JP2001061644A - 炊飯ジャー - Google Patents

炊飯ジャー

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JP2001061644A
JP2001061644A JP2000011811A JP2000011811A JP2001061644A JP 2001061644 A JP2001061644 A JP 2001061644A JP 2000011811 A JP2000011811 A JP 2000011811A JP 2000011811 A JP2000011811 A JP 2000011811A JP 2001061644 A JP2001061644 A JP 2001061644A
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JP
Japan
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lid
panel
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rice cooker
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JP2000011811A
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Tsunemichi Inoue
経倫 井上
Mitsunori Horimoto
光則 堀本
Masami Hata
正巳 秦
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯ジャーの操作装置及び表示装置の配置を
改良し、炊飯ジャー全体の小型化をはかると共に、操作
装置及び表示装置の組立性、操作性を良好にすることで
ある。 【解決手段】 操作装置4をジャー本体1の胴部前面上
部に、また表示装置8を蓋2の上面前部にそれぞれ集中
的に設け、該表示装置8に液晶表示部9を設けた構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炊飯ジャーの操
作装置及び表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炊飯ジャーにおいては、内部の制御装置
に対し種々の指令を入力するために、操作装置が設けら
れる。操作装置は「炊飯」「取消」「メニュー」「時
刻」等の機能表示を施した各種の操作キーを有する操作
パネルと、その操作パネルとの間にスイッチボタンを介
して設けられた操作制御基板とからなる。また、炊飯ジ
ャーには、時刻、メニュー、その他のメッセージを表示
するための表示装置が設けられる。表示装置は、液晶表
示部を備えた表示パネルと、その表示パネルに対応して
設けられた表示基板とからなる。
【0003】一般的に、上記の操作装置の操作パネルと
表示装置の表示パネルは、共通のパネルにより構成する
か又は接近した個別のパネルにより構成し、これらをジ
ャー本体又は蓋のいずれか一方に集中的に設けるのが普
通であった。ジャー本体に集中的に設けるものとして、
例えば特開平9−299230号公報などに開示された
ものがあり、また蓋に集中的に設けるものとして、特公
平3−21171号公報、特開平5−15437号公報
などに開示されたものがある。
【0004】また、ジャー本体の胴部前面上部に操作装
置の一部を設けると共に、蓋に液晶表示装置と操作装置
の一部を設けたものが、意匠登録第867739号公報
に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、操作装
置と表示装置をジャー本体又は蓋に集中的に設ける構成
は、製造時の組立工程が簡略化される利点がある。しか
し、この構成によると、炊飯ジャー全体の小型化に限界
があるので、上記の意匠公報に見られるように、これら
の装置をジャー本体と蓋に分散化することにより、炊飯
ジャーの小型化を促進させようとする傾向が見られる。
【0006】しかしながら、上記の意匠公報のように、
ジャー本体の胴部前面上部に操作装置の一部を設け、蓋
に液晶表示装置と操作装置の一部を設けた構成をとる
と、操作装置がジャー本体と蓋とに分散して設けられる
ことになるので、構造的に非常に複雑になると共に操作
性が悪く、また液晶表示装置の大きさに制限を受ける問
題がある。
【0007】そこで、この発明は炊飯ジャーの小型化を
はかると共に、構造上の複雑さや操作性の問題がなく、
しかも表示装置の表示部の面積を十分に大きくとれるよ
うにした炊飯ジャーを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、ジャー本体に蓋を開閉自在に取付
け、操作装置及び表示装置を設けてなる炊飯ジャーにお
いて、上記操作装置を上記のジャー本体の胴部前面上部
に、上記の表示装置を上記の蓋にそれぞれ集中的に設
け、該表示装置の表示部を上記蓋の上面前部に配置した
構成としたものである。
【0009】上記の構成によると、操作装置がジャー本
体に、また表示装置が蓋にそれぞれ集約されるので構造
が簡単になると共に、両装置が炊飯ジャーの前面上部で
接近するので、操作がしやすいと共に表示も見やすい。
【0010】上記の表示装置の表示部を上記蓋の上面前
部の傾斜角より大きな傾斜角で設けた構成をとることも
できる。この構成によると、表示部が使用者に対面する
ので、表示内容が見やすい。
【0011】上記の操作装置の操作パネルの上辺が上記
のジャー本体の胴部上辺に達すると共に、上記表示装置
の表示パネルの下辺が上記蓋の下辺に達するように設け
られ、上記蓋の閉止状態で操作パネルと表示パネルがデ
ザイン的に連続するようにした構成を採ることができ
る。
【0012】また、上記の操作パネルには、少なくとも
炊飯中の表示部と保温中の表示部が設けられ、上記の表
示パネルには少なくとも液晶表示部が設けられている構
成を採ることができる。炊飯中の表示と保温中の表示は
炊飯ジャーにおいて必要最小限の表示であるが、これら
の表示をジャー本体の操作パネルに設けることにより、
蓋の開放時においてもその表示を見ることができる。
【0013】上記のジャー本体の蓋ヒンジ部近傍にケー
ブル中継基板を取付け、上記操作装置に対応して設けら
れた制御基板と上記表示装置に対応して設けられた表示
基板との間を接続するケーブルを上記ケーブル中継基板
において中継する構成をとることができる。この構成に
よると、ケーブル中継基板の存在により、ケーブルの配
線構造が簡単になり、製造工程における組立性が向上す
る。
【0014】なお、上記のケーブル中継基板に、工場出
荷時の電力調整用ボリュームを取付けた構成をとること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1及び図2に示した第1実
施形態のIH炊飯ジャーは、ジャー本体1と、これに開
閉自在に取付けられた蓋2、及びジャー本体1の胴部両
側に取付けられたハンドル3とにより構成される。
【0016】上記のジャー本体1の胴部分の前面上部に
は操作装置4が設けられる。操作装置4の一部を構成す
る操作パネル5は、図1及び図2(a)に示すように、
色彩を変えるなどして内側パネル部5aと外側パネル部
5bとにデザイン的に区分される。内側パネル部5a
は、ジャー本体1の上端縁に設けたフックボタン6を囲
む範囲に設けられ、また外側パネル部5bはジャー本体
1の上辺に沿って上記の内側パネル部5aの左右側辺と
下辺を囲む範囲に設けられる。
【0017】内側パネル部5aには、各種の表示用操作
キー7aが設けられ、これらの各表示用操作キー7aに
その機能に応じた「時」「分」「メニュー」等の表示が
施される。外側パネル部5bには、各種の制御用操作キ
ー7bが設けられ、これらの各制御用操作キー7bにそ
の機能に応じた「炊飯/再加熱」「予約」「おやすみ」
「保温/取消」等の表示が施される。この内、必要最小
限の機能は、炊飯と保温機能である。
【0018】上記の表示用操作キー7a,制御用操作キ
ー7bは全てジャー本体1に集中的に設けられており、
蓋2には操作機能をもった部材は設けられていない。上
記の各操作キー7a,7bは、ジャー本体1の内部に設
置された図示省略のスイッチボタンを介して操作制御基
板のスイッチに対向し、操作パネル5とスイッチボタ
ン、及び操作制御基板とにより前記の操作装置4が構成
される。
【0019】一方、前記の蓋2の上面前部に表示装置8
が設けられる。この表示装置8は表示パネル10を有
し、その表示パネル10はデザイン的に内側パネル部1
0aと外側パネル部10bとに区分される。内側パネル
部10aは液晶表示部9を有し、前記操作パネル5の内
側パネル部5aと一致する幅をもち、かつ蓋2の下辺に
沿って形成される。その内側パネル部10aの外側に、
前記の操作パネル5の外側パネル部5bと一致する幅を
もち、かつ蓋2の下辺に沿った外側パネル部10bが設
けられる。この外側パネル部10bは専らデザイン上の
配慮から設けられたものであり、特別な表示機能を持つ
ものではない。
【0020】上記の各内側パネル部5aと10a、外側
パネル部5bと10bはそれぞれ同一の色彩が施され、
また前述のようにこれらの各パネル部5a,10a、5
b,10bはジャー本体1と蓋2との間の突き合わせ線
13をを介して上下に連続し、デザイン的に一体感を与
えるものとなる。
【0021】上記の液晶表示部9は、蓋2の内部に設置
された図示省略の液晶基板に対向し、その液晶表示部9
を含む表示パネル10と液晶基板により前述の表示装置
8が構成される。
【0022】上記の蓋2の上面前部は、図2(b)に示
すように、水平面に対して角度α1だけ前方に下降傾斜
しているが、上記の液晶表示部9はその蓋2の上面に対
し更に角度α2 (約15度)だけ下降傾斜している。こ
の角度α2 の傾斜により液晶表示部9が使用者に対面す
ることになり見やすくなると共に、両側壁11の陰の存
在により画面が見やすくなる。
【0023】上記の液晶表示部9の上面に透明シートに
よるカバーを設けることにより、蒸気、ほこり等により
液晶表示部9が汚れることを防止するようにしてもよ
い。
【0024】上記の表示装置8は、全て蓋2に集中的に
設けられており、ジャー本体1には表示機能をもった部
材は設けられていない。
【0025】なお、図1において、12は蓋2に設けら
れた蒸気孔セットである。
【0026】第1実施形態の炊飯ジャーは以上のような
ものであり、使用者は操作パネル5上の表示用操作キー
7a,制御用操作キー7bを適宜操作して炊飯、保温等
の指令を行う。液晶表示部9には適宜な文字情報が表示
される。蓋2を開けると液晶表示部9の文字情報を読み
取ることが困難となるが、操作パネル5上の表示用操作
キー7aの炊飯表示、保温表示を見ることにより、必要
最小限の情報を得ることができる。
【0027】次に、図3から図5に示した第2実施形態
について説明する。図3に示すように、この場合のIH
炊飯ジャーも前記の場合と同様に、ジャー本体1の前面
上部に操作装置4の操作パネル5が設けられ、蓋2の上
面前部に表示装置8の表示パネル10が設けられる。こ
れらのパネル5、10の構造は前述の第1実施形態のも
のと実質的に同一構造であるので、同一部分には同一符
号を示すにとどめ、重複した説明を省略する。ただし、
図3において第1実施形態では図示を省略していたスイ
ッチボタン14、操作制御基板15、液晶基板16を図
示している。
【0028】この第2実施形態においては、操作装置4
と表示装置8間を接続する本体側フラットケーブル20
aと蓋側フラットケーブル20bの接続構造を開示す
る。即ち、蓋ヒンジ部17の近傍のジャー本体1の後面
において、肩部材18にケーブル中継基板19が突起2
1により位置決めされると共に、ビス22により固定さ
れる。
【0029】上記のケーブル中継基板19の一側辺と上
辺に沿ってターミナル23、24が設けられ、またIH
電力調整用の一対のボリューム25が設けられる。この
ボリューム25は制御部に接続され、工場からの出荷時
にIH電力が仕様を満たしているか否かを検査調整する
場合に用いられる。上記のターミナル23、24間はケ
ーブル中継基板19の裏面側でプリント配線により接続
される。
【0030】上記の本体側フラットケーブル20aがジ
ャー本体1の胴部の内側を通って配線され、その一端が
操作制御基板15に接続されると共に、他端が一方のタ
ーミナル23に接続される。また蓋側フラットケーブル
20bが、蓋ヒンジ部17の背後を通って蓋2の内面に
沿うように配線され、その一端が他方のターミナル24
に接続されると共に、他端が液晶基板16に接続され
る。蓋側フラットケーブル20bと蒸気排出通路との干
渉を避けるために、該蓋側フラットケーブル20bの一
部にひねり26を与えている。
【0031】上記のケーブル中継基板19はヒンジカバ
ー27によりカバーされ、そのヒンジカバー27に前記
のボリューム25に対向し調整穴28が設けられ(図3
参照)、その調整穴28にドライバー等の調整工具を差
し込んでボリューム25を調整できるようになってい
る。
【0032】なお、図3において、29は内鍋である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明は操作装置をジ
ャー本体の胴部前面上部に集中的に設け、また表示装置
を蓋に集中的に設けたことにより、操作装置と表示装置
及びこれらに付随する基板をジャー本体と蓋とに完全に
分離して組み立てることができ、炊飯ジャー全体の小型
化を図れることは勿論、組立性、使用性に優れた炊飯ジ
ャーを実現することができる。また、上記の操作装置の
操作パネルに少なくとも炊飯中及び保温中の表示部を設
けたことにより、蓋開放時においても最低限度の必要情
報を得ることができる。
