JP2848917B2 - 眼屈折力測定装置 - Google Patents
眼屈折力測定装置Info
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Description
レアテストが行われるようになってきた。
盤上にコントラスト用視標を置きグレアテストでグレア
光を作り出す照明光源(以下、グレアランプという)を
自覚用の視標の後方に配置し視標の周辺に開口を設ける
方法が試みられた。しかし、自覚用の視標は照明光によ
り投影されるため、グレアランプが照明光の光路を妨害
してしまうという不具合があった。
レア光源用の光路を設けることが考えられる。
配置することはスペースが大きくなり、高価となるばか
りでなく、光量のロスが大きいという欠点があった。
スを最大限に抑えるとともに、スペースが小さくてすみ
低コストであるグレアテストのできる眼屈折力測定装置
を提供することを技術課題とする。
視標を投影して、該視標像の位置を検出して被検眼の屈
折力情報を得る眼屈折力測定装置において、被検眼に提
示するグレアテスト用視標を有するとともに、被検眼の
眼底に測定用視標を投影する測定用視標投影光学系の光
路中にグレア光用の照明光源を設け、グレアテストを可
能にしたことを特徴とする。
置されたターレト盤上に配置されたことを特徴とする。
側に設けられた開口は被検眼と眼底と略共役な位置に移
動されることを特徴とする。
側に設けられた開口は前記測定用視標板上に設けられた
ことを特徴とする。
ンプは測定用の光路を妨害することなく測定用光源から
被検眼の眼底までの光路の適切な位置に配置することが
できる。その配置は、例えば測定用視標板上にグレア用
の開口を設け、その後方にグレアランプを設ける配置で
ある。この際、ビームスプリッター等光量を減少させる
光学部材を必要としないので光量のロスを最小限に抑え
ることができる。また、グレアランプまたはグレア用の
開口を眼底と共役な位置におくべく移動させる光量のロ
スを最小限とすることができる。さらに、他覚測定にお
いて測定用視標を移動させる方式の場合は他覚測定後視
標板をその位置にとめるだけで特に移動させることなく
グレア光として被検眼を有効に照明することができる。
図であり、1は赤外領域に波長をもつ測定用光源、2、
3は集光レンズ、4は第2図に示すように被検眼9の眼
底と共役な位置に配置されるべく移動可能な測定用視標
(スポット開口)を有する測定用ターゲット板でありス
ポット開口の上下にグレア光用の開口が設けられてい
る。5はグレアテスト用の可視光を発光するためのグレ
アランプであり、測定用ターゲット板4上の開口と対応
する後部に一体的に配置されている。この開口及びラン
プの数は必要に応じて適切な数を設けることができ、環
状に多数配置しても良い。また、ある方向からのグレア
光のテストを行うため切り換え発光させても良い。6、
7は対物レンズであり、測定用ターゲット板4の位置で
は眼底像に対してより拡大光学系となるように、対物レ
ンズ6を選択している。8、10はビームスプリター、11
はミラー、12、13はリレーレンズ、14は被検眼9の角膜
と共役な位置に配置されている帯状の角膜反射除去マス
ク、15は前記測定用ターゲット板4と共に移動する移動
レンズ、16は結像レンズである。17は測定用受光素子を
示し、前記測定用光源1及び角膜反射除去マスク14と同
期して光軸を中心に回転する。18は光軸上を移動可能な
第1リレーレンズでその移動量は被検眼の球面屈折力と
比例関係にある。19、20は焦点距離の等しい正の円柱レ
ンズであり、両者は同一方向または反対方向に同量だけ
光軸を中心に回転可能になっている。なお、公知のよう
に、2枚の円柱レンズで円柱成分を作り出すには球面効
果を考慮して補正する必要がある。21は第2リレーレン
ズ、22は第2リレーレンズ21の焦点位置にあるターレト
盤で、他覚測定用固視視標、視力測定用視標、コントラ
スト用視標が切り替え自在に配されたものである。ここ
で、コントラスト用視標は縞状の視標を用いても良い。
23は集光レンズ、24は照明ランプである。
光レンズ2及び3、測定用ターゲット板4、対物レンズ
6を経て被検眼9の眼底に集光する。眼底から反射した
光はミラー11で反射し、リレーレンズ12、13を通過後、
結像レンズ16によって受光素子17上で結像する。受光素
子17は入射した光を検知し図示しないマイクロコンピュ
ータにデジタル信号として供給される。被検眼9に対す
るアライメント完了後測定ボタン(図示せず)を押すと
マイクロコンピュータは測定用ターゲット板4の位置が
被検眼9の眼底と共役な位置にくるまで測定用ターゲッ
ト板4と移動レンズ15を移動させる。同時にターレット
盤22の固視用視標が被検眼9の眼底上に結像した後、適
当なディオプタ分だけ雲霧がかかるように第1リレーレ
ンズを移動させる。その後、測定用光源1、角膜反射除
去マスク14、及び、測定用受光素子17を光軸の回りに18
0度移動させる。回転中、受光素子17からの信号によ
り、測定用ターゲット板4及び移動レンズ15が移動し、
その移動量により各経線に対する屈折力値を知ることが
できる。以上のような他覚的な測定が終った後、自覚測
定用切り換えスイッチ(図示せず)を押すとマイクロコ
ンピュータの制御により、まず他覚測定で得た値の位置
まで第1リレーレンズ18が移動し、円柱レンズ19及び20
がそれぞれ回転する。したがって、被検眼9は他覚測定
で得られた屈折力を補正した状態で視力測定用視標を見
ることになる。
換え用スイッチを押し、コントラスト用視標を呈示す
る。そして、背景の明るさを変更しつつコントラストテ
ストを行う。
り換え用スイッチ(図示せず)を押すと測定用ターゲッ
ト板4上のグレアランプ5が点灯する。このとき測定用
ターゲット板4は他覚的な測定の終了した位置に維持さ
れており、測定用ターゲット板4とターレット盤22は共
に、被検眼9の眼底と共役であり、被検者はグレア光の
眩しさの中、視標を見ることになる。なお、被検眼の屈
折測定の結果に基づいて最適な位置に移動させても良
い。このときの視標は、文字チャートの他、正弦波状の
濃度分布を持たせた縞視標を用いても良い。検者はこの
とき、被検眼9が白内障の場合に水晶体の混濁でグレア
光が産卵され視力が低下することにより白内障の有無を
知ることができる。
維持されることにより、被検眼9の屈折力の状態にかか
わらず、常に一定の視覚でグレア光を投影できる。即
ち、屈折異常の異なる被検眼でも同一の測定条件でテス
トすることができる。
ットに絞るものであれば種々適用できることはいうまで
もない。
小限に抑えるとともに小さなスペース、低コストでグレ
アテストができ白内障の検出に役立てることができる。
り、第2図は測定用ターゲット板の正面図である。 1……測定用光源、2、3……集光レンズ 4……測定用ターゲット板 5……グレアランプ、6、7……対物レンズ 8、10……ビームスプリッター 9……被検眼、11……ミラー 12、13……リレーレンズ 14……角膜反射除去マスク 15……移動レンズ、16……結像レンズ 17……測定用受光素子 18……第1リレーレンズ 19、20……円柱レンズ 21……第2リレーレンズ 22……ターレット盤、23……集光レンズ 24……照明ランプ
Claims (4)
- 【請求項1】被検眼の眼底に測定用視標を投影して、該
視標像の位置を検出して被検眼の屈折力情報を得る眼屈
折力測定装置において、 被検眼に提示するグレアテスト用視標を有するととも
に、被検眼の眼底に測定用視標を投影する測定用視標投
影光学系の光路中にグレア光用の照明光源を設け、グレ
アテストを可能にしたことを特徴とする眼屈折力測定装
置。 - 【請求項2】第1項のグレアテスト用視標は、視力検査
用の視標が配置されたターレット盤上に配置されたこと
を特徴とする眼屈折力測定装置。 - 【請求項3】第1項のグレア光用の照明光源または照明
光源の被検者側に設けられた開口は被検眼の眼底と略共
役な位置に移動されることを特徴とする眼屈折力測定装
置。 - 【請求項4】第3項のグレア光用の照明光源または照明
光源の被検者側に設けられた開口は前記測定用視標板上
に設けられたことを特徴とする眼屈折力測定装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2114449A JP2848917B2 (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 眼屈折力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2114449A JP2848917B2 (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 眼屈折力測定装置 |
Publications (2)
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ID=14638013
Family Applications (1)
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JP2114449A Expired - Lifetime JP2848917B2 (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 眼屈折力測定装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1990
- 1990-04-28 JP JP2114449A patent/JP2848917B2/ja not_active Expired - Lifetime
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