JPH1119595A - 郵便物間隔調整装置、郵便物間隔調整方法及び郵便物区分集積装置 - Google Patents
郵便物間隔調整装置、郵便物間隔調整方法及び郵便物区分集積装置Info
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- JPH1119595A JPH1119595A JP17382697A JP17382697A JPH1119595A JP H1119595 A JPH1119595 A JP H1119595A JP 17382697 A JP17382697 A JP 17382697A JP 17382697 A JP17382697 A JP 17382697A JP H1119595 A JPH1119595 A JP H1119595A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送路を搬送される多数の郵便物の間隔を常
に適正に確保でき、さまざまな形状の郵便物の区分処理
を円滑、かつ、高速化することができる郵便物間隔調整
装置を提供する。 【解決手段】 多数の郵便物Pが搬送されるとともに郵
便物の区分処理手段に連なる搬送路28の途中に設けた
各郵便物P間の間隔を測定するセンサー11と、前記搬
送路28の途中に設けられるとともに、前記センサー1
1による測定結果に応じて各郵便物P間の間隔を前記区
分処理手段による区分処理に適正な状態に調整するAC
サーボモータ18、間隔調整用ローラ対16、17を有
するものである。
に適正に確保でき、さまざまな形状の郵便物の区分処理
を円滑、かつ、高速化することができる郵便物間隔調整
装置を提供する。 【解決手段】 多数の郵便物Pが搬送されるとともに郵
便物の区分処理手段に連なる搬送路28の途中に設けた
各郵便物P間の間隔を測定するセンサー11と、前記搬
送路28の途中に設けられるとともに、前記センサー1
1による測定結果に応じて各郵便物P間の間隔を前記区
分処理手段による区分処理に適正な状態に調整するAC
サーボモータ18、間隔調整用ローラ対16、17を有
するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物間隔調整装
置、郵便物間隔調整方法及び郵便物区分集積装置に関す
るものである。
置、郵便物間隔調整方法及び郵便物区分集積装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、郵便物区分集積装置においては、
郵便物の搬送路に配置した搬送シフトセンサーと、郵便
物を搬送する搬送ベルトを駆動するための搬送駆動モー
ターと、搬送ベルトを駆動・停止させるためのクラッチ
と、郵便物を分岐させるための分岐ゲートと、それらを
制御するCPUと、搬送制御プログラムを格納するメモ
リ(ROM)と、CPUが搬送シフトセンサーの割り込
み処理を行うための割り込みコントローラーと、郵便物
が正常に搬送されたかどうかを判定するための時間測定
用タイマーコントローラーと、搬送制御に必要な各種デ
ータを格納するメモリ(RAM)と、搬送駆動モーター
や搬送シフトセンサーや分岐ゲートとCPUを接続する
ための入出力回路と、装置全体を制御するCPUと他の
搬送系の制御用CPUと画像認識用CPUとの交信を行
うための通信コントローラー等を使用していた。
郵便物の搬送路に配置した搬送シフトセンサーと、郵便
物を搬送する搬送ベルトを駆動するための搬送駆動モー
ターと、搬送ベルトを駆動・停止させるためのクラッチ
と、郵便物を分岐させるための分岐ゲートと、それらを
制御するCPUと、搬送制御プログラムを格納するメモ
リ(ROM)と、CPUが搬送シフトセンサーの割り込
み処理を行うための割り込みコントローラーと、郵便物
が正常に搬送されたかどうかを判定するための時間測定
用タイマーコントローラーと、搬送制御に必要な各種デ
ータを格納するメモリ(RAM)と、搬送駆動モーター
や搬送シフトセンサーや分岐ゲートとCPUを接続する
ための入出力回路と、装置全体を制御するCPUと他の
搬送系の制御用CPUと画像認識用CPUとの交信を行
うための通信コントローラー等を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上述したよう
に時間測定用タイマーコントローラーを使用し、搬送シ
フトセンサーの間を郵便物が通過した時間を測定するこ
とによって、郵便物が正常に搬送されたかどうかを認識
していた。
に時間測定用タイマーコントローラーを使用し、搬送シ
フトセンサーの間を郵便物が通過した時間を測定するこ
とによって、郵便物が正常に搬送されたかどうかを認識
していた。
【0004】もし、正常に搬送された場合、1通ごとの
郵便物の読み取り結果情報や行き先情報に基づき、それ
らの郵便物を多数の区分箱のうちの行き先情報に対応し
た区分箱に区分、集積する。この時、搬送している郵便
物間の間隔(ギャップ長)が短いと、郵便物を分岐させ
る際に分岐ゲートで郵便物の折れや重なりが発生する。
即ち、分岐ゲートの動作性能上、非常に接近した郵便
物をうまく分岐させることができず、このような郵便物
が搬送されると、分岐ゲート及びその周辺の設置された
搬送ローラーや搬送レール等に衝突し、郵便物が折れた
り、重なったりしてしまう。
郵便物の読み取り結果情報や行き先情報に基づき、それ
らの郵便物を多数の区分箱のうちの行き先情報に対応し
た区分箱に区分、集積する。この時、搬送している郵便
物間の間隔(ギャップ長)が短いと、郵便物を分岐させ
る際に分岐ゲートで郵便物の折れや重なりが発生する。
即ち、分岐ゲートの動作性能上、非常に接近した郵便
物をうまく分岐させることができず、このような郵便物
が搬送されると、分岐ゲート及びその周辺の設置された
搬送ローラーや搬送レール等に衝突し、郵便物が折れた
り、重なったりしてしまう。
【0005】これにより、郵便物を誤って区分したり、
郵便物の破損を招いたり、分岐ゲート周辺でジャムが発
生したりするという支障が生じ、これらは、さまざまな
形状の郵便物の区分集積処理を高速化する上でも非常に
大きな課題となっていた。
郵便物の破損を招いたり、分岐ゲート周辺でジャムが発
生したりするという支障が生じ、これらは、さまざまな
形状の郵便物の区分集積処理を高速化する上でも非常に
大きな課題となっていた。
【0006】そして、従来装置では、一旦生じた間隔詰
りを修正する手段は何等具備していない。
りを修正する手段は何等具備していない。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、搬送路を搬送される多数の郵便物の間隔を常に
適正に確保でき、さまざまな形状の郵便物の区分処理、
集積処理を円滑、かつ、高速化することができる郵便物
間隔調整装置、郵便物間隔調整方法及び郵便物区分集積
装置を提供することを目的とするものである。
であり、搬送路を搬送される多数の郵便物の間隔を常に
適正に確保でき、さまざまな形状の郵便物の区分処理、
集積処理を円滑、かつ、高速化することができる郵便物
間隔調整装置、郵便物間隔調整方法及び郵便物区分集積
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る郵便物間隔調整装置は、多数の郵便物が搬送されると
ともに郵便物の区分処理手段に連なる搬送路の途中に設
けた各郵便物間の間隔を測定する測定手段と、前記搬送
路の途中に設けられるとともに、前記測定手段による測
定結果に応じて各郵便物間の間隔を前記区分処理手段に
よる区分処理に適正な状態に調整する間隔調整手段とを
有することを特徴とするものである。
る郵便物間隔調整装置は、多数の郵便物が搬送されると
ともに郵便物の区分処理手段に連なる搬送路の途中に設
けた各郵便物間の間隔を測定する測定手段と、前記搬送
路の途中に設けられるとともに、前記測定手段による測
定結果に応じて各郵便物間の間隔を前記区分処理手段に
よる区分処理に適正な状態に調整する間隔調整手段とを
有することを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、各郵便物間の間隔を測
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて間隔
調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便物の
間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵便物
の間隔を常に適正に確保できる。
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて間隔
調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便物の
間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵便物
の間隔を常に適正に確保できる。
【0010】請求項2記載の発明に係る郵便物間隔調整
方法は、多数の郵便物が搬送されるとともに郵便物の区
分処理手段に連なる搬送路の途中に設けた測定手段によ
り各郵便物間の間隔を測定し、前記搬送路の途中に設け
られ間隔調整手段により、前記測定手段による測定結果
に応じて各郵便物間の間隔を前記区分処理手段による区
分処理に適正な状態に調整することを特徴とするもので
ある。
方法は、多数の郵便物が搬送されるとともに郵便物の区
分処理手段に連なる搬送路の途中に設けた測定手段によ
り各郵便物間の間隔を測定し、前記搬送路の途中に設け
られ間隔調整手段により、前記測定手段による測定結果
に応じて各郵便物間の間隔を前記区分処理手段による区
分処理に適正な状態に調整することを特徴とするもので
ある。
【0011】この発明によれば、各郵便物間の間隔を測
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて間隔
調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便物の
間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵便物
の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整方法を実
現できる。
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて間隔
調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便物の
間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵便物
の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整方法を実
現できる。
【0012】請求項3記載の発明に係る郵便物間隔調整
装置は、多数の郵便物が搬送される搬送路に臨ませて配
置され、この搬送路上を搬送される各郵便物間の間隔を
測定する測定手段と、前記搬送路と、この搬送路とは分
割配置に構成され、各郵便物を区分処理する区分手段に
連なる後段搬送路との間に配置され通過する郵便物に搬
送力を付与する間隔調整機構と、前記測定手段の測定結
果を基に郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間の
間隔長に応じた駆動制御信号を送出する制御手段と、こ
の制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整機
構を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通過
する郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が適正な間隔
となる状態で後段搬送路に送り込む駆動手段とを有する
ことを特徴とするものである。
装置は、多数の郵便物が搬送される搬送路に臨ませて配
置され、この搬送路上を搬送される各郵便物間の間隔を
測定する測定手段と、前記搬送路と、この搬送路とは分
割配置に構成され、各郵便物を区分処理する区分手段に
連なる後段搬送路との間に配置され通過する郵便物に搬
送力を付与する間隔調整機構と、前記測定手段の測定結
果を基に郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間の
間隔長に応じた駆動制御信号を送出する制御手段と、こ
の制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整機
構を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通過
する郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が適正な間隔
となる状態で後段搬送路に送り込む駆動手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0013】この発明によれば、各郵便物間の間隔を測
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて制御
手段により郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間
の間隔長に応じた駆動制御信号を送出し、駆動手段によ
り、制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整
機構を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通
過する郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が区分手段
による区分処理に適正な間隔となる状態で後段搬送路に
送り込むものであるから、区分手段による区分処理を常
に円滑に維持することができ、さまざまな形状の郵便物
の区分処理をジャム等を発生させることなく高速化する
ことができる。
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて制御
手段により郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間
の間隔長に応じた駆動制御信号を送出し、駆動手段によ
り、制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整
機構を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通
過する郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が区分手段
による区分処理に適正な間隔となる状態で後段搬送路に
送り込むものであるから、区分手段による区分処理を常
に円滑に維持することができ、さまざまな形状の郵便物
の区分処理をジャム等を発生させることなく高速化する
ことができる。
【0014】請求項4記載の発明に係る郵便物間隔調整
装置は、多数の郵便物が搬送される搬送路に臨ませて配
置され、この搬送路上を搬送される各郵便物間の間隔の
大小を測定する測定手段と、前記搬送路と、この搬送路
とは分割配置に構成され、各郵便物を区分処理する区分
手段に連なる後段搬送路との間に配置され通過する郵便
物に搬送力を付与する間隔調整機構と、前記測定手段の
測定結果を基に郵便物間の間隔長の大小を判定して郵便
物間の間隔長が大きい時後続の郵便物に対する加速用の
駆動制御信号を、郵便物間の間隔長が小さい時後続の郵
便物に対する減速用の駆動制御信号を送出する制御手段
と、この制御手段からの加速用、減速用の駆動制御信号
を基に、前記間隔調整機構を駆動し、後続の郵便物に対
して大きい搬送力又は小さい搬送力を付与させ、各郵便
物間の間隔が適正な間隔となる状態で後段搬送路に送り
込む駆動手段とを有することを特徴とするものである。
装置は、多数の郵便物が搬送される搬送路に臨ませて配
置され、この搬送路上を搬送される各郵便物間の間隔の
大小を測定する測定手段と、前記搬送路と、この搬送路
とは分割配置に構成され、各郵便物を区分処理する区分
手段に連なる後段搬送路との間に配置され通過する郵便
物に搬送力を付与する間隔調整機構と、前記測定手段の
測定結果を基に郵便物間の間隔長の大小を判定して郵便
物間の間隔長が大きい時後続の郵便物に対する加速用の
駆動制御信号を、郵便物間の間隔長が小さい時後続の郵
便物に対する減速用の駆動制御信号を送出する制御手段
と、この制御手段からの加速用、減速用の駆動制御信号
を基に、前記間隔調整機構を駆動し、後続の郵便物に対
して大きい搬送力又は小さい搬送力を付与させ、各郵便
物間の間隔が適正な間隔となる状態で後段搬送路に送り
込む駆動手段とを有することを特徴とするものである。
【0015】この発明によれば、各郵便物間の間隔を測
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて制御
手段により郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間
の間隔長の大小に応じた駆動制御信号を送出し、駆動手
段により、制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間
隔調整機構を駆動して前記間隔調整機構により各郵便物
間の間隔長が大きいとき後続の郵便物を加速し、郵便物
間の間隔長が小さいとき後続の郵便物を減速するように
したので、各郵便物を適正な間隔となる状態で後段搬送
路に送り込むことができ、区分手段による区分処理を常
に円滑に維持することができ、さまざまな形状の郵便物
の区分処理をジャム等を発生させることなく高速化する
ことができる。
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて制御
手段により郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間
の間隔長の大小に応じた駆動制御信号を送出し、駆動手
段により、制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間
隔調整機構を駆動して前記間隔調整機構により各郵便物
間の間隔長が大きいとき後続の郵便物を加速し、郵便物
間の間隔長が小さいとき後続の郵便物を減速するように
したので、各郵便物を適正な間隔となる状態で後段搬送
路に送り込むことができ、区分手段による区分処理を常
に円滑に維持することができ、さまざまな形状の郵便物
の区分処理をジャム等を発生させることなく高速化する
ことができる。
【0016】請求項5記載の発明に係る郵便物間隔調整
装置は、多数の郵便物が搬送される搬送路に臨ませて配
置され、この搬送路上を搬送される各郵便物間の間隔の
大小を測定するセンサーと、前記搬送路と、この搬送路
とは分割配置に構成され、各郵便物を区分処理する区分
手段に連なる後段搬送路との間に配置され通過する郵便
物に搬送力を付与する間隔調整用ローラ対と、前記セン
サーの測定結果を基に郵便物間の間隔長の大小を判定し
て郵便物間の間隔長が大きい時後続の郵便物に対する加
速用の駆動制御信号を、郵便物間の間隔長が小さい時後
続の郵便物に対する減速用の駆動制御信号を送出する制
御部と、この制御部からの加速用、減速用の駆動制御信
号を基に、前記間隔調整用ローラ対を駆動し、後続の郵
便物に対した大きい搬送力又は小さい搬送力を付与さ
せ、各郵便物間の間隔が適正な間隔となる状態で後段搬
送路に送り込むACサーボモータとを有することを特徴
とするものである。
装置は、多数の郵便物が搬送される搬送路に臨ませて配
置され、この搬送路上を搬送される各郵便物間の間隔の
大小を測定するセンサーと、前記搬送路と、この搬送路
とは分割配置に構成され、各郵便物を区分処理する区分
手段に連なる後段搬送路との間に配置され通過する郵便
物に搬送力を付与する間隔調整用ローラ対と、前記セン
サーの測定結果を基に郵便物間の間隔長の大小を判定し
て郵便物間の間隔長が大きい時後続の郵便物に対する加
速用の駆動制御信号を、郵便物間の間隔長が小さい時後
続の郵便物に対する減速用の駆動制御信号を送出する制
御部と、この制御部からの加速用、減速用の駆動制御信
号を基に、前記間隔調整用ローラ対を駆動し、後続の郵
便物に対した大きい搬送力又は小さい搬送力を付与さ
せ、各郵便物間の間隔が適正な間隔となる状態で後段搬
送路に送り込むACサーボモータとを有することを特徴
とするものである。
【0017】この発明によれば、各郵便物間の間隔をセ
ンサーにより測定し、センサーの測定結果に応じて制御
部により郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間の
間隔長の大小に応じた駆動制御信号を送出し、ACサー
ボモータにより、制御部からの駆動制御信号を基に、前
記間隔調整用ローラ対を駆動して各郵便物間の間隔長が
大きいとき後続の郵便物を加速し、郵便物間の間隔長が
小さいとき後続の郵便物を減速するようにしたので、請
求項4記載の発明の場合と同様、各郵便物を適正な間隔
となる状態で後段搬送路に送り込むことができ、区分手
段による区分処理を常に円滑に維持することができ、さ
まざまな形状の郵便物の区分処理をジャム等を発生させ
ることなく高速化することができる。
ンサーにより測定し、センサーの測定結果に応じて制御
部により郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間の
間隔長の大小に応じた駆動制御信号を送出し、ACサー
ボモータにより、制御部からの駆動制御信号を基に、前
記間隔調整用ローラ対を駆動して各郵便物間の間隔長が
大きいとき後続の郵便物を加速し、郵便物間の間隔長が
小さいとき後続の郵便物を減速するようにしたので、請
求項4記載の発明の場合と同様、各郵便物を適正な間隔
となる状態で後段搬送路に送り込むことができ、区分手
段による区分処理を常に円滑に維持することができ、さ
まざまな形状の郵便物の区分処理をジャム等を発生させ
ることなく高速化することができる。
【0018】請求項6記載の発明に係る郵便物間隔調整
装置は、多数の郵便物が設定速度で搬送される搬送路に
臨ませて配置されたこの搬送路上を搬送される各郵便物
の通過時点を測定する第1のセンサー、郵便物の加速設
定用の第2のセンサー及び郵便物の減速設定用の第3の
センサーと、前記搬送路と、この搬送路とは分割配置に
構成され、各郵便物を区分処理する区分手段に連なる後
段搬送路との間に配置され通過する郵便物に搬送力を付
与する間隔調整用ローラ対と、この間隔調整用ローラ対
を常時は前記設定速度で駆動するACサーボモータと、
このACサーボモータの郵便物間の先方及び後方の間隔
長に応じた回転速度のデータを記憶した記憶手段と、前
記第1のセンサーの測定結果を基に各郵便物間の間隔長
を求める間隔測定回路と、この間隔測定回路により求め
た各郵便物間の先方及び後方の各間隔長を基に、前記記
憶手段に記憶した郵便物の間隔長に応じた回転速度を参
照して前記ACサーボモータの回転速度を決定するとと
もに、決定した回転速度と前記設定速度とを比較し、決
定した回転速度が前記設定速度より大きい時前記第2の
センサーによる郵便物の通過検出から所定時間後前記A
Cサーボモータを一定時間加速駆動し、決定した回転速
度が前記設定速度より小さい時前記第3のセンサーによ
る郵便物の通過検出の時点で前記ACサーボモータを一
定時間減速駆動する制御部とを有することを特徴とする
ものである。
装置は、多数の郵便物が設定速度で搬送される搬送路に
臨ませて配置されたこの搬送路上を搬送される各郵便物
の通過時点を測定する第1のセンサー、郵便物の加速設
定用の第2のセンサー及び郵便物の減速設定用の第3の
センサーと、前記搬送路と、この搬送路とは分割配置に
構成され、各郵便物を区分処理する区分手段に連なる後
段搬送路との間に配置され通過する郵便物に搬送力を付
与する間隔調整用ローラ対と、この間隔調整用ローラ対
を常時は前記設定速度で駆動するACサーボモータと、
このACサーボモータの郵便物間の先方及び後方の間隔
長に応じた回転速度のデータを記憶した記憶手段と、前
記第1のセンサーの測定結果を基に各郵便物間の間隔長
を求める間隔測定回路と、この間隔測定回路により求め
た各郵便物間の先方及び後方の各間隔長を基に、前記記
憶手段に記憶した郵便物の間隔長に応じた回転速度を参
照して前記ACサーボモータの回転速度を決定するとと
もに、決定した回転速度と前記設定速度とを比較し、決
定した回転速度が前記設定速度より大きい時前記第2の
センサーによる郵便物の通過検出から所定時間後前記A
Cサーボモータを一定時間加速駆動し、決定した回転速
度が前記設定速度より小さい時前記第3のセンサーによ
る郵便物の通過検出の時点で前記ACサーボモータを一
定時間減速駆動する制御部とを有することを特徴とする
ものである。
【0019】この発明によれば、各郵便物間の間隔を第
1のセンサーにより測定し、間隔測定回路により第1の
センサーの測定結果を基に各郵便物間の間隔長を求め、
制御部により前記記憶手段に記憶した郵便物の間隔長に
応じた回転速度を参照して前記ACサーボモータの回転
速度を決定し、さらに、決定した回転速度が前記設定速
度より小さい時前記第3のセンサーによる郵便物の通過
検出の時点で前記ACサーボモータを一定時間減速駆動
するようにしたので、請求項5記載の発明の場合と同
様、各郵便物を適正な間隔となる状態で後段搬送路に送
り込むことができ、区分手段による区分処理を常に円滑
に維持することができ、さまざまな形状の郵便物の区分
処理をジャム等を発生させることなく高速化することが
できる。
1のセンサーにより測定し、間隔測定回路により第1の
センサーの測定結果を基に各郵便物間の間隔長を求め、
制御部により前記記憶手段に記憶した郵便物の間隔長に
応じた回転速度を参照して前記ACサーボモータの回転
速度を決定し、さらに、決定した回転速度が前記設定速
度より小さい時前記第3のセンサーによる郵便物の通過
検出の時点で前記ACサーボモータを一定時間減速駆動
するようにしたので、請求項5記載の発明の場合と同
様、各郵便物を適正な間隔となる状態で後段搬送路に送
り込むことができ、区分手段による区分処理を常に円滑
に維持することができ、さまざまな形状の郵便物の区分
処理をジャム等を発生させることなく高速化することが
できる。
【0020】請求項7記載の発明に係る郵便物間隔調整
装置は、請求項6記載の郵便物間隔調整装置において、
前記記憶手段記憶した郵便物間の先方及び後方の間隔長
に応じた回転速度のデータは、ある郵便物の先方及び後
方の郵便物に対する間隔長が共に大きく又は小さいとき
通常の回転速度に、ある郵便物の先方の郵便物に対する
間隔長が大きく及び後方の郵便物に対する間隔長が小さ
いとき加速する回転速度に、ある郵便物の先方の郵便物
に対する間隔長が小さく後方の郵便物に対する間隔長が
大きいとき減速する回転速度に各々設定したたもであ
る。
装置は、請求項6記載の郵便物間隔調整装置において、
前記記憶手段記憶した郵便物間の先方及び後方の間隔長
に応じた回転速度のデータは、ある郵便物の先方及び後
方の郵便物に対する間隔長が共に大きく又は小さいとき
通常の回転速度に、ある郵便物の先方の郵便物に対する
間隔長が大きく及び後方の郵便物に対する間隔長が小さ
いとき加速する回転速度に、ある郵便物の先方の郵便物
に対する間隔長が小さく後方の郵便物に対する間隔長が
大きいとき減速する回転速度に各々設定したたもであ
る。
【0021】この発明によれば、ある郵便物の先方及び
後方の郵便物に対する間隔長が共に大きく又は小さいと
きACサーボモータを通常の回転速度に、ある郵便物の
先方の郵便物に対する間隔長が大きく及び後方の郵便物
に対する間隔長が小さいときACサーボモータを加速す
る回転速度に、ある郵便物の先方の郵便物に対する間隔
長が小さく後方の郵便物に対する間隔長が大きいときA
Cサーボモータを減速する回転速度のデータを前記記憶
手段に記憶している構成であるから、請求項6記載の発
明に係る郵便物間隔調整装置におけるACサーボモータ
により前記間隔調整用ローラ対を駆動して行う郵便物の
間隔調整動作を、搬送される郵便物の間隔の大小に応じ
た間隔調整を的確に実行できる。
後方の郵便物に対する間隔長が共に大きく又は小さいと
きACサーボモータを通常の回転速度に、ある郵便物の
先方の郵便物に対する間隔長が大きく及び後方の郵便物
に対する間隔長が小さいときACサーボモータを加速す
る回転速度に、ある郵便物の先方の郵便物に対する間隔
長が小さく後方の郵便物に対する間隔長が大きいときA
Cサーボモータを減速する回転速度のデータを前記記憶
手段に記憶している構成であるから、請求項6記載の発
明に係る郵便物間隔調整装置におけるACサーボモータ
により前記間隔調整用ローラ対を駆動して行う郵便物の
間隔調整動作を、搬送される郵便物の間隔の大小に応じ
た間隔調整を的確に実行できる。
【0022】請求項8記載の発明に係る郵便物区分集積
装置は、多数の郵便物に付された区分情報を読み取る読
取手段と、多数の郵便物を区分情報に応じて区分し集積
する区分処理手段と、前記読取手段にて読み取られた多
数の郵便物を区分処理手段に搬送する搬送系と、この搬
送系の搬送路の途中に設けられた各郵便物間の間隔を測
定する測定手段と、前記搬送路の途中に設けられるとと
もに、前記測定手段による測定結果に応じて各郵便物間
の間隔を前記区分処理手段による区分処理に適正な状態
に調整する間隔調整手段とを有することを特徴とするも
のである。
装置は、多数の郵便物に付された区分情報を読み取る読
取手段と、多数の郵便物を区分情報に応じて区分し集積
する区分処理手段と、前記読取手段にて読み取られた多
数の郵便物を区分処理手段に搬送する搬送系と、この搬
送系の搬送路の途中に設けられた各郵便物間の間隔を測
定する測定手段と、前記搬送路の途中に設けられるとと
もに、前記測定手段による測定結果に応じて各郵便物間
の間隔を前記区分処理手段による区分処理に適正な状態
に調整する間隔調整手段とを有することを特徴とするも
のである。
【0023】この発明によれば、各郵便物間の間隔を測
