JP7302323B2 - 光書込装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光書込装置および画像形成装置に関する。より特定的には、本発明は、受光素子の出力が安定するまでの時間を短くすることのできる光書込装置および画像形成装置に関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
電子写真式の画像形成装置の中には、光書込装置から露光光を感光体上に走査して静電潜像を形成するものがある。画像形成装置は、現像器を用いて静電潜像を現像してトナー像を形成し、このトナー像を用紙へ転写した後、定着器によってトナー像を用紙に定着させることにより、用紙に画像を形成する。
近年、光書込装置の小型化の観点で、画像形成用発光素子としてOLED(Organic Light Emitting Diode、有機発光ダイオード)を用いた光書込装置が提案されている。OLEDよりなる画像形成用発光素子を含む光書込装置では、非書込み時(非画像形成時)に光量補正動作が行われる。光量補正動作では、画像形成用発光素子を発光させ、画像形成用発光素子の近傍に設けられた受光素子からの出力に基づいて書込み時(画像形成時)の画像形成用発光素子の駆動電力が補正される。
なお、従来の光書込装置は、たとえば下記特許文献1などに開示されている。下記特許文献1には、複数の発光素子を備える発光基板と、発光素子から出射された光を像担持体上に集光させると、発光基板を保持するホルダーと、発光基板の発する熱を放熱する放熱板とを備えた光書込装置が開示されている。
特開2014-233908号公報
従来の光書込装置において、受光素子の出力の立ち上がりは遅く、受光素子の出力が安定するまでに(言い換えれば、受光素子の出力が受光光量を適切に反映するまでに)長い時間を要するという問題があった。
この問題により、書込み時の画像形成用発光素子の駆動電力を補正する際には、画像形成用発光素子を点灯させてから所定時間の間待機し、安定した後の受光素子の出力に基づいて書込み時の画像形成用発光素子の駆動電力を補正する必要があった。
特に、OLEDよりなる画像形成用発光素子は、性能の劣化を抑えるためにレーザー装置などと比較して発光光量が少なく設定されている。このため、受光素子の出力が安定するまでに長い時間を要していた。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、受光素子の出力が安定するまでの時間を短くすることのできる光書込装置および画像形成装置を提供することである。
本発明の一の局面に従う光書込装置は、有機発光ダイオードよりなり、電力の供給を受けて書込みに使用する光を発する画像形成用発光素子と、電力の供給を受けて書込みに使用しない光を発する補助発光素子と、画像形成用発光素子および補助発光素子の各々からの光を受信可能であり、受信した光量に応じた出力を行う受光素子と、画像形成用発光素子および補助発光素子の各々に供給する電力を制御することによって、画像形成用発光素子および補助発光素子の各々の光を制御する制御部とを備え、制御部は、非書込み時に、補助発光素子を点灯させた後で画像形成用発光素子の点灯を開始し、非書込み時に画像形成用発光素子が点灯した状態で受光素子からの出力に基づいて、制御部が書込み時に画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する第1の決定手段をさらに備え、制御部は、補助発光素子から受光素子が受信した光量が受光素子からの出力に反映された状態で、画像形成用発光素子の点灯を開始する
上記光書込装置において好ましくは、第1の決定手段は、補助発光素子が消灯した後であって、かつ画像形成用発光素子が点灯した状態で受光素子にて受信した光の量に基づいて、制御部が書込み時に画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する。
上記光書込装置において好ましくは、制御部は、画像形成用発光素子の点灯を開始するのと同時に、補助発光素子を消灯させる。
上記光書込装置において好ましくは、画像形成用発光素子は複数であり、制御部は、補助発光素子を点灯させた後で、複数の画像形成用発光素子の中で点灯した状態となる画像形成用発光素子を1つずつ順番に切り替え、第1の決定手段は、補助発光素子が消灯した後であって、かつ複数の画像形成用発光素子のうち最初の画像形成用発光素子が点灯した状態で受光素子にて受信した光の量に基づいて、制御部が書込み時に最初の画像形成用発光素子に供給する電力を決定する。
上記光書込装置において好ましくは、第1の決定手段は、補助発光素子が点灯した状態であって、かつ画像形成用発光素子が点灯した状態で受光素子にて受信した光の量に基づいて、制御部が書込み時に画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する。
上記光書込装置において好ましくは、画像形成用発光素子は複数であり、制御部は、補助発光素子を点灯させた後で、複数の画像形成用発光素子の中で点灯した状態となる画像形成用発光素子を1つずつ順番に切り替え、第1の決定手段は、補助発光素子が点灯した状態であって、かつ複数の画像形成用発光素子のうち最初の画像形成用発光素子が点灯した状態で受光素子にて受信した光の量に基づいて、制御部が書込み時に最初の画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する。
上記光書込装置において好ましくは、補助発光素子の発光面積は画像形成用発光素子の発光面積より大きい。
本発明の他の局面に従う光書込装置は、有機発光ダイオードよりなり、電力の供給を受けて書込みに使用する光を発する画像形成用発光素子と、電力の供給を受けて書込みに使用しない光を発する補助発光素子と、画像形成用発光素子および補助発光素子の各々からの光を受信可能な受光素子と、画像形成用発光素子および補助発光素子の各々に供給する電力を制御することによって、画像形成用発光素子および補助発光素子の各々の光を制御する制御部とを備え、制御部は、非書込み時に、補助発光素子を点灯させた後で画像形成用発光素子の点灯を開始し、非書込み時に画像形成用発光素子が点灯した状態で受光素子にて受信した光の量に基づいて、制御部が書込み時に画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する第1の決定手段と、第1の決定手段にて決定した電力を供給した場合の画像形成用発光素子の露光エネルギーに基づいて、第1の決定手段にて決定した後の非書込み時に補助発光素子を点灯させる場合の、補助発光素子に対して供給する電力を決定する第2の決定手段をさらに備え、第2の決定手段は、第1の決定手段にて決定した電力を供給した場合の画像形成用発光素子の露光エネルギーが、第1の決定手段にて決定する前の電力を供給した場合の画像形成用発光素子の露光エネルギーよりも増加した場合に、非書込み時に補助発光素子に対して供給する電力を増加させる。
本発明のさらに他の局面に従う光書込装置は、有機発光ダイオードよりなり、電力の供給を受けて書込みに使用する光を発する画像形成用発光素子と、電力の供給を受けて書込みに使用しない光を発する補助発光素子と、画像形成用発光素子および補助発光素子の各々からの光を受信可能な受光素子と、画像形成用発光素子および補助発光素子の各々に供給する電力を制御することによって、画像形成用発光素子および補助発光素子の各々の光を制御する制御部とを備え、制御部は、非書込み時に、補助発光素子を点灯させた後で画像形成用発光素子の点灯を開始し、非書込み時に画像形成用発光素子が点灯した状態で受光素子にて受信した光の量に基づいて、制御部が書込み時に画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する第1の決定手段と、第1の決定手段にて決定した電力を供給した場合の画像形成用発光素子の露光エネルギーに基づいて、第1の決定手段にて決定した後の非書込み時に補助発光素子を点灯させる場合の、画像形成用発光素子の点灯を開始する前に補助発光素子が点灯した状態となる時間を決定する第3の決定手段をさらに備え、第3の決定手段は、第1の決定手段にて決定した電力を供給した場合の画像形成用発光素子の露光エネルギーが、第1の決定手段にて決定する前の電力を供給した場合の画像形成用発光素子の露光エネルギーよりも増加した場合に、画像形成用発光素子の点灯を開始する前に補助発光素子が点灯した状態となる時間を増加させる。
上記光書込装置において好ましくは、受光素子は、画像形成用発光素子から発せられる光のうち書込みに使用する光の照射範囲外に配置されており、受光素子と補助発光素子との距離は、受光素子と画像形成用発光素子との距離よりも近い。
本発明の他の局面に従う画像形成装置は、上記光書込装置と、光書込装置によって形成された静電潜像に基づく画像を形成する画像形成手段とを備える。
本発明によれば、受光素子の出力が安定するまでの時間を短くすることのできる光書込装置および画像形成装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成装置1の構成を示す断面図である。 光書込装置20をz軸の負方向に沿って見た場合の光書込装置20の構成を示す平面図である。 光書込装置20をx軸の正方向に沿って見た場合の光書込装置20の各部材の位置関係を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の画像形成装置1における光量調整動作に関する構成を示すブロック図である。 受光素子36が受信する光量(受光光量)および受光素子36の出力電流の各々の時間変化を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態の光量補正動作を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態の光量補正動作を説明する図である。 本発明の第1および第2の実施の形態の変形例の前提となる状況を説明する図である。 本発明の第1および第2の実施の形態の変形例の光量補正動作を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお図面におけるx軸、y軸、およびz軸は互いに直交している。
以下の実施の形態では、光書込装置を備えた画像形成装置がMFPである場合について説明する。光書込装置を備えた画像形成装置は、MFPの他、プリンター、ファクシミリ装置、または複写機などであってもよい。また、光書込装置は、画像形成装置とは別体のものであってもよい。
[第1の実施の形態]
始めに、本実施の形態における画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置1の構成を示す断面図である。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成装置1(画像形成装置の一例)は、タンデムカラー方式のMFPであり、用紙搬送部10と、光書込装置(OLED-PH部)20(光書込装置の一例)と、トナー像形成部40(画像形成手段の一例)と、定着装置50と、制御部60(制御部、ならびに第1、第2、および第3の決定手段の一例)などを備えている。
用紙搬送部10は搬送経路TRに沿って一枚ずつ用紙を搬送する。用紙搬送部10は、給紙トレイ11と、給紙ローラー12と、タイミングローラー13と、排紙ローラー14と、排紙トレイ15とを含んでいる。給紙トレイ11は、画像を形成するための用紙Mを収容する。給紙トレイ11は複数であってもよい。給紙ローラー12は、給紙トレイ11と搬送経路TRとの間に設けられている。タイミングローラー13は、搬送経路TRにおける二次転写ローラー48よりも下流側の位置に設けられている。排紙ローラー14は、搬送経路TRの最も下流の部分に設けられている。排紙トレイ15は画像形成装置1の本体の最上部に設けられている。
光書込装置20は、ポリゴンミラーを含まない非走査型の光書込装置であり、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、およびK(ブラック)の各色について設けられている。光書込装置20は、YMCK各色についての静電潜像を形成する。光書込装置20の詳細な構成については後述する。
トナー像形成部40は、YMCK各色について設けられており、YMCKの各色についてのトナー像であって、光書込装置20によって形成された静電潜像に基づくトナー像を合成し、合成したトナー像を用紙に形成(転写)する。トナー像形成部40は、YMCK各色についての画像形成ユニット(画像形成ステーション)41K、41C、41M、および41Yの各々と、YMCK各色についての一次転写ローラー45と、中間転写ベルト46と、二次転写ローラー48とを含んでいる。
画像形成ユニット41K、41C、41M、および41Yの各々は、光書込装置20によって形成された静電潜像に基づく画像を形成する。画像形成ユニット41K、41C、41M、および41Yの各々は、感光体42と、帯電装置43と、現像装置44と、クリーニング装置47などを含んでいる。感光体42は円筒形状を有しており、図1中矢印αで示す方向に回転駆動される。感光体42の周囲には、帯電装置43、光書込装置20、現像装置44、およびクリーニング装置47が設けられている。帯電装置43は感光体42に近接して設けられている。光書込装置20は、感光体42の上部に設けられている。
中間転写ベルト46は、YMCK各色の画像形成ユニット41K、41C、41M、および41Yの上部に設けられている。中間転写ベルト46は、環状であり、回転ローラー46aに架け渡されている。中間転写ベルト46は、図1中矢印βで示す方向に回転駆動される。一次転写ローラー45の各々は、中間転写ベルト46を挟んで感光体42の各々と対向している。二次転写ローラー48は、搬送経路TRにおいて中間転写ベルト46と接触している。
定着装置50は、トナー像を担持した用紙を把持しながら搬送経路TRに沿って搬送することで、用紙にトナー像を定着する。
制御部60は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、および記憶装置などよりなっており、画像形成装置1全体の動作を制御する。記憶装置には、後述する複数の画像形成用発光素子341の各々に書込み時(感光体42の表面に静電潜像を形成する時、画像形成時)に供給する電力値などの各種情報が記憶されている。
画像形成装置1は、感光体42を回転させて、感光体42の表面を帯電装置43によって帯電させる。画像形成装置1は、帯電された感光体42の表面に対して、光書込装置20から画像形成情報に従った露光光を照射し、感光体42の表面に静電潜像を形成する。
次に画像形成装置1は、静電潜像が形成された感光体42に対して、現像装置44からトナーを供給して現像を行い、感光体42の表面にトナー像を形成する。
次に画像形成装置1は、一次転写ローラー45を用いて、感光体42に形成されたトナー像を中間転写ベルト46の表面に順次転写する(一次転写)。フルカラー画像の場合、中間転写ベルト46の表面には、YMCK各色のトナー像が合成されたトナー像が形成される。画像形成装置1は、中間転写ベルト46に転写されずに感光体42に残留したトナーを、クリーニング装置47により除去する。画像形成装置1は、中間転写ベルト46の表面に形成されたトナー像を、回転ローラー46aによって二次転写ローラー48と対向する位置まで搬送する。
一方、画像形成装置1は、給紙トレイ11に収容された用紙Mを、給紙ローラー12により搬送経路TRに1枚ずつ給紙し、タイミングローラー13により所定のタイミングで中間転写ベルト46と二次転写ローラー48との間に導く。そして画像形成装置1は、中間転写ベルト46の表面に形成されたトナー像を、二次転写ローラー48により用紙に転写する。
画像形成装置1は、トナー像が転写された用紙を定着装置50に導き、定着装置50によりトナー像を用紙に定着する。その後画像形成装置1は、トナー像が定着された用紙を、排紙ローラー14により排紙トレイ15に排紙する。
図2は、光書込装置20をz軸の負方向に沿って見た場合の光書込装置20の構成を示す平面図である。図3は、光書込装置20をx軸の正方向に沿って見た場合の光書込装置20の各部材の位置関係を示す図である。なお図3では、発光点群34を構成する複数の画像形成用発光素子341のうち1つの画像形成用発光素子341のみを示している。
図2および図3を参照して、光書込装置20は、基板31と、複数の光源32と、マイクロレンズアレイ(MLA)33とを含んでいる。基板31内には、複数の光源32の各々がアレイ状に設けられている。また基板31内には、複数の光源32の各々に電力を供給するための配線(図示無し)などが設けられている。複数の光源32と感光体42との間(複数の光源32よりもz軸の正側)には、マイクロレンズアレイ33が設けられている。マイクロレンズアレイ33は、z軸方向で見た場合に複数の光源32の各々と重なる位置に複数のレンズ33aの各々を含んでいる。
基板31は、回路基板311と、透明基板312とを含んでいる。透明基板312は回路基板311の感光体42側(z軸の正側)の表面311aに設けられている。
複数の光源32の各々は、感光体42の表面の互いに異なる位置に対して画像形成に使用する光(露光光)を照射する。複数の光源32の各々は、発光点群34と、補助発光素子35(補助発光素子の一例)と、受光素子36(受光素子の一例)とを含んでいる。
発光点群34は、複数(たとえば数百個)の画像形成用発光素子341(画像形成用発光素子の一例)を含んでいる。複数の画像形成用発光素子341の各々は、回路基板311の表面311aにアレイ状に設けられている。複数の画像形成用発光素子341の各々は、OLEDよりなっている。発光点群34が含む画像形成用発光素子341の数は1つ以上であればよい。
複数の画像形成用発光素子341の各々は、電力の供給を受けて書込みに使用する光を発する。
補助発光素子35は、回路基板311の表面311aにおける発光点群34の付近に設けられている。補助発光素子35は、電力の供給を受けて書込みに使用しない光を発する。補助発光素子35の発光面積は画像形成用発光素子341の発光面積より大きい。
受光素子36は、透明基板312の感光体42側(z軸の正側)の表面312aに設けられている。受光素子36は、複数の画像形成用発光素子341および補助発光素子35の各々からの光を受信可能であり、受光光量に応じた出力(ここでは電流の出力)を行う。複数の画像形成用発光素子341から発せられる光のうち感光体42の表面への静電潜像の書込みに使用する光の照射範囲を範囲RGとする。受光素子36は、書込みの妨げとならないように範囲RG外に配置されている。受光素子36と補助発光素子35との距離は、受光素子36と複数の画像形成用発光素子341の各々との距離よりも近い。なお、光書込装置20は、1つの発光点群34および1つの補助発光素子35に対して少なくとも1つの受光素子36を含んでいればよい。
制御部60は、複数の画像形成用発光素子341および補助発光素子35の各々に供給する電力(駆動電流など)を制御することによって、複数の画像形成用発光素子341および補助発光素子35の各々の光を制御する。
書込み時には、制御部60は、複数の画像形成用発光素子341の各々に駆動電力を供給する。この時、補助発光素子35には駆動電力が供給されず、補助発光素子35は光を発しない。複数の画像形成用発光素子341は、駆動電力の供給を受けて光を発する。複数の画像形成用発光素子341の各々が発する光は、透明基板312を透過しレンズ33aで集束されて感光体42の表面に照射される。これにより、感光体42の表面に静電潜像が書き込まれる。
図4は、本発明の第1の実施の形態の画像形成装置1における光量調整動作に関する構成を示すブロック図である。図4では、複数の光源32のうち2つの光源32aおよび32bの構成のみが示されている。
図2~図4を参照して、光源32は、光量検出部37と、光量補正部38とをさらに備えている。
複数の画像形成用発光素子341の各々が書込み時に発する光量を適切な量にするために、非書込み時(感光体42の表面に静電潜像を形成しない時、非画像形成時)に制御部60は光量補正動作を行う。光量補正動作は、制御部60が書込み時に複数の画像形成用発光素子341の各々に対して供給する電力(以降、制御部60が書込み時に画像形成用発光素子341に対して供給する電力を駆動電力と記すことがある)の電力値を補正(決定)する動作である。
従来の光量補正動作について以下に説明する。なお、制御部60は、光書込装置20に含まれる複数の光源32(図4では光源32aおよび32b)の各々についての同様の光量補正動作を並行して行う。このため、一つの光源32aに含まれる複数の画像形成用発光素子341の光量補正動作について説明する。
制御部60は、複数の画像形成用発光素子341の中で点灯した状態となる画像形成用発光素子341を1つずつ順番に(画像形成用発光素子341-1、341-2・・・・、341-n(nは光源32aを構成する画像形成用発光素子341の数に相当する任意の自然数)の順番で1つずつ順番に)切り替える。
複数の画像形成用発光素子341の各々に設定されている駆動電力の電力値の各々は制御部60の記憶装置に記憶されている。制御部60は、画像形成用発光素子341を点灯させる際に、その画像形成用発光素子341に設定されている電力値を有する電力をその画像形成用発光素子341に供給する。
光量検出部37は、受光素子36の出力電流に基づいて、受光素子36が受信した光量(光量検出値)を決定する。光量検出部37は、決定した光量を光量補正部38に出力する。
光量補正部38は、光量検出部37から出力された光量に基づいて、点灯した画像形成用発光素子341の光量を所望の量に補正するための光量補正値を決定する。光量補正部38は、決定した光量補正値を制御部60に出力する。
制御部60は、光量補正部38から出力された光量補正値を用いて、点灯した画像形成用発光素子341の駆動電力の電力値を補正し、記憶装置に記憶する。
光量検出部37、光量補正部38、および制御部60は、点灯した画像形成用発光素子341が1つずつ順番に切り替わる度に上述と同様の動作を繰り返すことで、光源32aを構成する全ての画像形成用発光素子341の各々の駆動電力の電力値を補正する。
図5は、受光素子36が受信する光量(受光光量)および受光素子36の出力電流の各々の時間変化を模式的に示す図である。図5(a)は、受光素子36が受信する光量の時間変化を模式的に示す図である。図5(b)は、受光素子36の受信する光量が図5(a)に示すように変化する場合の受光素子36の出力電流の時間変化を模式的に示す図である。
図5を参照して、一般的に、受光素子36の出力電流の立ち上がりは遅く、受光素子36が受信する光量が増加した場合に、受光素子36の出力電流が光量を適切に反映するまでには時間を要する。
時刻t1で、受光素子36が受信する光量が増加して値L1となった場合を想定する。この場合、時刻t1から時間ΔTM1だけ経過した時刻t2に、受光素子36の出力電流はΔI1だけ増加して値L1を適切に反映した値I1となる。
時間ΔTM1は、受光素子36が受信する光量の増加を受光素子36の出力電流が適切に反映するまでの時間に相当する。時間ΔTM1は、次の項目(a)および(b)に記載した性質を有している。
(a) 時間ΔTM1は、受光素子36が受信する増加後の光量に相当する露光エネルギーS1(具体的には、受光素子36が受信する増加後の光量と時間ΔTM1との積)が大きいほど短くなる。
(b) 時間ΔTM1は、光量の増加の前後の受光素子36の出力電流の変化量ΔI1が少ないほど短くなる。
同様に、一般的に、受光素子36の出力電流の立ち下がりは遅く、受光素子36が受信する光量が減少した場合に、受光素子36の出力電流が光量を適切に反映するまでには時間を要する。
時刻t2の後の時刻t3で、受光素子36が受信する光量が値L1から減少して値L2となった場合を想定する。この場合、時刻t3から時間ΔTM2だけ経過した時刻t4に、受光素子36の出力電流はΔI2だけ減少して値L2を適切に反映した値I2となる。
時間ΔTM2は、受光素子36が受信する光量の減少を受光素子36の出力電流が適切に反映するまでの時間に相当する。時間ΔTM2は、次の項目(c)および(d)に記載した性質を有している。
(c) 時間ΔTM2は、受光素子36が受信する減少後の光量に相当する露光エネルギーS2(具体的には、受光素子36が受信する減少後の光量と時間ΔTM2との積)が大きいほど短くなる。
(d) 時間ΔTM2は、光量の減少の前後の受光素子36の出力電流の変化量ΔI2が少ないほど短くなる。
画像形成用発光素子341はOLEDよりなっており、1つ当たりの画像形成用発光素子341が発する光量および露光エネルギーは少ない。また受光素子36は、画像形成用発光素子341が感光体42に対して照射する露光光の光路を遮らない位置に配置されている。このため、1つの画像形成用発光素子341のみが点灯した場合に受光素子36が受信する光量は非常に小さく、受光素子36が受信する増加後の光量に相当する露光エネルギー(図5中露光エネルギーS1に相当する露光エネルギー)は小さい。この理由により、従来の光量補正動作では、最初の画像形成用発光素子341-1が点灯してから、最初の画像形成用発光素子341-1からの光による受光素子36の出力電流が安定する(点灯した状態の画像形成用発光素子341-1から受信した光量が、受光素子36の出力電流に適切に反映される)までの時間が長い。
図6は、本発明の第1の実施の形態の光量補正動作を説明する図である。図6(a)は、光量補正動作中の補助発光素子35および複数の画像形成用発光素子341の各々の点灯および消灯の切り替え方法を示す図である。図6(b)は、光量補正動作中の受光素子36の受光光量の時間変化を模式的に示す図である。図6(c)は、光量補正動作中の受光素子36の出力電流の時間変化を模式的に示す図である。
図4および図6を参照して、本実施の形態では、制御部60は、光量補正動作を行う場合に、補助発光素子35を点灯させた後で画像形成用発光素子341の点灯を開始する。制御部60は、補助発光素子35が点灯した状態であって、かつ画像形成用発光素子341が点灯した状態で受光素子36にて受信した光の量に基づいて、画像形成用発光素子341に対して書込み時に供給する電力を補正(決定)する。
本実施の形態における光量補正動作について以下に説明する。なお、制御部60は、光書込装置20に含まれる複数の光源32(図4では光源32aおよび32b)の各々についての同様の光量補正動作を並行して行う。このため、一つの光源32aに含まれる複数の画像形成用発光素子341の光量補正動作について説明する。
時刻msで、制御部60は補助発光素子35を点灯させる。本実施の形態では、光源32aに含まれる複数の画像形成用発光素子341-1~341-nのうち最初の画像形成用発光素子341-1の点灯を開始する前から、光源32aに含まれる全ての画像形成用発光素子341-1~341-nからの光量が光量検出部37にて決定されるまで、補助発光素子35は点灯され続ける。
時刻msの後の時刻m0で、制御部60は、複数の画像形成用発光素子341の中の最初の画像形成用発光素子341-1の点灯を開始する。制御部60は、画像形成用発光素子341-1の点灯の際に、画像形成用発光素子341-1の駆動電力の電力値と同じ電力値の電力を供給する。また光量検出部37は、時刻m0で受信した受光素子36の出力電流に基づいて、補助発光素子35の光量を決定する。光量検出部37は、決定した補助発光素子35の光量を光量補正部38に出力する。
時刻msから時刻m0の時間間隔は、補助発光素子35からの光による受光素子36の出力が安定する(補助発光素子35から受光素子36が受信した光量が、受光素子36の出力電流に適切に反映される)のに要する時間に基づいて予め決定されることが好ましい。
時刻m0の後の時刻m1で、制御部60は、複数の画像形成用発光素子341の中で点灯した状態となる画像形成用発光素子341を、画像形成用発光素子341-1から画像形成用発光素子341-2に切り替える。制御部60は、画像形成用発光素子341-2の点灯の際に、画像形成用発光素子341-2の駆動電力の電力値と同じ電力値の電力を供給する。また光量検出部37は、時刻m1で受信した受光素子36の出力電流に基づいて、受光素子36が受信した光量を決定する。光量検出部37は、決定した光量を光量補正部38に出力する。
光量補正部38は、光量検出部37から出力された光量に基づいて、画像形成用発光素子341-1の光量を算出する。光量検出部37から出力された光量は、補助発光素子35および画像形成用発光素子341-1が点灯した状態で受光素子36にて受信した光量に相当し、補助発光素子35の光量と画像形成用発光素子341-1の光量との合計値に相当する。このため、光量検出部37から出力された光量から補助発光素子35の光量を減ずることにより、画像形成用発光素子341-1の光量が算出される。
光量補正部38は、画像形成用発光素子341-1の光量を所望の量に補正するための光量補正値を決定し、制御部60に出力する。制御部60は、光量補正部38から出力された光量補正値を用いて、画像形成用発光素子341-1の駆動電力の電力値を補正(決定)する。
時刻m0から時刻m1の時間間隔は、画像形成用発光素子341-1からの光による受光素子36の出力が安定する(画像形成用発光素子341-1から受光素子36が受信した光量が、受光素子36の出力電流に適切に反映される)のに要する時間に基づいて予め決定されることが好ましい。
時刻m1の後の時刻m2で、制御部60は、複数の画像形成用発光素子341の中で点灯した状態となる画像形成用発光素子341を、画像形成用発光素子341-2から画像形成用発光素子341-3に切り替える。制御部60は、画像形成用発光素子341-3の点灯の際に、画像形成用発光素子341-3の駆動電力の電力値と同じ電力値の電力を供給する。また光量検出部37は、時刻m2で受信した受光素子36の出力電流に基づいて、受光素子36が受信した光量を決定する。光量検出部37は、決定した光量を光量補正部38に出力する。
光量補正部38は、光量検出部37から出力された光量に基づいて、画像形成用発光素子341-2の光量を算出する。光量検出部37から出力された光量は、補助発光素子35および画像形成用発光素子341-2が点灯した状態で受光素子36にて受信した光量に相当し、補助発光素子35の光量と画像形成用発光素子341-2の光量との合計値に相当する。このため、光量検出部37から出力された光量から補助発光素子35の光量を減ずることにより、画像形成用発光素子341-2の光量が算出される。
光量補正部38は、画像形成用発光素子341-2の光量を所望の量に補正するための光量補正値を決定し、制御部60に出力する。制御部60は、光量補正部38から出力された光量補正値を用いて、画像形成用発光素子341-2の駆動電力の電力値を補正(決定)する。
時刻m1から時刻m2の時間間隔は、画像形成用発光素子341-2からの光による受光素子36の出力が安定する(画像形成用発光素子341-2から受光素子36が受信した光量が、受光素子36の出力電流に適切に反映される)のに要する時間に基づいて予め決定されることが好ましい。
時刻m2以降、制御部60は、上述と同様の方法で、必要な時間間隔をおいて画像形成用発光素子341-4~341-nの各々を1つずつ順番に点灯させる。光量検出部37、光量補正部38、および制御部60は、点灯した画像形成用発光素子341が1つずつ順番に切り替わる度に上述の動作と同様の動作を繰り返すことで、光源32aを構成する全ての画像形成用発光素子341の各々の駆動電力の電力値を補正(決定)する。
光書込装置20は複数の発光点群34を含んでいる。仮に全ての発光点群34の各々の補助発光素子35に対して同一の電力を供給することにより共通した制御を行った場合、複数の発光点群34の各々における補助発光素子35や受光素子36の性能差に起因して、複数の発光点群34の各々における画像形成用発光素子341の駆動電力には、誤差が生じやすい。
このような誤差を防ぐため、制御部60は、複数の発光点群34の各々における補助発光素子35や受光素子36の性能に応じて、光量補正動作時に、複数の発光点群34の各々の補助発光素子35の制御値を取得し、制御部60の記憶装置などに記録してもよい。制御部60は、次回の光量補正動作時には、複数の補助発光素子35の各々を記憶装置に記憶した制御値の各々に基づいて制御してもよい。
本実施の形態では、非書込み時に、補助発光素子35を点灯させた後で、複数の画像形成用発光素子341のうち最初の画像形成用発光素子341-1の点灯が開始される。そして、非書込み時に補助発光素子35が点灯した状態であって、かつ画像形成用発光素子341-1が点灯した状態で受光素子36にて受信した光の量に基づいて、画像形成用発光素子341-1の駆動電力の電力値を補正される。これにより、補助発光素子35を点灯させない場合と比較して、最初の画像形成用発光素子341-1が点灯した際(時刻ms)に受光素子36が受信する光量(図6中光量L11)およびその露光エネルギー(図6中露光エネルギーS11)が大きくなる。その結果、画像形成用発光素子341-1からの光による受光素子36の出力が安定するのに要する時間(時刻m0から時刻m1の時間間隔)を短くすることができ、光量補正動作に要する時間を短くすることができる。
また、補助発光素子35の発光面積が画像形成用発光素子341の発光面積より大きい場合や、受光素子36と補助発光素子35との距離が受光素子36と複数の画像形成用発光素子341の各々との距離よりも近い場合には、最初の画像形成用発光素子341-1が点灯した際に受光素子36が受信する光量を一層大きくすることができる。その結果、画像形成用発光素子341-1からの光による受光素子36の出力が安定するのに要する時間を短くすることができる。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明の第2の実施の形態の光量補正動作を説明する図である。図7(a)は、光量補正動作中の補助発光素子35および複数の画像形成用発光素子341の各々の点灯および消灯の切り替え方法を示す図である。図7(b)は、光量補正動作中の受光素子36の受光光量の時間変化を模式的に示す図である。図7(c)は、光量補正動作中の受光素子36の出力電流の時間変化を模式的に示す図である。
図4および図7を参照して、本実施の形態では、制御部60は、補助発光素子35が消灯した後であって、かつ画像形成用発光素子341が点灯した状態で受光素子36にて受信した光の量に基づいて、画像形成用発光素子341の駆動電力の電力値を補正(決定)する。
本実施の形態における光量補正動作について以下に説明する。ここでは、一つの光源32aに含まれる複数の画像形成用発光素子341の光量補正動作について説明する。
時刻msで、制御部60は補助発光素子35を点灯させる。本実施の形態では、光源32aに含まれる複数の画像形成用発光素子341-1~341-nのうち最初の画像形成用発光素子341-1の点灯を開始する前から、画像形成用発光素子341-1の点灯を開始するまで、補助発光素子35は点灯され続ける。補助発光素子35は、画像形成用発光素子341-1の点灯を開始する前に消灯されてもよい。
時刻msの後の時刻m0で、制御部60は、複数の画像形成用発光素子341の中の最初の画像形成用発光素子341-1の点灯を開始し、画像形成用発光素子341-1の点灯を開始するのと同時に、補助発光素子35を消灯させる。
時刻msから時刻m0の時間間隔は、補助発光素子35からの光による受光素子36の出力が、画像形成用発光素子341-1からの光による受光素子36の予測される出力と同程度となるのに要する時間に基づいて予め決定されることが好ましい。
本実施の形態では、時刻m0において、補助発光素子35からの光による受光素子36の出力が安定している(補助発光素子35から受光素子36が受信した光量が、受光素子36の出力電流に適切に反映されている)必要はない。線LN0は、補助発光素子35のみを点灯し続けた場合に予測される受光素子36の出力の時間変化である。
時刻m0の後の時刻m1で、制御部60は、複数の画像形成用発光素子341の中で点灯した状態となる画像形成用発光素子341を、画像形成用発光素子341-1から画像形成用発光素子341-2に切り替える。また光量検出部37は、時刻m1で受信した受光素子36の出力電流に基づいて、画像形成用発光素子341-1の光量を決定する。時刻m1で受信した受光素子36の出力電流は、補助発光素子35が消灯した後であって、かつ画像形成用発光素子341-1が点灯した状態で受光素子36にて受信した光量に相当し、画像形成用発光素子341-1の光量を指標する。光量検出部37は、決定した画像形成用発光素子341-1の光量を光量補正部38に出力する。
光量補正部38は、光量検出部37から出力された画像形成用発光素子341-1の光量に基づいて、画像形成用発光素子341-1の光量を所望の量に補正するための光量補正値を決定し、制御部60に出力する。制御部60は、光量補正部38から出力された光量補正値を用いて、画像形成用発光素子341-1の駆動電力の電力値を補正(決定)する。
時刻m0から時刻m1の時間間隔は、画像形成用発光素子341-1からの光による受光素子36の出力が安定する(画像形成用発光素子341-1から受光素子36が受信した光量が、受光素子36の出力電流に適切に反映される)のに要する時間に基づいて予め決定されることが好ましい。
時刻m1の後の時刻m2で、制御部60は、複数の画像形成用発光素子341の中で点灯した状態となる画像形成用発光素子341を、画像形成用発光素子341-2から画像形成用発光素子341-3に切り替える。また光量検出部37は、時刻m2で受信した受光素子36の出力電流に基づいて、画像形成用発光素子341-2の光量を決定する。時刻m2で受信した受光素子36の出力電流は、補助発光素子35が消灯した後であって、かつ画像形成用発光素子341-2が点灯した状態で受光素子36にて受信した光量に相当し、画像形成用発光素子341-2の光量を指標する。光量検出部37は、決定した画像形成用発光素子341-2の光量を光量補正部38に出力する。
光量補正部38は、画像形成用発光素子341-2の光量を所望の量に補正するための光量補正値を決定し、制御部60に出力する。制御部60は、光量補正部38から出力された光量補正値を用いて、画像形成用発光素子341-2の駆動電力の電力値を補正(決定)する。
時刻m1から時刻m2の時間間隔は、画像形成用発光素子341-2からの光による受光素子36の出力が安定する(画像形成用発光素子341-2から受光素子36が受信した光量が、受光素子36の出力電流に適切に反映される)のに要する時間に基づいて予め決定されることが好ましい。
時刻m2以降、制御部60は、上述の動作と同様に、必要な時間間隔をおいて画像形成用発光素子341-3~341-nの各々を1つずつ順番に点灯させる。光量検出部37、光量補正部38、および制御部60は、点灯した画像形成用発光素子341が1つずつ順番に切り替わる度に上述の動作と同様の動作を繰り返すことで、光源32aを構成する全ての画像形成用発光素子341の各々の駆動電力の電力値を補正する。
なお、本実施の形態における上述以外の画像形成装置1および光書込装置20の構成および動作は、第1の実施の形態の画像形成装置および光書込装置の構成および動作と同一であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態では、非書込み時に、補助発光素子35を点灯させた後で、複数の画像形成用発光素子341の最初の画像形成用発光素子341-1の点灯が開始される。そして、非書込み時に補助発光素子35が消灯した状態であって、かつ画像形成用発光素子341-1が点灯した状態で受光素子36にて受信した光の量に基づいて、画像形成用発光素子341-1の駆動電力の電力値が決定される。これにより、補助発光素子35が点灯しない場合と比較して、画像形成用発光素子341-1の点灯前の受光素子36の出力電流が大きくなり、画像形成用発光素子341-1の点灯の前後の受光素子36の出力電流の変化量ΔI11が少なくなる。その結果、画像形成用発光素子341-1からの光による受光素子36の出力が安定するのに要する時間(時刻m0から時刻m1の時間間隔)を短くすることができ、光量補正動作に要する時間を短くすることができる。
また、時刻m0で補助発光素子35は消灯されるため、点灯した画像形成用発光素子341の光量を決定する際に、光量検出部37から出力された光量から補助発光素子35の光量を減ずる演算を行う必要が無くなる。また、補助発光素子35から受光素子36が受信した光量が、受光素子36の出力電流に適切に反映される前に画像形成用発光素子341-1の点灯を開始することができるので、時刻msから時刻m0の時間間隔を短くすることができ、光量補正動作に要する時間を一層短くすることができる。
さらに、補助発光素子35を点灯し続けた場合、補助発光素子35からの光量は、図6中線LN0で示すように、時間経過とともに増加するおそれがある。この場合、複数の画像形成用発光素子341のうち点灯する順番が後の画像形成用発光素子341であるほど、光量補正部38によって算出される光量の誤差が大きくなる。本実施の形態によれば、時刻m0で補助発光素子35は消灯されるため、検出される画像形成用発光素子341の光量の誤差を小さくすることができる。
[変形例]
続いて、第1および第2の実施の形態の変形例について説明する。
図8は、本発明の第1および第2の実施の形態の変形例の前提となる状況を説明する図である。
図8(a)を参照して、本変形例では次の状況を前提とする。前回の光量補正動作時に、制御部60は、補助発光素子35が発する光量が光量L10となるように補助発光素子35に電力を供給し、検出した画像形成用発光素子341-1の光量が光量L11であったものとする。また制御部60は、前回の光量補正動作の結果、画像形成用発光素子341-1が発する光量が光量L11A(>L11)となるように、画像形成用発光素子341-1の駆動電力の電力値を補正したものとする。
図8(b)を参照して、上記状況では、次回の光量補正動作の際に画像形成用発光素子341-1が発する光量は光量L11Aに増加する。このため、次回の光量補正動作の際に補助発光素子35に供給する電力値を、前回の光量補正動作時の電力値と同じにした場合、画像形成用発光素子341-1の点灯を開始する前後の受光素子36の出力電流の変化量ΔI11(光波形の段差)は大きくなる。その結果、受光素子36が受信する画像形成用発光素子341-1の光量を受光素子36の出力電流が適切に反映するまでの時間が、前回の光量補正動作の際の時間よりも長くなる。
図9は、本発明の第1および第2の実施の形態の変形例の光量補正動作を説明する図である。図9(a)は、第1の変形例における光量補正動作を説明する図である。図9(b)は、第2の変形例における光量補正動作を説明する図である。
図9(a)を参照して、第1の変形例において制御部60は、光量補正動作によって画像形成用発光素子341-1の駆動電力の電力値を補正した場合、画像形成用発光素子341-1の駆動電力の補正後の電力値を有する電力を供給した場合の画像形成用発光素子341-1の露光エネルギーに基づいて、次回の光量補正動作時に補助発光素子35に供給する電力を決定する。
制御部60は、画像形成用発光素子341-1の露光エネルギーが補正前より増加した場合に、次回の光量補正動作時に補助発光素子35に供給する電力を増加させる。ここでは、露光エネルギーの増加量に応じて、補助発光素子35が発する光量が光量L10A(>L10)となるように補助発光素子35に供給する電力が増加されている。
一方、制御部60は、画像形成用発光素子341-1の露光エネルギーが補正前より減少した場合に、次回の光量補正動作時に補助発光素子35に供給する電力を減少させる。
これにより、画像形成用発光素子341-1の点灯を開始する前後の受光素子36の出力電流の変化量ΔI11(光波形の段差)が大きくなることが抑止される。その結果、受光素子36が受信する画像形成用発光素子341-1の光量を受光素子36の出力電流が適切に反映するまでの時間が長くなる事態を抑止することができる。
図9(b)を参照して、第2の変形例において制御部60は、光量補正動作によって画像形成用発光素子341-1の駆動電力の電力値を補正した場合、画像形成用発光素子341-1の駆動電力の補正後の電力値を有する電力を供給した場合の画像形成用発光素子341-1の露光エネルギーに基づいて、次回の光量補正動作時の画像形成用発光素子341の点灯を開始する前に補助発光素子35が点灯した状態となる時間を決定する。
制御部60は、画像形成用発光素子341-1の露光エネルギーが補正前より増加した場合に、次回の光量補正動作時の画像形成用発光素子341の点灯を開始する前に補助発光素子35が点灯した状態となる時間を増加させる。ここでは、露光エネルギーの増加量に応じて、補助発光素子35の点灯を開始する時刻が、時刻msよりも早い時刻ms1とされている。
一方、制御部60は、画像形成用発光素子341-1の露光エネルギーが補正前より減少した場合に、次回の光量補正動作時の画像形成用発光素子341の点灯を開始する前に補助発光素子35が点灯した状態となる時間を減少させる。
なお、第1および第2の変形例を組み合わせて、画像形成用発光素子341-1の露光エネルギーの変化に応じて、補助発光素子35の光量および点灯時間の両方を変化させてもよい。
[その他]
光量補正動作は非書込み時の必要なタイミングで行われればよい。たとえば、複数の用紙の各々に対して画像を印刷する印刷ジョブを画像形成装置1が実行している場合に、特定のページの用紙に形成するトナー像の静電潜像の書込みを行った後であって、特定のページの次のページの用紙に形成するトナー像の静電潜像の書込みを行う前のタイミング(つまり、紙間のタイミング)で、光量補正動作が行われてもよい。また光量補正動作は、画像形成前のウオーミングアップ時、画像形成装置1の電源オン時、画像形成装置1が印刷を行わない状態(光書込装置20が書込みを行わない状態)が一定時間続いた時、画像形成装置1の周囲の温度および湿度が大きく変化した場合、または所定枚数のトナー像の静電潜像の書込みを行った場合などに行われてもよい。特に、紙間のタイミングで光量補正動作を行う場合には、上述の実施の形態により光量補正動作に要する時間が短縮されるため、印刷動作を停止させることなく光量補正動作を行うことができる。
上述の実施の形態および変形例は適宜組み合わせることが可能である。
上述の実施の形態および変形例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置(画像形成装置の一例)
10 用紙搬送部
11 給紙トレイ
12 給紙ローラー
13 タイミングローラー
14 排紙ローラー
15 排紙トレイ
20 光書込装置(光書込装置の一例)
31 基板
32,32a,32b 光源
33 マイクロレンズアレイ
33a レンズ
34 発光点群
35 補助発光素子(補助発光素子の一例)
36 受光素子(受光素子の一例)
37 光量検出部
38 光量補正部
40 トナー像形成部(画像形成手段の一例)
41C,41K,41M,41Y 画像形成ユニット
42 感光体
43 帯電装置
44 現像装置
45 一次転写ローラー
46 中間転写ベルト
46a 回転ローラー
47 クリーニング装置
48 二次転写ローラー
50 定着装置
60 制御部(制御部、ならびに第1、第2、および第3の決定手段の一例)
311 回路基板
311a 回路基板の表面
312 透明基板
312a 透明基板の表面
341,341-1,341-2・・・341-n 画像形成用発光素子(画像形成用発光素子の一例)
M 用紙
RG 書込みに使用する光の照射範囲
TR 搬送経路

Claims (11)

  1. 有機発光ダイオードよりなり、電力の供給を受けて書込みに使用する光を発する画像形成用発光素子と、
    電力の供給を受けて書込みに使用しない光を発する補助発光素子と、
    前記画像形成用発光素子および前記補助発光素子の各々からの光を受信可能であり、受信した光量に応じた出力を行う受光素子と、
    前記画像形成用発光素子および前記補助発光素子の各々に供給する電力を制御することによって、前記画像形成用発光素子および前記補助発光素子の各々の光を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、非書込み時に、前記補助発光素子を点灯させた後で前記画像形成用発光素子の点灯を開始し、
