JP2848736B2 - ネットワークシステム - Google Patents
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- JP2848736B2 JP2848736B2 JP4080798A JP8079892A JP2848736B2 JP 2848736 B2 JP2848736 B2 JP 2848736B2 JP 4080798 A JP4080798 A JP 4080798A JP 8079892 A JP8079892 A JP 8079892A JP 2848736 B2 JP2848736 B2 JP 2848736B2
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
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- H04L12/00—Data switching networks
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- H04L12/40—Bus networks
- H04L2012/4026—Bus for use in automation systems
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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Description
トローラ(以下、PCという)とローダー等により構成
されるネットワークシステムに関し、特に、ネットワー
クシステム全体を親局にて一元管理することができるネ
ットワークシステムに関する。
ion)用のPC間ネットワークにあっては、主として
以下に示す2つの機能を併せ持ったネットワークが大多
数を占めている。
ユニット相互間でのON/OFF信号や、数値データ等
の受け渡し動作をI/Oユニットを介さないシリアル通
信によって行い、ネットワーク上の各局で発生するデー
タの変更を定期的に、且つ、リアルタイムに更新を行う
ものである。
2局間のみで、他局には影響を与えず一時的に交信局を
固定してデータ伝送を行うものである。
ワークをコントロールするためのリンクパラメータ(以
下、Lパラメータという)をローダーにて作成し、親局
にLパラメータを登録することによりPC間におけるネ
ットワークを制御し、動作させていた。Lパラメータの
内容に関しては、ネットワーク上の各子局が使用するデ
ータメモリ(以下、リンクデバイスという)の種類と、
該当リンクデバイスの容量を設定するためのデータのみ
であった。
ーケンスパラメータ(以下、Sパラメータという)によ
り、デバイスのラッチ/非ラッチを設定すること(以
下、ラッチ設定という)ができ、このラッチ設定を各子
局にて行うことにより、デバイスのデータをシステムダ
ウンから保護することが可能であった。なお、ラッチ設
定されたデバイスの情報は、停電しても記憶内容が消失
しないバッテリーバックアップされたメモリに記憶され
るように構成されている。Sパラメータは、Lパラメー
タと同様にローダーにて作成し、各子局毎に設定されて
おり、Lパラメータは親局のSパラメータに内包されて
いる。
クの構成を示すブロック図である。図13において、
1,2はネットワークに接続された局であり、1はネッ
トワークを制御するためのLパラメータを有する親局、
2はLパラメータに従って動作する子局、3は局と局を
接続するケーブルであり、通常は光ファイバケーブルや
同軸ケーブルが使用される。5は各局1,2におけるP
Cの内部データの読み出し/書き込みを行うローダー、
4はローダー5と各局1,2とを接続するためのケーブ
ルであり、図13においては、各局1,2に各々ローダ
ー5が接続されている。
局2)内部の構成を示すブロック図であり、図中、6は
ローダー5とPC(親局1,子局2)とのデータ交信を
制御する対ローダー送受信制御部、7はサイクリック伝
送機能やトランジェント伝送機能の実行及び制御を行う
データリンク制御部、8はローダー5から受信した局を
動作させるためのSパラメータを格納するパラメータ設
定データエリア、9はSパラメータ中におけるラッチ設
定データを格納するラッチ設定データエリア、10はL
パラメータを格納するリンク設定データエリアである。
ケンスプログラムを格納するシーケンスプログラムエリ
ア、12はシーケンスプログラムの実行を制御するシー
ケンス制御部、13はシーケンス制御部12とデータリ
ンク制御部7とのデータ交信のためのインターフェース
(以下、I/Fという)として機能する2ポートRA
M、14〜19はデータ転送を行うためのデータバスで
ある。
伝送パケット(フレーム)の構成を示す説明図である。
図中、74は伝送されるパケット、75はパケット74
の先頭を示す開始フラグ(SF)、76はパケット74
が伝送される相手先の宛先アドレス(DA)、77はパ
ケット74のコマンドや優先順位等の情報を含むコント
ロールフィールド(CTLF)、78はパケット74を
送信する送信元のアドレス(SA)、79はパケット7
4のデータ(DATA)、80はパケット74の誤伝送
を検出するためのフレームチェックシーケンス(FC
S)、81はパケット74の終了を示す終了フラグ(E
F)である。
ム容量、PCを効率的に使用する上でのメモリ配分、そ
の他必要な取り決め事項を決定し、Sパラメータとシー
ケンスプログラムを図14に示したローダー5にて作成
したとする。作成したシーケンスプログラムとSパラメ
ータは、ケーブル4を介して対ローダー送受信制御部6
へ送信される。対ローダー送受信制御部6は受信したデ
ータがSパラメータであればパラメータ設定データエリ
ア8へデータバス14を介して転送し、またデータがシ
ーケンスプログラムであればシーケンスプログラムエリ
ア11へデータバス15を介してデータを転送する。
メータにおけるラッチ設定データをラッチ設定エリア9
へ、Lパラメータはリンク設定エリア10へ各々退避さ
せておく。Lパラメータはデータリンク制御部7へデー
タバス16Aを介してデータ転送する。シーケンス制御
部12はデータバス18,19を介してシーケンスプロ
グラムエリア11からシーケンスプログラムを、パラメ
ータ設定データエリア8からSパラメータを各々読み出
し、シーケンスプログラムを実行する。
イクリック交信により発生したサイクリックデータを2
ポートRAM13にデータバス16Bを介してセット
し、シーケンス制御部12はデータバス17を介して2
ポートRAM13からサイクリックデータを読み出し、
シーケンス演算を実行するためのデータとして使用す
る。
あっては、局毎にローダー5を接続し、局毎にSパラメ
ータの設定を行っていた。そのため、64局あれば64
局分のSパラメータの設定を行う必要があった。また、
親局1では各子局2のSパラメータを把握していないた
め、局毎のラッチ設定等の情報を把握することはできな
かった。
地にて入出力を行う場合のラッチ/非ラッチについて説
明する。図16は、局の盤表面にあるラッチ/非ラッチ
を設定するH/Wスイッチ82を示している。図17
は、局の起動時におけるラッチ/非ラッチに関するイニ
シャル処理の動作を示すフローチャートであり、H/W
スイッチ82の情報を読み取り(S83)、H/Wスイ
ッチ82がラッチ/非ラッチ(ON/OFF)のどちら
に設定されているかを判断する(S84)。ここで、O
Nであればラッチ処理(S85)へ、OFFであれば非
ラッチ処理(S86)へ各々移行する。
て、異常やリセット或いは電源OFFの発生によりデー
タリンクからその子局2が解列された場合、解列された
以外の局では、解列された子局2の解列直前のデータが
ラッチされたままの状態であった。
を行っていない局においては、データリンク中に異常や
リセット或いは電源OFFが発生してデータリンクから
解列した場合、入出力データがラッチできなかった。こ
れに関しては図18のフローチャートを用いて説明す
る。
のマイコンのイニシャル処理を行い(S87)、親局1
よりLパラメータを受信し(S88)、自局に対して割
り当てられているリンクデバイスについてLパラメータ
が正しく割り当てられているか否かをチェックする(S
89)。そのチェック結果がOKか、或いはNGかを判
別し(S90)、NGであればエラー処理を行い(S9
2)、再度親局1よりLパラメータを受信するためにス
テップ88へ移行する。反対に、OKであればデータリ
ンクを実行する(S91)。
として、特開平2−301339号公報に開示されてい
る「バス型情報伝送装置」、特開平1−231594号
公報に開示されている「障害情報収集方式」、特開昭6
3−7051号公報に開示されている「分散型ネットワ
ークの固有情報設定方法」、実開昭59−91060号
公報に開示されている「遠方監視装置」がある。
けるネットワークシステムによれば、(1) ラッチ設
定がスタンドアロンでしか行えないので、ラッチ設定を
ネットワークに接続された局数分だけ行わなければなら
ず、オペレータはラッチ設定のため工場中を移動しなけ
ればならなかった。また、(2) 子局のラッチ設定状
況を親局にて監視することができないので、ネットワー
クシステム全体のラッチ設定状況を親局にて一元管理す
ることができなかった。更に、(3) 子局においては
H/Wスイッチにてラッチ設定が行われている場合、ラ
ッチ設定の内容を変更することは不可能であった。上記
(1)〜(3)の要因から、従来のネットワークシステ
ムにあっては作業効率が悪いという問題点があった。
によれば、(1) ネットワークに接続された局におい
て他局が異常発生等によりデータリンクから解列した場
合、他局の解列直前におけるデータのラッチ/非ラッチ
の選択は不可能であった。また、(2) リモートI/
O局において自局がデータリンクから解列した場合にお
けるデータのラッチ/非ラッチの選択は不可能であっ
た。上記(1),(2)の要因から、従来のネットワー
クシステムにあっては安全性に問題点があった。
ためになされたもので、システムの作業効率と安全性を
向上させるネットワークシステムを得ることを目的とす
る。
を達成するために、ネットワーク上に接続された複数の
ユニット間にて各種情報の通信を行うネットワークシス
テムにおいて、前記各ユニットは、ラッチ設定データを
格納するラッチ設定データエリアと、リンクパラメータ
を格納するリンク設定データエリアと、サイクリック伝
送機能やトランジェント伝送機能の実行及び制御を行う
データリンク制御手段とを備え、前記データリンク制御
手段と前記ラッチ設定データエリアをデータバスにより
接続したものである。
ユニット間にて各種情報の通信を行うネットワークシス
テムにおいて、前記ユニットは、ラッチ設定データを格
納するラッチ設定データエリアと、リンクパラメータを
格納するリンク設定データエリアと、サイクリック伝送
機能やトランジェント伝送機能の実行及び制御を行うデ
ータリンク制御手段と、前記データリンク制御手段と前
記ラッチ設定データエリアを接続する第1のデータバス
と、前記データリンク制御手段と前記リンク設定データ
エリアを接続する第2のデータバスとを備え、前記デー
タリンク制御手段がパラメータの種類に応じて前記第1
/第2のデータバスを切り換えるものである。
ユニット間にて各種情報の通信を行うネットワークシス
テムにおいて、前記ユニットは、前記ユニットのラッチ
設定を実際に実行するハードウェアスイッチ手段と、リ
ンクパラメータにより設定されるソフトウェアスイッチ
手段と、ラッチ設定されたデータを実行するラッチ処理
制御手段と、サイクリック伝送機能やトランジェント伝
送機能の実行及び制御を行うデータリンク制御手段とを
備え、前記ラッチ処理制御手段が前記ハードウェアスイ
ッチ手段の情報及びソフトウェアスイッチ手段の情報に
基づいてラッチ設定を実行するものである。
ユニット間にて各種情報の通信を行うネットワークシス
テムにおいて、前記ユニットは、サイクリック伝送機能
やトランジェント伝送機能の実行及び制御を行うデータ
リンク制御手段と、シーケンスパラメータを格納するパ
ラメータ設定データエリアと、前記パラメータ設定デー
タエリア内に設けられたラッチ設定を行うソフトウェア
スイッチ手段とを備え、前記データリンク制御手段が、
前記ソフトウェアスイッチ手段の情報に基づいて異常ユ
ニットのサイクリックデータエリアを判別し、該当サイ
クリックエリアをクリアするものである。
ユニット間にて各種情報の通信を行うネットワークシス
テムにおいて、前記ユニットは、サイクリック伝送機能
やトランジェント伝送機能の実行及び制御を行うデータ
リンク制御手段と、シーケンスパラメータを格納するパ
ラメータ設定データエリアと、前記パラメータ設定デー
タエリア内に設けられたラッチ設定を行うソフトウェア
