JP2842641B2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

Info

Publication number
JP2842641B2
JP2842641B2 JP30088789A JP30088789A JP2842641B2 JP 2842641 B2 JP2842641 B2 JP 2842641B2 JP 30088789 A JP30088789 A JP 30088789A JP 30088789 A JP30088789 A JP 30088789A JP 2842641 B2 JP2842641 B2 JP 2842641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
receiver
battery
main board
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30088789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03162136A (ja
Inventor
智史 曽根
政彰 森島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
NEC Shizuoca Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd, NEC Shizuoca Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP30088789A priority Critical patent/JP2842641B2/ja
Publication of JPH03162136A publication Critical patent/JPH03162136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2842641B2 publication Critical patent/JP2842641B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメッセージを表示する表示部を備えた無線選
択呼出受信機に関する。
〔従来の技術〕
無線選択呼出受信機(以下受信機という)は、加入者
に割り当てられた特定の選択呼出し番号によって呼び出
しを行う事ができ、また簡単なメッセージも送る事がで
きる。呼び出された受信機は鳴音にて呼び出された事を
報知し、受信機内に装備されている表示部に表示する事
ができる。
第5図はこの種の受信機のブロック図であり、アンテ
ナ部21,無線部22,デコーダ部23,制御部24,表示部25,電
源部26を有している。また、図示は省略するが、呼び出
しを行う鳴音部も有している。
第6図は従来のこの種の受信機の内部構成を示してお
り、同図(a)は平面図、同図(b)は縦断面図であ
る。図において、1Aは受信機ケース内に内装されたメイ
ン基板であり、このメイン基板1A上にLCD表示部4を専
用フレーム2Aにより固定し、かつその周囲にはメインス
イッチ9、鳴音用スピーカ10、電池ホルダー19を配設し
ている。
前記LCD表示部4は、専用フレーム2Aに搭載したサブ
基板5上に搭載しており、導電ゴム20を利用してLCD表
示部4とサブ基板5との電気接続を行っている。この導
電ゴム20は周知のように、導電性ゴムと絶縁性ゴムを交
互に積層配列した構成とされ、弾力性を利用してLCD表
示部4とサブ基板5を電気接続する。また、サブ基板5
は図外の導電線によりメイン基板1Aに電気接続される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の無線選択呼出受信機では、LCD表示部
4はサブ基板5に電気接続し、かつこのサブ基板5を介
してメイン基板1Aに電気接続している。このため、LCD
表示部4とメイン基板1Aとを結ぶグランドラインが長く
なり易く、そのインピーダンスが大きくなり易い。この
グランドラインは、周知のように、回路の基準電位を定
めるものであり、この電位の基準を零電位として回路を
構成する意味で重要な役目をしている。例えばグランド
ラインにインピーダンスを持った設置回路に信号電流が
流れると、電圧降下を生じ回路の基準電位が変化してし
まう。このため、従来の受信機では、回路にかかる電圧
が基準電位の変化により影響を受けて不安定となり、ノ
イズが発生するという問題がある。
このようなノイズを防止するためには、グランドライ
ンの面積を大きくしてそのインピーダンスを小さくすれ
ばよいが、近年のように受信機の小型化が要求されてメ
イン基板1A上へ搭載する各種部品の実装密度が高められ
る状態では、これらの搭載部品グランドラインの面積の
増大にも限界がある。特に、電池の搭載面積は大きく、
グランドラインの面積増大の障害となっている。
また、従来の受信機では、搭載する電池を収納する電
池ホルダ19の面積がメイン基板1Aの大きな部分を占めて
いる。例えば、第6図の例では、電池ホルダ19が占める
割合は全体の約15%であり、小型化を行う上で大きな障
害となっている。また、搭載する電池を充電可能な電池
として受信機を構成する場合には、その着脱の必要性か
ら電池の配設箇所を優先的に設定する必要があり、この
結果LCD表示部4を始めとする他の部品の搭載箇所や面
積にも制限を受け、LCD表示部4の大型化を阻害した
り、受信機の操作性に影響を与えることになるという問
題も生じる。
本発明はノイズの発生を抑制するとともに、小型化を
可能にした無線選択呼出受信機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の無線選択呼出受信機は、個別呼出受信機の表
示部を固定するフレームを導電体で構成し、かつ前記フ
レームを前記個別呼出受信機のグランドラインの一部と
して構成するとともに、前記フレーム内に電池を収納す
る電池室を設け、前記フレームの一部と電池の一端子と
を電気的に接続するように構成する。また、前記フレー
ムを前記個別呼出受信機内に内装されたメイン基板に立
設し、かつ前記フレームを前記メイン基板に設けたグラ
ンドラインに直接接続する構成とすることが好ましい。
〔作用〕
この構成では、表示部を導電体で構成したフレームに
よってメイン基板のグランドラインに直接接続させるこ
とで、受信機の内部回路のグランドラインのインピーダ
ンスを低減し、ノイズの発生を抑制した受信機を得るこ
とができる。また、フレームに設けた電池室に電池を収
納することが可能となり、受信機の小型化を実現する。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の無線選択呼出受信機の内部構造を示
す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は縦断面
図、同図(c)は右側面図である。この図において、メ
イン基板1上にフレーム2を立設している。このフレー
ム2は、第2図(a)乃至(c)に示すように、インピ
ーダンスを極力0Ωに近づけるように低抵抗の導電体を
用いて枠状に形成し、その下部に設けた足部3を前記メ
イン基板1に固定させ、かつメイン基板1に設けた図外
のグランドラインに電気接続している。また、フレーム
2はその上部にサブ基板5によりLCD表示部4を支持す
ることができ、このLCD表示部4及びサブ基板5の各接
地端子はフレーム2に直接接続させている。これらLCD
表示部4とサブ基板5はフレーム枠2aで脱落を防止して
いる。LCD表示部4の他の端子とサブ基板5との電気接
続には、従来と同様に導電ゴム等が利用される。更に、
フレーム2の下部には電池6を収納可能な電池室7を画
成し、かつこの電池室7に望むフレーム2の側面一部に
は電池6の一方の電極に接触される接触片8を一体に形
成している。
一方、前記メイン基板1の一側には、メインスイッチ
9を搭載し、かつその近傍には鳴音用スピーカ10を搭載
している。他方、前記メイン基板1の他側には、フレー
ム2内に収納した電池6に接続される正電極端子11とグ
ランド電極端子12を設けている。
このように構成されたメイン基板1は、第3図(a)
乃至(c)に示すように、受信機ケース13内に内装され
る。この受信機ケース13には、前記フレーム2の電池室
7に対応する開口14を設けており、この開口14を通して
電池6を受信機ケース13内に装着し、かつ離脱すること
ができる。そして、収納された電池6は、負電極はフレ
ーム2の接触片8に接触され、正電極は受信機ケース13
の開口14を塞ぐキャップ15に接触される。また、受信機
ケース13の開口14の両側にはそれぞれ前記正電極端子11
とグランド電極端子12に接続される充電端子16,17を配
設している。
前記キャップ15は、第4図(a)及び(b)にそれぞ
れ表面、裏面を示すように、絶縁性のキャップの裏面に
導体部15aを形成しており、キャップ15を開口14に装着
したときには、この導体部15aが電池6の正電極に接触
される。
また、受信機ケース13の他側には、前記メインスイッ
チ9の一部が露出され、かつスピーカ10のスリット18が
設けられる。
この構成によれば、LCD表示部4は、フレーム2によ
ってメイン基板1に支持されると同時に、フレーム2を
介してメイン基板1のグランドラインに接続される。そ
して、このフレーム2は極めて低インピーダンスである
ため、LCD表示部4からメイン基板1にわたるグランド
ラインを低インピーダンス化でき、ノイズの発生を抑制
した受信機を構成することが可能となる。
また、フレーム2の下部に電池室7を画成し、この電
池室7内に電池6を収納し、更に電池の一方の電極、こ
こでは負電極を接触片8を介してフレーム2、即ちグラ
ンドラインに直接接続させているため、電気配線を施し
た電池ホルダを不要とし、メイン基板上における配置ス
ペースを削減して受信機の小型化を図ることも可能とな
る。
更に、電池に充電式のものを用いた場合には、受信機
ケース13に設けた充電端子16,17を利用して、電池6を
収納した状態のままで充電を行うことも可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、表示部を支持するフレ
ームを導電体で構成し、このフレームを受信機のグラン
ドライン、即ちメイン基板のグランドラインに直接接続
させることで、受信機の内部回路のグランドラインのイ
ンピーダンスを低減し、ノイズの発生を抑制した受信機
を得ることができる。また、フレームの下部に設けた電
池室に電池を収納することが可能となり、受信機の小型
化を実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の無線選択呼出受信機の内部構造を示
し、同図(a)は平面図、同図(b)は正面縦断面図、
同図(c)は右側面図、第2図はフレームを示し、同図
(a)は平面図、同図(b)は右側面図、同図(c)は
左側面図、第3図は受信機の外観を示し、同図(a)は
平面図、同図(b)は右側面図、同図(c)は左側面
図、第4図はキャップを示し、同図(a)は表面図、同
図(b)は裏面図、第5図は一般的な無線選択呼出受信
機のブロック構成図、第6図は従来の受信機を示し、同
図(a)は内部構成の平面図、同図(b)はその正面縦
断面図である。 1……メイン基板、2……フレーム、3……足部、4…
…LCD表示部、5……サブ基板、6……電池、7……電
池室、8……接触片、9……メインスイッチ、10……鳴
音スピーカ、11……正電極端子、12……負電極端子、13
……受信機ケース、14……開口、15……キャップ、15a
……導電部、16,17……充電端子、18……スリット、19
……電池ホルダ、20……導電ゴム、21……アンテナ部、
22……無線部、23……デコーダ部、24……制御部、25…
…表示部、26……電源部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−9198(JP,A) 実開 昭54−163896(JP,U) 実開 昭63−108697(JP,U) 実開 昭64−17571(JP,U) 実開 昭63−174734(JP,U) 実開 平1−111277(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部を持つ個別呼出受信機において、前
    記表示部を固定するフレームを導電体で構成し、かつ前
    記フレームを前記個別呼出受信機のグランドラインの一
    部として構成するとともに、前記フレーム内に電池を収
    納する電池室を設け、前記フレームの一部と電池の一端
    子とを電気的に接続するように構成したことを特徴とす
    る無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】前記フレームを前記個別呼出受信機内に内
    装されたメイン基板に立設し、かつ前記フレームを前記
    メイン基板に設けたグランドラインに直接接続してなる
    特許請求の範囲第1項記載の無線選択呼出受信機。
JP30088789A 1989-11-21 1989-11-21 無線選択呼出受信機 Expired - Fee Related JP2842641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30088789A JP2842641B2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 無線選択呼出受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30088789A JP2842641B2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 無線選択呼出受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03162136A JPH03162136A (ja) 1991-07-12
JP2842641B2 true JP2842641B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=17890316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30088789A Expired - Fee Related JP2842641B2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 無線選択呼出受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2842641B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2806888B2 (ja) * 1996-06-25 1998-09-30 静岡日本電気株式会社 無線選択呼出受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03162136A (ja) 1991-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1175123B1 (en) Electric acoustic converter having a rear surface terminal
JPH10150312A (ja) 無線携帯端末のアンテナ
JP2842641B2 (ja) 無線選択呼出受信機
KR20010092656A (ko) 전지를 내장한 휴대전기기기
JP2808973B2 (ja) 表示機能付き個別呼出用受信機
JP3961177B2 (ja) 通信機器
JPH0511580U (ja) 個別呼出受信機
US2496683A (en) Hearing aid chassis and assembly
CN1122960C (zh) 便携装置的发声器
CN219498233U (zh) 连接端子、电源和车辆
CN211209518U (zh) 一种马达后盖端子
JPS6123918Y2 (ja)
CN219802575U (zh) 一种喇叭
CN209693018U (zh) 一种发声模组及锁具
CN214960039U (zh) 抗干扰的柄状蓝牙耳机
JP2574601B2 (ja) 受話部と液晶表示部の保持構造
JPH0317698U (ja)
JPH1079783A (ja) 携帯電話機
JPH0524945Y2 (ja)
JP2735501B2 (ja) 携帯機
JP3001413B2 (ja) 無線選択呼出受信機
JPH03127471A (ja) リモコン
JPH11243310A (ja) 伸縮式ホイップアンテナ
JPS6029265Y2 (ja) マイクロホン装置
JP2582253Y2 (ja) ダブル接点型バッテリー端子ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees