JP6292223B2 - 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6292223B2
JP6292223B2 JP2015508136A JP2015508136A JP6292223B2 JP 6292223 B2 JP6292223 B2 JP 6292223B2 JP 2015508136 A JP2015508136 A JP 2015508136A JP 2015508136 A JP2015508136 A JP 2015508136A JP 6292223 B2 JP6292223 B2 JP 6292223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comment
user
history
unit
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015508136A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014156295A1 (ja
Inventor
清士 吉川
清士 吉川
荻原 有二
有二 荻原
慎司 稲本
慎司 稲本
高橋 慧
高橋  慧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPWO2014156295A1 publication Critical patent/JPWO2014156295A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6292223B2 publication Critical patent/JP6292223B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0201Market modelling; Market analysis; Collecting market data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0282Rating or review of business operators or products
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
製品やアプリケーションの品質改善のために、ユーザから製品やアプリケーションに対する評価やコメントをフィードバックとして取得する情報処理システムがある。
特開2011−128742号公報
一方で、製品やアプリケーションの使い方について、不特定多数のユーザに評価やコメントを求めたとしても、その多数のユーザの中には、対象となる使い方を体験していないユーザが含まれている場合がある。この対象となる使い方を体験していないユーザは、必ずしも適切な評価が行えているとは限らない。そのため、本来想定していたユーザからの評価やコメントと、想定していなかったユーザの評価やコメントとが混在し、適切な分析を行うことが困難な場合がある。
そこで、本開示では、特定の使い方を体験したユーザに、その使い方に関する評価を依頼することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法を提案する。
本開示によれば、ユーザの操作に基づく入力情報及び当該操作時の状態を示す制御情報の少なくともいずれかを含むシステム情報の第1の履歴を取得し、取得した当該第1の履歴を、あらかじめ記憶された前記システム情報を含む第2の履歴と比較する判断部と、前記判断部による比較結果に基づき、前記ユーザから前記第1の履歴に関連する意見を取得するための通知を行う通知部と、を備える情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、第1のユーザの操作に基づく入力情報及び当該操作時の状態を示す制御情報の少なくともいずれかを含むシステム情報の履歴を記憶する記憶部と、第2のユーザの操作に基づく前記システム情報の履歴を取得し、取得した当該履歴を、前記記憶部に記憶された前記第1のユーザの操作に基づく履歴と比較する判断部と、前記判断部による比較結果に基づき、前記第2のユーザから、当該第2のユーザの操作に基づく履歴に関連する意見を取得するための通知を行う通知部と、を備える情報処理システムが提供される。
また、本開示によれば、ユーザの操作に基づく入力情報及び当該操作時の状態を示す制御情報の少なくともいずれかを含むシステム情報の第1の履歴を取得し、取得した当該第1の履歴を、あらかじめ記憶された前記システム情報を含む第2の履歴と比較するステップと、前記判断部による比較結果に基づき、前記ユーザから前記第1の履歴に関連する意見を取得するための通知を行うステップと、を含む情報処理方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、特定の使い方を体験したユーザに、その使い方に関する評価を依頼することが可能な情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法を提供することが可能となる。
本開示の実施形態に係る情報処理システムの構成図である。 同実施形態に係る情報処理システムの概要について説明するための図である。 同実施形態に係るユーザ端末の構成を示したブロック図である。 レビューを促す画面の一態様示した図である。 レビューを促す画面の一態様示した図である。 レビューを促す画面の一態様示した図である。 レビュー結果を入力するための入力画面の一例を示した図である。 同実施形態に係るサーバの構成を示したブロック図である。 システム情報DBに記憶されるデータの一例を示した図である。 ユーザ体験DBに記憶されるユーザ体験データの一例を示した図である。 コメントDBに記憶されるコメント管理テーブルの一例を示した図である。 本開示の実施形態に係る情報処理システムにおいて、初期設定フェーズにおける処理の一例について示したフローチャートである。 同実施形態に係る情報処理システムにおいて、コメント及び評価の収集フェーズにおける処理の一例について示したフローチャートである。 ハードウェア構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.情報処理システムの概要
2.各部の構成
2.1.ユーザ端末の構成
2.2.サーバの構成
3.処理
3.1.概要
3.2.初期設定フェーズ
3.3.コメント及び評価の収集フェーズ
3.4.分析フェーズ
4.変形例
5.ハードウェア構成
6.まとめ
<1.情報処理システムの概要>
まず、図1を参照しながら、本開示の実施の形態に係る情報処理システム1のシステム構成について説明する。情報処理システム1は、複数のユーザ端末10と、サーバ20と、ローカル端末30とを含む。図1に示す例では、複数のユーザ端末10として、ユーザ端末10a〜10cが示されている。ユーザ端末10a〜10cは、それぞれユーザu10a〜u10cのユーザ端末10を示している。
ユーザ端末10a〜10cとサーバ20とは、ネットワークN1を介して相互に通信可能に接続されている。また、サーバ20とローカル端末30とは、ネットワークN2を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワークN1の具体的な一例として、インターネットや専用線が挙げられる。また、ネットワークN2には、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などの各種ネットワークを利用することができる。なお、図1に示す例では、ネットワークN1及びN2を別々のネットワークとして記載しているが、情報処理システム1の各構成が相互に通信可能であれば、必ずしも図1に示すネットワーク構成には限定されない。例えば、ネットワークN1及びN2を単一のネットワークにより構成してもよい。
情報処理システム1は、特定の製品やアプリケーションの機能や使い方(以降では、単に「使い方」と呼ぶ場合がある)について、各ユーザu10(例えば、ユーザu10a〜u10c)から評価やコメントを収集し、サーバ20に記憶させる。評価対象の製品やアプリケーションの開発者u30は、ローカル端末30を介して、サーバ20に記憶された各ユーザu10からの評価やコメントを参照し分析することで、その製品やアプリケーションの品質改善に役立てる。
一方で、近年では、製品やアプリケーションのユーザインタフェースは多様化しており、ある機能を実行する手段として、複数の使い方が用意されている場合が少なくない。具体的な一例について図2を参照しながら説明する。図2は、情報処理システム1の概要について説明するための図であり、具体的な一例として、検索機能を実行するための使い方の例が示されている。
図2に示すように、アプリケーションに検索を実行させることで、操作c500として検索結果を表示させる場合において、文字入力により検索式を指定する使い方や、音声入力により検索式を指定する使い方等がある。例えば、図2において、経路r11及びr12で示す使い方は、操作c210で示すように「検索ウィジェットに文字を入力」することで検索式を指定し、アプリケーションに検索を実行させる使い方を示している。なお、図2におけるc100は、例えば、ホームボタンを押した直後の状態や、ユーザ端末10が起動した直後の状態のように、ユーザ端末10の操作の基準となる状態を示している。
また、別の一例として、操作c320で示すように「検索ウィジェットに音声入力」を行うことで検索式を指定し、アプリケーションに検索を実行させる使い方もできる。また、操作c320を実行する場合においても、ユーザ端末10に内蔵された集音部(例えば、マイク)を使用する場合と、操作c310で示すように「外部入力機器を接続」することで、外部入力機器から音声入力を行う場合とがある。
図2に示すように、多様な使い方が存在する場合に、この中の特定の使い方について不特定多数のユーザu10にコメントを求めたとしても、その多数のユーザu10の中には、対象となる使い方を体験していないユーザu10が含まれている場合がある。この対象となる使い方を体験していないユーザu10は、必ずしも適切な評価が行えているとは限らない。
具体的な一例として、文字入力による検索(経路r11及びr12)しか利用していないユーザu10に、外部入力機器を用いて音声入力を行う使い方(経路r31〜r33)について評価を依頼したとしても、そのユーザu10は音声入力による使い方を経験していないため適切な評価が行えるとは言い難い。
各ユーザu10からの評価やコメント(以降では、これらを総じて「意見」と呼ぶ場合がある)の中に、対象となる使い方を体験していないユーザu10からの意見が混在したとしても、各意見の妥当性(換言すると信頼性)を評価することが難しい。そのため、信頼性の高い意見と低い意見とが混在する中から重要度の高い意見(例えば、信頼性の高い意見)を抽出することが難しく、結果として適切な分析を行うことが困難な場合がある。
