JPH11120805A - 車輌用標識灯 - Google Patents

車輌用標識灯

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JPH11120805A
JPH11120805A JP9296255A JP29625597A JPH11120805A JP H11120805 A JPH11120805 A JP H11120805A JP 9296255 A JP9296255 A JP 9296255A JP 29625597 A JP29625597 A JP 29625597A JP H11120805 A JPH11120805 A JP H11120805A
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light
reflector
optical axis
light incident
reflection surface
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Osamu Sato
佐藤  修
Kazunori Natsume
和典 夏目
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/04Optical design
    • F21V7/09Optical design with a combination of different curvatures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/30Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by reflectors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステップリフレクタを備えた標識灯におい
て、点灯時の灯具の見映えを向上させる。 【解決手段】 リフレクタ16の反射面16aを、各々
段差部20を介して縦長帯状の複数の反射面素子16s
に分割形成するとともに、これら各反射面素子16sに
おいて光源バルブ12からの光が入射する光入射部B
を、該光入射部Bに隣接する段差部20と略平行に並列
配置された凸状シリンドリカル曲面C1および凹状シリ
ンドリカル曲面C2で構成する。これにより、点灯時上
記リフレクタ16を灯具前方から観察したとき、上記各
光入射部Bを、上記両シリンドリカル曲面C1、C2の
各々についてその略頂点部分が光輝部として光って見え
るようにし、上記反射面16aに十分なキラキラ感を持
たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、リフレクタの反
射面に複数の反射面素子が形成された車輌用標識灯に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の車輌用標識灯においては、反射面
に複数の反射面素子が形成された、いわゆるステップリ
フレクタが多く採用されている。
【0003】図9に示すように、このステップリフレク
タ6においては、その反射面6aが、各々段差部4を介
して複数の反射面素子6sに分割形成されており、そし
て、これら各反射面素子6sは、光源バルブ2からの光
を拡散反射させるよう曲面状に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のステップリフレクタ6においては、その反射面6a
を構成する各反射面素子6sがいずれも単一曲面で形成
されているので、図10に示すように、点灯時、上記ス
テップリフレクタ6を灯具前方から観察したとき、上記
各反射面素子6sはその曲面の略頂点部分のみが光輝部
Br´として光って見える。
【0005】このため、上記反射面6aにおける各光輝
部Br´相互の間隔が広くなってしまい、該反射面6a
に十分なキラキラ感を持たせることができず、したがっ
て点灯時における灯具の見映えがあまり良くない、とい
う問題がある。
【0006】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、ステップリフレクタを備えた車輌用
標識灯において、点灯時における灯具の見映えを向上さ
せることができる車輌用標識灯を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記各反射
面素子において光源バルブからの光が入射する光入射部
を複数の曲面で構成することにより、上記目的達成を図
るようにしたものである。
【0008】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、光源バルブと、この光源バルブからの光を前
方へ反射させるリフレクタと、を備えた車輌用標識灯に
おいて、上記リフレクタの反射面が、各々段差部を介し
て複数の反射面素子に分割形成されており、上記各反射
面素子において上記光源バルブからの光が入射する光入
射部が、複数の曲面で構成されている、ことを特徴とす
るものである。
【0009】上記「各々段差部を介して複数の反射面素
子に分割形成されて」いる領域は、上記反射面全体にわ
たる領域であってよいことはもちろんであるが、上記反
射面の一部領域であってもよい。
【0010】上記各「反射面素子」は、上記段差部を介
して分割形成されたものであれば、その外形形状につい
ては特に限定されるものではなく、例えば、上記反射面
を格子状に区分けすることにより形成される矩形の外形
形状、上記反射面を縞状に区分けすることにより形成さ
れる帯状の外形形状、上記反射面を同心状に区分けする
ことにより形成されるループ状の外形形状等が採用可能
である。また、上記各「反射面素子」の幅についても特
に限定されるものではなく、一定ピッチ、徐変ピッチ、
ランダムピッチ等、任意に設定可能である。
【0011】上記各「段差部」は、上記光軸側に向かっ
て立ち上がるように形成されたものであってもよいし、
反光軸側に向かって立ち上がるように形成されたもので
あってもよい。なお、前者の場合には、点灯時上記「段
差部」によりその反光軸側の反射面素子に影部が形成さ
れることが多く、このような場合には上記各反射面素子
の一定領域がその光入射部となる。一方、後者の場合に
は、点灯時上記「段差部」により影部が形成されること
はないので、上記各反射面素子の全領域がその光入射部
となる。
【0012】上記「複数の曲面」の配置ならびにこれら
各「曲面」の外形形状および断面形状は、特に限定され
るものではない。
【0013】なお、上記各反射面素子の上記光入射部以
外の部分についても、その断面形状等が特に限定される
ものでないことはもちろんである。
【0014】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車輌用標識灯は、そのリフレクタの反射面が各々段
差部を介して複数の反射面素子に分割形成されるととも
に、これら各反射面素子において光源バルブからの光が
入射する光入射部が複数の曲面で構成されているので、
点灯時上記リフレクタを灯具前方から観察したとき、上
記各光入射部は、上記複数の曲面の各々についてその略
頂点部分が光輝部として光って見える。そして、これに
より上記反射面における上記各光輝部相互の間隔を狭め
ることができるので、該反射面に十分なキラキラ感を持
たせることができる。なお、灯具正面視の場合のみなら
ず、灯具斜め前方から観察した場合においても、上記キ
ラキラ感を得ることができる。
【0015】したがって、本願発明によれば、ステップ
リフレクタを備えた標識灯において、点灯時における灯
具の見映えを向上させることができる。
【0016】上記各光入射部を構成する「複数の曲面」
の配置が特に限定されないことは上述したとおりである
が、請求項2に記載したように、上記「複数の曲面」を
上記光入射部に隣接する段差部と略平行に並列配置すれ
ば、点灯時これら「複数の曲面」の光輝部が上記複数の
反射面素子全体にわたって繰り返し模様として光って見
えるので、点灯時の灯具の見映えを一層向上させること
ができる。さらに、上記各「段差部」により影部が形成
されるような反射面形状の場合には、点灯時上記「複数
の曲面」の各光輝部により上記影部の形状が強調される
ので、該影部により上記反射面の意匠を目立たせること
ができる。
【0017】また、上記構成において、請求項3に記載
したように、上記各光入射部を構成する複数の曲面を、
凹曲面と凸曲面とが交互に形成されてなる構成とすれ
ば、灯具観察方向を変化させたとき、これに伴って上記
凹曲面の光輝部と上記凸曲面の光輝部との間隔が変化す
るので、灯具意匠に斬新性を持たせることができる。こ
の場合において、上記凹曲面と上記凸曲面との接続部分
を滑らかに形成することも容易であるが、このようにす
れば非点灯時上記光入射部を一体的に見せることがで
き、これにより非点灯時における灯具の見映えを向上さ
せることができる。
【0018】ところで、一般に、近くにある物体は大き
く遠くにある物体は小さく見え、また、複数の物体が等
間隔で配置されている場合には近くの物体は疎に遠くの
物体は密に配置されて見えるが、このような視覚的な作
用を利用して遠近感を創生する手法として線遠近法が知
られている。上記構成において、請求項4に記載したよ
うに、上記各光入射部の幅を、上記リフレクタの光軸か
ら遠ざかるに従って徐々に広がるように設定すれば、上
記線遠近法の原理により、上記反射面は、上記光軸寄り
の部分が最も遠くにあるように見え、該部分から遠ざか
るに従って徐々に近づいて見えることとなる。このた
め、上記反射面はその実際の奥行き寸法よりもずっと奥
行きがあるように見え、これにより灯具の見映えが一層
向上する。
【0019】また、請求項5に記載したように、上記各
光入射部相互間に形成される影部の幅を、上記リフレク
タの光軸から遠ざかるに従って徐々に広がるように設定
した場合にも、上記線遠近法の原理による効果を同様に
得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0021】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用標識灯を示す正面図であり、図2および3は、そのII
-II 線およびIII-III 線断面図である。
【0022】これらの図に示すように、本実施形態に係
る標識灯(灯具)10は、自動車の車体右側後端部に設
けられるテールランプであって、上下方向に延びるフィ
ラメント12aを有する光源バルブ12と、この光源バ
ルブ12をソケット14を介して支持するとともに、該
光源バルブ12からの光を前方(灯具としての前方であ
って車体としては後方、以下同様)へ向けて左右方向に
拡散反射させる反射面16aを有するリフレクタ16
と、このリフレクタ16の前方に配置されるとともに該
リフレクタ16に固定されたレンズ18とを備えてな
り、左右方向に長い矩形の外形形状を有している。
【0023】上記光源バルブ12は、その光軸Axbを
前後方向に延びる上記リフレクタ16の光軸Axに対し
て車幅方向外方側にやや傾斜させるようにして、かつ、
そのフィラメント12aを上記光軸Ax上に位置させる
ようにして、上記リフレクタ16に挿着されている。
【0024】上記レンズ18は、その右端部側が後退す
るよう左右方向に傾斜した表面形状を有しており、その
内面には複数のレンズステップ18sが形成されてい
る。これら各レンズステップ18sは、上下等ピッチで
左右方向に延びる凸状のシリンドリカルレンズステップ
からなっている。そして、これらレンズステップ18s
により、上記反射面16aからの反射光を上下方向に拡
散させながら透過させるようになっている。
【0025】図4は、上記標識灯10をそのレンズ18
を外して示す正面図である。
【0026】図示のように、上記リフレクタ16は、そ
の反射面16aの全域にわたって複数の反射面素子16
sが形成されてなっている。これら各反射面素子16s
は、各々段差部20を介して縦縞状に分割形成されてい
る。
【0027】灯具正面視における上記各反射面素子16
sの左右幅は、上記反射面16aの上記光軸Axの左右
いずれの領域においても、上記光軸Axから遠ざかるに
従って徐々に広くなるように設定されている。
【0028】上記各反射面素子16sは、いわゆる多重
放物面を基準面とする左右拡散反射面素子として形成さ
れている。すなわち、図4のV-V 線断面詳細図である図
5に示すように、上記各反射面素子16sは、上記光軸
Axを共通の軸線としかつ該光軸Axと上記光源バルブ
12の光軸Axbとの交点(すなわち上記フィラメント
12aの位置)を共通の焦点とする焦点距離が異なる複
数の回転放物面P1、P2、・・・の各々を基準面とし
て設定された複合曲面Cで構成されている(これについ
ては後に詳述する)。
【0029】上記各回転放物面P1、P2、・・・の焦
点距離は、上記リフレクタ16の薄型化を図るべく、上
記反射面16aの上記光軸Axの左右いずれの領域にお
いても、上記光軸Axから離れるに従って徐々に大きな
値になるように設定されている。このため、上記各段差
部20は、上記光軸Ax側に向かって立ち上がるように
形成されている。そして、これにより、上記各反射面素
子16sには、上記光源バルブ12(のフィラメント1
2a)からの光が、該反射面素子16sの上記光軸Ax
側に隣接する段差部20の陰になって入射しない光非入
射部Aと、上記光源バルブ12からの光が入射する光入
射部Bとが生じる。
【0030】上述したように、上記各反射面素子16s
は複合曲面Cで構成されているが、この複合曲面Cの具
体的構成は次のようになっている。すなわち、上記光非
入射部Aは上記基準面のままの曲面Coで形成されてお
り、一方、上記光入射部Bは、凸状水平断面で上下方向
に延びる凸状シリンドリカル曲面C1と凹状水平断面で
上下方向に延びる凹状シリンドリカル曲面C2とで形成
されている。これら凸状シリンドリカル曲面C1および
凹状シリンドリカル曲面C2は、左右に並列配置されて
滑らかに接続されている。
【0031】図6は、上記光源バルブ12を点灯させた
ときの上記反射面16aの灯具正面からの見え方を示す
図である。
【0032】同図において、網線で示す領域Dは、暗く
見える影部であって上記段差部20および上記光非入射
部Aに対応する部分である。そして、この影部D以外の
領域が上記光入射部Bである。この光入射部Bのうち、
空白の領域Broは、灯具正面視において光って見える
光輝部であり、斜線で示す領域Doは、上記光源バルブ
12からの光を上記光軸Ax方向へ反射しないために光
らない非光輝部である。この非光輝部Doは、上記影部
Dよりは多少明るく見える。
【0033】図示のように、上記光入射部Bの左右幅W
Bおよび影部Dの左右幅WDは、いずれも上記光軸Ax
から遠ざかるに従って徐々に広がるように設定されてい
る。この設定は、上述したように上記各反射面素子16
sの左右幅を上記光軸Axから遠ざかるに従って徐々に
広がるように設定すること、および上記各段差部20の
上記光軸Ax方向の高さを上記光軸Axから遠い位置に
ある段差部ほど高くなるように設定することにより行わ
れる。なお、これら各段差部20の高さの調整は、上記
各回転放物面P1、P2、・・・の焦点距離の値を調整
することによって行われる。
【0034】上記各光入射部Bは、左右拡散機能を有す
る上記凸状シリンドリカル曲面C1および凹状シリンド
リカル曲面C2で形成されていることから、点灯時この
光入射部Bからの反射光により、上記各シリンドリカル
曲面C1およびC2の略頂点部分が、縦筋状の光輝部B
roとして左右2列で光って見える。これら各光輝部B
roの左右幅は、上記各光入射部Bの左右幅WBが上記
光軸Axから離れるに従って徐々に広くなるように設定
されていることから、上記光軸Axから離れた位置にあ
る光入射部Bのものほど広くなり、また、隣接する各1
対の光輝部Bro相互の左右間隔も、上記光軸Axから
離れた位置にある光入射部Bのものほど広くなる。
【0035】図7は、上記リフレクタ16に上記レンズ
18を被せた状態(すなわち上記灯具10としての状
態)で、上記光源バルブ12を点灯させたときの上記各
光輝部Broの灯具正面からの見え方を示す図である。
【0036】上記各レンズステップ18sは上下方向の
拡散機能を有していることから、上記各反射面素子16
sの光輝部Broは、上記各レンズステップ18sによ
り上下方向に離散せしめられて、図示のように、散点的
に光る光輝部Br1として見える。その際、上記各レン
ズステップ18sは上下等ピッチで形成されているの
で、上記各光輝部Br1は、上下方向に等間隔で形成さ
れる。
【0037】なお、上記各拡散レンズステップ18sは
左右方向の拡散機能を有していないので、上記各光輝部
Br1の左右幅が、上記光軸Axから離れるに従って徐
々に広くなり、かつ、隣接する各1対の光輝部Bro相
互の左右間隔が上記光軸Axから離れるに従って徐々に
広くなることは、上記レンズ18が被されていない状態
での上記各光輝部Broのパターンと同様である。
【0038】以上詳述したように、本実施形態に係る車
輌用標識灯10は、そのリフレクタ16の反射面16a
が、各々段差部20を介して縦長帯状の複数の反射面素
子16sに分割形成されるとともに、これら各反射面素
子16sにおいて光源バルブ12からの光が入射する光
入射部Bが、該光入射部Bに隣接する段差部20と略平
行に並列配置された凸状シリンドリカル曲面C1および
凹状シリンドリカル曲面C2で構成されているので、点
灯時上記リフレクタ16を灯具前方から観察したとき、
上記各光入射部Bは、上記両シリンドリカル曲面C1、
C2の各々についてその略頂点部分が光輝部Broとし
て光って見える。そして、これにより上記反射面16a
における上記各光輝部Bro相互の間隔を狭めることが
できるので、該反射面16aに十分なキラキラ感を持た
せることができる。なお、灯具正面視の場合のみなら
ず、灯具斜め前方から観察した場合においても、上記キ
ラキラ感を得ることができる。
【0039】したがって、本実施形態によれば、ステッ
プリフレクタを備えた標識灯において、点灯時における
灯具の見映えを向上させることができる。
【0040】しかも、上記両シリンドリカルC1、C2
の光輝部Broは、上記複数の反射面素子16s全体に
わたって繰り返し模様として光って見えるので、点灯時
の灯具の見映えを一層向上させることができる。また、
点灯時上記各段差部20により形成される影部Dの形状
を上記各光輝部Broにより強調することができるの
で、該影部Dにより上記反射面16aの意匠を目立たせ
ることができる。
【0041】さらに、灯具観察方向を変化させたとき、
これに伴って上記凸状シリンドリカル曲面C1の光輝部
Broと上記凹状シリンドリカル曲面C2の光輝部Br
oとの間隔が変化するので、灯具意匠に斬新性を持たせ
ることができる。
【0042】また、上記凸状シリンドリカル曲面C1と
上記凹状シリンドリカル曲面C2とが滑らかに接続され
ているので、非点灯時上記光入射部Bを一体的に見せる
ことができ、これにより非点灯時における灯具の見映え
を向上させることができる。
【0043】さらに、上記各光入射部Bの幅が、上記リ
フレクタ16の光軸Axから遠ざかるに従って徐々に広
がるように設定されており、これに伴い、上記各1対の
光輝部Bro相互の左右間隔および各光輝部Bro自体
の左右幅も上記光軸Axから遠ざかるに従って徐々に広
がるように設定されているので、線遠近法の原理によ
り、上記反射面16aは、上記光軸Ax寄りの部分が最
も遠くにあるように見え、該部分から遠ざかるに従って
徐々に近づいて見えることとなる。このため、上記反射
面16aはその実際の奥行き寸法よりもずっと奥行きが
あるように見え、これにより灯具の見映えが一層向上す
る。さらに、上記各光入射部B相互間に形成される影部
Dの幅も、上記光軸Axから遠ざかるに従って徐々に広
がるように設定されているので、上記線遠近法の原理に
よる効果を同様に得ることができる。
【0044】図8は、上記実施形態の変形例を示す図で
ある。
【0045】上記実施形態においては、上記光入射部B
が、該光入射部Bに隣接する段差部20と略平行に並列
配置された凸状シリンドリカル曲面C1および凹状シリ
ンドリカル曲面C2で構成されているが、図8(a)に
示す第1変形例のように、上記凸状シリンドリカル曲面
C1のみを並列配置するようにしてもよいし、図8
(b)に示す第2変形例のように、上記凹状シリンドリ
カル曲面C2のみを並列配置するようにしてもよい。こ
のようにした場合においても、上記実施形態と略同様の
作用効果を得ることができる。
【0046】また、図8(c)に示す第3変形例のよう
に、上記凸状シリンドリカル曲面C1および凹状シリン
ドリカル曲面C2を複数組形成することにより上記光入
射部Bを構成ようにしてもよい。このようにすることに
より、上記反射面16aに一層のキラキラ感を持たせる
ことができ、これにより点灯時における灯具の見映えを
さらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用標識灯を示
す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図1のIII-III 線断面図
【図4】上記車輌用標識灯をそのレンズを外して示す正
面図
【図5】図4のV-V 線断面詳細図
【図6】上記車輌用標識灯のレンズを外した状態で光源
バルブを点灯させたときの反射面の灯具正面からの見え
方を示す図
【図7】上記車輌用標識灯において光源バルブを点灯さ
せたときの各光輝部の灯具正面からの見え方を示す図
【図8】上記実施形態の第1〜第3変形例を示す、図5
と同様の図
【図9】従来例を示す、リフレクタの斜視図
【図10】上記従来例を示す、図6と同様の図
【符号の説明】
10 車輌用標識灯(灯具) 12 光源バルブ 12a フィラメント 16 リフレクタ 16a 反射面 16s 反射面素子 18 レンズ 18s レンズステップ 20 段差部 A 光非入射部 Ax リフレクタの光軸 Axb 光源バルブの光軸 B 光入射部 Bro、Br1 光輝部 C 複合曲面 Co 曲面 C1 凸状シリンドリカル曲面 C2 凹状シリンドリカル曲面 D 影部 Do光非反射部 WB 光入射部の左右幅 WD 影部の左右幅

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源バルブと、この光源バルブからの光
    を前方へ反射させるリフレクタと、を備えた車輌用標識
    灯において、 上記リフレクタの反射面が、各々段差部を介して複数の
    反射面素子に分割形成されており、 上記各反射面素子において上記光源バルブからの光が入
    射する光入射部が、複数の曲面で構成されている、こと
    を特徴とする車輌用標識灯。
  2. 【請求項2】 上記各光入射部を構成する複数の曲面
    が、該光入射部に隣接する段差部と略平行に並列配置さ
    れている、ことを特徴とする請求項1記載の車輌用標識
    灯。
  3. 【請求項3】 上記各光入射部を構成する複数の曲面
    が、凹曲面と凸曲面とが交互に形成されてなる、ことを
    特徴とする請求項1または2記載の車輌用標識灯。
  4. 【請求項4】 上記各光入射部の幅が、上記リフレクタ
    の光軸から遠ざかるに従って徐々に広がるように設定さ
    れている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載
    の車輌用標識灯。
  5. 【請求項5】 上記各光入射部相互間に形成される影部
    の幅が、上記リフレクタの光軸から遠ざかるに従って徐
    々に広がるように設定されている、ことを特徴とする請
    求項1〜4いずれか記載の車輌用標識灯。
JP29625597A 1997-10-14 1997-10-14 車輌用標識灯 Expired - Fee Related JP3734941B2 (ja)

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