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて間隔
調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便物の
間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵便物
の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整装置を組
み込んだ構成で、さまざまな形状の郵便物の区分処理を
ジャム等を発生させることなく高速化することができる
郵便物区分集積装置を実現できる。
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて間隔
調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便物の
間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵便物
の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整装置を組
み込んだ構成で、さまざまな形状の郵便物の区分処理を
ジャム等を発生させることなく高速化することができる
郵便物区分集積装置を実現できる。
【0024】請求項9記載の発明に係る郵便物区分集積
装置は、多数の郵便物に付された区分情報を読み取る読
取手段と、多数の郵便物を区分情報に応じて区分し集積
する区分処理手段と、前記読取手段にて読み取られた多
数の郵便物を区分処理手段に搬送する搬送系と、この搬
送系の搬送路の途中に設けられた各郵便物間の間隔を測
定する測定手段と、前記搬送路と、この搬送路とは分割
配置に構成され、各郵便物を区分処理する区分手段に連
なる後段搬送路との間に配置され通過する郵便物に搬送
力を付与する間隔調整機構と、前記測定手段の測定結果
を基に郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間の間
隔長に応じた駆動制御信号を送出する制御手段と、この
制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整機構
を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通過す
る郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が適正な間隔と
なる状態で後段搬送路に送り込む駆動手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
装置は、多数の郵便物に付された区分情報を読み取る読
取手段と、多数の郵便物を区分情報に応じて区分し集積
する区分処理手段と、前記読取手段にて読み取られた多
数の郵便物を区分処理手段に搬送する搬送系と、この搬
送系の搬送路の途中に設けられた各郵便物間の間隔を測
定する測定手段と、前記搬送路と、この搬送路とは分割
配置に構成され、各郵便物を区分処理する区分手段に連
なる後段搬送路との間に配置され通過する郵便物に搬送
力を付与する間隔調整機構と、前記測定手段の測定結果
を基に郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間の間
隔長に応じた駆動制御信号を送出する制御手段と、この
制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整機構
を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通過す
る郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が適正な間隔と
なる状態で後段搬送路に送り込む駆動手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0025】この発明によれば、各郵便物間の間隔を測
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて制御
手段により郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間
の間隔長に応じた駆動制御信号を送出し、駆動手段によ
り、制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整
機構を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通
過する郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が区分手段
による区分処理に適正な間隔となる状態で後段搬送路に
送り込む郵便物間隔調整装置を組み込んだ構成で、区分
手段による区分処理を常に円滑に維持することができ、
さまざまな形状の郵便物の区分処理をジャム等を発生さ
せることなく高速化することができる郵便物区分集積装
置を実現できる。
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて制御
手段により郵便物間の間隔長の適否を判定して郵便物間
の間隔長に応じた駆動制御信号を送出し、駆動手段によ
り、制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整
機構を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通
過する郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が区分手段
による区分処理に適正な間隔となる状態で後段搬送路に
送り込む郵便物間隔調整装置を組み込んだ構成で、区分
手段による区分処理を常に円滑に維持することができ、
さまざまな形状の郵便物の区分処理をジャム等を発生さ
せることなく高速化することができる郵便物区分集積装
置を実現できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0027】図1に示す郵便物区分集積装置は、大型の
箱型状の本体20を有し、本体20の図1において左側
部分に郵便物Pを積載し、一枚ずつ送り出す供給系21
を備え、本体20の中央部には供給系21から供給され
た郵便物Pを区分する長尺の区分集積系22を備え、供
給系21から区分集積系22の下側に形成される搬送路
(搬送系)28の先方の領域には郵便物P等の振り分け
系23、再処理部24を設けている。
箱型状の本体20を有し、本体20の図1において左側
部分に郵便物Pを積載し、一枚ずつ送り出す供給系21
を備え、本体20の中央部には供給系21から供給され
た郵便物Pを区分する長尺の区分集積系22を備え、供
給系21から区分集積系22の下側に形成される搬送路
(搬送系)28の先方の領域には郵便物P等の振り分け
系23、再処理部24を設けている。
【0028】前記供給系21は、郵便物P等を集積する
集積部25、この集積部25から送り出されてくる郵便
物Pに付されている郵便番号、住所等の各種情報を読み
取る読み取り部26を具備している。
集積部25、この集積部25から送り出されてくる郵便
物Pに付されている郵便番号、住所等の各種情報を読み
取る読み取り部26を具備している。
【0029】また、前記再処理部24には、上述した読
み取り部26での郵便番号、住所等の読み取り結果に応
じたバーコードをプリントするプリンタ27と、プリン
タ27によりプリントされるバーコードを確認するため
の検出装置26とが設けられている。
み取り部26での郵便番号、住所等の読み取り結果に応
じたバーコードをプリントするプリンタ27と、プリン
タ27によりプリントされるバーコードを確認するため
の検出装置26とが設けられている。
【0030】区分集積系22の下側に形成される搬送路
28は、図2に示すように、振り分け系23の手前にお
いて、間に間隔調整装置1を含むような分割された構成
となっている。
28は、図2に示すように、振り分け系23の手前にお
いて、間に間隔調整装置1を含むような分割された構成
となっている。
【0031】搬送路28は、搬送用ローラ2、駆動用ロ
ーラ3等のローラ群に対して搬送ベルト4を上下2重構
造となるように掛け渡し、駆動用ローラ3を駆動モータ
5により駆動することで上下2重構造の搬送ベルト4の
間に郵便物Pを挟み、図2に示す矢印A方向に郵便物P
を搬送するようになっている。
ーラ3等のローラ群に対して搬送ベルト4を上下2重構
造となるように掛け渡し、駆動用ローラ3を駆動モータ
5により駆動することで上下2重構造の搬送ベルト4の
間に郵便物Pを挟み、図2に示す矢印A方向に郵便物P
を搬送するようになっている。
【0032】本実施の形態の郵便物間隔調整装置1は、
郵便物Pを搬送するための分割された搬送路28の間に
配置されている。
郵便物Pを搬送するための分割された搬送路28の間に
配置されている。
【0033】この郵便物間隔調整装置1は、搬送路28
の搬送ベルト4上にある隣り合う郵便物P間の間隔(ギ
ャップ)を測定する第1のセンサー(センサー1)11
と、郵便物Pの搬送速度を加減速するための第2、第3
のセンサー(センサー2、センサー3)12、13と、
搬送路28の搬送ベルト4上にある郵便物Pを追跡する
ための図2に示していない搬送シフトセンサーと、郵便
物P間の間隔を広げたり縮めたりする(郵便物を1通ご
とに一時的に加減速する)ための補正用ローラー16、
17を備えた間隔調整部15と、この間隔調整部15の
補正用ローラー16を回転させるためのACサーボモー
タ18と、ACサーボモータ18を駆動するACサーボ
モータ駆動装置19と、ACサーボモータ18の回転を
制御するためのACサーボモータ制御装置9と、上記全
体を制御し郵便物P間の間隔調整を行う制御部10とを
有している。
の搬送ベルト4上にある隣り合う郵便物P間の間隔(ギ
ャップ)を測定する第1のセンサー(センサー1)11
と、郵便物Pの搬送速度を加減速するための第2、第3
のセンサー(センサー2、センサー3)12、13と、
搬送路28の搬送ベルト4上にある郵便物Pを追跡する
ための図2に示していない搬送シフトセンサーと、郵便
物P間の間隔を広げたり縮めたりする(郵便物を1通ご
とに一時的に加減速する)ための補正用ローラー16、
17を備えた間隔調整部15と、この間隔調整部15の
補正用ローラー16を回転させるためのACサーボモー
タ18と、ACサーボモータ18を駆動するACサーボ
モータ駆動装置19と、ACサーボモータ18の回転を
制御するためのACサーボモータ制御装置9と、上記全
体を制御し郵便物P間の間隔調整を行う制御部10とを
有している。
【0034】前記間隔調整部15は、郵便物Pが搬送さ
れる方向に対して垂直に位置した2つの補正用ローラー
16、17により構成されており、それぞれの補正用ロ
ーラー16、17の外周には摩擦係数の大きいゴム帯が
巻かれている。また、この間隔調整部15は、搬送路2
8の途中に位置しており、郵便物Pが搬送ベルト4によ
って挟まれないように設置されている。即ち、搬送ベル
ト4の速度とは関係なしに、1通ごとに郵便物Pの搬送
速度を変えられる構造になっている。
れる方向に対して垂直に位置した2つの補正用ローラー
16、17により構成されており、それぞれの補正用ロ
ーラー16、17の外周には摩擦係数の大きいゴム帯が
巻かれている。また、この間隔調整部15は、搬送路2
8の途中に位置しており、郵便物Pが搬送ベルト4によ
って挟まれないように設置されている。即ち、搬送ベル
ト4の速度とは関係なしに、1通ごとに郵便物Pの搬送
速度を変えられる構造になっている。
【0035】また、間隔調整部15の一方の補正用ロー
ラー16は、ACサーボモータ18と連結しており、こ
のACサーボモータ18はACサーボモータ駆動装置1
9を経由してACサーボモータ制御装置9へ接続されて
いる。また、ACサーボモータ制御装置9は、間隔調整
用の制御部10と接続され、この制御部10内にあるパ
ルス変換回路40から出力される回転速度信号を受け
て、ACサーボモータ18の回転速度を制御するように
なっている。
ラー16は、ACサーボモータ18と連結しており、こ
のACサーボモータ18はACサーボモータ駆動装置1
9を経由してACサーボモータ制御装置9へ接続されて
いる。また、ACサーボモータ制御装置9は、間隔調整
用の制御部10と接続され、この制御部10内にあるパ
ルス変換回路40から出力される回転速度信号を受け
て、ACサーボモータ18の回転速度を制御するように
なっている。
【0036】前記制御部10は、図3に示すように、制
御用のCPU31と、制御プログラムを格納するメモリ
(ROM1)32と、搬送される郵便物Pが第1のセン
サー11を通過した時刻を格納するためのメモリ(RA
M1)33と、それらの郵便物Pに対してその前後のギ
ャップ長(間隔長)データを格納するためのメモリ(R
AM2)34と、郵便物Pが間隔調整部15を通過する
時のACサーボモータ18の回転数のデータを格納する
ためのメモリ(RAM3)35と、予め決められたAC
サーボモータ18の回転速度テーブルを格納するメモリ
(ROM2)36と、郵便物Pが正常に搬送されたかを
判定するための搬送時間テーブルを格納するためのメモ
リ(ROM3)37と、搬送時間を測定するためのタイ
マーコントローラー38と、郵便物Pが各センサー11
乃至13を通過した時に割り込み処理させるための割り
込みコントローラー39と、回転速度をパルス波形に変
換するためのパルス変換回路40と、2つの郵便物P間
のギャップ長を測定するためのギャップ測定回路41
と、各センサー11乃至13の信号を入力するための入
力回路42と、前記駆動モータ5、ACサーボモータ1
8を駆動させるための出力回路43と、装置全体を制御
するメイン制御CPU50との交信を行うための通信コ
ントローラー44とから構成されている。
御用のCPU31と、制御プログラムを格納するメモリ
(ROM1)32と、搬送される郵便物Pが第1のセン
サー11を通過した時刻を格納するためのメモリ(RA
M1)33と、それらの郵便物Pに対してその前後のギ
ャップ長(間隔長)データを格納するためのメモリ(R
AM2)34と、郵便物Pが間隔調整部15を通過する
時のACサーボモータ18の回転数のデータを格納する
ためのメモリ(RAM3)35と、予め決められたAC
サーボモータ18の回転速度テーブルを格納するメモリ
(ROM2)36と、郵便物Pが正常に搬送されたかを
判定するための搬送時間テーブルを格納するためのメモ
リ(ROM3)37と、搬送時間を測定するためのタイ
マーコントローラー38と、郵便物Pが各センサー11
乃至13を通過した時に割り込み処理させるための割り
込みコントローラー39と、回転速度をパルス波形に変
換するためのパルス変換回路40と、2つの郵便物P間
のギャップ長を測定するためのギャップ測定回路41
と、各センサー11乃至13の信号を入力するための入
力回路42と、前記駆動モータ5、ACサーボモータ1
8を駆動させるための出力回路43と、装置全体を制御
するメイン制御CPU50との交信を行うための通信コ
ントローラー44とから構成されている。
【0037】郵便物のギャップ測定用の第1のセンサー
11は、間隔調整部15の手前に位置しており、前記入
力回路42に接続されている。更に、入力回路42は、
ギャップ測定回路41と割り込みコントローラー39に
接続されている。この割り込みコントローラー39は、
CPU31にによる通常処理を一時中断し、第1のセン
サー11の信号の割り込み処理を行うためのものであ
る。
11は、間隔調整部15の手前に位置しており、前記入
力回路42に接続されている。更に、入力回路42は、
ギャップ測定回路41と割り込みコントローラー39に
接続されている。この割り込みコントローラー39は、
CPU31にによる通常処理を一時中断し、第1のセン
サー11の信号の割り込み処理を行うためのものであ
る。
【0038】ギャップ測定回路41は、第1のセンサー
11の信号と、タイマーコントローラー38から出力さ
れるクロックを用いて、前方にある郵便物Pの後端割り
込み発生時からその後方にある郵便物Pの先端割り込み
発生時の差を求める回路である。
11の信号と、タイマーコントローラー38から出力さ
れるクロックを用いて、前方にある郵便物Pの後端割り
込み発生時からその後方にある郵便物Pの先端割り込み
発生時の差を求める回路である。
【0039】CPU31は、この第1のセンサー11の
信号の割り込み処理を実行した時、ギャップ測定回路4
1のギャップ測定値を入力し、1通ごとのギャップ値を
得ることができる。
信号の割り込み処理を実行した時、ギャップ測定回路4
1のギャップ測定値を入力し、1通ごとのギャップ値を
得ることができる。
【0040】タイマーコントローラー38は、ある一定
のクロックを任意の時間に分周する機能を持っており、
ギャップ測定回路41に用いるクロックだけでなく、郵
便物Pの搬送時間測定にも用いられている。即ち、CP
U31は、2つのセンサー(例えば第1のセンサー11
と第2のセンサー12)間を郵便物Pが通過する時間
を、それぞれのセンサー割り込み発生時におけるタイマ
ーコントローラー38のカウンタ値の差として求め、そ
の時間がある一定範囲であれば、その郵便物Pは正常に
搬送したと判断している。
のクロックを任意の時間に分周する機能を持っており、
ギャップ測定回路41に用いるクロックだけでなく、郵
便物Pの搬送時間測定にも用いられている。即ち、CP
U31は、2つのセンサー(例えば第1のセンサー11
と第2のセンサー12)間を郵便物Pが通過する時間
を、それぞれのセンサー割り込み発生時におけるタイマ
ーコントローラー38のカウンタ値の差として求め、そ
の時間がある一定範囲であれば、その郵便物Pは正常に
搬送したと判断している。
【0041】間隔調整用のCPU31は、装置全体を制
御するメイン制御CPU50と接続されており、メイン
制御CPU50から稼働・停止の指令を受けて間隔調整
処理を行っている。
御するメイン制御CPU50と接続されており、メイン
制御CPU50から稼働・停止の指令を受けて間隔調整
処理を行っている。
【0042】またCPU31は、図5乃至図7に示すよ
うに、3種類のメモリ(RAM1乃至RAM3)33乃
至35を持っており、メモリ33は、各センサーを通過
した時の時刻を格納するためのもので、メモリ34は、
前後の郵便物Pとのギャップ値を格納するもので、メモ
リ35は、間隔調整するためのACサーボモータ18の
回転速度のデータを格納するためのもので、これらのメ
モリ33乃至35は、それぞれ郵便物Pの1000通分
のデータ格納ができるようになっている。
うに、3種類のメモリ(RAM1乃至RAM3)33乃
至35を持っており、メモリ33は、各センサーを通過
した時の時刻を格納するためのもので、メモリ34は、
前後の郵便物Pとのギャップ値を格納するもので、メモ
リ35は、間隔調整するためのACサーボモータ18の
回転速度のデータを格納するためのもので、これらのメ
モリ33乃至35は、それぞれ郵便物Pの1000通分
のデータ格納ができるようになっている。
【0043】更に、このCPU31は、図8、図9に示
すように,2種類のメモリ(ROM1、ROM2)3
2、36を持っている。メモリ32は、郵便物Pが正常
に搬送されているかどうかを判定するためのテーブル
で、その値は、郵便物Pが2点間の第1のセンサー1
1、第2のセンサー12を通過する時間によって決定さ
れるものである。メモリ36は、前後の郵便物Pのギャ
ップ値からACサーボモータ18の回転速度を決定する
ためのテーブルで、縦軸に前方の郵便物Pとのギャップ
値、横軸に後方の郵便物Pのギャップ値を並べた2次元
のマトリクスで構成されている。
すように,2種類のメモリ(ROM1、ROM2)3
2、36を持っている。メモリ32は、郵便物Pが正常
に搬送されているかどうかを判定するためのテーブル
で、その値は、郵便物Pが2点間の第1のセンサー1
1、第2のセンサー12を通過する時間によって決定さ
れるものである。メモリ36は、前後の郵便物Pのギャ
