JP2852917B2 - 車輌用標識灯 - Google Patents

車輌用標識灯

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JP2852917B2
JP2852917B2 JP9131627A JP13162797A JP2852917B2 JP 2852917 B2 JP2852917 B2 JP 2852917B2 JP 9131627 A JP9131627 A JP 9131627A JP 13162797 A JP13162797 A JP 13162797A JP 2852917 B2 JP2852917 B2 JP 2852917B2
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和典 夏目
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な車輌用標識灯
に関する。詳しくは、車輌側部への廻り込み部を有する
車輌用標識灯において、特に上記廻り込み部の見栄えを
向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌用標識灯、例えば、自動車用標識灯
にあっては、配光を上下左右に拡がったものとするため
に、レンズに魚眼ステップを形成してこれを透過する光
を上下及び左右に拡散させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、レンズの全
面に亘って魚眼ステップを一様に形成した従来の車輌用
標識灯にあっては、特に車輌側部への廻り込み部がある
場合、該廻り込み部まで光源の光を導くことが難しく、
そのために、廻り込み部の見栄えが良くないと言う問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明車輌用標
識灯は、上記した課題を解決するために、光源が配置さ
れた主部と車輌側部の廻り込んだ部分に位置する側部と
を有するリフレクタと、該リフレクタの前方を覆うレン
ズとを備え、リフレクタの上記側部は上側領域と下側領
域とに分割され、これら各領域に軸方向が略垂直に延び
ると共に形成ピッチが領域毎に異なるシリンドリカルス
テップが形成され、上記レンズには軸方向がそれぞれ垂
直方向と水平方向に延びるシリンドリカルステップを上
下方向に交互に配設したものである。
【0005】従って、本発明車輌用標識灯にあっては、
車輌側部に位置する側部には光源の光は届かないが、リ
フレクタの側部に設けられたシリンドリカルステップに
よって外部からの光が反射され、この光がレンズに形成
された2種類のシリンドリカルステップによって制御さ
れ、これによって意匠的効果が醸し出されてその見栄え
が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明車輌用標識灯の実
施の形態を図示した実施例1に従って説明する。
【0007】2は合成樹脂製のランプボディであり、前
面及び左方が開口した容器状をしており、該ランプボデ
ィ2の開口縁には後述するアウターレンズを取着するた
めのレンズ据付溝3が前方に開口するように形成されて
いる。
【0008】4は合成樹脂製のリフレクタであり、前面
が開口した容器状の主部5と、該主部5の左端縁から左
斜め後方に向かって突設された側部6とから成る。
【0009】上記リフレクタ4の主部5は上下方向に3
つの部分に区分けされており、上段部5uと下段部5d
とが凹凸の無い曲面に形成され、また、中段部5cは後
述するように多数の魚眼状の拡散ステップが形成され、
主部5の内表面はアルミ蒸着などにより反射面とされて
いる。
【0010】7は電球であり、上記リフレクタ4の後部
の中央より稍左方に寄った位置に取着されている。
【0011】中段部5cに形成された拡散ステップ8、
8、・・・は正面から見て略正方形を為し、その中央部
が前方に突出するような曲面に形成されており、このよ
うな拡散ステップ8、8、・・・は垂直方向に複数配列
されたものを1つのステップ群9として、複数のステッ
プ群9、9、・・・が水平方向に配列され、各ステップ
群9と9との間には段差部10が形成されている。
【0012】そして、各ステップ群9、9、・・・の上
記電球7寄りの位置であって隣接するステップ群9の段
差部10により上記電球7からの光の影ができる部分に
は平面部9a、9a、・・・が形成されている。このよ
うにすることにより、各拡散ステップ8、8、・・・に
電球7からの直射光を有効に照射することができ、各拡
散ステップ8、8、・・・による光の拡散を均一にする
ことができる。尚、電球7の近傍のステップ群9、9に
は段差部10による影ができないため、上記のような平
面部9aは形成されていない。
【0013】しかして、電球7から発せられた光束は各
拡散ステップ8、8、・・・により上下方向及び左右方
