JPH07112456B2 - 調理器のスイッチ操作装置 - Google Patents

調理器のスイッチ操作装置

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JPH07112456B2
JPH07112456B2 JP2167258A JP16725890A JPH07112456B2 JP H07112456 B2 JPH07112456 B2 JP H07112456B2 JP 2167258 A JP2167258 A JP 2167258A JP 16725890 A JP16725890 A JP 16725890A JP H07112456 B2 JPH07112456 B2 JP H07112456B2
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operation panel
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operation button
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春生 石川
雅史 久保
省二 下野
田中  敦
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、操作部に内装された制御回路部の防水をより
確実なものにした調理器のスイッチ操作装置に関する。
従来の技術 近年、マイコンを搭載し、プログラム制御で調理を行う
機器が多くみられる。その一例は炊飯器にみられ、マイ
コン、その他の電子部品、操作スイッチ、パイロットラ
ンプからなる制御回路部が操作部に内装され、操作部の
表面に操作パネルを配して上方から操作スイッチを操作
したり、操作の状態を上方からパイロットランプで視認
したりできるスイッチ操作装置が装備されている。
従来、この種の調理器のスイッチ操作装置は第7図に示
すような構成であった。
以下、その構成について第7図を参照しながら説明す
る。
図に示すように、調理器本体Aは、下部本体101と、上
枠102と、保護枠103と、図示しない発熱体等で構成さ
れ、内部に鍋104が収容されている。蓋Bは調理器の上
部開口を覆い、外蓋105と、外蓋105の下面をパッキング
106を介して覆う放熱板107と、鍋104の上部開口を覆う
内蓋108とで構成されている。
蓋Bには、プッシュスイッチ(以下、スイッチという)
109、パイロットランプ110、図示しないマイコン等の制
御回路部を搭載した制御回路基板111が内装されてい
る。この制御回路基板111はシールボックス112内に取付
けられ、スイッチ109,パイロットランプ110は外蓋105に
向けて装着されている。シールボックス112の開口部は
パッキング113を介してシールボックスカバー114で水密
に覆われ、また、背面部は可撓性の透明防水フィルム11
5が接着されてスイッチ操作孔116とパイロットランプ孔
117を水密に覆っている。
外蓋105には、シールボックス112に対向して、内側に広
がる段部118が形成された操作パネル取付け孔119が穿設
されてあり、操作パネル取付孔119に嵌合する透明また
は半透明材からなる操作パネル120が嵌入されている。
操作パネル120には冠状のスイッチ操作ボタン121が遊貴
するスイッチ操作ボタン孔122が穿設されてある。
シールボックス112は前記したように組立てられてシー
ルボックス112に連設された枠状部123と操作パネル120
を介して外蓋105の内面に螺着124されている。
このようにして組立てられた調理器のスイッチ操作装置
では、スイッチ操作ボタン121を圧縮ばね125の発条力に
抗して押圧すると、防水フィルム115,シールボックス11
2から延設された弾性を有するアーム126を介してスイッ
チ109が押圧され、接点が閉じて制御回路部に信号が出
力される。
発明が解決しようとする課題 このような従来の調理器のスイッチ操作装置では、操作
