JP2852070B2 - 丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップ及びそのチップ刃付丸鋸 - Google Patents

丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップ及びそのチップ刃付丸鋸

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、木材,金属材料,プラスチック材料,積層
材料,繊維強化材料又はセラミックス材料などの各種の
材料を切断するための丸鋸刃用チップ及びそのチップ刃
付丸鋸に係り、特にこの分野で難削材料とされる積層材
料,繊維強化材料又はセラミックス材料の切断に適する
丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップ及びそのチップ刃付丸
鋸に関するものである。
(従来の技術) 一般に、メタルソー又はチップソーなどと称されてい
る丸鋸は、例えばJISB4802の木工用丸鋸のような全体が
鋼製でなるもの、又はJISB4109の超硬メタルソーのよう
に鋼製本体に超硬合金のチップが刃先として鑞付されて
いるものとがある。これらの丸鋸の内、超硬メタルソー
は、耐摩耗性にすぐれていることから、主として硬質材
料又は難削材料とされている材料の切断に用いられてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 最近、建造物に用いられる外壁材料,内装材料などの
建築用材料、炉壁などの耐火材料又は宇宙ロケットに用
いられる断熱材料に代表される各種の材料は、材質的も
しくは構造的に特徴のある新素材が用いられている。こ
の新素材を超硬メタルソーで切断する場合、従来の材料
に比べて超硬合金製チップの摩耗が著しく大きく、その
結果切断時の抵抗の増加及び切断力の低下を起し、被切
断材である新素材の切断面に欠け、割れ又はバリが発生
するという問題がある。また、超硬メタルソーよりも耐
摩耗性を高める目的で、セラミックス製チップ刃付丸鋸
の検討が行われている。しかしながら、セラミックス製
チップ刃付丸鋸は、チップと鋼製本体との接合強度に問
題があること、及び石材やセラミックスのような高硬度
材料を切断する場合には耐摩耗性に劣るという問題があ
る。
本発明は、上述のような問題点を解決したもので、具
体的には、超硬合金、サーメット,セラミックス焼結体
からなる基材の、被切断材と接触する基材の面上にダイ
ヤモンド及び/又はダイヤモンド状カーボンの被膜を形
成し、鋼製本体に接合される基材の面上に金属及び/又
は合金のメタライズ層を形成することにより、被膜の耐
摩耗性を充分に発揮させることができる丸鋸刃用ダイヤ
モンド被覆チップ及びそのチップ刃付丸鋸の提供を目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、新素材の切断、特に石材やセラミック
ス材の切断に耐えることができること、及び耐摩耗性に
すぐれること、その結果寿命向上を達成できるという丸
鋸刃用チップ及び丸鋸について検討した所、 基材の表面に気相合成法でもってダイヤモンドの被膜
を形成する場合に、基材の材質又は基材の表面層の材質
により被膜の基材への密着強度が異なること、この場
合、炭化タングステンの焼結体でなる基材もしくは基材
の表面に炭化タングステンの層を形成しておくと、被膜
との密着性にすぐれること、特に被膜に隣接する炭化タ
ングステンの層を気相合成時に形成させると一層被膜と
の密着性にすぐれて丸鋸刃用チップ及び丸鋸としての効
果を発揮できるという知見を得ることにより本発明を完
成したものである。
すなわち、本発明の丸鋸刃用ダイヤモンド被膜チップ
は、超硬合金,サーメット,セラミックス焼結体,炭化
タングステンと不可避不純物とでなる焼結体又は2wt%
以下の鉄族金属を含み残り炭化タングステンと不可避不
純物とでなる焼結体から選ばれた丸鋸刃用チップの基材
でなり、かつ被切断材と接触する該基材の面上にダイヤ
モンド及び/又はダイヤモンド状カーボンの被膜が形成
されており、鋼製本体に接合される該基材の面上に金属
及び/又は合金のメタライズ層が形成されていることを
特徴とするものである。
本発明の丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップにおける基
材は、従来の超硬合金,サーメット又はセラミックス焼
結体を用いることができるけれども、特に炭化タングス
テンと不可避不純物とでなる焼結体、又は2wt%以下の
鉄族金属を含有した炭化タングステンと不可避不純物と
でなる焼結体からなる基材の場合には、基材の表面に直
接被膜を形成することができること、しかも密着性にす
ぐれることから好ましいことである。また、被膜との密
着性に劣る基材の場合には、被膜と基材との間に中間層
を形成することがよく、例えば従来から用いられている
超硬合金又はサーメットを基材とするときには、炭化タ
ングステンもしくは炭化タングステンとタングステンと
からなる中間層にすると、基材と中間層との密着性及び
中間層と被膜との密着性にすぐれるので好ましく、特
に、炭化タングステンとタングステンとからなる場合に
は多層あるいは傾斜層にすることが一層好ましいことで
ある。
本発明の丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップにおける被
膜は、電気抵抗,透光過率,硬度などの特性値がダイヤ
モンドの特性値又はダイヤモンドに近い特性値を示すも
ので、具体的には、ラマン分光分析におけるダイヤモン
ドのラマン線であるといわれいてる1333cm-1にピークを
示すものである。さらに詳述すると、ダイヤモンドのみ
からなる被膜、又はダイヤモンドと他に非晶質カーボン
やガラス状カーボンなどを含有している被膜、もしくは
ダイヤモンドに近い性質を示すダイヤモンド状カーボン
からなる被膜を示すものである。特に、前述の炭化タン
グステンと不可避不純物とでなる焼結体、又は2wt%以
下の鉄族金属を含有した炭化タングステンと不可避不純
物とでなる焼結体からなる基材、もしくは表面に炭化タ
ングステンあるいは炭化タングステンとタングステンと
からなる中間層を形成してなる基材に被膜を形成した場
合には、ラマン分光分析におけるダイヤモンドのラマン
線であるといわれいてる1333cm-1にピークが明確に表わ
れる膜質のすぐれたものになることから、特に好ましい
ことである。この被膜の厚さは、被切断材の材質,チッ
プの歯形により異なる。特に、チップの歯形において
は、切刃の鋭角な歯形の場合には、被膜の厚さを薄く形
成することが好ましく、切刃の鈍角な歯形又は面取りさ
れた歯形の場合には、被膜の厚さを厚く形成することが
好ましいことである。好ましい被膜の厚さは、0.5〜15
μm、特に3〜10μm厚さが好ましい厚さである。
さらに、本発明の丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップに
おける基材がセラミックス焼結体からなる場合、例えば
窒化ケイ素を主成分とした窒化ケイ素基セラミックス焼
結体,(Si,Al)(0,N)の化合物を主成分としたサイア
ロン基セラミックス焼結体,又は炭化ケイ素を主成分と
した炭化ケイ素基セラミックス焼結体を基材とする場合
には、少なくとも一面に被膜を形成し、この被膜の形成
された面を除いた面の内の少なくとも一面に金属及び/
又は合金のメタライズ層を形成した構成にする。具体的
には、例えば六面体の形状でなるセラミックス焼結体の
基材の場合には、切断時に被切断材と接触する四面に被
膜を形成し、残りの面にメタライズ層を形成して鋼製本
体との接合を容易にした構成からなるものである。この
場合、メタライズ層としては、例えばAg−Cu−Ti−又は
Zrなどの活性化金属,Ag−Cu−Sn−活性化金属,Cu−Al−
活性化金属,Ag−Cu−Al−活性化金属,Ag−Cu−Ni−活性
化金属,Ag−Cu−Si−活性化金属,Ag−活性化金属,Cu−
活性化金属などを挙げることができる。
本発明の丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップにおけるメ
タライズ層は、前述の活性化金属の含有した合金を用い
ることもできるけれども、基材が炭化タングステンの焼
結体又は超硬合金でなる場合には、従来から用いられて
いるJISZ3261に規定されているAg鑞材を用いることもで
きる。
本発明の丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップは、従来か
ら行われている粉末冶金法により基材を得た後、この基
材の表面に従来から行われている気相合成法により被膜
を形成することができる。しかし、炭化タングステンの
焼結体又は98wt%以上の炭化タングステンを含有してな
る焼結体からなる基材の場合は、基材をダイヤモンドの
気相合成用の反応容器内に設置し、この反応容器内を脱
炭性雰囲気とした後、昇温すること、例えば基材の表面
から多くとも10μmの内部までの表面層を脱炭した後、
気相合成法によるダイヤモンド被覆処理を行って、1度
脱炭した表面層を最晶出した炭化タングステンの層に
し、この再晶出した炭化タングステンの層の表面に被膜
を形成するという方法が特に好ましいことである。この
ときの炭化タングステンの層は、具体的にはWC及び/又
はW2Cからなるものである。また、超硬合金又はサーメ
ットからなる基材の場合は、例えば物理蒸着法でもって
基材の表面にW及び/又はW2Cからなる層を、形成した
後、気相合成法によるダイヤモンド被覆処理時に、W及
び/又はW2C層をW2C及び/又はWCの炭化タングステンか
らなる中間層もしくはW2C及び/又はWCとWの層との多
層からなる中間層とし、この中間層の表面に被膜を形成
することが好ましいことである。このとき、ダイヤモン
ド被覆チップの鋼製本体への接合面に相当する面は、被
膜形成時にマスキングを施しておくことが後工程から好
ましいことである。
このようにして得たダイヤモンド被覆チップを鋼製本
体に接合して丸鋸を得る場合は、従来から行われている
火焔加熱法,電気抵抗加熱法又は高周波加熱法などによ
り、加熱接合する。
(作用) 本発明の丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップは、炭化タ
ングステンの焼結体又は98wt%以上の炭化タングステン
を含む焼結体からなる基材の場合には、基材の表面層の
炭化タングステン層が被膜との密着性を高める作用を
し、他の基材の場合には炭化タングステンからなる中間
層を介在させることにより、この中間層が被膜との密着
性を高める作用をしているものである。また、本発明の
ダイヤモンド被覆チップ刃付丸鋸は、チップと鋼製本体
との間に介在しているメタライズ層がチップと鋼製本体
との熱膨張係数の差により生じる応力を緩和する作用及
びチップ内へのクラックの発生を防止する作用をすると
共に、チップと鋼製本体との接合を高めているものであ
る。特に、セラミックス焼結体からなる基材の場合に
は、Ti及び/又はZrの活性化金属の含有した合金からな
るメタライズ層が上述のような作用をすると共に、基材
とメタライズ層との界面において相互反応を起こして、
基材とメタライズ層との接合及びメタライズ層と鋼製本
体との接合を一層高めているものである。
(実施例) 実施例1 平均粒度1.0μmWCを超硬合金製ボールと共に湿式でボ
ールミル混合粉砕及び乾燥後、1750℃,200kg/cm2,1時間
保持によるホットプレスにより焼結し、平均粒径0.8μ
mの焼結体(約0.5wt%Co含有)でなる基材を得た。こ
うして得た基材を反応容器内に設置し、下記(A)の脱
炭性雰囲気による処理及び(B)のダイヤモンド被覆処
理を順次施して、本発明品1の被覆チップ(形状寸法6
×2×2.4mm)を得た。この本発明品1の被覆チップの
被膜を走査型電子顕微鏡及びラマン分光分析により調べ
た所、被膜の平均厚さが5μmであり、1333-1cmのラマ
ン線が明確な被膜であった。
(A) 脱炭性雰囲気による処理 ガス組成 99vol%H2−2vol%O2 ガス圧力 60 Torr 基材温度 950℃ マイクロ波出力 0.8kw 処理時間 30 min (B) ダイヤモンド被覆処理 ガス組成 98vol%H2−2vol%CH4 ガス圧力 90 Torr 基材温度 1050℃(光恒温計で測定) マイクロ波出力 1.0kw 処理時間 120 min この本発明品1の被覆チップを、切刃を含む面に被膜
が被覆されているようにし、かつ鋼製本体に接合される
側に被膜が被覆されていないように配置し、この被覆チ
ップのWC焼結体の面と鋼製本体とを、Ag−Cu鑞材により
接合して、外径180φ,刃数40からなる丸鋸を作製し、
本発明品の丸鋸1を得た。比較として、Si3N4基セラミ
ックスチップと、WC−4wt%Co超硬合金製チップを用い
て、上述と同様の丸鋸を作製し、それぞれ比較品1の丸
鋸及び比較品2の丸鋸を得た。(Si3N4基セラミックス
チップは、Ag−Cu−Ti材をメタライズ層とした。) この本発明品1,比較品1及び比較品2のそれぞれの丸
鋸を用いて人工大理石の切断試験を行った所、本発明の
丸鋸1は9m切断可能であったのに対し、比較品1の丸鋸
は1.5m、比較品2の丸鋸は切断不可能であった。
実施例2 市販のSi3N4基セラミックス焼結体のチップ(形状寸
法6×2×2.4mmの略六面体)の二面をマスキングした
後、実施例(B)のダイヤモンド被覆処理を施し、次い
でマスキングした二面のマスクを取り外して、70wt%Ag
−26wt%Cu−4wt%Ti組成の金属粉末とエチールセルロ
ースとテレピネオールとを混練してなるペースト状混合
物を塗布及び乾燥させた。この塗布チップを10-3Torrの
真空中で900℃に加熱してメタライズ層を形成すること
により本発明品2の被覆チップを得た。この本発明品2
の被覆チップを用いて、実施例1と同様にして本発明品
の丸鋸2を得た。
この本発明品の丸鋸2と実施例1で得た比較品1及び
2の丸鋸を用いて、セラミックス製建築用外壁タイルの
切断試験を行った所、本発明品の丸鋸2は4000m切断後
も正常摩耗であったのに対し、比較品1は800mで寿命,
比較品2は、300mで寿命になった。
(発明の効果) 以上の結果から、本発明の被覆チップ及びこの被覆チ
ップを用いてなる本発明の丸鋸は、従来のセラミックス
製チップ付丸鋸又は超硬合金製チップ付丸鋸と比較し
て、セラミックス製タイルの切断において約5倍〜13倍
も寿命が向上するという効果があり、また、これまでは
超硬合金製丸鋸又はセラミックス製丸鋸では実用不可能
な領域とされていた人工大理石のような高硬度材料の切
断にも実用化できるという産業上有用な丸鋸刃用チップ
及び丸鋸である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−181988(JP,A) 特開 昭63−102801(JP,A) 特開 昭63−199870(JP,A) 特開 昭63−140084(JP,A) 特開 昭60−208473(JP,A) 特開 昭63−99102(JP,A) 実開 昭62−82172(JP,U) 特公 平1−13973(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23D 61/02 - 61/04 B27B 33/08 B23B 27/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超硬合金,サーメット,セラミックス焼結
    体,炭化タングステンと不可避不純物とでなる焼結体又
    は2wt%以下の鉄族金属を含み残り炭化タングステンと
    不可避不純物とでなる焼結体から選ばれた丸鋸刃用チッ
    プの基材でなり、かつ被切断材と接触する該基材の面上
    にダイヤモンド及び/又はダイヤモンド状カーボンの被
    膜が形成されており、鋼製本体に接合される該基材の面
    上に金属及び/又は合金のメタライズ層が形成されてい
    ることを特徴とする丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップ。
  2. 【請求項2】上記基材と上記被膜との間に中間層が形成
    されており、該被膜の厚さが0.5〜15μmからなること
    を特徴とする請求項1に記載の丸鋸刃用ダイヤモンド被
    覆チップ。
  3. 【請求項3】上記中間層は、炭化タングステン又は炭化
    タングステンとタングステンからなる請求項2に記載の
    丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップ。
  4. 【請求項4】上記基材は、セラミックス焼結体からな
    り、かつ上記メタライズ層は、Ti及び/又はZrの活性化
    金属を含有した合金からなることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の丸鋸刃用ダイヤモンド被覆
    チップ。
  5. 【請求項5】上記基材は、超硬合金又はサーメットから
    なり、かつ上記メタライズ層は、Agを主成分とした鑞材
    からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の丸鋸刃用ダイヤモンド被覆チップ。
  6. 【請求項6】鋼製本体と複数個のチップとを接合させた
    丸鋸において、該複数個のチップの少なくとも1個は、
    超硬合金,サーメット,セラミックス焼結体,炭化タン
    グステンと不可避不純物とでなる焼結体又は2wt%以下
    の鉄族金属を含み残り炭化タングステンと不可避不純物
    とでなる焼結体から選ばれた丸鋸刃用チップの基材でな
    り、かつ被切断材と接触する該基材の面上にダイヤモン
    ド及び/又はダイヤモンド状カーボンの被膜が形成され
    ており、該鋼製本体に接合される該基材の面上に金属及
    び/又は合金のメタライズ層が形成されていることを特
    徴とするダイヤモンド被覆チップ刃付丸鋸。
  7. 【請求項7】上記基材と上記被膜との間に中間層が形成
    されていおり、該被膜の厚さが0.5〜15μmからなるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のダイヤモンド被覆チッ
    プ刃付丸鋸。。
  8. 【請求項8】上記中間層は、炭化タングステン又は炭化
    タングステンとタングステンからなる請求項7に記載の
    ダイヤモンド被覆チップ刃付丸鋸。
  9. 【請求項9】上記基材は、セラミックス焼結体からな
    り、かつ上記メタライズ層は、Ti及び/又はZrの活性化
    金属を含有した合金からなることを特徴とする請求項6
    〜8のいずれか1項に記載のダイヤモンド被覆チップ刃
    付丸鋸。
  10. 【請求項10】上記基材は、超硬合金又はサーメットか
    らなり、かつ上記メタライズ層は、Agを主成分とした鑞
    材からなることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1
    項に記載のダイヤモンド被覆チップ刃付丸鋸。
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