スイッチ手段とを備え、前記データリンク制御手段は前
記ソフトウェアスイッチ手段の情報に基づいてネットワ
ーク管理ユニットのサイクリックデータエリア上にラッ
チされている自ユニットのサイクリックデータを読み出
すものである。
ンクパラメータか、或いはラッチパラメータかを判別
し、判別結果に基づいて各々パラメータ転送経路を切り
換える。
テムは、ラッチ処理制御手段がハードウェアスイッチ手
段の情報及びソフトウェアスイッチ手段に基づいてラッ
チ設定を実行するものである。即ち、ハードウェアスイ
ッチ手段の内容と、Lパラメータのラッチ設定により書
き込まれたソフトウェアスイッチ手段の内容との論理積
に基づいてラッチ設定を決定する。
テムは、データリンク制御手段がソフトウェアスイッチ
手段の情報に基づいて異常ユニットのサイクリックデー
タエリアを判別し、該当サイクリックエリアをクリアす
る。
テムは、データリンク制御手段はソフトウェアスイッチ
手段の情報に基づいてネットワーク管理ユニットのサイ
クリックデータエリア上にラッチされている自ユニット
のサイクリックデータを読み出す。
におけるネットワークシステムの構成を示す説明図であ
り、1,2はネットワークに接続された局であり、1は
Lパラメータを有する親局(PC1)、2はLパラメー
タに従ってデータリンクを実行する子局(PC2〜PC
4)である。3はネットワークで使用する各局を接続す
るためのケーブルである。5はローダーであり、4はロ
ーダー5と親局1を接続するケーブルである。
である。図13に示した従来例と比較して、データリン
ク制御部7Aとリンク設定エリア10とを接続するデー
タバス16Aの他に、データリンク制御部7Aとラッチ
設定エリア9とを接続するデータバス20が設けられて
いる。また、パラメータ設定データエリア8には、タッ
チ設定/非設定を実行するソフトウェアスイッチ(以
下、S/Wスイッチという)8Aが設けられている。
を示すフローチャートであり、パラメータ設定データエ
リア8は、パラメータがL(ネットワーク)パラメータ
か否かを判断し(S93)、Lパラメータであると判断
した場合には、データバス16Aを選択し(S94)、
反対に、Lパラメータではない、即ち、ラッチパラメー
タであると判断した場合には、データバス20を選択し
(S95)、各々パラメータを上記データバス16A/
20を介してデータリンク制御部7Aへ転送する(S9
6)。
用いて説明する。図4は、各子局2に対するラッチ範囲
設定データである。21はL1局、22はL2局、23
はL3局のラッチ範囲設定データを示す(L2局,L3
局は省略する)。この設定データを親局1にて図2に示
したローダー5を使用して作成する。ローダー5はケー
ブル4を介して対ローダー送受信制御部6へデータを送
信する。この対ローダー送受信制御部6はデータバス1
4を介してパラメータ設定データエリア8へ図4に示し
たデータを転送する。
をラッチ設定エリア9へ退避させた後、上記の如く選択
されたデータバス20を介してデータリンク制御部7A
へ転送する。データリンク制御部7AではL1のラッチ
設定を図5のように並べ替える。図5において、25,
27,29,31はデバイスA,B,C,DからNまで
の各デバイスのラッチ範囲の開始デバイスNo.を示
し、26,28,30,32は各デバイスのラッチ範囲
の終了デバイスNo.を示している。このラッチ範囲デ
ータを図15に示したパケット74中のDATA79へ
セットし、DA76にL1局のアドレス、SA78に親
局のアドレスをセットする。L2局、L3局に対しても
同様のデータを作成する。
は自身が起動する毎に1度ネットワークに接続されてい
る全子局2に対してこのパケットを使用してラッチ設定
交信を実行し、ラッチ設定を行う。各子局2は、図2に
示したデータリンク制御部7Aにおいて、このパケット
を受信し、親局1が行ったのとは逆の手順でラッチ設定
エリア9へラッチ設定データをセットする。L1局にて
ローダー5を使用してラッチ設定データを読み出せば図
6に示す内容となる。即ち、親局1において各子局2の
ラッチ設定がネットワークを使用して可能となる。
例を図7,図8を用いて説明する。図7は、親局1で有
している各子局2のラッチ設定データの変更状況であ
り、34はラッチ設定変更状況エリアを示している。ラ
ッチ設定変更状況エリア34におけるデータは、図2に
示したラッチ設定エリア9に格納する。
定の変更も可能であるため、親局1がネットワークを使
用してラッチ設定を行った後に、ローダーにより変更が
実行された場合には、ラッチ設定変更状況エリア34の
該当局ビットをONさせる。図7において、35は親
局、36はL1局、37はL2局、38はL3局のラッ
チ設定変更状況を示すものとする。また、図7における
1/0の意味として1は変更あり、0は変更なしを表
す。
ッチ設定変更状況を示すものとする。このデータは親局
1と同様に図2に示したラッチ設定エリア9に格納す
る。L1局のみでなくL2局、L3局も同様にラッチ設
定エリア9に格納する。ラッチ設定変更状況エリア34
は親局1が有し、変更状況39は子局2が有する。親局
1は定期的に各子局2とラッチ設定変更状況の読出交信
を実行し、子局2のラッチ設定が変更されたか否かを監
視する。
般に親子局間で行われている上記トランジェント交信を
利用して行う。オペレータがラッチ設定データの読出要
求をした場合、親局1はラッチ設定変更状況エリア34
をチェックし、要求該当局がラッチ設定変更されている
か否かを識別し、変更されていなければ、親局1にて設
定されたラッチ設定データをオペレータへ返答する。変
更されていれば、親局1は該当子局2に対して上記第1
の実施例にて親局1が子局2のラッチ設定を行ったのと
逆の手順で読み出しを実行し、オペレータにラッチ設定
データを返答する。
実施例について図9,図10を用いて説明する。図9
は、図1における子局2のうち親局1のON/OFF信
号を遠隔にて入出力を行う局(以下、リモートI/O局
という)の内部構成を示すブロック図である。40はラ
ッチ設定されたデータを実行するラッチ処理制御部、4
1は実際の入出力を実行するI/O制御部、42はLパ
ラメータにより設定されるソフトウエアスイッチ(以
下、S/Wスイッチという)を格納する不揮発性メモ
リ、43はリモートI/O局の盤表面にある設定ラッ
チ、44は実際の設定を行うH/Wスイッチ、45,4
6は設定内容を示すLED1,LED2である。47か
ら51は各部のデータ転送するためのデータバスであ
る。
を行ことができる。
れた場合は、リモートI/O局はデータリンク制御部7
でLパラメータを受信し、ラッチ設定内容をラッチ処理
制御部40を経由して不揮発性メモリ42へ格納する。
このとき、ラッチ処理制御部40はラッチ設定内容を識
別する。また、上記(3)のローダーにより設定された
場合は、対ローダー送受信制御部6にてラッチ設定デー
タを受信し、ラッチ処理制御部40へ転送して不揮発性
メモリ42へ格納する。ラッチ処理制御部40はデータ
バス51を介してH/Wスイッチ44の状態を識別す
る。LED1,LED2は点灯しているLEDが有効を
示す。
従来例ではH/Wスイッチ44のみであったため、リモ
ートI/O局が遠隔地にあったり、手動では危険が伴う
場合は変更が困難であった。
手順について図10に示すフローチャートを用いて説明
する。H/Wスイッチ44の情報を読み出す(S5
2)。スイッチ情報(ON/OFF)を判別し(S5
3)、非ラッチの設定であればLED2を点灯させ(S
59)、非ラッチ処理を実行する。H/Wスイッチ44
が非ラッチ設定であれば、リモートI/O局は無条件で
非ラッチ処理を実行するものとする。
あれば、不揮発性メモリ42のS/Wスイッチの情報を
読み出し(S54)、スイッチ情報(ON/OFF)を
判別し(S55)、非ラッチの設定であればH/Wスイ
ッチ44はラッチ設定であるがS/Wスイッチにより変
更されていることを示すためにLED1を点滅させ(S
58)、無効であることをオペレータに示す。その後、
LED2を点灯させ非ラッチ設定が有効であることをオ
ペレータに示す(S59)。
ことを識別した場合は、不揮発性メモリ42のラッチ範
囲設定データを読み出し(S56)、LED1を点灯さ
せ(S57)、ラッチ設定が有効であることをオペレー
タに示し、ラッチ処理を実行する。これにより、オペレ
ータはH/Wスイッチ44によることなく自由にラッチ
/非ラッチの設定が可能となる。
例を図2に示した構成と、図11に示すフローチャート
を用いて説明する。データリンク実行中にある局で異常
が発生したと仮定し、このとき異常局は、データリンク
から解列するものとする。他局異常を検出した非異常状
態の子局は、S/Wスイッチ8Aの内容を読み出す(S
60)。オペレータは子局2に対して異常局のサイクリ
ックデータをラッチしたいのか、或いはラッチしたくな
いのか(ラッチ/非ラッチ)を判断する(S61)。ラ
ッチであれば従来例と同様にデータリンクを実行する
(S64)。
ら異常局のサイクリックデータエリアを判別し(S6
2)、該当サイクリックデータエリアをクリアした(S
63)後、データリンクを実行する(S64)。従来例
では、各子局2において異常発生局のサイクリックデー
タはラッチされたままであったが、この処理によりラッ
チをクリアすることができる。
実施例を図2に示した構成と、図12に示すフローチャ
ートを用いて説明する。リモートI/O局は、リセット
或いは電源OFF→ON後に局自身のマイコンを初期状
態にするイニシャル処理を実行する(S65)。次に、
リモートI/O局は親局1からのLパラメータの受信処
理を実行する(S66)。親局1も親局自身のマイコン
イニシャル処理を実行後、各子局に対してLパラメータ
送信を行う。リモートI/O局はLパラメータの内容を
チェックし、自身に割り当てられたリンクデバイスの種
類と容量について認識する(S67)。
し(S68)、チェックした内容がNGであればエラー
処理を実行し(S69)、再度上記ステップ66にて親
局1からのLパラメータ受信処理を実行する。反対に、
チェックした内容がOKであれば、S/Wスイッチ8A
の内容を読み出し(S70)、オペレータはリモートI
/O局に対してラッチしたいのか、或いはラッチしたく
ないのか(ラッチ/非ラッチ)を判断する(S71)。
→ONの動作が発生した後、非ラッチであれば、従来例
と同様にサイクリックデータをクリアした状態でデータ
リンクを実行する(S73)。反対に、ラッチであれ
ば、リモートI/O局は親局1のサイクリックデータエ
リア上にラッチされている自局のサイクリックデータを
読み出す(S72)ことにより、リセット或いは電源O
FF→ON前のデータを有してデータリンクに参加する
ことができる(S73)。
が発生してもラッチ設定であれば瞬停発生前のデータに
よりデータリンクに復帰することが可能となる。また設
定はシステム事情にあわせてオペレータが選択すること
ができる。
ン等にて実施しても同様である。また、ネットワーク形
態(トポロジー)をループ型からバス型、スター型に変
更しても同様である。
ラッチ設定が行えるようにしたため、従来例では各子局
ごとローダーを接続して行わなければならなかったラッ
チ設定が親局のみで行えるようになる。また、親局にて
子局のラッチ設定状況の読み出しが行えるようにしたた
め、従来例では行えなかったラッチ設定状況の監視を親
局にて行えるようになり、これによって親局にてシステ
ム全体のラッチ情報をトータル的に管理できるようにな
る。更に、リモートI/O局のH/Wスイッチにて設定
されたラッチ設定の内容をS/Wスイッチで変更できる
ようにしたため、オペレータがラッチ設定を変更する必
要が生じた場合、リモートI/O局が遠隔地にある場合
でも容易に変更できる。
生した場合、異常局のサイクリックデータをクリアする
ことができるようになり、更に、データリンク中にリモ
ートI/O局にて異常発生し、一次的にリモートI/O
局がデータリンクから解列しても、データリンクに復帰
するときは解列直前のデータで復帰することができるよ
うになるため、システムの安全性が向上する。
ットワークシステムによれば、リンクパラメータか、或
いはラッチパラメータかを判別し、判別結果に基づいて
各々パラメータ転送経路を切り換え、また、ラッチ処理
制御手段がハードウェアスイッチ手段の情報及びソフト
ウェアスイッチ手段に基づいてラッチ設定を実行するた
め、システムの作業効率を向上させる効果がある。
テムによれば、データリンク制御手段がソフトウェアス
イッチ手段の情報に基づいて異常ユニットのサイクリッ
クデータエリアを判別し、該当サイクリックエリアをク
リアし、また、データリンク制御手段はソフトウェアス
イッチ手段の情報に基づいてネットワーク管理ユニット
のサイクリックデータエリア上にラッチされている自ユ
ニットのサイクリックデータを読み出すため、システム
の安全性を向上させる効果がある。
示す説明図である。
の構成を示すをブロック図である。
トである。
である。
ータ部を示す説明図である。
す説明図である。
ビットデータを示す説明図である。
す説明図である。
ラッチ設定のH/Wスイッチとその周辺部を示すブロッ
ク図である。
トである。
る手順を示したフローチャートである。
示したフローチャートである。
明図である。
図である。
た伝送フレームを示す説明図である。
に用いるH/Wスイッチを示す説明図である。
の処理手順を示すフローチャートである。
処理の手順を示すフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ネットワーク上に接続された複数のユニ
ット間にて各種情報の通信を行うネットワークシステム
において、 前記ユニットは、デバイスのラッチ/非ラッチを設定する ラッチ設定デー
タを格納するラッチ設定データエリアと、 リンクパラメータを格納するリンク設定データエリア
と、 サイクリック伝送機能やトランジェント伝送機能の実行
及び制御を行うデータリンク制御手段と、 前記データリンク制御手段と前記ラッチ設定データエリ
アを接続する第1のデータバスと、 前記データリンク制御手段と前記リンク設定データエリ
アを接続する第2のデータバスと、 を備え、 前記データリンク制御手段は、入力されたパラメータが
前記リンクパラメータか否かに基づいて前記第1/第2
のデータバスを切り換えることを特徴とするネットワー
クシステム。 - 【請求項2】 ネットワーク上に接続された複数のユニ
ット間にて各種情報の通信を行うネットワークシステム
において、 前記ユニットは、デバイスのラッチ/非ラッチを設定する ラッチ設定を実
際に実行するハードウェアスイッチ手段と、 リンクパラメータにより設定されるソフトウェアスイッ
チ手段と、 ラッチ設定されたデータを実行するラッチ処理制御手段
と、 サイクリック伝送機能やトランジェント伝送機能の実行
及び制御を行うデータリンク制御手段と、 を備え、 前記ラッチ処理制御手段が前記ハードウェアスイッチ手
段の情報及びソフトウェアスイッチ手段の情報に基づい
てラッチ設定を実行することを特徴とするネットワーク
システム。 - 【請求項3】 ネットワーク上に接続された複数のユニ
ット間にて各種情報の通信を行うネットワークシステム
において、 前記ユニットは、 サイクリック伝送機能やトランジェント伝送機能の実行
及び制御を行うデータリンク制御手段と、 シーケンスパラメータを格納するパラメータ設定データ
エリアと、 前記パラメータ設定データエリア内に設けられたデバイ
スのラッチ設定を行うソフトウェアスイッチ手段と、 を備え、 前記データリンク制御手段が、前記ソフトウェアスイッ
チ手段の情報に基づいて異常ユニットのサイクリックデ
ータエリアを判別し、該当サイクリックエリアをクリア
することを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項4】 ネットワーク上に接続された複数のユニ
ット間にて各種情報の通信を行うネットワークシステム
において、 前記ユニットは、 サイクリック伝送機能やトランジェント伝送機能の実行
及び制御を行うデータリンク制御手段と、 シーケンスパラメータを格納するパラメータ設定データ
エリアと、 前記パラメータ設定データエリア内に設けられたデバイ
スのラッチ設定を行うソフトウェアスイッチ手段と、 を備え、 前記データリンク制御手段は前記ソフトウェアスイッチ
手段の情報に基づいてネットワーク管理ユニットのサイ
クリックデータエリア上にラッチされている自ユニット
のサイクリックデータを読み出すことを特徴とするネッ
トワークシステム。
Priority Applications (4)
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US08/040,431 US5581701A (en) | 1992-04-02 | 1993-04-01 | Factory automation network system |
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