JP2007207029A - プロジェクト進捗管理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レビュー実施回数や課題件数や不具合件数に基づいてフェーズ移行の可否を判断する場合、コンポーネントの開発規模、難易度、担当者のスキルといったパラメータが曖昧なために、適確なフェーズ移行の判断が困難である。
【解決手段】
開発規模、難易度、担当者のスキルといったパラメータは作業タスクの工数と密接な関係があることを利用する。すなわち、作業工数に基づいて、単位工数あたりのレビュー実施回数、課題件数、不具合件数などを算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクトの複数の作業担当者が、各作業を計画し、計画で設定した完了日までに確実に完了することを目的とするプロジェクト進捗管理方法の改良に関するものである。
図25は、従来のプロジェクト進捗管理手順を示す。1の顧客要求仕様書から、要求項目を2の要件リストに列挙する。そして、3に登録した顧客製品スケジュールを考慮して、顧客へのプロダクトリリースイベントを4のプロダクトリリーススケジュール表に列挙する。どの要求項目をどのリリースイベントに対応するか検討し、要求項目ごとにプロダクトリリースイベントとの関係を2の要件リストで明確にする。2の要件リストに列挙した要求項目ごとに、必要とする作業タスクを5のプロジェクト作業タスクスケジュール表に列挙する。その作業タスクごとに、工数見積とスケジュール(開始日と完了日)を計画する。プロジェクトに必要とする全ての作業タスクの見積とスケジュールが完了した時点で、顧客へのプロダクトリリースイベントごとに、リリース日程を決定する。決定したリリース日程が、顧客製品スケジュールに影響するか確認し、プロジェクトの作業タスク調整や顧客との調整を実施し、最終の計画を決定する。そして、その計画を基盤に、作業タスクを実施し、その作業タスク実績(工数、スケジュール)を5のプロジェクト作業タスクスケジュール表に記録する(例えば、特許文献1参照)。
また、作業タスク実施上の課題やプロダクトの不具合が発生すれば6の課題管理リストや7の不具合管理リストに記録する。プロジェクトの管理者は進捗管理として、5のプロジェクト作業タスクスケジュール表、6の課題管理リスト、7の不具合管理リストを利用して、定期的にプロジェクトの遅れと課題、不具合発生状況と対応状況を確認し、顧客へのプロダクトリリース日程を厳守可能か判断する。そして、プロジェクトの管理者は、適確な対応を進め、適切な是正処置を講じてきた。
近年では、開発するプロダクトの大規模化により、大規模化したプロダクトを複数に分割し、プロジェクトのメンバを複数に分割して、その分割化したメンバをサブプロジェクトとして構成し、そのサブプロジェクトごとに分割したプロダクトの開発の責任を与え、推進することが一般的となってきた。すなわち、サブプロジェクトごとにコンポーネント(機能もしくは、顧客要求項目)の設計と実装(ソフトウェア開発であればコーディング)とテストを進める。そして、顧客にプロダクトを提供する前に、各コンポーネントを結合したプロダクトの結合テストと複合テストを実施し、テスト結果を評価して顧客にプロダクトを提供する開発プロセスの採用が主流となっている。
また、開発するプロダクトの大規模化と複雑化により、テストケースが増大し、結合テストや複合テストに必要とする工数も増大している。また、結合テスト以降に発生した不具合による後戻り工数(再設計を含む不具合の修正工数)も増大し、プロジェクトの重要課題となっている。その重要課題を解決するための3つの取り組みが実施されている。1つ目は、設計工程や実装工程での品質向上を目的として効果的なレビューの導入である。2つ目は、結合テストに移行する時点での品質を見極め、工程移行可能か判断する取り組みである。最後は、コンベツル曲線を利用した品質管理手法の導入である(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−139588号公報(第2−3頁、図5) 特開2002−342118号公報(第2−4頁)
しかし、従来の技術で示したプロジェクト進捗管理手法では、課題管理リストや不具合管理リストがプロジェクトとして一元管理されたため、開発するプロダクトの大規模化により、膨大な課題件数と不具合件数を管理することになり、各コンポーネントに関する課題や不具合の対応状況を確認する作業が繁雑となっている。
また、結合テストに移行する時点で、コンポーネントごとに適切なレビュー実施やテスト実施がされたか判断する材料として、コンポーネントごとのレビュー実施回数や課題発生件数や不具合件数で判断してきたが、コンポーネントの開発規模や難易度や担当者のスキルを考慮して、レビュー実施回数や課題件数や不具合件数を利用して移行可能か判断すると、開発規模や難易度や担当者のスキルの3つのパラメータは曖昧な情報であるため、移行可能か判断することが適確にできない問題があった。
また、結合テストに移行する時点で、コンポーネントごとに適切なレビュー実施やテスト実施がされたか判断する材料として、コンポーネントごとの課題発生件数や不具合件数で判断してきたが、1件ごとの課題や不具合の内容には、軽微な内容から致命的な内容までバラツキがあり、軽微な1件と致命的な1件を同じ1件として扱うことにより、移行可能か判断することが適確にできない問題があった。
本発明は、コンポーネントごとの品質見極めを確実にして、結合テスト以降に発生した不具合による後戻り工数を最小化することを目的とするプロジェクト進捗管理装置を利用して、上記課題を解決するために、以下に示す進捗管理の方法を利用した。
コンポーネントごとに1つ以上の作業タスクの工数見積りと予定開始日・予定完了日のスケジューリングを行い、その作業タスクの工数実績と開始日・終了日の実績報告を行うと同時に、1つ以上の作業タスク実施結果として発生した課題内容をコンポーネントごとに記録し、課題を解決まで追跡を行い、コンポーネントごとの課題の発生状況を発生日と件数で表示されたグラフを利用し、適切な課題抽出ができているか判断する。
開発規模や難易度や担当者のスキルの3つのパラメータは曖昧な情報であるため、移行可能か判断することが適確にできない問題に対して、開発規模や難易度や担当者のスキルは作業タスクの工数と密接な関係があることを利用する。開発規模が大きければ、設計や実装にかかる工数は規模に比例して大きくなる。また、難易度が高ければ、設計や実装にかかる工数は難易度に比例して大きくなる。さらに、担当者のスキルが低くければ、設計や実装にかかる工数はスキルに反比例して大きくなる。この特徴を利用する。
コンポーネントごとの作業タスクの実績工数と予定残工数の総和とコンポーネントごとの課題発生件数との比率を演算し、コンポーネントごとの作業タスクの実績工数と予定残工数の総和とコンポーネントごとの不具合発生件数との比率を演算し、コンポーネントごとの作業タスク工数あたりの課題件数と作業タスク工数あたりの不具合発生件数を発生日と件数で表示されたグラフを利用し、適切な課題抽出と不具合抽出ができているか判断する。さらに、コンポーネントごとに関連する作業タスク完了率と作業タスク工数あたりの課題発生件数と作業タスク工数あたりの不具合発生件数を一覧で表示された表を利用し、コンポーネントごとの課題抽出と不具合抽出が適切か判断する。
すでに完了したプロジェクトのコンポーネントごとの作業タスク実績工数と課題発生件数を利用して、類似した完了プロジェクトを選択し、その選択したプロジェクトのデータから、コンポーネントごとの作業タスクの実績工数の総和とコンポーネントごとの課題発生件数との比率を演算した作業単位工数あたりの課題発生件数を参考値として、開発するコンポーネントごとに、見積った作業工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりの課題発生件数とで演算し、課題発生累計件数目標値を決定する。
また、選択したプロジェクトの作業タスクの実績工数の総和と、選択したプロジェクトの課題発生件数との比率を演算した作業単位工数あたりの課題発生件数を参考値として、プロジェクトの総見積工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりの課題発生件数とで演算し、課題発生累計件数目標値を決定する。作業タスク工数あたりの課題発生件数が、あらかじめ設定した課題発生累計件数目標値を中心値とした一定の範囲内にあるか判断する。例えば、設定した目標値の±10%の範囲内に作業タスク工数あたりの課題発生件数であれば移行可能と判断する。この判断には、コンポーネントの目標値とプロジェクトの目標値の2つの値を利用して判断する。
プロジェクトを開始する時点でプロダクトの開発に必要とする工程名称(仕様検討、設計、実装、テスト等)とその説明を入力し、さらに、入力した工程の中から課題発生と関係する工程を選択し、コンポーネントごとに1つ以上の作業タスクの工数見積りと予定開始日・予定完了日のスケジューリングを行い、それら作業タスクごとにあらかじめ用意した工程名称の中から1つ選択し入力する。コンポーネントごとの作業タスクの中から課題発生と関係する工程の作業タスクを抽出し、それら作業タスクの実績工数と予定残工数の総和とコンポーネントごとの課題発生件数との比率を演算し、コンポーネントごとの作業タスク工数あたりの課題件数を発生日と件数で表示されたグラフを利用し、適切な課題抽出ができているか判断する。
すでに完了したプロジェクトのコンポーネントごとの作業タスク実績工数と課題発生件数を利用して、類似した完了プロジェクトを選択し、その選択したプロジェクトのデータから、コンポーネントごとの課題発生に関係する工程の作業タスクの実績工数の総和と課題発生件数との比率を演算し、作業単位工数あたりの課題発生件数を参考値として、開発するコンポーネントごとに、課題発生に関係する工程の作業見積工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりの課題発生件数とで演算し、課題発生累計件数目標値を決定する。
また、選択したプロジェクトの課題発生に関係する工程の作業タスクの実績工数の総和と、選択したプロジェクトの課題発生件数との比率を演算した作業単位工数あたりの課題発生件数を参考値として、プロジェクトの課題発生に関係する工程の総見積工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりの課題発生件数とで演算し、課題発生累計件数目標値を決定する。作業タスク工数あたりの課題発生件数が、あらかじめ設定した課題発生累計件数目標値を中心値とした一定の範囲内にあるか判断する。例えば、設定した目標値の±10%の範囲内に作業タスク工数あたりの課題発生件数であれば移行可能と判断する。この判断には、コンポーネントの目標値とプロジェクトの目標値の2つの値を利用して判断する。
コンポーネントごとにレビュー実施日とレビュー工数と参加者とレビュー内容を記録し、コンポーネントごとのレビューの実施状況を実施日と回数で表示されたグラフを利用し、コンポーネントごとのレビュー実施回数が適切か判断する。
コンポーネントごとの作業タスクの実績工数と予定残工数の総和とコンポーネントごとのレビュー実施回数との比率を演算し、作業タスク工数あたりのレビュー実施状況を実施日と回数で表示されたグラフを利用し、コンポーネントごとのレビュー実施回数が適切か判断する。
すでに完了したプロジェクトのコンポーネントごとの作業タスク実績工数とレビュー実施回数を利用して、類似した完了プロジェクトを選択し、その選択したプロジェクトのデータから、コンポーネントごとの作業タスクの実績工数の総和とレビュー実施回数との比率を演算した作業単位工数あたりのレビュー実施回数を参考値として、開発するコンポーネントごとに、見積った作業工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりのレビュー実施回数とで演算し、レビュー実施回数の目標値を決定する。
また、選択したプロジェクトの作業タスクの実績工数の総和と選択したプロジェクトのレビュー実施回数との比率を演算した作業単位工数あたりのレビュー実施回数を参考値として、プロジェクトの総見積工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりのレビュー実施回数とで演算し、レビュー実施回数の目標値を決定する。作業タスク工数あたりのレビュー実施回数が、あらかじめ設定したレビュー実施回数の目標値を中心値とした一定の範囲内にあるか判断する。例えば、設定した目標値の±10%の範囲内に作業タスク工数あたりのレビュー実施回数であれば移行可能と判断する。この判断には、コンポーネントの目標値とプロジェクトの目標値の2つの値を利用して判断する。
プロジェクトを開始する時点でプロダクトの開発に必要とする工程名称とその説明を入力し、さらに、入力した工程の中からレビュー実施と関係する工程を選択し、コンポーネントごとに1つ以上の作業タスクの工数見積りと予定開始日・予定完了日のスケジューリングを行い、それら作業タスクごとにあらかじめ用意した工程名称の中から1つ選択し入力する。コンポーネントごとの作業タスクの中からレビュー実施と関係する工程の作業タスクを抽出し、それら作業タスクの実績工数と予定残工数の総和とコンポーネントごとのレビュー実施数との比率を演算し、作業タスク工数あたりのレビュー実施状況を実施日と回数で表示されたグラフを利用し、コンポーネントごとのレビュー実施回数が適切か判断する。
すでに完了したプロジェクトのコンポーネントごとの作業タスク実績工数とレビュー実施回数を利用して、類似した完了プロジェクトを選択し、その選択したプロジェクトのデータから、コンポーネントごとのレビュー実施に関係する工程の作業タスクの実績工数の総和とレビュー実施回数との比率を演算し、作業単位工数あたりのレビュー実施回数を参考値として、開発するコンポーネントごとに、レビュー実施に関係する工程の作業見積工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりのレビュー実施回数とで演算し、レビュー実施回数の目標値を決定する。また、選択したプロジェクトのレビュー実施に関係する工程の作業タスクの実績工数の総和と、選択したプロジェクトのレビュー実施回数との比率を演算した作業単位工数あたりのレビュー実施回数を参考値として、プロジェクトのレビュー実施に関係する工程の総見積工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりのレビュー実施回数とで演算し、プロジェクトのレビュー実施回数目標値を決定する。
作業タスク工数あたりのレビュー実施回数が、あらかじめ設定したレビュー実施回数目標値を中心値とした一定の範囲内にあるか判断する。例えば、設定した目標値の±10%の範囲内に作業タスク工数あたりのレビュー実施回数であれば移行可能と判断する。この判断には、コンポーネントの目標値とプロジェクトの目標値の2つの値を利用して判断する。
コンポーネントごとにレビュー実施日とレビュー時間と参加者とレビュー内容を記録し、レビュー時間と参加者人数を利用してレビュー実施工数を演算し、コンポーネントごとのレビューの実施状況を実施日とレビュー実施工数で表示されたグラフを利用し、コンポーネントごとにレビュー工数が適切か判断する。
コンポーネントごとの作業タスクの実績工数と予定残工数の総和とコンポーネントごとのレビュー実施工数の総和との比率を演算し、作業タスク工数あたりのレビュー実施状況を実施日とレビュー実施工数で表示されたグラフを利用し、さらに、コンポーネントごとのレビュー工数が適切か判断する。
すでに完了したプロジェクトのコンポーネントごとの作業タスク実績工数とレビュー実施工数を利用して、類似した完了プロジェクトを選択し、その選択したプロジェクトのデータから、コンポーネントごとの作業タスクの実績工数の総和とレビュー実施工数との比率を演算した作業単位工数あたりのレビュー実施工数を参考値として、開発するコンポーネントごとに、見積った作業工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりのレビュー実施工数とで演算し、レビュー実施工数の目標値を決定する。
