JPH11243310A - 伸縮式ホイップアンテナ - Google Patents
伸縮式ホイップアンテナInfo
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- JPH11243310A JPH11243310A JP4553198A JP4553198A JPH11243310A JP H11243310 A JPH11243310 A JP H11243310A JP 4553198 A JP4553198 A JP 4553198A JP 4553198 A JP4553198 A JP 4553198A JP H11243310 A JPH11243310 A JP H11243310A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通話時(伸長時)と待機時(収納時)とに応
じてヘリカルアンテナとホイップアンテナとの電気的又
は機械的切り替えを要さず、しかも、待機時に筐体の外
部へ突出する部材がなく、携帯端末を持ち運ぶ際に便利
な伸縮式ホイップアンテナを提供する。 【解決手段】 収納状態では、ヘリカルアンテナ2とホ
イップアンテナ8は、筐体1に収納され、ヘリカルアン
テナの第1のストッパー6がホルダー13に支持され
る。ヘリカルアンテナの第1の給電部4は、ホルダーを
介して給電回路14と接続し、ヘリカルアンテナは、待
機時の機能を営む。伸長状態では、ヘリカルアンテナと
ホイップアンテナは、筐体から引き出され、ホイップア
ンテナの第2のストッパー11がホルダーに突き当た
る。ホイップアンテナの第2の給電部10は、ホルダー
を介して給電回路と接続し、ホイップアンテナは、通話
時の機能を営む。
じてヘリカルアンテナとホイップアンテナとの電気的又
は機械的切り替えを要さず、しかも、待機時に筐体の外
部へ突出する部材がなく、携帯端末を持ち運ぶ際に便利
な伸縮式ホイップアンテナを提供する。 【解決手段】 収納状態では、ヘリカルアンテナ2とホ
イップアンテナ8は、筐体1に収納され、ヘリカルアン
テナの第1のストッパー6がホルダー13に支持され
る。ヘリカルアンテナの第1の給電部4は、ホルダーを
介して給電回路14と接続し、ヘリカルアンテナは、待
機時の機能を営む。伸長状態では、ヘリカルアンテナと
ホイップアンテナは、筐体から引き出され、ホイップア
ンテナの第2のストッパー11がホルダーに突き当た
る。ホイップアンテナの第2の給電部10は、ホルダー
を介して給電回路と接続し、ホイップアンテナは、通話
時の機能を営む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信におけ
る端末に用いられる伸縮式ホイップアンテナに関する。
る端末に用いられる伸縮式ホイップアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信においては、携帯端末と基地
局との間で通話時も待機時も常に信号のやりとりを行う
必要がある。
局との間で通話時も待機時も常に信号のやりとりを行う
必要がある。
【0003】まず、従来の第1のアンテナを図3に示
す。(a)は収納時の斜視図、(b)は収納時の断面
図、(c)は伸長時の断面図を、それぞれ示す。
す。(a)は収納時の斜視図、(b)は収納時の断面
図、(c)は伸長時の断面図を、それぞれ示す。
【0004】待機時は、図3(b)に示されるように、
内蔵アンテナ23により信号のやりとりを行い、通話時
は、図3(c)に示されるように、ホイップアンテナ2
2により信号のやりとりを行う。
内蔵アンテナ23により信号のやりとりを行い、通話時
は、図3(c)に示されるように、ホイップアンテナ2
2により信号のやりとりを行う。
【0005】図3(b)に示される収納時の状態では、
ホイップアンテナ22は、ホルダー25に保持されて筐
体21内に収納されている。ホルダー25は、給電回路
24とホイップアンテナ22の末端に設けられた給電部
兼ストッパー26とを電気的に接続する。携帯端末には
筐体21の外部へ突出する部材がないので、携帯端末を
持ち運ぶ際には便利である。しかし、図3(b)に示さ
れるように、内蔵アンテナ23の収納場所とホイップア
ンテナ22の収納場所を筐体21内に別々に確保しなけ
ればならないため、諸部品を筐体21内へ実装するとき
の自由度に制約が課される。また、待機時の状態か通話
時の状態かに応じて給電回路24により内蔵アンテナ2
3とホイップアンテナ22とを切り替える必要があっ
た。
ホイップアンテナ22は、ホルダー25に保持されて筐
体21内に収納されている。ホルダー25は、給電回路
24とホイップアンテナ22の末端に設けられた給電部
兼ストッパー26とを電気的に接続する。携帯端末には
筐体21の外部へ突出する部材がないので、携帯端末を
持ち運ぶ際には便利である。しかし、図3(b)に示さ
れるように、内蔵アンテナ23の収納場所とホイップア
ンテナ22の収納場所を筐体21内に別々に確保しなけ
ればならないため、諸部品を筐体21内へ実装するとき
の自由度に制約が課される。また、待機時の状態か通話
時の状態かに応じて給電回路24により内蔵アンテナ2
3とホイップアンテナ22とを切り替える必要があっ
た。
【0006】次に、従来の第2のアンテナを図4に示
す。(a)は収納時の斜視図、(b)は収納時の断面
図、(c)は伸長時の断面図を、それぞれ示す。
す。(a)は収納時の斜視図、(b)は収納時の断面
図、(c)は伸長時の断面図を、それぞれ示す。
【0007】待機時は、図4(b)に示されるように、
ヘリカルアンテナ27により信号のやりとりを行い、通
話時は、図4(c)に示されるように、ホイップアンテ
ナ22のみ又はホイップアンテナ22とヘリカルアンテ
ナ27の両方により信号のやりとりを行う。ヘリカルア
ンテナ27とホイップアンテナ22は、一体に構成され
ている。
ヘリカルアンテナ27により信号のやりとりを行い、通
話時は、図4(c)に示されるように、ホイップアンテ
ナ22のみ又はホイップアンテナ22とヘリカルアンテ
ナ27の両方により信号のやりとりを行う。ヘリカルア
ンテナ27とホイップアンテナ22は、一体に構成され
ている。
【0008】図4(b)に示される収納時の状態では、
ホイップアンテナ22は、筐体21内に収納されている
が、ヘリカルアンテナ27は、筐体21の外部へ突出し
ている。ヘリカルアンテナ27は、ホルダー25により
保持され、ホルダー25は、給電回路24とヘリカルア
ンテナ27とを接続する給電部を兼ねる。
ホイップアンテナ22は、筐体21内に収納されている
が、ヘリカルアンテナ27は、筐体21の外部へ突出し
ている。ヘリカルアンテナ27は、ホルダー25により
保持され、ホルダー25は、給電回路24とヘリカルア
ンテナ27とを接続する給電部を兼ねる。
【0009】図4(c)に示される伸長時の状態では、
ホイップアンテナ22は、ホルダー25により保持さ
れ、ホルダー25は、給電回路24とホイップアンテナ
22の末端に設けられた給電部兼ストッパー26とを電
気的に接続する。通話時に両方のアンテナにより信号の
やりとりを行う場合、ヘリカルアンテナ27とホイップ
アンテナ22を合わせて、たとえばλ/2の共振周波数
で機能を営む。
ホイップアンテナ22は、ホルダー25により保持さ
れ、ホルダー25は、給電回路24とホイップアンテナ
22の末端に設けられた給電部兼ストッパー26とを電
気的に接続する。通話時に両方のアンテナにより信号の
やりとりを行う場合、ヘリカルアンテナ27とホイップ
アンテナ22を合わせて、たとえばλ/2の共振周波数
で機能を営む。
【0010】従来の第2のアンテナでは、ヘリカルアン
テナ27とホイップアンテナ22は、一直線上に配置さ
れ、また、ホイップアンテナ22のみが筐体21内に収
納されるため、諸部品を筐体21内へ実装するときの自
由度に及ぼされる影響は小さい。しかし、待機時にホイ
ップアンテナ22を収納したときにも、ヘリカルアンテ
ナ27は、筐体21の外部に配置されているため、携帯
端末を持ち運ぶ際には支障となる。
テナ27とホイップアンテナ22は、一直線上に配置さ
れ、また、ホイップアンテナ22のみが筐体21内に収
納されるため、諸部品を筐体21内へ実装するときの自
由度に及ぼされる影響は小さい。しかし、待機時にホイ
ップアンテナ22を収納したときにも、ヘリカルアンテ
ナ27は、筐体21の外部に配置されているため、携帯
端末を持ち運ぶ際には支障となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の第1のアンテナ
には、筐体の外部へ突出する部材がないから、携帯端末
を持ち運ぶ際には便利であるという長所がある反面、内
蔵アンテナとホイップアンテナとの電気的又は機械的切
り替えを要するという短所がある。
には、筐体の外部へ突出する部材がないから、携帯端末
を持ち運ぶ際には便利であるという長所がある反面、内
蔵アンテナとホイップアンテナとの電気的又は機械的切
り替えを要するという短所がある。
【0012】従来の第2のアンテナには、通話時(伸長
時)にヘリカルアンテナとホイップアンテナの両方を使
用する場合には、両アンテナの電気的又は機械的切り替
えを要しないという長所がある反面、待機時(収納時)
にもヘリカルアンテナが筐体の外部に突出しているた
め、携帯端末を持ち運ぶ際の支障となるという短所があ
る。
時)にヘリカルアンテナとホイップアンテナの両方を使
用する場合には、両アンテナの電気的又は機械的切り替
えを要しないという長所がある反面、待機時(収納時)
にもヘリカルアンテナが筐体の外部に突出しているた
め、携帯端末を持ち運ぶ際の支障となるという短所があ
る。
【0013】そこで、本発明は、前記従来の両アンテナ
の長所を具備し、短所を除去したアンテナ、すなわち、
通話時と待機時とに応じてヘリカルアンテナとホイップ
アンテナとの電気的又は機械的切り替えを要さず、しか
も、待機時に筐体の外部へ突出する部材がなく、携帯端
末を持ち運ぶ際に便利な伸縮式ホイップアンテナを提供
しようとするものである。
の長所を具備し、短所を除去したアンテナ、すなわち、
通話時と待機時とに応じてヘリカルアンテナとホイップ
アンテナとの電気的又は機械的切り替えを要さず、しか
も、待機時に筐体の外部へ突出する部材がなく、携帯端
末を持ち運ぶ際に便利な伸縮式ホイップアンテナを提供
しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【0015】1.筐体に対していずれも収納及び伸長可
能なヘリカルアンテナと前記ヘリカルアンテナに一直線
状に接続されているホイップアンテナとを有し、収納時
には前記ヘリカルアンテナの全体と前記ホイップアンテ
ナの全体とが前記筐体の内部に収納され、伸長時には前
記ヘリカルアンテナの全体と前記ホイップアンテナの少
なくとも一部とが前記筐体の外部に突出する伸縮式ホイ
ップアンテナ。
能なヘリカルアンテナと前記ヘリカルアンテナに一直線
状に接続されているホイップアンテナとを有し、収納時
には前記ヘリカルアンテナの全体と前記ホイップアンテ
ナの全体とが前記筐体の内部に収納され、伸長時には前
記ヘリカルアンテナの全体と前記ホイップアンテナの少
なくとも一部とが前記筐体の外部に突出する伸縮式ホイ
ップアンテナ。
【0016】2.収納時には前記ヘリカルアンテナの給
電部に給電される前記1記載の伸縮式ホイップアンテ
ナ。
電部に給電される前記1記載の伸縮式ホイップアンテ
ナ。
【0017】3.伸長時には前記ホイップアンテナの給
電部に給電される前記1記載の伸縮式ホイップアンテ
ナ。
電部に給電される前記1記載の伸縮式ホイップアンテ
ナ。
【0018】4.前記ヘリカルアンテナと前記ホイップ
アンテナとはいずれも前記筐体に固定された導体製のホ
ルダーの穴に挿通可能であり、前記ホルダーは、収納時
には前記ヘリカルアンテナの給電部と電気的に接続する
と共に前記ヘリカルアンテナの先端に設けられたストッ
パーに当接し、伸長時には前記ホイップアンテナの給電
部と電気的に接続すると共に前記ホイップアンテナの後
端に設けられたストッパーに当接する前記1記載の伸縮
式ホイップアンテナ。
アンテナとはいずれも前記筐体に固定された導体製のホ
ルダーの穴に挿通可能であり、前記ホルダーは、収納時
には前記ヘリカルアンテナの給電部と電気的に接続する
と共に前記ヘリカルアンテナの先端に設けられたストッ
パーに当接し、伸長時には前記ホイップアンテナの給電
部と電気的に接続すると共に前記ホイップアンテナの後
端に設けられたストッパーに当接する前記1記載の伸縮