特に、評価を依頼するユーザ群の規模が大きくなると、ユーザu10からの意見の数はユーザ群の規模に応じて増大するため、全ての意見を参照することが難しく、重要性の高い意見をサンプルとして分析する場合が少なくない。そのため、評価を依頼するユーザ群の規模が大きくなるにつれて、信頼性の高い評価や意見と低い意見とが混在することにより、適切な分析が行うことが困難となる影響が顕著に表れる場合が少なくない。
一方で、特定の製品やアプリケーション機能や使い方に関して、同様の使い方を体験したユーザu10は、他のユーザu10よりも適切な評価を行える場合が多い。
そこで、本開示の実施の形態に係る情報処理システム1では、特定の製品やアプリケーションの使い方に対する意見(コメント)について、同様の使い方を体験したユーザu10に評価を依頼することで、その意見の妥当性を容易に判定可能とすることを目的とする。
具体的には、情報処理システム1は、所定の手順での操作をユーザ体験として定義する。例えば、情報処理システム1は、図2において、経路r31〜r33で示された手順での操作を、「外部入力機器による音声入力」というユーザ体験として定義する。そして、情報処理システム1は、ユーザ体験ごとに評価やコメント等の意見を収集して関連付ける。そのうえで、情報処理システム1は、意見が関連付けられているユーザ体験と同じ手順で操作を行ったユーザu10に対して、そのユーザ体験に関連付けられた意見の評価を依頼する。なお、ユーザ体験の詳細についてはユーザ端末10及びサーバ20の構成とあわせて別途後述する。
このように、あるユーザ体験に対する意見を、そのユーザ体験と同じ手順で操作を行ったユーザu10に評価してもらうことで、情報処理システム1は、各ユーザ体験に対する意見の妥当性を容易に判定することが可能となる。以降では、本実施形態に係る情報処理システム1の詳細について説明する。
<2.各部の構成>
[2.1.ユーザ端末の構成]
図3を参照しながら、ユーザ端末10の構成について説明する。図3は、本実施形態に係るユーザ端末10の構成を示したブロック図である。図3に示すように、ユーザ端末10は、システム情報取得部101と、コメント受付部102と、判断部103と、通知部104と、レビュー受付部105とを含む。
システム情報取得部101は、ユーザu10のユーザ端末10に対する操作内容や、その操作時のユーザ端末10の状態を監視しシステム情報を取得する。システム情報には、例えば、ユーザu10の操作に基づく入力情報や、ユーザ端末10の状態を示す制御情報(例えば、制御パラメタ等)が含まれる。なお、システム情報取得部101は、少なくともシステム情報が更新された場合、具体的には、ユーザu1からの操作を受け付けた場合や、ユーザ端末10の状態が替わり制御情報が更新された場合にシステム情報を取得すればよい。
具体的な一例として、ユーザu10が、メールソフトを起動し、メール1の内容を表示させたとする。この場合には、システム情報取得部101は、「メールソフトの起動」を示す入力情報と、「メール1の選択」を示す入力情報とを取得する。また、システム情報取得部101は、ユーザu10の操作に基づく状態を示す制御情報として、「メールソフトの起動」に基づく「受信トレイの表示」に係る制御情報と、「メール1の選択」の選択に基づく「メール1の表示」に係る制御情報とを取得する。
システム情報取得部101は、取得したシステム情報を、後述する判断部103に、時系列順に通知する。なお、システム情報取得部101は、取得したシステム情報を、判断部103に逐次通知してもよいし、所定のタイミングごとに通知してもよい。
また、システム情報取得部101は、取得したシステム情報と、システム情報が取得されたタイミングを示す情報(以降では、「タイムスタンプ」と呼ぶ)とを履歴として記録する。システム情報取得部101は、記録したシステム情報の履歴を、ユーザ端末10を識別するための情報(以下、「端末情報」と呼ぶ)と関連付けてサーバ20に送信する。なお、システム情報及び履歴については、後述するサーバ20におけるシステム情報登録部201及びシステム情報DB202の説明とあわせて別途後述する。
なお、システム情報取得部101がサーバ20に履歴を送信するタイミングは、運用にあわせて適宜設定すればよい。例えば、システム情報取得部101は、あらかじめ決められたタイミングごとに、そのタイミングまでに記録した履歴をサーバ20に送信するようにしてもよい。また、別の一例として、システム情報取得部101は、後述するコメント受付部102からの指示に基づき、それまでに記録した履歴をサーバ20に送信してもよい。
コメント受付部102は、ユーザ端末10自体やユーザ端末10で動作するアプリケーションの使い方に関するコメントをユーザu10から取得する。具体的な一例として、ユーザu10が、ユーザ端末10の操作や、ユーザ端末10で動作するアプリケーションの操作中にコメントの入力を指示すると、コメント受付部102は、コメントを入力するためのユーザインタフェース(U/I)をユーザu10に提示する。コメント受付部102は、提示したU/Iに対してユーザu10が入力したコメントを取得する。このようにコメント受付部102を動作させることで、例えば、ユーザu10が操作に困ったときにコメントの入力を指示することで、その時点までの操作に対するコメントを入力することが可能となる。
コメント受付部102は、ユーザu10により入力されたコメントを取得すると、取得したコメントを、そのコメントが取得されたタイミングを示すタイムスタンプ、及びユーザ端末10の端末情報と関連付けてサーバ20に送信する。
また、コメント受付部102は、コメントを取得した場合に、システム情報取得部101にサーバ20への履歴の送信を指示してもよい。コメント受付部102からの指示を受けて、システム情報取得部101がシステム情報の履歴を送信する場合には、その履歴には、少なくとも、コメントが入力されるまでに取得されたシステム情報が含まれることとなる。
判断部103は、あらかじめ決められた1以上のユーザ体験を示すデータ(以降では、「ユーザ体験データ」と呼ぶ)を記憶している。ユーザ体験データは、所定の手順での操作が行われた場合のシステム情報の履歴を含む。具体的な一例として、「メールソフトの使用」というユーザ体験データは、「メールソフト起動」に関するシステム情報と、起動したメールソフトを「1分以上起動」していることを示すシステム情報とが時系列に並べられた履歴を含む。詳細は後述するが、ユーザ体験データは、サーバ20で生成されてサーバ20に記憶されており、記憶されたユーザ体験データには意見が関連付けられている場合がある。判断部103は、所定のタイミングでサーバ20と通信を行うことで、自身が記憶するユーザ体験データとサーバ20に記憶されたユーザ体験データとを同期させる。
また、判断部103は、システム情報取得部101からシステム情報を、当該システム情報が取得された時系列順に取得する。判断部103は、システム情報取得部101から取得し時系列順に並べられたシステム情報と、あらかじめ記憶した各ユーザ体験データに含まれる履歴とを比較する。
判断部103は、時系列順に並べられたシステム情報の中から、いずれかのユーザ体験データに含まれる履歴と一致する一連のシステム情報(即ち、履歴)を検出した場合は、一連のシステム情報が一致したユーザ体験データに関連付けられているコメントをサーバ20に通知させる。サーバ20において、対応するユーザ体験データにコメントが関連付けられている場合には、判断部103は、サーバ20からユーザ体験データに関連付けられたコメントと、そのコメントの識別情報(ID)とを取得する。
判断部103は、サーバ20からコメント及びコメントのIDを取得した場合には、取得したコメント及びコメントのIDを通知部104に通知する。
通知部104は、判断部103からコメント及びコメントのIDを取得すると、ユーザu10に、ユーザu10の操作内容に基づくユーザ体験に対してコメントが関連付けられていることを通知し、そのコメントに対するレビューを促す。具体的な一例として、図4Aから図4Cは、ユーザu10にレビューを促す(依頼する)画面の一態様を示した図であり、通知部104による通知の一例を示している。
例えば、図4Aは、ブラウザ等のように所定のアプリケーションの操作画面v10a上に、ユーザu10にレビューを促す通知を行った場合の一例である。図4Aに示す例では、通知部104は、ユーザu10が所定のユーザ体験に対応する操作を行った場合に、レビュー結果を入力する画面を表示させるためのリンクが表示された補助画面V11aを操作画面v10a上に表示させることで、ユーザu10への通知を行う。
また、図4Bに示す例は、ユーザ端末10としてスマートフォンのような移動体通信端末に通知を行う場合の一例を示している。図4Bに示す例では、通知部104は、ユーザ端末10の画面11に表示されたステータスバーv10b上に、レビューを促すとともにレビュー結果を入力する画面を表示させるためのアイコンv11bを表示させることで、ユーザu10への通知を行っている。
また、図4Cに示すように、OS(Operating System)のU/Iが提示するサブ画面v10cに、レビューを促すとともにレビュー結果を入力する画面を表示させるためのアイコンv11cを表示させることで、ユーザu10への通知を行ってもよい。
なお、通知部104は、ユーザu10への通知時に、判断部103から取得したコメントの内容の一部または全てを参照できるように表示させてもよい。また、通知部104は、判断部103からコメントに対応するユーザ体験データを取得し、取得したユーザ体験データに基づき、レビューを促している対象がどのユーザ体験に対応しているかをユーザu10に通知してもよい。
通知部104からの通知に対してレビューの入力が選択されると、通知部104は、レビュー入力に関する指示があったことをレビュー受付部105に通知し、判断部103から取得したコメント及びコメントIDをレビュー受付部105に出力する。
レビュー受付部105は、通知部104からレビューの入力に関する通知を受けると、通知部104からコメント及びコメントIDを取得する。レビュー受付部105は、ユーザ体験に関連付けられたコメントをユーザu10に提示し、そのコメントに対するレビュー結果を入力するための入力画面v20を表示させる。
ここで、図5を参照する。図5は、レビュー結果としてユーザu10の意見(即ち、評価及びコメント)を入力するための入力画面v20の一例を示した図である。図5に示すように、入力画面v20は、情報表示欄v21と、評価ボタンv221〜v223と、コメント入力欄v231と、送信ボタンv232とを含む。
情報表示欄v21は、ユーザu10に提示するコメントの内容や、そのコメントに関するメッセージを表示させるための表示欄である。レビュー受付部105は、通知部104から取得したコメントを、情報表示欄v21に表示させることで、当該コメントをユーザu10に提示する。なお、以降では、情報表示欄v21に表示させたコメントを「評価対象コメント」と呼ぶ場合がある。
評価ボタンv221〜v223は、評価対象コメントに対する評価を指定するためのボタンである。図5に示す例では、評価ボタンv221は、評価対象コメントへの「賛同」に対応しており、評価ボタンv222は、評価対象コメントへの「反対」に対応している。また、評価ボタンv223は、「ノーコメント」、即ち、評価対象コメントに対する評価を行わない(または、行えない)場合に対応している。レビュー受付部105は、評価ボタンv221〜v223のうちのいずれが選択されたかに応じて、評価対象コメントに対するユーザu10の評価を認識する。
コメント入力欄v231は、評価対象コメントに対する評価の補足的な情報として、他のコメント(以降では「評価コメント」と呼ぶ場合がある)を入力するための入力欄である。例えば、ユーザu10が、評価対象コメントに対する評価として「反対」を選択した場合に、その「反対」評価の理由をコメント入力欄v231に補足コメントとして入力してもよい。なお、コメント入力欄v231には、必ずしも評価コメントを入力しなくもよい。
送信ボタンv232は、コメント入力欄v231に入力された評価コメントをサーバ20に送信するためのボタンである。送信ボタンv232が選択されると、レビュー受付部105は、評価対象コメントに対する評価の補足情報として、コメント入力欄v231に入力された補足コメントを取得する。
レビュー受付部105は、評価ボタンv221〜v223のうちのいずれかに対する操作に基づき、評価対象コメントにユーザu10の評価を認識し、認識した評価を示す情報と評価対象コメントのIDとをサーバ20に通知する。このレビュー受付部105からの通知により、サーバ20は、通知された評価対象コメントのIDに基づき評価対象コメントを特定し、特定された評価対象コメントにレビュー受付部105から通知された評価を関連付けることが可能となる。
また、レビュー受付部105は、送信ボタンv232が操作された場合には、コメント入力欄v231に入力された評価コメントを取得する。レビュー受付部105は、取得した評価コメントと評価対象コメントのIDとをサーバ20に通知する。このレビュー受付部105からの通知により、サーバ20は、通知された評価対象コメントのIDに基づき評価対象コメントを特定し、特定された評価対象コメントにレビュー受付部105から通知された評価コメントを関連付けることが可能となる。なお、レビュー受付部105が、「意見取得部」の一例に相当する。
以上のようにして、本実施形態に係る情報処理システム1のユーザ端末10は、所定のユーザ体験が示す操作(即ち、使い方)を行ったユーザu10に対して、そのユーザ体験に関連付けられたコメントの評価を依頼することが可能となる。
[2.2.サーバの構成]
次に、図6を参照しながら、サーバ20の構成について説明する。図6は、本実施形態に係るサーバ20の構成を示したブロック図である。図6に示すように、サーバ20は、システム情報登録部201と、システム情報DB202と、ユーザ体験管理部203と、ユーザ体験DB204と、コメント登録部205と、コメントDB206と、コメント取得部207とを含む。
システム情報登録部201は、ユーザ端末10のシステム情報取得部101から、システム情報の履歴と、送信元であるユーザ端末10の端末情報とを取得する。システム情報登録部201は、取得した履歴に含まれるシステム情報を、そのシステム情報が取得されたタイミングを示すタイムスタンプに基づき時系列に並べて、端末情報ごとにシステム情報DB202に記憶させる。システム情報登録部201は、システム情報取得部101から履歴を取得するたびに、その履歴に含まれるシステム情報を、端末情報ごとに時系列順にシステム情報DB202に蓄積する。これにより、システム情報DB202には、端末ごと(端末情報ごと)に、一連のシステム情報の履歴が蓄積される。システム情報DB202は、端末ごとにシステム情報の履歴を記憶するための記憶部である。
ここで、図7を参照しながらシステム情報及び履歴についてさらに詳しく説明する。図7は、システム情報DB202に記憶されるデータ(即ち、システム情報)の一例を示した図である。図7に示すように、システム情報DB202には、システム情報として、ユーザ操作d110、システムステータスd120、詳細ステータスd130で示されたデータが記憶される。前述したように、システム情報には、ユーザu10の操作に基づく入力情報や、ユーザ端末10の状態を示す制御情報(例えば、制御パラメタ等)が含まれる。
ユーザ操作d110は、ユーザu10の操作に基づく入力情報を示している。また、システムステータスd120は、ユーザ端末10の状態を示す制御情報を示している。また、詳細ステータスd130は、ユーザ操作d110またはシステムステータスd120の内容をより詳細に示した情報であり、各情報が取得された日時(タイムスタンプ)や、その時のネットワークの状況等の詳細なパラメータが含まれる。具体的な一例として、「Mailソフト起動」を示す操作が実行されると、「Mailソフト起動」に応じて「受信トレイ」が表示され1件目〜10件目のメールのリストが表示されるとする。このとき、ユーザ操作d110として、「Mailソフト起動」を示す入力情報d111が取得され、次いで、システムステータスd120として、「受信トレイ(表示1−10」を示す制御情報d121が取得される。また、入力情報d111及び制御情報d121に対応する詳細ステータスd130として、詳細情報d131が取得される。
なお、詳細ステータスd130は、ユーザ操作d110及びシステムステータスd120のそれぞれについて記憶するようにしてもよい。また、別の一例として、対応するユーザ操作d110及びシステムステータスd120を関連付けて、関連付けられたユーザ操作d110及びシステムステータスd120の組ごとに詳細ステータスd130を記憶してもよい。即ち、各ユーザ操作d110と、各システムステータスd120との時系列に沿った関係が認識できれば、ユーザ操作d110、システムステータスd120、及び詳細ステータスd130を管理する単位は限定されない。
ユーザ体験管理部203は、システム情報の履歴に基づきユーザ体験データを生成し、ユーザ体験DB204に記憶させる。ユーザ体験DB204は、ユーザ体験データを記憶するための記憶部である。具体的には、ユーザ体験管理部203は、例えば、開発者u30から指定されたシステム情報の履歴に基づきユーザ体験データを作成し、作成したユーザ体験データをユーザ体験DB204に記憶させる。これにより、開発者u30は、ユーザu10から意見を収集したい使い方に関するユーザ体験データをあらかじめユーザ体験DB204に記憶させることが可能となる。
ここで、図8を参照しながら、ユーザ体験DB204に記憶されるユーザ体験データについて説明する。図8は、ユーザ体験DBに記憶されるユーザ体験データの一例を示した図である。
図8に示すように、ユーザ体験DB204は、1以上のユーザ体験データd210を記憶している。ユーザ体験DB204に記憶されたユーザ体験データd210は、それぞれがユーザ体験に対応している。ユーザ体験データd210は、識別情報d211と、条件d212とを含む。
識別情報d211は、ユーザ体験データd210が、どのユーザ体験に対応しているかを識別するための情報である。
条件d212は、識別情報d211で示されたユーザ体験に対応するシステム情報の履歴を示している。
例えば、ユーザ体験データd210aは、メールに対して即時に返信するユーザ体験に対応している。この場合には、識別情報d211aには、メールに対して即時に返信するユーザ体験であることを示す識別情報として、「[2]即時返信」が設定されている。また、ユーザ体験データd210aの条件d212aには、即時返信に対応するユーザ体験を示した履歴として、「メール表示」、「返信」、「1分以内に送信」に相当するシステム情報が、時系列に沿ってこの順序で示されている。
また別の一例として、ユーザ体験データd210bは、外部機器からの情報を入力するユーザ体験に対応している。この場合には、識別情報d211bには、外部機器からの情報を入力するユーザ体験であることを示す識別情報として、「[3]外部機器からの入力」が設定されている。また、ユーザ体験データd210bの条件d212bには、外部機器からの入力に対応するユーザ体験を示した履歴として、「インプットデバイスが接続されている」、「インプットデバイスからの入力」に相当するシステム情報が、時系列に沿ってこの順序で示されている。
また、ユーザ体験管理部203は、システム情報DB202に記憶されたシステム情報の履歴に基づき、ユーザ体験データd210を作成してもよい。
具体的な一例として、後述するコメント登録部205が、ユーザ端末10のコメント受付部102からコメントを受け取った場合に、ユーザ体験管理部203が、そのコメントが入力されたときのシステム情報の履歴に基づきユーザ体験データd210を作成してもよい。この場合には、ユーザ体験管理部203は、コメント登録部205から、コメントの送信元であるユーザ端末10の端末情報と、コメントが入力されたタイミングを示すタイムスタンプとを受ける。
ユーザ体験管理部203は、コメント登録部205から取得した端末情報に基づき、コメントの取得元であるユーザ端末10で取得されたシステム情報の履歴をユーザ体験DB204から抽出する。ユーザ体験管理部203は、抽出した履歴に含まれる各システム情報のタイムスタンプと、コメント登録部205から取得したタイムスタンプとを比較し、コメントが入力されたタイミングにおけるシステム情報を抽出した履歴から特定する。
コメントが入力されたタイミングにおけるシステム情報を特定した後、ユーザ体験管理部203は、特定したシステム情報を基準として、時系列に沿って履歴を遡り、操作の開始タイミングに相当する状態(以降では、「基準状態」と呼ぶ)のシステム情報を特定する。基準状態とは、例えば、ホームボタンを押した直後の状態や、ユーザ端末10が起動した直後の状態のように、ユーザ端末10の操作の基準となる状態を示している。
ユーザ体験管理部203は、特定した基準状態から、コメントが入力されたタイミングまでのシステム情報の履歴を抽出する。ユーザ体験管理部203は、抽出したシステム情報の履歴に基づきユーザ体験データd210を生成し、ユーザ体験DB204に記憶させる。なお、ユーザ体験管理部203は、生成したユーザ体験データd210と同等のユーザ体験データが既にユーザ体験DB204に記憶されている場合には、生成したユーザ体験データd210をユーザ体験DB204に記憶させなくてもよい。
ユーザ体験管理部203は、生成したユーザ体験データd210を特定するための識別情報d211をコメント登録部205に通知する。この識別情報d211により、コメント登録部205は、コメントが取得された状態に対応するユーザ体験データd210を特定することが可能となる。
また、ユーザ体験管理部203は、ユーザ体験DB204からユーザ体験データd210を読み出し、ユーザ端末10の判断部103に送信する。これにより、判断部103が記憶する一連のユーザ体験データと、ユーザ体験DB204に記憶された各ユーザ体験データd210とが同期する。
なお、ユーザ体験管理部203が、判断部103にユーザ体験データd210を送信するタイミングは、運用にあわせて適宜決定すればよい。例えば、ユーザ体験管理部203は、所定のタイミングごとに、判断部103にユーザ体験データd210を送信してもよい。また、別の一例として、ユーザ体験管理部203は、ユーザ体験DB204が更新されたタイミングで、判断部103にユーザ体験データd210を送信してもよい。
また、判断部103が記憶する一連のユーザ体験データと、ユーザ体験DB204に記憶された各ユーザ体験データd210とが同期できれば、ユーザ体験管理部203が判断部103に送信するユーザ体験データd210の内容は限定されない。例えば、ユーザ体験管理部203は、ユーザ体験DB204において追加または更新されたユーザ体験データd210のみを差分データとして判断部103に送信してもよい。また、ユーザ体験管理部203は、ユーザ体験DB204に記憶された全てのユーザ体験データd210を判断部103に送信してもよい。
コメント登録部205は、ユーザu10から指定されたユーザ体験に対する意見(即ち、コメントや評価)をユーザ端末10から取得し、取得した意見をコメントDB206内のコメント管理テーブルd300に記憶させる。以降では、まずコメントDB206に記憶されたコメント管理テーブルd300について説明し、その後に、コメント登録部205の動作について説明する。なお、以降では、単に「コメント管理テーブルd300」と記載した場合には、コメントDB206に記憶されるコメント管理テーブルd300を指すものとする。
まず、図9を参照しながら、コメントDB206に記憶されるコメント管理テーブルd300について説明する。図9は、コメントDB206に記憶されるコメント管理テーブルd300の一例を示した図である。図9に示すように、コメント管理テーブルd300は、IDd310と、コメントd320と、体験d330と、評価d340と、関連コメント350とを含む。
IDd310は、コメント管理テーブルd300に記憶された各コメントを識別するための識別情報である。また、コメントd320は、コメントの内容を示している。
体験d330は、IDd310で示されたコメントd320が関連付けられたユーザ体験を示している。体験d330に示された情報は、ユーザ体験データd210の識別情報d211(図8参照)に対応している。
評価d340は、IDd310で示されたコメントd320に対するユーザu10の評価を示している。評価d340は、レビュー総数d341と、賛同d342と、反対d343と、ノーコメントd344とを含む。
レビュー総数d341は、IDd310で示されたコメントd320に対して入力された評価の総数を示している。また、賛同d342、反対d343、及びノーコメントd344は、それぞれ、ユーザu10からの評価に対応している。なお、賛同d342は、ユーザu10が評価を入力する入力画面v20(図5参照)において「賛成」を示す評価ボタンv221に対応している。同様に、反対d343は、入力画面v20の「反対」を示す評価ボタンv222に対応しており、ノーコメントd344は、入力画面v20の「ノーコメント」を示す評価ボタンv223に対応している。
関連コメント350は、IDd310で示されたコメントd320が関連している他のコメントd320を示している。例えば、図9に示す例では、IDd310が「N+2」のコメントd320は、IDd310が「N+1」のコメントd320に対して関連付けられたコメントであることを示している。
なお、評価d340において、評価基準は、図9に示す賛同d342、反対d343、及びノーコメントd344に限定されない。例えば、評価基準を「1」〜「5」の5段階評価としてもよい。評価d340として、どのような評価基準を設定するかは、評価対象の種類や、評価d340に基づく分析の内容に応じて適宜設定すればよい。
次に、コメント登録部205の動作について説明する。
コメント登録部205は、ユーザ端末10のコメント受付部102から、コメントと、そのコメントが取得されたタイミングを示すタイムスタンプと、送信元であるユーザ端末10の端末情報とを取得する。コメント登録部205は、取得したタイムスタンプと端末情報をユーザ体験管理部203に通知し、その応答として、ユーザ体験データd210の識別情報d211を取得する。
コメント登録部205は、コメント受付部102から取得したコメントと、ユーザ体験管理部203から取得した識別情報d211とを、コメント管理テーブルd300に登録する。このとき、コメント登録部205は、コメント受付部102から取得したコメントをコメントd320として登録し、ユーザ体験管理部203から取得した識別情報d211を体験d330として登録する。
また、コメント登録部205は、ユーザ端末10のレビュー受付部105から、コメントのIDと、そのIDで示されたコメントに対する評価を示す情報を取得する。
コメント登録部205は、レビュー受付部105から取得したIDを基に、コメント管理テーブルd300から対応するコメントd320を特定する。コメント登録部205は、特定したコメントd320に関連付けられた賛同d342、反対d343、及びノーコメントd344のうち、レビュー受付部105から取得した評価に対応する情報を更新する。例えば、レビュー受付部105から取得した評価が「賛同」を示す場合には、コメント登録部205は、賛同d342に設定された値を加算する。また、コメント登録部205は、特定したコメントd320に関連付けられたレビュー総数d341に設定された値を加算する。
また、コメント登録部205は、レビュー受付部105から、コメントのIDと、そのIDで示されたコメントに対する評価コメントを示す情報を取得する。
コメント登録部205は、レビュー受付部105から取得したIDを基に、コメント管理テーブルd300から対応するコメントd320に関連付けられた体験d330を特定する。コメント登録部205は、レビュー受付部105から取得した評価コメントをコメントd320とし、このコメントd320と特定した体験d330とを関連付けて、コメント管理テーブルd300に登録する。また、コメント登録部205は、登録したコメントd320の関連コメント350に、レビュー受付部105から取得したコメントのIDを設定する。これにより、レビュー受付部105から取得したコメントのIDが示すコメントに対する新たな評価コメントが、コメント管理テーブルd300に登録される。なお、コメント管理テーブルd300に新たに登録された評価コメントに対しても、前述のコメントと同様に評価が入力される。また、コメント登録部205が、「意見登録部」の一例に相当する。
コメント取得部207は、判断部103からユーザ体験データの指定と共に、そのユーザ体験データに関連付けられたコメントの通知に関する依頼を受ける。コメント取得部207は、判断部103から指定されたユーザ体験データの識別情報d211を特定し、特定された識別情報d211を基に、判断部103から指定されたユーザ体験データに対するコメントd320と、そのコメントd320のIDd310とを、コメント管理テーブルd300から抽出する。
コメント取得部207は、コメント管理テーブルd300から抽出したコメントd320とIDd310とを判断部103に通知する。
なお、判断部103から指定されたユーザ体験データに対するコメントd320が複数存在する場合がある。具体的な一例として、例えば、図9において、IDd310が「N+2」で示されたコメントd320は、IDd310が「N+1」で示されたコメントd320に関連付けられている。即ち、IDd310が「N+1」及び「N+2」で示された各コメントd320は、どちらも体験d330が「周辺機器経由による音声検索実施」で示されたユーザ体験に対応していることとなる。このように、複数のコメントd320が抽出された場合には、コメント取得部207は、抽出された複数のコメントd320のうちいずれかを判断部103に通知すればよい。
具体的な一例として、コメント取得部207は、抽出された複数のコメントd320うち、判断部103に通知するコメントd320をランダムに特定してもよいし、登録されたタイミングが最も新しいコメントd320を特定してもよい。
また、コメント取得部207は、各コメントd320に関連付けられた評価d340に基づき、判断部103に通知するコメントd320を特定してもよい。具体的な一例として、コメント取得部207は、レビュー総数d341が少ない(例えば最小の)コメントd320を判断部103に通知してもよい。このように、レビュー総数d341が少ないコメントd320を判断部103に通知し、そのコメントd320に対する評価を取得することで、各コメントd320のレビュー総数d341を均等化することが可能となる。
また、コメント取得部207は、ユーザu10による評価の状況、即ち、賛同d342、反対d343、ノーコメントd344の値に応じて、判断部103に通知するコメントd320を重み付けしてもよい。例えば、コメント取得部207は、賛同d342及び反対d343の数がより乖離しているコメントd320を優先的に判断部103に通知してもよい。また、コメント取得部207は、賛同d342及び反対d343の数がより拮抗しているコメントd320を優先的に判断部103に通知してもよい。また、コメント取得部207は、ノーコメントd344の数が多いコメントd320を優先的に判断部103に通知してもよい。
このように、抽出された複数のコメントd320が複数ある場合に、コメント取得部207が、どのコメントd320を判断部103に通知するかは、どのような状態(例えば、評価状況)のコメントd320に対して評価を収集したいかに応じて適宜変更すればよい。
コメント取得部207は、ローカル端末30を介した開発者u30からの指示に基づき、コメント管理テーブルd300からコメントd320及び評価d340を抽出し、ローカル端末30に出力する。このとき、コメント取得部207は、開発者u30から指定された検索式に基づき、コメントd320及び評価d340を抽出してもよい。
また、別の一例として、コメント取得部207は、評価d340に設定された値や、各コメントd320が登録されたタイミングに基づき、ローカル端末30に出力するコメントd320及び評価d340を特定してもよい。なお、コメント取得部207が、ローカル端末30に出力するコメントd320及び評価d340を特定する処理の一例については別途後述する。
なお、上記に示した情報処理システム1の構成は一例であり、ユーザ端末10及びサーバ20の各構成の位置は特に限定されない。例えば、判断部103をサーバ20側に設けてもよい。この場合には、判断部103は、ユーザ端末10のシステム情報取得部101から送信される履歴に基づきシステム情報DB202に蓄積されたシステム情報の履歴と、ユーザ体験DB204に記憶されたユーザ体験データd210とを比較すればよい。また、通知部104をサーバ20側に設けてもよい。この場合は、通知部104は、ユーザから、所定のユーザ体験に関連付けられたコメントを、そのコメントに対する意見(即ち、所定のユーザ体験に関連する意見)を取得するための情報としてユーザ端末10に通知することとなる。
また、ユーザ端末10及びサーバ20の各構成を一つの情報処理装置(例えば、ユーザ端末10)に設けてもよい。この場合には、システム情報DB202には、ユーザ端末10及びサーバ20の各構成を含む情報処理装置で取得されたシステム情報の履歴のみを記録するようにしてもよい。
また、上記では、判断部103にユーザ体験データd210を一時的に記憶させる例について説明したが、判断部103は、ネットワークN1を介してサーバ20のユーザ体験DB204を参照してもよい。
<3.処理>
[3.1.概要]
本実施形態に係る情報処理システム1の一連の処理は、「初期設定フェーズ」、「コメント及び評価の収集フェーズ」、及び「分析フェーズ」に分類することができる。以降では、フェーズごとに、情報処理システム1の処理について説明する。
[3.2.初期設定フェーズ]
初期設定フェーズは、開発者u30がユーザu10から意見を収集したいユーザ体験やそのユーザ体験に対するコメントをあらかじめ登録しておくためのフェーズである。初期設定フェーズにおける情報処理システム1の処理について図10を参照しながら説明する。図10は、情報処理システム1において、初期設定フェーズにおける処理の一例について示したフローチャートである。
(ステップS101)
開発者u30は、ローカル端末30を介して、登録対象のユーザ体験(使い方)に関するシステム情報の履歴をサーバ20に送信する。ユーザ体験管理部203は、開発者u30から指定されたシステム情報の履歴に基づきユーザ体験データを作成し、作成したユーザ体験データd210をユーザ体験DB204に記憶させる。
(ステップS103)
また、登録されたユーザ体験データd210に対して、各ユーザu10から意見を収集する場合(ステップS102、Y)には、ユーザ体験データd210についてユーザu10に確認を取りたい内容をコメントとして登録してもよい。この場合には、コメント登録部205は、開発者u30から指定されたユーザ体験に対するコメントをローカル端末30から取得し、取得した意見をコメントDB206内のコメント管理テーブルd300に記憶させる。このようにコメントをあらかじめ登録しておくことで、ユーザu10がそのコメントに関連付けられたユーザ体験に対応する使い方をした場合に、情報処理システム1が、そのユーザu10に登録されたコメントの評価を依頼することが可能となる。
なお、ユーザ体験データd210を登録した時点で、そのユーザ体験データd210についてユーザu10に確認を取りたい事項が無い場合には(ステップS102、N)、コメントの登録に係る処理を省略してもよい。
[3.3.コメント及び評価の収集フェーズ]
コメント及び評価の収集フェーズは、各ユーザから、ユーザ体験に対しするコメントや、ユーザ体験に関連付けられたコメントに対しする意見(即ち、評価やコメント)を収集するフェーズである。コメント及び評価の収集フェーズにおける情報処理システム1の処理について図11を参照しながら説明する。図11は、情報処理システム1において、コメント及び評価の収集フェーズにおける処理の一例ついて示したフローチャートである。
(ステップS201)
システム情報取得部101は、ユーザu10のユーザ端末10に対する操作内容や、その操作時のユーザ端末10の状態を監視しシステム情報を取得する。システム情報には、例えば、ユーザu10の操作に基づく入力情報や、ユーザ端末10の状態を示す制御情報(例えば、制御パラメタ等)が含まれる。
システム情報取得部101は、取得したシステム情報と、システム情報が取得されたタイミングを示すタイムスタンプとを履歴として記録する。
(ステップS211)
ユーザu10が、ユーザ端末10の操作や、ユーザ端末10で動作するアプリケーションの操作中にコメントの入力を指示すると(ステップS210、Y)、コメント受付部102は、コメントを入力するためのユーザインタフェース(U/I)をユーザu10に提示する。コメント受付部102は、提示したU/Iに対してユーザu10が入力したコメントを取得する。このようにコメント受付部102を動作させることで、例えば、ユーザu10が操作に困ったときにコメントの入力を指示することで、その時点までの操作に対するコメントを入力することが可能となる。なお、ユーザu10からのコメントの入力に係る指示が無い限りは(ステップS210、N)、ステップS211及びS212に係る処理は実行されず次処理に遷移する。
(ステップS212)
コメント受付部102は、ユーザu10により入力されたコメントを取得すると、取得したコメントを、そのコメントが取得されたタイミングを示すタイムスタンプ、及びユーザ端末10の端末情報と関連付けてサーバ20に送信する。
また、コメント受付部102は、コメントを取得した場合に、システム情報取得部101にサーバ20への履歴の送信を指示してもよい。
システム情報取得部101は、コメント受付部102からの指示を受けると、記録したシステム情報の履歴を、ユーザ端末10の端末情報と関連付けてサーバ20に送信する。
(ステップS212の処理に基づくサーバ20側の動作)
ここで、ステップS212の処理に基づくサーバ20側の動作について、図6を参照しながら説明する。
システム情報登録部201は、ユーザ端末10のシステム情報取得部101から、システム情報の履歴と、送信元であるユーザ端末10の端末情報とを取得する。システム情報登録部201は、取得した履歴に含まれるシステム情報を、そのシステム情報が取得されたタイミングを示すタイムスタンプに基づき時系列に並べて、端末情報ごとにシステム情報DB202に記憶させる。システム情報登録部201は、システム情報取得部101から履歴を取得するたびに、その履歴に含まれるシステム情報を、端末情報ごとに時系列順にシステム情報DB202に蓄積する。これにより、システム情報DB202には、端末ごと(端末情報ごと)に、一連のシステム情報の履歴が蓄積される。
コメント登録部205は、ユーザ端末10のコメント受付部102から、コメントと、そのコメントが取得されたタイミングを示すタイムスタンプと、送信元であるユーザ端末10の端末情報とを取得する。コメント登録部205は、取得したタイムスタンプと端末情報をユーザ体験管理部203に通知する。
ユーザ体験管理部203は、コメント登録部205から、コメントが入力されたタイミングを示すタイムスタンプと、ユーザ端末10の端末情報とを取得する。
ユーザ体験管理部203は、コメント登録部205から取得した端末情報に基づき、コメントの取得元であるユーザ端末10で取得されたシステム情報の履歴をユーザ体験DB204から抽出する。ユーザ体験管理部203は、抽出した履歴に含まれる各システム情報のタイムスタンプと、コメント登録部205から取得したタイムスタンプとを比較し、コメントが入力されたタイミングにおけるシステム情報を抽出した履歴から特定する。
コメントが入力されたタイミングにおけるシステム情報を特定した後、ユーザ体験管理部203は、特定したシステム情報を基準として、時系列に沿って履歴を遡り、操作の開始タイミングに相当する基準状態のシステム情報を特定する。
ユーザ体験管理部203は、特定した基準状態から、コメントが入力されたタイミングまでのシステム情報の履歴を抽出する。ユーザ体験管理部203は、抽出したシステム情報の履歴に基づきユーザ体験データd210を生成し、ユーザ体験DB204に記憶させる。
このときのユーザ体験管理部203の動作について、図2を参照しながら、具体的に例を挙げて説明する。
例えば、ユーザu10が、経路r11及びr12に沿って文字入力により、操作c500で示すように検索結果を表示させ、操作c500のタイミングでコメントを入力したとする。この場合には、システム情報DB202には、状態c100、操作c210、及び操作c500のそれぞれに対応するシステム情報が、この順序で履歴として記憶されている。
ユーザ体験管理部203は、コメント登録部205から取得したタイムスタンプに基づき、コメントが入力されたときの操作c500に対応するシステム情報を特定する。次に、ユーザ体験管理部203は、システム情報の履歴を時系列に沿って遡りながら、基準状態を示す状態c100のシステム情報を特定する。
ユーザ体験管理部203は、特定した状態c100から、コメントが入力されたときの操作c500までのシステム情報の履歴を抽出する。即ち、ユーザ体験管理部203は、状態c100、操作c210、及び操作c500のそれぞれに対応するシステム情報が、この順序で時系列に沿って並んだシステム情報の履歴を抽出する。
ユーザ体験管理部203は、抽出した状態c100、操作c210、及び操作c500に対応するシステム情報の履歴を基にユーザ体験データを作成し、ユーザ体験DB204に記憶させる。これにより、ユーザ体験DB204には、経路r11及びr12で示された「文字入力による検索」に相当するユーザ体験データd210が記憶される。
ユーザ体験管理部203は、生成したユーザ体験データd210を特定するための識別情報d211をコメント登録部205に通知する。
コメント登録部205は、ユーザ体験管理部203からユーザ体験データd210の識別情報d211を取得する。
コメント登録部205は、コメント受付部102から取得したコメントと、ユーザ体験管理部203から取得した識別情報d211とを、コメント管理テーブルd300に登録する。
(ステップS220)
ここで、再度図11を参照する。判断部103は、あらかじめ決められた1以上のユーザ体験を示すデータd210をサーバ20から取得し記憶しておく。
また、判断部103は、システム情報取得部101からシステム情報を、当該システム情報が取得された時系列順に取得する。判断部103は、システム情報取得部101から取得し時系列順に並べられたシステム情報と、あらかじめ記憶した各ユーザ体験データに含まれる履歴と比較する。
(ステップS221)
判断部103は、時系列順に並べられたシステム情報の中から、いずれかのユーザ体験データに含まれる履歴と一致する一連のシステム情報(即ち、履歴)を検出した場合(ステップS220、Y)は、一連のシステム情報が一致したユーザ体験データに関連付けられているコメントをサーバ20に通知させる。サーバ20において、対応するユーザ体験データにコメントが関連付けられている場合には、判断部103は、サーバ20からユーザ体験データに関連付けられたコメントd320と、そのコメントの識別情報(即ち、IDd310)とを取得する。なお、ユーザ体験データに含まれる履歴と一致する一連のシステム情報が検出されない限りは(ステップS220、N)、ステップS221〜S224に係る処理は実行されず次処理に遷移する。
判断部103は、サーバ20からコメント及びコメントのIDを取得した場合には、取得したコメント及びコメントのIDを通知部104に通知する。
通知部104は、判断部103からコメント及びコメントのIDを取得すると、ユーザu10に、ユーザu10の操作内容に基づくユーザ体験に対してコメントが関連付けられていることを通知し、そのコメントに対するレビューを促す。図4A〜図4Cは、ユーザu10にレビューを促す(依頼する)画面の一態様を示している。
(ステップS223)
通知部104からの通知に対してレビューの入力が選択されると(ステップS222、Y)、通知部104は、レビュー入力に関する指示があったことをレビュー受付部105に通知し、判断部103から取得したコメント及びコメントIDをレビュー受付部105に出力する。なお、通知部104からの通知に対してレビューの入力が選択されなかった場合には(ステップS222、N)、ステップS223及びS224に係る処理は実行されず次処理に遷移する。
レビュー受付部105は、通知部104からレビューの入力に関する通知を受けると、通知部104からコメント及びコメントIDを取得する。レビュー受付部105は、ユーザ体験に関連付けられたコメントをユーザu10に提示し、そのコメントに対するレビュー結果を入力するための入力画面v20を表示させる。図5は、入力画面v20の一例を示している。以降は、図5に示す入力画面v20を表示させたものとして説明する。
(ステップS224)
レビュー受付部105は、評価ボタンv221〜v223のうちのいずれかに対する操作に基づき、評価対象コメントにユーザu10の評価を認識し、認識した評価を示す情報と評価対象コメントのIDとをサーバ20に通知する。このレビュー受付部105からの通知により、サーバ20は、通知された評価対象コメントのIDに基づき評価対象コメントを特定し、特定された評価対象コメントにレビュー受付部105から通知された評価を関連付けることが可能となる。
また、レビュー受付部105は、送信ボタンv232が操作された場合には、コメント入力欄v231に入力された評価コメントを取得する。レビュー受付部105は、取得した評価コメントと評価対象コメントのIDとをサーバ20に通知する。このレビュー受付部105からの通知により、サーバ20は、通知された評価対象コメントのIDに基づき評価対象コメントを特定し、特定された評価対象コメントにレビュー受付部105から通知された評価コメントを関連付けることが可能となる。
(ステップS224の処理に基づくサーバ20側の動作)
ここで、ステップS224の処理に基づくサーバ20側の動作について、図6を参照しながら説明する。
コメント登録部205は、ユーザ端末10のレビュー受付部105から、コメントのIDと、そのIDで示されたコメントに対する評価を示す情報を取得する。
コメント登録部205は、レビュー受付部105から取得したIDを基に、コメント管理テーブルd300(図9参照)から対応するコメントd320を特定する。コメント登録部205は、特定したコメントd320に関連付けられた賛同d342、反対d343、及びノーコメントd344のうち、レビュー受付部105から取得した評価に対応する情報を更新する。例えば、レビュー受付部105から取得した評価が「賛同」を示す場合には、コメント登録部205は、賛同d342に設定された値を加算する。また、コメント登録部205は、特定したコメントd320に関連付けられたレビュー総数d341に設定された値を加算する。
また、コメント登録部205は、レビュー受付部105から、コメントのIDと、そのIDで示されたコメントに対する評価コメントを示す情報を取得する。
コメント登録部205は、レビュー受付部105から取得したIDを基に、コメント管理テーブルd300から対応するコメントd320に関連付けられた体験d330を特定する。コメント登録部205は、レビュー受付部105から取得した評価コメントをコメントd320とし、このコメントd320と特定した体験d330とを関連付けて、コメント管理テーブルd300に登録する。また、コメント登録部205は、登録したコメントd320の関連コメント350に、レビュー受付部105から取得したコメントのIDを設定する。これにより、レビュー受付部105から取得したコメントのIDが示すコメントに対する新たな評価コメントが、コメント管理テーブルd300に登録される。なお、コメント管理テーブルd300に新たに登録された評価コメントに対しても、前述のコメントと同様に評価が入力される。
(ステップS230)
ここで、再度図11を参照する。システム情報取得部101は、ユーザu10のユーザ端末10に対する操作内容や、その操作時のユーザ端末10の状態を監視しシステム情報を取得する処理を、ユーザ端末10の停止が指示されるまで継続する(ステップS230、N)。ユーザ端末10の停止が指示されると(ステップS230、Y)、ユーザ端末10は、一連の動作を終了させる。
[3.4.分析フェーズ]
分析フェーズは、開発者u30がローカル端末30を介して、サーバ20のコメントDB206に蓄積されたユーザ体験に対するコメントd320や、コメントd320に対する評価d340を参照及び分析するフェーズである。
開発者u30がローカル端末30からコメントd320及び評価d340の抽出を指示すると、コメント取得部207が、コメントDB206内のコメント管理テーブルd300からコメントd320及び評価d340を抽出し、ローカル端末30に出力する。このとき、コメント取得部207は、開発者u30から指定された検索式に基づき、コメントd320及び評価d340を抽出してもよい。
また、別の一例として、コメント取得部207は、評価d340に設定された値や、各コメントd320が登録されたタイミングに基づき、ローカル端末30に出力するコメントd320及び評価d340を特定してもよい。
例えば、賛同している人の数が少ないコメントは、妥当性や信頼性が低い場合がある。このような場合を想定して、コメント取得部207は、賛同d342の数が少ないコメントd320の優先度を下げて、賛同d342の数が多いコメントd320を優先的に抽出してもよい。
また、逆説的に考えると、反対している人の数が多いコメントは、そのコメントが示す内容とは逆の意味において信頼性が高い場合がある。このような場合を想定して、コメント取得部207は、反対d343の数が多いコメントd320を優先的に抽出してもよい。
また、レビュー総数に対してノーコメントの数が少ないコメントは、各ユーザがレビューをしやすかった場合や、各ユーザが積極的にレビューを行った場合が想定され、信頼度が高い場合がある。このような場合を想定して、コメント取得部207は、レビュー総数d341に対するノーコメントd344の数の割合に基づき、抽出するコメントd320を決定してもよい。
また、コメント取得部207は、コメントd320の内容を自然言語処理等の技術を用いて解析し、そのコメントd320の内容が肯定的か否定的かに応じて、コメントd320の優先度を決定してもよい。
具体的な一例として、コメント取得部207は、否定的な意味を持つコメントd320を優先的に抽出してもよい。また、コメント取得部207は、否定的な意味を持つコメントd320の中でも、賛同d342の数が多いコメントd320を優先的に抽出してもよい。また、逆説的に考えて、コメント取得部207は、肯定的な意味を持つコメントd320で、かつ、反対d343の数が多いコメントd320を優先的に抽出してもよい。
また、コメントに対するレビュー総数が多いユーザ体験ほど、多くのユーザu10に使用されていると判断することもできる。即ち、コメントや評価が少ない(もしくは無い)ユーザ体験ほど、ユーザu10が使用していないことになる。そのため、コメント取得部207は、レビュー総数d341の少ないコメントd320の優先度を下げて、他のコメントd320を抽出するようにしてもよい。また、コメント取得部207は、体験d330ごとの評価d340の数(例えば、レビュー総数d341)を集計し、集計結果を、ローカル端末30を介して開発者u30に提示してもよい。
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム1は、所定のユーザ体験(即ち、評価対象となる使い方)を体験したユーザu10に、そのユーザ体験に関する他のユーザu10のコメントの評価を依頼する。これにより、各コメントの妥当性や信頼性を、そのコメントに対する各ユーザu10の評価に基づき容易に判定することが可能となる。
<4.変形例>
次に、変形例に係る情報処理システム1について説明する。上記の実施形態に係る情報処理システム1は、ユーザu10が所定のユーザ体験に対応する使い方をしたユーザu10に、そのユーザ体験に対するコメントの評価を依頼していた。変形例に係る情報処理システム1では、ユーザu10が所定のユーザ体験に対応する使い方をした場合に、ユーザu10の使い方に関連する別の使い方を提示する。以下に、図2を参照しながら具体的に説明する。
例えば、ユーザu10が、経路r11及びr12で示された「文字入力による検索」を実行したとする。この場合に、情報処理システム1は、検索機能を実行するための他の使い方として、例えば、経路r21及びr22で示された「音声入力による検索」をユーザu10に提示してもよい。このように、あるユーザ体験に対応する使い方に関連する別の使い方を提示することで、ユーザu10に、他の使い方を紹介もしくは推薦することも可能である。
なお、上記のように動作させる場合には、関連するユーザ体験について、各ユーザ体験データd210をあらかじめ関連付けておく。例えば、上記に示した例では、「文字入力による検索」に対応するユーザ体験データd210と、「音声入力による検索」に対応するユーザ体験データd210とを関連付けておけばよい。
そして、判断部103は、取得したシステム情報の履歴が、所定のユーザ体験データd210に一致する場合に、そのユーザ体験データd210に関連付けられた別のユーザ体験データd210を特定する。判断部103は、特定した他のユーザ体験データd210に対応するユーザ体験を通知部104に通知させればよい。
また、ユーザu10から、通知した使い方(ユーザ体験)についてフィードバックを取得できるようにしてもよい。例えば、「文字入力による検索」を実行したユーザu10に「音声で入力することができます。知っていましたか?」という内容のコメントを提示し、このコメントへの評価として、「知っている」、「知っていない」、「知っているけどこちらの方が良い」といった評価結果を入力できるようにしてもよい。このように、通知した使い方に対する評価をユーザu10から取得することで、情報処理システム1は、評価結果に基づき、どのユーザ体験(使い方)が各ユーザu10に認知されているか(または、認知されていないか)を分析することが可能となる。
<5.ハードウェア構成>
以上、本開示の実施形態を説明した。上述したユーザ端末10、サーバ20、及びローカル端末30による情報処理は、ソフトウェアと、ユーザ端末10、サーバ20、及びローカル端末30として用いられる以下に説明するような情報処理装置90のハードウェアとの協働により実現される。
図12は、情報処理装置90のハードウェア構成の一例を示した説明図である。図12に示したように、情報処理装置90は、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、入力装置908と、出力装置910と、ストレージ装置911と、ドライブ912と、通信装置915とを備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置90内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバスにより相互に接続されている。
入力装置908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置90のユーザは、該入力装置908を操作することにより、情報処理装置90に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置910は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。さらに、出力装置910は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。例えば、表示装置は、撮像された画像や生成された画像などを表示する。一方、音声出力装置は、音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置911は、本実施形態にかかる情報処理装置90の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置911は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。このストレージ装置911は、CPU901が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ912は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置90に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ912は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。また、ドライブ912は、リムーバブル記憶媒体に情報を書き込むこともできる。
通信装置915は、例えば、ネットワークNに接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置915は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
なお、ネットワークNは、ネットワークNに接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、ネットワークNは、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワークN1は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
<6.まとめ>
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム1は、所定のユーザ体験(即ち、評価対象となる使い方)を体験したユーザに、そのユーザ体験に関する他のユーザの主観的な意見(例えば、コメント)の評価を依頼する。そのため、より信頼性の高いレビュー結果を収集することが可能となる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、同じ体験をしたユーザにコメントの評価が依頼されることになるため、コメントを作成するユーザは、コメント上で状況を詳細に伝える必要がなくなる。そのため、コメントを残す作業に対するユーザの抵抗感を緩和する効果が期待できる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、ユーザに対して、他のユーザの意見をレビューする機会を与えることにより、他のユーザの発言に触発されて、追加の意見が入力される効果が期待できる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、各ユーザから寄せられる多数の主観的な意見に対して、同じ体験をした他のユーザから信頼性の高いレビュー結果が集約される。これにより、各コメントの妥当性や信頼性を、そのコメントに対する各ユーザの評価に基づき容易に評価することが可能となる。
また、開発者が、特定の機能や使い方にあらかじめ意見(コメント)を関連付けておくことで、その意見に対する評価として、対象となる機能や使い方に関する各ユーザの意見を集約することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)ユーザの操作に基づく入力情報及び当該操作時の状態を示す制御情報の少なくともいずれかを含むシステム情報の第1の履歴を取得し、取得した当該第1の履歴を、あらかじめ記憶された前記システム情報を含む第2の履歴と比較する判断部と、
前記判断部による比較結果に基づき、前記ユーザから前記第1の履歴に関連する意見を取得するための通知を行う通知部と、
を備える情報処理装置。
(2)前記通知部は、前記第1の履歴と前記第2の履歴とが一致する場合に前記通知を行う前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記通知部は、前記第2の履歴に関連付けられた前記意見を通知する前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記第2の履歴に関連付けられた一の意見に対するユーザの意見を取得する意見取得部と、
取得した前記ユーザの意見を前記一の意見に関連付ける意見登録部と、
を備える前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)前記ユーザの意見は、前記一の意見に対する評価を含む前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)前記ユーザの意見は、前記一の意見に対する補足情報を更に含む前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)あらかじめ記憶された複数の前記意見それぞれに対する前記評価に基づき、当該複数の意見の中から、一部の意見を抽出する抽出部を備える前記(4)または(5)に記載の情報処理装置。
(8)記憶部と、
取得した前記第1の履歴を、前記第2の履歴として前記記憶部に記憶させるシステム情報登録部と、
を備える前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(9)第1のユーザの操作に基づく入力情報及び当該操作時の状態を示す制御情報の少なくともいずれかを含むシステム情報の履歴を記憶する記憶部と、
第2のユーザの操作に基づく前記システム情報の履歴を取得し、取得した当該履歴を、前記記憶部に記憶された前記第1のユーザの操作に基づく履歴と比較する判断部と、
前記判断部による比較結果に基づき、前記第2のユーザから、当該第2のユーザの操作に基づく履歴に関連する意見を取得するための通知を行う通知部と、
を備える情報処理システム。
(10)ユーザの操作に基づく入力情報及び当該操作時の状態を示す制御情報の少なくともいずれかを含むシステム情報の第1の履歴を取得し、取得した当該第1の履歴を、あらかじめ記憶された前記システム情報を含む第2の履歴と比較することと、
前記判断部による比較結果に基づき、前記ユーザから前記第1の履歴に関連する意見を取得するための通知を行うことと、
を含む情報処理方法。
1 情報処理システム
10、10a〜10c ユーザ端末
101 システム情報取得部
102 コメント受付部
103 判断部
104 通知部
105 レビュー受付部
20 サーバ
201 システム情報登録部
202 システム情報DB
203 ユーザ体験管理部
204 ユーザ体験DB
205 コメント登録部
206 コメントDB
207 コメント取得部
30 ローカル端末
90 情報処理装置

Claims (10)

  1. ユーザの操作に基づく入力情報及び当該操作時の状態を示す制御情報の少なくともいずれかをそれぞれが含む複数のシステム情報が時系列に並べられた第1の履歴を取得し、取得した当該第1の履歴を、あらかじめ記憶された、複数の前記システム情報が時系列に並べられた第2の履歴と比較する判断部と、
    前記判断部による比較結果に基づき、前記ユーザから前記第1の履歴に関連する意見を取得するための通知を行う通知部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記通知部は、前記第1の履歴と前記第2の履歴とが一致する場合に前記通知を行う請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知部は、前記第2の履歴に関連付けられた前記意見を通知する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の履歴に関連付けられた一の意見に対する前記ユーザの意見を取得する意見取得部と、
    取得した前記ユーザの意見を前記一の意見に関連付ける意見登録部と、
    を備える請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザの意見は、前記一の意見に対する評価を含む請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記ユーザの意見は、前記一の意見に対する補足情報を更に含む請求項5に記載の情報処理装置。
  7. あらかじめ記憶された複数の前記意見それぞれに対する前記評価に基づき、当該複数の意見の中から、一部の意見を抽出する抽出部を備える請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 記憶部と、
    取得した前記第1の履歴を、前記第2の履歴として前記記憶部に記憶させるシステム情報登録部と、
    を備える請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 第1のユーザの操作に基づく入力情報及び当該操作時の状態を示す制御情報の少なくともいずれかをそれぞれが含む複数のシステム情報が時系列に並べられた履歴を記憶する記憶部と、
    第2のユーザの操作に基づく複数の前記システム情報が時系列に並べられた履歴を取得し、取得した当該履歴を、前記記憶部に記憶された前記第1のユーザの操作に基づく履歴と比較する判断部と、
    前記判断部による比較結果に基づき、前記第2のユーザから、当該第2のユーザの操作に基づく履歴に関連する意見を取得するための通知を行う通知部と、
    を備える情報処理システム。
  10. コンピュータが、
    ユーザの操作に基づく入力情報及び当該操作時の状態を示す制御情報の少なくともいずれかをそれぞれが含む複数のシステム情報が時系列に並べられた第1の履歴を取得し、取得した当該第1の履歴を、あらかじめ記憶された、複数の前記システム情報が時系列に並べられた第2の履歴と比較することと、
    前記比較の結果に基づき、前記ユーザから前記第1の履歴に関連する意見を取得するための通知を行うことと、
    を含む情報処理方法。
JP2015508136A 2013-03-25 2014-01-31 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 Expired - Fee Related JP6292223B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013061804 2013-03-25
JP2013061804 2013-03-25
PCT/JP2014/052329 WO2014156295A1 (ja) 2013-03-25 2014-01-31 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014156295A1 JPWO2014156295A1 (ja) 2017-02-16
JP6292223B2 true JP6292223B2 (ja) 2018-03-14

Family

ID=51623296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015508136A Expired - Fee Related JP6292223B2 (ja) 2013-03-25 2014-01-31 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10748162B2 (ja)
JP (1) JP6292223B2 (ja)
CN (1) CN105051776B (ja)
WO (1) WO2014156295A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105847368A (zh) * 2016-03-30 2016-08-10 乐视控股(北京)有限公司 评价信息的显示方法及装置
WO2019202724A1 (ja) * 2018-04-20 2019-10-24 株式会社ウフル エネルギーデータ提供システム、エネルギーデータ提供方法及びエネルギーデータ提供プログラム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH117453A (ja) * 1997-04-22 1999-01-12 Mitsubishi Electric Corp メディア情報推薦装置
US20040205065A1 (en) * 2000-02-10 2004-10-14 Petras Gregory J. System for creating and maintaining a database of information utilizing user opinions
AU2004204856A1 (en) * 2003-01-06 2004-07-29 Mark Greenstein Systems and methods for assisting in the selection of products and/or services
US7414717B2 (en) * 2003-10-21 2008-08-19 Fastmetrix, Inc. System and method for detection and identification of optical spectra
JP4451188B2 (ja) 2004-04-05 2010-04-14 株式会社日立製作所 情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法
US7484220B2 (en) * 2004-05-26 2009-01-27 Qualcomm Incorporated Method, software and apparatus for using application state history information when re-launching applications
US20080250323A1 (en) * 2007-04-04 2008-10-09 Huff Gerald B Method and apparatus for recommending an application-feature to a user
JP2009020724A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Comment Market:Kk コメント管理システム、コメント管理方法、クライアント、およびプログラム
CN101661487B (zh) * 2008-08-27 2012-08-08 国际商业机器公司 对信息项进行搜索的方法和系统
JP5051080B2 (ja) * 2008-09-25 2012-10-17 富士通株式会社 情報表示装置、情報表示方法、及びプログラム
JP2010191751A (ja) 2009-02-19 2010-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 情報取得プログラム、及び情報取得装置
JP2011128742A (ja) 2009-12-16 2011-06-30 Hitachi Ltd Sns会員相互評価方法及びサーバ
US8595685B2 (en) * 2010-04-07 2013-11-26 Accenture Global Services Limited Method and system for software developer guidance based on analyzing project events
WO2012032137A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-15 International Business Machines Corporation A method of deploying a contextually dependent application
US9071627B2 (en) * 2012-12-03 2015-06-30 Lookout, Inc. Method and system for cloning applications from an electronic source device to an electronic target device

Also Published As

Publication number Publication date
CN105051776B (zh) 2021-02-09
US20160140578A1 (en) 2016-05-19
JPWO2014156295A1 (ja) 2017-02-16
CN105051776A (zh) 2015-11-11
WO2014156295A1 (ja) 2014-10-02
US10748162B2 (en) 2020-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2016249910A1 (en) Methods, apparatus, and systems for providing notice of digital tracking technologies in mobile apps on mobile devices, and for recording user consent in connection with same
JP2007334580A (ja) 支援装置、プログラム、情報処理システム及び支援方法
US20140052488A1 (en) Contextual task management and notifications
JP2018205897A (ja) デバイス管理の自動化のための装置、サーバ、プログラム及び方法
JP6428330B2 (ja) 申請管理装置、申請管理システム、及びプログラム
JP2014010756A (ja) 監視プログラム、方法及び装置
JP6292223B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法
KR20150025106A (ko) 애플리케이션 검증결과 모니터링 서비스를 위한 검증장치, 단말장치, 시스템, 방법 및 컴퓨터로 판독 가능한 기록 매체
JP2014016916A (ja) ソーシャル・グラフの拡張方法、プログラム及びシステム
KR102222133B1 (ko) 모바일 단말기 및 그의 어플리케이션 관리 방법과 이를 활용한 타겟 광고 제공 시스템
WO2016041176A1 (zh) 一种信息显示的方法、终端、服务器
US20150326677A1 (en) Screen information collecting computer, screen information collecting method, and computer-readable storage medium
JP2019159690A (ja) 情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
JP6578161B2 (ja) メッセージ送信システム及び管理サーバ
JP2014085994A (ja) ライセンス管理装置、ライセンス管理システム、及びライセンス管理方法
JP5380346B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US20140289741A1 (en) Cooperation method, image processing device, and medium
JP6671649B2 (ja) 情報処理装置
KR102278878B1 (ko) 통합 사용 로그 데이터를 생성하는 서버 및 그 동작 방법
JP7385245B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム
WO2017077581A1 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP6588304B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP6790539B2 (ja) 情報処理装置、リモートサポートシステム及びプログラム
JP6348719B2 (ja) 業務管理装置、業務管理方法および業務管理プログラム
JP2017016368A (ja) 情報共有サーバ及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180129

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6292223

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees