JP2852226B2 - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベーター装置に
係り、特に、免震建築物と非免震建築物間に亘って乗か
ごが昇降するエレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地震による影響を低減させるために、一
般的には、基礎上に免震装置を介して複数階床の免震建
築物を設置している。しかし、最近は土地の有効活用を
考慮して、地下に複数階床の非免震建築物を建設し、こ
の非免震建築物の上に免震装置を介して免震建築物を設
置している。このように構成された建築物において、免
震建築物側の昇降路を非免震建築物内に吊下げ、その昇
降路に案内レールを支持して乗かごを昇降させるように
したエレベーター装置が提案されている(特公平5−495
95号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、地
震時においても乗かごの案内レールの変形がないように
考慮はされているものの、非免震建築物内への乗かごの
案内レールの敷設については考慮されていなかった。
【0004】即ち、上記従来の技術は、非免震建築物内
へ案内レールを敷設するために、免震建築物から昇降路
を吊下げねばならず、その結果、非免震建築物内の狭い
空間で免震建築物に吊下げられる昇降路の形成を行わな
ければならず、厄介な形成作業となる問題がある。
【0005】本発明の目的は、地震時に乗かごの案内レ
ールの変形がないようにすることは勿論のこと、非免震
建築物内への案内レールの敷設が簡単なエレベーター装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、免震建築物から非免震建築物内に乗かごを
昇降させる案内レールを延在させてなるエレベーター装
置において、非免震建築物内に延在する案内レールを、
免震建築物に支持され縦梁と横梁とで構成された支持構
造物で支持したのである。
【0007】上記構成のように、案内レールは非免震建
築物内で支持構造物によって支持され、この支持構造物
は縦梁と横梁とで構成されているので、非免震建築物内
で簡単に組立てることができ、案内レールの敷設を簡単
に行うことができる。また、前記支持構造物は免震建築
物に支持されているので、この支持構造物に支持された
案内レールも地震時において免震されるので、変形する
ことはない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図1
〜図6に沿って説明する。
【0009】地下1に埋設した非免震建築物2は、外壁
3,床4及び筒状の仕切壁5によって複数の空間2A〜
2Cを形成している。前記筒状の仕切壁5は、後述する
案内レール17を支持する支持構造物11Uを貫通さ
せ、かつ乗かごが昇降する空間を前記空間2A〜2Cと
仕切るもので、その下端は最下部の空間2Aを形成する
床4よりも下方に延在されて突出し、突出した最下端に
底壁6を設けて地下水の浸入などを防いでいる。勿論、
非免震建築物2全体は、地盤に打ち込まれた杭などの上
に建築されたもので、沈下を防止されている。
【0010】一方、非免震建築物2の頂部は、地面1S
よりもやや低い位置にあり、そこに積層防振ゴムなどで
構成した複数の免震装置7を介して免震建築物8を設置
している。この免震建築物8は、外壁9,床10及び昇
降路11によって複数の空間8A〜8Dが形成され、か
つ前記昇降路11の下端に前記非免震建築物2の筒状仕
切壁5内に延在する前記支持構造物11Uを吊下げてい
る。
【0011】この支持構造物11Uは、結果的に免震建
築物8に支持されてその下部から非免震建築物2内に吊
下げられる状態となるので、軽量化すべく、また組立て
が簡単となるように、複数の縦梁VBと横梁HBとから
構成された骨組構造物である。
【0012】そして、前記免震建築物8の昇降路11
は、周知の工法で免震建築物8の建築と同時に建築され
る。一方、前記支持構造物11Uは、免震建築物8の建
築と同時に組立てを行ってもよく、予め前記仕切り壁5
内において組立てておき、あとから免震建築物8の下部
に吊下げるようにしてもよい。
【0013】前記昇降路11の頂部には、周知のよう
に、機械室12が設けられ、その内部には巻上機13が
設置されている。この巻上機13の駆動綱車にロープ1
4をつるべ式に巻掛け、ロープ14の一端に乗かご15
を、他端には釣合い錘16を夫々連結している。さら
に、前記乗かご15の昇降を案内するための案内レール
17が前記免震建築物8の昇降路11と前記非免震建築
物2内の支持構造物11Uに跨って支持されている。
【0014】尚、前記仕切壁5の底壁6上には、前記乗
かご15が落下したときに緩衝停止させる緩衝器18が
設置されている。この緩衝器18は、底壁6上を小さな
力で水平方向に移動できるように、例えば1方向ベアリ
ングを2方向に組合わせたような滑り手段6Bを介して
設置されており、支持構造物11Uの下端に対して水平
方向にのみ追従するように係合している。
【0015】このほか、昇降路11には各床10と対向
して出入口部8a〜8dが形成され、それを塞いで乗か
ご15のかごドア15Dと係合する乗場ドア19が設け
られている。
【0016】支持構造物11Uには、非免震建築物2の
各床4に対向する位置に、枠状の出入口部11a〜11
cが形成され、それを塞いで乗かご15のかごドア15
Dと係合する乗場側ドア装置19が設けられている。前
記出入口部11a〜11cと対向する仕切壁5にも出入
口部2a〜2cが形成されており、ここにはドアを設け
ていない。
【0017】上記のように構成された建築物において、
免震建築物8側では、乗かご15が着床してかごドア1
5Dを開ければ、各空間8A〜8Dからすぐに乗かご1
5に乗降できる。しかし、非免震建築物2側では、乗か
ご15が着床してかごドア15Dを開けたとしても、支
持構造物11Uと非免震建築物2との間に隙間が存在す
るので、この状態で乗客が乗降するには危険である。そ
こで、支持構造物11Uの出入口部11a〜11cと非
免震建築物2の出入口部2a〜2cとに跨って乗降床2
0を設けている。
【0018】この乗降床20は、エスカレーターの踏板
のように、乗かご15への乗降方向に沿った複数のクリ
ート21を有し、前記出入口部2a〜2c近傍の床4に
形成した段部4G上に支持ローラ22で支持されてクリ
ート延在方向に容易に変位できるように支持されている
(図3)。一方、床4側からは櫛板4Cが突出してお
り、先端が前記クリート21に噛み合っている。
【0019】そして、乗降床20は、前記段部4G上で
乗かご間口方向の両側を案内ローラ23によって案内さ
れ、乗かご乗降方向(クリート延在方向)にのみ移動す
るように規制されている(図4)。尚、乗降床20の乗
かご間口方向の両側に乗かご乗降方向に沿った長穴24
を設け、この長穴24に前記段部4G上に固定したガイ
ドピン25を貫通させて、乗降床20が乗かご乗降方向
にのみ移動するようにしてもよく、またこれらの案内機
構を組合わせて用いてもよい。
【0020】この乗降床20の支持構造物11Uに対向
する端部は、図3に示すように、連結具26を介して支
持構造物11Uの出入口部11a〜11cの縁に連結さ
れている。この連結構造は、図5に示すように構成され
ている。即ち、乗降床20の端部に、開口部よりも内側
が広い蟻溝状の係合溝20Gを水平に形成しており、ま
た、同じような係合溝11Gを支持構造物11U側にも
平行に形成しており、これら両溝内に前記連結具26の
両端に設けた係合突起部26A,26Bを嵌め込んで連
結している。この係合突起部26A,26Bと係合溝1
1G,20Gの断面形状は円形断面をなしており、係合
溝11G,20Gの長手方向に摺動できると共に、円周
方向にも摺動できるように形成されている。
【0021】上記乗降床20を設置することにより、支
持構造物11Uと床4間の乗客の移動は可能となる。し
かし、乗降床20の乗かご間口方向両側には依然として
支持構造物11Uと非免震建築物2間の隙間が存在し、
乗客の安全上問題である。そこで、図2及び図6に示す
ように、乗降床20の乗かご間口方向両側の隙間を塞ぐ
ために、支持構造物11Uの出入口部11a〜11cか
ら非免震建築物2の出入口部2a〜2cとに跨って可動
壁27を設けている。この可動壁27は、例えば金属線
で補強された布膜や薄い鋼板から形成されており、一側
端は、連結軸29の長手方向に相対的に移動できる裕度
を持って形成された蝶番28を介して出入口部11a〜
11cに連結されている。可動壁27の他側端は、非免
震建築物2の出入口部2a〜2cの周縁及びその近傍に
設置したガイド支柱30,31に巻掛け、張力ばね32
を介して固定部分に連結している。
【0022】以上のように、支持構造物11Uの乗場側
ドア装置19と仕切壁5の出入口部2a〜2c間の周囲
は、乗降床20と可動壁27とで構成された変位吸収可
能な通路が構成されるので、免震建築物8側に支持され
た支持構造物11Uと非免震建築物2の仕切壁5との間
に隙間が存在していても、乗客はその通路内を安全に乗
降することができる。
【0023】上記構成において、地震時には、地下1に
埋設した非免震建築物2は、地盤と同じに横揺れする。
この時、免震建築物8は免震装置7を介して設置されて
いるので、横揺れは免れるか、あるいは横揺れを小さく
押さえられる。そのために、非免震建築物2と免震建築
物8とは相対的に変位し、特に、免震建築物8に支持さ
れた支持構造物11Uと非免震建築物2とは横方向に隣
接しているので、両者間に横揺れを吸収できる隙間がな
ければ衝突してしまう。本発明の一実施の形態によれ
ば、両者間に、上述のように、隙間が存在するので、衝
突及びそれによる建築物の損壊は免れる。
【0024】尚、非免震建築物2と免震建築物8との相
対変位量は、横方向で±300〜400mmとなる。しか
し、本発明の一実施の形態によれば、乗降床20が第1
横方向とそれと直角の第2横方向に変位できるように構
成され、その変位量を上記相対変位量±300〜400
mmをカバーできる変位量とすることにより、地震時の横
揺れによる乗降床20の破損はなく、地震後、直ちにそ
の乗降床20を利用して乗かご15への乗降を行うこと
ができる。
【0025】また、前記乗降床20の乗かご間口方向両
側に位置する可動壁27も上記横方向の相対変位によ
り、非免震建築物2の出入口部2a〜2cと支持構造物
11Uの出入口部11a〜11cとの相対位置がずれ、
両者の間隔が広くなるが、ガイド支柱30,31を介し
て張力ばね32によって引っ張られている可動壁27が
引出されるので、破損することはなく、また地震後、そ
の可動壁27は張力ばね32によって元の状態に復帰す
る。
【0026】以上の説明は、地震時の横方向のみの変位
を考慮したものであるが、前記免震装置7が積層防振ゴ
ムなどで構成されている場合には、横方向の変位(剪断
変形)に伴って下方向に10〜20mm変位し、また地震
の突き上げによっても上方向に5〜10mm変位する。
【0027】このような上下方向の変位に対して前記乗
降床20は、連結具26の係合突起部26A,26Bと
係合溝11G,20G間の円周方向の摺動によって傾斜
するので、破損することはない。
【0028】また、可動壁27は、連結軸29の長手方
向に相対的に移動できる裕度をもって形成された蝶番2
8において前記上下の変位を吸収することができるの
で、破損されることはない。
【0029】以上説明したように、本発明による一実施
の形態によれば、地震時においても非免震建築物2と免
震された支持構造物11Uとに亘って敷設された案内レ
ール17の変形を防止することができる。さらに、非免
震建築物2内に延在する案内レール17は、縦梁VBと
横梁HBとで構成された軽量な支持構造物11Uによっ
て支持されるので、案内レール17の敷設が簡単とな
る。即ち、前記支持構造物11Uは、縦梁VBと横梁H
Bとで構成されるので軽量となり、したがって、その組
立てや免震建築物8への設置は簡単となり、結果的に、
案内レール17の敷設が簡単となる。
【0030】ところで、前記免震装置7が積層防振ゴム
などで構成されている場合には、横方向の変位のほか
に、経年劣化によっても下方向に5〜10mm変位する。
そのために、非免震建築物2の出入口部2a〜2cと支
持構造物11Uの出入口部11a〜11cとの対向位置
が上下にずれ、段差が生じるが、乗降床20との連結部
が係合突起部26A,26Bと係合溝11G,20Gと
によって円周方向に摺動して傾斜するので、破損するこ
とはない。
【0031】さらに、上記各変位のほかに地震時にロッ
キング運動を起こすことがある。このロッキング運動
は、図1において、例えば図中右側の免震装置7の積層
ゴムが圧縮されているとき、左側の免震装置7の積層ゴ
ムが圧縮されないか反対に膨張して免震建築物8が免震
装置7を基準として右側に傾き、これが左右交互に繰り
返されるもので、このとき、免震建築物8の頂部は横方
向の変位が最大となる。しかし、免震建築物8の頂部周
囲には障害物がないので、不都合はないが、反対に、免
震建築物8に吊下げられた支持構造物11Uは前記免震
装置7近傍を基準として左側に傾き、最下端は横方向の
変位が最大となる。そして、支持構造物11Uの周囲に
は非免震建築物2の仕切壁5があるので、支持構造物1
1Uの最下端が仕切壁5に接触あるいは衝突することに
なる。しかし、支持構造物11Uは上述のように、縦梁
VBと横梁HBとで構成されているので、仕切壁5への
接触により容易に変形し、その結果、支持構造物11U
の免震建築物8側との連結部分に応力が集中するのを緩
和できると共に、仕切壁5への接触力も支持構造物11
Uの変形により緩和することができるので、各部の破損
をなくすことができる。
【0032】尚、支持構造物11Uの最下端が仕切壁5
に直接接触あるいは衝突するのを避けるために、支持構
造物11Uの最下端と仕切壁5との間に緩衝材33を設
けた方がよい。この緩衝材33は、図1に示すように、
免震建築物8がロッキング運動を起こしたとき、支持構
造物11Uの最下端と仕切壁5との横方向の間隔の変化
を吸収すると共に、支持構造物11Uの最下端が仕切壁
5へ接触する前に変形するので、その変形力により支持
構造物11Uを予め撓ませて支持構造物11Uの免震建
築物8側との連結部分に応力が集中するのを緩和させる
のである。
【0033】上記支持構造物11Uの柔軟構成により、
また、緩衝材33の緩衝作用を加味した構成により、ロ
ッキング運動に対しても損傷することのないエレベータ
ー装置を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
震時に昇降路の揺れをなくするのは勿論のこと、非免震
建築物内へ延在する乗かごの案内レールの敷設が簡単な
エレベーター装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベーター装置の一実施の形態
を示す縦断概略側面図。
【図2】図1のII−II線に沿う横断拡大平面図。
【図3】図1のP部の拡大図。
【図4】図3に示す乗降床の幅方向端部を示す拡大斜視
図。
【図5】図3に示す乗降床の乗降方向端部を示す拡大斜
視図。
【図6】図2に示す可動壁の固定部を示す斜視図。
【符号の説明】
2…非免震建築物、5…仕切壁、7…免震装置、8…免
震建築物、11…昇降路、11U…支持構造物、17…
案内レール、20…乗降床、27…可動壁、33…緩衝
材、VB…縦梁、HB…横梁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−2987(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 7/00 B66B 5/02 E04H 9/02 E04H 9/02 331

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】免震建築物から非免震建築物内に乗かごを
    昇降させる案内レールを延在させてなるエレベーター装
    置において、非免震建築物内に延在する案内レールを、
    免震建築物に支持され縦梁と横梁とで構成された支持構
    造物で支持したことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 【請求項2】複数階床を有する非免震建築物と、この非
    免震建築物上に免震装置を介して設置され複数階床を有
    する免震建築物と、この免震建築物に形成された昇降路
    と、この昇降路に敷設され前記非免震建築物内に延在す
    る乗かごの案内レールとを備えたエレベーター装置にお
    いて、前記免震建築物に、縦梁と横梁とで構成した支持
    構造物を吊下げて前記非免震建築物内に延在させ、前記
    支持構造物に前記非免震建築物内に延在する案内レール
    を支持したことを特徴とするエレベーター装置。
  3. 【請求項3】非免震建築物上に免震装置を介して設置さ
    れた免震建築物と、この免震建築物に形成された昇降路
    と、前記免震建築物に支持されて前記非免震建築物内に
    吊下げられた骨組構造物と、この骨組構造物と前記免震
    建築物の昇降路に支持されて延在する案内レールと、こ
    の案内レールに案内されて前記非免震建築物と免震建築
    物間を昇降する乗かごとを備えたことを特徴とするエレ
    ベーター装置。
  4. 【請求項4】非免震建築物とこの非免震建築物上に免震
    装置を介して設置された免震建築物とに亘って乗かごの
    昇降を案内する案内レールを敷設し、この案内レール
    を、前記非免震建築物内において前記免震建築物から吊
    下げられた骨組構造物に支持したことを特徴とするエレ
    ベーター装置。
  5. 【請求項5】非免震建築物とこの非免震建築物上に免震
    装置を介して設置された免震建築物とに亘って乗かごを
    昇降させるように構成したエレベーター装置において、
    前記非免震建築物内に前記免震建築物から吊下げた骨組
    構造物を延長させ、この骨組構造物に前記乗かごの昇降
    を案内する案内レールを支持させると共に、前記乗かご
    のドア装置と連動する乗場側ドア装置を設けたことを特
    徴とするエレベーター装置。
  6. 【請求項6】前記非免震建築物は、前記乗かごの停止階
    が複数階設けられていることを特徴とする請求項3,4
    または5記載のエレベーター装置。
  7. 【請求項7】非免震建築物とこの非免震建築物上に免震
    装置を介して設置された免震建築物とに亘って乗かごの
    昇降を案内する案内レールを敷設したエレベーター装置
    において、非免震建築物に、前記乗かごが昇降する空間
    を仕切る仕切壁を設け、この仕切壁で囲まれた空間内に
    前記案内レールを支持する支持構造物を配置したことを
    特徴とするエレベーター装置。
  8. 【請求項8】非免震建築物とこの非免震建築物上に免震
    装置を介して設置された免震建築物とに亘って乗かごを
    昇降させるように構成したエレベーター装置において、
    前記非免震建築物に、前記乗かごが昇降する空間を仕切
    り出入口部が形成された仕切壁を設け、この仕切壁で囲
    まれた空間内に前記免震建築物から吊下げた骨組構造物
    を延長させ、この骨組構造物に前記乗かごのドア装置と
    連動する乗場側ドア装置を設けると共に、この乗場側ド
    ア装置と前記仕切壁の出入口部間に変位吸収可能な通路
    を設けたことを特徴とするエレベーター装置。
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