垂直に光路127を有
し、その光路は突き当て部11を横切る。
【0095】図18は、重送書状が突き当て部11に達
し、通過センサ128、126の光路127を通過した
際の出力波形80を示す図である。縦軸は出力電圧であ
り、横軸は時間である。
【0096】重送書状の場合、突き当て部11で書状先
端がめくられ書状先端が上下に別れ、搬送路5bに沿っ
て先端が移動する。そして通過センサ128、126の
光路を通過し出力波形82のように2個所の電圧低下部
82a、82bを発生させる。1枚の書状の場合は、検
知される書状先端は1ヶ所であり電圧低下部も一ヶ所で
ある。この2個所の電圧低下部を検知することで、重送
書状の検知が可能になる。通過センサの出力は一例とし
て書状通過時に電圧が降下するよう記載したが、電圧が
上昇するものでも問題無い。
【0097】本実施例の検知手段は、通過センサを用い
るため、距離センサのように書状表面の色の変化、文字
等により、センサ出力が変化することがなく、検知精度
を高めることが可能である。また、安価な通過センサで
重送の検知が可能になる。
【0098】図19は本発明の検知手段の第3の実施例
であり、図20はその側面図である。
【0099】図1に示した重送検知装置において上下の
重送書状10、12が突き当て部11に達した状態を示
している。図中、ローラ、ベルト等機構は省略してあ
る。
【0100】通過センサ134a、134b、132
a、132b、130a、130bは書状搬送面に略垂
直に、かつ、搬送方向に略平行に光路135、133、
131を有する。通過センサ140a、140b、14
2a、142b、144a、144b、は書状搬送面に
略平行に、光路141、143、145を有する。各組
みの通過センサは一方が発光側で、他方が受光側にな
る。
【0101】通過センサ134a、134bの光路は1
35、少なくとも内側の搬送面5より図中上方にあり、
132a、132b、130a、130bはそれぞれ異
なる高さを検知する。通過センサ140a、140b、
142a、142b、144a、144bは、搬送方向
にそれぞれ異なる位置を検知する。
【0102】搬送面5b近傍で、通過センサ132a、
132bの光路133と140a、140bの光路14
1、通過センサ134a、134bの光路135と14
2a、142bの光路143が交差するよう配置する。
【0103】図21は、図19で示した検知手段の動作
フローチャートである。
【0104】中央処理装置から重送検知の開始が指示さ
れると(150)最も搬送方向上流側で書状の搬送方向
位置を検知する通過センサ140a、140bが書状の
先端を検知するまで待機する。(152)書状先端が確
認されたに後、図中最も上方で書状高さを検知する通過
センサ130a、130bの状態を見る。(154) 通過センサ130a、130bの光路131は、装置で
認められている最も厚い書状の通過位置より若干高く設
定されており、一枚の書状がその光路を通過することは
ない。そのため、書状が通過センサ130a、130b
の光路131を横切る場合は、厚い書状上に他の書状が
重送され、ローラ6aの屈曲部で強く曲げられ、上方の
書状が大きく屈曲していると考えられる。そこで、通過
センサ130a、130bがOFFになった場合は、重
送書状と判断しリジェクトを指示する。(180) 通過センサ130a、130bがONの場合は、その下
方の通過センサ132a、132bでの書状の高さ方向
の先端を検知する。(158) 書状先端が確認された場合は、通過センサ132a、1
32bの光路133と通過センサ140a、140bの光
路141が交差する位置に、先端が至る厚さの書状と推
定される。その後、書状の先端が搬送方向下流側の通過
センサ142a、142bに至るまで待機し(159)書
状先端が通過センサ142a、142bに至った後、通過
センサ132a、132bの状態を見る。(162)通
過センサ132a、132bの光路133を再び書状が
横切る場合は、重送書状と考えられるため、リジェクト
指示(180)を行う。想定される書状ずれの範囲の間
をタイマで設定し、(164)その間検知を行う。
【0105】通過センサ132a、132bでの書状の
高さ方向の先端が検知されない場合、書状の先端が搬送
方向下流側の通過センサ142a、142bに至るまで待
機し(160)書状先端が到達したら、通過センサ13
4a、134bの光路135を書状が横切るか判断す
る。(166) 書状先端が確認された場合は、通過センサ134a、1
34bの光路135と通過センサ142a、142bの光
路143が交差する位置に、先端が至る厚さの書状と推
定される。その後、書状の先端が搬送方向下流側の通過
センサ144a、144bに至るまで待機し(167)書
状先端が通過センサ144a、144bに至った後、通過
センサ134a、134bの状態を見る。(168)通
過センサ134a、134bの光路135を再び書状が
横切る場合は、重送書状と考えられるため、リジェクト
指示(180)を行う。想定される書状ずれの範囲の間
をタイマで設定し、(170)その間検知を行う。
【0106】通過センサ134a、134bでの書状の
高さ方向の先端が検知されない場合、想定される書状ず
れの範囲の間をタイマで設定し、(176)その間検知
を行う。(174) 書状の厚さが異なる場合、搬送面5bに書状先端が当た
る位置も異なり、一式の通過センサでは誤検知の恐れが
あるが、本実施例によれば、搬送される書状の厚さが異
なる場合も、確実に重送を検知可能になる。
【0107】また、本実施例の検知手段は、書状表面の
光学的な反射率の変動より、センサ出力が変化すること
なく、検知精度を高めることが可能で、さらに、安価な
通過センサで重送の検知が可能になる。
【0108】図22は図5のノイズキャンセラ22の一
実施例を示す図である。
【0109】光量センサ16は、フォトトランジスタ等
の光量の変化を測定可能なセンサである。距離センサ2
は距離測定のためにレーザ光を対象物に投射する。その
光が書状に反射した反射光量を測定可能な位置に配置さ
れる。
【0110】レーザ光を対象物に投射し、その投射され
たスポットの反射光を光学的位置検出センサで計測して
対象物との距離を測定する距離センサは、書状表面の反
射率変化、例えば文字の有無、色の変化等で反射光量が
減少した場合、計測波形にノイズが発生する。このよう
なノイズは、重送の特徴波形と区別が付きにくい場合が
あり、一枚書状を重送と判断する誤検知の要因となる。
そこで光量センサ16により反射光量を測定し、光量が
一定値以下の場合に測定された波形は、ノイズと判断す
ることにより誤検知を防ぐ事が可能になる。
【0111】
【発明の効果】重送検知装置において、あらゆる種類の
組み合わせの書状重送を確実に検知可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の重送検知装置の側面図。
【図2】図1に示した重送検知装置の上面図。
【図3】本実施例の重送検知装置の位置センサと紙葉類
の位置関係を示す図。
【図4】図3の紙葉類の位置に応じたセンサの出力波形
とその微分値。
【図5】図1に示した重送検知装置の回路構成図。
【図6】図1に示した重送検知装置の動作フローチャー
【図7】本発明の第二の実施例の重送検知装置
【図8】図7に示した重送検知装置の距離センサの配置
を示す斜視図
【図9】本発明の第三の実施例の重送検知装置
【図10】図9に示した重送書状ずらし装置の上面図
【図11】本発明の第四の実施例の重送検知装置の側面
【図12】図11に示した重送検知装置の上面図
【図13】本発明の第五の実施例の側面図
【図14】図13に示した実施例の距離センサの出力
例。
【図15】本発明の検知手段の一実施例
【図16】図15に示した実施例のラインセンサの出力
【図17】本発明の検知手段の第二の実施例
【図18】図17に示した実施例の通過センサの出力
例。
【図19】本発明の検知手段の第三の実施例。
【図20】図19に示した検知手段の側面図。
【図21】図19に示した検知手段の動作フローチャー
ト。
【図22】図5に示したノイズキャンセラの一実施例。
【符号の説明】
2…位置センサ、4a…搬送ベルト、5a…搬送面、6
a…ガイドローラ、9…書状開放部、10…上部重送書
状、11…突き当て部、12…下部重送書状、14…通
過センサ、15…通過センサ、20…A/D変換機、2
2…ノイズキャンセラー、24…微分機、26…演算装
置、28…記憶装置、34…中央処理部、100…重送
書状ずらし装置。
フロントページの続き (72)発明者 青柳 正久 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 乾 英雄 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 藤田 准司 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給される複数の書状を1枚ずつ分離する
    分離手段と、書状を挟持して搬送する搬送路を有する書
    状区分機において、 前記搬送路は書状の面外方向に書状を変形させる屈曲し
    た搬送路を備え、 前記搬送路の屈曲部の内側で書状表面に対向する内側搬
    送面と、前記搬送路の屈曲部の外側で書状の他方の表面
    と対向する外側搬送面とを有し、 前記内側搬送面と前記外側搬送面とが書状を挟持しない
    書状開放部位を有するめくり手段と、 搬送されてくる書状の先端が搬送方向を変化させる前記
    外側搬送面の突き当て部位近傍での書状先端を検出する
    検知手段と、 前記検知手段の検知結果から書状の重送を判断する重送
    判断手段とを有することを特徴とする重送検知装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の重送検知手段において、前
