JP2853459B2 - 車両移送方法 - Google Patents

車両移送方法

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JP2853459B2
JP2853459B2 JP17748592A JP17748592A JP2853459B2 JP 2853459 B2 JP2853459 B2 JP 2853459B2 JP 17748592 A JP17748592 A JP 17748592A JP 17748592 A JP17748592 A JP 17748592A JP 2853459 B2 JP2853459 B2 JP 2853459B2
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入出庫部に進入され
た車両を、コンベアを利用して、駐車位置へ整然と移送
する車両移送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両をコンベアによって駐車
位置へ移送する技術については、例えば実開平2−95
759号公報などに提案されている。これらは、基本的
に車両の前輪および後輪を載せた各々のコンベア等の走
行を制御することにより、車両の位置ずれを個別的に修
正するという構成を採用し、これによって駐車位置への
車両の移送を整然とできるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の車両移送方法では車体位置(姿勢)に対応してコ
ンベア制御を行うものではないため、車両がコンベア上
に斜めを向いて移送される場合があり、従って、この車
両の一部である隅部のバンパ,ライト,車体がコンベア
走行域や駐車領域の支柱等に接触するなどの問題点があ
った。
【0004】この発明はかかる従来の問題点に着目して
なされたものであり、車輪位置および車体位置を監視す
ることによって、車両を正規の姿勢に制御し、この姿勢
にて車両を安全に移送および駐車できる車両移送方法を
得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両移送
方法は、減速開始ステップで、上記車両の左右車輪の一
方であって、前輪または後輪のいずれか一方が第1の設
定位置に到達したとき、上記各コンベアを減速開始し、
コンベア停止ステップで、上記減速状態にて、上記前輪
および後輪が第2の設定位置に到達したとき、これらを
載置する各コンベアをそれぞれ停止させ、車幅判定ステ
ップでは、上記各コンベアの停止状態または再走行時
に、各コンベアにより横方向に移送されるべき車両が、
その車幅より僅かに広い第3の設定位置および第4の設
定位置間にあるか否かを判定させ、さらに、自動修正ス
テップでは、上記車幅判定の結果、上記車両の一部が上
記第3の設定位置および第4の設定位置のいずれかから
はみ出たとき、上記各コンベアを制御して車両位置を自
動修正させ、もし上記車両の一部が上記第3の設定位置
および第4の設定位置の両方からはみ出たときは、入庫
不可判定ステップで、入庫不可を判定させるようにした
ものである。
【0006】
【作用】この発明における車幅判定ステップでは、前輪
用および後輪用の各コンベアの減速を開始し、続いて車
体が大略正規姿勢となった後に、車体が若干でも斜めに
なって停止していないかを、少なくとも2つのセンサに
よる2つの設定位置にて高精度判定することにより、イ
ンチングによる車体姿勢の高精度自動修正を可能にす
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図5はこの発明の方法を実施するのに用いる車両
移送システムの概略を示すブロック図であり、図におい
て、1aは前輪用のコンベアおよび後輪用のコンベアの
減速開始位置を検出するレーザ光源などの光源、1bは
この光源からの光を受ける光電管などの受光素子で、こ
れらは車両の前輪および後輪を検出する第1の設定位置
を検出するセンサ1を構成する。
【0008】また、2a,3aおよび2b,3bはそれ
ぞれ上記同様の光源および受光素子で、各コンベア上の
前輪および後輪を第2の設定位置に揃えるように利用さ
れるセンサ2,3であり、5a,6aおよび5b,6b
は第3および第4の設定位置間に車体を納めるのに利用
され、車両の車幅検知およびインチングによる修正制御
するために用いられるセンサ4,5を構成している。
【0009】また、6はマイクロプロセッサなどの制御
回路で、上記各センサ1〜5の出力を受けて、上記前輪
用および後輪用の各コンベアを駆動するモータ7,8を
制御するように機能する。
【0010】 図1乃至図4はこの発明による車両の移
送工程を示す説明図であり、これらの図において、11
は前輪用のコンベア、12は後輪用のコンベアで、これ
らは図5に示すような駆動モータ7、8により独自に走
行制御可能に、並列配置されている。なお、これらの各
ベルト11、12は四輪車両の前後の車輪幅に合わせた
幅および間隔にて配置されており、上記各センサ1〜5
は送受される光線の方向が各コンベア11、12の進行
方向に対し直交する向きになるように、一定の間隔をお
いて配置されている。すなわち、センサ1、センサ2お
よび3、センサ4、センサ5はそれぞれ第1〜第4の各
設定位置に配置されている。また、13は車両であり、
これの車輪のうち前輪14a、14bがコンベア11上
に載せられ、後輪15a、15bはコンベア12上に載
せられている。
【0011】 次に、この発明による車両の移送方法に
ついて、図6のフロートチャートに従って具体的に説明
する。まず、車両13を自走により入出庫部に案内し、
前輪用および後輪用の各コンベア11、12上に、その
車両の前輪14a、14bおよび後輪15a、15bを
それぞれ載せる。このとき、車両13の姿勢が図1に示
すように各コンベア11、12の走行方向に対して斜め
に向いている。
【0012】この状態で、各モータ7,8を駆動させ、
上記各コンベア11,12を同一速度で走行させる。こ
のため、車両13はコンベア11,12上を移動する
が、車両13の前後輪のうち、例えば図中右側の前輪1
4aがセンサ1の光線がある第1の設定位置に到達する
と、その光線がその前輪により遮断される。このため。
センサ1の出力を受けて、制御回路6は上記両モータ
7,8を減速制御し、各コンベア11,12の走行が減
速する(ステップST1)。
【0013】 次に、この減速状態において、上記前輪
14aが第2の設定位置にある例えばセンサ3の光線を
遮断すると、制御回路6はそのセンサ3の遮断出力を受
けてモータ7を停止させ、これにより前輪用のコンベア
11の走行を停止させる。このとき、もう一方の後輪用
のコンベア12は引き続き走行を続けているため、各コ
ンベア11、12上の車両は、図2に示すように、コン
ベア11、12の走行方向に直交する方向へ姿勢が正さ
れていく。
【0014】 そして、この状態でコンベア12のみの
走行を続けると、次第に車体はコンベア11、12に
交する向きに位置し、後輪15aがセンサ2の光線を遮
断すると、制御回路6によってその後輪15aを載せて
いるコンベア12用のモータ8も停止され、図3に示す
状態となる。つまり、ここでは上記減速状態にて、前輪
14a、後輪14bが第2の設定位置に達したとき、こ
れらを載置する各コンベア11、12を次々に停止させ
る(ステップST2)。
【0015】次に、再び各コンベア11,12を走行さ
せるように制御回路6は各モータ7,8を駆動制御す
る。このとき、第3,第4の位置を設定する一対のセン
サ4,5が車両13の車体両側面を監視することとな
り、すなわち、各センサ4,5は車体がこれの車幅より
僅かに広い第3の設定位置および第4の設定位置間にあ
るか否かを検知し、この結果に従って、その車体を両位
置間に収めるように制御する(ステップST3)。
【0016】 この車幅検出の結果、図3に示すよう
に、車体の一部でもこれらの各センサ4、5の光線を遮
断する場合には、車体が正規の状態でコンベア11、1
2上に位置していないと判定して、制御回路6は各モー
タ7、8を高精度に選択制御し、各センサ4、5間にあ
る車両13の車体が図4に示すように、各センサ4、5
の2つの光線を完全に遮断しなくなるまで、インチング
による高精度の自動修正が実行される(ステップST
4)。
【0017】そして、かかる車体の高精度の姿勢制御に
も拘らず車体の一部が上記第3の設定位置および第4の
設定位置からはみ出るか否かを調べ(ステップST
5)、はみ出た場合には、制御回路16は入庫不可と判
断して(ステップST6)、その車両の入庫制御を停止
し入出庫部外へ退去させるようにガイドすることとな
る。また、はみ出ていない場合には、車体調整を終了す
る(ステップST7)。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば減速開
始ステップで、上記車両の左右車輪の一方であって、前
輪または後輪のいずれか一方が第1の設定位置に到達し
たとき、上記各コンベアを減速開始し、コンベア停止ス
テップで、上記減速状態にて、上記前輪および後輪が第
2の設定位置に到達したとき、これらを載置する各コン
ベアをそれぞれ停止させ、車幅判定ステップでは、上記
各コンベアの停止状態または再走行時に、各コンベアに
より横方向に移送されるべき車両が、その車幅より僅か
に広い第3の設定位置および第4の設定位置間にあるか
否かを判定させ、さらに、自動修正ステップでは、上記
車幅判定の結果、上記車両の一部が上記第3の設定位置
および第4の設定位置のいずれかからはみ出たとき、上
記各コンベアを制御して車両位置を自動修正させ、もし
上記車両の一部が上記第3の設定位置および第4の設定
位置の両方からはみ出たときは、入庫不可判定ステップ
で、入庫不可を判定させるようにしたので、車輪位置お
よび車体位置の両方を監視することによって、車両を正
規の姿勢に高精度に制御でき、この姿勢にて車両を安全
に設定位置へ移送および駐車できるものが得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による車両移送方法を示
し、車両が自走により入出庫部に案内された状態を示す
説明図である。
【図2】 この発明の一実施例による車両移送方法を示
し、車両がコンベアの走行方向に直交する方向へ姿勢が
正される状態を示す説明図である。
【図3】 この発明の一実施例による車両移送方法を示
し、車体がコンベアに直交する向きに位置した状態を示
す説明図である。
【図4】 この発明の一実施例による車両移送方法を示
し、車体が各センサの光線を遮断しなくなるまで自動修
正された状態を示す説明図である。
【図5】 この発明の一実施例による車両移送方法を実
施する車両移送システムを示すブロック接続図である。
【図6】 この発明の車両の移送手順を示すフロートチ
ャートである。
【符号の説明】
11 前輪用のコンベア 12 後輪用のコンベア 13 車両 14a 前輪 15a 後輪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の入出庫部に設けられた前輪用のコ
    ンベアおよび後輪用のコンベアに、自走により進入した
    車両の前輪および後輪をそれぞれ載置し、横方向に移送
    する車両移送方法において、上記車両の左右車輪の一方
    であって、前輪または後輪のいずれか一方が第1の設定
    位置に到達したとき、上記各コンベアを減速開始する減
    速開始ステップと、上記減速状態にて、上記前輪および
    後輪が第2の設定位置に到達したとき、これらを載置す
    る各コンベアをそれぞれ停止するコンベア停止ステップ
    と、上記各コンベアの停止状態または再走行時に、各コ
    ンベアにより横方向に移送されるべき車両が、その車幅
    より僅かに広い第3の設定位置および第4の設定位置間
    にあるか否かを判定する車幅判定ステップと、上記車幅
    判定の結果、上記車両の一部が上記第3の設定位置およ
    び第4の設定位置のいずれかからはみ出たとき、上記各
    コンベアを制御して車両位置を自動修正する自動修正ス
    テップと、上記車両の一部が上記第3の設定位置および
    第4の設定位置の両方からはみ出たとき、入庫不可を判
    定する入庫不可判定ステップとを実行する車両移送方
    法。
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JP5348978B2 (ja) * 2008-09-04 2013-11-20 Ihi運搬機械株式会社 車位置補正装置
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