向に拡散されると共に、後述するインナーレンズ及びア
ウターレンズを透して所定の配光の形成に寄与する。
【0014】尚、上段部5uと下段部5dは反射面に形
成されているが、これらで反射された光は制御されず、
従って、これらでの反射光は当該自動車用標識灯1の配
光には寄与しない。
【0015】リフレクタ4の側部6は略左前方を向く向
きで形成されており、軸方向が垂直方向に延びる凸シリ
ンドリカルステップ11、11、・・・が形成されてい
る。また、側部6の下側略1/5の部分6dに形成され
た凸シリンドリカルステップ11d、11d、・・・は
その上側略4/5の部分6uに形成された凸シリンドリ
カルステップ11u、11u、・・・よりも形成ピッチ
が小さくされている。
【0016】これら凸シリンドリカルステップ11、1
1、・・・には上記電球7の光束は照射されないが、こ
れら凸シリンドリカルステップ11、11、・・・と後
述するアウターレンズのレンズステップと合わさって、
外方から見て、意匠的効果を有する。
【0017】12はインナーレンズであり、上記リフレ
クタ4にその主部5の前面開口を覆うように取着されて
いる。尚、インナーレンズ12のリフレクタ4への取着
は、例えば、インナーレンズ12の周縁に形成された係
止爪(図示せず。)とリフレクタ4の所定の箇所に形成
された係止孔(図示せず。)との係合により為される。
【0018】インナーレンズ12は上記リフレクタ4の
主部5と同様に上下方向に3つに区分けされており、こ
れら上段部12u、中段部12c、下段部12dは上記
主部5の上段部5u、中段部5c、下段部5dにそれぞ
れ対応して形成されている。
【0019】インナーレンズ12の中段部12cはその
表面及び裏面が共に平滑面に形成され、上記主部5の中
段部5cに形成された拡散ステップ8、8、・・・によ
り拡散された光束をそのまま透過するようになってい
る。
【0020】また、インナーレンズ12の上段部12u
及び下段部12dの表面には凹シリンドリカルステップ
13、13、・・・が軸方向が垂直方向に延びるように
形成され、これら部分12u、12dの裏面には直射型
のプリズムレンズステップ14、14、・・・が形成さ
れている。
【0021】しかして、上記電球7からインナーレンズ
12の当該上段部12u及び下段部12dに入光した光
束は、プリズムレンズステップ14、14、・・・によ
り光軸に対して略平行になるように制御され、インナー
レンズ12の表面から出射されるときに、上記凹シリン
ドリカルステップ13、13、・・・により左右方向に
拡散されるように制御される。
【0022】15はアウターレンズであり、上記インナ
ーレンズ12の前方であって、リフレクタ4の主部5及
び側部6の前面を覆うようにランプボディ2に取着され
ている。尚、アウターレンズ15のランプボディ2への
取着は、ランプボディ2の開口周縁に形成された上記レ
ンズ据付溝3にアウターレンズ15の外周縁に後方に向
かって突設された突条16が接着材を介して内嵌される
ことにより為される。
【0023】アウターレンズ15は上記リフレクタ4の
主部5及びインナーレンズ12と同様に上下方向に3つ
に区分けされており、これら上段部15u、中段部15
c、下段部15dは上記主部5の上段部5u、中段部5
c、下段部5d及びインナーレンズ12の上段部12
u、中段部12c、下段部12dにそれぞれ対応して形
成されている。
【0024】アウターレンズ15はその表面全体が平滑
面に形成され、その上段部15uの全面及び下段部15
dの略左半分の部分のそれぞれの裏面には軸方向が水平
方向に延びる凸シリンドリカルステップ17、17、・
・・、18、18、・・・が形成され、また、下段部1
5dの略右半分の裏面は平滑面に形成されている。
【0025】また、アウターレンズ15の中段部15c
の裏面は上下方向で7つの領域に区分され、上から2番
目、4番目及び6番目の3つの領域にはその軸方向が横
方向に延びる水平シリンドリカルステップ19、19、
・・・が形成され、上から1番目、3番目、5番目及び
7番目の4つの領域にはその軸方向が鉛直方向に延びる
垂直シリンドリカルステップ20、20、・・・が形成
されている。
【0026】21はアウターレンズ15の下段部15d
の右半分の裏面側に配設されたリフレックスリフレクタ
であり、当該自動車用標識灯1の前方から受けた光のう
ち該リフレックスリフレクタ21に入射した光を再帰反
射するようになっている。
【0027】しかして、電球7が点灯されると、リフレ
クタ4の中段部5cで反射された光が、リフレクタ4の
各拡散ステップ8、8、・・・にて上下左右方向に拡散
され、インナーレンズ12の中段部12cを透してアウ
ターレンズ15の中段部15cの水平シリンドリカルス
テップ19、19、・・・及び垂直シリンドリカルステ
ップ20、20、・・・で更に上下方向及び左右方向に
拡散され、当該自動車用標識灯1の配光に寄与すること
となる。
【0028】この拡散された光は中段部15cにおいて
交互の領域に形成された水平シリンドリカルステップ1
9、19、・・・と垂直シリンドリカルステップ20、
20、・・・の焦線が互いに直交するように位置するの
で、所謂キラキラ感が醸し出されることになる。
【0029】また、電球7からインナーレンズ12の上
段部12u及び下段部12dに直接入射した光はその直
射型プリズムレンズステップ14、14、・・・により
インナーレンズ12内を略光軸に対して平行に進み、イ
ンナーレンズ12の表面から出射するときに、その凹シ
リンドリカルステップ13、13、・・・により左右方
向に拡散され、更に、アウターレンズ15の上段部15
u及び下段部15dに形成された凸シリンドリカルステ
ップ17、17、・・・、18、18、・・・により上
下方向に拡散され、当該自動車用標識灯1の配光に寄与
することとなる。
【0030】更に、リフレクタ4の側部6へは電球7の
光は届かないが、該側部6に形成された凸シリンドリカ
ルステップ11、11、・・・によって外部からの光が
拡散反射され、更にこの光がアウターレンズ15に形成
されたシリンドリカルステップ17、17、・・・、1
8、18、・・・、19、19、・・・、20、20、
・・・によって拡散制御され、当該側部の見栄えが向上
する。
【0031】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明車輌用標識灯は、光源が配置された主部と車
輌側部の廻り込んだ部分に位置する側部とを有するリフ
レクタと、該リフレクタの前方を覆うレンズとを備え、
リフレクタの上記側部は上側領域と下側領域とに分割さ
れ、これら各領域に軸方向が略垂直に延びると共に形成
ピッチが領域毎に異なるシリンドリカルステップが形成
され、上記レンズには軸方向がそれぞれ垂直方向と水平
方向に延びるシリンドリカルステップを上下方向に交互
に配設したことを特徴とする。
【0032】従って、本発明車輌用標識灯にあっては、
車輌側部に位置する側部には光源の光は届かないが、リ
フレクタの側部に設けられたシリンドリカルステップに
よって外部からの光が反射され、この光がレンズに形成
された2種類のシリンドリカルステップによって制御さ
れ、これによって意匠的効果が醸し出されてその見栄え
が向上する。
【0033】尚、上記実施例に示した各部の具体的形状
及び構造は、何れも本発明の実施に際しての具体化のほ
んの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明
の技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図10と共に、本発明車輌用標識灯の
実施の一例を示すものであり、本図は正面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿う断面図であ
る。
【図3】図1におけるIII−III線に沿う断面図で
ある。
【図4】リフレクタの正面図である。
【図5】リフレクタの左側面図である。
【図6】リフレクタの要部を拡大して示す斜視図であ
る。
【図7】インナーレンズの正面図である。
【図8】インナーレンズの背面図である。
【図9】インナーレンズの左側面図である。
【図10】アウターレンズの背面図である。
【符号の説明】
1…車輌用標識灯、4…リフレクタ、 5…主部、6…
側部、6u…上側領域、6d…下側領域、7…電球(光
源)、11u、11d…凸シリンドリカルステップ(シ
リンドリカルステップ)、15…アウターレンズ(レン
ズ)、17、18、19、20…シリンドリカルステッ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21Q 1/00 F21M 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源が配置された主部と車輌側部の廻り
    込んだ部分に位置する側部とを有するリフレクタと、該
    リフレクタの前方を覆うレンズとを備え、 リフレクタの上記側部は上側領域と下側領域とに分割さ
    れ、これら各領域に軸方向が略垂直に延びると共に形成
    ピッチが領域毎に異なるシリンドリカルステップが形成
    され、 上記レンズには軸方向がそれぞれ垂直方向と水平方向に
    延びるシリンドリカルステップを上下方向に交互に配設
    したことを特徴とする車輌用標識灯。
  2. 【請求項2】 上記リフレクタの側部に形成されるシリ
    ンドリカルステップ及びレンズに形成されるシリンドリ
    カルステップは凸型のものであることを特徴とする請求
    項1に記載の車輌用標識灯。
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