ップ値からACサーボモータ18の回転速度を決定する
ためのテーブルで、縦軸に前方の郵便物Pとのギャップ
値、横軸に後方の郵便物Pのギャップ値を並べた2次元
のマトリクスで構成されている。
【0044】加減速タイミングを検出する第2、第3の
センサー12、13は、間隔調整部15のACサーボモ
ータ18の回転速度を変化させることによって郵便物P
のギャップ長を広げたり縮めたりするためのセンサーで
ある。即ち、ある郵便物Pを加速したい(ある郵便物P
とそれの先方の郵便物Pとのギャップを縮めたい)場
合、第2のセンサー12の先端割り込みが発生してから
しばらくして、間隔調整部15のACサーボモータ18
の回転数を通常の速度(搬送ベルト4と等しい速度)よ
りも早く回転させる。逆に、ある郵便物Pを減速したい
(ある郵便物Pとそれの先方の郵便物Pとのギャップを
広げたい)場合、第3のセンサー3の後端割り込みが発
生した瞬間に、ACサーボモータ18の回転数を通常の
速度よりも遅く回転させる。この2つのセンサー12、
13の配置は、ACサーボモータ18の応答速度を考慮
してあり、2つの補正用ローラー16、17が郵便物P
を最適に掴めるような配置になっている。
センサー12、13は、間隔調整部15のACサーボモ
ータ18の回転速度を変化させることによって郵便物P
のギャップ長を広げたり縮めたりするためのセンサーで
ある。即ち、ある郵便物Pを加速したい(ある郵便物P
とそれの先方の郵便物Pとのギャップを縮めたい)場
合、第2のセンサー12の先端割り込みが発生してから
しばらくして、間隔調整部15のACサーボモータ18
の回転数を通常の速度(搬送ベルト4と等しい速度)よ
りも早く回転させる。逆に、ある郵便物Pを減速したい
(ある郵便物Pとそれの先方の郵便物Pとのギャップを
広げたい)場合、第3のセンサー3の後端割り込みが発
生した瞬間に、ACサーボモータ18の回転数を通常の
速度よりも遅く回転させる。この2つのセンサー12、
13の配置は、ACサーボモータ18の応答速度を考慮
してあり、2つの補正用ローラー16、17が郵便物P
を最適に掴めるような配置になっている。
【0045】次に、上記構成の本実施の形態の動作を、
図4、図10、図12乃至図14をも参照して説明す
る。
図4、図10、図12乃至図14をも参照して説明す
る。
【0046】前記間隔調整用のCPU31は、メイン制
御CPU50から装置の稼働命令を受けると、前記出力
回路43を経由して、駆動モータ5を回転させ、搬送ベ
ルト4を稼働させる。同時に、搬送ベルト4の途中に位
置している間隔調整部15のACサーボモータ18を、
搬送ベルト4の速度と等しい速度(通常の回転速度)で
回転させるため、ACサーボモーター制御装置9にある
一定の回転速度信号を出力する。
御CPU50から装置の稼働命令を受けると、前記出力
回路43を経由して、駆動モータ5を回転させ、搬送ベ
ルト4を稼働させる。同時に、搬送ベルト4の途中に位
置している間隔調整部15のACサーボモータ18を、
搬送ベルト4の速度と等しい速度(通常の回転速度)で
回転させるため、ACサーボモーター制御装置9にある
一定の回転速度信号を出力する。
【0047】いま、搬送路28において、連続したn通
の郵便物Pが図4に示すように搬送されていると仮定す
る。
の郵便物Pが図4に示すように搬送されていると仮定す
る。
【0048】第1のセンサー11を通過する郵便物Pの
数xは間隔調整用のCPU31によりカウントされ(ス
テップS1)ていくが、最初の郵便物Pが第1のセンサ
ー11を遮光した(先端割り込み)時、間隔調整用のC
PU31は、その郵便物Pが通過した時刻t1xをメモリ
(RAM1)33に格納し(ステップS2)、タイマー
コントローラー38のカウンタ値を読み込み、その値t
11を通過時刻格納用のメモリ(RAM1)33へ格納す
る。
数xは間隔調整用のCPU31によりカウントされ(ス
テップS1)ていくが、最初の郵便物Pが第1のセンサ
ー11を遮光した(先端割り込み)時、間隔調整用のC
PU31は、その郵便物Pが通過した時刻t1xをメモリ
(RAM1)33に格納し(ステップS2)、タイマー
コントローラー38のカウンタ値を読み込み、その値t
11を通過時刻格納用のメモリ(RAM1)33へ格納す
る。
【0049】同時に、その郵便物Pの先方の郵便物Pと
のギャップ値g1 を求める。当然、この場合1通目であ
ることから、先方の郵便物Pとのギャップ値g1 は無限
大となる。前記CPU31は、この値を1通目の郵便物
Pに対する先方の郵便物Pとのギャップ値gx として、
先方ギャップ長格納用のメモリ(RAM2)34へ格納
する。
のギャップ値g1 を求める。当然、この場合1通目であ
ることから、先方の郵便物Pとのギャップ値g1 は無限
大となる。前記CPU31は、この値を1通目の郵便物
Pに対する先方の郵便物Pとのギャップ値gx として、
先方ギャップ長格納用のメモリ(RAM2)34へ格納
する。
【0050】やがて、2通目の郵便物Pが第1のセンサ
ー11を遮光すると、上述した場合と同様に、CPU3
1は、この時の通過時刻t12を通過時刻格納用のメモリ
(RAM1)33へ格納する。次に、先方(1通目の郵
便物P)とのギャップ値g2をギャップ測定回路41か
ら読み込み、2通目の郵便物Pに対する先方の郵便物P
とのギャップ値g2 として先方ギャップ長格納用のメモ
リ(RAM2)34へ格納する。このギャップ値g2
は、1通目の郵便物Pにおける後方(2通目)の郵便物
Pとのギャップ値でもあるから、(1通目の後方ギャッ
プ長)=(2通目の先方ギャップ長)となる。
ー11を遮光すると、上述した場合と同様に、CPU3
1は、この時の通過時刻t12を通過時刻格納用のメモリ
(RAM1)33へ格納する。次に、先方(1通目の郵
便物P)とのギャップ値g2をギャップ測定回路41か
ら読み込み、2通目の郵便物Pに対する先方の郵便物P
とのギャップ値g2 として先方ギャップ長格納用のメモ
リ(RAM2)34へ格納する。このギャップ値g2
は、1通目の郵便物Pにおける後方(2通目)の郵便物
Pとのギャップ値でもあるから、(1通目の後方ギャッ
プ長)=(2通目の先方ギャップ長)となる。
【0051】このように、連続したn通の郵便物Pのギ
ャップ測定値(g1 =∞、g2 、g3 、・・、gn )を
先方ギャップ長格納用のメモリ34へ格納していく(ス
テップS3)。
ャップ測定値(g1 =∞、g2 、g3 、・・、gn )を
先方ギャップ長格納用のメモリ34へ格納していく(ス
テップS3)。
【0052】やがて、1通目の郵便物Pが加速タイミン
グ用の第2のセンサー12を遮光すると、この時の通過
時刻t21(t2x)をメモリ(RAM1)33へ格納し
(ステップS11)、この郵便物Pが正常に搬送された
かどうか判定する。即ち、CPU31は、この郵便物P
が第1のセンサー11を通過した時刻t11とこの第2の
センサー12を通過した時刻t21との差T1 (=この区
間の通過時間)を求め(ステップS12)、それがある
一定の時間かどうかを比較判定する(ステップS1
3)。即ち、(許容最短通過時間:T1 min)<(こ
の区間の通過時間T1)<(許容最長時間T1 max)
の比較式によりある一定の時間かどうかを比較判定す
る。ここで、T1 minとT2 maxは、予めこの区間
の通過時間によって決められており、これらの値は、予
め搬送時間測定用のメモリ(ROM3)37に格納され
ている。
グ用の第2のセンサー12を遮光すると、この時の通過
時刻t21(t2x)をメモリ(RAM1)33へ格納し
(ステップS11)、この郵便物Pが正常に搬送された
かどうか判定する。即ち、CPU31は、この郵便物P
が第1のセンサー11を通過した時刻t11とこの第2の
センサー12を通過した時刻t21との差T1 (=この区
間の通過時間)を求め(ステップS12)、それがある
一定の時間かどうかを比較判定する(ステップS1
3)。即ち、(許容最短通過時間:T1 min)<(こ
の区間の通過時間T1)<(許容最長時間T1 max)
の比較式によりある一定の時間かどうかを比較判定す
る。ここで、T1 minとT2 maxは、予めこの区間
の通過時間によって決められており、これらの値は、予
め搬送時間測定用のメモリ(ROM3)37に格納され
ている。
【0053】CPU31は、上記比較式が成立するなら
ば、この郵便物Pが正常に搬送されたと判定する。一
方、上式が成立しなければ、搬送異常と判定し、間隔調
整処理を実行しない。
ば、この郵便物Pが正常に搬送されたと判定する。一
方、上式が成立しなければ、搬送異常と判定し、間隔調
整処理を実行しない。
【0054】もし、郵便物Pが正常に搬送されているな
らば、CPU31は、既述したようにして求めたこの郵
便物Pの前後のギャップ測定値g1 、g2 を読み込む。
らば、CPU31は、既述したようにして求めたこの郵
便物Pの前後のギャップ測定値g1 、g2 を読み込む。
【0055】CPU31は、このギャップ測定値g1 、
g2 を基に、予め決められたACサーボモータ18の回
転数のデータが格納されているメモリ(ROM2)36
を参照し、ACサーボモータ18の回転速度S1 を決定
する(ステップS14)。
g2 を基に、予め決められたACサーボモータ18の回
転数のデータが格納されているメモリ(ROM2)36
を参照し、ACサーボモータ18の回転速度S1 を決定
する(ステップS14)。
【0056】更に、得られた回転速度S1 と通常の回転
速度を比較し(ステップS15)、これが通常の回転速
度よりも早い速度であれば、図10に示すように、この
時(第2のセンサー12の先端割り込み発生時)から一
定遅延時間D1 が経過した後、ACサーボモータ18を
一定時間D2 だけ早い速度で回転(加速)させる(ステ
ップS15)。
速度を比較し(ステップS15)、これが通常の回転速
度よりも早い速度であれば、図10に示すように、この
時(第2のセンサー12の先端割り込み発生時)から一
定遅延時間D1 が経過した後、ACサーボモータ18を
一定時間D2 だけ早い速度で回転(加速)させる(ステ
ップS15)。
【0057】一方、そうでない場合、即ち、得られた回
転速度S1 が通常の回転速度よりも遅い場合、このタイ
ミングでは、CPU31は通常の速度のままでACサー
ボモーター18を回転させる。
転速度S1 が通常の回転速度よりも遅い場合、このタイ
ミングでは、CPU31は通常の速度のままでACサー
ボモーター18を回転させる。
【0058】また、得られた回転速度S1 が通常の回転
速度よりも遅い回転速度、即ち、先方の郵便物Pとのギ
ャップ値を広げたい場合、その郵便物Pが第3のセンサ
ー13の後端割り込みが発生した時減速するように減速
要求フラグをセットする(ステップS17)。
速度よりも遅い回転速度、即ち、先方の郵便物Pとのギ
ャップ値を広げたい場合、その郵便物Pが第3のセンサ
ー13の後端割り込みが発生した時減速するように減速
要求フラグをセットする(ステップS17)。
【0059】また、得られた回転速度S1 と通常の回転
速度を比較し、これが通常の回転速度よりも早い速度で
あれば(減速要求フラグがセットされていれば)(ステ
ップS21)、CPU31は第3のセンサー13の後端
割り込みが発生した時点で一定時間D3 だけ遅い速度で
ACサーボモーター18を回転(減速)させるようにす
る(ステップS22)。
速度を比較し、これが通常の回転速度よりも早い速度で
あれば(減速要求フラグがセットされていれば)(ステ
ップS21)、CPU31は第3のセンサー13の後端
割り込みが発生した時点で一定時間D3 だけ遅い速度で
ACサーボモーター18を回転(減速)させるようにす
る(ステップS22)。
【0060】2通目以降の郵便物Pについても既述した
場合と同様に、まずその郵便物Pが正常に搬送されたか
どうか判定し、そうであれば、その郵便物Pの前後のギ
ャップ測定値g2 、g3 に基づきACサーボモータ18
の回転速度S2 を決定し、加速または減速の処理を行う
ことを繰り返す。
場合と同様に、まずその郵便物Pが正常に搬送されたか
どうか判定し、そうであれば、その郵便物Pの前後のギ
ャップ測定値g2 、g3 に基づきACサーボモータ18
の回転速度S2 を決定し、加速または減速の処理を行う
ことを繰り返す。
【0061】なお、前記メモリ36に格納されるACサ
ーボモーター18の回転速度テーブルの値は、図11に
示すような規則に基づいて値が設定されている。
ーボモーター18の回転速度テーブルの値は、図11に
示すような規則に基づいて値が設定されている。
【0062】本実施の形態によれば、郵便物Pの処理を
高速化しても従来のような問題が発生することなく、安
定して郵便物Pの区分処理ができ、郵便物Pの区分処理
の高速化と、区分率の向上が図ることができる。
高速化しても従来のような問題が発生することなく、安
定して郵便物Pの区分処理ができ、郵便物Pの区分処理
の高速化と、区分率の向上が図ることができる。
【0063】また、郵便物間隔調整装置1によって、搬
送されている郵便物Pの速度を一時的に変化させること
により、郵便物P間の間隔をある一定間隔に補正するこ
とができる。
送されている郵便物Pの速度を一時的に変化させること
により、郵便物P間の間隔をある一定間隔に補正するこ
とができる。
【0064】尚、郵便物間隔調整装置1は、上述したよ
うな搬送路28の途中に設ける他、前記再処理系24を
構成する搬送路の途中に設けてもよい。
うな搬送路28の途中に設ける他、前記再処理系24を
構成する搬送路の途中に設けてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、各郵便物間の間隔を測
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて間隔
調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便物の
間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵便物
の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整装置を提
供することができる。
定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて間隔
調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便物の
間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵便物
の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整装置を提
供することができる。
【0066】また、本発明によれば、前記測定手段、間
隔調整手段を用いた構成で、搬送路を搬送される多数の
郵便物の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整方
法を実現できる。
隔調整手段を用いた構成で、搬送路を搬送される多数の
郵便物の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整方
法を実現できる。
【0067】さらに、本発明によれば、搬送路を搬送さ
れる各郵便物の間隔に応じて一時的に郵便物の搬送速度
を調整し、常に適正な間隔となる状態として区分手段に
送り込むことができ、区分手段による区分処理を常に円
滑に維持して、さまざまな形状の郵便物の区分処理をジ
ャム等を発生させることなく高速化することができる郵
便物間隔調整装置を提供することができる。
れる各郵便物の間隔に応じて一時的に郵便物の搬送速度
を調整し、常に適正な間隔となる状態として区分手段に
送り込むことができ、区分手段による区分処理を常に円
滑に維持して、さまざまな形状の郵便物の区分処理をジ
ャム等を発生させることなく高速化することができる郵
便物間隔調整装置を提供することができる。
【0068】また、本発明によれば、各郵便物間の間隔
を測定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて
間隔調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便
物の間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵
便物の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整装置
を組み込んだ構成で、さまざまな形状の郵便物の区分処
理をジャム等を発生させることなく高速化することがで
きる郵便物区分集積装置を提供することができる。
を測定手段により測定し、測定手段の測定結果に応じて
間隔調整手段により前記搬送路を搬送される多数の郵便
物の間隔を調整するので、搬送路を搬送される多数の郵
便物の間隔を常に適正に確保できる郵便物間隔調整装置
を組み込んだ構成で、さまざまな形状の郵便物の区分処
理をジャム等を発生させることなく高速化することがで
きる郵便物区分集積装置を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置を組
み込んだ郵便物区分集積装置を示す概略外観図である。
み込んだ郵便物区分集積装置を示す概略外観図である。
【図2】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置を示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置の動
作説明図である。
作説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置のメ
モリ(RAM1)の記憶内容を示す説明図である。
モリ(RAM1)の記憶内容を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置のメ
モリ(RAM2)の記憶内容を示す説明図である。
モリ(RAM2)の記憶内容を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置のメ
モリ(RAM3)の記憶内容を示す説明図である。
モリ(RAM3)の記憶内容を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置のメ
モリ(ROM1)の記憶内容を示す説明図である。
モリ(ROM1)の記憶内容を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置のメ
モリ(ROM2)の記憶内容を示す説明図である。
モリ(ROM2)の記憶内容を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置の
間隔調整動作を示す説明図である。
間隔調整動作を示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態の郵便物間隔調整装置の
メモリ(ROM2)に設定される回転速度テーブルの説
明図である。
メモリ(ROM2)に設定される回転速度テーブルの説
明図である。
【図12】本発明の実施の形態における第1のセンサー
の先端割込処理を示すフロチャートである。
の先端割込処理を示すフロチャートである。
【図13】本発明の実施の形態における第2のセンサー
の先端割込処理を示すフロチャートである。
の先端割込処理を示すフロチャートである。
【図14】本発明の実施の形態における第3のセンサー
の先端割込処理を示すフロチャートである。
の先端割込処理を示すフロチャートである。
1 郵便物間隔調整装置 2 搬送用ローラ 3 駆動用ローラ 4 搬送ベルト 9 ACサーボモータ制御装置 10 制御部10 18 ACサーボモータ 11 第1のセンサー 12 第2のセンサー 13 第3のセンサー 15 間隔調整部 16 補正用ローラー 18 ACサーボモータ 20 本体 21 供給系 22 区分集積系 23 振り分け系 25 集積部 26 読み取り部 28 搬送路
Claims (9)
- 【請求項1】 多数の郵便物が搬送されるとともに郵便
物の区分処理手段に連なる搬送路の途中に設けた各郵便
物間の間隔を測定する測定手段と、 前記搬送路の途中に設けられるとともに、前記測定手段
による測定結果に応じて各郵便物間の間隔を前記区分処
理手段による区分処理に適正な状態に調整する間隔調整
手段と、 を有することを特徴とする郵便物間隔調整装置。 - 【請求項2】 多数の郵便物が搬送されるとともに郵便
物の区分処理手段に連なる搬送路の途中に設けた測定手
段により各郵便物間の間隔を測定し、 前記搬送路の途中に設けられ間隔調整手段により、前記
測定手段による測定結果に応じて各郵便物間の間隔を前
記区分処理手段による区分処理に適正な状態に調整する
こと、 を特徴とする郵便物間隔調整方法。 - 【請求項3】 多数の郵便物が搬送される搬送路に臨ま
せて配置され、この搬送路上を搬送される各郵便物間の
間隔を測定する測定手段と、 前記搬送路と、この搬送路とは分割配置に構成され、各
郵便物を区分処理する区分手段に連なる後段搬送路との
間に配置され通過する郵便物に搬送力を付与する間隔調
整機構と、 前記測定手段の測定結果を基に郵便物間の間隔長の適否
を判定して郵便物間の間隔長に応じた駆動制御信号を送
出する制御手段と、 この制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整
機構を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通
過する郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が適正な間
隔となる状態で後段搬送路に送り込む駆動手段と、 を有することを特徴とする郵便物間隔調整装置。 - 【請求項4】 多数の郵便物が搬送される搬送路に臨ま
せて配置され、この搬送路上を搬送される各郵便物間の
間隔の大小を測定する測定手段と、 前記搬送路と、この搬送路とは分割配置に構成され、各
郵便物を区分処理する区分手段に連なる後段搬送路との
間に配置され通過する郵便物に搬送力を付与する間隔調
整機構と、 前記測定手段の測定結果を基に郵便物間の間隔長の大小
を判定して郵便物間の間隔長が大きい時後続の郵便物に
対する加速用の駆動制御信号を、郵便物間の間隔長が小
さい時後続の郵便物に対する減速用の駆動制御信号を送
出する制御手段と、 この制御手段からの加速用、減速用の駆動制御信号を基
に、前記間隔調整機構を駆動し、後続の郵便物に対して
大きい搬送力又は小さい搬送力を付与させ、各郵便物間
の間隔が適正な間隔となる状態で後段搬送路に送り込む
駆動手段と、を有することを特徴とする郵便物間隔調整
装置。 - 【請求項5】 多数の郵便物が搬送される搬送路に臨ま
せて配置され、この搬送路上を搬送される各郵便物間の
間隔の大小を測定するセンサーと、 前記搬送路と、この搬送路とは分割配置に構成され、各
郵便物を区分処理する区分手段に連なる後段搬送路との
間に配置され通過する郵便物に搬送力を付与する間隔調
整用ローラ対と、 前記センサーの測定結果を基に郵便物間の間隔長の大小
を判定して郵便物間の間隔長が大きい時後続の郵便物に
対する加速用の駆動制御信号を、郵便物間の間隔長が小
さい時後続の郵便物に対する減速用の駆動制御信号を送
出する制御部と、 この制御部からの加速用、減速用の駆動制御信号を基
に、前記間隔調整用ローラ対を駆動し、後続の郵便物に
対した大きい搬送力又は小さい搬送力を付与させ、各郵
便物間の間隔が適正な間隔となる状態で後段搬送路に送
り込むACサーボモータと、 を有することを特徴とする郵便物間隔調整装置。 - 【請求項6】 多数の郵便物が設定速度で搬送される搬
送路に臨ませて配置されたこの搬送路上を搬送される各
郵便物の通過時点を測定する第1のセンサー、郵便物の
加速設定用の第2のセンサー及び郵便物の減速設定用の
第3のセンサーと、 前記搬送路と、この搬送路とは分割配置に構成され、各
郵便物を区分処理する区分手段に連なる後段搬送路との
間に配置され通過する郵便物に搬送力を付与する間隔調
整用ローラ対と、 この間隔調整用ローラ対を常時は前記設定速度で駆動す
るACサーボモータと、 このACサーボモータの郵便
物間の先方及び後方の間隔長に応じた回転速度のデータ
を記憶した記憶手段と、 前記第1のセンサーの測定結果を基に各郵便物間の間隔
長を求める間隔測定回路と、 この間隔測定回路により求めた各郵便物間の先方及び後
方の各間隔長を基に、前記記憶手段に記憶した郵便物の
間隔長に応じた回転速度を参照して前記ACサーボモー
タの回転速度を決定するとともに、決定した回転速度と
前記設定速度とを比較し、決定した回転速度が前記設定
速度より大きい時前記第2のセンサーによる郵便物の通
過検出から所定時間後前記ACサーボモータを一定時間
加速駆動し、決定した回転速度が前記設定速度より小さ
い時前記第3のセンサーによる郵便物の通過検出の時点
で前記ACサーボモータを一定時間減速駆動する制御部
と、 を有することを特徴とする郵便物間隔調整装置。 - 【請求項7】 前記記憶手段記憶した郵便物間の先方及
び後方の間隔長に応じた回転速度のデータは、ある郵便
物の先方及び後方の郵便物に対する間隔長が共に大きく
又は小さいとき通常の回転速度に、ある郵便物の先方の
郵便物に対する間隔長が大きく及び後方の郵便物に対す
る間隔長が小さいとき加速する回転速度に、ある郵便物
の先方の郵便物に対する間隔長が小さく後方の郵便物に
対する間隔長が大きいとき減速する回転速度に各々設定
されたもである請求項6記載の郵便物間隔調整装置。 - 【請求項8】 多数の郵便物に付されたを区分情報を読
み取る読取手段と、 多数の郵便物を区分情報に応じて区分し集積する区分処
理手段と、 前記読取手段にて読み取られた多数の郵便物を区分処理
手段に搬送する搬送系と、 この搬送系の搬送路の途中に設けられた各郵便物間の間
隔を測定する測定手段と、 前記搬送路の途中に設けられるとともに、前記測定手段
による測定結果に応じて各郵便物間の間隔を前記区分処
理手段による区分処理に適正な状態に調整する間隔調整
手段と、 を有することを特徴とする郵便物区分集積装置。 - 【請求項9】 多数の郵便物に付されたを区分情報を読
み取る読取手段と、 多数の郵便物を区分情報に応じて区分し集積する区分処
理手段と、 前記読取手段にて読み取られた多数の郵便物を区分処理
手段に搬送する搬送系と、 この搬送系の搬送路の途中に設けられた各郵便物間の間
隔を測定する測定手段と、 前記搬送路と、この搬送路とは分割配置に構成され、各
郵便物を区分処理する区分手段に連なる後段搬送路との
間に配置され通過する郵便物に搬送力を付与する間隔調
整機構と、 前記測定手段の測定結果を基に郵便物間の間隔長の適否
を判定して郵便物間の間隔長に応じた駆動制御信号を送
出する制御手段と、 この制御手段からの駆動制御信号を基に、前記間隔調整
機構を駆動して各郵便物間の間隔長に応じた搬送力を通
過する郵便物に付与させ、各郵便物間の間隔が適正な間
隔となる状態で後段搬送路に送り込む駆動手段と、 を有することを特徴とする郵便物区分集積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17382697A JPH1119595A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 郵便物間隔調整装置、郵便物間隔調整方法及び郵便物区分集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17382697A JPH1119595A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 郵便物間隔調整装置、郵便物間隔調整方法及び郵便物区分集積装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119595A true JPH1119595A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15967881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17382697A Pending JPH1119595A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 郵便物間隔調整装置、郵便物間隔調整方法及び郵便物区分集積装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1119595A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6585262B2 (en) | 2000-05-12 | 2003-07-01 | Nec Corporation | Conveying interval adjusting method and apparatus |
EP1214263B1 (en) * | 1999-08-09 | 2004-04-07 | Solystic | Device for conveying flat objects with a synchronization system |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17382697A patent/JPH1119595A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1214263B1 (en) * | 1999-08-09 | 2004-04-07 | Solystic | Device for conveying flat objects with a synchronization system |
US6585262B2 (en) | 2000-05-12 | 2003-07-01 | Nec Corporation | Conveying interval adjusting method and apparatus |
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