パネル120とスイッチ操作ボタン121との間から侵入する
水や、鍋104内の調理物から発生し、蓋B内に侵入する
水蒸気に対しては、シールボックスカバー114と防水フ
ィルム115とがシールボックス112を水密に覆っているの
で、制御回路部は水密に保護されている。
しかし、この制御回路部の保護には、シールボックス11
2と、防水フィルム115とが必要で、その結果、スイッチ
操作装置の高さが高くなり、従って、調理器全体の高さ
も高くなるので構成部材の数や所要量に多くを要し、コ
ストが高くなる要因となっていた。
また、シールボックス112の枠状部123で囲われた空間は
その体積が大きく、操作パネル120とスイッチ操作ボタ
ン121との間隙から侵入する水は大量となり、かつ、排
出されにくく、異臭発生の因となっていた。
さらに、外蓋105と操作パネル120との間隙から侵入する
水は蓋B内に溜り、長時間を経るうちに異臭を発生する
などの問題があった。
また、パイロットランプ110は防水フィルム115,操作パ
ネル120を介して操作状態を表示するので、表示が見え
にくいという問題もあった。
本発明は上記課題を解決するもので、構成が簡単で部材
の数や所要量を削減でき、安価となり、しかも、制御回
路部を水密に保持することができ、かつ、操作表示の見
やすい調理器のスイッチ操作装置を提供することを目的
としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、 第1の手段は、調理器の操作部に内装された制御回路基
板と、前記制御回路基板に前記操作部の表面に向けて装
着されたプッシュスイッチおよびパイロットランプと、
前記操作部の表面に凹設された操作パネル装着部と、前
記操作パネル装着部に凹設され、中央部にスイッチ操作
孔が穿設されたスイッチ操作ボタン嵌着部と、スイッチ
操作ボタンが摺動可能に貫通されるスイッチ操作ボタン
孔が穿設された操作パネルと、弾性材からなり周縁に薄
肉の装着縁が形設され、前記プッシュスイッチを押圧し
て動作させるスイッチ操作ボタンとからなり、前記スイ
ッチ操作ボタンの装着縁を前記操作パネルの裏面、また
は、前記スイッチ操作ボタン嵌着部に接着するととも
に、前記操作パネルを前記操作部の操作パネル装着部に
接着したものである。
第2の手段は、スイッチ操作ボタンの嵌着部の深さを、
スイッチ操作ボタンの装着縁の厚さにプッシュスイッチ
の動作ストロークと同等、または、それ以下の値を加え
た値としたものである。
第3の手段は、調理器の操作部に内装された制御回路基
板と、前記制御回路基板に前記操作部の表面に向けて装
着されたプッシュスイッチおよびパイロットランプと、
前記操作部の表面に凹設された操作パネル装着部と、前
記操作パネル装着部に凹設され、中央部にスイッチ操作
孔が穿設されたスイッチ操作ボタン嵌着部と、スイッチ
操作ボタンが摺動可能に貫通されるスイッチ操作ボタン
孔が穿設された操作パネルと、周縁に装着縁が形設さ
れ、前記プッシュスイッチをスナップ動作で動作させる
スナッププレートと、前記スナッププレートを押圧して
動作させるスイッチ操作ボタンとからなり、前記スナッ
ププレートは前記スイッチ操作ボタンの当接部周囲を湾
曲させ、かつ前記スナッププレートの装着縁を前記操作
パネルの裏面、または、前記スイッチ操作ボタン嵌着部
に接着し、前記操作パネルを前記操作部の操作パネル装
着部に接着したものである。
第4の手段は、パイロットランプに対向する操作パネル
の裏面に凹部を形設し、操作部を貫通して前記凹部内に
前記パイロットランプを臨ませたものである。
第5の手段は、操作部の裏面に枠状に壁を立設し、前記
枠状の壁をシールカバーで水密に覆い、前記シールカバ
ーの内面に制御回路基板を装着したものである。
作用 本発明は上記した構成により、 (1) スイッチ操作ボタンの装着縁、または、スナッ
ププレートの装着縁をスイッチボタン嵌着部に嵌着する
とともに、装着縁を操作パネルの裏面、または、スイッ
チ操作ボタン嵌着部に接着し、操作パネルを蓋の操作パ
