JPH09257257A - 組込み型調理器の天板シール装置 - Google Patents

組込み型調理器の天板シール装置

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JPH09257257A
JPH09257257A JP6966696A JP6966696A JPH09257257A JP H09257257 A JPH09257257 A JP H09257257A JP 6966696 A JP6966696 A JP 6966696A JP 6966696 A JP6966696 A JP 6966696A JP H09257257 A JPH09257257 A JP H09257257A
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JP
Japan
Prior art keywords
top plate
sealing member
cooking
sealing material
equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP6966696A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Ikeda
光雄 池田
Teruyuki Kitada
照幸 北田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6966696A priority Critical patent/JPH09257257A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱調理する際に飛散した煮こぼれ汁や調理
油等がシール材に付着することを防止し、機器天板の周
囲の手入れを容易にして外観上の不具合を解消すると共
に、シール材の組み立てが容易で、かつ、確実なシール
性を得ることを課題とする。 【解決手段】 本発明の組込み型調理器の天板シール装
置は、底部9aと縦部9bにより略L字型断面を有する
シール材9を枠体10に狭持し、機器天板内側面8cに
内設させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台天板に略四
角の開口穴を設けて加熱調理機構を有する機器本体を収
納・設置する、いわゆる組込み型調理器の天板シール装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の組込み型調理器の天板シ
ール装置を図4、図5に示す。
【0003】図4、図5において、1は流し台天板で、
略四角の開口穴1aを有している。2は加熱調理機構を
有する機器本体であり、開口穴1aに嵌入して係合、設
置される。
【0004】3は機器天板で、機器本体2の天面を形成
し、流し台天板1の開口穴1aを覆うように設置されて
いる。4は機器天板3に支承される五徳であり、その上
端部には調理容器等が載置される。5は弾性体から成
り、機器天板3の周縁部3aを狭持するシール材で、流
し台天板1の上面1bに支承される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、機器天板3の周縁部3aをシール材5が
が挟持しており、加熱調理する際に飛散した煮こぼれ汁
や調理油等が、シール材5の表面部5aに付着し、機器
天板3とシール材1の狭持部5c、特に、機器天板3の
コーナー部3bに相対したわずかな隙間のある部分に侵
入したりした。
【0006】そして、この隙間はシール材1の弾性だけ
では容易になくすことができず、侵入して固形化した異
物の拭き取りはわずかな隙間が逆に阻害し、機器天板3
の周囲の手入れが困難になるだけでなく、外観上も不具
合であるという問題を有していた。
【0007】本発明は、かかる従来の問題点を解消する
もので、加熱調理する際に飛散した煮こぼれ汁や調理油
等がシール材の表面部に付着したり、シール材を嵌め込
んだ隙間へ侵入することを防止し、機器天板の周囲の手
入れを容易にして外観上の不具合を解消すると共に、シ
ール材の組み立てが容易で、かつ、確実なシール性を得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の組込み型調理器の天板シール装置は、機器
天板下端面と流し台天板の上面に介設する底部およびこ
の底部の一端から上方へ伸びた縦部により略L字型縦面
を有する弾性体のシール材の縦部の外面を、機器天板側
面の内側に当接し、縦部の内面を枠体に圧接する構成と
したものである。従って、加熱調理する際に飛散した煮
こぼれ汁や調理油等がシール材の表面部に多量に付着し
たり、嵌合隙間にすることを防止し、機器天板の周囲の
手入れを容易にして外観上の不具合を解消すると共に、
シール材の組み立てが容易で、かつ、確実なシール性を
得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、組込み型調理器すなわ
ち流し台天板に略四角の開口穴を設けて加熱調理機器本
体を配置した調理器に使用することができるものであ
る。そしてその構成は、流し台天板の開口穴に収納する
加熱調理機構を有する機器本体と、前記機器本体の上方
に位置して機器本体を遮蔽していて、かつ調理鍋等を載
置する機器天板と、前記流し台天板の上面に対向して設
置される機器天板下端面と、前記機器天板下端面より内
側上方に立ち上がった機器天板側面と、前記機器天板下
端面と前記流し台天板の上面に介設する底部およびこの
底部の一端から上方へ伸びた縦部により略L字型断面を
有する弾性体を有するシール材と、前記シール材の縦部
の外面を前記機器天板側面に当接し、前記縦部の内面に
圧接する枠体を備えたものである。従って上記する構成
によって加熱調理する際に飛散した煮こぼれ汁や調理油
等がシール材の表面部に多量に付着することを防ぐこと
ができる。そして嵌合隙間をなくし、機器天板の周囲の
手入れが容易になり、シール材の組み立ても容易で確実
なシール性を得ることができる作用・効果があり、組込
み型調理器に具体的に実施が出来るものである。
【0010】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて
説明する。図1、図2および図3において、流し台天板
6の開口穴6aには図示しないバーナ等の加熱調理機構
を有する機器本体7が収納される。前記機器本体7の上
方に位置して機器本体7を遮蔽し、かつ調理鍋等(図示
せず)を載置する機器天板8は、前記流し台天板6の上
面6bに対向して載置される機器天板下端面8aと、前
記機器天板下端面8aより上方に立ち上がった機器天板
側面があり、その機器天板側面には機器天板外側面8b
を有する。
【0011】9は前記機器天板端面8aと前記流し台天
板6の上面6bに介設する底部9aおよびこの底部9a
の略中央から上方へ伸びた縦部9bにより略L字型断面
を有する弾性体から成るシール材である。
【0012】前記シール材9の縦部9bの外面9は前記
機器天板側面8bの内側上方へ折り曲げ返した機器天板
内側面8cに当接し、前記縦部9bの内面9dに圧接す
る枠体10を備える。
【0013】このシール材9は、略四角形をした機器天
板内側面8cの形状の内側の寸法よりやや大きな外面9
cをなし、内面9dより右側の底部9aは枠体10に当
接するために備えたもので、後述する組立の容易化に役
立てる。
【0014】そして、枠体10の外周面10aはシール
材9の内面9dよりもやや大きな外形寸法をなし、シー
ル材9はその内面9dをこの外周面10aに少し伸長さ
れるように緊張して嵌め込む。これでシール材9を装着
した枠体10のユニット11を組立てる。
【0015】シール材9は天面9eと底部9aで枠体1
0を抱え込む形になり、枠体10へのシール材9の装着
を容易にしている。なお、シール材9の加工形状の容易
化を特に重要視しなければ、この天面9eや底部9aの
右側(内側)等は不要で、シール材9は底部9aの左側
に縦部9bとから成るL型形状で良い。
【0016】次に、このユニット11は、機器天板内側
面8cへ天面9eから押し込む。このとき、シール材9
の外面9cは機器天板内側面8cよりも小さな寸法形状
だから、内側へ圧縮されながら機器天板内側面8cの中
へ圧入される。そして、底部9aが機器天板内側面8c
に当接して圧入嵌合を終わる。
【0017】このとき、シール材9の外面9cに突起9
fを設けておくと、この圧入嵌合が終わるとき、圧入者
の手の感触によって終了のサインを与えることもでき
る。
【0018】このとき、ユニット11は単に圧入するだ
けで簡単に、確かに機器天板内側面8cへ装着でき、先
ずその組立性において優れたものとなる。
【0019】尚、シール材9の機器天板内側面8cへの
押し圧を高めるために、縦部9bの弾性に加え、枠体1
0の各辺に電気抵抗記号のオーム形(Ω)部分を設け、
枠体10にも四角形状を大小変化させる弾性をこの部分
の弾性によって与えることもでき、少しの押し力でもユ
ニット11の弾性変形率をアップして圧入の容易化を図
ることができる。
【0020】また、流し台天板6に機器本体7を載置・
固定し、バーナ等の位置が流し台天板6に対して平面的
に若干のばらつきによるずれが生じて、機器天板8をこ
のずれに合わせて取り付けたとしても、流し台天板6の
平面上の任意な位置にユニット11を載置できる。
【0021】つまり、この流し台天板6にユニット11
を載置するだけのシール構成だから、流し台天板6、シ
ール材9、および枠体10の各部品の位置関係を厳しく
制限する必要がないので、シール性能を発揮するための
組立が、特別な手間を要せずに容易なものとなる。
【0022】上記構成において、図3に示すように機器
天板8や調理鍋等(図示せず)の荷重Wがシール材9の
底部9aを流し台天板6で挟んで圧縮し、圧縮代Δtに
見合うシール材はイやロの方向へ押される。イの上方へ
押される肉は、枠体10との摩擦力F1、機器天板内側
面8cとの摩擦力F2によって運動を抑制される。ま
た、ロの方に押される肉は、流し台天板6や枠体10b
との摩擦力F3、F4によって抑制される。
【0023】つまり、シール材9は外部に露出する底部
9aの外周端が機器天板下端面8aと流し台天板6の上
面6aにより単純に圧縮変形されて、若干の面部のガタ