    前記非書込み時に前記画像形成用発光素子が点灯した状態で前記受光素子からの出力に基づいて、前記制御部が書込み時に前記画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する第1の決定手段をさらに備え
    前記制御部は、前記補助発光素子から前記受光素子が受信した光量が前記受光素子からの出力に反映された状態で、前記画像形成用発光素子の点灯を開始する、光書込装置。
  2. 前記第1の決定手段は、前記補助発光素子が消灯した後であって、かつ前記画像形成用発光素子が点灯した状態で前記受光素子にて受信した光の量に基づいて、前記制御部が前記書込み時に前記画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する、請求項1に記載の光書込装置。
  3. 前記制御部は、前記画像形成用発光素子の点灯を開始するのと同時に、前記補助発光素子を消灯させる、請求項2に記載の光書込装置。
  4. 前記画像形成用発光素子は複数であり、
    前記制御部は、前記補助発光素子を点灯させた後で、複数の前記画像形成用発光素子の中で点灯した状態となる前記画像形成用発光素子を1つずつ順番に切り替え、
    前記第1の決定手段は、前記補助発光素子が消灯した後であって、かつ前記複数の画像形成用発光素子のうち最初の画像形成用発光素子が点灯した状態で前記受光素子にて受信した光の量に基づいて、前記制御部が前記書込み時に前記最初の画像形成用発光素子に供給する電力を決定する、請求項2または3に記載の光書込装置。
  5. 前記第1の決定手段は、前記補助発光素子が点灯した状態であって、かつ前記画像形成用発光素子が点灯した状態で前記受光素子にて受信した光の量に基づいて、前記制御部が前記書込み時に前記画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する、請求項1に記載の光書込装置。
  6. 前記画像形成用発光素子は複数であり、
    前記制御部は、前記補助発光素子を点灯させた後で、複数の前記画像形成用発光素子の中で点灯した状態となる前記画像形成用発光素子を1つずつ順番に切り替え、
    前記第1の決定手段は、前記補助発光素子が点灯した状態であって、かつ前記複数の画像形成用発光素子のうち最初の画像形成用発光素子が点灯した状態で前記受光素子にて受信した光の量に基づいて、前記制御部が前記書込み時に前記最初の画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する、請求項5に記載の光書込装置。
  7. 前記補助発光素子の発光面積は前記画像形成用発光素子の発光面積より大きい、請求項1~6のいずれかに記載の光書込装置。
  8. 有機発光ダイオードよりなり、電力の供給を受けて書込みに使用する光を発する画像形成用発光素子と、
    電力の供給を受けて書込みに使用しない光を発する補助発光素子と、
    前記画像形成用発光素子および前記補助発光素子の各々からの光を受信可能な受光素子と、
    前記画像形成用発光素子および前記補助発光素子の各々に供給する電力を制御することによって、前記画像形成用発光素子および前記補助発光素子の各々の光を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、非書込み時に、前記補助発光素子を点灯させた後で前記画像形成用発光素子の点灯を開始し、
    前記非書込み時に前記画像形成用発光素子が点灯した状態で前記受光素子にて受信した光の量に基づいて、前記制御部が書込み時に前記画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する第1の決定手段と、
    前記第1の決定手段にて決定した電力を供給した場合の前記画像形成用発光素子の露光エネルギーに基づいて、前記第1の決定手段にて決定した後の前記非書込み時に前記補助発光素子を点灯させる場合の、前記補助発光素子に対して供給する電力を決定する第2の決定手段をさらに備え、
    前記第2の決定手段は、前記第1の決定手段にて決定した電力を供給した場合の前記画像形成用発光素子の露光エネルギーが、前記第1の決定手段にて決定する前の電力を供給した場合の前記画像形成用発光素子の露光エネルギーよりも増加した場合に、前記非書込み時に前記補助発光素子に対して供給する電力を増加させる、光書込装置。
  9. 有機発光ダイオードよりなり、電力の供給を受けて書込みに使用する光を発する画像形成用発光素子と、
    電力の供給を受けて書込みに使用しない光を発する補助発光素子と、
    前記画像形成用発光素子および前記補助発光素子の各々からの光を受信可能な受光素子と、
    前記画像形成用発光素子および前記補助発光素子の各々に供給する電力を制御することによって、前記画像形成用発光素子および前記補助発光素子の各々の光を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、非書込み時に、前記補助発光素子を点灯させた後で前記画像形成用発光素子の点灯を開始し、
    前記非書込み時に前記画像形成用発光素子が点灯した状態で前記受光素子にて受信した光の量に基づいて、前記制御部が書込み時に前記画像形成用発光素子に対して供給する電力を決定する第1の決定手段と、
    前記第1の決定手段にて決定した電力を供給した場合の前記画像形成用発光素子の露光エネルギーに基づいて、前記第1の決定手段にて決定した後の前記非書込み時に前記補助発光素子を点灯させる場合の、前記画像形成用発光素子の点灯を開始する前に前記補助発光素子が点灯した状態となる時間を決定する第3の決定手段をさらに備え、
    前記第3の決定手段は、前記第1の決定手段にて決定した電力を供給した場合の前記画像形成用発光素子の露光エネルギーが、前記第1の決定手段にて決定する前の電力を供給した場合の前記画像形成用発光素子の露光エネルギーよりも増加した場合に、前記画像形成用発光素子の点灯を開始する前に前記補助発光素子が点灯した状態となる時間を増加させる、請求項1~8のいずれかに記載の光書込装置。
  10. 前記受光素子は、前記画像形成用発光素子から発せられる光のうち前記書込みに使用する光の照射範囲外に配置されており、
    前記受光素子と前記補助発光素子との距離は、前記受光素子と前記画像形成用発光素子との距離よりも近い、請求項1~9のいずれかに記載の光書込装置。
  11. 請求項1~10のいずれかに記載の光書込装置と、
    前記光書込装置によって形成された静電潜像に基づく画像を形成する画像形成手段とを備えた、画像形成装置。
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