    記突き当て部近傍で書状の搬送方向側から、外側搬送面
    側の書状表面に向かって気体を吹きかける吹き出し手段
    を有することを特徴とする重送検知装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の重送検知手段において、前
    記書状開放部で前記検知手段の搬送方向上流側に外側搬
    送面側から書状先端を検知する第二の検知手段を有する
    ことを特徴とする重送検知装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の重送検知手段において、前
    記検知手段は書状表面と検知手段間の距離を計測する距
    離計測手段であることを特徴とする重送検知装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の重送検知装置において、前
    記検知手段は搬送方向に略垂直に、搬送方向側から、か
    つ外側の搬送面側から書状表面に投光する光源と、 前記光源による書状先端の陰を検出するラインセンサと
    からなることを特徴とする重送検知装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の重送検知装置において、前
    記検知手段は、搬送されてくる書状の先端が搬送方向を
    変化させる外側搬送面の部位近傍に光路を有する通過セ
    ンサを有することを特徴とする重送検知装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の重送検知装置において、前
    記検知手段は搬送方向に略平行に、かつ搬送されてくる
    書状表面に略平行に複数の光路をもつ第一の通過センサ
    群と、搬送方向に略平行に、かつ搬送されてくる書状表
    面に略直角に複数の光路をもつ第二の通過センサ群を有
    することを特徴とする重送検知装置。
  8. 【請求項8】供給される複数の書状を1枚ずつ分離し、
    書状を挟持して搬送する書状区分機の重送検出方法にお
    いて、 書状の面外方向に書状を変形させる、内側で書状表面に
    対向する内側面と、外側で書状の他方の表面と対向させ
    る外側面とを有し、 前記内側面と前記外側面が書状を挟持しない部位で書状
    をめくり、 搬送されてくる書状の先端が搬送方向を変化させる前記
    外側面のつきあて部位近傍での書状先端を検出し、 前記検知結果が特定の時間内に複数の先端の特徴を検出
    したときに重送と判断することを特徴とする重送検知方
    法。
  9. 【請求項9】供給される複数の書状を1枚ずつ分離する
    分離手段と、書状を挟持して搬送する搬送路とを有する
    書状区分機において、 書状の面外方向に書状を変形させる屈曲した搬送路を有
    し、前記搬送路の屈曲部の内側で書状表面に対向する内
    側搬送面と、前記搬送路の屈曲部の外側で書状の他方の
    表面と対向する外側搬送面とを有し、 前記内側搬送面と前記外側搬送面とが書状を挟持しない
    書状開放部位を有するめくり手段と、 搬送されてくる書状の先端が搬送方向を変化させる前記
    外側搬送面の部位近傍での書状先端を検出する検知手段
    と、 前記検知手段の検知結果から書状の重送を判断する重送
    判断手段とを有することを特徴とする第一の重送検知装
    置と、 書状表面に接し搬送力を発生する第一の搬送面と、他方
    の書状表面に接し搬送力を発生する第二の搬送面を有
    し、 前記第一の搬送面と前記第二の搬送面はそれぞれ異なる
    搬送速度で動作可能であるずらし手段と、 前記ずらし手段によってずれた重送書状の長さの変化を
    検知する長さ検知手段とを有する第二の重送検知装置を
    有することを特徴とする重送検知装置。
  10. 【請求項10】供給される複数の書状を1枚ずつ分離す
    る分離機構と、書状を挟持して搬送する搬送路を有する
    書状区分機において、 ベルトにより構成される第一の搬送面と、第二の搬送面
    とを有し、 前記第一の搬送面と前記第二の搬送面は互いに接するこ
    となく対向し書状を挟持し、 それぞれ異なる搬送速度を有するベルトずらし手段と、 前記ずらし手段の搬送方向下流側で書状の通過時間を計
    測する時間検知手段とを有することを特徴とする重送検
    知装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の重送検知装置におい
    て、前記第一の搬送面と前記第二の搬送面は異なる摩擦
    係数を有することを特徴とする重送検知装置。
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