JP2850375B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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  • Focusing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、撮影者によってなされる構図の変更を検知
して自動的に露出を制御するカメラの露出制御装置に関
する。
[従来の技術] 従来、自動焦点検出機能を備えたカメラにあっては、
測距ゾーン内の被写体に合焦すると、その後は合焦状態
を保持するシングルAFモード(ワンショットAFモード)
や摺動操作によるフォーカスロックモード等の撮影モー
ドが知られており、このようなシングルAFモードやフォ
ーカスロックでレリーズを行なった場合の露出は、合焦
時の画面中央部分の露出に合わせるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のカメラにあっては、
合焦後に構図を代えても代えなくても、また被写体の種
類が例えば風景、人物、接写のいずれであっても、全て
同じ露出演算を行なってしまうため、適正露出が得られ
ない状態が多々生ずる問題があった。
そこで本願発明者等にあっては、この問題を解決する
ため、構図の変化と主要被写体の種類を判別することで
よりきめ細かい露出演算ができるようにしたカメラの露
出制御装置を提案している。[特願平1−28959号(特
開平2−208641号)]。
即ち、ワンショットAFモードやフォーカスロック使用
時において、1度合焦した後、露光直前に非合焦状態に
なった場合、これを撮影者によって構図の変更がなされ
たものと判断し、合焦時の測光情報を用いて露光値を決
定するというものである。
しかし、構図を変更していないにもかかわらず、撮影
者のブレや、主要被写体の揺れ等によって露光直前に非
合焦状態になった場合にも、構図の変更されたものと誤
って判断してしまう問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもの
で、撮影時の手ブレや主要被写体の揺れ等により非合焦
となっても構図の変更と判断せずに適正露出を得ること
ができるカメラの露出制御装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明にあっては、被写界の
明るさを測光する測光手段と;所定の測距ゾーン内のデ
フォーカス量を検出する焦点検出手段と;撮影レンズの
焦点整合動作により前記焦点検出手段からのデフォーカ
ス量が第1の所定幅以内に入った時に合焦信号を出力す
る合焦判定手段と;前記合焦信号出力時の前記測光手段
による測光出力値を記憶する記憶手段と;前記合焦信号
出力時に自動的又は合焦信号出力後の手動操作に基づい
て前記撮影レンズを合焦状態に保持する保持手段と;該
合焦保持状態において、露光直前の前記デフォーカス量
が前記第1の所定幅よりも広い第2の所定幅を越えてい
る時には前記記憶手段の記憶測光値に基づいて露光制御
を行ない、前記第2の所定幅内に入っている時には露光
直前の測光値に基づいて露出制御を行なう露出制御手段
と;を設けるようにしたものである。
ここで、前記第2の所定幅はデフォーカス量の零位置
を中心に後ピン側と前ピン側が非対称になるように設定
すると高い効果が得られる。
[作用] このような構成を備えた本発明によるカメラの露出制
御装置によれば、構図の変更を判断する際のデフォーカ
ス量(ピントズレ量)の幅を、合焦時に許容されるデフ
ォーカス量(ピントズレ量)の幅よりも広く設定したの
で、構図の変更をしていないにもかかわらず、撮影者の
手ブレや、主要被写体(人物等)の揺れ等によって構図
の変更と判断してしまうような不都合を確実に防止でき
る。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示した説明図である。
第1図において、1は撮影レンズであり、この実施例
にあっては、AFモータ14により合焦制御されるレンズ2
を備える。撮影レンズ1に続いては焦点検出手段6が設
けられ、レンズ2の所定焦点面7の後方に再度結合レン
ズ8,9及び光電変換素子群10,11が配置されている。光電
変換素子群10,11の出力は焦点検出回路12に入力され、
焦点検出回路12において光電変換素子群10,11の各結像
位置を比較することにより、合焦か非合焦か、また非合
焦時にあっては前ピンか後ピンか、更には前ピンまたは
後ピンのピントずれ量δAFを算出する。
焦点検出手段6に設けた焦点検出回路12の出力は露出
演算手段19及びAFモータ制御手段13に入力される。AFモ
ータ制御手段13は非合焦時においてAFモータ14よりレン
ズ2を移動させて合焦状態に到達させる。
15は測光手段であり、測光用光電変換素子16と測光回
路17を備える。測光用光電変換素子16は図示のように被
写界を中央部16a、中央近傍部16b、周辺部16c〜16fの6
領域に分割して測光する。ここで、焦点検出手段6にお
ける測距ゾーン位置に対して、測光用光電変換素子16に
おける中央部16aの位置が対応した関係にある。
6領域に分割された測光用光電変換素子16からの各測
光出力は測光回路17に入力され、測光回路17は撮影レン
ズ1で検知された開放F値信号F0を用いて各測光出力を
輝度値BVに変換する。
測光手段15に設けた測光回路17の出力は記憶手段18及
び露出演算手段19に入力される。記憶手段18は露出演算
手段からの命令により測光手段15の出力を記憶したり、
記憶値を読出したりする。
露出演算手段19に対しては、測光回路17からの各輝度
値、記憶手段18からの各記憶値(記憶輝度値)、撮影レ
ンズ1に設けたレンズ2の焦点距離fmm及び撮影距離xm
m、焦点検出回路12間のピントずれ量δAF、フォーカス
ロック操作部20からの使用/未使用信号、レリーズスイ
ッチ21からの押/半押/全押信号、不図示のフィルム感
度(ISO)信号を入力し、これらの入力情報を用いて最
適な露出を算出する。尚、露出演算手段19による最適露
出の算出方法の詳細は第2図を用いて後述する。
露出制御手段22は露出演算手段19の出力を受けて絞り
23及びシャッタ24を制御する。
次に、第2図のフローチャートを参照して第1図に示
した露出演算手段19による露出算出処理のアルゴリズム
を説明する。なお、第2図の制御を行なうカメラはワン
ショットAFモード/コンティニアスAFモードが選択で
き、且つフォーカスロック可能なカメラである。
第2図において、まずステップS1でレリーズスイッチ
21を半押しするとカメラに電源が入り、システムの作動
が開始する。続いてステップS2においてレンズ駆動がオ
ートフォーカス(以下「AF」という)かマニュアルフォ
ーカス(以下「MF」という)かの判定を行なう。ここ
で、AFとは撮影レンズがオートフォーカス駆動可能でな
おかつAF/MFの選択可能な場合にはAFを選択している場
合(ワンショットAF又はコンティニアスAF)をいう。従
って、それ以外の場合はすべてMFとなる。
ステップS2でAFが判別されるとステップS3に進み、一
方、MFが判別されるとステップS13に進む。ステップS13
にあってはレリーズスイッチ21の全押を待ってステップ
S22に進み、後述するアルゴミズムEが選択されて露出
値の算出が行なわれ、ステップS22のアルゴリズムEで
算出された露出値に従ってステップS23の露出制御に進
む。
一方、ステップS2でAFが判別されてステップS3に進ん
だ場合には、ステップS3で焦点整合動作(合焦動作)が
行なわれ、ステップS4に進んでピントズレ量、即ちデフ
ォーカス量δAFの絶対値|δAF|が第3図に示すように
第1の所定幅として設定した50μm以内にあるか否かの
判別を行なう。そして |δAF|≦50μm の時は合焦とみなしてステップS5へ進み、 |δAF|>50μm の時はステップS3に戻り、 |AFδ|≦50μm になるまでこのループを繰り返す。
ステップS5においてはAF駆動モードがコンティニュア
スAF(C−AF)なのか、シングルAF(S−AF、ワンショ
ットAFと同意語)なのかを判別し、シングルAFの時はス
テップS7へ進み、コンティニュアスAFの時はステップS6
へ進む。ステップS6では、フォーカスロックF.L.が使用
されたか否かを検知し、使用されている時はステップS7
へ進み、使用されていない時はステップ13へ進む。
ステップS7では、レンズ位置が保持され、ステップS8
に進んで焦点距離fmmの検出が行なわれ、続いてステッ
プS9で合焦時の撮影距離xmmの検出が行なわれる。ここ
で、撮影レンズ1が焦点距離fmmや撮影距離xmmの検出機
能を持たないタイプのレンズであった場合には、ステッ
プS8,S9の検出が行なわれないまま次のステップS10に進
み、ステップS10で焦点距離fmmや撮影距離xmmの検出機
能は持たないタイプのレンズであることが判別されステ
ップS13に進み、MFの場合と同様、後述するステップS22
のアルゴリズムEを経てステップS23に進む。
一方、ステップS8,S9で焦点距離fmm及び合焦時の撮影
距離xmmが共に検出された場合にはステップS10からステ
ップS11に進み、ステップS11で合焦時の測光出力、即ち
輝度値の記憶が行なわれる。第1図の実施例にあっては
測光用光電変換素子16として16a〜16fと6分割したもの
を使用していることから6つの輝度値BVa〜BVfの記憶が
行なわれる。
続いてステップS12に進んでレリーズスイッチ21の全
押を待ち、レリーズスイッチ21が全押されるとステップ
S14に進んで露光直前、この実施例にあってはレリーズ
スイッチ21の全押直後のピントズレ量δAFが第3図に示
すように第2の所定幅として設定した前ピン側につき δAF≦+120μm であるか否かを判定する。そして δAF>+120μm の時はステップS18へ進み、 δAF≦+120μm の時はステップS15へ進む。
ステップS15では、δAFが第3図に示す第2の所定幅
における後ピン側につき δAF≧−80 であるか否かを判定し、 δAF<−80μm の時はステップS18へ進み、 δAF≧−80μm の時はステップS16へ進む。従ってステップS18は δAF>+120μm又はδAF<−80μm の場合であって、このように露出直前のピントが大きく
ズレているようなケースは例えばカメラをワンショット
AFモードに設定しておき、使用被写体に合焦させた後に
構図を変えたような場合である。
そしてステップS18では後述するアルゴリズムAによ
る露出値の演算が選択され、ステップS23へ進む。
一方、ステップS16では −80μm≦δAF≦+120μm の場合であり、ここでは撮影倍率f/xが 1/110<f/x<1/14 の範囲にあるか否か判別する。ステップS16で撮影倍率f
/xが上記範囲を外れるときは、主要被写体は大略風景も
しくは接写であるとしてステップS21に進み、後述する
アルゴリズムDに従った露出値を算出する。
一方、ステップS16で撮影倍率f/x上記範囲内となって
主要被写体が大略人物であると判別された場合には、ス
テップS17に進む。ステップS17においては、第1図に示
した測光用光電変換素子16の中央部16aの測光出力に基
づく輝度BVaに対する周辺部16c〜16fの輝度BVb〜BVfと
の輝度差のうちの最大輝度差Δ、即ち、 Δ=(周辺部の最大輝度)−(中央部の輝度) を算出する。そして、最大輝度差Δが Δ<3 のとき、即ち最大輝度差の小さいときはステップS20に
進んで後述するアルゴリズムCに従った露出値の算出が
行なわれる。また、最大輝度差Δが Δ≧3 のとき、即ち最大輝度差の大きいときにはステップS19
に進んで後述するアルゴリズムBに従った露出値の算出
が行なわれる。
次に、第2図に示すアルゴリズムA〜Eの内容を説明
すると、次のようになる。
アルゴリズムA; 合焦時もしくはフォーカスロック時の中央部16aの輝
度BVaを用いて露出値を演算する。
アルゴリズムB; 露光直前の中央部16aの輝度BVa′を用いて露出値を演
算する。
アルゴリズムC; 露光直前の中央部16a及び中央近傍部16bの各輝度BV
a′,BVb′の平均 (BVa′+BVb′)/2 を用いて露出値を演算する。
アルゴリズムD; 露光直前の6つの分割領域の輝度BVa〜BVfの中の最大
値BVmax、最大輝度差ΔBV、撮影倍率f/xから露出値の演
算方式を決定して演算する。この演算方式の決定に対し
ては、後述の第4図で説明する。
次に、第3図を用いて、ピントズレ量δAFの合焦判別
に用いる第1の所定幅と、構図の変更の判別に用いる第
2の所定幅の範囲の違いについて説明する。
まず、合焦判別の場合は |δAF|≦50μm に入った場合のみを合焦と見なしている。この範囲を第
1の所定幅と呼ぶ。これに対し構図の変更の判別の場合
は、 −80μm≦δAF≦+120μm の範囲では構図の変更はなされていないと判別する。こ
れを第2の所定幅と呼ぶ。ここで、第2の所定幅を第1
の所定幅よりも広く設定したのは、撮影者のブレや主要
被写体の揺れ等によって、構図の変更をしていないにも
かかわらず、カメラが「構図の変更」と判別してしまう
ような不都合を回避する為である。
更に、第2の所定範囲を前ピン側に広く、後ピン側に
狭く設定してあるのは、撮影者や主要被写体の揺れの幅
は、確率的にピン側と後ピン側で同じであるのに対し、
被写界深度が後ピン側の方が深い為である。
第4図は第2図のアルゴリズムDに示した露出演算方
式に用いられる選択テーブルを概念的に示しており、こ
の実施例にあっては、4種類の露出演算方式CW,BM,BLM
及びBHMを用いるものとする。
即ち第4図にあっては、6つの測光用光電変換素子16
a〜16fから得られた被写体の輝度BVa〜BVfのうちの最大
輝度BVmaxを横軸に、最大輝度BVmaxと最小輝度BVminと
の差である最大輝度差Δを縦軸にとり、BVmax及びΔの
値により上記4種類の露出演算方式の中のいずれか1つ
を選択する。尚、b1〜b4は予め設定された最大輝度に関
する定数、a1〜a4は最大輝度差に関する定数である。
これらの露出演算方式は、 CW=BVa (1) BM=(BVa+・・・+BVf)/6 (2) BLM=(BM+BVmin)/2 (3) BHM=(BM+BVmax)/2 (4) のそれぞれにより表わされる。
即ち、CWは被写界の中央領域を重視した露出演算であ
り、BMは6つの領域の平均値に基づく露出演算であり、
BLMは低輝度に重み付けした露出演算であり、更にBHMは
高輝度に重み付けした露出演算である。
例え演算された輝度BVa〜BVfがBVa=12.6、BVb=13.
1、BVc=10.5、BVd=12.0、BVe=13.5、BVf=14.0であ
ったとすると、 最大輝度BVmax=BVf=14.0 最大輝度差Δ=3.5 となる。また第4図においてb3,b4,a2,a3が b3<14<b4,a2<3.5<a3 とすれば、露出演算方式BMが選択され、この演算方式BM
は前記(2)式からBM=12.6が求められ、この露出情報
BMに基づいて露出値が演算される。
このようにアルゴリズムDにあっては、最大輝度BVma
x、最大輝度差Δにより露出が決定されるため、主要被
写体が風景の場合には全体的にバランスのとれた露出で
写真撮影できる。
第5図は第2図のアルゴリズムEに示す演算方式の詳
細を示したもので、第4図のアルゴリズムDと同様に横
軸に最大輝度BVmaxをとり、縦軸に最大輝度差Δをとっ
た選択テーブルの概念で示し、CW,BL,BLM,BHLの4種類
の演算方式を用いる。
この第5図のアルゴリズムEにあっても、例えば最大
輝度と最大輝度差が b3<BVmax<b4 a2<Δ であればBLMが選択され、前記(3)式により低輝度に
重み付けをしたBLMが演算される。
第6図は測距ゾーンと測光パターンの本発明のカメラ
に対する組合せをケース1〜3に分けて示した説明図で
ある。
第6図において、ケース1は第1図に示した実施例で
あり、測距ゾーン30に対し測光エリア16aが1対1に対
応している。
ケース2は本発明の第2実施例であり、測距ゾーン31
に対し中央部重点の測光エリア33を対応している。
更に、ケース3は本発明の第3実施例であり、測距ゾ
ーン32は横方向に長くかつ測距ゾーン32内の合焦位置が
判別可能な場合である。このようなケース3の測距ゾー
ン32に対し、測光エリアは測距ゾーン23を中央、左、右
3の領域に分割するように配置され、更に中央、左、右
には更に中心部34a,34b,34cと近傍部34d,34e,34fに分割
されており、周辺34gを入れると7領域に分割されてい
る。このケース3に示す測距ゾーンと測光パターンの対
応関係にあっては、測距ゾーン32の中の合焦位置に対応
した中央、左、右の3つの領域の中のいずれか1つの領
域が合焦時の輝度値として検出記憶され、第2図に示し
たアルゴリズムに従った適正露出値の算出が行なわれる
ようになる。
なお、第2図のアルゴリズムにあっては、AF時にのみ
アルゴリズムA〜Eのいずれかに従った適正露出値の演
算を行なっているが、AF機能を持たない撮影レンズであ
っても、マニュアル操作機能を備えている場合には、AF
時とまったく同様にMF時にあっても第2図のAF時と同様
にアルゴリズムA〜Eのいずれかによる適正露出値の演
算を行うようにしてもよい。
また、第2図のステップS5〜S11までの処理時間は非
常に短い時間(10ms以下)である為、ステップS5での合
焦時とステップS11での測光値の記憶時とは、実用上ほ
ぼ同時と考えてよい。
更に、ステップS8〜S10の処理は本発明を限定するも
のではなく、ステップS8〜S10の処理を含まないアルゴ
リズムであってもよいことは勿論である。
更にまた、本発明で使用する焦点検出装置としては、
アクティブ方式、パッシィブ方式のいずれであってもよ
い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、構図の変更を判
断する際のピントズレ量の幅を、合焦的に許容されるピ
ストン量の幅よりも広く設定したので、構図の変更をし
ていないにもかかわらず、撮影者のブレや、主要被写体
の揺れ等によってカメラが構図の変更と判断してしまう
ような不都合を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した説明図; 第2図は本発明による露出値算出のアルゴリズムを示し
たフローチャート; 第3図は第1の所定幅と第2の所定幅の関係を示した説
明図; 第4図は第2図のアルゴリズムDの内容を示した説明
図; 第5図は第2図のアルゴリズムEの内容を示した説明
図; 第6図は本発明の他の実施例における測距ゾーンと測光
パターンの対応関係を示した説明図である。 1:撮影レンズ 2:レンズ 6:焦点検出手段 15:測光手段 18:記憶手段 19:露出演算手段 22:露出制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写界の明るさを測光する測光手段と; 所定の測距ゾーン内のデフォーカス量を検出する焦点検
    出手段と; 撮影レンズの焦点整合動作により前記焦点検出手段から
    のデフォーカス量が第1の所定幅以内に入った時に合焦
    信号を出力する合焦判定手段と、 前記合焦信号出力時の前記測光手段の測光出力値を記憶
    する記憶手段と; 前記合焦信号出力時に自動的に又は合焦信号出力後の手
    動操作に基づいて前記撮影レンズを合焦状態に保持する
    保持手段と、 該合焦保持状態において、露光直前の前記デフォーカス
    量が前記第1の所定幅よりも広い第2の所定幅を越えて
    いる時には前記記憶手段の記憶測光値に基づいて露出制
    御を行ない、前記第2の所定幅内に入っている時には露
    光直前の測光値に基づいて露出制御を行なう露出制御手
    段と; を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記第2の所定幅はデフォーカス量の零位
    置を中心に前ピン側を広く、後ピン側を狭くするように
    設定したことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
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