等を吸収して各々との接触部に間隙の発生が出たりしな
い。
【0024】従って、従来例の狭持部5c(特に、機器
天板3のコーナー部3bに相対した部分)等への煮こぼ
れ汁等の侵入を防止でき、手入れが困難になるという不
具合がないのである。
【0025】また、シール材9の露出面積も著しく低減
でき、汚れを目立たなくできる等の優れたシール性能を
提供できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明の組込み型調理器
の天板シール装置によれば、シール材の縦部の内面に枠
体を当てて、機器天板側面の内側にシール材の弾性に抗
して圧入した機器天板組立品を機器本体に嵌合し、シー
ル材、機器天板側面、および流し台天板間の厳密な位置
規制等を不要にして、シール材の底部を流し台天板の上
面に自重等で載置するだけの簡単なシール構成によっ
て、組み立ての容易化を図りながら、しかも調理鍋から
飛散した煮こぼれ汁等が機器天板の表面上を伝って落下
しても、機器天板等の自重によって圧縮されて弾性変形
し、シール材底部が機器天板端面や流し台天板と接触し
た外部露出端に隙間が発生しないから、前記落下した煮
こぼれ汁等がシール部の隙間に侵入して手入れが困難に
なるという不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面断面図
【図2】本発明の一実施例の要部斜視図
【図3】本発明の一実施例の要部拡大断面図
【図4】従来例の正面断面図
【図5】従来例の要部斜視図
【符号の説明】
6 流し台天板 7 機器本体 8 機器天板 8a 機器天板下端面 8c 機器天板内側面 9 シール材 10 枠体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流し台天板の開口穴に収納する加熱調理機
    構を有する機器本体と、前記機器本体の上方に位置して
    機器本体を遮蔽していて、かつ調理鍋等を載置する機器
    天板と、前記流し台天板の上面に対向して設置される機
    器天板下端面と、前記機器天板下端面より内側上方に立
    ち上がった機器天板側面と、前記機器天板下端面と前記
    流し台天板の上面に介設する底部およびこの底部の一端
    から上方へ伸びた縦部により略L字型断面を有する弾性
    体を有するシール材と、前記シール材の縦部の外面を前
    記機器天板側面に当接し、前記縦部の内面に圧接する枠
    体を備えた組込み型調理器の天板シール装置。
JP6966696A 1996-03-26 1996-03-26 組込み型調理器の天板シール装置 Pending JPH09257257A (ja)

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JP6966696A JPH09257257A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 組込み型調理器の天板シール装置

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JP6966696A JPH09257257A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 組込み型調理器の天板シール装置

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JPH09257257A true JPH09257257A (ja) 1997-09-30

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JP6966696A Pending JPH09257257A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 組込み型調理器の天板シール装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413615B1 (ko) * 2001-07-26 2003-12-31 린나이코리아 주식회사 가스레인지의 몰딩구조
KR100625127B1 (ko) * 2004-06-04 2006-09-20 가부시끼가이샤 도시바 가열 조리기
KR100662708B1 (ko) * 2004-04-23 2006-12-28 린나이코리아 주식회사 렌지
KR200474661Y1 (ko) * 2012-12-20 2014-10-07 주식회사 파세코 빌트인 가스레인지
CN106224554A (zh) * 2016-08-17 2016-12-14 山东钢铁股份有限公司 一种密封装置和环冷机

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KR200474661Y1 (ko) * 2012-12-20 2014-10-07 주식회사 파세코 빌트인 가스레인지
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