JP2853130B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2853130B2
JP2853130B2 JP63229113A JP22911388A JP2853130B2 JP 2853130 B2 JP2853130 B2 JP 2853130B2 JP 63229113 A JP63229113 A JP 63229113A JP 22911388 A JP22911388 A JP 22911388A JP 2853130 B2 JP2853130 B2 JP 2853130B2
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和一 岡田
憲二 服部
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加熱調理器の天板ユニットに関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種加熱調理器は第7図および第8図のよう
な構造になっていた。
すなわち、天板ユニット1は、天板2と、天板2外周
の上面から端面にかけて巻装された第1のシール部材3
と、第1のシール部材3を介して天板2の外周を覆う天
板枠4と、上面に第1のシール部材3と同材料から成る
第2のシール部材5を備え天板2を裏面から天板枠4に
上方向に押当て天板枠4に固定した天板受6より成って
いた。そして、この天板ユニット1を本体下ケース7の
上部開口部に嵌め込み、天板ユニット1と本体下ケース
7とを固定していた。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、天板2の上に鍋
などを置いて調理中に生じた煮こぼれ液あるいは、天板
2上面を掃除する際の洗剤液などが天板ユニット1のシ
ールが不十分な際には、本体下ケース7の内部に漏れ、
本体下ケース7の内部に配置された電気部品などの構成
部品にまで達すると、これら部品の絶縁劣化や寿命低下
を引き起こす原因となった。
つまり、天板ユニット1のシール性能は、天板2が天
板受6によって上方向に押付けられていることから、天
板2の周囲に巻装された第1のシール部材3と天板枠4
との間の気密性によって保たれているため、この気密性
が不十分な際には煮こぼれ液などの漏れが生じていた。
そこで、本発明は天板枠と第1のシール部材との間の
気密性を向上することを第1の目的としている。また、
本体下ケース内部に液漏れが生じても漏れる箇所を限定
することを第2の目的としている。さらに、天板枠と第
1のシール部材との間の気密性が不十分であっても本体
下ケース内部にまで漏れが達しないことを第3の目的と
している。
課題を解決するための手段 そして、上記第1の目的を達するために本発明は、天
板と、前記天板外周を覆う天板枠と、少くとも前記天板
外周上面と前記天板枠との間に設けた第1のシール部材
と、天板裏面と天板受上面との間に設けた第2のシール
部材を備え、前記第1のシール部材は前記第2のシール
部材よりも発泡率を高めて柔らかくするか、もしくは厚
さを薄くしたことを特徴とする加熱調理器とする。
また、第2の目的を達成するために、本発明は、天板
ユニットを天板と、天板外周のシール部材と、シール部
材を介して天板外周を覆う天板枠と、天板を裏面から上
方に押し当てるとともに、天板枠に固定される天板受と
を備え、天板受は天板枠より下方に突出しない構成と
し、かつ、天板枠の下端辺は折返しあるいは側端部を中
央部よりも低く傾斜した構成である。
さらに、第3の目的を達成するために、本発明は、天
板と、天板外周のシール部材と、シール部材を介して天
板外周を覆う天板枠と、天板を裏面から上方に押し当て
天板枠に固定される天板枠とを備え、天板枠は断面形状
を略ひしゃく形とし、かつ、天板裏面に相対する部分に
溝を設けて成るものである。
作用 本発明は上記構成により、天板外周上面と天板枠との
間の第1のシール部材は、天板受上面に備えられた第2
のシール部材よりも柔らかくして成るので、天板を裏面
より上方向に押し当てた際、第1のシール部材の方が第
2のシール部材よりも多く圧縮されて薄くなるので、天
板上面と天板枠との間の気密性が向上するものである。
また、天板ユニットのシール性能が不十分であって
も、天板受は天板枠よりも下方に出ず、天板枠の下端辺
は折返しあるいは側端部を中央部よりも低く傾斜してい
るため、天板枠まで達した漏れは天板枠の下端辺の折返
しあるいは傾斜を伝わって下端側部のみから漏れるの
で、本体下ケースには限定された箇所にのみ漏れを生じ
させるものである。
さらに、天板枠は断面形状が略ひしゃく形であり、天
板裏面と相対する部分には溝を設けているため、天板外
周上面と天板枠との間で生じた漏れはこの溝によって止
められるため、本体下ケース内部にまで漏れが生じない
ものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図,および第2図において、天板ユニット11は天
板12外周の上面から端面にかけて巻装された第1のシー
ル部材13と、第1のシール部材13を介して天板12の外周
を覆う天板枠14と、上面に第2のシール部材15を備え天
板12を裏面から天板枠14に上方向に押し当てて天板枠14
に固定した天板受16より成っている。ここで、第1のシ
ール部材13は第2のシール部材15に比し材料を変える、
あるいは発泡率を変えるあるいは同一材料で厚さを薄く
するなどして柔らかいシール部材となっている。そし
て、この天板ユニットを本体下ケース17の上部開口部に
嵌め込み、天板ユニット11と本体下ケース17とを固定し
ている。
次に、この実施例の構成における作用を説明する。
第1のシール部材13は第2のシール部材15に比し柔ら
かいため、これら2つのシール部材の柔らかさが同一で
あった場合と同じ締付力で天板12を裏面から上方向に天
板受16によって押し当てても、第1のシール部材13は第
2のシール部材15よりも多く圧縮されて薄くなる。従っ
て天板12の外周上面と天板枠との間の気密性を向上する
ことができ、煮こぼれ液は洗浄液などの本体下ケース17
内部への漏れを防ぐことができる。
次に本発明の他の実施例を第3図により説明する。
第3図に示すように、天板受16はその上面に第2のシ
ール部材15を備え、天板12を裏面より上方向に押し、天
板枠14に押し当ててなり、天板枠14に固定されている。
さらに、天板受16は天板枠14の下端辺21より下方に突出
しない構造であり、さらに天板枠14の下端辺21は折返し
によって構成されている。上記構成においては、天板12
の外周上面と天板枠14の間の第1のシール部材13による
気密性が不十分なため、煮こぼれ液などに対するシール
が不十分であっても、第3図中に矢印(実線および破
線)で示すように、天板枠14の下端部分まで達した漏れ
は天板枠14の下端辺21が折返しによって小さい溝が構成
されており、この折返しの溝を伝わって天板枠14の下端
側部22,23に達し、漏れは天板枠14の下端側部22,23のみ
から滴下するので、本体下ケース17内部への漏れは天板
枠14の下端側部22,23付近にのみ限定されるので、この
部分に本体内部部品の配置を避ければ煮こぼれ液の内部
部品への影響を避けることができる。本実施例によれ
ば、煮こぼれ液などの本体下ケース内部への漏れ箇所を
限定できるので、その部分にのみ内部部品の配置を避け
ればよく、内部部品配置の制約を小さくすることができ
る。
また、上記説明では天板枠14の下端辺22は折返しとし
たが、第4図に示すように、天板枠14の下端辺24を、そ
の側端部25,26を中央部27よりも低く傾斜させることに
よる方法でも同様の効果を得ることができる(図中の実
線および破線の矢印は煮こぼれ液などの漏れ経路を示
す)。
さらに、本発明の他の実施例を示す。
第5図には、断面形状が略ひしゃく形をした天板枠14
の天板12裏面に相対する部分に溝31を設けた例を示して
いる。
上記構成においては、天板12外周上面と天板枠14との
気密性不十分により、これらの間で煮こぼれ液などが漏
れても、図中の実線で示すように、漏れは天板枠14に設
けられた溝で止められるので、本体下ケース17の内部に
漏れることを防ぐことができる。
さらに、第6図に示すように、天板枠14に設けられた
溝31に水抜き穴32を数箇所設けると、漏れは同図中に矢
印で示すように本体外に抜けるので、本体下ケース17内
部への漏れ防止効果をさらに向上することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、天板外周上面と天板枠
との間の第1のシール部材は天板受上部の第2のシール
部材よりも発泡率を高めて柔らかくするか、もしくは厚
さを薄くしているので、第1のシール部材の気密性を向
上し、煮こぼれ液などに対するシール性を向上すること
ができる。
また、天板受を天板枠よりはみ出さずかつ、天板枠の
下端辺は折返しあるいは、中央部を側端部より高く構成
して傾斜させているので、本体下ケース内部への煮こぼ
れ液の生じる箇所を限定し、本体内部構成部品の配置位
置制約を減ずることができる。
さらに、略ひしゃく形の断面形状の天板枠の天板裏面
に相対する部分に溝を設けて成るので、天板と天板枠と
の間の気密性が不十分なため煮こぼれ液などの漏れが生
じても、この溝によって漏れを止めることができ、本体
下ケース内部への漏れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の加熱調理器の斜視図、第2
図は同要部断面図、第3図および第4図は本発明の他の
実施例を示す要部破断斜視図、第5図および第6図は本
発明の他の実施例を示す要部断面図、第7図は従来の加
熱調理器の斜視図、第8図は同要部断面図である。 11……天板ユニット、12……天板、13……第1のシール
部材、14……天板枠、15……第2のシール部材、16……
天板受、21,24……天板枠下端辺、22,23,25,26……天板
枠下端側部、27……天板枠下端中央部、31……天板枠
溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 6/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板と、前記天板外周を覆う天板枠と、少
    くとも前記天板外周上面と前記天板枠との間に設けた第
    1のシール部材と、天板裏面と天板受上面との間に設け
    た第2のシール部材を備え、前記第1のシール部材は前
    記第2のシール部材よりも発泡率を高めて柔らかくする
    か、もしくは厚さを薄くしたことを特徴とする加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】天板と、前記天板外周のシール部材と、前
    記シール部材を介して前記天板外周を覆う天板枠と、前
    記天板を裏面から上方に押し当てるとともに前記天板枠
    に固定される天板受とを備え、前記天板受は前記天板枠
    より下方に突出しない構成とし、かつ、前記天板枠の下
    端辺を折り返すかあるいは下端部を中央部よりも低く傾
    斜させた加熱調理器。
  3. 【請求項3】天板と、前記天板外周のシール部材と、前
    記シール部材を介して前記天板外周を覆う天板枠と、前
    記天板を裏面から上方に押し当てるとともに前記天板枠
    に固定される天板受とを備え、前記天板枠は断面形状を
    略ひしゃく形とし、かつ、前記天板裏面に相対する部分
    に溝を設けた加熱調理器。
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