JP2558921Y2 - 炊飯器の電気部品防水構造 - Google Patents

炊飯器の電気部品防水構造

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JP2558921Y2
JP2558921Y2 JP1991060488U JP6048891U JP2558921Y2 JP 2558921 Y2 JP2558921 Y2 JP 2558921Y2 JP 1991060488 U JP1991060488 U JP 1991060488U JP 6048891 U JP6048891 U JP 6048891U JP 2558921 Y2 JP2558921 Y2 JP 2558921Y2
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rice cooker
power supply
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board
push button
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邦男 奥谷
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Zojirushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は炊飯器の電気部品の防
水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、炊飯器の表示用電気
部品を装着した表示用基板1及び電源用部品を装着した
電源用基板2は、それぞれ基板取付け用ブラケット3に
取付けられる。
【0003】上記の表示用基板1にはスイッチ4が設け
られ、そのスイッチ4の可動部は、押しボタン5の下端
と接触される。押しボタン5はその頭部がパネル6を貫
通してパネル6の表面に突出している。パネル6を貫通
する部分から水が侵入し表示用基板1上の電気部品に支
障を来たすことがないように、押しボタン5のつば部7
とパネル6の裏面との間にパッキン8が介在される。
【0004】一方、電源用基板2は、炊飯器本体9の前
面と対面した縦向きの取付け部10の外面に取付けられ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】表示用基板1には、数
個のスイッチ4が取付けられ、そのスイッチ4ごとに押
しボタン5が設けられるため、押しボタン5ごとにパッ
キン8を装着する必要がある。このため組立の作業性が
悪いという問題がある。
【0006】また、電源用基板2は取付け部10の外面
に取付けられるため、炊飯器本体9の前面部のすき間か
ら侵入した水が電源用基板2の電気部品に接触しやすい
問題がある。
【0007】そこで、この考案の課題は、表示用基板の
防水構造を簡易化することにより組立の作業性を向上す
ること及び電源用基板の防水を確実にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、炊飯器本体の内部に基板取付け用ブ
ラケットを設け、その基板取付け用ブラケットに表示用
基板取付け部及び炊飯器本体の前面と対面した縦向きの
電源用基板取付け部を設け、上記表示用基板取付け部の
炊飯器本体の外側を向いた面に、表示用基板を取付ける
と共に該表示用基板を囲む周壁を設け、炊飯器本体の表
面に取付けたパネルに上記表示用基板上のスイッチと対
向した押しボタンを設け、上記周壁に表示用基板を覆う
可撓性シートを貼り、上記スイッチと押しボタンとを上
記可撓性シートを介して対向させ、上記電源用基板取付
け部の炊飯器本体の内側を向いた面に電源用基板を取付
けた構成としたものである。
【0009】
【作用】押しボタンを押すと、その押圧力は可撓性シー
トを介してスイッチに伝えられる。また外部から侵入し
た水は上記の可撓性シートにより阻止され、表示用基板
に達することが防止される。また、電源用基板が炊飯器
本体の内側を向いているので、該本体の前面側から侵入
した水はブラケットの取付け部により電源用基板に達す
ることが防止される。
【0010】
【実施例】図1に示した炊飯ジャーは、炊飯ジャー本体
11と蓋セット11’により構成され、上記炊飯ジャー
本体11の外装体は、下部胴体12と上部胴体13及び
肩体14により構成され、下部胴体12は底体15に取
付けられる。
【0011】肩体14の前面にはパネル取付け部16
(図2参照)が設けられ、そのパネル取付け部16に可
撓性の押しボタン支持腕17が押しボタン18の数だけ
設けられる。上記のパネル取付け部16に嵌着されたパ
ネル19には、押しボタン18の頭部が出没自在に挿通
される。押しボタン18は前記の押しボタン支持腕17
に取付けられる。
【0012】また、炊飯ジャー本体11の前面部分の内
側に基板取付け用ブラケット20が設けられる。このブ
ラケット20は下部と上部に分けられ、下部が縦向きの
電源用基板取付け部21となり、上部が前記のパネル1
9とほぼ平行に内方へ傾斜した表示用基板取付け部22
となっている。
【0013】表示用基板取付け部22は図2に示すよう
に、炊飯ジャー本体1の外側を向いた面に表示用基板2
3を受けるリブ24を有すると共に、その表示用基板2
3を囲む周壁25が設けられ、その周壁25の内面に設
けた係合リブ26と係合爪27により表示用基板23を
支持する。表示用基板23の表面には所要数のスイッチ
28のほか、図示を省略しているが、液晶表示板などの
電気部品が取付けられる。上記のスイッチ28の高さは
周壁25の高さとほぼ等しい。
【0014】上記の周壁25には可撓性シート29が貼
着され、これにより表示用基板取付け部22の開放面を
シールする。上記可撓性シート29の周縁は肩体14の
内面に形成したリブ30に押し当てられる。またその可
撓性シート29の内面にスイッチ28の頭部が接触する
と共に、外面に押しボタン支持腕17が接触する。即
ち、押しボタン支持腕17は可撓性シート29を介して
スイッチ28に接触する。このため、押しボタン18を
押すと可撓性シート29が撓み、スイッチ28が作動す
る。
【0015】この場合可撓性シート29を撓みやすくす
るために、図2に示すようにスイッチ28が接触する部
分を外方に若干突出させる加工、即ちエンボス加工を施
すことが望ましい。
【0016】一方、基板取付け用ブラケット20の電源
用基板取付け部21の内面、即ち炊飯ジャー本体11の
内側を向いた面に電源用基板31が装着される。
【0017】上記構成の炊飯器において、炊飯ジャー本
体11の前面或いは前面上部あたりのすき間から水が侵
入した場合、表示用基板23に対しては表示用基板取付
け部22の周壁25に貼着された可撓性シート29によ
り遮断される。また、電源用基板31に対しては、電源
用基板取付け部21により遮蔽される。
【0018】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、個々
の押しボタンにシール手段を施すことなく、表示用基板
を覆う可撓性シートを貼ったことにより表示用基板全体
をシールすることができる。このため、組立が容易にな
るとともに、シールの一層の確実化を図ることができ
る。
【0019】また、電源用基板取付け部の内側の面に電
源用基板を取付けているので、該電源用基板の水との接
触を一層確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部省略断面図
【図2】同上の一部拡大断面図
【図3】同上の一部切欠分解斜視図
【図4】従来例の一部拡大断面図
【符号の説明】
11 炊飯ジャー本体 11’ 蓋セット 12 下部胴体 13 上部胴体 14 肩体 15 底体 16 パネル取付け部 17 押しボタン支持腕 18 押しボタン 19 パネル 20 基板取付け用ブラケット 21 電源用基板取付け部 22 表示用基板取付け部 23 表示用基板 24 リブ 25 周壁 26 係合リブ 27 係合爪 28 スイッチ 29 可撓性シート 30 リブ 31 電源用基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体の内部に基板取付け用ブラケ
    ットを設け、その基板取付け用ブラケットに表示用基板
    取付け部及び炊飯器本体の前面と対面した縦向きの電源
    用基板取付け部を設け、上記表示用基板取付け部の炊飯
    器本体の外側を向いた面に、表示用基板を取付けると共
    該表示用基板を囲む周壁を設け、炊飯器本体の表面に
    取付けたパネルに上記表示用基板上のスイッチと対向し
    た押しボタンを設け、上記周壁に表示用基板を覆う可撓
    性シートを貼り、上記スイッチと押しボタンとを上記可
    撓性シートを介して対向させ、上記電源用基板取付け部
    の炊飯器本体の内側を向いた面に電源用基板を取付けて
    なる炊飯器の電気部品防水構造。
JP1991060488U 1991-07-31 1991-07-31 炊飯器の電気部品防水構造 Expired - Lifetime JP2558921Y2 (ja)

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JPH0513320U JPH0513320U (ja) 1993-02-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6063122U (ja) * 1983-09-30 1985-05-02 シャープ株式会社 炊飯器
JPH0445650Y2 (ja) * 1988-11-25 1992-10-27
JP2870821B2 (ja) * 1989-07-14 1999-03-17 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器
JPH07112456B2 (ja) * 1990-06-25 1995-12-06 松下電器産業株式会社 調理器のスイッチ操作装置

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JPH0513320U (ja) 1993-02-23

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