JP2844806B2 - 並列比較型a―d変換器 - Google Patents

並列比較型a―d変換器

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【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G1 一実施例の構成(第1図〜第3図) G2 一実施例の動作(第1図〜第6図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 この発明は、例えば映像信号の高速変換に好適な、2
段構成のエンコーダを有する並列比較(フラッシュ)型
A−D変換器に関する。
B.発明の概要 この発明は、2段構成のエンコーダを有するフラッシ
ュ型A−D変換器において、初段エンコーダでは、下位
ビットを生成すると共に、初段での最上位ビットの補数
ビットを生成し、次段エンコーダでは、初段での最上位
ビットと、その補数ビットとを用いて、上位ビットを生
成することにより、エンコーダの構成を簡単化しなが
ら、デジタルエラー(スパークル)の発生を制御するこ
とができるようにしたものである。
C.従来の技術 まず、第7図〜第11図を参照しながら、従来の並列比
較型(フラッシュ)A−D変換器について説明する。
従来、高速動作が可能で、かつデジタルエラーを抑制
した並列比較型A−D変換器が、例えば特開昭62−3272
4号公報に記載されている。
即ち、従来の並列比較型A−D変換器の原理的構成を
示す第7図において、(1)は所定の電位差を有する電
圧がそれぞれ供給される端子Vra及び端子Vrbの間に等し
い抵抗値を有する抵抗器を直列接続した基準分圧器であ
る。この分圧器(1)の2n個の基準電位点VR1乃至VRx
比較器群(2)の2n個の各比較器に接続され、入力端子
1Nに供給されるアナログ入力信号と基準電位点VR1乃至V
Rxの各電圧とが比較される。比較器群(2)の出力は、
アンド回路群(3)を介して、2段構成のエンコーダ
(4),(5)に供給され、アナログ信号のレベルに応
じたデジタル信号に変換される。
例えば、8ビットA−D変換器の場合、それぞれ256
個の比較器とアンド回路とが、それぞれ4ブロックに分
割されて、第8図Aに示すように、各アンド回路ブロッ
ク(3A)〜(3D)は64個のアンド回路A1〜A64を備え
る。図示を省略した比較器C1〜C64の出力が、入力端子
#1〜#64を介して、正相・逆相の2出力が得られる、
並相バッファP1〜P64に供給され、例えば第2の、アン
ド回路ブロック(3B)の各アンド回路AiにはバッファPi
の正相出力とバッファPi+1の逆相出力とが供給され
る。アンド回路A1〜A64の出力は、分配増幅器B1〜B64を
介して、例えば第2の、初段エンコーダブロック(4B)
の7本のビット線SUP,D5〜D0上の所定のワイヤードオア
回路(WOR)にそれぞれ供給される。各WORは、第8図B
の接続表に「1」で示すように配置される。
第8図に示すように、各4個のアンド回路を1ユニッ
トとして、各ユニット(3e)〜(3t)の下位6ビットの
出力中、D5〜D2ビットは4個のアンド回路に共通であ
る。また、同図Aに示すように、エンコーダブロック
(4B)の最上位のビット線SUPには、第2〜第4のアン
ド回路ブロック(3B)〜(3D)の第1,第8のユニット
(3e),(31)の各3個のアンド回路A1〜A3,A30〜A32
の最上位ビットの出力が供給される。
第3,第4のエンコーダブロック(4C),(4D)も同様
に構成される。また、第1のエンコーダブロック(4A)
では、SUP線はオーバフローの信号を伝えるために用い
られているため、SUP線上にはWORがなく、6本のビット
線D5〜D0上に各WORが配置されるため、第8図Bにおい
ては、SUP線上のWORは「1」で示してある。
第9図に示すように、次段のエンコーダ(5)では、
初段の各エンコーダブロック(4A)〜(4D)の6ビット
の出力D5〜D0が、アンド回路とインバータからなるエラ
ー抑止回路(6A)〜(6D)を介して、エンコーダ(5)
の下位ビット線D5〜D0に供給されると共に、第2〜第4
のエンコーダブロック(4B)〜(4D)の出力D5〜D0が上
位ビット線D7,D6に供給される。この上位ビット線D7,D6
には、エンコーダブロック(4B)〜(4D)からの最上位
ビットの出力SUPも供給されて、上位2ビットD7,D6が生
成される。
なお、図示を省略した第3のエンコーダブロック(4
C)の出力SUP,D5〜D0は最上位ビット線D7に供給され
る。
第1のエンコーダブロック(4A)のSUP出力はオーバ
フロー信号として用いられ、第2〜第4のエンコーダブ
ロック(4B)〜(4D)のSUP出力は、それぞれ対応する
エラー抑止回路(6B)〜(6D)に供給されると共に、隣
接のエラー抑止回路(6A)〜(6D)にも供給される。
エンコーダ(5)の各ビット線D7〜D0の出力は、エク
スクルーシブオア回路からなる出力反転回路(7)を介
して、それぞれ対応する出力端子に導出される。
上述のような従来のフラッシュ型A−D変換器では、
入力電圧Vinが印加されると、例えばi番目までの比較
器の出力が「H」となり、i+1番目からの比較器の出
力が「L」となって、変化点のi番目のアンド回路の出
力だけが「H」となる。この「H」信号がエンコーダに
供給されて、変化点の場所に対応した2進コードが生成
される。
D.発明が解決しようとする課題 ところで、前述のような従来のフラッシュ型A−D変
換器においては、入力信号Vinのスルーレートが高い場
合に比較器のスイッチ動作が入力に追従できない等によ
り、比較器のパターンのH,Lの変化点の境界付近で、例
えば、 ・・・H H L H L L L・・・ のように、H,Lがまだらに分布してしまうことがある。
このようなまだらパターンの2進コードがアンド回路ブ
ロック(3)に供給されると、2個の「H」がエンコー
ダ(4)に入力されるので、このようなパターンが発生
した場所によっては、非常に大きなエラー(スパーク
ル)が発生する。エラーパターンHが、例えば16進法
で7Fと80の間で発生すると、FFが出力されてしまう。
このようなエラーの発生を抑止するために、従来のA
−D変換器では、第2〜第4のエンコーダブロック(4
B)〜(4D)のSUP出力がエラー抑止回路(6A)〜(6D)
に供給される。
例えば、第10図に示すように、同一アンド回路ブロッ
ク内のD5ビットが変化する付近でまだらパターンが発生
して、アンド回路A31,A33の出力がH,Hとなった場合、 となり、SUP線上のWORにより、D5の抑止が行なわれて、
本来の出力コード「011110」が出力され、16LSB以上の
エラーが抑止される。
また、例えば、第11図に示すように、隣接するアンド
回路ブロック(3A),(3B)間に跨がって、まだらパタ
ーンが発生して、アンド回路A63,A1の出力がH,Hとな
った場合、上位のアンド回路ブロック(3A)の下位6ビ
ットD5〜D0が抑止される。
ところが、前述のような従来のA−D変換器では、上
位2ビットを作るのに下位6ビット+1ビットの出力の
全てをワイアードオアしているので,次段のエンコーダ
(5)の上位ビット線D7,D6のWORのソース数が14個にも
なってしまう。また、初段の各エンコーダブロック(4
A)〜(4D)でも、6本のビット線D5〜D0のWORのソース
の数が32個にもなってしまう。WORのエミッタ側の出力
論理振幅はベース側の入力論理振幅より小さくなるた
め、各WORのドライブに大振幅を必要とすると共に、所
要振幅に到達するまでの時間が延びてしまうという問題
があった。
また、初段の各エンコーダブロック(4A)〜(4D)の
最上位ビット線SUPの負荷静電容量が他のビット線に比
べて、ひときわ大きいので、それがディレイの限界、即
ち、処理速度限界を大きく引き下げているという問題が
あった。
かかる点に鑑み、この発明の目的は、エンコーダの構
成を簡単化しながら、デジタルエラー(スパークル)の
発生を抑制することができる並列比較型A−D変換器を
提供するところにある。
E.課題を解決するための手段 この発明の並列比較型A−D変換器は、アナログ入力
電圧を所定の基準電圧と比較する複数のブロックからな
る比較器と、この複数のブロックの比較器の各ブロック
毎の出力に基づいて下位ビットを生成する複数の初段エ
ンコーダと、この複数の初段エンコーダで生成された下
位ビットに基づいて上位ビットを生成する次段エンコー
ダとを有する並列比較型A−D変換器において、上記複
数の初段エンコーダの各々が上記比較器の各ブロックの
所定出力から上記下位ビットを生成すると共に、上記下
位ビット中の最上位ビットの補数ビットを生成し、上記
次段エンコーダは上記下位ビット中の最上位ビット及び
上記補数ビットに基づいて上記上位ビットを生成するよ
うにしたものである。
F.作用 かかる構成によれば、エンコーダの構成が簡単化され
ると共に、デジタルエラー(スパークル)の発生が抑制
される。
G.実施例 以下、第1図〜第6図を参照しながら、この発明によ
る並列比較型A−D変換器を8ビットA−D変換に適用
した場合の一実施例について説明する。
G1 一実施例の構成 この発明の一実施例の全体の構成を第1図に示し、そ
の要部の構成を第2図及び第3図に示す。この第1図〜
第3図において、前出第7図〜第9図に対応する部分に
は、同一ないし〔1〕の位が同一の符号を付して一部説
明を省略する。
第1図において、(2A)〜(2D)は比較器ブロックで
あって、それぞれ縦続接続された256個の比較器と並相
バッファとが4ブロックに分割されて、第2図Aに示す
ように、各比較器ブロック(2A)〜(2D)は64個の比較
器C1〜C64と並相バッファP1〜P64から構成される。各比
較器ブロック(2A)〜(2D)の出力がアンド回路ブロッ
ク(13A)〜(13D)にそれぞれ供給され、各アンド回路
ブロック(13A)〜(13D)の出力が初段エンコーダ(14
A)〜(14D)にそれぞれ供給され、エンコーダ(14A)
〜(14D)の出力が次段エンコーダ(15)に供給され
る。
第2図Aに示すように、各アンド回路ブロック(13
A)〜(13D)はそれぞれ64個のアンド回路A1〜A64を備
える。各アンド回路ブロック(13A)〜(13D)では、本
出願人による特願平1−155846号におけると同様に、ア
ンド回路中、4n+1番目のアンド回路A4n+1には、4n
+1番目のバッファP4n+1の正相出力が供給されると
共に、4n+5番目のバッファP4n+5の逆相出力が4n+
4番目のアンド回路A4n+4と共通に供給される。ま
た、4n+2,4n+3番目のアンド回路A4n+2,A4n+3に
は、それぞれ4n+2,4n+3番目のバッファP4n+2,P4n+
3の正相出力と、4n+3,4n+4番目のバッファP4n+3,P
4n+4の逆相出力が供給される。そして、4n+2番目の
バッファP4n+2の逆相出力は無接続とされる。
この実施例においては、第2図Aに示すように、初段
エンコーダブロック(14A)〜(14D)にそれぞれ下位ビ
ット中の最上位ビットD5の補数のビット線D5Nと、下位
の2本のビット線D1a,D0aに等価な2本のビット線D1b,D
0bとが新たに設けられる。各2本のビット線D1a,D0a及
びD1b,D0bは、寄生容量を低減するため、初段エンコー
ダブロックの両側にそれぞれ配置される。
アンド回路A1〜A64の出力は、分配増幅器B1〜B64を介
して、例えば第2の、初段エンコーダブロック(14B)
の9本のビット線D5,D5N,D4〜D2,D1a,D0a,D1b,D0b上の
所定のWORにそれぞれ供給される。各WORは第2図Bの接
続表に「1」で示すように配置される。
この実施例では、第2図に示すように、各4個のアン
ド回路を1ユニットとして、8個のユニット(13e)〜
(13l)の各1番目のアンド回路A1,A5‥‥A29の出力が
上位にビット線D5N,D4〜D2に供給されると共に、他の8
個のユニット(13m)〜(13t)の各1番目のアンド回路
A33,A37‥‥A61の出力が上位ビット線D5,D4〜D2に供給
されて、初段エンコーダブロック(14B)の上位ビット
線D5,D5N,D4〜D2上のWORが大幅に減少する。
また、8個のユニット(13e)〜(13l)の下位2ビッ
トの出力が一方のビット線D1a,D0a上の所定のWORに供給
されると共に、他の8個のユニット(13m)〜(13t)の
下位2ビットの出力が他方のビット線D1b,D0b上の所定
のWORに供給されて、各ビット線D1a,D0a,D1b,D0b上のWO
Rが半減する。
そして、同図Aに示すように、エンコーダブロック
(14B)の最上位のビット線D5Nには、アンド回路ブロッ
ク(13B)の1番目のアンド回路A1の出力が供給され
る。
第3,第4のエンコーダブロック(14C),(14D)も同
様に構成される。また、第1のエンコーダブロック(14
A)では、アンド回路ブロック(13B)の1番目のアンド
回路A1の出力が、最上位のビット線D5Nには供給され
ず、オーバフロー信号として用いられるため、第2図B
においては、D5N線上のWORは「1」で示してある。
第3図に示すように、次段のエンコーダ(15)では、
初段のエンコーダブロック(14A)〜(14D)からの各2
本の下位ビット線D1a,D0a及びD1b,D0bが、それぞれオア
回路O1及びO0を介して、エンコーダ(15)の下位ビット
線D1,D0に共通に接続される。エンコーダブロック(14
A)〜(14D)からの各3本の中位ビット線D4〜D2がエン
コーダ(15)の中位ビット線D4〜D2に共通に接続され
る。初段での最上位ビット線D5と補数ビット線D5Nの出
力が、各エンコーダブロック(14A)〜(14D)から、そ
れぞれ対応するエラー抑止回路(16A)〜(16D)を介し
て、エンコーダ(15)のビット線D5と上位ビット線D7,D
6に供給されると共に、隣接のエラー抑止回路(16A)〜
(16D)にも供給される。
エンコーダ(15)の各ビット線D7〜D0の出力は、出力
反転回路(7)を介して、それぞれ対応する出力端子に
導出される。
G2 一実施例の動作 次に、第4図〜第6図をも参照しながら、この発明の
一実施例の動作について説明する。
第4図に示すように、この実施例では、各アンド回路
ブロック(13A)〜(13D)のアンド回路中、4n+1番目
