JP2842311B2 - プロジェクト進捗管理システム - Google Patents

プロジェクト進捗管理システム

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JP2842311B2
JP2842311B2 JP19425695A JP19425695A JP2842311B2 JP 2842311 B2 JP2842311 B2 JP 2842311B2 JP 19425695 A JP19425695 A JP 19425695A JP 19425695 A JP19425695 A JP 19425695A JP 2842311 B2 JP2842311 B2 JP 2842311B2
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幸代 新井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管理者と被管理者が使
用するコンピュータ端末を通信回線を介して接続してな
るネットワーク上で被管理者の作業の進捗状況を管理す
るプロジェクト進捗管理システムに関し、特に遅延して
いる作業の情報及びその作業に対する指示、対策等の処
置情報を、管理者及び被管理者のコンピュータ端末上に
表示するプロジェクト進捗管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のコンピュータ端末を通信回線を介
して接続してなるネットワーク環境は、作業者が業務の
進捗状況を報告し、管理者がこれを把握、管理する上で
有用であり、特にソフトウェア開発等、一つのプロジェ
クトを複数の作業者に分散させ、同時並列的に作業をさ
せる場合に、情報の一元化が図れるので極めて有用であ
る。
【0003】そして、従来においては、このネットワー
ク環境を利用することにより、各作業者がプロジェクト
の進捗状況をコンピュータ端末から入力し、管理者はこ
の情報を適宜検索して進捗状況を把握して、進捗が予定
よりも遅れている場合など必要な場合には、作業者に指
示を口頭又は該ネットワークを介して伝達するようにし
ていた。
【0004】また、従来のプロジェクトの進捗状況を管
理するシステムとしては、プロジェクトの進捗状況に関
する作業者からの情報をデータベースとして蓄積してこ
れを利用するシステム等が提案されている(特開平5−
324308号、特開平1−282638号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の管理方法では、管理者が定期的に、各作業者の
進捗状況を検索し、各作業者に必要な指示、警告等の連
絡作業を行なわなければならず、管理者の管理すべき作
業者の人数が多数になると、相当の手数が掛かると共
に、見落としや、連絡の行き違い等の問題が生じること
があった。また、警告した作業に対する管理者からの指
示やそれに対する作業者の対処が一元的に管理されてい
ないので、これら情報の履歴が残らず、ノウハウの再利
用等が困難となり、作業効率の改善に役立てることがで
きなかった。
【0006】また、従来のプロジェクトの進捗状況を管
理するシステム(特開平5−324308号、特開平1
−282638号)では、プロジェクトの進捗が予定よ
りも遅れているか否かは、管理者が各作業者の適宜進捗
状況をチェックして把握する必要があり、さらに、作業
者へのこのような遅れに対する警告や指示も口頭又は電
子メールを利用して個別に行う必要があり、管理者の作
業は依然として軽減されないといった問題がある。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決すべくな
されたものであり、遅延しているプロジェクトを自動的
に抽出し、管理者及び作業者に通知すると共に、それら
遅延したプロジェクトに対する管理者の指示や作業者の
対応策を相互に関連させて一元的に保存、管理すること
によって管理者及び作業者の業務の簡略化、効率化を図
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、管理者と被管理者が使用するコンピュータ端末を
通信回線を介してデータ処理装置と接続し、被管理者の
作業の進捗状況を管理するプロジェクト進捗管理システ
ムにおいて、作業単位毎に作業の開始予定日及び完了予
定日の情報を蓄積した予定情報記憶部と前記予定情報記
憶部に蓄積された作業の実際の開始日及び完了日の情報
を蓄積した実績情報記憶部と作業情報を格納する遅延情
報記憶部と処置情報を格納する処置情報記憶部を備える
記憶装置を有し、前記データ処理装置は、設定された時
刻に前記予定情報記憶部と前記実績情報記憶部を検索
し、該検索の日以前の完了予定日を有しかつ実際の完了
