JPH06332911A - プロジェクト進捗管理方式 - Google Patents

プロジェクト進捗管理方式

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Publication number
JPH06332911A
JPH06332911A JP11995493A JP11995493A JPH06332911A JP H06332911 A JPH06332911 A JP H06332911A JP 11995493 A JP11995493 A JP 11995493A JP 11995493 A JP11995493 A JP 11995493A JP H06332911 A JPH06332911 A JP H06332911A
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JP
Japan
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quality
target
value
evaluation
test
Prior art date
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Pending
Application number
JP11995493A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Sasage
佳保 捧
Masamitsu Fukusako
正光 福迫
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06332911A publication Critical patent/JPH06332911A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 計画設定手段10は工程計画値(作業着手
日、作業完了日等)及び品質目標値(DR件数、CR件
数、試験項目数、誤り検出件数等)を設定する。基準設
定手段30は工程評価基準(遅れ度合い等)及び品質評
価基準(目標達成度合い等)を設定する。実績収集手段
20は作業実績(着手日/完了日、作業実績量、デザイ
ンレビュ件数、コードレビュ件数、試験項目数、誤り検
出件数等)を収集する。比較部40は計画値(または目
標値)と作業進捗時に収集された作業実績値との比較結
果を得る。評価部50は比較結果を各基準値(工程/品
質)に照らして評価結果を得る。また、目標を達成する
ためのガイド値を自動算出し出力する。評価結果は定量
的数値とメッシュの濃淡(または色)で自動出力する。 【効果】 工程と品質の両方の目標/実績対比評価が容
易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばソフトウェアシ
ステム開発プロジェクトにおいて、ソフトウェア工程進
捗管理における目標/実績対比評価装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.図22は特開平4−141767号公報に示
された従来のプロジェクト進捗管理方式を示す図であ
る。図22においては、プロジェクト開発の進捗管理を
行うために、プロジェクトリーダ及び開発要員がプロジ
ェクトに関するデータを入力するための端末1,2と、
その進捗管理の処理を行うためのホストコンピュータ3
とを有するプロジェクト進捗管理方式において、プロジ
ェクトに関するデータを入力する前記端末上のデータ入
力手段4,7と、前記ホストコンピュータ及び前記端末
間のデータの送信及び受信を行う前記端末上のデータ送
受信手段5,8と、プロジェクトの進捗状況を表示する
前記端末上のデータ表示手段6,9と、前記端末からプ
ロジェクトに関するデータを受信する前記ホストコンピ
ュータ上のデータ受信手段10と、進捗率算出用の基礎
データを記憶する前記ホストコンピュータ上の進捗率算
出データ記憶手段11と、前記データ受信手段で受信し
たプロジェクトに関するデータを、進捗率算出用基礎デ
ータとして編集し、前記進捗率算出データ記憶手段に書
き込む前記ホストコンピュータ上の進捗率算出データ編
集・書込手段12と、各開発工程の工程比率を保持する
前記ホストコンピュータ上の工程比率記憶手段13と、
前記進捗率算出データ記憶手段上の進捗量に関する情報
及び前記工程比率記憶手段上の工程比率の情報をもと
に、プロジェクトの進捗率を算出する前記ホストコンピ
ュータ上のプロジェクト進捗率算出手段14と、前記プ
ロジェクト進捗率算出手段により、得られた進捗データ
を記憶する前記ホストコンピュータ上の進捗データ記憶
手段15と、前記進捗データ記憶手段上の進捗の予定及
び実績並びに所要工数の予定及び実績に関する情報を参
照して比較することにより現在のプロジェクト進捗状況
を判定し、必要によりアラーム情報を付加する前記ホス
トコンピュータ上の進捗状況アラーム判定手段16と、
前記進捗データ記憶手段上の進捗状況の情報を参照し
て、前記端末にグラフ形式で出力するデータの生成を行
う前記ホストコンピュータ上のグラフ生成手段17と、
前記グラフ生成手段による生成結果のデータを、前記端
末側へ送信する前記ホストコンピュータ上のデータ送信
手段18とを有することを特徴とするプロジェクト進捗
管理方式を示している。このプロジェクト管理方式はプ
ロジェクトリーダ及び開発要員が端末からプロジェクト
に関するデータを入力するだけで正確なプロジェクトの
進捗状況がグラフ形式でタイムリーに把握でき、しかも
プロジェクトの進捗状況によっては注意を要すると思わ
れるプロジェクトについて自動的に注意を促すことがで
きる。
【0003】従来例2.次に図23は特開平2−208
745号公報に示されたソフトウェアシステム開発障害
管理方式を示す図である。このソフトウェアシステム開
発障害管理方式は、ソフトウェアシステム開発の総合試
験段階において、障害発生日付、発生モジュール名、障
害識別等を含む障害発生情報ファイル1と、試験実施計
画/実績の日付や件数、試験対象機能区分等を含む試験
実施情報ファイル2と、モジュール構成、新規/流用ス
テップ数等を含む試験対象ソフトウェア情報ファイル3
とを用いることを特徴とするソフトウェアシステム開発
障害管理方式である。障害発生情報ファイル1には発生
した障害毎に少なくとも受付番号、障害発生日付、発生
機種名、障害件名、障害処置日付、障害処置区分、誤り
発生モジュール名、誤り発生段階、誤り発生区分、誤り
見逃し理由、処置確認日付を格納し、試験実施情報ファ
イル2には試験実施計画日付毎に少なくとも試験対象機
能区分、試験実施計画件数、試験実施実績件数を格納
し、試験対象ソフトウェア情報ファイル3には対象ソフ
トウェアの構成モジュール毎に少なくとも新規作成ステ
ップ数、流用ステップ数、呼び出しモジュール名を格納
する。障害分析手続きプログラム4では、障害発生情報
ファイル1の発生機種名、障害発生日付、障害処置日付
と、試験実施情報ファイル2の試験実施計画日付、試験
実施計画件数、試験実施実績件数から、試験計画に対す
る実施実績の進捗状況と障害処置進捗状況、障害処置確
認進捗状況が得られる。また、障害発生情報ファイル1
の発生機種名、誤り発生モジュール名と、試験対象ソフ
トウェア情報ファイル3の構成モジュール名、新規作成
ステップ数、流用ステップ数、呼び出しモジュール名か
ら、モジュール別誤り頻度や誤り波及予測分析ができ
る。更にまた、試験実施情報ファイル2の試験実施実績
件数、試験対象機種区分と、試験対象ソフトウェア情報
ファイル3の新規/流用ステップ数、呼び出しモジュー
ル名から、モジュール別試験密度分析や未試験モジュー
ル分析ができる。
【0004】従来例3.図24は従来のプロジェクト開
発進捗工程を示すための従来の工程進捗管理表を示す図
である。図において横軸は年月を示し、縦軸はこのプロ
ジェクトにより開発されるべき項目として、機能A、機
能Bを示している。この従来の工程進捗管理表には計画
時に作成したバーチャート上に個々の作業進捗実績デー
タに基づく進捗度合いを稲妻線として記入する。進捗度
合いが進んでいる場合には稲妻線の凸部は図において右
向きを示し、進捗度合いが遅れている場合には図におい
て稲妻線の凸部が左向きを示して記入される。このよう
な従来の工程進捗管理表はバーチャート上の稲妻線によ
る計画/実績対比のため評価判定に時間を要する。ま
た、作業品質の確保に裏付けられた実質の工程進捗評価
ができていないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例1に示したプロ
ジェクト進捗管理方式は工程面に注目してプロジェクト
の進捗を管理する方式である。また、従来例2に示した
障害管理方式は特に品質面に注目した管理方式である。
プロジェクトを遂行するにあたっては、プロジェクトの
進捗を管理することと、プロジェクトを遂行した結果、
目的となる対象物の品質が一定以上のものであるという
品質を管理することの2つの点が注目されなければなら
ない。それに対して従来のプロジェクト進捗管理方式は
前述したように工程面のみに注目したものあるいは品質
面のみに注目したものが知られているが、その両方の面
からプロジェクトを評価する管理方式というものが存在
していない。即ち、プロジェクトを遂行するにあたり、
工程進捗状況と、各工程から出力されるソフトウェアや
ハードウェアの品質との両方が初期の計画を達成してい
るかどうかが重要なものであり、一方を度外視して他方
を実行し続けることはできない。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、工程面と品質面の両面に渡
ってプロジェクトの進捗を管理できるプロジェクト進捗
管理方式を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るプロジ
ェクト進捗管理方式は、計画値(工程/品質)と工程進
捗段階で収集された各実績値(工程/品質)との差異を
基準値に照らして比較評価し、結果を出力するものであ
り、以下の要素を有するものである。 (a)プロジェクトの工程計画と、各工程が目的とする
対象の品質目標とを設定する計画設定手段、(b)各工
程の作業実績と、その作業実績に基づく対象の品質実績
とを収集する実績収集手段、(c)プロジェクトの各工
程とその対象の品質とを評価する評価基準を設定する基
準設定手段、(d)上記計画設定手段により設定した工
程計画と品質目標と、上記実績収集手段により収集した
作業実績と品質実績とをそれぞれ比較する比較手段、
(e)上記比較手段により比較した結果を、上記基準設
定手段により設定した評価基準により評価しその評価結
果を出力する評価手段。
【0008】また第2の発明に係るプロジェクト進捗管
理方式は、上記評価手段が評価結果を工程と品質を対に
して出力することを特徴とするものである。
【0009】また第3の発明に係るプロジェクト進捗管
理方式は、評価結果として定量的数値を出力するととも
にその値に対応するあらかじめ定められたメッシュの濃
淡、あるいはあらかじめ定められた色をその定量的数値
上あるいはその定量的数値の近傍に出力することを特徴
とするものである。
【0010】また第4の発明に係るプロジェクト進捗管
理方式は、上記評価手段が品質評価の結果品質目標未達
成のものがある場合に各工程毎に品質目標を達成する為
のガイドを出力することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】第1の発明に係るプロジェクト管理方式は、計
画設定手段、実績収集手段、基準設定手段がともにプロ
ジェクトの工程と各工程が対象としている目的物の品質
の両方の計画値、実績値、基準値の各情報を設定あるい
は収集する。比較手段及び評価手段は上記計画設定手
段、実績収集手段、基準設定手段により設定された計画
値、実績値、基準値に基づいて工程と品質の両面につい
て比較評価を行い、その評価結果を出力する。従って、
プロジェクトの進捗を工程と品質の両面に渡って管理す
ることが可能になる。
【0012】第2の発明におけるプロジェクト進捗管理
方式は、評価手段が工程と品質を対にして表示する。例
えば工程と品質の評価結果を表にすることにより、ある
いは工程と品質の評価結果をグラフにすることにより、
工程と品質を関連させて理解することが可能になる。
【0013】第3の発明におけるプロジェクト進捗管理
方式は、評価手段による出力方法として定量的数値の他
に視覚的に識別可能な網掛けや色による識別を行えるの
で定量的数値による具体的な値を知ることができると同
時に視覚的に訴えられる識別表示により評価の傾向が即
座に理解することが可能になる。
【0014】第4の発明におけるプロジェクト進捗管理
方式は、評価手段の品質評価の結果目標未達成がある場
合には、各工程毎に品質目標を達成するためのガイドを
出力するためそのガイドに従って作業を行うだけで品質
の目標を達成することが可能になる。また、どの工程を
重点的にやり直す必要があるかが判断できる。あるい
は、目標達成のための作業負荷量見積りが容易になる。
【0015】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明に係るプロジェクト進捗管理
方式の一実施例を示す図である。この実施例において
は、ソフトウェア開発工程進捗管理における目標/実績
対比評価装置を例にして説明する。図において11は工
程計画値と品質目標値を入力する計画値入力部である。
12は計画値入力部から入力した情報を工程計画値13
及び品質目標値14として記憶する計画値記憶部であ
る。この計画値入力部11と計画値記憶値12により計
画設定手段10を構成している。21は作業実績値と品
質実績値を入力する実績値入力部である。22は実績値
入力部21が入力した工程実績値23と品質実績値24
を記憶する実績値記憶部である。実績値入力部21と実
績値記憶部22により実績収集手段20を構成してい
る。31は工程評価基準と品質基準を入力する基準値入
力部である。32は基準値入力部31が入力した工程評
価基準33と品質評価基準34を記憶する基準値記憶部
である。基準値入力部31と基準値記憶部32により基
準設定手段30を構成している。40は計画値記憶部1
2に記憶された情報と実績値記憶部22に記憶された情
報を比較する比較部である。50は比較部40からの比
較結果と基準値記憶部32に記憶された評価基準を比較
し、評価結果として目標/実績対比評価表60を出力す
る評価部である。51は評価部50の評価の結果、品質
目標が未達成かどうかを判断する判断部である。品質目
標が未達成の場合、判断部51は目標達成ガイド70を
出力する。
【0016】次に動作について説明する。計画値入力部
11は作業着手日、作業完了日等の工程計画値を入力
し、計画値記憶部12はこれらを工程計画値13として
記憶する。また、計画値入力部11は計画値としてのデ
ザインレビュ件数(DR件数)、コードレビュ件数(C
R件数)、試験項目数、誤り検出件数等の品質目標値を
入力し、計画値記憶部12はこれらを品質目標値14と
して記憶する。また実績値入力部21は着手日及び完了
日、作業実績量を入力し、実績値記憶部22はこれらを
工程実績値23として記憶する。また実績値入力部21
は(実際に発生した)デザインレビュ件数、コードレビ
ュ件数、試験項目数、誤り検出件数等を入力し、実績値
記憶部22はこれらを品質実績値24として記憶する。
【0017】図2、図3、図4は計画値入力部11及び
実績値入力部21が入力する情報の一例を示す図であ
る。図2はプロジェクトが機能A,B,C,・・・とい
うように複数の機能に分けられてそれぞれ遂行される場
合の機能Aの設計フェーズの計画値の設定及び実績の収
集に用いられる情報を示している。また、図3は同様に
機能Aの製作フェーズの計画値の設定及び実績収集に用
いられる情報を示している。更に、図4は同様に機能A
の試験フェーズの計画値の設定及び実績収集に用いられ
る情報を示している。各図とも横軸は年月と週単位の日
付が用いられている。なお、この例では週単位である
が、週単位に限定する必要はない。この単位は日単位で
も2週間単位でもプロジェクトによって変えてよい。一
方、縦軸は機能Aに含まれるプログラム名A1,A2が
示されている。例えば、プログラムA1を例にして説明
すると、プログラムA1に対して予定と週実績と合計と
実績の4つの情報を記入する。予定の欄にはプログラム
A1の仕様書のページ枚数が記入される。例えば、図2
に示すように、92年6月の第1週には10ページの仕
様書を作成することが予定として記入され、第2週及び
第3週にはそれぞれ20ページの仕様書が作成される予
定であることが記入される。また合計欄にはこれらの仕
様書の累積ページ数が記入される。従って、第1週に1
0ページ、第2週に30ページ、第3週に50ページと
いう仕様書の累積ページ枚数が記入される。計画値入力
部11はこれらの情報を入力し、工程計画値13として
入力する。
【0018】次に、実際にプロジェクトが開始され作業
実績が発生した場合には、週単位にその実績が記入され
る。例えばプログラム名A1に対しては92年6月の第
1週には8ページの仕様書が完成したことを記入する。
また第2週には20ページ、第3週には15ページの仕
様書が完成したことを記入する。また、実績にはその累
積値が記入され、第1週に8ページ、第2週に28ペー
ジ、第3週に43ページの仕様書が作成されたことが記
入される。これらの実績値は実績値入力部21から入力
され、工程実績値23として記憶される。
【0019】また、図2の右端に示した実績(見通し)
は作成すべき仕様書のページ枚数を記入する。またDR
の欄には作成された仕様書のレビュを行った結果指摘さ
れた件数(以下、この件数のことをデザインレビュ件
数、あるいはDR件数と呼ぶ)を記入する。また見通し
の欄にはこの仕様書を完成する予定の日付を記入する。
プログラムA1の場合は、図2に示すように、仕様書の
ページ枚数が50であり、デザインレビュ件数が5件で
あり、仕様書を完成すべき日付が6月19日であるとい
うことが記入されている。このページ枚数50と見通し
6月19日は工程計画値13として計画値入力部11よ
り入力される。また、デザインレビュ件数5は品質実績
値24として実績値入力部21から入力される。
【0020】次に図3について説明する。前述した設計
フェーズに続く製作フェーズの工程計画値及び工程実績
値及び品質実績値が記入される。例えば、プログラムA
1を例にすると、図3に示すように、第1週目に100
ステップ、第2週目に200ステップ、第3週目に20
0ステップのコーディングが行われる予定に対して、実
際の実績としては第1週目に50ステップ、第2週目に
250ステップ、第3週目に250ステップのコーディ
ングが行われたことが記入され、合計実績にはそれぞれ
の累積値が記入される。計画値入力部はこれらの計画値
を入力するとともに、実績値入力部はそれぞれの実績が
わかった時点で週単位にその実績を入力する。
【0021】また、図3の右端における実績(見通し)
の欄にはプログラムA1の合計ステップ数と作成された
プログラムのコードをレビュした結果指摘された件数
(この件数をコードレビュ件数、あるいはCR件数とい
う)と、このプログラムA1の作成を終える見通しの日
付を記入する。このステップ数及び見通しは計画値入力
部から工程計画値13として入力される。一方、コード
レビュ件数は実績値入力部から品質実績値24として入
力される。
【0022】次に図4は前述した機能AのプログラムA
1、A2に対する試験フェーズの予定と週実績を示す情
報であるが、その記入方法は前述した図2、図3と同様
であるためここではその説明を省略する。なお、図4の
右端にある実績(見通し)のうち項目とは試験を行うた
めの項目の合計数を示している。また障害検出の欄は試
験を行った結果障害が検出された件数を示している。ま
た見通しは試験を終了する予定日を記入する欄である。
障害検出の数は品質実績値24として実績値入力部21
から入力される。
【0023】次に図5〜図8を用いて品質目標値14の
具体例について説明する。図5、図6、図7、図8は、
計画値入力部11から入力され、計画値記憶部12に記
憶される品質目標値14の一例を示す図である。
【0024】図5に示すように、システム生産量として
プログラムの総ライン数、新規に開発する新規量、以前
から存在するコードを流用する流用量及び他のシステム
から移行してくる移行量の各ライン数の計画値を設定す
る。
【0025】次に図6、図7、図8は生産品質管理項目
とその基準を示す図であり、図6、図7、図8は左から
右に連続してソフトウェア開発工程を示しているもので
ある(ここでは、図面上3つの図に分割して記入してい
る)。生産ステップナンバーは1から10までふられて
おり、それぞれに対応してソフトウェアが作られる生産
ステップを示している。それぞれの生産ステップに対応
して管理項目及び管理目標値というものを定めている。
【0026】レビュ実施網羅度としてレビュ実施ドキュ
メント数が全ドキュメント数に占める割合を示してい
る。レビュ実施網羅度は社員でレビュを実施する場合
と、外注先で実施する場合に分かれている。例えば生産
ステップナンバー4のソフトウェア設計についてこのレ
ビュ実施網羅度を見てみると社員で実施する場合が0.
3であるため、目標としては全体の3割を社員でドキュ
メントレビュを行うということを示している。また、同
じく生産ステップナンバー4のソフトウェア設計におい
てレビュ実施網羅度を見ると外注先での実施が1.0と
なっているため、外注先において全てのドキュメントを
レビュすることを目標としている。
【0027】次に、客先承認網羅度は全仕様書数のうち
客先から承認を得なければならない仕様書数を示してお
り、生産ステップナンバー3のシステム設計については
作成した仕様書を全て客先から承認を得なければならな
いことが目標値として定められている。
【0028】次に、レビュでの指摘率が管理項目として
あげられている。このレビュでの指摘率とは2種類の指
摘率があり、図中*1で示されるものはこのシステムで
生産される1キロラインあたりのレビュ指摘件数を示し
ており、図中*2で示される値は新規に開発される1キ
ロラインあたりのレビュ指摘件数を示している。前述し
た図2に示す設計フェーズにおいては仕様書のページ枚
数を単位としていたが、仕様書のページ枚数と図3に示
したように総ステップ数がわかっているため、図2に示
したデザインレビュ件数は1キロラインあたりのデザイ
ンレビュ件数に変換することが可能である。
【0029】このようにして図2、図3、図4に示した
デザインレビュ件数、コードレビュ件数は1キロライン
あたりのレビュ指摘件数に変換して用いることが可能で
ある。従って、図6、図7、図8に示す品質の目標値に
は1キロラインあたりのレビュ指摘件数を用いることが
可能になる。例えば生産ステップナンバー3のシステム
設計においては、レビュでの指摘率が5と記入されてい
るため1キロラインあたりのデザインレビュ件数は5件
であることを目標としている。同様に生産ステップナン
バー4のソフトウェア設計を行う場合にはレビュでの指
摘率が10と記入されているため1キロラインあたりの
デザインレビュ件数は10件であることを示している。
【0030】なお、図中*1あるいは*2に示したよう
にシステム全体のコードから判断する指摘率と、新たに
作成するコードのみから算出する指摘率を用いるのはシ
ステム全体を考えた場合には新規作成する以外に流用す
る場合あるいは移行してくる場合があるため新規にプロ
グラムを開発する場合と比べて異なる目標値を掲げるこ
とが妥当である場合のことを考慮しているからである。
各生産ステップにおいて何れか適当と思われる方を選択
して用いることができる。例えばシステム設計、ソフト
ウェア設計においてはシステム全体のものから計算され
たレビュ指摘件数を用いるのに対してプログラム設計の
場合には新規にコーディングされたものから計算された
レビュ指摘件数を用いている。
【0031】次に試験網羅度は試験すべき項目としてあ
げた件数を記入する。例えば、システム試験設計におい
ては試験網羅度を10としており、ソフトウェア試験設
計においては試験網羅度を30としておりプログラム試
験設定においては試験網羅度を60としている。これら
はシステム試験あるいはソフトウェア試験あるいはプロ
グラム試験を行う場合には1キロラインあたり10項目
または30項目または60項目の試験を行うべきことを
示している。なお、この試験網羅度に対してもシステム
全体から計算された試験網羅度と、新規コーディングさ
れたものから計算された試験網羅度の2種類のもの(*
1、*2)がある。
【0032】次に試験での誤り検出率が管理目標値とし
て記入される。図4に示した障害検出の件数は図3に示
したように総ステップ数がわかっているため、1キロラ
インあたりの障害検出数を計算することが可能である。
この試験での誤り検出率は実際にプログラム試験、ソフ
トウェア試験、システム試験を行った結果、1キロライ
ンあたりに発見される誤り件数(図4の障害検出の件数
に相当)の目標値を記入するものである。前述した試験
網羅度は1キロラインあたりに試験をすべき件数の目標
値を定めているのに対して、この試験での誤り検出率は
1キロラインあたりに検出すべき誤りの件数の目標値を
掲げているものである。例えばシステム試験設計におい
て試験網羅度は10と記入されており、システム試験に
おいて試験での誤り検出率が1と記入されているのは、
システム試験において10項目の試験を行うことを目標
としており、その結果、誤り件数を1件見つけるという
ことを目標にしているものである。同様にプログラム試
験設計において試験網羅度が60と記入されており、プ
ログラム試験において試験での誤り検出率が10と記入
されているのは60項目の試験を行い、そのうち10件
の項目について誤りを検出することを目標としているも
のである。以上説明したように図5、図6、図7、図8
に示した目標値は計画値入力部11から品質目標値14
として入力され計画値記憶部12に記憶される。
【0033】次に基準値入力部31が入力する工程評価
基準33と品質評価基準34の具体例について図9を用
いて説明する。図9(1)は工程評価基準を示す図であ
る。工程評価基準は「工程遅れなし」、「1週間以内の
遅れ」、「1週間から2週間以内の遅れ」、「2週間以
上の遅れ」というような4つの基準を設けている。そし
てこの例では、工程の遅れが大きくなるに従ってそれぞ
れの基準に対して視覚的にその遅れが認識できるような
表示としてメッシュに濃淡をつけて表示する。例えば
「工程遅れなし」においてはメッシュをなしにする。
「1週間以内の遅れ」に対しては薄いメッシュを用い
る。「1週間から2週間以内の遅れ」対しては普通のメ
ッシュを用いる。「2週間以上の遅れ」に対しては濃い
メッシュを用いる。
【0034】次に図9(2)は品質評価基準の一例を示
している。品質評価基準は目標達成率で表されている。
目標達成率が80%から120%の場合には品質が基準
以内であるとする。また目標達成率が60%から80%
または目標達成率が120%から140%の場合には目
標が少しずれていると判断する。このように目標達成率
は80%を下回ってもいけないし、あるいは120%を
上回ってもいけないと設定される。同様に目標達成率が
しだいに目標達成率の80%、120%から離れるに従
って品質評価基準としてしだいに悪くなる基準を設けて
いる。また、前述したように目標達成率が80%から1
20%の場合には表示する場合にメッシュを何も表示せ
ず目標達成率がしだいに悪くなるに従って薄いメッシュ
から濃いメッシュを用いて表示する。
【0035】次に図9(3)は対策の必要性の評価基準
を示している。工程が2週間以上遅れている場合または
品質の目標達成率が0%から20%または180%以上
の場合にはなんらかの対策が必要であるという基準を設
ける。また工程が2週間以内の遅れであり、あるいは品
質の目標達成率が20%から80%の場合または120
%から180%の場合には対策が必要であろうという評
価基準を設ける。更に工程の遅れがない場合、あるいは
品質の目標達成率が80%から120%の場合には対策
の必要がないという評価基準を設ける。それぞれの評価
基準に対応して対策が必須の場合には○の記号を用いて
表示する。また対策が要と判断されたものには△の記号
を用いて表す。対策が不要と判断された場合には何も表
示しない。以上図9に示した各基準は基準値入力部31
から入力され、基準値記憶部32においてそれぞれ工程
評価基準33及び品質評価基準34として記憶される。
【0036】次に比較部40の動作について説明する。
比較部40は前述したような工程計画値と品質目標値を
それぞれ工程実績値と品質実績値と比較する。例えば、
図2に示したプログラムAに対する工程目標値が10,
20,20と定められているのに対して週実績が8,2
0,15と入力され記憶されている場合、これらの値を
比較してその達成具合あるいは遅れを算出する。
【0037】また、図2のデザインレビュ件数が5と入
力して実績入力部から品質実績値24として入力されて
おり、図7に示したプログラム設計のレビュでの指摘率
が20と設定されていることから、比較部40は図2に
示したデザインレビュ件数を1キロラインあたりのデザ
インレビュ件数に変換した後、図7のプログラム設計の
目標値として定められたレビュでの指摘率20との比較
を行う。また図3に示す製作フェーズにおいてはプログ
ラムA1に対して目標値が第1週に100ステップ、第
2週に200ステップ、第3週に200ステップと計画
値が入力されているのに対して、実績が50,200,
250と入力される場合比較部40はこれらの値を比較
して工程の遅れ度合いを比較算出する。また、図3のコ
ードレビュ件数を1キロラインあたりに換算しなおして
図7のコーディングに示すレビュでの指摘率に示された
値20と比較する。このように比較部40は図2、図
3、図4に示したデザインレビュ件数及びコードレビュ
件数及び障害検出件数を品質実績値24として入力し、
図6、図7、図8に示す管理目標値と比較することによ
り品質の目標達成率を計算する。
【0038】次に、評価部50の動作について説明す
る。評価部50は比較部40からの比較結果と基準値記
憶部32に記憶された工程評価基準33と品質評価基準
34を用いて評価結果を出力する。図10から図16は
評価部50が評価の結果、出力する目標/実績対比評価
表60のいくつかの例を示す図である。
【0039】図10はソフトウェア試験工程進捗評価表
を示している。図において縦軸はソフトウェアの機能数
を100とした場合の達成率を示している。また図にお
いて横軸は各月と各週を表している。各週に記載された
数字は、各週の着手予定の数と着手した実績数である。
また、各週の完了予定数及び完了実績数である。グラフ
は着手したものの累積値を示している。このグラフは要
領書作成着手と完了について示している。またその試験
に対する着手と完了を示している。
【0040】次に図11は機能Aとその機能を構成して
いる5つのプログラムA1からA5に対する工程進捗状
況と品質状況を示している。機能A全体に対しては機能
毎の品質状況が表示される。機能毎の品質状況には、 デザインレビュ指摘率 コードレビュ指摘率 試験密度 誤り率 ヒット率 の各状況が矢印あるいは*で表示されている。図11の
DR指摘率は図6に示したレビュでの指摘率のうちのデ
ザインレビュに相当するものである。また図11のCR
指摘率は図6に示したレビュでの指摘率のコードレビュ
に相当するものである。また図11の試験密度は図6に
示した試験網羅度に相当するものである。更に図11の
誤り率は図6に示した試験での誤り率検出率に相当する
ものである。次に図11のヒット率は試験密度に対する
誤り率の比率を示すものである。例えば試験密度が1キ
ロラインあたり10項目あり、その誤り率が1キロライ
ンあたり5項目あった場合にはヒット率は50%とな
り、ヒット率が評価基準よりも上回っている場合にはヒ
ット率が目標値よりも上回っているということが表示さ
れる。
【0041】各表示には矢印が用いられるが矢印が上向
きにある場合には目標の範囲を超えた方向で目標が達成
されていないということを示しており、矢印が下を向い
ている場合には目標未達成であるということを示してい
る。また*は目標を達成していることを(即ち80%か
ら120%であることを)示している。また機能毎の品
質状況の下に記入された712件という値は残りの誤り
件数を示している。この残りの誤り件数は以下のような
計算式で求めることができる。 残りの誤り件数=(総ステップ数/1000)×誤り率
−現在までの誤り件数 誤り率を1キロラインあたり35件とし、総ステップ数
を82399とし、現在までにわかっている誤り件数を
2172とすると、残りの誤り件数即ち今後発見される
であろう誤り件数は、 (83299/1000)×35−2172=712 となり、今後発見されるであろう残りの誤り件数を算出
することが可能である。
【0042】また、図11は各プログラムA1からA5
に対応してそれぞれの工程進捗状況を示している。プロ
グラムの設計、プログラムの作成、プログラムの試験そ
れぞれについて開始、進捗、完了という項目を設け、そ
れぞれの工程に対して完了した場合には○印を記入して
いる。またそれぞれが完了した場合においてどのような
遅れ具合で完了したかメッシュの濃淡により表示してい
る。例えばプログラムA1について見てみるとプログラ
ム設計、プログラム製作は予定通り完了しており、プロ
グラムの試験の開始は予定通り開始できたが進捗状態か
ら遅れ完了も2週間以上遅れたということがこの進捗状
況から把握することができる。
【0043】また、図11はプログラムA1からA5の
品質状況についても表示している。プログラムの設計、
プログラムの製作、プログラムの試験について項目を分
けて品質を管理する。プログラム設計については設計仕
様書のページ数と1キロラインあたりのページ数とデザ
インレビュ件数と1ページあたりのデザインレビュ件数
を表示する。またプログラム製作については、プログラ
ムのステップ数とコードレビュ件数と1キロラインあた
りのコードレビュ件数を表示する。更にプログラム試験
については試験項目数と1キロラインあたりの項目数を
表示するとともにその試験の結果発見された誤り件数と
1キロラインあたりの誤り件数を表示する。また、これ
らの表示を定量的数値で表示するとともに品質評価の結
果、目標未達成のもの及び許容範囲以外のものをメッシ
ュを用いて視覚的に一目できるように表示している。
【0044】また、開発が終了していないものに対して
は日付を記入したり試験中という状態を記入している。
図においてはプログラムA5のプログラム試験が未完了
であり、その予定日として9月7日という日付が記入さ
れている。またプログラム試験の品質状況においては試
験中という状況が表示されている。
【0045】この図11で特徴となる点は工程進捗状況
と品質状況を1つの表に表示している点である。またそ
の表示方法として評価基準とのズレを示すため視覚的に
判別が容易に可能なメッシュを用いて表示している点で
ある。
【0046】次に図12は各機能毎の目標/実績対比評
価表の一例を示す図である。図12は機能Aから機能E
までの目標達成率と対策の必要性を示す図である。目標
達成率には工程と品質の両方が表示されている。図中、
メッシュの濃淡を用いて工程の進捗度合い及び品質の達
成度合いが示されている。このメッシュは図9に示した
各工程評価基準及び品質評価基準に割り当てられたメッ
シュの濃淡を用いて表示されている。まだ図中−が記入
されている項目はまだ結果がわかっていないものであ
り、今後この−が記入されている項目に順次結果が記入
されていくことを示している。また図中、矢印は目標達
成率を超過した場合に上向きの矢印が記入されており、
目標未達成の場合には下向きの矢印が記入されている。
また図12は各機能に対して対策の必要性が表示されて
いる。この対策の必要性も工程と品質に分けられて表示
されている。この対策の必要性に用いられている記号は
図9(3)に示した各対策の必要性評価基準に割りふり
られた記号○、△を用いている。また−の項目は今後結
果がわかりしだい記入される項目を示している。
【0047】次に図13は図12に示した目標/実績対
比評価表の改良例を示した図である。目標達成率に関し
ては図12に示したものと同様のものでありここではそ
の説明を省略する。図12と図13が異なる点は、対策
の必要性の部分を記号で表示するのではなく数値で表示
している点である。この数値は悪さ加減を示す評価点で
あり数値が大きいほど工程の遅れがあることあるいは品
質が目標を達成していないということを示している。図
12のように対策の必要性を記号で表すことにより視覚
的に各機能の対策の必要性を把握することができる。そ
れに対して図13のように各機能毎に悪さ加減を評価点
で示すことにより具体的な悪さ加減を定量的に把握する
ことが可能となる。
【0048】次に図14は目標/実績対比評価表の他の
例を示す図である。この評価表は評価結果総括及び工程
進捗状況及び工程遅延と品質の悪さ加減の関係を示すグ
ラフから構成されている。評価結果総括は工程面及び品
質面の両面に渡って評価結果の総括が文章により出力さ
れる。また工程進捗状況は工程を大きく設計、製作、試
験に分類し、どの時点まで工程が進んでいるかをメッシ
ュにより表示する。次に工程遅延と品質の悪さ加減を示
すグラフは図13に示した評価点を用いて作成される。
例えば機能Aを例にして説明すると、図13に示すよう
に機能Aの試験工程は2週間遅れており、その品質の悪
さ加減は平均値が3.5であることを示している。図1
4に示すグラフは横軸を工程の遅延度とし縦軸を品質の
悪さ加減としている。従って機能Aの状態は工程が2週
間遅れであり、品質の悪さ加減が3.5である交点で表
示される。また図13に示す機能Bを例にして説明する
と、製作工程において2週間の遅れが発生し品質の平均
値が0.0を示しているため、図14のグラフにおいて
は工程の遅れが2週間であり品質の悪さ加減が0である
点に機能Bを表示することができる。更に機能Cを例に
すると図13においては製作工程が1週間の遅れであ
り、品質の悪さ加減が1.0であるため図14において
は工程の遅れが1週間であり、品質の悪さ加減が1であ
る交点に機能Cを表示することができる。
【0049】以上説明したことからわかるように、グラ
フ上に表示された点がX軸とY軸から離れれば離れるほ
ど工程の遅延及び品質の悪さが存在していることを示し
ている。もし交点が(0,0)にあれば工程も守られて
おり品質も目標を達成しているということを示してい
る。このように、各機能の工程と品質を縦軸と横軸にし
てグラフ化することによりプロジェクトが管理する工程
と品質の状況を即座に判定することができる。
【0050】図15は目標/実績対比評価表の他の例を
示す図である。図15は機能AのプログラムA1からA
5に対する品質の評価結果を示している。プログラムの
設計、プログラムの製作、プログラムの試験という3つ
の工程それぞれについて品質の値が表示される。例え
ば、プログラム設計については仕様書の製作密度として
1キロラインあたりのページ数が表示されるとともにデ
ザインレビュ指摘率が表示される。またプログラム製作
に関してはコードレビュ指摘率が表示される。さらに、
プログラム試験に関しては試験密度として1キロライン
あたりの試験項目数を表示している。また、誤り密度を
表示している。また、図15には具体的な数値は記載さ
れていないがヒット率も表示することが可能である。図
15においても、具体的な定量的数字を掲げるとともに
その数字に対してメッシュ等の濃淡により目標の達成、
未達成を表示している。
【0051】図16は図15に示した品質評価結果をグ
ラフにしたものである。グラフの縦軸は、 製作密度A デザインレビュ指摘率B コードレビュ指摘率C 試験密度D 誤り密度E ヒット率F という6つの品質項目である。また、グラフの横軸は各
プログラムである。グラフの縦軸の中心は各項目の目標
値がとられる。例えば、デザインレビュ指摘率は1ペー
ジあたり0.5件を目標としているため0.5がグラフ
の中心となる。またコードレビュ指摘率は1キロライン
あたり15件を目標値としているため15がグラフの中
心となる。同様に試験密度は1キロラインあたり100
項目を目標値としているため100がグラフの中心とな
る。更に、誤り密度は1キロラインあたり15を目標値
としているため15がグラフの中心となる。製作密度と
ヒット率に関しては特に目標値が定められていないた
め、とり得る範囲の中心がそのままグラフの中心とな
る。製作密度は0〜100%をとり得るため50がグラ
フの中心となる。ヒット率は0〜1.0をとり得るため
0.5がグラフの中心となる。またデザインレビュ指摘
率の0.5から0.75は許容範囲を示している。また
コードレビュ指摘率の15から30は同じく許容範囲を
示している。さらに試験密度の70から140は許容範
囲を示している。誤り密度12から18は許容範囲を示
している。
【0052】このように縦軸に各品質項目とその目標値
及び許容範囲等が表示されているのに対して、横軸には
実際に製作されたプログラムが掲げられそれぞれのプロ
グラムの設計、製作、試験の各工程において得られた品
質実績値に基づいてグラフが作成される。例えばプログ
ラムA1に関しては、図15に示すように、製作密度が
1キロラインあたり121ページであるため、Aの値が
121となり、製作密度100を超えた部分に定められ
る。またデザインレビュ指摘率は1ページあたり1.3
9件であるため同様にグラフの上方に定められる。この
ようにしてAからFまでの点がプロットされることによ
りプログラムA1に関する6つの品質項目の点がプロッ
トされる。プログラムA2からA5に関しても同様にす
でに実績値として入力されたものに関してそれぞれの点
がプロットされる。それぞれの点がプロットされた後、
点B,C,D,Eのうち最大のものと最小のものの範囲
で矢印が引かれる。この例では製作密度A及びヒット率
Fに関しては目標値及び許容範囲が定められていないた
めに矢印を引く場合には考慮されない。この矢印を引く
ことにより目標値及び許容範囲が定められている品質項
目に関してそれぞれのプログラムがどのような傾向にあ
るかを判定することが可能となる。
【0053】実施例2.上記実施例1においては、図2
から図9に示す情報を計画値、実績値、基準値として入
力する場合について説明したが、図2から図9に示した
これらの情報は一例であり、その他の形式によりこれら
の情報を入力するようにしても構わない。
【0054】実施例3.また、上記実施例1において
は、図10から図16に示すような目標/実績対比評価
表を用いて説明したが目標/実績対比評価表はその他の
形式で評価され、出力されるような場合でも構わない。
【0055】実施例4.上記実施例1においては、目標
/実績対比評価表を出力する場合に、定量的数値に対し
て矢印やメッシュの濃淡を用いて目標の達成度合い視覚
的に表示する場合について説明したが定量的数値ととも
に視覚的に表示されるものは、メッシュである場合に限
らず網掛けを用いる場合あるいは色を用いる場合でも構
わない。また定量的数値そのものにオーバラップさせて
メッシュや網掛けや色を示す場合に限らず定量的数値の
わきにこれらの視覚的に識別可能なものを表示するよう
にしても構わない。
【0056】実施例5.上記実施例1においては、目標
/実績対比評価表60を出力する場合について説明した
が、この実施例ではさらに品質目標が未達成の場合に目
標を達成するためのガイド表を出力する場合について説
明する。図17及び図18は目標品質未達成を判断する
判断部51が用いる品質目標達成度評価表及び品質目標
未達成を判断する判断部51が出力する目標達成ガイド
の一例を示す図である。図に示す目標実績対比評価とし
て目標未達成率と管理限界超過率を計算する。目標未達
成率は目標値まで達成しない場合の範囲がどのぐらいで
あるかを示している。例えば、デザインレビュ件数の目
標値として105件があげられている場合に41件以下
のデザインレビュ件数しかあげられない場合には目標未
達成となり、図の目標未達成率40%の範囲に含まれて
しまうことを意味している。また、管理限界超過率は上
限許容範囲外率と下減許容範囲外率の2つの値を有して
いる。これらの率は管理限界の上限を超えた率及び下限
を超えた率を示している。例えば、この例では上限許容
範囲外率として30%、下限許容範囲外率として40%
の範囲が存在しており、合わせて管理限界超過率として
70%の範囲が存在することを示している。このように
図17に示すような品質目標達成度評価表を作成してお
くことにより、実際に実績値が収集されて品質実績が計
算された場合にこの品質目標達成度評価表と比較するこ
とにより、対策の必要性と品質目標を達成するためのガ
イド値を計算することが可能である。
【0057】図18は対策の必要性と品質目標を達成す
るためのガイド値の一例を示す図である。図においては
機能Aから機能Gまでの各機能について対策の必要性と
品質目標を達成するためのガイド値が示されている。対
策の必要性に示された記号は図9(3)に示した対策の
必要性評価基準にしたがって記入された記号である。ま
た、品質目標を達成するためのガイド値は品質を許容範
囲まで高めるために今後行わなければならない作業件数
や項目件数を示している。例えば機能Aに対してはデザ
インレビュ指摘件数として235件、コードレビュ指摘
件数として136件あげなければ品質を目標値にできな
いということを示している。また、機能Fについてはプ
ログラム試験において試験項目を532件行いその中か
ら誤り検出件数として61件あげなければならないこと
を示している。このように目標達成ガイドを出力するこ
とにより品質を目標値に近づけるためにはどの工程の作
業を見直さなければならないかということが容易に判明
する。
【0058】実施例6.次に図19から図21を用いて
ガイド表を出力する他の実施例について説明する。目標
達成ガイド出力の基本的な考え方は、プロジェクトの目
的を達成するため、生産段階(設計/製作/試験)の各
段階で収集される定量的なプロジェクト管理情報を複合
(例えば、品質と工程の相関等)することで、効率良く
かつ効果的に問題を洗いだし対策に結びつけることであ
る。
【0059】図19は、品質と工程の相関を示す品質/
工程相関グラフである。この品質/工程相関グラフは、
図14に示したものに対して更に評価点5として実績が
把握されていない場合を追加したものである。この実施
例では、図19に示した品質/工程相関グラフに基づい
て目標達成ガイドを出力する場合について説明する。図
20及び図21は、図19に示した品質/工程相関グラ
フに基づいて目標達成ガイドを出力した場合の一例を示
す図である。
【0060】図19において横軸は工程の遅れを示して
おり、縦軸は品質の目標差を示している。横軸と縦軸の
メモリはそれぞれ評価点が用いられている。横軸と縦軸
の単位で囲まれた領域をそれぞれa0〜a3,b0〜b
3,c0〜c3,d0〜d3とし、a0〜a3をAと
し、b0〜b3をBとし、c0〜c3をCとし、d0〜
d3をDと呼ぶことにする。領域Aは品質、工程ともさ
ほど問題はない状態を示しているのに対し、領域Bは品
質面ではさほど問題はないが、工程が大幅に遅れている
ということを示している。同様に、領域Cは工程はさほ
ど問題にはならないが、品質が悪い状態を示している。
領域Dは品質、工程ともに非常に問題である場合を示し
ている。
【0061】生産段階(設計/製作/試験)により作業
が異なるため、目標を達成するために実施すべき対策内
容は異なる。ここでは、一例として、設計段階における
目標を達成するためのガイド出力の一例を図20、図2
1に示す(なお、図19に示すように本来a0〜a3,
b0〜b3,c0〜c3,d0〜d3の各々のマトリク
スに対応してガイド出力されるものであるが、ここで
は、便宜上A,B,C,Dに集約して記述する)。
【0062】図20及び図21は、試験段階におけるガ
イド出力の一例を示す図であり、縦軸に品質及び工程が
設けられており、横軸に図19で述べた領域A,B,
C,D及び実績が把握されていない領域の5つの項目が
設けられている。前述したように、領域Aは品質、工程
ともさほど問題にはならない状態である。従って領域A
に対するガイド出力は、障害検出能力と誤り検出能力に
対してそれまでの実績及び今後完成させるまでの推定値
が出力される。また、誤りの作り込み原因として、例え
ば、仕様、レビュ、試験洩れ、の3つの項目にわたり各
値が出力される。また、領域Aの工程に対しては、例え
ば、試験消化能力、障害処置能力、障害処置時間、設備
の4つの項目にわたりそれぞれ実績と今後完成までに必
要とされる推定値が出力される。
【0063】一方これら領域Aの出力に対し領域Bの出
力がされる場合は、領域Aに比べて領域Bは工程の遅れ
がはなはだしい場合であるため、試験消化能力が十分で
あるか、障害処置能力が十分であるか、障害処置時間は
十分であるか、設備は十分であるか、等の問題点の提起
がなされる。そしてそれぞれに対して実績と推定が出力
されるとともに、その改善を行なうための値、及びコメ
ントが出力される。
【0064】次に領域Cは品質が悪い場合であるため、
領域Cの品質欄には実績及び推定の他に改善値が出力さ
れる。領域Dに対しては品質と工程が問題となっている
ため、品質と工程の両方に対して問題提起がなされると
ともにその問題を解決するための改善値がそれぞれ出力
される。なお、把握されていない状態に対しては、評価
不可というガイドが出力される。
【0065】図20及び図21においてXXXXと記載
されたところは実績値、推定値、改善値等の数値が出力
される。あるいは、日付が出力される場合もある。ある
いは、単語や言葉が出力される場合もある。これら数
値、文字、日付のいずれかが出力されるかは設計段階、
あるいは製作段階、あるいは試験段階においてそれぞれ
作業が異なるため、その作業の実績値や推定値や改善値
を表現するものが選択されて出力される。
【0066】なお、図20及び図21においてはA,
B,C,Dという領域に分けてガイドを出力する場合に
ついて説明したが、a0〜a3,b0〜b3というよう
な個々のマトリクスそれぞれに対応して図20及び図2
1に示したようなガイドを出力するようにしても構わな
い。
【0067】実施例7.上記実施例においてはソフトウ
ェアの開発プロジェクトの例にして説明したが、この発
明はソフトウェアの開発プロジェクトに適用できるばか
りでなく、その他のプロジェクトに関しても適用するこ
とが可能である。例えば家電製品や電子機器等の設計、
製作、試験等にも用いることが可能である。このように
この発明はプロジェクトを遂行するにあたりそのプロジ
ェクトの工程を管理する必要がある場合であり、かつそ
のプロジェクトから生み出される対象物の品質を管理す
る必要がある場合には適用することが可能である。
【0068】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、工程と
品質の両面にわたって目標/実績対比評価が行われるの
で、プロジェクトの工程と品質の管理を関連づけて管理
することが可能になる。また、ガイドの出力により、即
座に目標未達成作業に対する積み残し作業量が定量的に
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプロジェクト進捗管理方式の一実施
例を示す図である。
【図2】この発明の一実施例による計画値の設定及び実
績値の収集の情報を示す図である。
【図3】この発明の一実施例による計画値の設定及び実
績値の収集の情報を示す図である。
【図4】この発明の一実施例による計画値の設定及び実
績値の収集の情報を示す図である。
【図5】この発明の一実施例による品質目標値の設定情
報の一例を示す図である。
【図6】この発明の一実施例による品質管理項目とその
基準を示す図である。
【図7】この発明の一実施例による品質管理項目とその
基準を示す図である。
【図8】この発明の一実施例による品質管理項目とその
基準を示す図である。
【図9】この発明の一実施例による評価基準の一例を示
す図である。
【図10】この発明の一実施例による目標/実績対比評
価表を示す図である。
【図11】この発明の一実施例による目標/実績対比評
価表を示す図である。
【図12】この発明の一実施例による目標/実績対比評
価表を示す図である。
【図13】この発明の一実施例による目標/実績対比評
価表を示す図である。
【図14】この発明の一実施例による目標/実績対比評
価表を示す図である。
【図15】この発明の一実施例による目標/実績対比評
価表を示す図である。
【図16】この発明の一実施例による目標/実績対比評
価表を示す図である。
【図17】この発明の一実施例による目標達成ガイドの
一例を示す図である。
【図18】この発明の一実施例による目標達成ガイドの
一例を示す図である。
【図19】この発明の一実施例による目標達成ガイドの
一例を示す図である。
【図20】この発明の一実施例による目標達成ガイドの
一例を示す図である。
【図21】この発明の一実施例による目標達成ガイドの
一例を示す図である。
【図22】従来のプロジェクト進捗管理方式を示す図で
ある。
【図23】ソフトウェアシステム開発障害管理方式を示
す図である。
【図24】従来の工程進捗管理表を示す図である。
【符号の説明】
10 計画設定手段 11 計画値入力部 12 計画値記憶部 13 工程計画値 14 品質目標値 20 実績収集手段 21 実績値入力部 22 実績値記憶部 23 工程実績値 24 品質実績値 30 基準設定手段 31 基準値入力部 32 基準値記憶部 33 工程評価基準 34 品質評価基準 40 比較部 50 評価部 51 品質目標未達成判断部 60 目標/実績対比評価表 70 目標達成ガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有するプロジェクト進捗管
    理方式(a)プロジェクトの工程計画と、各工程が目的
    とする対象の品質目標とを設定する計画設定手段、
    (b)各工程の作業実績と、その作業実績に基づく対象
    の品質実績とを収集する実績収集手段、(c)プロジェ
    クトの各工程とその対象の品質とを評価する評価基準を
    設定する基準設定手段、(d)上記計画設定手段により
    設定した工程計画と品質目標と、上記実績収集手段によ
    り収集した作業実績と品質実績とをそれぞれ比較する比
    較手段、(e)上記比較手段により比較した結果を、上
    記基準設定手段により設定した評価基準により評価しそ
    の評価結果を出力する評価手段。
  2. 【請求項2】 上記評価手段は、工程に関する評価結果
    と品質に関する評価結果とを対にして、出力することを
    特徴とする請求項1記載のプロジェクト進捗管理方式。
  3. 【請求項3】 上記評価手段は、評価結果として定量的
    数値を出力するとともに、その定量的数値に付随してそ
    の定量的数値に対応する視覚的に識別可能な識別表示を
    出力することを特徴とする請求項1記載のプロジェクト
    進捗管理方式。
  4. 【請求項4】 上記評価手段は、品質評価の結果、品質
    目標未達成の場合、各工程毎に品質目標を達成するため
    のガイドを出力することを特徴とする請求項1記載のプ
    ロジェクト進捗管理方式。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08190584A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Nec Corp ワークフローシステム
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