ネル装着部に接着したので、操作パネルとスイッチ操作
ボタンとの間隙からの水の侵入と、外蓋と操作パネルと
の間隔からの水の侵入をともに防止することができる。
(2) スイッチ操作ボタンの嵌着部の深さを、スイッ
チ操作ボタンの装着縁の厚さよりも所定の値だけ深くし
たので、その値がスイッチ操作ボタンの操作時の装着縁
の撓み代となり、装着縁の操作パネルからの剥離を防止
することができる。
(3) 操作パネルの裏面の凹部にパイロットランプを
臨ませたので、操作パネルとパイロットランプが近接
し、操作表示を見やすくすることができる。
(4) 蓋の裏面に立設した枠状の壁をシールカバーで
水密に覆い、シールカバーの内面に制御回路基板を装着
したので、従来例で要したシールボックスと防水フィル
ムが不要となり構成部材とその所要量を削減することが
できる。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図〜第7図を参照し
ながら説明する。
まず、第1の実施例について第1図〜第4図を参照しな
がら説明する。
第1図に示すように、調理器の本体Aは、下部本体1
と、上枠2と、保護枠3と、図示しない発熱体等で構成
され、内部に鍋4が収容されている。蓋Bは、調理器の
上部開口を覆い、外蓋5と、外蓋5の下面をパッキング
6を介して覆う放熱板7と、鍋4の上部開口を覆う内蓋
8とで構成されている。
蓋Bには、プッシュスイッチ(以下スイッチという)9,
パイロットランプ10、図示しないマイコン等からなる制
御回路部を搭載した制御回路基板11が内装されている。
この制御基板11はシールカバー12内に取付けられ、スイ
ッチ9,パイロットランプ10は外蓋5に向けて装着されて
いる。
第2図に示すように外蓋5の表面には、操作パネル13が
装着される操作パネル装着部14が凹設されている。この
操作パネル装着部14には、スイッチ9のアクチュエータ
9aが臨むスイッチ操作孔15が穿設され、スイッチ操作孔
15の周囲には、スイッチ操作ボタン16の周縁に延設され
た装着縁17が嵌着されるスイッチボタン嵌着部18が凹設
されている。また、スイッチ操作ボタン16に対応して操
作の表示をするパイロットランプ10が貫通するパイロッ
トランプ孔19が穿設されている。
操作パネル13は、着色を含む透明或いは半透明の部材で
形成され、蓋5のスイッチ操作孔15に対応する位置に、
スイッチ操作ボタン16が摺動可能に貫通するスイッチ操
作ボタン孔20が穿設されている。
スイッチ操作ボタン16は、ゴム或いは樹脂等の弾力性と
柔軟性とを有する部材で形成され、その周縁には斜め下
に向かって形成されたくびれ部21を介して薄肉の装着縁
17が形設されている。これにより、スイッチ操作ボタン
16は、下方に押圧された後、押圧を解くと反転して元の
形状に復帰するスナップ機能を備えるものである。装着
縁17の厚さは、スイッチ操作ボタン嵌着部18の深さと同
等、若しくは僅かに薄く形成されている。
スイッチ9のアクチュエータ9aとスイッチ操作ボタン16
の間には、スイッチ操作孔15から延設されたアーム22が
介装されている。このアーム22はスイッチ操作ボタン16
の押圧を解いたときに、スイッチ操作ボタン16を確実に
元の形に復帰させるもので、合成樹脂製の外蓋5の弾性
を利用しているものである。なお、スイッチ操作ボタン
16のスナップ機能が確実、かつ、耐久性に富むならば、
第3図に示すように、アーム22を廃してスイッチ操作ボ
タン16に作動片23を延設してもよいものである。
上記の部材により調理器のスイッチ操作装置を組立てる
には、操作パネル13のスイッチ操作ボタン孔20にスイッ
チ操作ボタン16を裏面から摺動可能に貫通させ、スイッ
チ操作ボタン16の装着縁17を操作パネル13の裏面に接着
材24により接着する。次に、装着縁17をスイッチ操作ボ
タン嵌着部18に嵌着しながら、操作パネル13の裏面を操
作パネル装着部14に接着剤25により接着して組立てる。
なお、この組立てにおいて、スイッチ操作ボタン16の装
着縁17を操作パネル13に接着せずに、スイッチ操作ボタ
ン嵌着部18に接着してもよいものである。
上記構成によれば、外蓋5と操作パネル13とは接着さ
れ、スイッチ操作ボタン16の装着縁17と操作パネル13、
または、スイッチ操作ボタン嵌着部18とは接着されてい
るので、上記各部材間から水が侵入することはなくな
り、蓋Bに内装された制御回路部は防水されるととも
に、水の侵入,貯溜による異臭発生の因も排除すること
ができるとともに、従来例で必要とした防水フィルムを
不要にすることができるという効果がある。
次に、第2の実施例について第4図を参照しながら説明
する。なお、第1の実施例と異なる部材,構成について
のみ説明する。
図に示すように、操作パネル装着部14に凹設されたスイ
ッチ操作ボタン嵌着部18は、その深さを、スイッチ操作
ボタン16の装着縁17の厚さtにスイッチ9の動作ストロ
ークSと同等、または、それ以下の値Saを加えた値Tと
している。
上記の部材により調理器のスイッチ操作装置を組立てる
には、スイッチ操作ボタン16の装着縁17を操作パネル13
の裏面に接着剤24で接着する。次に、第1の実施例と同
様に、操作パネル13を操作パネル装着部14に接着して組
立てる。
上記構成によれば、第1の実施例のように、装着縁17の
厚さをスイッチ操作ボタン嵌着部18の深さと同等、若し
くは僅かに薄く形成するのが望ましいが、実際の製作で
は厳しい寸法管理が必要となり、不経済となるので、ス
イッチ操作ボタン嵌着部18の深さを装着縁17の厚さより
余裕のある深さに設計することとなる。そうした場合、
スイッチボタン16の繰返し押圧操作や片持ち的な押圧に
より、接着部が剥離するという問題が発生する。これに
対し、本実施例のような寸法関係に設計,製作すれば、
剥離が始まってもスイッチボタン16はスイッチ9の作動
ストロークSと同等、または、それ以下の値しか押圧さ
れず、これにより、剥離は或る範囲内に溜まり全面に及
ぶことが防止されるという効果がある。しかも、スイッ
チ9はスイッチボタン16のスナップ機能で開閉されるの
で確実に動作する。
次に、第3の実施例について第5図および第6図を参照
しながら説明する。なお、第1の実施例と異なる部材、
構成についてのみ説明する。
図に示すように、第1の実施例と異なる点は、スイッチ
操作ボタン16の装着縁17とくびれ部21に代えて、スナッ
ププレート26を用いた点にある。
スナッププレート26は、弾力性を有する電気絶縁材、例
えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂製のシートを湾
曲させ撓みをもたせて成形したもので、常時は中央部が
上方に弾撥しており、押圧すると下方に反転し、押圧を
解くと反転して元に復帰するスナップ機能を備えてい
る。そして、その周縁に装着縁27が形設されている。な
お、スナッププレート26の材質は、ポエチレンテレフタ
レートに限られるものではなく、他の弾性材であっても
よい。
スイッチ操作ボタン28は、冠形に形成され、その中央部
には下向きの操作脚29が突設され、周縁下部には操作パ
ネル13のスイッチ操作ボタン孔20からの抜け止め29が形
設されている。
上記の部材により調理器のスイッチ操作装置を組立てる
には、第5図に示すものでは、スイッチ操作ボタン28を
操作パネル13のスイッチ操作ボタン孔20に裏面から遊嵌
させ、スナッププレート26の装着縁27を操作パネル13の
裏面に接着剤24により接着する。これにより、スイッチ
操作ボタン28の操作脚33はスナッププレート26の中央部
に軽く当接し、スイッチ操作ボタン28は操作パネル13に
安定に装着される。次に、装着縁27をスイッチ操作ボタ
ン嵌着部18に嵌着しながら、操作パネル13の裏面を操作
パネル装着部14に接着剤25により接着して組立てる。
第6図に示すものでは、スナッププレート26の装着縁27
をスイッチ操作ボタン嵌着部18に接着剤24により接着
し、次に、スイッチ操作ボタン28を遊嵌した操作パネル
13を操作パネル装着部14に接着剤25で接着して組立て
る。
上記構成によれば、第1の実施例に示した作用,効果に
加え、薄肉のスナッププレート26の湾曲部によりストロ
ークの長い弾性力が発生して、スイッチ操作ボタン28の
操作感、すなわち、スイッチ9方向に動作して手を離す
と元の位置に戻るクリック操作感が確実に得られ、スイ
ッチ操作の感触を向上させることができるとともに、多
くの部品の組合せによる寸法ばらつきも湾曲部のストロ
ークの長い弾性力により吸収して、軽い操作力でしかも
耐久性の向上を図ることができる。さらに、第1の実施
例では、スイッチ操作ボタン16に、スナップ機能をもた
せるために柔軟性と弾力性を有する材料を用いたので、
スイッチ操作したときに指先に感じるスイッチ操作ボタ
ン16の表面の軟らかさの感触が操作感として馴染まない
ものであったが、本実施例のスイッチ操作ボタン28はス
イッチを押圧するためのものであるので、その表面に硬
質感のある材料を用いることができ、第1の実施例の不
具合点を解消することができるという効果がある。
次に、第4の実施例について第2図を参照しながら説明
する。なお、第1の実施例と同一の部品および構成につ
いては説明を省略する。
図に示すように、操作パネル13の裏面には、操作パネル
装着部14のパイロットランプ孔19を貫通して配設された
パイロットランプ10に対向する位置に凹部30が形設され
ており、パイロットランプ10の先端部はこの凹部30内に
臨んでいる。
上記構成により、操作パネル13のパイロットランプ表示
部は薄肉となり、しかも、パイロットランプ10は凹部30
内に臨んでいるので、光源は操作パネル13の表面に近く
なって操作表示が見やすくなるという効果がある。
次に、第5の実施例について第2図を参照しながら説明
する。なお、第1の実施例と同一の部品および構成につ
いて説明を省略する。
図に示すように、外蓋5の裏面には、制御基板11が配設
される部分を囲って枠状の壁31が立設されている。そし
て、枠状の壁31はパッキング32を介してシールカバー12
で水密に覆われ、シールカバー12内には制御基板11が装
着されている。
上記構成により、制御基板11は枠状の壁31とシールカバ
ー12により防水されて取付けられるので、従来例に要し
たシールボックスと防水フィルムが不要となり、構成部
材とその所要量を削減することができるという効果があ
る。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、 (1) スイッチ操作ボタンの装着縁、または、スナッ
ププレートの装着縁をスイッチボタン嵌着部に嵌着する
とともに、装着縁を操作パネルの裏面、または、スイッ
チ操作ボタン嵌着部に接着し、操作パネルを蓋の操作パ
ネル装着部に接着したので、操作パネルとスイッチ操作
ボタンとの間隙からの水の侵入と、外蓋と操作パネルと
の間隙からの水の侵入をともに防止することができる。
(2) スイッチ操作ボタンの嵌着部の深さを、スイッ
チ操作ボタンの装着縁の厚さよりも所定の値だけ深くし
たので、その値がスイッチ操作ボタンの操作時の装着縁
の撓み代となり、装着縁の操作パネルからの剥離を防止
することができる。
(3) 操作パネルの裏面の凹部にパイロットランプを
臨ませたので、操作パネルとパイロットランプが近接
し、操作表示を見やすくすることができる。
(4) 蓋の裏面に立設した枠状の壁をシールカバーで
水密に覆い、シールカバーの内面に制御回路基板を装着
したので、従来例で要したシールボックスと防水フィル
ムが不要となり構成部材とその所要量を削減することが
できる。
という効果が得られ、構成が簡単で、部材の数や所要量
を削減でき、安価となり、しかも、制御回路部を水密に
保持することができ、かつ、操作表示の見やすい調理器
のスイッチ操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の調理器のスイッチ操作装置の
側断面図、第2図は本発明の第1,第4,第5の実施例の調
理器のスイッチ操作装置の要部側断面図、第3図は同第
1の実施例の他の実施例の要部側断面図、第4図は本発
明の第2の実施例の調理器のスイッチ操作装置の要部側
断面図、第5図,第6図は本発明の第3の実施例の調理
器のスイッチ操作装置の要部側断面図、第7図は従来例
の調理器のスイッチ操作装置の側断面図である。 5……外蓋、9……プッシュスイッチ、10……パイロッ
トランプ、11……制御回路基板、12……シールカバー、
13……操作パネル、14……操作パネル装着部、15……ス
イッチ操作孔、16……スイッチ操作ボタン、17……装着
縁、18……スイッチ操作ボタン嵌着部、20……スイッチ
操作ボタン孔、24,25……接着剤(接着部)、26……ス
ナッププレート、27……装着縁、28……スイッチ操作ボ
タン、30……凹部、31……枠状の壁、A……調理器の本
体、B……蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−64523(JP,U) 実開 平1−178826(JP,U) 実公 昭38−25449(JP,Y1)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理器の操作部に内装された制御回路基板
    と、前記制御回路基板に前記操作部の表面に向けて装着
    されたプッシュスイッチおよびパイロットランプと、前
    記操作部の表面に凹設された操作パネル装着部と、前記
    操作パネル装着部に凹設され、中央部にスイッチ操作孔
    が穿設されたスイッチ操作ボタン嵌着部と、スイッチ操
    作ボタンを摺動可能に貫通するスイッチ操作ボタン孔が
    穿設された操作パネルと、弾性材からなり、周縁に薄肉
    の装着縁が形設され、前記プッシュスイッチを押圧して
    動作させるスイッチ操作ボタンとからなり、前記スイッ
    チ操作ボタンの装着縁を前記操作パネルの裏面、また
    は、前記スイッチ操作ボタン嵌着部に接着するととも
    に、前記操作パネルを前記操作部の操作パネル装着部に
    接着した調理器のスイッチ操作装置。
  2. 【請求項2】スイッチ操作ボタンの嵌着部の深さを、ス
    イッチ操作ボタンの装着縁の厚さにプッシュスイッチの
    動作ストロークと同等、または、それ以下の値を加えた
    値とした請求項1記載の調理器のスイッチ操作装置。
  3. 【請求項3】調理器の操作部に内装された制御回路基板
    と、前記制御回路基板に前記操作部の表面に向けて装着
    されたプッシュスイッチおよびパイロットランプと、前
    記操作部の表面に凹形設された操作パネル装着部と、前
    記操作パネル装着部に凹設され、中央部にスイッチ操作
    孔が穿設されたスイッチ操作ボタン嵌着部と、スイッチ
    操作ボタンを摺動可能に貫通するスイッチ操作ボタン孔
    が穿設された操作パネルと、周縁に装着縁が形設され、
    前記プッシュスイッチをスナップ動作で動作させるスナ
    ッププレートと、前記スナッププレートを押圧して動作
    させるスイッチ操作ボタンとからなり、前記スナッププ
    レートは前記スイッチ操作ボタンの当接部周囲を湾曲さ
    せ、かつ前記スナッププレートの装着縁を前記操作パネ
    ルの裏面、または、前記スイッチ操作ボタン嵌着部に接
    着し、前記操作パネルを前記操作部の操作パネル装着部
    に接着した調理器のスイッチ操作装置。
  4. 【請求項4】パイロットランプに対向する操作パネルの
    裏面に凹部を形設し、操作部を貫通して前記凹部内に前
    記パイロットランプを臨ませた請求項1または3記載の
    調理器のスイッチ操作装置。
  5. 【請求項5】操作部の裏面に枠状に壁を立設し、前記枠
    状の壁をシールカバーで水密に覆い、前記シールカバー
    の内面に制御回路基板を装着した請求項1または3記載
    の調理器のスイッチ操作装置。
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