日の記録のない作業情報を抽出し、前記遅延情報記憶部
に格納する遅延情報抽出手段と、管理者及び被管理者の
コンピュータ端末から入力される前記遅延情報記憶部に
格納された作業に対する指示、対応策等の処置情報を受
信し、前記処置情報記憶部に格納する処置情報受信手段
と、前記遅延情報記憶部に格納された作業情報と、前記
処置情報記憶部に格納された処置情報を、管理者及び被
管理者のコンピュータ端末の表示部に表示させる表示制
御手段とを備える構成としている。
【0009】また、本発明の別の態様において、前記遅
延情報記憶部に格納される作業情報は、被管理者の識別
情報を含み、前記表示制御手段は、作業情報を該作業情
報に対応する前記処置情報と共に、該作業情報に含まれ
る被管理者のコンピュータ端末の表示部に表示させる構
成としいる。
【0010】本発明のさらに別の態様において、前記各
コンピュータ端末が、コンピュータ端末の起動時に該コ
ンピュータ端末の識別情報を発信すると共に、コンピュ
ータ端末の終了時に前記起動端末記憶部の該コンピュー
タ端末の識別情報を削除する端末起動・終了発信手段を
備え、前記データ処理装置が、起動している管理者及び
被管理者のコンピュータ端末の識別情報を格納する起動
端末記憶部と、前記遅延情報抽出手段による作業情報の
抽出の後に、前記起動端末記憶部に格納された識別情報
を有するコンピュータ端末に対し前記表示制御手段によ
る表示制御を実行させる端末起動確認手段とを備えた構
成としている。
【0011】さらに、本発明の別の態様において、前記
データ処理装置が、前記遅延情報抽出手段の実行前に、
前記遅延情報記憶部に蓄積された遅延情報を全て削除す
る遅延情報削除手段を備えた構成としている。
【0012】さらに、本発明は、管理者と被管理者が使
用するコンピュータ端末を通信回線を介してデータ処理
装置と接続し、被管理者の作業の進捗状況を管理するプ
ロジェクト進捗管理方式において、作業単位毎に作業の
開始予定日及び完了予定日を予定情報記憶部に蓄積する
工程と、前記蓄積された作業の実際の開始日及び完了日
を実績情報記憶部に蓄積する工程と、設定された時刻に
前記予定情報記憶部と前記実績情報記憶部を検索し、該
検索の日以前の完了予定日を有しかつ実際の完了日の記
録のない作業情報を抽出する工程と、前記抽出された作
業情報を遅延情報記憶部に格納する工程と、管理者及び
被管理者のコンピュータ端末から入力される前記遅延情
報記憶部に格納された作業に対する指示、対応策等の処
置情報を受信する工程と、前記受信された処置情報を処
置情報記憶部に格納する工程と、前記遅延情報記憶部に
格納された作業情報と、前記処置情報記憶部に格納され
た処置情報を、管理者及び被管理者のコンピュータ端末
の表示部に表示させる工程とからなる構成としている。
【0013】また、本発明の別の態様において、前記遅
延情報記憶部に格納される作業情報は、被管理者の識別
情報を含み、作業情報を該作業情報に対応する前記処置
情報と共に、該作業情報に含まれる被管理者のコンピュ
ータ端末の表示部に表示させる構成としている。
【0014】
【作 用】以上の構成において、前記遅延情報抽出手段
は、設定した時刻になると、前記予定情報記憶部と前記
実績情報記憶部を検索し、検索の日以前の完了予定日を
有しかつ実際の完了日の記録のない作業情報、すなわち
遅延している作業の情報を抽出して、遅延情報記憶部に
格納する。格納された遅延している作業の情報は、表示
制御手段により管理者及び作業者である被管理者のコン
ピュータ端末の表示部に表示され、注意を促される。管
理者によって送信された、この遅延した作業に対する指
示等の処置情報は、処置情報記憶部に格納され、以後、
前記作業情報と共に、被管理者のコンピュータ端末上に
表示される。また、被管理者によって送信された、前記
管理者からの指示に対する対応策等の処置情報は、同様
に処置情報記憶部に格納され、作業情報と共に管理者の
コンピュータ端末上に表示される。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は、本発明プロジェクト進捗管理システ
ムの一実施例の構成を示すブロック図である。実施例に
おいて、本発明のプロジェクト進捗管理システムは、図
1に示すように、プログラム制御により動作するデータ
処理装置10と、情報を記憶する記憶装置20と、デー
タ処理装置10及び記憶装置20に接続された管理者及
び被管理者(作業者)が使用する複数のパーソナルコン
ピュータ等のコンピュータ端末30とからなる構成にお
いて実現されている。
【0016】上記記憶装置20は、異なる種類の情報を
記憶する分割された記憶領域として、遅延情報データベ
ース21、予定データベース22、実績データベース2
3、及び処置情報データベース24を備える。
【0017】予定データベース22は、作業毎にその作
業名、作業の開始予定日、作業の完了予定日等の予定デ
ータを記録するためのデータベースである。実績データ
ベース23は、作業毎にその作業名、作業の進捗状況、
実際の作業の開始日、実際の作業の完了日、該作業を行
っている作業者のID等の実績データを記録するための
データベースである。これら予定データベース22及び
実績データベース23へのデータの入力は、管理者及び
被管理者がコンピュータ端末30から行い、入力された
データは、データ処理装置10のデータ登録・検索手段
17によって情報が対応する何れかのデータベース2
2、23に蓄積される。
【0018】遅延情報データベース21は、後述する遅
延情報抽出手段13によって上記予定データベース22
及び実績データベース23から抽出された作業情報を記
録するためのデータベースであり、予定より遅延してい
る作業の作業名、作業の開始予定日、完了予定日、実際
の作業の開始日、完了日、遅延している日数、担当作業
者のID等を記憶する。
【0019】また、処置情報データベース24は、後述
する処置情報受信手段16によって受信された、処置情
報を記録するためのデータベースであり、管理者及び被
管理者が入力した遅延作業に対する指示、対策等の処置
情報を、その作業名、指示、対策を入力した日付、入力
者のID等と共に記憶する。
【0020】上記予定データベース22、実績データベ
ース23、遅延情報データベース21、及び処置情報デ
ータベース24の内容は、データ登録・検索手段17を
介して、各コンピュータ端末30から管理者及び被管理
者が適宜、検索、参照することが出来る。
【0021】次に、データ処理装置10の構成について
説明する。データ処理装置10は、それを構成する手段
として、起動手段11、遅延情報削除手段12、遅延情
報抽出手段13、端末起動確認手段14、表示制御手段
15、処置情報受信手段16、データ登録/検索手段1
7、及び起動端末記憶部18を備える。
【0022】遅延情報抽出手段13は、進行が遅れてい
る作業を予定データベース22及び実績データベース2
3の情報から判断し、適時抽出して、遅延情報データベ
ース21に格納するためのものである。遅延情報抽出手
段13は、設定された時刻(例えば、毎朝6時00分)
が来ると、予定データベース22と実績データベース2
3に蓄積された予定情報及び実績情報の検索を開始し、
該検索の日以前の完了予定日を有しかつ実際の完了日の
記録のない作業情報を抽出して、その作業情報を遅延情
報データベース21に格納する。
【0023】具体的には、コンピュータシステムからそ
の日の日付を取得し、予定データベース22に蓄積され
た作業の完了予定日と比較を行って、システムの日付よ
りも前の完了予定日を有する作業を抽出し、さらに、そ
れら抽出された作業のうち、実績データベース23に蓄
積された作業の実際の作業完了日の記録の無いものを、
作業が完了していないものとしてさらに抽出し、その作
業に関する作業名、作業の開始予定日、完了予定日、実
際の作業の開始日、完了日、遅延している日数、作業担
当者のID等の情報を、遅延情報データベース21に格
納する。
【0024】処置情報受信手段16は、管理者及び被管
理者がコンピュータ端末30から入力した遅延している
作業に対する指示、対策等の処置情報を受信し、処置情
報データベース24に格納するためのものである。
【0025】表示制御手段15は、遅延情報データベー
ス21に格納されている遅延作業の情報と、処置情報デ
ータベース24に格納されている遅延作業に対する処置
情報を、該作業に関係する管理者及び被管理者のコンピ
ュータ端末30に送信し、その入出力装置32上に表示
させるためのものである。すなわち、遅延情報データベ
ース21の各遅延作業情報から担当作業者である被管理
者のIDを取得し、該IDを有する被管理者のコンピュ
ータ端末30に対し、遅延している作業情報を表示させ
る。この場合に、処置情報データベース24に管理者の
指示等の該作業に対する処置情報がある場合には、これ
も同時に表示させる。処置情報データベース24に対応
する処置情報がない場合には、遅延情報データベース2
1の作業情報のみを表示させる。また、管理者のコンピ
ュータ端末30に対しても、処置情報データベース24
に、遅延作業に対する被管理者の対応策等の処置情報が
ある場合には、これを表示させる。
【0026】起動端末記憶部18は、起動している管理
者及び被管理者のコンピュータ端末30に固有のIDを
格納するものである。この起動端末記憶部18に与えら
れるIDは、各コンピュータ端末30に備えられた端末
起動・終了発信手段31から発信される。すなわち、端
末起動・終了発信手段31は、コンピュータ端末30の
電源が入れられたときに、そのコンピュータ端末30の
IDを起動端末記憶部に発信する。また、端末起動・終
了発信手段31は、コンピュータ端末30の電源が切ら
れたときに、起動端末記憶部18に記憶されたそのコン
ピュータ端末30のIDを削除するための信号を発信す
る。このため、起動端末記憶部18には、その時点にお
いて起動しているコンピュータ端末30のIDのみが格
納されることとなる。
【0027】端末起動確認手段14は、遅延情報抽出手
段13が作業情報を抽出した後に、起動端末記憶部18
に格納されたIDを検索し、該IDを有するコンピュー
タ端末に対して、表示制御手段15による表示制御を実
行させるためのものである。そのため、遅延作業の情報
を送信すべき管理者又は被管理者のうち、コンピュータ
端末30が起動されている者に対してのみ情報の送信が
行われる。端末起動確認手段14は、起動端末記憶部1
8に新たなIDが書き込まれる度に自動的に起動させる
ように構成することもできるし、一定周期毎に起動させ
るように構成することもできる。
【0028】遅延情報削除手段12は、遅延情報データ
ベース21に蓄積された遅延情報を削除するものであ
り、起動手段11によって設定された所定の時刻に起動
されて、遅延情報データベース21上の古い遅延情報を
削除する。起動手段11に設定する起動時刻は、遅延情
報抽出手段13の実行前に設定することが好ましい。
【0029】次に、本実施例の動作について説明する。
本システムの使用に先立って、管理者及び被管理者は、
コンピュータ端末30より、これから行われる作業毎
に、その作業名、作業の開始予定日、作業の完了予定日
等の予定データを、予定データベース22に登録し、そ
れら作業が実際に開始された場合には、その作業名、実
際の作業の開始日、該作業を行っている作業者のID等
の実績データを、実績データベース23に登録する。
【0030】図2に沿って、遅延した作業を抽出してか
らその作業の担当者に通知を発するまでの動作を説明す
る。起動手段11によって設定された時刻に起動される
遅延データ削除手段12は、遅延情報データベース21
に記録されている古い遅延情報を全て削除する(ステッ
プ201)。次に遅延データ抽出手段13が実行され、
予定データベース22と実績データベース23の対応す
るデータを比較し、遅延している作業データを抽出して
(ステップ202)、遅延情報データベース21にその
作業の作業名、作業の開始予定日、完了予定日、実際の
作業の開始日、完了日、遅延している日数、作業担当者
のID等の情報を書き出す(ステップ203)。
【0031】端末起動確認手段14は、起動端末記憶部
18を検索し(ステップ204)、遅延情報データベー
ス21に記録された遅延作業の管理者・担当者の端末の
IDがある場合、表示制御手段15を実行し、その管理
者・担当者のコンピュータ端末30における入出力装置
32に、遅延情報データベース21に書き込まれた情報
を表示する(ステップ205)。起動端末記憶部18に
遅延した作業の担当者IDがない場合には、表示制御手
段15の処理を中止する。
【0032】図3は、コンピュータ端末30の起動時に
おける動作を説明するフローチャートである。管理者又
は被管理者が自己のコンピュータ端末30が起動される
と(ステップ301)、端末起動・終了発信手段31よ
り送信されたその端末のIDが起動端末記憶部18に記
憶される(ステップ302)。これによって、上記遅延
した作業情報の受信可能な端末が登録され、表示制御手
段15による情報送信の対象となる。その後、端末起動
確認手段14によって表示制御手段15が起動され、遅
延情報データベース21に記録された管理者・担当者が
管理担当する作業が表示される(ステップ303)。そ
の際、処置情報データベース24に記録された確認済み
でない処置情報のうち、遅延情報に対応する情報があれ
ば合わせて表示される。
【0033】なお、管理者・担当者が端末を終了する
と、端末起動・終了発信手段31により端末が終了した
ことを示す信号が出力され、これによって起動端末記憶
部18にある対応する端末IDが削除される。
【0034】次に図4に沿って、遅延した作業に対する
管理者の指示、担当者の対策等の処置情報の入力から表
示までの動作を説明する。
【0035】図2で示した処理に従いコンピュータ端末
30上に表示された遅延情報を見た管理者は、データ登
録・検索手段17により実績データベース23などに記
録してある詳細な情報を検索・分析して担当者に対する
指示を検討し、その遅延作業に対する指示を入出力装置
32により入力する(ステップ401、402)。入力
された指示は、処置情報受信手段16を介して処置情報
データベース24に記録される(ステップ403)。
【0036】処置情報データベース24に記録された指
示は、該当する担当者のコンピュータ端末30が起動さ
れている場合、表示制御手段15によりその端末3に表
示される(ステップ501)。遅延情報と管理者からの
指示を見た担当者は、遅延作業に対する対応策を検討
し、管理者からの指示に対する回答(対応策)を入出力
装置32から入力する(ステップ502)。そして、処
置情報受信手段16は、入力された回答(対応策)を処
置情報データベース24に記録する(ステップ50
3)。
【0037】記録された担当者の対応策は、該当する管
理者の端末が起動している場合、表示制御手段15によ
りそのコンピュータ端末30に表示され、確認される
(ステップ404)。表示された対応策を見た管理者
が、画面に表示された確認ボタン等を押下すると(ステ
ップ405)、処置情報受信手段17によって、処置情
報データベース24にその対応策が確認されたことが記
録される(ステップ406)。これにより一度管理者に
よって確認された処置データは、以後表示されない。こ
の場合においても、管理者及び担当者は、処置情報デー
タベース24に記録されたデータを、データ登録・検索
手段17により適宜検索、参照することが出来る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるプロジ
ェクト進捗管理システムにおいては、進行している作業
のうち、遅延している作業に関する情報が自動的に抽出
され、関係管理者及び担当者にコンピュータ端末を介し
て通知されるので、管理者の工数が著しく削減され、か
つ遅延した作業の見落としや、通知すべき担当者を誤る
こと等のミスがなくなるという効果を有する。
【0039】また、管理者、担当者のコンピュータ端末
の起動時及び遅延情報データベース、処置情報データベ
ースの更新後に、これら端末に遅延情報の通知を行うこ
とができるため、管理者または担当者が遠隔地にいる場
合でも、確実に最新の遅延情報、遅延した作業に対する
管理者の指示、担当者の対応策を伝達できるという効果
を有する。
【0040】さらに、遅延作業に対する管理者の指示、
担当者の対応策が、遅延した作業の情報と共に記録され
るため、履歴が残り、ノウハウの再利用が出来るという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明プロジェクト進捗管理システムの一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 遅延した作業を抽出してからその作業の担当
者に通知を発するまでの動作を説明するフローチャート
である。
【図3】 コンピュータ端末の起動時における動作を説
明するフローチャートである。
【図4】 遅延した作業に対する管理者の指示、担当者
の対策等の処置情報の入力からそれらの表示までの動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 記憶装置 3 コンピュータ端末 11 起動手段 12 遅延情報削除手段 13 遅延情報抽出手段 14 端末起動確認手段 15 表示制御手段 16 処置情報受信手段 17 データ登録・検索手段 18 起動端末記憶部 21 遅延情報データベース 22 予定データベース 23 実績データベース 24 処置情報データベース 31 端末起動・終了発信手段 32 入出力装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−332911(JP,A) 特開 平6−348713(JP,A) 特開 平6−332909(JP,A) 特開 平5−89144(JP,A) 特開 平6−348720(JP,A) 特開 平6−176029(JP,A) 特開 平5−120000(JP,A) 特開 平4−362736(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理者と被管理者が使用するコンピュー
    タ端末を通信回線を介してデータ処理装置と接続し、被
    管理者の作業の進捗状況を管理するプロジェクト進捗管
    理システムにおいて、 作業単位毎に作業の開始予定日及び完了予定日の情報を
    蓄積した予定情報記憶部と前記予定情報記憶部に蓄積
    された作業の実際の開始日及び完了日の情報を蓄積した
    実績情報記憶部と作業情報を格納する遅延情報記憶部
    処置情報を格納する処置情報記憶部を備える記憶装
    置を有し、前記各コンピュータ端末は、コンピュータ端末の起動時
    に前記管理者及び被管理者の該コンピュータ端末に付さ
    れた識別情報を発信すると共に、コンピュータ端末の終
    了時に該コンピュータ端末の識別情報を削除する端末起
    動・終了発信手段を備え、 前記データ処理装置は、 設定された時刻に前記予定情報記憶部と前記実績情報記
    憶部を検索し、該検索の日以前の完了予定日を有しかつ
    実際の完了日の記録のない作業情報を抽出し、作業を担
    当する前記管理者及び被管理者の識別情報と共に遅延情
    報として前記前記遅延情報記憶部に格納する遅延情報抽
    出手段と、 管理者及び被管理者のコンピュータ端末から入力される
    前記遅延情報記憶部に格納された作業に対する指示、対
    応策等の処置情報を受信し、前記処置情報記憶部に格納
    する処置情報受信手段と、 前記遅延情報記憶部に格納された遅延情報と、前記処置
    情報記憶部に格納された処置情報を、管理者及び被管理
    者のコンピュータ端末の表示部に表示させる表示制御手
    段と、前記端末起動・終了発信手段によって起動している管理
    者及び被管理者のコンピュータ端末の前記識別情報を格
    納する起動端末記憶手段と、 前記遅延情報抽出手段による遅延情報の格納後及び前記
    処置情報受信手段による前記処置情報の格納後に、作業
    を担当する前記管理者及び被管理者の識別情報と一致す
    る識別情報を有する前記コンピュータ端末を前記起動端
    末記憶手段から検索し、当該コンピュータ端末に対する
    前記遅延情報及び前記処置情報の表示を 前記表示制御手
    段に実行させる端末起動確認手段と を備えたことを特徴
    とするプロジェクト進捗管理システム。
  2. 【請求項2】 前記端末起動確認手段は、前記コンピュ
    ータ端末が起動され、前記端末起動・終了発信手段によ
    り発信されたコンピュータ端末の前記識別情報が前記起
    動端末記憶部へ格納された時点で、当該コンピュータ端
    末に対し当該コンピュータ端末の識別情報に対応する前
    記管理者及び被管理者が担当する作業の前記遅延情報及
    び前記処置情報の表示を前記表示制御手段に実行させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクト進捗管
    理システム。
  3. 【請求項3】 前記データ処理装置が、前記遅延情報抽
    出手段の実行前に、前記遅延情報記憶部に蓄積された
    遅延情報を全て削除する遅延情報削除手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロジェ
    クト進捗管理システム。
  4. 【請求項4】 管理者と被管理者が使用するコンピュー
    タ端末を通信回線を介してデータ処理装置と接続し、被
    管理者の作業の進捗状況を管理するプロジェクト進捗管
    理方式において、 作業単位毎に作業の開始予定日及び完了予定日を予定情
    報記憶部に蓄積する工程と、 前記蓄積された作業の実際の開始日及び完了日を実績情
    報記憶部に蓄積する工程と、 設定された時刻に前記予定情報記憶部と前記実績情報記
    憶部を検索し、該検索の日以前の完了予定日を有しかつ
    実際の完了日の記録のない作業情報を抽出する工程と、 前記抽出された作業情報を作業を担当する前記管理者及
    び被管理者の識別情報と共に遅延情報として格納する工
    程と、 管理者及び被管理者のコンピュータ端末から入力される
    前記遅延情報記憶部に格納された作業に対する指示、対
    応策等の処置情報を受信する工程と、 前記受信された処置情報を処置情報記憶部に格納する工
    程と、コンピュータ端末の起動時に前記管理者及び被管理者の
    該コンピュータ端末に付された識別情報を格納する共
    に、コンピュータ端末の終了時に該コンピュータ 端末の
    識別情報を削除する工程と、 前記遅延情報の格納後及び前記処置情報の格納後に、作
    業を担当する前記管理者及び被管理者の識別情報と一致
    する識別情報を有する前記コンピュータ端末を検索し、
    当該コンピュータ端末の表示部に前記遅延情報及び前記
    処置情報を表示させる工程 とからなることを特徴とする
    プロジェクト進捗管理方式。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータ端末が起動され、コン
    ピュータ端末の前記識別情報が格納された時点で、当該
    コンピュータ端末に対し当該コンピュータ端末の識別情
    報に対応する前記管理者及び被管理者が担当する作業の
    前記遅延情報及び前記処置情報を表示させる工程を備え
    ることを特徴とする請求項4に記載のプロジェクト進捗
    管理システム。
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