JPS5991060A - 面フアスナ−への印刷方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は面２アスナーへの印刷方法に関し、更に詳細
には係合突起を所定の間隔で基布に植設した面ファスナ
ーの係合突起側基布面へ印刷する方法に関する。

面ファス±−の係合突起はループや鈎状番ご形成され、
面ファスナーの−・力の基布面から突出して植設されて
いる。この基７１１面への印刷は、係合突起か突出して
いて邪魔なため、不Ｏｆ能とされていた。

つまり印刷は押版を被印刷物へ押圧して印刷インクを被
印刷物に付着させることにより施こすため、面ファ東ナ
ーの基布面へ押版を押圧すると保合突起が押し倒されて
、面ファスナーの係合力が低下するという問題点があっ
た。又、押版が係合突起を押し倒さないまでも印刷イン
クが係合突起に１・１ａすると、係合突起は可撓性によ
り動く場合もあり、しかも視線を変えると基布面に対し
て相対位置が動くため、印刷パターンが不鮮明となる問
題点もあった。

ところが面ファスナーの基布面は、面ファスナー使用時
の分離密着に際して常に眼の注目する個所であるため、
情報伝達効率の高い媒体としてこの基布面へ、の印刷が
望まれていた。

そこで本発明者は面ファスナーの係合突起側基布面への
印刷をするＬｉｒ　＜検δ４　Ｌ、印刷時に係合突起を
押し倒すことの少ない、又、押版と、係合突起と接触し
ただけでは印刷インクが付着しない印刷基材との組合せ
に着眼した。

つまり凸型押版を使用して押版と係合突起との接触面積
を少なくし、係合突起の押し例しの減少を図り、又、液
状の印刷インクを゛使用せず、特定の印刷基材整使用し
て、印刷インクの係合突起への１１着量減少を図った。

而して凸型押版と組合せる印刷基材は、常温時に液体で
ないカーボン紙あるいはカーボンテープ等の如きフィル
ム状のものが良いことを見い出し、又、凸型押版におい
ても、面ファスナーの係合突起の植設間隔より細い幅の
線と点とからなる印刷パターンを形成する凸部からなる
例えば金属製突型押版を使用することに想到した。

を図面に基いて説明する。

面フアスナ−（１０）は第１図に示す如く、フィラメン
ト製等のループ或いは鈎等の係合突起（！ｌ）と、基布
（１２）とから形成される通常のものであり、この基布
（１２）の−力の基布面（１２ａ）に上記係合突起（１
１）が植設されている。なおこの係合突起（１１）の植
設は製造技術の制約上、基布（１２）の織目に沿って規
則的な植設間隔（Ｐ）で配置される。

印刷基剤（２０）は第２図に示す如く、ベースフィルム
（２１）十に着色剤（２２）を塗イリし−たちのであり
、実施例では、ポリエステルフィルムの片面に離型剤層
、着色層、感熱接着剤層の順に積層したものや、同じく
ポリエステルフィルムの片面にｌ１Ｉｌ型剤層、着色層
、アルミニウムの真空蒸着層、感熱接着剤層の積層した
もの等である。

凸型押版（３０）は第３図に示す如く、真鍮や銅等の金
属製であり、加熱プレス機（３１）の金型取付部ヘセン
トされる。この凸型押版（３０）の凸部（３Ｏａ）は印
刷パターンを形成するものであり、彫刻作業や腐食作業
により刻、没される。又この凸部（３Ｇａ）はｎｉｆ記
面ファスナー（１０）の保合突起（１１）の植設間隔（
Ｐ）より細い幅の線や点で構成されている。

なお凸型押版（３０）は加熱プレス機（３１）の全型取
イ・１部に設けた電気ヒーター（図示せず）により加熱
される。

先ず第３図にポす如イ、加熱プレス機（３１）の金型取
付部へ凸型押版（３ｏ）をセットして、同凸型押版（３
０）をｔ熱する。

次に第４図に示す如く、保合突起（１１）側を上にして
面ファスナー（１０）を加熱プレス機のプレス台（３２
）Ｊ二に載置する。

その次に第５図に示す如く、この面フアスナ−（ｌＯ）
上へ着色剤（２２）側を下にして印刷基剤（２ｏ）を東
ねる。

最後に第６図に示す如く、加熱プレス機（３１）を作動
して、凸型押版（３０）の凸部（３Ｏａ）を面ファスナ
ー（１０）の−・方の基布面（１２ａ）へ押圧し、凸部
（３Ｑａ）部分の印刷基剤（２０）を同基布面（１２ａ
）へ加熱加圧して転写印刷する。

このとき凸型押版（３０）の凸部（３Ｏａ）が面フアス
ナ−（１０）の係合突起（１１）の植設間隔（Ｐ）より
細い幅の線や点で構成されているため、仮に同凸部（３
０ａ）が係合突起（ＩＩ）と接触したとしても、同係合
突起（１１）のｉ１撓性により、第７図の仮線で示す如
く逃げることができる。万が一同土係合突起（１１）が
最後まで押圧され、転′ｑ印刷されたとしても、その−
列の係合突起（１１）だけであり、これによって面ファ
スナーの係合力が実質的に低下することがない。この時
、係合突起（１１）の幅が植設間隔（Ｐ）より広い場合
には、印刷時（加熱加圧時）に少なくとも２列以上の係
合突起を押し倒すことになり、面ファスナーの係合力を
低下させる危険性があるばかりでなく、印刷された鰻も
保合突起の凹凸によって不鮮明となり判読できなくなる
のである。・般に印刷においては細は太い方か判読しや
すいに決まっているが、面ファスナーの基布への印刷に
おいてはこの常識に反し、線、は係合突起の植設間隔よ
り細い方が判読しやすいのである。　また１本発明にお
いては液状のインクを使用せず加熱加圧して印刷ノ＾材
（２０）を被印刷物へ転写１り刷するため、凸型押圧（
３０）の凸部（３０ａ）が降下抑圧する際、凸部（３Ｇ
ａ）　Ｌ二より押しドげられた印刷基４Ｊ’（２０）が
係合突起（１１）と中に接触しただけでは、印刷基材（
２０）のｎ色剤（２２）が係合突起（＋１）に付着する
ことがない。

１−述の如くこの発明に係る面ファスナーへの印刷方法
は、係合突起（１１）を所定の間隔（Ｐ）で基布（１２
）に植設した面フアスナ−（１０）の保合突起（１１）
側へ、ベースフィルム（２１）Ｊ−に、６色剤（２２）
全１布した印刷基布（２０）を重ね、面フアスナ−（１
０）の係合突起（１１）の植設間隔（Ｐ）より細い幅の
線又は点で構成した凸型押版（３０）により加熱加圧し
て１着色剤（２２）を面ファスナー基布（１２）に転写
することを特徴とする方法である、 従って今迄不呵能とされていた面ファスナーの係合突起
側基布面一の印刷が簡便に行なえ、印刷を施した場合に
は、面ファスナー使用者の予期しない個所への印刷とな
るため、分離密着毎に、注目されることの多いこの基布
面は情報伝達効率の高い媒体として有用なものとなる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係る面ファスナーへの印刷方法を示す
もので、第１図は面ファスナーの一部の概略拡大断面図
、第２図は印刷基材の一部の概略拡大断面図、第３図は
凸型押版を加熱プレス機にセントする［程を示す概略側
面図、第４図は面ファスナーをプレス台に載置する工程
を示す概略拡大断面図、第５図はプレス台に載置した面
ファスナー上に印刷基材を重ねる工程を示す概略拡大断
面図、第６（Δは１６１フアスナーを凸型押版で加熱加
圧している「程を示す概略拡大断面図、第７図は突型押
版が係合突起と接触する状態を示す概略拡大断面図であ
る。 １０−・・面フアスナ− １１・・φ係合突起 １２・・＠基／１１ １２ａ　・・−力の基７１面 ２０＠ｅ番印刷基材 ２１−−　ｅ、ベースフィルム ２２・・・着色層 ３０Φ・・凸型押版 ３０ａ　・赤凸部 ３１・−φ加熱プレス機 ３２・・・プレス台 Ｐ・・・植設間隔 第　　１　　図 ２２ 第　　４　　図 第　　５ｇ２！１ 第　　６ｔｉ￥Ｉ 第　　３　　図 第　　７　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 係合突起を所定の間隔で基布に植設した面ファスナーの
   係合突起側へ、ベースフィルム上に着色剤を塗ねした印
   刷基材を玉ね、面ファスナーの係合突起の植設間隔より
   細い幅の線又は点で構成した凸型押１１νにより加熱加
   圧して、着色剤を面ファ′スナー基布に転写することを
   ＃徴とする面ファスナーへの印刷方法。