JP2008084805A - 車両用灯具 - Google Patents

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隆 二見
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Abstract

【課題】従来の、一つの光源で多数の発光点を光輝させようとする構成においては、点灯時、非点灯時の何れかに内部構造があからさまに見え、美観を損ねるなどの問題点を生じていた。
【解決手段】本発明により、自動車用灯具1のインナーレンズ、又は、アウターレンズ2のレンズ内面側に、シボ又は微細な凹凸プリズム加工が成された複数の発光点2bを設定し、そのレンズ表面側には、発光点位置に対応したブロック状に凸とした部分厚肉部2aが設定され、ブロック状に凸とした部分厚肉部を発光させるように、部分厚肉部の数に対応する光源、または、複数の焦点を有する反射鏡により部分厚肉部の数に対応する数の光源または反射による疑似光源を設定した車両用灯具としたことで課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用灯具などとして使用可能な灯具の構成に関するものであり、詳細には、一つの発光源により一枚のレンズ上に複数の独立する発光点が形成でき、斬新な見栄えのする灯具の構成に係るものである。
従来の一つの光源91により、一枚のレンズ板92上にあたかも複数の発光点92aが存在するように構成した灯具90の例としては、図6に示すように光源91に第一焦点を有するようにして、複数の回転楕円反射面など楕円系反射面93aの複数を花弁状に組合わせた反射鏡93が設けられている。
このときには、前記レンズ板92上には、6〜7個の凸レンズ92aが形成されており、また、前記レンズ板92と前記反射鏡93との間には、配光形状を決める開口部94aのが設けられたシェード94が設置され、前記開口部94aの近傍には第二焦点が設定されている。従って、前記開口94には第二焦点に向かい収束する光が透過するものとなる。
また、前記レンズ板92上の凸レンズ92aの焦点は、前記シェード94の近傍に設定されており、そして、前記凸レンズ92aと前記開口部94aとは、夫々が対応する位置に設置されている。よって、前記開口部94aを通過する光の断面形状が、その開口部94aが対応する凸レンズ92aから投射されるものとなり、一つの光源91からの光により複数の凸レンズ92aから光が投射されるように見えるものとなる。尚、図中に符号95で示すものは、レンズ板92の中心にも発光点92aを設けるときのリフレクタであり、光源91を第一焦点とする回転楕円面などの一部で他の反射面93aと干渉が少なくなるようにして形成されている。
特開平11−297103号公報
しかしながら、上記に説明した従来の構成では、昼間であり、光源91の非点灯時には、前記レンズ板92に凸レンズ92aが設けられていない所から、前記開口部94aを通して光源91が見えるものとなり、即ち、内部構造が見えるものとなって、灯具90全体の品質感が低下するという問題点を生じていた。
また、点灯時には、光源91あるいは光源91に装着したリフレクタ95からの発光が凸レンズ92aよりも強く見え、中心以外の凸レンズ92aの配置を換えても、あまり変化が感じられず、見栄えが単調化するという問題点も併せて生じるものとなっていた。
更には、上記に説明した灯具90は、ヘッドライト以外の用途、例えば、ポジションランプやテールランプとしての使用を図るときには、車両の外側左右方向には、正面からほぼ80度の範囲まで、車両の内側左右方向には、正面から45度まで光を拡散することが要求されるが、上記に説明した従来の構成では、外側、内側何れの方向にも20度程度までしか対応できないものであった。
本発明は、上記した従来の課題を解決するための具体的手段として、自動車用灯具のインナーレンズ、又は、アウターレンズのレンズ内面側に、シボ又は微細な凹凸プリズム加工が成された複数の発光点を設定し、そのレンズ表面側には、発光点位置に対応したブロック状に凸とした部分厚肉部が設定され、ブロック状に凸とした前記部分厚肉部を発光させるように、前記部分厚肉部の数に対応する光源、または、複数の焦点を有する反射鏡により前記部分厚肉部の数に対応する数の光源または反射による疑似光源を設定したことを特徴とする車両用灯具を提供することで、夜間時、昼間時共に見栄えを改善すると共に、光源から前方に出射される光を光源側の後方に反射する、一つ以上の第二の反射面を正面視で光源の大きさ以上として設置し、この第二の反射面は楕円系とされ、光源近傍を第一焦点、発光点近傍を第二焦点となるように、この第二の反射面の反射光を前方に向ける第三の反射面として平面反射鏡を組合わせ、更に加えて、前記発光点のブロック状に凸とした部分厚肉部を通り、配光規格で定められた車両の外側方向に正面から横の80度方向と、車両の正面から内側方向に45度方向に光を出射するように、前記第一の楕円反射面上または独立した反射面として、光源近傍を焦点とし、前記80度方向、及び、45度方向に反射させる回転放物面あるいは楕円の反射面とした第四、第五の反射面が設けられた車両用灯具としたことで課題を解決するものである。
本発明により、ほぼ車両の正面、あるいは、後正面方向に照射光を向かわせる第一の反射面、光源から正面方向に照射される光を後方に反射させる第二の反射面、前記第二の反射面により後方に反射した光を前方に折り返させる第三の反射面、前記80度方向、及び、45度方向に光を反射させる第四と第五の反射面を備え、レンズに前記第一の反射面の第二焦点近傍にシボ部と部分厚肉部を設けた車両用灯具としたことで、見栄えを向上させると共に、車両用灯具としての汎用性も備える効果を奏するものとする。
つぎに本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細の説明する。図1〜図4に符号1で示すものは、本発明に係る車両用灯具であり、図1は前記車両用灯具1の正面図、図2は図1のA−A線、即ち、垂直方向に沿う断面図であり、図3は図1のB−B線、即ち、水平方向に沿う断面図であり、図4はアウターレンズを取り除いて見た際の反射面の状態を示す正面図である。
ここで、図1に示すように前記車両用灯具1のアウターレンズ2には3列×3行とし、表面が平滑とされた9個の部分厚肉部2aが外面側に突出して設けられている。また、前記アウターレンズ2の内面側であり、且つ、前記部分厚肉部2aに対応する位置には、シボ又は微細な凹凸プリズム加工が成されて発光点2bが形成されている。
尚、前記部分厚肉部2aは基本的には全てが同一な形状として形成されているものであるが、一部に光の供給方法が異なるので、図1の正面から見る状態で、左右の外側列の部分に設けられた部分厚肉部2aを外列厚肉部21aとし、中央列に設けられた部分厚肉部2aを中列厚肉部22aとして、夫々の光の供給方法を説明する。
まず、外列厚肉部21aについては、図4に示すように、夫々に対して、例えば、電球のフィラメントなど光源3を第一焦点とし、夫々の外列厚肉部21aに対応して設けられた発光点2bを第二焦点とする第一の楕円反射面4の6面が略花弁状として設けられている。
即ち、外列厚肉部21aに対する光の供給方法は、上記背景技術で説明した従来のものとほぼ同様である。但し、本発明では、第二焦点の位置にシェードを配置することはなく、例えばシボ加工を行った発光点2bで適度に拡散し、部分厚肉部2a(外列厚肉部21a)を光輝させるものとしている。
この時、例えば、前記発光点2bのシボ部を十字状に四分割するように一部を平坦面としておけば、部分厚肉部2aは、光源3からの前記発光点2aを通った光により四分割される拡散光のような模様で光輝するものとなり、観視者に従来にない新規感と、美観とを与えることができ、表示効果が向上するものとなる。
ついで、中列厚肉部22aを光輝させるときの方法について説明を行う。本発明では光源3を、この光源3よりも適宜に大きい径を有する第二の反射面5で覆い、前記光源3の非点灯時にアウターレンズ2を前方から覗き込んだときにも光源3が目視されることがなく、また点灯時においても、上記した第一の楕円反射面4の光路を妨害しないものとされている。
前記第二の反射面5は、前記光源3を第一焦点として、この光源3からの光を上下の2方向に分割して反射するように二個の楕円面が複合された形状とされ、一方は前記中列厚肉部22aの上方に設けられている平面鏡である第三の反射面6aに反射して前方に向かい、上方に設けられた中列肉厚部22aに対応する発光点2bに達する。
このときに、前記第二の反射面6aは光源3に第一焦点を有し、上記した、上方に設けられた中列肉厚部22aに対応する発光点2bに第二焦点を有する楕円面として形成されているので、アウターレンズ2の上方寄りに設けられた中列厚肉部22aを光輝させるものとなる。
同様に、第二の反射面5の下半部に達した光源3からの光は、後方の下方に設けられた平面鏡である第三の反射面で光は前方に折り返され、アウターレンズ2の下方寄りに設けられた中列厚肉部22aを光輝させるものとなる。即ち、第二の反射面5の下半部も光源3に第一焦点を有し、下方よりに設けられ中列厚肉部22aに対応する発光点2bに第二焦点を有するものとされているのである。
尚、本発明によれば、第二の反射面5を設けたことで、非点灯時には光源3がアウターレンズ2を通して観視されて見栄えを損じるようなことがなく、また点灯時においても、夫々の部分厚肉部2aは、夫々が専用の反射面で光輝するものとなるので、前記部分厚肉部2aの部分が明確に光輝するものとなり、美麗な点灯状態が得られるものとなる。
つぎに、本発明の車両用灯具1をポジションランプ、テールランプなどとして使用するときの対処の方法について説明する。この場合、車両用灯具1は車両の外側方向に対しては、ほぼ80度の方向まで光を配布可能とし、車両の中心方向に対してはほぼ45度の方向まで光を配布可能としなければならないものであることは前記したとおりである。
そこで、本発明では図3に示すように、アウターレンズ2を車体(図示せず)の外側に向かうように傾けると共に、前記アウターレンズ2の車体に接する側の面には、例えば楕円面とした第四の反射面7を設置するものであり、このときには、前記第四の反射面7は、光源3を第一焦点とし、外側の外列厚肉部21aを第二焦点としておけば、アウターレンズ2を透過する際には集束した状態であるので、狭い面積の場所から外部へ充分な光を放射することが可能となる。あるいは、第四の反射面7を光源3の近傍を焦点とする放物面とし、平行光線に近い状態でアウターレンズを透過させても良いものである。
また、車両の内側に45度方向で向かわせる光を形成するときにも、上記と同様に、光源2を第一焦点とし、例えば、車体内側寄りに存在する部分厚肉部2aを第二焦点とする第五の反射面8を形成すれば良いものとなる。尚、各列の間に設けられているものは部分厚肉部2aに対応して設けられた発光点2bと同様にして形成された装飾用発光点9であり、非点灯時などには外光を反射して、アウターレンズ2の表面に明るい部分を増やし装飾効果を向上させる。
以上に説明した構成は、一つの光源3で中心の部分厚肉部2aを除き光輝させる構成について説明したが、本発明は一つの光源3のみで点灯させることを目的とするものではなく、図5に示すように、シボ又は微細な凹凸プリズム加工で形成された複数の発光点2b、及び、対応する部分厚肉部2aの背面に適宜な距離を置き、1対1で対応させてLEDランプ10を設置しても良いものである。
本発明に係る車両用灯具を示す正面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 本発明に係る車両用灯具の反射面を示す正面図である。 本発明に係る車両用灯具の別の実施例を示す断面図である。 従来例を示す説明図である。
符号の説明
1…車両用灯具
2…アウターレンズ
2a…部分厚肉部
21a…外列厚肉部
22a…中列厚肉部
2b…発光点
3…光源
4…第一の楕円反射面
5…第二の反射面
6a、6b…第三の反射面
7…第四の反射面
8…第五の反射面
9…装飾用発光点
10…LEDランプ

Claims (6)

  1. 車両用灯具のインナーレンズ、又は、アウターレンズのレンズ内面側に、シボ又は微細な凹凸プリズム加工が成された複数の発光点を設定し、そのレンズ表面側には、発光点位置に対応したブロック状に凸とした部分厚肉部が設定され、ブロック状に凸とした前記部分厚肉部を発光させるように、前記部分厚肉部の数に対応する光源、または、複数の焦点を有する反射鏡により前記部分厚肉部の数に対応する数の光源または反射による疑似光源を設定したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記発光点の背面に複数のLED光源を配置したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 灯具に一つの光源を用い、光源近傍を第一焦点、発光点近傍を第二焦点とする第一の楕円反射面を発光点の数だけ設定したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  4. 発光点であるシボ又は微細な凹凸プリズム加工の中心付近の一部が透明に設定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両用灯具。
  5. 光源から前方に出射される光を光源側の後方に反射する、一つ以上の第二の反射面を正面視で光源の大きさ以上として設置し、この第二の反射面は楕円系とされ、光源近傍を第一焦点、発光点近傍を第二焦点となるように、この第二の反射面の反射光を前方に向ける第三の反射面として平面反射鏡を組合わせたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の車両用灯具。
  6. 前記発光点のブロック状に凸とした部分厚肉部を通り、配光規格で定められた車両の外側方向に正面から横の80度方向と、車両の正面から内側方向に45度方向に光を出射するように、前記第一の楕円反射面上または独立した反射面として、光源近傍を焦点とし、前記80度方向、及び、45度方向に反射させる回転放物面あるいは楕円の反射面が第四、第五の反射面として設けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の車両用灯具。
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KR20170001109U (ko) * 2015-09-16 2017-03-24 에스엘 주식회사 차량용 램프
WO2023103877A1 (zh) * 2021-12-08 2023-06-15 北京车和家汽车科技有限公司 灯具及车辆

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