JPH073205Y2 - 空気調和機のファンケーシング取付構造 - Google Patents
空気調和機のファンケーシング取付構造Info
- Publication number
- JPH073205Y2 JPH073205Y2 JP1990059305U JP5930590U JPH073205Y2 JP H073205 Y2 JPH073205 Y2 JP H073205Y2 JP 1990059305 U JP1990059305 U JP 1990059305U JP 5930590 U JP5930590 U JP 5930590U JP H073205 Y2 JPH073205 Y2 JP H073205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan casing
- main body
- air conditioner
- opening
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、空気調和機のファンケーシング取付構造に
関し、特にたとえばエアハンドリングユニットあるいは
パッケージエアコンなどに用いられる、空気調和機のフ
ァンケーシング取付構造に関する。
関し、特にたとえばエアハンドリングユニットあるいは
パッケージエアコンなどに用いられる、空気調和機のフ
ァンケーシング取付構造に関する。
一般に空気調和機のファンケーシング取付構造として
は、耐振性があってしかも空気漏れのないことが要求さ
れ、その従来技術としては、平成元年9月14日付で出願
公開された実開平1-134816号や、平成元年5月12日付で
出願公開された実開平1-71199号などがある。
は、耐振性があってしかも空気漏れのないことが要求さ
れ、その従来技術としては、平成元年9月14日付で出願
公開された実開平1-134816号や、平成元年5月12日付で
出願公開された実開平1-71199号などがある。
前者(実開平1-134816号)の従来技術では、キャビネッ
ト本体の開口部にフォームが配置され、ファンケーシン
グの吐出口近傍の外周面がフォームの内周縁に接するよ
うに、ファンケーシングがキャビネット本体の開口部に
挿入される。
ト本体の開口部にフォームが配置され、ファンケーシン
グの吐出口近傍の外周面がフォームの内周縁に接するよ
うに、ファンケーシングがキャビネット本体の開口部に
挿入される。
また、後者(実開平1-71199号)の従来技術では、外装
箱の開口部と外装箱内に配置された遠心送風機の吐出口
との間に筒状のキャンバスが介挿される。
箱の開口部と外装箱内に配置された遠心送風機の吐出口
との間に筒状のキャンバスが介挿される。
いずれの従来技術においても、縦横の振動に弱く、ま
た、空気漏れの量が多いという問題点があった。
た、空気漏れの量が多いという問題点があった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、構造が安定しか
つ空気漏れのない、空気調和機のファンケーシング取付
構造を提供することである。
つ空気漏れのない、空気調和機のファンケーシング取付
構造を提供することである。
この考案は、開口部を有しかつ開口部の内周縁から内方
に突出して形成される第1の押え板を含む本体、その吐
出口近傍の外表面から外方に突出する第2の押え板を有
し、吐出口が前記本体の開口部に連通するように配置さ
れるファンケーシング、および通気性がない弾性体から
なりかつ長辺部と短辺部とからなる断面L字形状をな
し、長辺部が第1の押え板とケーシングの外表面とによ
って挟まれかつ短辺部が第1の押え板と第2の押え板と
によって挟まれるように、本体とファンケーシングとの
間に介挿される振動吸収体を備える、空気調和機のファ
ンケーシング取付構造である。
に突出して形成される第1の押え板を含む本体、その吐
出口近傍の外表面から外方に突出する第2の押え板を有
し、吐出口が前記本体の開口部に連通するように配置さ
れるファンケーシング、および通気性がない弾性体から
なりかつ長辺部と短辺部とからなる断面L字形状をな
し、長辺部が第1の押え板とケーシングの外表面とによ
って挟まれかつ短辺部が第1の押え板と第2の押え板と
によって挟まれるように、本体とファンケーシングとの
間に介挿される振動吸収体を備える、空気調和機のファ
ンケーシング取付構造である。
弾性体からなる振動吸収体の長辺部を第1の押え板とフ
ァンケーシングの外表面とにより、短辺部を第1の押え
板と第2の押え板とにより、それぞれ挟むことによっ
て、本体とファンケーシングとの間には縦横両方に弾性
体が介挿される。したがって、ファンケーシングは縦お
よび横方向に安定して取り付けられ、かつ本体とファン
ケーシングとの間は振動吸収体によって密閉される。
ァンケーシングの外表面とにより、短辺部を第1の押え
板と第2の押え板とにより、それぞれ挟むことによっ
て、本体とファンケーシングとの間には縦横両方に弾性
体が介挿される。したがって、ファンケーシングは縦お
よび横方向に安定して取り付けられ、かつ本体とファン
ケーシングとの間は振動吸収体によって密閉される。
この考案によれば、弾性体からなる振動吸収体が縦およ
び横方向の振動を吸収するので、振動に強い安定した構
造となる。また、本体とファンケーシングとの間は振動
吸収体によって密閉されるので、空気漏れは生じない。
び横方向の振動を吸収するので、振動に強い安定した構
造となる。また、本体とファンケーシングとの間は振動
吸収体によって密閉されるので、空気漏れは生じない。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第1図を参照して、この実施例の空気調和機のファンケ
ーシング取付構造10は垂直タイプのものであり、筐体状
の本体12を含む。本体12の上面には開口部14が形成され
る。そして、開口部14の内周縁には下方すなわち内方に
突出する断面L字形状の押え板16が形成される。押え板
16は垂直方向に延びる筒状部18と筒状部18の下端縁から
外方に突出する鍔部20とからなる。そして、本体12の上
面には、開口部14と連通する相フランジ22が取り付けら
れる。
ーシング取付構造10は垂直タイプのものであり、筐体状
の本体12を含む。本体12の上面には開口部14が形成され
る。そして、開口部14の内周縁には下方すなわち内方に
突出する断面L字形状の押え板16が形成される。押え板
16は垂直方向に延びる筒状部18と筒状部18の下端縁から
外方に突出する鍔部20とからなる。そして、本体12の上
面には、開口部14と連通する相フランジ22が取り付けら
れる。
また、本体12には、下方からファンケーシング24が取り
付けられる。ファンケーシング24の吐出口26近傍の外表
面にはL型金具からなる押え板28が形成される。押え板
28はファンケーシング24の外表面から直角に突出する鍔
部30と鍔部30の外周縁から上方に形成される突部32とか
らなる。
付けられる。ファンケーシング24の吐出口26近傍の外表
面にはL型金具からなる押え板28が形成される。押え板
28はファンケーシング24の外表面から直角に突出する鍔
部30と鍔部30の外周縁から上方に形成される突部32とか
らなる。
本体12の押え板16とファンケーシング24の押え板28との
間には、たとえば通気性のない絶縁ゴムなどからなりか
つ断面L字形状の弾性体34が介挿される。弾性体34は円
筒状の長辺部36と鍔状の短辺部38とからなる。そして、
長辺部36は押え板16の筒状部18とファンケーシング24と
によって挟まれ、弾性体34の短辺部38は押え板16の鍔部
20と押え板28の鍔部30および突部32とによって挟み込ま
れる。
間には、たとえば通気性のない絶縁ゴムなどからなりか
つ断面L字形状の弾性体34が介挿される。弾性体34は円
筒状の長辺部36と鍔状の短辺部38とからなる。そして、
長辺部36は押え板16の筒状部18とファンケーシング24と
によって挟まれ、弾性体34の短辺部38は押え板16の鍔部
20と押え板28の鍔部30および突部32とによって挟み込ま
れる。
このように形成される空気調和機のファンケーシング取
付構造10では、本体12とファンケーシング24の間には縦
および横方向に振動吸収体すなわち弾性体34が介挿され
ることになる。そのため、縦方向および横方向のいずれ
の振動に対しても十分な耐振性を発揮する。しかも、本
体12とファンケーシング24との間は空気を通さない弾性
体34によって密閉されるので、その間で空気が漏れるこ
ともない。
付構造10では、本体12とファンケーシング24の間には縦
および横方向に振動吸収体すなわち弾性体34が介挿され
ることになる。そのため、縦方向および横方向のいずれ
の振動に対しても十分な耐振性を発揮する。しかも、本
体12とファンケーシング24との間は空気を通さない弾性
体34によって密閉されるので、その間で空気が漏れるこ
ともない。
また、本体12にファンケーシング24を取り付けるとき、
ファンケーシング24を吐出口26から本体12の開口部14に
向けて挿入していくが、弾状体34の短辺部38が押え板16
の鍔部20に引っ掛かるので、ファンケーシング24がそれ
以上挿入されず、弾性体34はストッパとしての機能をも
果たす。
ファンケーシング24を吐出口26から本体12の開口部14に
向けて挿入していくが、弾状体34の短辺部38が押え板16
の鍔部20に引っ掛かるので、ファンケーシング24がそれ
以上挿入されず、弾性体34はストッパとしての機能をも
果たす。
第2図に示す他の実施例の空気調和機のファンケーシン
グ取付構造10′は水平タイプのものであり、上述の実施
例と同様の効果を有する。なお、第2図において、第1
図と同一または類似の部分には同一の参照番号を付し、
その重複する説明を省略する。
グ取付構造10′は水平タイプのものであり、上述の実施
例と同様の効果を有する。なお、第2図において、第1
図と同一または類似の部分には同一の参照番号を付し、
その重複する説明を省略する。
なお、押え板16および28は、上述の実施例ではいずれも
断面L字状に形成されたが、第3図に示すように、押え
板16は鍔部20のない筒状部18だけで形成されてもよく、
また、押え板28は突部32のない鍔部30だけで形成されて
もよい。この場合でも振動吸収体すなわち弾性体34は、
ファンケーシング24と本体12との間に縦,横両方向に介
挿されるので、所期の目的は達成され得る。
断面L字状に形成されたが、第3図に示すように、押え
板16は鍔部20のない筒状部18だけで形成されてもよく、
また、押え板28は突部32のない鍔部30だけで形成されて
もよい。この場合でも振動吸収体すなわち弾性体34は、
ファンケーシング24と本体12との間に縦,横両方向に介
挿されるので、所期の目的は達成され得る。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図である。 第2図はこの考案の他の実施例を示す断面図である。 第3図は、押え板の変形例を示す断面図である。 図において、10,10′は空気調和機のファンケーシング
取付構造、12は本体、14は開口部、16,28は押え板、24
はファンケーシング、34は弾性体を示す。
取付構造、12は本体、14は開口部、16,28は押え板、24
はファンケーシング、34は弾性体を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】開口部を有しかつ前記開口部の内周縁から
内方に突出して形成される第1の押え板を含む本体、 その吐出口近傍の外表面から外方に突出する第2の押え
板を有し、前記吐出口が前記本体の前記開口部に連通す
るように配置されるファンケーシング、および 通気性がない弾性体からなりかつ長辺部と短辺部とから
なる断面L字形状をなし、前記長辺部が前記第1の押え
板と前記ケーシングの外表面とによって挟まれかつ前記
短辺部が前記第1の押え板と前記第2の押え板とによっ
て挟まれるように、前記本体と前記ファンケーシングと
の間に介挿される振動吸収体を備える、空気調和機のフ
ァンケーシング取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990059305U JPH073205Y2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 空気調和機のファンケーシング取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990059305U JPH073205Y2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 空気調和機のファンケーシング取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418218U JPH0418218U (ja) | 1992-02-14 |
JPH073205Y2 true JPH073205Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31585687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990059305U Expired - Lifetime JPH073205Y2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 空気調和機のファンケーシング取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073205Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-05 JP JP1990059305U patent/JPH073205Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0418218U (ja) | 1992-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |