JP2013033391A - レビュー評価システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作成されたレビュー議事録と各種テーブルの情報からレビューの品質を評価する。レビュー品質評価は、(1)レビューに費やした工数評価、(2)レビュー指摘件数の評価、(3)レビューに参加したレビューアのスキルレベル評価について実施し、対象プロジェクトに適合したレビューの質、量で評価できる。レビューア、レビューイのスキルレベルに応じて評価指標を対応付けているため、適正な評価ができる。また、評価結果は、関係者に通知される。
【選択図】図1
Description
すなわち、特許文献1には、レビューの品質を各プロジェクトの特徴に合わせて統計解析し、レビューの統計情報に基づきレビュー品質の評価を行うシステムが提案されている。統計情報はレビュー速度:(レビュー対象規模)/(レビュー総時間)と欠陥密度:(不具合件数)/(レビュー対象規模)の統計計算によりレビュー品質を評価している。
課題1:成功した類似プロジェクトデータが多数必要になる。
上述の従来技術では、統計情報に基づく、品質評価であるため、一定の成功した類似プロジェクトデータが集まらなければ有用な標準統計指標として利用することができない。
上述の従来技術では、レビュー速度により、レビューの急ぎすぎによる欠陥の見落としを防止し、さらに、欠陥密度により、指摘件数が足りないか評価している。しかしながら、レビュー品質に係るレビューア、レビューイのスキルレベルについては何ら記載されていない。
(c)レビューに参加したレビューアと人数を前記レビュー議事録から求め、前記開発者情報テーブルのスキルレベルを参照し、レビューに参加したレビューアのスキルレベルを求め、前記品質指標テーブルの必須スキルレベルと必須人数からレビューア充足度を求めるレビューア充足度算出手段と、前記(a)〜(c)で求めた品質データを前記品質データ格納ファイルに記憶させる品質データ格納ファイル記憶手段と、前記(a)〜(c)で求めた品質データと品質指標データとを比較する品質指標データ比較手段と、(1)レビューに費やした工数を評価する工数評価手段と、(2)レビュー指摘件数を評価するレビュー指摘件数評価手段と、(3)レビューに参加したレビューアのスキルレベルと人数を評価するスキル評価手段と、前記評価結果を電子メールで所定の送信先に送信する電子メール送信手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介してクライアント端末及び管理サーバが接続されているレビュー評価方法において、前記管理サーバは、レビュー議事録に記載されたレビュー指摘件数、レビューに参加したレビューア、レビューイ、レビューに費やした時間を含むレビュー議事録を記憶し、レビューア、レビューイのスキルレベルを含む開発者情報を予め記憶し、レビューの品質指標データとなる、レビューアの必須スキルレベルと必須人数、レビュー作業充当率、レビュー指摘率を含む品質指標データを予め記憶し、スキルレベルに対応する評価係数を含むスキル係数情報を予め記憶し、対象プロジェクトの規模を表す工数、プログラムステップ数を含むプロジェクト規模見積り情報情報をを予め記憶し、レビューの品質に係る品質データを記憶し、前記クライアント端末から受信したレビュー議事録を記憶させるステップと、(a)レビューに費やした工数を前記レビュー議事録から求め、前記レビュー議事録から求めたレビュー工数と前記プロジェクト規模見積り情報の工程工数から工程工数当たりのレビュー作業充当率を求めるレビュー作業充当率算出ステップと、(b)レビュー指摘件数を前記レビュー議事録から求め、前記レビュー議事録から求めたレビュー指摘件数と前記プロジェクト規模見積り情報のプログラムステップ数からプログラム当たりのレビュー指摘率を求めるステップと、(c)レビューに参加したレビューアと人数を前記レビュー議事録から求め、前記開発者情報のスキルレベルを参照し、レビューに参加したレビューアのスキルレベルを求め、前記品質指標データの必須スキルレベルと必須人数からレビューア充足度を求めるステップと、前記(a)〜(c)で求めた品質データを記憶させるステップと、前記(a)〜(c)で求めた品質データと前記品質指標データとを比較するステップと、(1)レビューに費やした工数を評価するステップと、(2)レビュー指摘件数を評価するステップと、(3)レビューに参加したレビューアのスキルレベルと人数を評価するステップと、前記(1)〜(3)の前記評価結果を電子メールで所定の送信先に送信するステップと、からなることを特徴とする。
<レビュー評価システムの概要>
図1は、本発明の実施形態に係るレビュー評価システムの構成概要を示す図である。図1において本発明の実施形態に係るレビュー評価システムは、レビューを評価する管理サーバ10と、電子メールを送受信するクライアント端末である端末30と、により構築され、ネットワーク40を介して管理サーバ10及び端末30が通信可能に接続されている。なお、ネットワーク40は、有線、無線を問わず既存の公衆網、LAN、WANなどを用いることができる。
<管理サーバの機能構成>
図1において、管理サーバ10は、実行部11と記憶部14で構成され、実行部110は、端末30からレビュー議事録が添付された電子メールを受信するメール受信部12と、メール受信部12から転送されたレビュー議事録の内容と記憶部に記憶された各種テーブル16〜20の情報からレビューの品質を評価し、評価結果を電子メールで所定の送信先に送信するレビュー評価処理部13とを備え、記憶部14は、評価対象のレビューに関するレビュー議事録を記憶するレビュー議事録ファイル15と、開発プロジェクトに係るメンバーの情報を予め記憶しておく開発者情報テーブル16と、開発工程毎の標準作業者に対するレビューを評価する指標を予め記憶しておく品質指標1設定テーブル17と、開発工程毎のレビューイに対するレビューを評価する指標を予め記憶しておく品質指標2設定テーブル17と、品質指標1設定テーブル17に対するレビューイのスキルレベルに応じた補正係数を予め記憶しておくスキル係数テーブルと、レビュー対象の成果物に対する見積り工数とプログラムのステップ数を予め記憶しておくプロジェクト規模見積りテーブル20と、レビュー評価処理部13でレビューの品質データを求め、求めた結果を記憶する品質データ格納ファイル21とを備えている。
レビュー作業充当率でレビュー品質を評価する。レビュー議事録に記載のレビュー時間とレビュー参加人数からレビュー工数(時間)を求める。次に、レビュー議事録に記載のレビュー対象工程に対応するプロジェクト規模見積りテーブル20の工数(時間)を抽出し、下記の式でレビュー作業充当率を求める。
さらに、レビュー対象工程に対応する品質指標1設定テーブル17の閾値を抽出し、レビュー議事録に記載のレビューイとレビュー対象工程に対応する開発者情報テーブル16のレビューイスキルレベルを抽出し、次に、抽出したスキルレベルに対応するスキル係数テーブルの係数を抽出し、抽出した係数を閾値に掛けた補正後の閾値(品質指標データ)と求めたレビュー作業充当率(品質データ)を比較し、品質指標の範囲内であれば適正と判断する。また、レビュー対象が工程単位ではなく成果物単位の場合は、工程を成果物に置き換え、同様に処理する。
レビュー指摘率でレビュー品質を評価する。レビュー議事録に記載の決定事項、指摘事項、フォロー事項の項目から指摘件数合計を求める。次に、プロジェクト規模見積りテーブル20のステップ数(K Step)を抽出し、下記の式でレビュー指摘率を求める。
さらに、レビュー対象工程に対応する品質指標1設定テーブル17の閾値を抽出し、レビュー議事録に記載のレビューイとレビュー対象工程に対応する開発者情報テーブル16のレビューイスキルレベルを抽出し、次に、抽出したスキルレベルに対応するスキル係数テーブルの係数を抽出し、抽出した係数を閾値に掛けた補正後の閾値(品質指標データ)と求めたレビュー指摘率(品質データ)を比較し、品質指標の範囲内であれば適正と判断する。
レビューア充足度でレビューに参加したレビューアのレビュー品質を評価する。レビュー議事録に記載のレビューアとレビュー対象工程に対応する開発者情報テーブル16のレビューアスキルレベルを抽出する。次に、レビュー対象工程に対応する品質指標2設定テーブル18の必須スキルレベルと必須スキルレベルの参加人数を抽出し、下記の式でレビューア充足度を求める。
/(必須スキルレベル×参加人数)
すなわち、レビューに参加したレビューアのスキルレベル×人数が式の分子となり、品質指標2設定テーブル18の必須スキルレベル×必須スキルレベルの参加人数が分母となる。求めたレビューア充足度(品質データ)と「1」(品質指標データ)を比較し、レビューア充足度が「1」以上であれば適正と判断する。
<管理サーバのハードウェア構成>
なお、図示はしていないが、管理サーバ10としての機能を実現するためのハードウェア資源として、例えば、CPU、記憶装置、入出力装置、各種インターフェースなど、を周知の構成として備えており、また当然ながら、上記のごとき機能を実現させるためのプログラムを上記記憶装置内に格納している。記憶部120は上述の記憶装置により実現され、また、実行部11内の各構成は、上述のCPU、記憶装置、各種インターフェース等のハードウェア資源と後述する処理フローを実行する各種プログラムにより実現される。
<クライアント端末の機能とハードウェア構成>
一方、クライアント端末としての端末30は、図示はしていないが、上記した所定のテーブルに情報(初期情報)を入力するための設定画面と、送受信するための通信機能および管理サーバ10の記憶部14内にある各種ファイル、テーブルの内容を表示する機能を備えている。また、図示はしていないが、端末30としての機能を実現するためのハードウェア資源として、例えば、CPU、記憶装置、入出力装置、各種インターフェースなど、を周知の構成として備えており、また上記のごとき機能を実現させるためのプログラムを端末30の上記記憶装置内に格納している。
<記憶部のテーブルおよびファイル構成>
図2は、開発者情報テーブル16の構成を示す図である。図2は、開発プロジェクト毎に作成され、その開発プロジェクトに係るメンバーのスキル及びレビュー評価結果の送信先情報をシステム運用前に予め登録しておく。次に各項目について説明する。
1.氏名:開発プロジェクトに係るメンバーの氏名を登録する。開発プロジェクトに係るすべてのレビューを含むレビューア、レビューイの氏名も登録されている。
2.登録者種別:氏名に対応する登録種別を登録する。開発プロジェクトにおける役割を示す。例えば、登録種別がPM(プロジェクトマネージャー)であれば、全ての議事録を確認する必要がある。
3.メールアドレス:氏名に対応する電子メールアドレスを登録する。
4.電話番号:氏名に対応する電話番号を登録する。
5.スキルレベル:開発対象製品、システム設計、詳細設計、プログラム作成、試験毎に設定する。システム設計は、要求分析、ユーザーインターフェース設計、システム構造設計の工程に対応し、詳細設計は、プログラム構造設計の工程に対応し、プログラム作成は、プログラミングの工程に対応し、試験は、プログラムテスト、結合テスト、システムテストの工程に対応している。スキルレベル(数値)の定義は、図5のスキル係数テープルの説明で後述する。
1.必須スキルレベル
レビューに参加するレビューアの必要レベルを登録する。
2.必須スキルレベルの参加人数
必須スキルレベル以上を保持したレビューアの最低限参加すべき人数を登録する。
スキル係数テーブル19には、スキルレベル毎に呼称、係数、概要をシステム運用前に予め登録しておく。
図8は、図7のレビュー議事録に記載される項目を説明するための図である。レビュー議事録には、レビュー議題、開発工程、レビュー対象の成果物、参加者としてレビューイ、レビューアの氏名、参加人数、レビューに要した時間または開始時刻〜終了時刻、指摘事項、決定事項、フォロー事項、議事内容などが記載されている。
指摘事項、決定事項、フォロー事項の件数を集計して格納する。レビュー議事録のフォロー事項と議事内容が同一の内容となっている場合は、指摘事項にカウントされているため、フォロー事項のカウント対象がら除外する。
レビュー作業充当率は、下記の式で求める。
レビュー作業充当率=レビュー工数/工程全体工数
レビュー工数は、レビュー議事録に記載のレビュー時間とレビュー参加人数からレビュー工数(時間)を求める。工程全体工数は、プロジェクト見積りテーブルに記載のレビューに対応する開発工程の工数(見積り)である。
レビュー指摘率は、下記の式で求める。
レビュー指摘率=指摘件数合計/プログラムステップ数
プログラムステップ数は、プロジェクト見積りテーブル20に記載の全体ステップ数である。レビュー対象が、機能単位のプログラムの場合は、機能ごとのプログラムステップ数である。
4.レビューア充足度
レビューア充足度は、下記の式で求める。
/(必須スキルレベル×参加人数)
必須スキルレベル×必須スキルレベル保有者数は、レビュー議事録に記載のレビューアに対応する開発者情報テーブルのレビューアスキルレベルを抽出し、レビューの開発工程に対応した品質指標2設定テーブルの必須スキルレベル以上のスキルを持った参加者について必須スキルレベル×必須スキルレベル保有者数を計算する。
<評価結果に応じた電子メール例>
図10Aは、管理サーバからの評価結果送信メールの例1を示す図である。図10Aは、レビューが適正に行われた場合の例である。
図10Cは、管理サーバからの評価結果送信メールの例3を示す図である。図10Cは、レビューに参加したレビューアのスキルレベル評価で目標スキルに対して不足していると判断し、かつ、レビュー指摘件数の評価で目標件数を下回っていると判定した場合の例である。
<サーバ処理手順>
図11は、レビュー議事録を管理するサーバ処理手順の一例を示すフローチャートである。図11は、メール受信部12のプログラム処理であるメール受信処理とレビュー評価処理部13のプログラム処理であるレビュー評価処理のフローチャートである。
<レビューに費やした工数評価方法の説明補足・・・数値を使った例>
レビューに費やした工数評価について、図2、図3、図5、図6、図7のテープル及びレビュー議事録にある数値を基にシステム構造設計レビューを例に説明する。
図6のプロジェクト規模見積りテーブル20のシステム構造設計の工数「40」と、図7のレビュー議事録のレビュー時間「2.0」×参加人数「4」からレビュー作業充当率「20」(%)を求める。
<レビュー指摘件数の評価方法の説明補足・・・数値を使った例>
レビュー指摘件数の評価について、図2、図3、図5、図6、図7のテープル及びレビュー議事録にある数値を基にシステム構造設計レビューを例に説明する。
図6のプロジェクト規模見積りテーブル20の全体ステップ数「50」と、図7のレビュー議事録の決定事項、指摘事項、フォロー事項の項目(図示せず)を集計した指摘件数合計「45」(図示せず)からレビュー指摘率「0.9」を求める。
<レビューに参加したレビューアのスキルレベルと人数の評価の説明補足・・・数値を使った例>
レビューに参加したレビューアのスキルレベルと人数の評価について、図2、図4、図7のテーブル及びレビュー議事録にある数値を基にシステム構造設計レビューを例に説明する。
/(必須スキルレベル×参加人数)
すなわち、レビューに参加したレビューアのスキルレベル(必須レベル以上)「3」×人数「3」が式の分子となり、図4の品質指標2設定テーブル18の必須スキルレベル「3」×必須スキルレベルの参加人数「2」が分母となる。求めたレビューア充足度「1.5」と「1」を比較し、レビューア充足度が「1」以上であれば適正と判断する。今回の例では、求めたレビューア充足度が品質指標「1」以上であるため、適正と判断される。
<実施例の効果>
上述した本実施例によれば、作成されたレビュー議事録と各種テーブルの情報からレビューの品質を評価することができる。レビュー品質評価は、(1)レビューに費やした工数評価、(2)レビュー指摘件数の評価、(3)レビューに参加したレビューアのスキルレベル評価について実施し、対象プロジェクトに適合したレビューの質、量で評価できる。レビューア、レビューイのスキルレベルに応じて評価指標を対応付けているため、膨大な過去の成功ブロジェクトの情報から統計情報を作成し、この統計情報を参考に評価指標を設けることなく、適正な評価ができる。
11 実行部
12 メール受信部
13 レビュー評価処理部
14 記憶部
15 レビュー議事録ファイル
16 開発者情報テーブル
17 品質指標1設定テーブル
18 品質指標2設定テーブル
19 スキル係数テーブル
20 プロジェクト規模見積りテーブル
21 品質データ格納ファイル
30 端末
40 ネットワーク
Claims (6)
- ネットワークを介してクライアント端末及び管理サーバが接続されているレビュー評価システムにおいて、
前記管理サーバは、記憶部と実行部とを備え、
前記記憶部は、
レビュー議事録に記載されたレビュー指摘件数、レビューに参加したレビューア、レビューイ、レビューに費やした時間を含む情報を記憶するレビュー議事録ファイルと、
レビューア、レビューイのスキルレベルを含む情報を予め記憶しておく開発者情報テーブルと、
レビューの品質指標データとなる、レビューアの必須スキルレベルと必須人数、レビュー作業充当率、レビュー指摘率を含む情報を予め記憶しておく品質指標テーブルと、
スキルレベルに対応する評価係数を予め記憶しておくスキル係数テーブルと、
対象プロジェクトの規模を表す工数、プログラムステップ数を含む情報を予め記憶しておくプロジェクト規模見積りテーブルと、
レビューの品質データを記憶する品質データ格納ファイルとを備え、
前記実行部は、
メール受信部とレビュー評価処理部とを備え、
メール受信部は、
前記クライアント端末から受信したレビュー議事録を前記レビュー議事録ファイルに記憶させるレビュー議事録記憶手段と、
レビュー評価処理部に前記レビュー議事録を転送するレビュー議事録転送手段とを備え、
レビュー評価処理部は、
(a)レビューに費やした工数を前記レビュー議事録から求め、前記レビュー議事録から求めたレビュー工数と前記プロジェクト規模見積りテーブルの工程工数から工程工数当たりのレビュー作業充当率を求めるレビュー作業充当率算出手段と、
(b)レビュー指摘件数を前記レビュー議事録から求め、前記レビュー議事録から求めたレビュー指摘件数と前記プロジェクト規模見積りテーブルのプログラムステップ数からプログラム当たりのレビュー指摘率を求めるレビュー指摘率算出手段と、
(c)レビューに参加したレビューアと人数を前記レビュー議事録から求め、前記開発者情報テーブルのスキルレベルを参照し、レビューに参加したレビューアのスキルレベルを求め、前記品質指標テーブルの必須スキルレベルと必須人数からレビューア充足度を求めるレビューア充足度算出手段と、
前記(a)〜(c)で求めた品質データを前記品質データ格納ファイルに記憶させる品質データ格納ファイル記憶手段と、
前記(a)〜(c)で求めた品質データと品質指標データとを比較する品質指標データ比較手段と、
(1)レビューに費やした工数を評価する工数評価手段と、
(2)レビュー指摘件数を評価するレビュー指摘件数評価手段と、
(3)レビューに参加したレビューアのスキルレベルと人数を評価するスキル評価手段と、
前記評価結果を電子メールで所定の送信先に送信する電子メール送信手段とを備えることを特徴とするレビュー評価システム。 - 請求項1記載のレビュー評価システムにおいて、
前記工数評価手段または前記レビュー指摘件数評価手段は、前記開発者情報テーブルからレビューイのスキルレベルを取得し、前記スキル係数テーブルから前記スキルレベルに対応する評価係数を取得し、品質指標テーブルからレビュー対象成果物に対応する品質指標範囲を取得し、前記品質指標範囲を前記評価係数で補正した品質指標範囲に前記レビュー作業充当率または前記レビュー指摘率があれば、妥当な品質と評価することを特徴とするレビュー評価システム。 - 請求項1記載のレビュー評価システムにおいて、
前記スキル評価手段は、前記レビューア充足度が1以上を妥当な品質と評価することを特徴とするレビュー評価システム。 - ネットワークを介してクライアント端末及び管理サーバが接続されているレビュー評価方法において、
前記管理サーバは、
レビュー議事録に記載されたレビュー指摘件数、レビューに参加したレビューア、レビューイ、レビューに費やした時間を含むレビュー議事録を記憶し、
レビューア、レビューイのスキルレベルを含む開発者情報を予め記憶し、
レビューの品質指標データとなる、レビューアの必須スキルレベルと必須人数、レビュー作業充当率、レビュー指摘率を含む品質指標データを予め記憶し、
スキルレベルに対応する評価係数を含むスキル係数情報を予め記憶し、
対象プロジェクトの規模を表す工数、プログラムステップ数を含むプロジェクト規模見積り情報情報をを予め記憶し、
レビューの品質に係る品質データを記憶し、
前記クライアント端末から受信したレビュー議事録を記憶させるステップと、
(a)レビューに費やした工数を前記レビュー議事録から求め、前記レビュー議事録から求めたレビュー工数と前記プロジェクト規模見積り情報の工程工数から工程工数当たりのレビュー作業充当率を求めるレビュー作業充当率算出ステップと、
(b)レビュー指摘件数を前記レビュー議事録から求め、前記レビュー議事録から求めたレビュー指摘件数と前記プロジェクト規模見積り情報のプログラムステップ数からプログラム当たりのレビュー指摘率を求めるステップと、
(c)レビューに参加したレビューアと人数を前記レビュー議事録から求め、前記開発者情報のスキルレベルを参照し、レビューに参加したレビューアのスキルレベルを求め、前記品質指標データの必須スキルレベルと必須人数からレビューア充足度を求めるステップと、
前記(a)〜(c)で求めた品質データを記憶させるステップと、
前記(a)〜(c)で求めた品質データと前記品質指標データとを比較するステップと、
(1)レビューに費やした工数を評価するステップと、
(2)レビュー指摘件数を評価するステップと、
(3)レビューに参加したレビューアのスキルレベルと人数を評価するステップと、
前記(1)〜(3)の前記評価結果を電子メールで所定の送信先に送信するステップと、
からなることを特徴とするレビュー評価方法。 - 請求項4記載のレビュー評価方法において、
前記(1)レビューに費やした工数を評価するステップ、または前記(2)レビュー指摘件数を評価するステップは、前記開発者情報からレビューイのスキルレベルを取得し、前記スキル係数情報から前記スキルレベルに対応する評価係数を取得し、品質指標情報からレビュー対象成果物に対応する品質指標範囲を取得し、前記品質指標範囲を評価係数で補正した品質指標範囲に前記レビュー作業充当率、または前記レビュー指摘率があれば、妥当な品質と評価することを特徴とするレビュー評価方法。 - 請求項4記載のレビュー評価方法において、
前記(3)レビューに参加したレビューアのスキルレベルと人数を評価するステップは、前記レビューア充足率が1以上を妥当な品質と評価することを特徴とするレビュー評価方法。
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