また、選択したプロジェクトの作業タスクの実績工数の総和と選択したプロジェクトのレビュー実施工数との比率を演算した作業単位工数あたりのレビュー実施工数を参考値として、プロジェクトの総見積工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりのレビュー実施工数とで演算し、プロジェクトのレビュー実施工数の目標値を決定する。作業タスク工数あたりのレビュー実施工数が、あらかじめ設定したレビュー実施工数目標値を中心値とした一定の範囲内にあるか判断する。例えば、設定した目標値の±10%の範囲内に作業タスク工数あたりのレビュー実施工数であれば移行可能と判断する。この判断には、コンポーネントの目標値とプロジェクトの目標値の2つの値を利用して判断する。
プロジェクトを開始する時点でプロダクトの開発に必要とする工程名称とその説明を入力し、さらに、入力した工程の中からレビュー実施と関係する工程を選択し、コンポーネントごとに1つ以上の作業タスクの工数見積りと予定開始日・予定完了日のスケジューリングを行い、それら作業タスクごとにあらかじめ用意した工程名称の中から1つ選択し入力する。コンポーネントごとの作業タスクの中からレビュー実施と関係する工程の作業タスクを抽出し、それら作業タスクの見積工数もしくは実績工数の総和とコンポーネントごとのレビュー実施工数の総和との比率を演算し、コンポーネントごとの作業タスク工数あたりのレビュー実施状況を実施日とレビュー実施工数で表示されたグラフを利用し、コンポーネントごとのレビュー工数が適切か判断する。
すでに完了したプロジェクトのコンポーネントごとの作業タスク実績工数とレビュー実施工数を利用して、類似した完了プロジェクトを選択し、その選択したプロジェクトのデータから、コンポーネントごとのレビュー実施に関係する工程の作業タスクの実績工数の総和とレビュー実施工数との比率を演算し、作業単位工数あたりのレビュー実施工数を参考値として、開発するコンポーネントごとに、レビュー実施に関係する工程の作業見積工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりのレビュー実施工数とで演算し、レビュー実施工数の目標値を決定する。
また、選択したプロジェクトのレビュー実施に関係する工程の作業タスクの実績工数の総和と、選択したプロジェクトのレビュー実施工数との比率を演算した作業単位工数あたりのレビュー実施工数を参考値として、プロジェクトのレビュー実施に関係する工程の総見積工数と、目標値として入力した作業単位工数あたりのレビュー実施工数とで演算し、プロジェクトのレビュー実施工数目標値を決定する。
作業タスク工数あたりのレビュー実施工数が、あらかじめ設定したレビュー実施工数目標値を中心値とした一定の範囲内にあるか判断する。例えば、設定した目標値の±10%の範囲内に作業タスク工数あたりのレビュー実施工数であれば移行可能と判断する。この判断には、コンポーネントの目標値とプロジェクトの目標値の2つの値を利用して判断する。
大規模化したプロダクトを複数に分割し、プロジェクトのメンバを複数に分割して、その分割化したメンバをサブプロジェクトとして構成し、そのサブプロジェクトごとに分割したプロダクトの開発の責任を与え、サブプロジェクトごとにコンポーネントの設計と実装とテストを進める。そして、顧客にプロダクトを提供する前に、各コンポーネントを結合したプロダクトの結合テストと複合テストを実施し、テスト結果を評価して顧客にプロダクトを提供する開発プロセスを利用するプロジェクトにおいて、各サブプロジェクトがコンポーネントを結合テストの工程に移行するまでに、サブプロジェクトの進捗状況とレビュー実施、課題や不具合発生から解決までの状況が、連携された情報として閲覧可能になり、進捗管理と品質管理が同時にでき、サブプロジェクト単位でのマネージメントの効率が向上する。
また、各サブプロジェクトがコンポーネントを結合テストに移行する時点で、コンポーネント開発に関する全ての作業タスク完了確認、全ての課題と不具合が解決しているかの確認が速やかにでき、工程移行時の課題や不具合による対策の積み残す人的なミスがなくなり、後戻り工数が削減される。
プロジェクトの全体を管理する担当者は、各コンポーネントの進捗状況、レビュー実施状況と課題の発生と対応状況を一覧表で確認することができる。この機能により、例えば、作業タスクがほぼ完了している状況で、レビュー実施や課題発生件数がほぼ0に近いサブプロジェクトを特定することができる。よって、作業タスクの進捗に問題がないサブプロジェクトの中から潜在的な課題を持つサブプロジェクトを特定ができる。この潜在的な課題を持つサブプロジェクトは、テスト工程以降で、問題が顕在化し、後戻り工数が多大に発生する。このサブプロジェクトを早期段階で検出可能となり、プロジェクトの全体を管理する担当者が適確な対応を講じることで、後戻り工数が削減される。
また、結合テストに移行する時点で、コンポーネントごとに適切なレビュー実施やテスト実施がされたか判断する材料として、コンポーネント開発に関連する作業タスクの工数の時間あたりのレビュー実施回数、レビュー実施工数、課題発生件数で判断ができるため、従来まで課題としてきた、管理者や担当者の経験と勘に依存して利用してきた、プロダクトの品質状況を判断する3つのパラメータ(コンポーネントの開発規模、難易度、担当者のスキル)を、本発明によると定量的に判断できるため、コンポーネントの完成度を適確に把握することができ、また、移行可能判断を適確にすることができ、後戻り工数の削減が可能となる。
また、上記の方法に、実績プロジェクトのデータに基づく目標値の設定により、移行判断する時点での品質データ(コンポーネント開発に関連する作業タスクの工数の時間あたりのレビュー実施回数、レビュー実施工数、課題発生件数や不具合件数)の妥当性が高まり、確実な移行判断が可能となり、後戻り工数の削減が可能となる。
以下、本発明に係るプロジェクト進捗管理装置及び方法の一実施例を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るプロジェクト進捗管理装置の全体構成を示すブロック図である。図1において、本発明に係るプロジェクト進捗管理装置は、キーボード等の入力部10、ディスプレイ及びディスプレイに表示する画面情報を作成する表示部20、プロジェクト管理者を含むメンバからの入力情報に基づいて本装置を制御する制御部30、メモリ等の記憶部40、及び記憶部40に格納されたデータを条件抽出して演算する演算部50を備えている。
本装置は、例えば、市販のデータベースツールを利用して実現することができる。この場合、記憶部40は、プロジェクト進捗管理用にカスタマイズされたテーブルを格納する。また、制御部30の制御手順はデータベースツール固有の機能で、演算部40によるデータ条件抽出手順や演算手順等はSQL言語で記述したプログラムで、それぞれ実現することができる。
次に、記憶部40に格納される各種テーブルについて説明する。本装置は、顧客プロダクト名情報テーブルT1、顧客プロダクトスケジュール情報テーブルT2、プロダクトリリーススケジュール情報テーブルT3、プロジェクト情報テーブルT4、顧客要求項目情報テーブルT5、作業プロセス情報テーブルT6、プロジェクト作業タスク工数・スケジュール情報テーブルT7、技術レビュー議事録情報テーブルT8、課題・不具合分類情報テーブルT9、レビュー課題情報テーブルT10、及びプロダクト不具合情報テーブルT11、の計11個のテーブルを使用する。
図2は、顧客プロダクト名情報テーブルT1の具体的な内容を示す。テーブルT1は、顧客名、顧客製品名、及びこれらのいずれかを新規レコードとして格納するときに自動算出されるIDを格納する。このように、テーブルT1は、顧客が要望する項目(仕様)の実現を、顧客の要望スケジュール通りに実現することを目的として、顧客の情報(製品情報やスケジュール等のデータ)を扱う。
図3は、顧客プロダクトスケジュール情報テーブルT2の具体的な内容を示す。テーブルT2は、スケジュールイベント名、イベント日(計画)、イベント日(見込・実績)、LinkID、及びスケジュールイベント名を新規登録したときに自動算出されるIDを格納する。LinkIDはテーブルT1のIDを示している。これにより、スケジュールイベント情報がテーブルT1の顧客製品情報に関連づけられ、どのスケジュールイベント情報がどの顧客製品のものなのかが識別できるようになっている。
図4は、プロダクトリリーススケジュール情報テーブルT3の具体的な内容を示す。テーブルT3は、リリースイベント名、イベント日(計画)、イベント日(見込・実績)、LinkID、及びリリースイベント名を新規登録したときに自動算出されるIDを格納する。このように、テーブルT3は、プロジェクトの進捗管理に必要な情報(リリーススケジュール、顧客要求項目情報、各担当者の作業計画と実績等のデータ)を扱う。LinkIDはテーブルT1のIDを示している。これにより、リリースイベント情報がテーブルT1の顧客製品情報に関連づけられ、どのリリースイベント情報がどの顧客製品のものなのかが識別できるようになっている。
図5は、プロジェクト情報テーブルT4の具体的な内容を示す。テーブルT4は、プロジェクト名、責任者、プロジェクトの品質管理のための4つの品質目標値(課題発生累計件数目標値、不具合発生累計件数目標値、レビュー実施回数目標値、及びレビュー実施工数目標値)、及びプロジェクト名を新規レコードとして格納するときに自動算出されるIDを格納する。
図6は、顧客要求項目情報テーブルT5の具体的な内容を示す。テーブルT5は、要求項目、要求項目の品質管理のための4つの品質目標値(課題発生累計件数目標値、不具合発生累計件数目標値、レビュー実施回数目標値、及びレビュー実施工数目標値)、テーブルT1、T3及びT4との間の3つのリンク情報(LinkIDA、LinkIDB、及びLinkIDC)、及び要求項目を新規レコードとして格納するときに自動算出されるIDを格納する。LinkIDA、LinkIDB、及びLinkIDCは、それぞれ、テーブルT1、T3、及びT4のIDを示している。これにより、要求項目情報がテーブルT1の顧客製品情報、テーブルT3のリリースイベント情報、及びテーブルT4のプロジェクト情報に関連づけられ、どの要求項目が、どの顧客製品ものであり、どのリリースイベントのものであり、また、どのプロジェクトのものであるのかが識別できるようになっている。
図7は、作業プロセス情報テーブルT6の具体的な内容を示す。テーブルT6は、工程名、工程説明、及び単位工数あたりの課題数等を演算するときに作業の種類を選択するための3つの選択情報(課題件数計測対象、不具合件数計測対象、及びレビュー実施計測対象)、及び工程名を新規レコードとして格納するときに自動算出されるIDを格納する。
図8は、プロジェクト作業タスク工数・スケジュール情報テーブルT7の具体的な内容を示す。テーブルT7は、タスク名、担当者、見積工数(見込)、実績工数、開始日(計画)、完了日(計画)、開始日(実績)、完了日(実績)、テーブルT5及びT6との間の2つのリンク情報(LinkIDA及びLinkIDB)、及びタスク名を新規レコードとして格納するときに自動算出されるIDを格納する。LinkIDA及びLinkIDBは、それぞれ、テーブルT5及びT6のIDを示している。これにより、タスク情報がテーブルT5の要求項目情報及びテーブルT6の工程情報に関連づけられ、どのタスクが、どの要求項目のものであり、どの工程に属するものであるのかが識別できるようになっている。
図9は、技術レビュー議事録情報テーブルT8の具体的な内容を示す。テーブルT8は、レビュー実施日、実施時間、参加人数、レビュー内容、LinkID、及びレビュー内容を新規レコードとして格納するときに自動算出されるIDを格納する。LinkIDはテーブルT5のIDを示している。これにより、レビュー情報がテーブルT5の要求項目情報に関連づけられ、どの要求項目で何回レビューが実施されたかが識別できるようになっていている。なお、テーブルT8に記録されたレコード情報の数をレビュー実施回数とする。
図10は、課題・不具合分類情報テーブルT9の具体的な内容を示す。テーブルT9は、課題及び不具合の分類内容、重み付け係数、及び分類内容を新規レコードとして格納するときに自動算出されるIDを格納する。
図11は、レビュー課題情報テーブルT10の具体的な内容を示す。テーブルT10は、課題内容、発生日、対応者、対応内容、完了日(予定)、完了日(実績)、テーブルT5、T8及びT9との間の3つのリンク情報(LinkIDA、LinkIDB、及びLinkIDC)、及び課題内容を新規レコードとして格納するときに自動算出されるIDを格納する。LinkIDA、LinkIDB、及びLinkIDCは、それぞれ、テーブルT5、T8、及びT9のIDを示している。これにより、課題情報が、テーブルT5の要求項目情報、テーブルT8のレビュー情報、及びテーブルT9の分類内容情報に関連づけられ、どのレビューで発生した課題が、どの要求項目のものであり、それがどの程度の問題であるのかが識別できるようになっている。また、どのレビューでどのような課題が発生したのかが識別できるようになっている。なお、テーブルT10に記録されたレコード情報の数をレビュー課題の件数とする。
図12は、プロダクト不具合情報テーブルT11の具体的な内容を示す。テーブルT11は、不具合内容、発生日、対応者、対応内容、完了日(予定)、完了日(実績)、テーブルT5及びT9との間の2つのリンク情報(LinkIDA及びLinkIDB)、及び不具合内容を新規レコードとして格納するときに自動算出されるIDを格納する。LinkIDA及びLinkIDBは、それぞれ、テーブルT5及びT9のIDを示している。これにより、不具合情報がテーブルT5の要求項目情報及びテーブルT9の分類情報に関連づけられ、どのテストで発生した不具合が、どの要求項目のものであり、それがどの程度の問題であるのかが識別できるようになっている。なお、テーブルT11に記録されたレコード情報の数をプロダクト不具合の件数とする。
次に、本装置を用いたプロジェクト進捗管理方法について説明する。図13は、プロジェクト計画策定の手順を示す。
プロジェクト進捗管理装置の初期設定(S10)として、作業タスクの入力時に利用される工程名及び工程説明を入力する。そして、その工程名ごとに計測対象を設定する(図5参照)。さらに、課題や不具合の問題の程度を記録するために分類内容及び重み付け係数を入力する(図10参照)。
顧客情報の登録(S12)として、顧客名及び顧客製品名を入力する(図2参照)。また、その製品の開発に関するイベント名、そのイベント計画日、プロダクトの提供日を管理するためのリリースイベント名、そのイベント計画日を入力する(図3、図4参照)。プロジェクトの登録(S14)として、プロジェクト名及び責任者を入力する。そして、プロジェクトの課題発生累計目標値、不具合発生目標値、レビュー実施回数目標値、及びレビュー実施工数目標値を入力する(図5参照)。これら4つの目標値を入力する画面では、すでに登録された過去のプロジェクトの情報から、単位工数あたりの課題発生件数、不具合発生件数、レビュー実施回数、及びレビュー工数が閲覧できるため、責任者は類似プロジェクトの情報を参考情報として、目標値を設定する。
顧客要求項目の登録(S16)として、すでに登録したプロジェクトと顧客製品名を選択し、要求項目とリリースイベントを入力する(図6参照)。リリースイベントはすでに登録したものから選択する。さらに、要求項目ごとの課題発生累計目標値、不具合発生目標値、レビュー実施回数目標値、及びレビュー実施工数目標値を入力する(図6参照)。これら4つの目標値を入力する画面では、すでに登録された過去のプロジェクトの情報から、単位工数あたりの課題発生件数や不具合発生件数、レビュー実施回数、及びレビュー工数が閲覧できるため、責任者は類似要求項目の情報を参考情報として、目標値を設定する。
要求項目ごとの作業タスクの登録(S18)として、すでに登録した顧客製品名及び要求項目を選択し、タスク名、担当者名、見積工数、開始日(計画)、及び完了日(計画)を入力する(図8参照)。さらに、タスク名の作業内容を明確にするために、工程名を入力する。工程名はすでに登録したものから選択する。
図14は、プロジェクト進捗管理の手順を示す。作業タスク実施(S20)として、担当者ごとに実施した作業タスクの実績工数と開始日(実績)を入力する(図8参照)。作業の途中であれば、見込工数を更新する。作業完了であれば、完了日(実績)を入力する。レビュー実施(S22)として、レビュー実施日、実施時間、参加人数、及びレビュー内容を入力し(図9参照)、該当する要求項目を選択する。さらに、レビュー内で課題が発生すれば、課題内容、対応者、及び完了日(予定)を入力し(図11参照)、該当する要求項目を選択し、分類内容を選択する。テスト実施(S24)として、テスト中に不具合が発生すれば、不具合内容、対応者、及び完了日(予定)を入力し(図12参照)、該当する要求項目を選択し、分類内容を選択する。
プロジェクト進捗管理(S26)として、定期的に課題や不具合の対応状況を確認する。また、図15に示す画面を利用して、顧客要求項目ごとに作業タスク完了率、レビュー実施回数、レビュー実績工数、課題発生件数、及び不具合発生件数を、作業工数で正規化する前の情報と正規化した情報を確認し、適切なレビュー、課題抽出、不具合抽出などができているか否かを確認する。さらに、図16に示す画面を利用して、顧客要求項目ごとに作業タスク完了率と正規化したレビュー実施回数、レビュー実績工数、課題発生件数、不具合発生件数と各目標値を比較し、目標点(例えば、目標値の±10%以内)に到達しているか否かを確認する。適切な指示と対応を実施(S28)として、上記の確認内容で、作業タスク完了率がほぼ100%に近い状況の顧客要求項目のレビュー実施回数/工数、及び課題/不具合件数が目標点に達成していない状況であれば、適切な指示と計画変更を実施する。
さらに、図17〜図24に示す画面を利用して、定期的にプロジェクトの顧客要求項目の進捗管理と品質管理を実施する。
図17は、顧客要求項目の作業タスクが完了していない途中状況の課題発生の推移をグラフ化した画面例である。図18及び図19は、顧客要求項目の作業タスクが完了した状態の課題発生の推移をグラフ化した画面例である。図17のグラフでは、第1週から第3週までは実績情報をプロットし、第4週から第6週までは目標値に対する予測情報をプロットしている。実線の折れ線グラフは、第3週までは単位工数あたりの実績課題件数をプロットし、第4週以降は、第1週から第3週までの平均の傾きをプロットしている。そして、全ての作業タスク完了までに抽出が必要な課題数(予測数)を、単位工数あたりの目標値と第4週以降の見積工数と実績工数から演算し、第4週以降の見積工数の比率から各週で抽出が必要な課題数を演算する。その演算結果の各週の抽出必要な課題数(予測数)を棒グラフで表示する。さらに、週ごとに、実績と見積工数の累計値と実績と予測課題数の累計値から、単位工数あたりの課題件数を演算する。その演算結果の値を、破線の折れ線グラフで表示する。このグラフを利用して、実際と目標の乖離状態を把握し、次週の課題発生数の目標値を利用してプロジェクトの品質管理を実施する。各顧客要求項目の作業タスクが完了した時点で、図18のグラフを利用して目標に到達しているか否かを確認する。
図20は、顧客要求項目の作業タスクが完了していない途中状況の不具合発生の推移をグラフ化した画面例である。図20のグラフでは、第7週から第9週までは実績情報をプロットし、第10週から第12週までは目標値に対する予測情報をプロットしている。実線の折れ線グラフは、第9週までは単位工数あたりの実績不具合件数をプロットし、第10週以降は、第7週から第9週までの平均の傾きをプロットしている。そして、全ての作業タスク完了までに抽出が必要な不具合数(予測数)を、単位工数あたりの目標値と、図19に示す実績設計工数の累計値から演算し、第4週以降の見積工数の比率から各週で抽出が必要な不具合数を演算する。その演算結果の各週の抽出必要な不具合数(予測数)を棒グラフで表示する。さらに、週ごとに、図19に示す実績設計工数の累計値と実績と予測不具合数の累計値から、単位設計工数あたりの不具合件数を演算する。その演算結果の値を、破線の折れ線グラフで表示する。このグラフを利用して、実際と目標の乖離状態を把握し、次週の不具合発生数の目標値を利用してプロジェクトの品質管理を実施する。
図21は、顧客要求項目の作業タスクが完了していない途中状況のレビュー実施回数の推移をグラフ化した画面例である。図22は、顧客要求項目の作業タスクが完了した状態のレビュー実施回数の推移をグラフ化した画面例である。図21のグラフでは、第1週から第3週までは実績情報をプロットし、第4週から第6週までは目標値に対する予測情報をプロットしている。実線の折れ線グラフは、第3週までは単位工数あたりのレビュー実施回数をプロットし、第4週以降は、第1週から第3週までの平均の傾きをプロットしている。そして、全ての作業タスク完了までに実施が必要なレビュー回数(予測回数)を、単位工数あたりの目標値と第4週以降の見積工数と実績工数から演算し、第4週以降の見積工数の比率から各週で実施が必要なレビュー回数を演算する。その演算結果の各週の抽出必要なレビュー回数(予測回数)を棒グラフで表示する。さらに、週ごとに、実績と見積工数の累計値と実績と予測レビュー回数の累計値から、単位工数あたりのレビュー回数を演算する。その演算結果の値を、破線の折れ線グラフで表示する。このグラフを利用して、実際と目標の乖離状態を把握し、次週のレビュー回数の目標値を利用してプロジェクトの品質管理を実施する。各顧客要求項目の作業タスクが完了した時点で、図22のグラフを利用して目標に到達しているか確認する。
図23は、顧客要求項目の作業タスクが完了していない途中状況のレビュー実施工数の推移をグラフ化した画面例である。図24は、顧客要求項目の作業タスクが完了した状態のレビュー実施工数の推移をグラフ化した画面例である。図23のグラフでは、第1週から第3週までは実績情報をプロットし、第4週から第6週までは目標値に対する予測情報をプロットしている。実線の折れ線グラフは、第3週までは単位工数あたりのレビュー実施工数をプロットし、第4週以降は、第1週から第3週までの平均の傾きをプロットしている。そして、全ての作業タスク完了までに実施が必要なレビュー工数(予測工数)を、単位工数あたりの目標値と第4週以降の見積工数と実績工数から演算し、第4週以降の見積工数の比率から各週で実施が必要なレビュー工数を演算する。その演算結果の各週の抽出必要なレビュー工数(予測工数)を棒グラフで表示する。さらに、週ごとに、実績と見積工数の累計値と実績と予測レビュー工数の累計値から、単位工数あたりのレビュー工数を演算する。その演算結果の値を、破線の折れ線グラフで表示する。このグラフを利用して、実際と目標の乖離状態を把握し、次週のレビュー工数の目標値を利用してプロジェクトの品質管理を実施する。各顧客要求項目の作業タスクが完了した時点で、図24のグラフを利用して目標に到達しているか確認する。
本発明は、業務上の成果物完成度を評価する特徴を有し、適確に業務上の作業を評価し、次の作業に進める判断や、成果物の出荷判断として有用である。本発明の実施形態として、ソフトウェア開発等のプロジェクト進捗管理装置として説明したが、ソフトウェア開発以外のプロダクト開発や開発以外の一般業務にも応用できる。
本発明に係るプロジェクト進捗管理装置の全体構成を示すブロック図である。 顧客プロダクト名情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 顧客プロダクトスケジュール情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 プロダクトリリーススケジュール情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 プロジェクト情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 顧客要求項目情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 作業プロセス情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 プロジェクト作業タスク工数・スケジュール情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 技術レビュー議事録情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 課題・不具合分類情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 レビュー課題情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 プロダクト不具合情報テーブルの具体的な内容を示す図である。 プロジェクト計画策定の手順を示すフローチャートである。 プロジェクト進捗管理の手順を示すフローチャートである。 プロジェクト進捗管理装置の画面表示例である。 プロジェクト進捗管理装置の画面表示例である。 課題抽出の目標管理のための画面表示例である。 課題抽出の目標管理のための画面表示例である。 課題抽出の目標管理のための画面表示例である。 不具合抽出の目標管理のための画面表示例である。 レビュー回数の目標管理のための画面表示例である。 レビュー回数の目標管理のための画面表示例である。 レビュー工数の目標管理のための画面表示例である。 レビュー工数の目標管理のための画面表示例である。 従来のプロジェクト進捗管理手順を示す図である。
符号の説明
10 入力部
20 表示部
30 制御部
40 記憶部
50 演算部
T5 顧客要求項目情報テーブル(第3のテーブル)
T6 作業プロセス情報テーブル(第4のテーブル)
T7 プロジェクト作業タスク工数・スケジュール情報テーブル(第1のテーブル)
T8 技術レビュー議事録情報テーブル(第2のテーブル)
T9 課題・不具合分類情報テーブル(第3のテーブル)
T10 課題・不具合分類情報テーブル(第2のテーブル)

Claims (29)

  1. 作業の識別子、作業の完了に必要な残工数、及び実績工数を格納する第1のテーブル、及び作業の成果物を評価した結果として発生した課題、及び前記第1のテーブルとのリンク情報を格納する第2のテーブルを有する記憶部と、
    ユーザによる情報入力及び指示を受け付ける入力部と、
    前記入力部に入力された情報を前記記憶部に格納する一方、前記入力部に入力された指示に従って必要な情報を前記記憶部から読み出す制御部と、
    前記制御部によって読み出された情報について演算を行う演算部とを備え、
    前記演算部は、前記第1のテーブルに格納された所定の作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び前記第2のテーブルに格納された当該所定の作業の識別子に関連する課題の数に基づいて、単位工数あたりの課題数(正規化課題数)を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  2. 請求項1に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記第1のテーブルは、作業の開始日及び完了日のそれぞれの予定及び実績をさらに格納するものであり、
    前記第2のテーブルは、課題の発生日をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第1のテーブルに格納された作業の開始日から一定期間ごとの正規化課題数を演算するものであり、
    当該プロジェクト進捗管理装置は、
    前記正規化課題数の推移をグラフ表示する表示部を備えた
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  3. 請求項2に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、正規化課題数の目標値を格納する第3のテーブルを有するものであり、
    前記演算部は、所定の作業について先の一定期間内で発生する課題の予測数を、先の一定期間内で必要とする残工数及び前記目標値に基づいて算出し、当該作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び前記予測数と実績課題数との総和に基づいて、今後発生する一定期間ごとの正規化課題数を演算するものであり、
    前記表示部は、前記目標値までの正規化課題数の推移をさらにグラフ表示するものである
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  4. 請求項1に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、発生した課題の重み付け係数を格納する第3のテーブルを有するものであり、
    前記第2のテーブルは、前記第3のテーブルとのリンク情報をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第3のテーブルに格納された重み付け係数を加味して、正規化課題数を演算するものである
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  5. 請求項1に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、要求項目の識別子を格納する第3のテーブルを有するものであり、
    前記第2のテーブルは、前記第3のテーブルとのリンク情報をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第3のテーブルに格納された所定の要求項目に属する作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを累積加算した累計工数、及び前記所定の要求項目に関連する課題の数に基づいて、正規化課題数を演算するものである
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  6. 請求項5に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、作業工程の識別子を格納する第4のテーブルを有するものであり、
    前記第1のテーブルは、前記第3のテーブルとのリンク情報をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第3のテーブルに格納された所定の要求項目、及び前記第4のテーブルに格納された所定の作業工程について、正規化課題数を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  7. 作業の識別子、作業の完了に必要な残工数、及び実績工数を格納する第1のテーブル、及び作業の成果物の評価1回あたりの工数、及び前記第1のテーブルとのリンク情報を格納する第2のテーブルを有する記憶部と、
    ユーザによる情報入力及び指示を受け付ける入力部と、
    前記入力部に入力された情報を前記記憶部に格納する一方、前記入力部に入力された指示に従って必要な情報を前記記憶部から読み出す制御部と、
    前記制御部によって読み出された情報について演算を行う演算部とを備え、
    前記演算部は、前記第1のテーブルに格納された所定の作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び前記第2のテーブルに格納された当該所定の作業の識別子に関連する評価の回数に基づいて、単位工数あたりの評価回数(正規化評価回数)を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  8. 請求項7に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記演算部は、前記第1のテーブルに格納された所定の作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び前記第2のテーブルに格納された当該所定の作業の識別子に関連する評価工数に基づいて、単位工数あたりの評価工数(正規化評価工数)を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  9. 請求項7に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記第1のテーブルは、作業の開始日及び完了日のそれぞれの予定及び実績をさらに格納するものであり、
    前記第2のテーブルは、評価の実施日をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第1のテーブルに格納された作業の開始日から一定期間ごとの正規化評価回数を演算するものであり、
    当該プロジェクト進捗管理装置は、
    前記正規化評価回数の推移をグラフ表示する表示部を備えた
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  10. 請求項8に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記第1のテーブルは、作業の開始日及び完了日のそれぞれの予定及び実績をさらに格納するものであり、
    前記第2のテーブルは、評価の実施日をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第1のテーブルに格納された作業の開始日から一定期間ごとの正規化評価工数を演算するものであり、
    当該プロジェクト進捗管理装置は、
    前記正規化評価工数の推移をグラフ表示する表示部を備えた
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  11. 請求項9に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、正規化評価回数の目標値を格納する第3のテーブルを有するものであり、
    前記演算部は、所定の作業について先の一定期間内で実施する評価の予測回数を、先の一定期間内で必要とする残工数及び前記目標値に基づいて算出し、当該作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び前記予測回数と実績評価回数との総和に基づいて、今後発生する一定期間ごとの正規化評価回数を演算するものであり、
    前記表示部は、前記目標値までの正規化評価回数の推移をさらにグラフ表示するものである
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  12. 請求項10に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、正規化評価工数の目標値を格納する第3のテーブルを有するものであり、
    前記演算部は、所定の作業について先の一定期間内で実施する評価の予測工数を、先の一定期間内で必要とする残工数及び前記目標値に基づいて算出し、当該作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び前記予測工数と実績評価工数との総和に基づいて、今後発生する一定期間ごとの正規化評価工数を演算するものであり、
    前記表示部は、前記目標値までの正規化評価工数の推移をさらにグラフ表示するものである
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  13. 請求項7に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、要求項目の識別子を格納する第3のテーブルを有するものであり、
    前記第2のテーブルは、前記第3のテーブルとのリンク情報をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第3のテーブルに格納された所定の要求項目に属する作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを累積加算した累計工数、及び前記所定の要求項目に関連する評価の回数に基づいて、正規化評価回数を演算するものである
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  14. 請求項7に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、要求項目の識別子を格納する第3のテーブルを有するものであり、
    前記第2のテーブルは、前記第3のテーブルとのリンク情報をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第3のテーブルに格納された所定の要求項目に属する作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを累積加算した累計工数、及び前記所定の要求項目に関連する評価工数に基づいて、正規化評価工数を演算するものである
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  15. 請求項13に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、作業工程の識別子を格納する第4のテーブルを有するものであり、
    前記第1のテーブルは、前記第3のテーブルとのリンク情報をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第3のテーブルに格納された所定の要求項目、及び前記第4のテーブルに格納された所定の作業工程について、正規化評価回数を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  16. 請求項14に記載のプロジェクト進捗管理装置において、
    前記記憶部は、作業工程の識別子を格納する第4のテーブルを有するものであり、
    前記第1のテーブルは、前記第3のテーブルとのリンク情報をさらに格納するものであり、
    前記演算部は、前記第3のテーブルに格納された所定の要求項目、及び前記第4のテーブルに格納された所定の作業工程について、正規化評価工数を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  17. 作業計画として見積工数を入力し、
    一定期間ごとに作業の実績工数と当該作業を完了するまでの残工数を入力し、
    その作業の成果物を評価した時点での課題内容を入力し、
    所定の作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び当該所定の作業の識別子に関連する課題の数に基づいて、単位工数あたりの課題数(正規化課題数)を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  18. 請求項17に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業計画として、開始日と完了日の予定を入力し、
    作業の実績として開始日と完了日を入力し、
    作業の成果物を評価した時点で発生した課題の発生日を入力し、
    作業の開始日から一定期間ごとの正規化課題数を演算し、
    前記正規化課題数の推移をグラフ表示する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  19. 請求項18に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業計画として、見積工数から作業量を予測し、
    課題発生目標値を入力し、
    入力した目標値及び見積工数から正規化課題数を目標値として演算し、
    所定の作業について先の一定期間内で発生する課題の予測数を、先の一定期間内で必要とする残工数及び前記目標値に基づいて算出し、当該作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び前記予測数と実績課題数との総和に基づいて、今後発生する一定期間ごとの正規化課題数を演算し、
    前記目標値までの正規化課題数の推移をグラフ表示する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  20. 請求項17に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業の成果物を評価した時点での課題内容を入力時点で、発生した課題の重み付け係数を入力し、
    作業の実績工数に残工数を加算した工数とその作業の成果物評価から発生した課題の重み付け係数の総和との比率として、正規化課題数を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  21. 請求項17に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業計画を入力する時点で、作業の種類情報を入力し、
    複数の作業を1つのグループとして管理するために、グループの識別ができる情報を入力し、
    1つのグループで管理された複数作業の成果物を評価し、
    課題内容を記録する時点で、該当するグループの識別ができる情報を入力し、
    1つのグループで管理された複数の作業から、成果物作成に関係する作業の種類情報が入力された作業のみを抽出し、
    抽出された複数の作業の実績工数と作業完了に必要な残工数とを累積加算した累積工数と、そのグループで管理された複数の作業の成果物を評価した課題数との比率として、正規化課題数を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  22. 作業計画として、見積工数を入力し、
    一定期間ごとに作業の実績工数とその作業を完了するまでの残工数を入力し、
    作業の成果物を評価した工数を入力し、
    実績工数に残工数を加算した工数とその作業の成果物評価工数との比率として、正規化評価工数を演算することを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  23. 請求項22に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    実績工数に残工数を加算した工数とその作業の成果物評価回数との比率として、正規化評価回数を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  24. 請求項22に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業計画として、開始日と完了日の予定を入力し、
    作業の実績として開始日と完了日を入力し、
    作業の成果物を評価した実施日を入力し、
    作業の開始日から一定期間ごとの正規化評価工数を演算し、
    前記正規化評価工数の推移をグラフ表示する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  25. 請求項23に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業計画として、開始日と完了日の予定を入力し、
    作業の実績として開始日と完了日を入力し、
    作業の成果物の評価工数を入力し、
    作業の開始日から一定期間ごとの正規化評価回数を演算し、
    前記正規化評価回数の推移をグラフ表示する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  26. 請求項24に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業計画として、見積工数から作業量を予測し、
    評価回数目標値を入力し、
    入力した目標値と見積工数から正規化評価回数を目標値として演算し、
    所定の作業について先の一定期間内で実施する評価の予測回数を、先の一定期間内で必要とする残工数及び前記目標値に基づいて算出し、
    当該作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び前記予測回数と実績評価回数との総和に基づいて、今後発生する一定期間ごとの正規化評価回数を演算し、
    前記目標値までの正規化評価回数の推移をグラフ表示する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  27. 請求項25に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業計画として、見積工数から作業量を予測し、
    評価工数目標値を入力し、
    入力した目標値と見積工数から正規化評価工数を目標値として演算し、
    所定の作業について先の一定期間内で実施する評価の予測工数を、先の一定期間内で必要とする残工数及び前記目標値に基づいて算出し、
    当該作業の実績工数と当該作業の完了に必要な残工数とを加算した工数、及び前記予測工数と実績評価工数との総和に基づいて、今後発生する一定期間ごとの正規化評価工数を演算し、
    前記目標値までの正規化評価工数の推移をグラフ表示する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  28. 請求項22に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業計画を入力する時点で、作業の種類情報を入力し、
    複数の作業を1つのグループとして管理するために、グループの識別ができる情報を入力し、
    1つのグループで管理された複数作業の成果物を評価した工数を入力し、
    工数を記録する時点で、その該当するグループの識別ができる情報を入力し、
    1つのグループで管理された複数の作業から、成果物作成に関係する作業の種類情報が入力された作業のみを抽出し、
    抽出された複数の作業の実績工数と作業完了に必要な残工数とを累積加算した累積工数と、そのグループで管理された複数の作業の成果物を評価回数との比率として、正規化評価回数を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
  29. 請求項23に記載のプロジェクト進捗管理方法において、
    作業計画を入力する時点で、作業の種類情報を入力し、
    複数の作業を1つのグループとして管理するために、グループの識別ができる情報を入力し、
    1つのグループで管理された複数作業の成果物を評価した工数を入力し、
    その工数を記録する時点で、その該当するグループの識別ができる情報を入力し、
    1つのグループで管理された複数の作業から、成果物作成に関係する作業の種類情報が入力された作業のみを抽出し、
    抽出された複数の作業の実績工数と作業完了に必要な残工数とを累積加算した累積工数と、そのグループで管理された複数の作業の成果物を評価工数との比率として、正規化評価工数を演算する
    ことを特徴とするプロジェクト進捗管理方法。
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