JP2849510B2 - 可動式給紙ガイド - Google Patents
可動式給紙ガイドInfo
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- JP2849510B2 JP2849510B2 JP4246539A JP24653992A JP2849510B2 JP 2849510 B2 JP2849510 B2 JP 2849510B2 JP 4246539 A JP4246539 A JP 4246539A JP 24653992 A JP24653992 A JP 24653992A JP 2849510 B2 JP2849510 B2 JP 2849510B2
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- cassette
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタに係り、特に複
数の給紙カセットを備えたプリンタに関する。
数の給紙カセットを備えたプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】今日、一般事務用に供されている複写
機、レーザープリンタ等のプリンタは、プリントすべき
用紙が複数種類（例えばＪＩＳ Ａ４判、Ｂ５判等）に
亙るのが常であり、用紙種類毎の給紙カセットの交換が
煩雑なため、予め複数の給紙カセットを装備し、制御パ
ネルの指示または自動用紙選択機構により切り換え可能
としている。
機、レーザープリンタ等のプリンタは、プリントすべき
用紙が複数種類（例えばＪＩＳ Ａ４判、Ｂ５判等）に
亙るのが常であり、用紙種類毎の給紙カセットの交換が
煩雑なため、予め複数の給紙カセットを装備し、制御パ
ネルの指示または自動用紙選択機構により切り換え可能
としている。
【０００３】図４は、従来の複数給紙カセットを有する
プリンタの装置構成例である。この従来のプリンタにお
いては、主給紙カセット（以下、主カセットと略す）１
からの給紙経路２１ａと副給紙カセット（以下、副カセ
ットと略す）２からの給紙経路２２ａとが、互いに大き
く異なっており給紙ガイド１１ａ付近で略９０度の角度
で合流していた。すなわち主カセット１からの給紙経路
２１ａでは、主カセット１から取り出された用紙は略４
５度の角度で右上に上昇し、給紙ガイド１１ａ付近で左
へ略９０度方向転換していた。これに対して、副カセッ
ト２からの給紙経路２２ａでは、副カセット２から取り
出された用紙は大きく右に迂回したのち給紙ガイド１１
ａの下面と略平行に給紙されていた。
プリンタの装置構成例である。この従来のプリンタにお
いては、主給紙カセット（以下、主カセットと略す）１
からの給紙経路２１ａと副給紙カセット（以下、副カセ
ットと略す）２からの給紙経路２２ａとが、互いに大き
く異なっており給紙ガイド１１ａ付近で略９０度の角度
で合流していた。すなわち主カセット１からの給紙経路
２１ａでは、主カセット１から取り出された用紙は略４
５度の角度で右上に上昇し、給紙ガイド１１ａ付近で左
へ略９０度方向転換していた。これに対して、副カセッ
ト２からの給紙経路２２ａでは、副カセット２から取り
出された用紙は大きく右に迂回したのち給紙ガイド１１
ａの下面と略平行に給紙されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の副カセットからの給紙方法では、大きく迂回してい
たため、副カセットが大きくなり、プリンタの小型化を
妨げるという問題点があった。また、従来の副カセット
からの給紙経路と主カセットからの給紙経路との角度
が、給紙ガイド付近で大きく異なっていた。このため、
カセットから取り出された用紙が給紙ガイドに当たる角
度が最適化できず、給紙時に異常音が発生する等の不具
合があるという問題点があった。以上の点に鑑み、本発
明の課題とするところは、副カセットを小さくしてプリ
ンタ本体を小型化するとともに、給紙時の給紙ガイドへ
の用紙の当たる角度をいずれの給紙経路でも最適となる
ようにして、異常音等の発生を防止し円滑な給紙を実現
することにある。
来の副カセットからの給紙方法では、大きく迂回してい
たため、副カセットが大きくなり、プリンタの小型化を
妨げるという問題点があった。また、従来の副カセット
からの給紙経路と主カセットからの給紙経路との角度
が、給紙ガイド付近で大きく異なっていた。このため、
カセットから取り出された用紙が給紙ガイドに当たる角
度が最適化できず、給紙時に異常音が発生する等の不具
合があるという問題点があった。以上の点に鑑み、本発
明の課題とするところは、副カセットを小さくしてプリ
ンタ本体を小型化するとともに、給紙時の給紙ガイドへ
の用紙の当たる角度をいずれの給紙経路でも最適となる
ようにして、異常音等の発生を防止し円滑な給紙を実現
することにある。
【０００５】本発明は、複数の給紙カセットを備えて選
択された給紙カセットよりプリント用紙を給紙するプリ
ンタにあって、給紙カセットからの給紙経路から供給さ
れたプリント用紙を方向転換する可動式給紙ガイドであ
る。そして、可動式給紙ガイドは、主給紙カセットから
の給紙経路と副給紙カセットからの給紙経路とを方向転
換する入口付近で合流させ、いずれの給紙カセットが選
択されても、つねに所定の角度でプリント用紙が当たる
ように可動することを特徴とする。
択された給紙カセットよりプリント用紙を給紙するプリ
ンタにあって、給紙カセットからの給紙経路から供給さ
れたプリント用紙を方向転換する可動式給紙ガイドであ
る。そして、可動式給紙ガイドは、主給紙カセットから
の給紙経路と副給紙カセットからの給紙経路とを方向転
換する入口付近で合流させ、いずれの給紙カセットが選
択されても、つねに所定の角度でプリント用紙が当たる
ように可動することを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明においては、主カセットからの給紙経路
と副カセットからの給紙経路とを給紙ガイドの入口付近
で小さな角度で合流させることにしたので、プリンタ内
の給紙経路の容積を縮小することができるとともに、副
カセットを主カセットと同じ寸法に縮小して、プリンタ
を小型化できる。さらに、給紙ガイドをいずれの給紙カ
セットが選択されても、つねに所定の角度でプリント用
紙が当たるように可動するので、主カセットまたは副カ
セットのいずれの給紙経路からプリント用紙が供給され
ても給紙ガイドが最適の角度で用紙を受け入れることが
できる。
と副カセットからの給紙経路とを給紙ガイドの入口付近
で小さな角度で合流させることにしたので、プリンタ内
の給紙経路の容積を縮小することができるとともに、副
カセットを主カセットと同じ寸法に縮小して、プリンタ
を小型化できる。さらに、給紙ガイドをいずれの給紙カ
セットが選択されても、つねに所定の角度でプリント用
紙が当たるように可動するので、主カセットまたは副カ
セットのいずれの給紙経路からプリント用紙が供給され
ても給紙ガイドが最適の角度で用紙を受け入れることが
できる。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図１は、本発明の可動式給紙ガイドを備えたレ
ーザープリンタの断面図である。レーザープリンタのプ
リント機構の概略を以下に示す。図１において、予め均
一に帯電させた感光体ドラム７に、図示しない光源から
のレーザービーム１９を回転するポリゴンミラー１０で
走査させながら照射して、感光体ドラム７に静電潜像を
形成する。形成された静電潜像は現像層８によりトナー
で現像され、レジストローラ５により搬送されたプリン
ト用紙に転写ローラ６により転写された後、図示しない
定着装置により定着されてプリンタ機外へ排出される。
明する。図１は、本発明の可動式給紙ガイドを備えたレ
ーザープリンタの断面図である。レーザープリンタのプ
リント機構の概略を以下に示す。図１において、予め均
一に帯電させた感光体ドラム７に、図示しない光源から
のレーザービーム１９を回転するポリゴンミラー１０で
走査させながら照射して、感光体ドラム７に静電潜像を
形成する。形成された静電潜像は現像層８によりトナー
で現像され、レジストローラ５により搬送されたプリン
ト用紙に転写ローラ６により転写された後、図示しない
定着装置により定着されてプリンタ機外へ排出される。
【０００８】本実施例のプリンタは、給紙カセットとし
て主カセット１と副カセット２とを備えており、制御パ
ネル１６の指示により、制御回路１５が給紙カセットを
選択するとともに給紙経路を切り換える。この切り換え
は、主カセット１用の主ピックアップローラ１７または
副カセット２用の副ピックアップローラ１８の選択と、
ソレノイド１２の電流をＯＮ／ＯＦＦすることで給紙ガ
イド１１の状態を切り換えることにより行われる。図１
において、主カセット給紙経路を２１で、副カセット給
紙経路を２２で示す。
て主カセット１と副カセット２とを備えており、制御パ
ネル１６の指示により、制御回路１５が給紙カセットを
選択するとともに給紙経路を切り換える。この切り換え
は、主カセット１用の主ピックアップローラ１７または
副カセット２用の副ピックアップローラ１８の選択と、
ソレノイド１２の電流をＯＮ／ＯＦＦすることで給紙ガ
イド１１の状態を切り換えることにより行われる。図１
において、主カセット給紙経路を２１で、副カセット給
紙経路を２２で示す。
【０００９】図２は、前記実施例のプリンタにおいて、
主カセット１から給紙される場合を示す。制御パネル１
６で主カセット１が選択されている時、制御回路１５は
ソレノイド１２に通電し、このソレノイド１２がアクチ
ュエータ１３を引き付けるために給紙ガイド１１は図中
のＸの位置にある。主ピックアップローラ１７により主
カセット１から１枚ずつ取り出された用紙は、主カセッ
ト供給ローラ３により左斜め上方に押し上げられ、給紙
ガイド１１に最適角度範囲の４５度以下で当たり、これ
により方向転換されてレジストローラ５を経由して転写
ローラ６で印字画像が転写される。こうして主カセット
１からの給紙が円滑に行われる。
主カセット１から給紙される場合を示す。制御パネル１
６で主カセット１が選択されている時、制御回路１５は
ソレノイド１２に通電し、このソレノイド１２がアクチ
ュエータ１３を引き付けるために給紙ガイド１１は図中
のＸの位置にある。主ピックアップローラ１７により主
カセット１から１枚ずつ取り出された用紙は、主カセッ
ト供給ローラ３により左斜め上方に押し上げられ、給紙
ガイド１１に最適角度範囲の４５度以下で当たり、これ
により方向転換されてレジストローラ５を経由して転写
ローラ６で印字画像が転写される。こうして主カセット
１からの給紙が円滑に行われる。
【００１０】図３は、前記実施例のプリンタにおいて、
副カセット２から給紙される場合を示す。制御パネル１
６で副カセット２が選択されている時、制御回路１５は
ソレノイド１２に通電せず、アクチュエータ１３はスプ
リング１４により引き戻されるために給紙ガイド１１は
図中のＹの位置にある。副ピックアップローラ１８によ
り副カセット２から１枚ずつ取り出された用紙は、副カ
セット供給ローラ４により略上方に押し上げられ、給紙
ガイド１１に最適角度範囲の４５度以下で当たり、これ
により方向転換されてレジストローラ５を経由して転写
ローラ６で印字画像が転写される。こうして副カセット
２からの給紙が円滑に行われる。このようにして、いず
れの給紙カセットが選択されていても、つねに最適な角
度でプリント用紙が給紙ガイドに当たるように給紙ガイ
ド１１を可動とすることにより、給紙時の異常音の発生
を防止できる。
副カセット２から給紙される場合を示す。制御パネル１
６で副カセット２が選択されている時、制御回路１５は
ソレノイド１２に通電せず、アクチュエータ１３はスプ
リング１４により引き戻されるために給紙ガイド１１は
図中のＹの位置にある。副ピックアップローラ１８によ
り副カセット２から１枚ずつ取り出された用紙は、副カ
セット供給ローラ４により略上方に押し上げられ、給紙
ガイド１１に最適角度範囲の４５度以下で当たり、これ
により方向転換されてレジストローラ５を経由して転写
ローラ６で印字画像が転写される。こうして副カセット
２からの給紙が円滑に行われる。このようにして、いず
れの給紙カセットが選択されていても、つねに最適な角
度でプリント用紙が給紙ガイドに当たるように給紙ガイ
ド１１を可動とすることにより、給紙時の異常音の発生
を防止できる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明においては、
主カセットからの給紙経路と副カセットからの給紙経路
とを給紙ガイドの入口付近で合流させることにより、副
カセットの寸法を主カセットと同じ寸法に縮小すること
ができ、また給紙経路の容積を縮小することができてプ
リンタ全体を小型化できるという効果がある。さらに、
給紙ガイドをいずれの給紙カセットが選択されても、つ
ねに所定の角度でプリント用紙が当たるように可動する
ことにより、主カセットまたは副カセットのいずれの給
紙経路からプリント用紙が供給されても、給紙ガイドが
最適の角度で用紙を受け入れて円滑な用紙供給ができ
て、異常音の発生を防止できるという効果がある。
主カセットからの給紙経路と副カセットからの給紙経路
とを給紙ガイドの入口付近で合流させることにより、副
カセットの寸法を主カセットと同じ寸法に縮小すること
ができ、また給紙経路の容積を縮小することができてプ
リンタ全体を小型化できるという効果がある。さらに、
給紙ガイドをいずれの給紙カセットが選択されても、つ
ねに所定の角度でプリント用紙が当たるように可動する
ことにより、主カセットまたは副カセットのいずれの給
紙経路からプリント用紙が供給されても、給紙ガイドが
最適の角度で用紙を受け入れて円滑な用紙供給ができ
て、異常音の発生を防止できるという効果がある。
【図１】図１は、本発明の実施例のレーザープリンタの
給紙経路を示す断面図である。
給紙経路を示す断面図である。
【図２】図２は、主カセットから給紙する場合の給紙ガ
イドの状態を示す図である。
イドの状態を示す図である。
【図３】図３は、副カセットから給紙する場合の給紙ガ
イドの状態を示す図である。
イドの状態を示す図である。
【図４】図４は、従来のレーザープリンタの給紙経路を
示す断面図である。
示す断面図である。
１ 主カセット ２ 副カセット ３ 主カセット供給ローラ ４ 副カセット供給ローラ ５ レジストローラ ６ 転写ローラ ７ 感光体ドラム ８ 現像槽 ９ トナーホッパー １０ ポリゴンミラー １１ 給紙ガイド １１ａ 従来の給紙ガイド １２ ソレノイド １３ アクチュエータ １４ スプリング １５ 制御回路 １６ 制御パネル １７ 主ピックアップローラ １８ 副ピックアップローラ １９ レーザービーム ２１ 主カセット給紙経路 ２１ａ 従来の主カセット給紙経路 ２２ 副カセット給紙経路 ２２ａ 従来の副カセット給紙経路
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の給紙カセットを備えて選択された
給紙カセットよりプリント用紙を給紙するプリンタにあ
って、給紙カセットからの給紙経路から供給されたプリ
ント用紙を方向転換する可動式給紙ガイドにおいて、主
給紙カセットからの給紙経路と副給紙カセットからの給
紙経路とを方向転換する入口付近で合流させ、いずれの
給紙カセットが選択されても、つねに所定の角度でプリ
ント用紙が当たるように可動することを特徴とする可動
式給紙ガイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4246539A JP2849510B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 可動式給紙ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4246539A JP2849510B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 可動式給紙ガイド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0692507A JPH0692507A (ja) | 1994-04-05 |
| JP2849510B2 true JP2849510B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=17149918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4246539A Expired - Fee Related JP2849510B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 可動式給紙ガイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2849510B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3351986B2 (ja) | 1997-05-21 | 2002-12-03 | シャープ株式会社 | シート給送装置 |
| JP5899900B2 (ja) | 2011-03-08 | 2016-04-06 | 株式会社リコー | 給紙装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0464540A (ja) * | 1990-07-04 | 1992-02-28 | Canon Inc | シート搬送装置 |
-
1992
- 1992-09-16 JP JP4246539A patent/JP2849510B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0692507A (ja) | 1994-04-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081106 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091106 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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