式ホイップアンテナ。
【0019】5.前記ヘリカルアンテナと前記ホイップ
アンテナとはいずれも前記筐体に固定された導体製のホ
ルダーの穴と前記筐体に設けられた穴に挿通可能であ
り、前記筐体の前記穴は、収納時には前記ヘリカルアン
テナの先端に設けられたストッパーに当接し、前記ホル
ダーは、収納時には前記ヘリカルアンテナの給電部と電
気的に接続し、伸長時には前記ホイップアンテナの給電
部と電気的に接続すると共に前記ホイップアンテナの後
端に設けられたストッパーに当接する前記1記載の伸縮
式ホイップアンテナ。
アンテナとはいずれも前記筐体に固定された導体製のホ
ルダーの穴と前記筐体に設けられた穴に挿通可能であ
り、前記筐体の前記穴は、収納時には前記ヘリカルアン
テナの先端に設けられたストッパーに当接し、前記ホル
ダーは、収納時には前記ヘリカルアンテナの給電部と電
気的に接続し、伸長時には前記ホイップアンテナの給電
部と電気的に接続すると共に前記ホイップアンテナの後
端に設けられたストッパーに当接する前記1記載の伸縮
式ホイップアンテナ。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の2つの実施の形態例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0021】まず、本発明の第1実施の形態例の伸縮式
ホイップアンテナについて図1を参照して説明する。
ホイップアンテナについて図1を参照して説明する。
【0022】この伸縮式ホイップアンテナは、筐体1に
対して収納及び伸縮が可能なヘリカルアンテナ2とホイ
ップアンテナ8とから構成される。ヘリカルアンテナ2
とホイップアンテナ8とは、一直線状に一体に構成され
ている。
対して収納及び伸縮が可能なヘリカルアンテナ2とホイ
ップアンテナ8とから構成される。ヘリカルアンテナ2
とホイップアンテナ8とは、一直線状に一体に構成され
ている。
【0023】ヘリカルアンテナ2は、ヘリカルコイル3
と、ヘリカルコイル3の上端部に設けられた導体製の第
1の給電部4と、第1の給電部4以外のヘリカルコイル
3の外側を被覆して保護する絶縁体製のカバー5と、第
1の給電部4の上部に設けられた絶縁体製の第1のスト
ッパー6と、ホイップアンテナ8が接続されるヘリカル
コイル3の下端部7とから構成される。
と、ヘリカルコイル3の上端部に設けられた導体製の第
1の給電部4と、第1の給電部4以外のヘリカルコイル
3の外側を被覆して保護する絶縁体製のカバー5と、第
1の給電部4の上部に設けられた絶縁体製の第1のスト
ッパー6と、ホイップアンテナ8が接続されるヘリカル
コイル3の下端部7とから構成される。
【0024】ヘリカルコイル3は、電気長が1/4波長
であり、実際に800MHz帯を想定した場合では、線
径0.4mm、内径5.5mm、ピッチ2.5mm、巻
き数8ターン程度の寸法である。
であり、実際に800MHz帯を想定した場合では、線
径0.4mm、内径5.5mm、ピッチ2.5mm、巻
き数8ターン程度の寸法である。
【0025】ホイップアンテナ8は、アンテナ棒9と、
下端部に設けられた導体製の第2の給電部10と、第2
の給電部10の下部に設けられた絶縁体製の第2のスト
ッパー11と、第2の給電部10及び第2のストッパー
11以外のホイップアンテナ8の外側を被覆して保護す
る絶縁体製のカバー12とから構成される。
下端部に設けられた導体製の第2の給電部10と、第2
の給電部10の下部に設けられた絶縁体製の第2のスト
ッパー11と、第2の給電部10及び第2のストッパー
11以外のホイップアンテナ8の外側を被覆して保護す
る絶縁体製のカバー12とから構成される。
【0026】ホイップアンテナ8は、電気長が1/4波
長であり、実際に800MHz帯を想定した場合では、
線径0.8mm、全長85mm程度の寸法である。
長であり、実際に800MHz帯を想定した場合では、
線径0.8mm、全長85mm程度の寸法である。
【0027】筐体1の上部に設けられた穴に導体製のホ
ルダー13がはめ込まれている。ホルダー13の中央に
は、第1の給電部4及び第2の給電部10よりも大き
く、かつ、第1のストッパー6及び第2のストッパー1
1よりも小さい穴が設けられ、ホルダー13は、給電回
路14と第1の給電部4又は第2の給電部10とをそれ
ぞれ電気的に接続する。
ルダー13がはめ込まれている。ホルダー13の中央に
は、第1の給電部4及び第2の給電部10よりも大き
く、かつ、第1のストッパー6及び第2のストッパー1
1よりも小さい穴が設けられ、ホルダー13は、給電回
路14と第1の給電部4又は第2の給電部10とをそれ
ぞれ電気的に接続する。
【0028】図1(b)は、収納時の状態を示す。ヘリ
カルアンテナ2とホイップアンテナ8は、筐体1の内部
に収納され、ヘリカルアンテナ2の上部の第1のストッ
パー6がホルダー13に支持されることにより、伸縮式
ホイップアンテナの筐体1内への落下が阻止されてい
る。ヘリカルアンテナ2の第1の給電部4は、ホルダー
13を介して給電回路14と電気的に接続しているか
ら、ヘリカルアンテナ2は、待機時の機能を営む。
カルアンテナ2とホイップアンテナ8は、筐体1の内部
に収納され、ヘリカルアンテナ2の上部の第1のストッ
パー6がホルダー13に支持されることにより、伸縮式
ホイップアンテナの筐体1内への落下が阻止されてい
る。ヘリカルアンテナ2の第1の給電部4は、ホルダー
13を介して給電回路14と電気的に接続しているか
ら、ヘリカルアンテナ2は、待機時の機能を営む。
【0029】図1(c)は、伸長時の状態を示す。ヘリ
カルアンテナ2とホイップアンテナ8は、筐体1の外部
に引き出され、ホイップアンテナ8の下部の第2のスト
ッパー11がホルダー13に突き当たることにより、伸
縮式ホイップアンテナの筐体1からの抜出が阻止されて
いる。ホイップアンテナ8の第2の給電部10は、ホル
ダー13を介して給電回路14と電気的に接続している
から、ホイップアンテナ8は、通話時の機能を営む。
カルアンテナ2とホイップアンテナ8は、筐体1の外部
に引き出され、ホイップアンテナ8の下部の第2のスト
ッパー11がホルダー13に突き当たることにより、伸
縮式ホイップアンテナの筐体1からの抜出が阻止されて
いる。ホイップアンテナ8の第2の給電部10は、ホル
ダー13を介して給電回路14と電気的に接続している
から、ホイップアンテナ8は、通話時の機能を営む。
【0030】次に、本発明の第2実施の形態例の伸縮式
ホイップアンテナについて図2を参照して説明する。
ホイップアンテナについて図2を参照して説明する。
【0031】この伸縮式ホイップアンテナは、筐体1に
対して収納及び伸縮が可能なヘリカルアンテナ2とホイ
ップアンテナ8とから構成される。ヘリカルアンテナ2
とホイップアンテナ8とは、一直線状に一体に構成され
ている。
対して収納及び伸縮が可能なヘリカルアンテナ2とホイ
ップアンテナ8とから構成される。ヘリカルアンテナ2
とホイップアンテナ8とは、一直線状に一体に構成され
ている。
【0032】ヘリカルアンテナ2は、ヘリカルコイル3
と、ヘリカルコイル3の下端部7に設けられた導体製の
第1の給電部4と、第1の給電部4以外のヘリカルコイ
ル3の外側を被覆して保護する絶縁体製のカバー5と、
ヘリカルコイル3の上部に設けられた絶縁体製の第1の
ストッパー6とから構成される。
と、ヘリカルコイル3の下端部7に設けられた導体製の
第1の給電部4と、第1の給電部4以外のヘリカルコイ
ル3の外側を被覆して保護する絶縁体製のカバー5と、
ヘリカルコイル3の上部に設けられた絶縁体製の第1の
ストッパー6とから構成される。
【0033】ヘリカルコイル3は、電気長が1/4波長
であり、実際に800MHz帯を想定した場合では、線
径0.4mm、内径5.5mm、ピッチ2.5mm、巻
き数8ターン程度の寸法である。
であり、実際に800MHz帯を想定した場合では、線
径0.4mm、内径5.5mm、ピッチ2.5mm、巻
き数8ターン程度の寸法である。
【0034】ホイップアンテナ8は、アンテナ棒9と、
下端部に設けられた導体製の第2の給電部10と、第2
の給電部10の下部に設けられた絶縁体製の第2のスト
ッパー11と、第2の給電部10及び第2のストッパー
11以外のホイップアンテナ8の外側を被覆して保護す
る絶縁体製のカバー12とから構成される。ホイップア
ンテナ8は、ヘリカルアンテナ2のヘリカルコイル3の
下端部7に接続される。
下端部に設けられた導体製の第2の給電部10と、第2
の給電部10の下部に設けられた絶縁体製の第2のスト
ッパー11と、第2の給電部10及び第2のストッパー
11以外のホイップアンテナ8の外側を被覆して保護す
る絶縁体製のカバー12とから構成される。ホイップア
ンテナ8は、ヘリカルアンテナ2のヘリカルコイル3の
下端部7に接続される。
【0035】ホイップアンテナ8は、電気長が1/4波
長であり、実際に800MHz帯を想定した場合では、
線径0.8mm、全長85mm程度の寸法である。
長であり、実際に800MHz帯を想定した場合では、
線径0.8mm、全長85mm程度の寸法である。
【0036】筐体1の上部には、段を有する穴15が設
けられている。段を有する穴15の大径部は、ヘリカル
アンテナ2の第1のストッパー6よりも大きく、小径部
は、第1のストッパー6よりも小さく、かつ、カバー5
が被覆された部分及びホイップアンテナ8の大径部16
よりも僅かに大きい。また、筐体1の内部には、導体製
のホルダー17が固定設置されている。ホルダー17の
中央には、第1の給電部4と第2の給電部10とにそれ
ぞれ接触してはまる穴が設けられ、ホルダー17は、給
電回路14と第1の給電部4又は第2の給電部10とを
それぞれ電気的に接続する。ホルダー17の穴は、第2
のストッパー11よりも小さい。
けられている。段を有する穴15の大径部は、ヘリカル
アンテナ2の第1のストッパー6よりも大きく、小径部
は、第1のストッパー6よりも小さく、かつ、カバー5
が被覆された部分及びホイップアンテナ8の大径部16
よりも僅かに大きい。また、筐体1の内部には、導体製
のホルダー17が固定設置されている。ホルダー17の
中央には、第1の給電部4と第2の給電部10とにそれ
ぞれ接触してはまる穴が設けられ、ホルダー17は、給
電回路14と第1の給電部4又は第2の給電部10とを
それぞれ電気的に接続する。ホルダー17の穴は、第2
のストッパー11よりも小さい。
【0037】図2(b)は、収納時の状態を示す。ヘリ
カルアンテナ2とホイップアンテナ8は、筐体1の内部
に収納され、ヘリカルアンテナ2の上部の第1のストッ
パー6が段を有する穴15の大径部に支持されることに
より、伸縮式ホイップアンテナの筐体1内への落下が阻
止されている。ヘリカルアンテナ2の第1の給電部4
は、ホルダー17を介して給電回路14と電気的に接続
しているから、ヘリカルアンテナ2は、待機時の機能を
営む。
カルアンテナ2とホイップアンテナ8は、筐体1の内部
に収納され、ヘリカルアンテナ2の上部の第1のストッ
パー6が段を有する穴15の大径部に支持されることに
より、伸縮式ホイップアンテナの筐体1内への落下が阻
止されている。ヘリカルアンテナ2の第1の給電部4
は、ホルダー17を介して給電回路14と電気的に接続
しているから、ヘリカルアンテナ2は、待機時の機能を
営む。
【0038】図2(c)は、伸長時の状態を示す。ヘリ
カルアンテナ2とホイップアンテナ8は、筐体1の外部
に引き出され、ホイップアンテナ8の下部の第2のスト
ッパー11がホルダー17に突き当たることにより、伸
縮式ホイップアンテナの筐体1からの抜出が阻止されて
いる。ホイップアンテナ8の第2の給電部10は、ホル
ダー17を介して給電回路14と電気的に接続している
から、ホイップアンテナ8は、通話時の機能を営む。
カルアンテナ2とホイップアンテナ8は、筐体1の外部
に引き出され、ホイップアンテナ8の下部の第2のスト
ッパー11がホルダー17に突き当たることにより、伸
縮式ホイップアンテナの筐体1からの抜出が阻止されて
いる。ホイップアンテナ8の第2の給電部10は、ホル
ダー17を介して給電回路14と電気的に接続している
から、ホイップアンテナ8は、通話時の機能を営む。
【0039】
【発明の効果】本発明は、ヘリカルアンテナとホイップ
アンテナとを組み合わせて構成される伸縮式ホイップア
ンテナにより、次の効果を奏することができる。
アンテナとを組み合わせて構成される伸縮式ホイップア
ンテナにより、次の効果を奏することができる。
【0040】1.通話時(伸長時)と待機時(収納時)
とに応じてヘリカルアンテナとホイップアンテナとの電
気的又は機械的切り替えを必要としない。
とに応じてヘリカルアンテナとホイップアンテナとの電
気的又は機械的切り替えを必要としない。
【0041】2.待機時に筐体の外部へ突出する部材が
ないから、携帯端末を持ち運ぶ際に便利である。
ないから、携帯端末を持ち運ぶ際に便利である。
【0042】3.伸縮式ホイップアンテナの伸長収納の
ために筐体に設けられた穴は、収納時は密閉され、伸長
時はほぼ密閉されているので、筐体内部への埃塵の侵入
を防止することができる。
ために筐体に設けられた穴は、収納時は密閉され、伸長
時はほぼ密閉されているので、筐体内部への埃塵の侵入
を防止することができる。
【図1】本発明の第1実施の形態例の諸図であり、
(a)は断面図、(b)は筐体に収納されたときの断面
図、(c)は筐体から伸長されたときの断面図を、それ
ぞれ示す。
(a)は断面図、(b)は筐体に収納されたときの断面
図、(c)は筐体から伸長されたときの断面図を、それ
ぞれ示す。
【図2】本発明の第2実施の形態例の諸図であり、
(a)は断面図、(b)は筐体に収納されたときの断面
図、(c)は筐体から伸長されたときの断面図を、それ
ぞれ示す。
(a)は断面図、(b)は筐体に収納されたときの断面
図、(c)は筐体から伸長されたときの断面図を、それ
ぞれ示す。
【図3】従来の第1のアンテナの諸図であり、(a)は
筐体に収納されたときの斜視図、(b)は筐体に収納さ
れたときの断面図、(c)は筐体から伸長されたときの
断面図を、それぞれ示す。
筐体に収納されたときの斜視図、(b)は筐体に収納さ
れたときの断面図、(c)は筐体から伸長されたときの
断面図を、それぞれ示す。
【図4】従来の第2のアンテナの諸図であり、(a)は
筐体に収納されたときの斜視図、(b)は筐体に収納さ
れたときの断面図、(c)は筐体から伸長されたときの
断面図を、それぞれ示す。
筐体に収納されたときの斜視図、(b)は筐体に収納さ
れたときの断面図、(c)は筐体から伸長されたときの
断面図を、それぞれ示す。
1 筐体 2 ヘリカルアンテナ 3 ヘリカルコイル 4 第1の給電部 5 カバー 6 第1のストッパー 7 下端部 8 ホイップアンテナ 9 アンテナ棒 10 第2の給電部 11 第2のストッパー 12 カバー 13 ホルダー 14 給電回路 15 段を有する穴 16 大径部 17 ホルダー
Claims (5)
- 【請求項1】 筐体に対していずれも収納及び伸長可能
なヘリカルアンテナと前記ヘリカルアンテナに一直線状
に接続されているホイップアンテナとを有し、収納時に
は前記ヘリカルアンテナの全体と前記ホイップアンテナ
の全体とが前記筐体の内部に収納され、伸長時には前記
ヘリカルアンテナの全体と前記ホイップアンテナの少な
くとも一部とが前記筐体の外部に突出することを特徴と
する伸縮式ホイップアンテナ。 - 【請求項2】 収納時には前記ヘリカルアンテナの給電
部に給電されることを特徴とする請求項1記載の伸縮式
ホイップアンテナ。 - 【請求項3】 伸長時には前記ホイップアンテナの給電
部に給電されることを特徴とする請求項1記載の伸縮式
ホイップアンテナ。 - 【請求項4】 前記ヘリカルアンテナと前記ホイップア
ンテナとはいずれも前記筐体に固定された導体製のホル
ダーの穴に挿通可能であり、前記ホルダーは、収納時に
は前記ヘリカルアンテナの給電部と電気的に接続すると
共に前記ヘリカルアンテナの先端に設けられたストッパ
ーに当接し、伸長時には前記ホイップアンテナの給電部
と電気的に接続すると共に前記ホイップアンテナの後端
に設けられたストッパーに当接することを特徴とする請
求項1記載の伸縮式ホイップアンテナ。 - 【請求項5】 前記ヘリカルアンテナと前記ホイップア
ンテナとはいずれも前記筐体に固定された導体製のホル
ダーの穴と前記筐体に設けられた穴に挿通可能であり、
前記筐体の前記穴は、収納時には前記ヘリカルアンテナ
の先端に設けられたストッパーに当接し、前記ホルダー
は、収納時には前記ヘリカルアンテナの給電部と電気的
に接続し、伸長時には前記ホイップアンテナの給電部と
電気的に接続すると共に前記ホイップアンテナの後端に
設けられたストッパーに当接することを特徴とする請求
項1記載の伸縮式ホイップアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4553198A JPH11243310A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 伸縮式ホイップアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4553198A JPH11243310A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 伸縮式ホイップアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11243310A true JPH11243310A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12721994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4553198A Withdrawn JPH11243310A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 伸縮式ホイップアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11243310A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030034826A (ko) * | 2001-10-27 | 2003-05-09 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 무선단말기의 안테나 장치 |
KR20060032794A (ko) * | 2004-10-13 | 2006-04-18 | 유티스타콤코리아테크놀로지스 유한회사 | 이동통신 단말기에 장착된 인테나 |
KR100800745B1 (ko) * | 2005-09-23 | 2008-02-01 | 삼성전자주식회사 | 휴대 단말기의 안테나 장치 |
US7642977B2 (en) * | 2006-08-03 | 2010-01-05 | Samsung Electronics Co., Ltd | Extendable built-in antenna unit of mobile device |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP4553198A patent/JPH11243310A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030034826A (ko) * | 2001-10-27 | 2003-05-09 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 무선단말기의 안테나 장치 |
KR20060032794A (ko) * | 2004-10-13 | 2006-04-18 | 유티스타콤코리아테크놀로지스 유한회사 | 이동통신 단말기에 장착된 인테나 |
KR100800745B1 (ko) * | 2005-09-23 | 2008-02-01 | 삼성전자주식회사 | 휴대 단말기의 안테나 장치 |
US7545331B2 (en) | 2005-09-23 | 2009-06-09 | Samsung Electronics Co., Ltd | Antenna device for portable terminal |
US7642977B2 (en) * | 2006-08-03 | 2010-01-05 | Samsung Electronics Co., Ltd | Extendable built-in antenna unit of mobile device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |