JPH06230453A - 被写体追尾機能を有するカメラ - Google Patents
被写体追尾機能を有するカメラInfo
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- JPH06230453A JPH06230453A JP5039366A JP3936693A JPH06230453A JP H06230453 A JPH06230453 A JP H06230453A JP 5039366 A JP5039366 A JP 5039366A JP 3936693 A JP3936693 A JP 3936693A JP H06230453 A JPH06230453 A JP H06230453A
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- Japan
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- subject
- tracking
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- photometric
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被写界内を移動する被写体を自動的に追尾す
ることの出来る被写体追尾機能を有するカメラに関し、
フレーミングを変化させることなく速やかに追尾する被
写体を変更することを目的とする。 【構成】 被写界を複数領域に分割して測光し、被写界
の輝度に関する複数の測光情報を出力する測光手段と、
この測光手段の出力を用いて被写体の移動を検出し、被
写体の追尾を行う被写体追尾手段と、被写界内に複数の
焦点検出領域を有し、各焦点検出領域についての焦点状
態を検出する焦点検出手段と、手動による撮影レンズの
焦点調節を行うための焦点調節手段とを備え、被写体追
尾手段による被写体の追尾中に、焦点調節手段によって
撮影レンズの焦点調節を行い、複数の焦点検出領域の少
なくとも1つが合焦した場合に、被写体追尾手段は合焦
した焦点検出領域に位置する被写体を新たな被写体とし
て追尾する構成を有する。
ることの出来る被写体追尾機能を有するカメラに関し、
フレーミングを変化させることなく速やかに追尾する被
写体を変更することを目的とする。 【構成】 被写界を複数領域に分割して測光し、被写界
の輝度に関する複数の測光情報を出力する測光手段と、
この測光手段の出力を用いて被写体の移動を検出し、被
写体の追尾を行う被写体追尾手段と、被写界内に複数の
焦点検出領域を有し、各焦点検出領域についての焦点状
態を検出する焦点検出手段と、手動による撮影レンズの
焦点調節を行うための焦点調節手段とを備え、被写体追
尾手段による被写体の追尾中に、焦点調節手段によって
撮影レンズの焦点調節を行い、複数の焦点検出領域の少
なくとも1つが合焦した場合に、被写体追尾手段は合焦
した焦点検出領域に位置する被写体を新たな被写体とし
て追尾する構成を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写界内を移動する被
写体を自動的に追尾することの出来る被写体追尾機能を
有するカメラに関する。
写体を自動的に追尾することの出来る被写体追尾機能を
有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】移動する物体を自動的に追尾して焦点検
出または焦点調節を行う装置として、例えば特開昭60
−249477号(発明の名称;自動追尾焦点検出装
置)に記載されている装置がある。
出または焦点調節を行う装置として、例えば特開昭60
−249477号(発明の名称;自動追尾焦点検出装
置)に記載されている装置がある。
【0003】この装置は、図9に概略的に示すように、
撮影レンズ20を通過した被写体光を、CCD構成の撮
像素子21上に結像させ、光電変換した電気信号を時系
列的に取り出して信号処理回路22に供給し、NTSC
方式のビデオ信号に変換して出力する。
撮影レンズ20を通過した被写体光を、CCD構成の撮
像素子21上に結像させ、光電変換した電気信号を時系
列的に取り出して信号処理回路22に供給し、NTSC
方式のビデオ信号に変換して出力する。
【0004】同時に信号処理回路22から色差信号を出
力し、色検出回路23で目標被写体の特徴としての色情
報を抽出し、追尾手段24に記憶する。追尾手段24は
この記憶した色情報と新たに抽出した色情報とを1フィ
ールド毎に比較し、その比較結果に基づいて被写体の移
動の有無を判定し、目標被写体が移動したときはその移
動に追尾して測距視野を移動させ、焦点検出および焦点
調節を行うことにより目標被写体を自動的に追尾する。
力し、色検出回路23で目標被写体の特徴としての色情
報を抽出し、追尾手段24に記憶する。追尾手段24は
この記憶した色情報と新たに抽出した色情報とを1フィ
ールド毎に比較し、その比較結果に基づいて被写体の移
動の有無を判定し、目標被写体が移動したときはその移
動に追尾して測距視野を移動させ、焦点検出および焦点
調節を行うことにより目標被写体を自動的に追尾する。
【0005】色情報による目標被写体の移動の判定は、
詳細説明は省略するが、追尾視野として連続する3つの
画素を設定し、各画素の色差信号(R−Y),(B−
Y)を直交座標(R−Y),(B−Y)上にプロットし
て座標上の位置の変化から行っている。
詳細説明は省略するが、追尾視野として連続する3つの
画素を設定し、各画素の色差信号(R−Y),(B−
Y)を直交座標(R−Y),(B−Y)上にプロットし
て座標上の位置の変化から行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の従来
技術においては、追尾手段が撮影者の意図通りに正確に
目標被写体を追尾している間はよいが、目標被写体が撮
影者の意図からそれた場合や、追尾する目標被写体を同
一フレーム内の他の被写体に変更したい場合などには、
その都度、追尾する目標被写体を被写界の中心にフレー
ミングし直すなどのリセット動作を行わなければなら
ず、シャッターチャンスを逸するなどの不都合があっ
た。
技術においては、追尾手段が撮影者の意図通りに正確に
目標被写体を追尾している間はよいが、目標被写体が撮
影者の意図からそれた場合や、追尾する目標被写体を同
一フレーム内の他の被写体に変更したい場合などには、
その都度、追尾する目標被写体を被写界の中心にフレー
ミングし直すなどのリセット動作を行わなければなら
ず、シャッターチャンスを逸するなどの不都合があっ
た。
【0007】そこで、本発明はフレーミングを変化させ
ることなしに速やかに追尾する被写体を変更することの
出来る被写体追尾機能を有するカメラを提供することを
目的とする。
ることなしに速やかに追尾する被写体を変更することの
出来る被写体追尾機能を有するカメラを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラは、
被写界を複数領域に分割して測光し、被写界の輝度に関
する複数の測光情報を出力する測光手段と、この測光手
段の出力を用いて被写体の移動を検出し、被写体の追尾
を行う被写体追尾手段と、被写界内に複数の焦点検出領
域を有し、各焦点検出領域についての焦点状態を検出す
る焦点検出手段と、手動による撮影レンズの焦点調節を
行うための焦点調節手段とを備え、被写体追尾手段によ
る被写体の追尾中に、焦点調節手段によって撮影レンズ
の焦点調節を行い、複数の焦点検出領域の少なくとも1
つが合焦した場合に、被写体追尾手段は合焦した焦点検
出領域に位置する被写体を新たな被写体として追尾する
構成を有する。
被写界を複数領域に分割して測光し、被写界の輝度に関
する複数の測光情報を出力する測光手段と、この測光手
段の出力を用いて被写体の移動を検出し、被写体の追尾
を行う被写体追尾手段と、被写界内に複数の焦点検出領
域を有し、各焦点検出領域についての焦点状態を検出す
る焦点検出手段と、手動による撮影レンズの焦点調節を
行うための焦点調節手段とを備え、被写体追尾手段によ
る被写体の追尾中に、焦点調節手段によって撮影レンズ
の焦点調節を行い、複数の焦点検出領域の少なくとも1
つが合焦した場合に、被写体追尾手段は合焦した焦点検
出領域に位置する被写体を新たな被写体として追尾する
構成を有する。
【0009】また、測光手段の出力および被写体追尾手
段の出力に基づいて適正露出値を算出する露出演算手段
を備える。
段の出力に基づいて適正露出値を算出する露出演算手段
を備える。
【0010】また、本発明によるカメラは、被写界を複
数領域に分割して測光し、被写界の輝度に関する複数の
測光情報を出力する測光手段と、この測光手段の出力を
用いて被写体の移動を検出し、被写体の追尾を行う被写
体追尾手段と、この被写体追尾手段の出力に基づいて被
写体追尾の信頼性を表示する信頼性表示手段とを備え
る。
数領域に分割して測光し、被写界の輝度に関する複数の
測光情報を出力する測光手段と、この測光手段の出力を
用いて被写体の移動を検出し、被写体の追尾を行う被写
体追尾手段と、この被写体追尾手段の出力に基づいて被
写体追尾の信頼性を表示する信頼性表示手段とを備え
る。
【0011】また、本発明によるカメラは、被写界を複
数領域に分割して測光し、被写界の輝度に関する複数の
測光情報を出力する測光手段と、この測光手段の出力を
用いて被写体の移動を検出し、被写体の追尾を行う被写
体追尾手段と、手動による撮影レンズの焦点調節を行う
ための焦点調節手段とを備え、被写体追尾手段による被
写体の追尾中に、焦点調節手段によって撮影レンズの焦
点調節が行われると、被写体追尾手段による被写体の追
尾を解除するように構成されている。
数領域に分割して測光し、被写界の輝度に関する複数の
測光情報を出力する測光手段と、この測光手段の出力を
用いて被写体の移動を検出し、被写体の追尾を行う被写
体追尾手段と、手動による撮影レンズの焦点調節を行う
ための焦点調節手段とを備え、被写体追尾手段による被
写体の追尾中に、焦点調節手段によって撮影レンズの焦
点調節が行われると、被写体追尾手段による被写体の追
尾を解除するように構成されている。
【0012】
【作用】本発明の構成において、焦点調節手段によって
撮影レンズの焦点調節が行われると、被写体追尾手段は
追尾被写体が変更されたことを検知し、焦点検出手段が
検出した被写界内の複数の焦点検出領域のうちの合焦領
域に位置する被写体を新たな被写体として追尾する。し
たがって、極めて敏速に追尾被写体の変更が可能とな
り、シャッターチャンスを逃がすことがない。
撮影レンズの焦点調節が行われると、被写体追尾手段は
追尾被写体が変更されたことを検知し、焦点検出手段が
検出した被写界内の複数の焦点検出領域のうちの合焦領
域に位置する被写体を新たな被写体として追尾する。し
たがって、極めて敏速に追尾被写体の変更が可能とな
り、シャッターチャンスを逃がすことがない。
【0013】また、露出演算手段が測光手段および被写
体追尾手段の出力に基づいて適正露出値を算出するの
で、常に最適な露出を得ることが可能となる。さらに、
被写体追尾手段の出力に基づいて信頼性表示手段で被写
体追尾の信頼性に関する度合いを表示するので、被写体
追尾が正確にされているか否かを知ることができる。
体追尾手段の出力に基づいて適正露出値を算出するの
で、常に最適な露出を得ることが可能となる。さらに、
被写体追尾手段の出力に基づいて信頼性表示手段で被写
体追尾の信頼性に関する度合いを表示するので、被写体
追尾が正確にされているか否かを知ることができる。
【0014】
【実施例】図1および図2は、本発明による被写体追尾
機能を有するカメラの一実施例を示す光学系および制御
系のブロック図である。
機能を有するカメラの一実施例を示す光学系および制御
系のブロック図である。
【0015】図1に示す光学系は、撮影レンズ1を通過
した光束がクイックリターンミラー2によって反射して
拡散スクリーン3で結像し、コンデンサレンズ4、ペン
タプリズム5および接眼レンズ6を通って撮影者の眼に
到達すると共に、拡散スクリーン3で結像した光束の一
部がコンデンサレンズ4、ペンタプリズム5、測光用プ
リズム7および測光用レンズ8を通って測光素子9に結
像するように構成されている。
した光束がクイックリターンミラー2によって反射して
拡散スクリーン3で結像し、コンデンサレンズ4、ペン
タプリズム5および接眼レンズ6を通って撮影者の眼に
到達すると共に、拡散スクリーン3で結像した光束の一
部がコンデンサレンズ4、ペンタプリズム5、測光用プ
リズム7および測光用レンズ8を通って測光素子9に結
像するように構成されている。
【0016】測光素子9は、図3に示すように、被写界
Hを横20および縦12の240分割した測光領域を有
しており、左下の測光領域を(1,1)番地、右上の測
光領域を(20,12)番地として各測光領域毎に順次
番地が付されている。
Hを横20および縦12の240分割した測光領域を有
しており、左下の測光領域を(1,1)番地、右上の測
光領域を(20,12)番地として各測光領域毎に順次
番地が付されている。
【0017】また、図2に示す制御系は、前述した測光
素子9の各測光領域における輝度に関する測光情報を出
力する測光部10、この測光部10からの測光情報に基
づいて適正露出情報を算出する露出演算部11、測光部
10からの測光情報に基づいて被写界内の被写体の追尾
を行う被写体追尾部12、撮影者が手動によって撮影レ
ンズの焦点調節を行うための焦点調節部13、被写界H
内に設定した複数の焦点検出領域における焦点状態を検
出する焦点検出部14、被写体追尾部12からの情報に
基づきファインダー内に被写体追尾の信頼性の度合いを
表す信頼性表示部15、被写体追尾部12によって指定
される焦点検出領域が合焦状態となるように焦点検出部
14の制御に基づき撮影レンズ1を駆動するモーターM
から構成されている。
素子9の各測光領域における輝度に関する測光情報を出
力する測光部10、この測光部10からの測光情報に基
づいて適正露出情報を算出する露出演算部11、測光部
10からの測光情報に基づいて被写界内の被写体の追尾
を行う被写体追尾部12、撮影者が手動によって撮影レ
ンズの焦点調節を行うための焦点調節部13、被写界H
内に設定した複数の焦点検出領域における焦点状態を検
出する焦点検出部14、被写体追尾部12からの情報に
基づきファインダー内に被写体追尾の信頼性の度合いを
表す信頼性表示部15、被写体追尾部12によって指定
される焦点検出領域が合焦状態となるように焦点検出部
14の制御に基づき撮影レンズ1を駆動するモーターM
から構成されている。
【0018】焦点調節部13は前述したように撮影者が
手動によって撮影レンズ1の焦点調節を行うためのもの
であり、モーターMによって撮影レンズ1が駆動されて
いる場合でも、その駆動を中止して優先的に手動による
焦点調節を行うことが可能となっている。また、焦点調
節部13が操作されると目標被写体を追尾しているとき
はその追尾動作を解除し、焦点調節部13の操作が終了
した時点で合焦状態にある焦点検出領域があれば、その
焦点検出領域の被写体を新たな目標被写体として追尾す
るようになっている。
手動によって撮影レンズ1の焦点調節を行うためのもの
であり、モーターMによって撮影レンズ1が駆動されて
いる場合でも、その駆動を中止して優先的に手動による
焦点調節を行うことが可能となっている。また、焦点調
節部13が操作されると目標被写体を追尾しているとき
はその追尾動作を解除し、焦点調節部13の操作が終了
した時点で合焦状態にある焦点検出領域があれば、その
焦点検出領域の被写体を新たな目標被写体として追尾す
るようになっている。
【0019】図4は、被写界H内に設定した複数、この
例では5つの焦点検出領域F1〜F5を示すもので、前
述したように、撮影者が焦点調節部13を操作すること
によってこの中のいずれか1つの焦点検出領域が合焦状
態になったことを焦点検出部14が検出すると、被写体
追尾部12はこれまで追尾していた目標被写体の追尾を
解除して合焦した焦点検出領域にある被写体を新たな目
標被写体として追尾するようになっている。
例では5つの焦点検出領域F1〜F5を示すもので、前
述したように、撮影者が焦点調節部13を操作すること
によってこの中のいずれか1つの焦点検出領域が合焦状
態になったことを焦点検出部14が検出すると、被写体
追尾部12はこれまで追尾していた目標被写体の追尾を
解除して合焦した焦点検出領域にある被写体を新たな目
標被写体として追尾するようになっている。
【0020】次に、図5に示すフローチャートを参照し
ながら、本発明による被写体追尾動作の詳細について説
明する。この動作は不図示のレリーズの半押しによって
スタートする。
ながら、本発明による被写体追尾動作の詳細について説
明する。この動作は不図示のレリーズの半押しによって
スタートする。
【0021】まず、測光部10により被写界Hの測光を
行い、240分割した各測光領域毎の測光情報を算出す
る(ステップS1)。次いで、被写体追尾部12はこの
測光情報から被写体情報を抽出して記憶する(ステップ
S2)。この場合、スタート直後で追尾すべき被写体が
まだ特定されていないので、被写界Hの中央にある縦4
および横4の計16個の測光領域A内にある被写体を目
標被写体とみなして記憶する。したがって、撮影者は追
尾したい被写体を領域A内に入れた後にレリーズを半押
しすることにより、目標被写体の記憶が行われる。
行い、240分割した各測光領域毎の測光情報を算出す
る(ステップS1)。次いで、被写体追尾部12はこの
測光情報から被写体情報を抽出して記憶する(ステップ
S2)。この場合、スタート直後で追尾すべき被写体が
まだ特定されていないので、被写界Hの中央にある縦4
および横4の計16個の測光領域A内にある被写体を目
標被写体とみなして記憶する。したがって、撮影者は追
尾したい被写体を領域A内に入れた後にレリーズを半押
しすることにより、目標被写体の記憶が行われる。
【0022】次に、再び測光部10により被写界Hの測
光を行い、各測光領域毎の測光情報を算出し(ステップ
S3)、被写体追尾部12で被写体追尾処理を行う(ス
テップS4)。
光を行い、各測光領域毎の測光情報を算出し(ステップ
S3)、被写体追尾部12で被写体追尾処理を行う(ス
テップS4)。
【0023】この被写体追尾処理は、図6に太線枠で示
す16個(4×4個)の測光領域を被写体追尾領域Rと
し、各領域毎に1から16までの番号を付し、各領域の
測光情報をそれぞれB1〜B16とする。そして、被写
体追尾領域RをX方向、Y方向および斜め方向にそれぞ
れ正逆1領域づつずらせて新しい被写体追尾領域を8通
り設定し、現在の被写体追尾領域Rと合わせて9通りの
領域を考え、現在の被写体追尾領域Rの各領域の測光情
報Bx (x=1〜16)と、新しい被写体追尾領域の各
領域の測光情報Bx ′とを比較し、比較値Dを算出す
る。 D=Σ|Bx −Bx ′| ・・・〔数1〕
す16個(4×4個)の測光領域を被写体追尾領域Rと
し、各領域毎に1から16までの番号を付し、各領域の
測光情報をそれぞれB1〜B16とする。そして、被写
体追尾領域RをX方向、Y方向および斜め方向にそれぞ
れ正逆1領域づつずらせて新しい被写体追尾領域を8通
り設定し、現在の被写体追尾領域Rと合わせて9通りの
領域を考え、現在の被写体追尾領域Rの各領域の測光情
報Bx (x=1〜16)と、新しい被写体追尾領域の各
領域の測光情報Bx ′とを比較し、比較値Dを算出す
る。 D=Σ|Bx −Bx ′| ・・・〔数1〕
【0024】なお、記号Σ(シグマ)はxが1から16
までのデータの総和を表し、測光情報Bx としてはルー
プが1回目のときはステップS1で記憶した情報を用
い、ループが2回目以降のときは前回の被写体追尾のと
きに記憶したデータを用い、測光情報Bx ′としては直
前のステップS3で求めた最新の測光情報を用いる。
までのデータの総和を表し、測光情報Bx としてはルー
プが1回目のときはステップS1で記憶した情報を用
い、ループが2回目以降のときは前回の被写体追尾のと
きに記憶したデータを用い、測光情報Bx ′としては直
前のステップS3で求めた最新の測光情報を用いる。
【0025】こうして、比較値Dを前述の9通りの被写
体追尾領域について求め、比較値Dが一番小さくなる領
域を移動後の被写体追尾領域とする。これを図7に示す
説明図を用いて説明する。図7(a) は前述した演算方法
によってステップS4で被写体追尾を行ったときに求め
た被写体の位置を表しており、追尾被写体情報として太
線内の16個の領域Rの測光情報および位置情報が記憶
されている。
体追尾領域について求め、比較値Dが一番小さくなる領
域を移動後の被写体追尾領域とする。これを図7に示す
説明図を用いて説明する。図7(a) は前述した演算方法
によってステップS4で被写体追尾を行ったときに求め
た被写体の位置を表しており、追尾被写体情報として太
線内の16個の領域Rの測光情報および位置情報が記憶
されている。
【0026】いま、処理ループが1巡して再びステップ
S4に来たとき、追尾被写体が図7(b) の位置に移動し
ていたとする。このとき、前回の被写体追尾領域として
点線で示す領域が記憶されているので、被写体追尾処理
としてはこの点線の枠に対して、縦,横,斜め方向にそ
れぞれ1領域づつずらした8通りと、前回と同じ点線の
枠の9通りに対して数1の演算を行う。
S4に来たとき、追尾被写体が図7(b) の位置に移動し
ていたとする。このとき、前回の被写体追尾領域として
点線で示す領域が記憶されているので、被写体追尾処理
としてはこの点線の枠に対して、縦,横,斜め方向にそ
れぞれ1領域づつずらした8通りと、前回と同じ点線の
枠の9通りに対して数1の演算を行う。
【0027】すると、図7(a) のときには、追尾する被
写体が追尾枠の丁度真ん中に位置していたので、上記9
通りのうち追尾領域を斜め右上方向にずらしたときの領
域が前回との相関が一番強いことになり、比較値Dもそ
のときに一番小さな値となり、被写体追尾領域Rは前回
の領域に対して右上方向に移動したとして被写体追尾が
行われる。被写体追尾部12はこの新たな被写体追尾領
域Rの16個の各領域の位置情報および測光情報を記憶
し、次の被写体追尾に備える。
写体が追尾枠の丁度真ん中に位置していたので、上記9
通りのうち追尾領域を斜め右上方向にずらしたときの領
域が前回との相関が一番強いことになり、比較値Dもそ
のときに一番小さな値となり、被写体追尾領域Rは前回
の領域に対して右上方向に移動したとして被写体追尾が
行われる。被写体追尾部12はこの新たな被写体追尾領
域Rの16個の各領域の位置情報および測光情報を記憶
し、次の被写体追尾に備える。
【0028】次に、被写体追尾の信頼度をファインダー
内に表示する(ステップS5)。信頼度とは、被写体追
尾部12における被写体追尾が確実に目的の被写体を追
尾しているかどうかを表す度合いで、比較値Dが小さけ
れば小さいほど前のデータとの相関性が強いので信頼度
は強くなる。
内に表示する(ステップS5)。信頼度とは、被写体追
尾部12における被写体追尾が確実に目的の被写体を追
尾しているかどうかを表す度合いで、比較値Dが小さけ
れば小さいほど前のデータとの相関性が強いので信頼度
は強くなる。
【0029】例えば、被写体が全く移動していなけれ
ば、測光情報は前回とほとんど等しいので、比較値Dは
極めて零に近い。逆に、測光情報が全く異なっている場
合は、最大では前回の測光出力が追尾領域Rが16領域
とも最大測光出力BVmax であり、今回の測光出力が1
6領域とも最小測光出力BVmin であった場合は、比較
値Dは次式で表されるDmax となる。 Dmax =16×|BVmax −BVmin | ・・・〔数2〕 なお、|BVmax −BVmin |は約20eV である。そ
して、被写体追尾信頼度を次の4通りに分け、その記号
をファインダー内に表示する。
ば、測光情報は前回とほとんど等しいので、比較値Dは
極めて零に近い。逆に、測光情報が全く異なっている場
合は、最大では前回の測光出力が追尾領域Rが16領域
とも最大測光出力BVmax であり、今回の測光出力が1
6領域とも最小測光出力BVmin であった場合は、比較
値Dは次式で表されるDmax となる。 Dmax =16×|BVmax −BVmin | ・・・〔数2〕 なお、|BVmax −BVmin |は約20eV である。そ
して、被写体追尾信頼度を次の4通りに分け、その記号
をファインダー内に表示する。
【0030】(1) D<4の場合は、16領域の平均の輝
度差が0.25eV 未満であるから、きわめて信頼度が高
いとして二重丸の記号「◎」を表示する。 (2) 4≦D<8の場合は、16領域の平均輝度差が0.2
5〜0.5eV であるから、信頼度が高いとして一重丸の
記号「○」を表示する。 (3) 8≦D<16の場合は、16領域の平均輝度差が
0.5〜1eV であるから、信頼度はやや低いとして三角
形の記号「△」を表示する。 (4) D≧16の場合は、16領域の平均輝度差が1eV
以上なので、信頼度は低いとして罰点の記号「×」を表
示する。
度差が0.25eV 未満であるから、きわめて信頼度が高
いとして二重丸の記号「◎」を表示する。 (2) 4≦D<8の場合は、16領域の平均輝度差が0.2
5〜0.5eV であるから、信頼度が高いとして一重丸の
記号「○」を表示する。 (3) 8≦D<16の場合は、16領域の平均輝度差が
0.5〜1eV であるから、信頼度はやや低いとして三角
形の記号「△」を表示する。 (4) D≧16の場合は、16領域の平均輝度差が1eV
以上なので、信頼度は低いとして罰点の記号「×」を表
示する。
【0031】次に、図5に戻り、焦点調節部13によっ
て手動による焦点調節が行われているか否かを判定する
(ステップS6)。焦点調節が行われていなければ、前
述した被写体追尾処理(ステップS4)における被写体
追尾領域Rの中に、図4に示す焦点検出領域F1〜F5
が含まれるか否か判定する(ステップS7)。
て手動による焦点調節が行われているか否かを判定する
(ステップS6)。焦点調節が行われていなければ、前
述した被写体追尾処理(ステップS4)における被写体
追尾領域Rの中に、図4に示す焦点検出領域F1〜F5
が含まれるか否か判定する(ステップS7)。
【0032】被写体追尾領域Rの中にいずれかの焦点検
出領域が含まれる場合は、その焦点検出領域の焦点検出
を行い(ステップS8)、その領域が合焦するように焦
点検出部14によってモーターMを制御し、撮影レンズ
1を駆動する(ステップS9)。
出領域が含まれる場合は、その焦点検出領域の焦点検出
を行い(ステップS8)、その領域が合焦するように焦
点検出部14によってモーターMを制御し、撮影レンズ
1を駆動する(ステップS9)。
【0033】被写体追尾領域Rの中に焦点検出領域F1
〜F5のいずれもが含まれない場合は、被写体にピント
を合わせることが出来ないので、ステップS8およびS
9の処理はジャンプする。
〜F5のいずれもが含まれない場合は、被写体にピント
を合わせることが出来ないので、ステップS8およびS
9の処理はジャンプする。
【0034】次に、露出演算部11で適正露出値BVa
を算出する(ステップS10)。適正露出値BVa は被
写体追尾領域R内の16個の測光領域の平均値BVobj
と、それ他の224個の測光領域の平均値BVr とを用
いて次式により求める。 BVa=(BVobj +BVr )/2 ・・・〔数3〕
を算出する(ステップS10)。適正露出値BVa は被
写体追尾領域R内の16個の測光領域の平均値BVobj
と、それ他の224個の測光領域の平均値BVr とを用
いて次式により求める。 BVa=(BVobj +BVr )/2 ・・・〔数3〕
【0035】次に、レリーズが全押しされたか否かを判
定する(ステップS11)。全押しされなかった場合は
前述したステップS3以降の処理を繰り返し、全押しさ
れた場合は適正露出値BVa に基づいて絞り機構および
シャッター機構を駆動して露出制御を行い(ステップS
12)、処理を終了する。
定する(ステップS11)。全押しされなかった場合は
前述したステップS3以降の処理を繰り返し、全押しさ
れた場合は適正露出値BVa に基づいて絞り機構および
シャッター機構を駆動して露出制御を行い(ステップS
12)、処理を終了する。
【0036】また、前述のステップS6の処理におい
て、焦点調節部13で手動による焦点調節が行われた場
合は、焦点検出部14で焦点検出領域F1〜F5の全領
域の焦点検出を行う(ステップS13)。そして、焦点
検出領域F1〜F5の中に合焦領域が存在するか否か判
定し(ステップS14)、存在する場合はその領域にあ
る被写体を新たな追尾被写体として変更する(ステップ
S15)。
て、焦点調節部13で手動による焦点調節が行われた場
合は、焦点検出部14で焦点検出領域F1〜F5の全領
域の焦点検出を行う(ステップS13)。そして、焦点
検出領域F1〜F5の中に合焦領域が存在するか否か判
定し(ステップS14)、存在する場合はその領域にあ
る被写体を新たな追尾被写体として変更する(ステップ
S15)。
【0037】この様子を図8を用いて説明する。図8
(a) は追尾被写体Sa が焦点検出領域F1上にあり、ピ
ントも焦点検出領域F1上の被写体Sa に合っており、
これに対して焦点検出領域F3上の被写体Sb はボケて
いる場合を示している。
(a) は追尾被写体Sa が焦点検出領域F1上にあり、ピ
ントも焦点検出領域F1上の被写体Sa に合っており、
これに対して焦点検出領域F3上の被写体Sb はボケて
いる場合を示している。
【0038】この状態で撮影者が追尾被写体を変更した
かったり、間違った被写体を追尾したりして追尾被写体
を領域F3上の被写体Sb に変更したい場合は、図8
(b) に示すように、手動によって領域F3上の被写体S
b にピントを合わせる。そうすると、焦点検出部14に
よって全ての焦点検出領域F1〜F5の焦点状態を検出
し(ステップS13)、その中で領域F3が合焦してい
ると(ステップS14)、被写体追尾部12は追尾被写
体が被写体Sb に変更されたことを検知し、領域F3の
被写体を追尾被写体に変更し(ステップS15)、被写
体情報をメモリに記憶してステップS10以降の処理を
実行する。
かったり、間違った被写体を追尾したりして追尾被写体
を領域F3上の被写体Sb に変更したい場合は、図8
(b) に示すように、手動によって領域F3上の被写体S
b にピントを合わせる。そうすると、焦点検出部14に
よって全ての焦点検出領域F1〜F5の焦点状態を検出
し(ステップS13)、その中で領域F3が合焦してい
ると(ステップS14)、被写体追尾部12は追尾被写
体が被写体Sb に変更されたことを検知し、領域F3の
被写体を追尾被写体に変更し(ステップS15)、被写
体情報をメモリに記憶してステップS10以降の処理を
実行する。
【0039】この場合、手動によるピント調節の結果、
図8(c) に示すように、領域F3の被写体Sb と領域F
4の被写体Sc の両方から合焦信号が出力した場合は、
これまでの領域F1に近い領域F3の被写体Sb を追尾
被写体とする。また、ステップS14で合焦領域が存在
しなければ、ステップS15をジャンプして追尾被写体
を変更することなくステップS10以降の処理を実行す
る。
図8(c) に示すように、領域F3の被写体Sb と領域F
4の被写体Sc の両方から合焦信号が出力した場合は、
これまでの領域F1に近い領域F3の被写体Sb を追尾
被写体とする。また、ステップS14で合焦領域が存在
しなければ、ステップS15をジャンプして追尾被写体
を変更することなくステップS10以降の処理を実行す
る。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、焦点調節部で撮影レン
ズの焦点調節が手動で行われ、焦点検出部が合焦信号を
出力した場合は、被写体追尾部は被写体が変更されたと
して合焦領域の被写体を新たな被写体として追尾するの
で、フレーミングを変化させることなく極めて敏速に追
尾被写体の変更が可能となり、従来のカメラと比べてシ
ャッターチャンスを逸することが少なくなる。
ズの焦点調節が手動で行われ、焦点検出部が合焦信号を
出力した場合は、被写体追尾部は被写体が変更されたと
して合焦領域の被写体を新たな被写体として追尾するの
で、フレーミングを変化させることなく極めて敏速に追
尾被写体の変更が可能となり、従来のカメラと比べてシ
ャッターチャンスを逸することが少なくなる。
【図1】本発明による被写体追尾機能を有するカメラの
一実施例の構成を示す光学系のブロック図である。
一実施例の構成を示す光学系のブロック図である。
【図2】本発明による被写体追尾機能を有するカメラの
一実施例の構成を示す制御系のブロック図である。
一実施例の構成を示す制御系のブロック図である。
【図3】図1に示す測光素子の測光領域の一実施例を示
す図である。
す図である。
【図4】被写界内の焦点検出領域の一実施例を示す図で
ある。
ある。
【図5】本発明による被写体追尾動作の一実施例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】本発明による被写体追尾方法を説明するための
図である。
図である。
【図7】本発明による被写体追尾方法を説明するための
図である。
図である。
【図8】本発明による追尾被写体の変更方法を説明する
ための図である。
ための図である。
【図9】従来の被写体追尾方法を説明するための図であ
る。
る。
1 撮影レンズ 2 クイックリターンミラー 3 拡散スクリーン 4 コンデンサレンズ 5 ペンタプリズム 6 接眼レンズ 7 測光用プリズム 8 測光用レンズ 9 測光素子 10 測光部 11 露出演算部 12 被写体追尾部 13 焦点調節部 14 焦点検出部 15 信頼性表示部 F1〜F5 焦点検出領域 H 被写界 M モーター R 被写体追尾領域 Sa 〜Sc 被写体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/36 7/28 8102−2K 17/00 Z G06F 15/62 8125−5L
Claims (4)
- 【請求項1】 被写界を複数領域に分割して測光し、前
記被写界の輝度に関する複数の測光情報を出力する測光
手段と、 前記測光手段の出力を用いて被写体の移動を検出し、前
記被写体の追尾を行う被写体追尾手段と、 前記被写界内に複数の焦点検出領域を有し、各焦点検出
領域についての焦点状態を検出する焦点検出手段と、 手動による撮影レンズの焦点調節を行うための焦点調節
手段と、を備え、 前記被写体追尾手段による前記被写体の追尾中に、前記
焦点調節手段によって撮影レンズの焦点調節が行われ、
かつ前記複数の焦点検出領域の少なくとも1つが合焦し
た場合に、前記被写体追尾手段は前記合焦した焦点検出
領域に位置する被写体を新たな被写体として追尾するこ
とを特徴とする被写体追尾機能を有するカメラ。 - 【請求項2】 前記測光手段の出力および前記被写体追
尾手段の出力に基づいて適正露出値を算出する露出演算
手段を備えることを特徴とする請求項1記載の被写体追
尾機能を有するカメラ。 - 【請求項3】 被写界を複数領域に分割して測光し、被
写界の輝度に関する複数の測光情報を出力する測光手段
と、 前記測光手段の出力を用いて被写体の移動を検出し、前
記被写体の追尾を行う被写体追尾手段と、 前記被写体追尾手段の出力に基づいて被写体追尾の信頼
性を表示する信頼性表示手段と、を備えたことを特徴と
する被写体追尾機能を有するカメラ。 - 【請求項4】 被写界を複数領域に分割して測光し、前
記被写界の輝度に関する複数の測光情報を出力する測光
手段と、 前記測光手段の出力を用いて被写体の移動を検出し、前
記被写体の追尾を行う被写体追尾手段と、 手動による撮影レンズの焦点調節を行うための焦点調節
手段と、を備え、 前記被写体追尾手段による前記被写体の追尾中に、前記
焦点調節手段によって撮影レンズの焦点調節が行われる
と、前記被写体追尾手段による前記被写体の追尾を解除
することを特徴とする被写体追尾機能を有するカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5039366A JPH06230453A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 被写体追尾機能を有するカメラ |
US08/188,773 US5418595A (en) | 1993-02-02 | 1994-01-31 | Camera having a subject tracking function and method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5039366A JPH06230453A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 被写体追尾機能を有するカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06230453A true JPH06230453A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=12551065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5039366A Pending JPH06230453A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 被写体追尾機能を有するカメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5418595A (ja) |
JP (1) | JPH06230453A (ja) |
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JP2008298943A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Nikon Corp | 焦点調節装置および撮像装置 |
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US8253800B2 (en) | 2006-06-28 | 2012-08-28 | Nikon Corporation | Tracking device, automatic focusing device, and camera |
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1993
- 1993-02-02 JP JP5039366A patent/JPH06230453A/ja active Pending
-
1994
- 1994-01-31 US US08/188,773 patent/US5418595A/en not_active Expired - Fee Related
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