のアンド回路A4n+1が初段エンコーダブロック(14A)
〜(14D)の上位ビットD5〜D2を受持ち、4n+2〜4n+
4番目の3個のアンド回路A4n+2〜A4n+4が下位ビッ
トD1,D0を受持っている。従って、第5図に例示するよ
うに、3つとび以下のまだらパターンでは、D2以上のビ
ットのデジタルエラーが発生することがない。即ち、こ
の実施例のエンコーダは、本質的に、比較器のまだらパ
ターンによるエラーの影響を受けにくい。
また、この実施例において、初段エンコーダブロック
(14A)〜(14D)に設けたビット線D5Nは、実質的には
アンド回路A1〜A32の出力のオアであり、直観的にはビ
ット線D5の補数になるものである。正常の場合は、エン
コーダブロック(14A)〜(14D)のいずれかが出力すべ
きときには、計8本のビット線D5,D5Nの内、たかだか1
本が「H」になる。これにより、この実施例では、D5,D
5NのWORで出力の上位ビットD6,D7を生成して、D6,D7ビ
ットのWORの数を大幅に低減している。
更に、この実施例では、例えば、第6図に示すよう
に、入力が32の倍数の付近でまだらパターンが発生し
て、アンド回路ブロック内のD5ビットが変化し、エンコ
ーダブロック(14A)〜(14D)のビット線D5,D5Nの内2
本がHになる場合、第3図のエラー抑止回路(16A)〜
(16D)により、出力コードが大きくなる方向(第3図
で右側)のD5もしくはD5N抑止される。この場合は、従
来例と異なり、同一エンコーダブロックの内外の区別を
必要としない。
こうして、この実施例では、7つとびまでのまだらパ
ターンが発生した場合、比較器の出力だけで真の値を正
確に定義することは不可能であるが、16LSB程度のエラ
ーに抑え込むことができる。
以上詳述のように、この実施例によれば、初段エンコ
ーダの最上位ビットD5の補数ビットD5Nを設け、両者の
オアをとって上位ビットを生成するようにしたので、上
位ビットのWORのソース数を低減することができて、論
理振幅の減少を抑えることができると共に、下位ビット
のWORも上位ビットと同数のソース数になって、信号の
レベルを揃えることができる。また、負荷容量も低減す
ることができて、変換処理を高速にすることができる。
更に、補数ビットD5Nを利用して、初段エンコーダブ
ロック内外の区別なしに、エラー抑止することができ
る。
H.発明の効果 以上詳述のように、この発明によれば、初段エンコー
ダでは、下位ビットを生成すると共に、初段での最上位
ビットの補数ビットを生成し、次段エンコーダでは、初
段での最上位ビットと、その補数ビットとを用いて、上
位ビットを生成するようにしたので、エンコーダの構成
を簡単化しながら、デジタルエラー(スパークル)の発
生を抑制することができる並列比較型A−D変換器が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による並列比較型A−D変換器の一実
施例の全体の構成を示すブロック図、第2図はこの発明
の一実施例の要部の構成を示すブロック図、第3図はこ
の発明の一実施例の他の要部の構成を示すブロック図、
第4図〜第6図はこの発明の一実施例の動作を説明する
ためのブロック図、第7図は従来の並列比較型A−D変
換器の構成例を示すブロック図、第8図は従来例の要部
の構成を示すブロック図、第9図の従来例の他の要部の
構成を示すブロック図、第10図及び第11図は従来例の動
作を説明するためのブロック図である。 (1)は基準分圧器、(2A)〜(2D)は比較器群、(13
A)〜(13D)はアンド回路群、(14A)〜(14D)は初段
エンコーダ、(15),(15A)〜(15E)は次段エンコー
ダ、(16A)〜(16D)はエラー抑止回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ入力電圧を所定の基準電圧と比較
    する複数のブロックからなる比較器と、この複数のブロ
    ックの比較器の各ブロック毎の出力に基づいて下位ビッ
    トを生成する複数の初段エンコーダと、この複数の初段
    エンコーダで生成された下位ビットに基づいて上位ビッ
    トを生成する次段エンコーダとを有する並列比較型A−
    D変換器において、 上記複数の初段エンコーダの各々が上記比較器の各ブロ
    ックの所定出力から上記下位ビットを生成すると共に、 上記下位ビット中の最上位ビットの補数ビットを生成
    し、 上記次段エンコーダは上記下位ビット中の最上位ビット
    及び上記補数ビットに基づいて上記上位ビットを生成す
    るようにしたことを特徴とする並列比較型A−D変換
    器。
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