【0034】また、表示装置の液晶表示部を蓋の上面前
部の傾斜角より大きな傾斜角で設けることにより、表示
画面が見やすくなる効果がある。
【0035】更に、ケーブル中継基板を介して本体側フ
ラットケーブルと蓋側フラットケーブルを接続するよう
にしたので、組立性が一層向上する。また、上記のケー
ブル中継基板に電力調整用のボリュームを設け、これに
対応した調整穴をヒンジカバーに設けたことにより、ジ
ャー本体の胴部に調整のための穴を設ける必要がなく外
観体裁も良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の炊飯ジャーの斜視図
【図2】(a)同上の一部拡大平面図 (b)(a)図のb−b線の断面図
【図3】第2実施形態の断面図
【図4】同上の斜視図
【図5】同上の一部切欠斜視図
【符号の説明】
1 ジャー本体 2 蓋 3 ハンドル 4 操作装置 5 操作パネル 5a 内側パネル部 5b 外側パネル部 6 フックボタン 7a 表示用操作キー 7b 制御用操作キー 8 表示装置 9 液晶表示部 10 表示パネル 10a 内側パネル部 10b 外側パネル部 11 側壁 12 蒸気孔セット 13 突き合わせ線 14 スイッチボタン 15 操作制御基板 16 液晶基板 17 蓋ヒンジ部 18 肩部材 19 ケーブル中継基板 20a 本体側フラットケーブル 20b 蓋側フラットケーブル 21 突起 22 ビス 23、24 ターミナル 25 ボリューム 26 ひねり 27 ヒンジカバー 28 調整穴 29 内鍋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秦 正巳 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マホ ービン株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA03 BA42 CA06 CA22 CC16 CD41 CD51

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャー本体に蓋を開閉自在に取付け、操
    作装置及び表示装置を設けてなる炊飯ジャーにおいて、
    上記操作装置を上記のジャー本体の胴部前面上部に、上
    記の表示装置を上記の蓋にそれぞれ集中的に設け、該表
    示装置の表示部を上記蓋の上面前部に配置したことを特
    徴とする炊飯ジャー。
  2. 【請求項2】 上記の表示装置の表示部を上記蓋の上面
    前部の傾斜角より大きな傾斜角で設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の炊飯ジャー。
  3. 【請求項3】 上記の操作装置の操作パネルの上辺が上
    記の胴部上辺に達すると共に、上記表示装置の表示パネ
    ルの下辺が上記蓋の下辺に達するように設けられ、上記
    蓋の閉止状態で操作パネルと表示パネルがデザイン的に
    連続することを特徴とする請求項1又は2に記載の炊飯
    ジャー。
  4. 【請求項4】 上記の操作パネルには、少なくとも炊飯
    中の表示部と保温中の表示部が設けられ、上記の表示パ
    ネルには少なくとも液晶表示部が設けられていることを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の炊飯ジャ
    ー。
  5. 【請求項5】 上記のジャー本体の蓋ヒンジ部近傍にケ
    ーブル中継基板を取付け、上記操作装置に対応して設け
    られた制御基板と上記表示装置に対応して設けられた表
    示基板との間を接続するケーブルを上記ケーブル中継基
    板において中継することを特徴とする請求項1から4の
    いずれかに記載の炊飯ジャー。
  6. 【請求項6】 上記のケーブル中継基板に、工場出荷時
    の電力調整用ボリュームを取付けたことを特徴とする請
    求項5に記載の炊飯ジャー。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040040175A (ko) * 2002-11-06 2004-05-12 엘지전자 주식회사 전기밥솥
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JP7522352B2 (ja) 2021-01-20 2024-07-25 タイガー魔法瓶株式会社 加熱調理器

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