JP5051080B2 - 情報表示装置、情報表示方法、及びプログラム - Google Patents

情報表示装置、情報表示方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は情報処理技術に関し、特に、情報検索の技術に関する。
従来から、ユーザの記憶を補助するための数多くのソフトウェアが知られている。例えば、テキストやファイル、Webページへのリンク、画像などの形式でユーザが入力する覚書などの情報を記憶し、この情報を表示装置のデスクトップ(基本操作画面)上に常時表示させる機能をパーソナルコンピュータ(PC)に提供するソフトウェアがある。このようなソフトウェアでは、デスクトップ上での情報の表示を付箋紙に似せて行うようにしているものが多く、この表示は「電子付箋紙」などとも呼ばれている。
この電子付箋紙を、表示装置における特定のファイルやWebページの表示画面領域上に重ねて表示させるようにPCを機能させるソフトウェアが知られている。このソフトウェアを使用する場合には、電子付箋紙とファイルやWebページなどの表示画面の位置とをユーザが対応付ける指示を行い、PCは、電子付箋紙の表示情報と共に、この対応付けの情報を記憶する。
この他、ユーザが入力した注釈と、この注釈を入力したときに得られるコンテキストデータとを使用して、注釈に関連した情報を探し出すと共に注釈に近いコンテキストデータを収集するという技術が知られている。
また、入力された検索キーを認識処理し、検索キーとして類似度の大きいものから順に複数の認識候補を選出し、この複数の認識候補を表示するときに、類似度の大きさに基づき各認識候補の表示形態を調整するという技術が知られている。
特開2006−113976号公報 特開2005−85285号公報 特開2005−18442号公報
電子付箋紙を頻繁に利用すれば、表示装置に同時に表示される電子付箋紙の数は増えていく。つまり、同時に多量の情報が表示されるため、必要な情報の見落としや、必要な情報を探し出すための手間の増加などの問題が生じ得る。
ここで、もはや不要になった電子付箋紙をその都度削除する、重要度の高い電子付箋紙を低いものよりも目立つ位置に配置する、あるいは、電子付箋紙が各々属する所定のグループ毎に、その表示位置を設定する、などの工夫が考えられる。しかしながら、一般に、情報の要・不要の判断、情報の重要度の判断、及び、情報のグループ分けの判断を、予め正確に行っておくことは困難であり、これらの判断を誤れば、電子付箋紙の利便性が大きく低下することとなる。
また、電子付箋紙を、特定のファイルやWebページの表示画面領域上に表示させる方式では、電子付箋紙を頻繁に利用したときの電子付箋紙数の増加量は低減する。しかし、電子付箋紙に対応付けたファイルやWebページを開かない限り(表示装置に表示させない限り)、ユーザは、その電子付箋紙に示されている情報に触れることができない。つまり、この方式は、電子付箋紙の情報を必要とする場合には、その電子付箋紙に対応付けたファイルやWebページが必ず開かれていることが前提となるため、用途が限られてしま
っている。また、例えば、「必要な情報を得るにはどのファイルやWebページを開けばいいか」といった類の情報を扱うことができない。更に、この方式では、ファイルやWebページの複数の組み合わせに電子付箋紙を対応付けることができない。このため、例えば、出張の準備を行っていることが明らかである、「出張申請ページ」と「経路探索ページ」とが同時に表示されている場合に、宿泊先の情報である「ホテル情報」を記した電子付箋紙を自動的に表示させるような機能を提供することはできない。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、情報が同時に多数表示されても、必要な情報を容易に見つけ出せるようにすることである。
本明細書で開示する情報表示装置のひとつは、各種の情報を表示する装置であって、該装置の状態を監視して該状態を示すコンテキスト情報を抽出するコンテキスト情報抽出手段と、表示対象であるメモ情報の登録時においての該コンテキスト情報が関連付けられている該メモ情報を保存しているメモ情報保存手段と、所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段により抽出された該コンテキスト情報についての、該メモ情報保存手段により保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、該メモ情報毎に求めるコンテキスト情報類似度評価手段と、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報を、該メモ情報についての該類似度に応じた表示態様で表示するメモ情報表示手段と、を有するというものである。
この情報表示装置は、メモ情報保存手段により保存されているメモ情報を、当該メモ情報についての登録時と所定の時点(例えば現時点)とにおいてのコンテキスト情報(すなわち装置の状態)の類似度に応じた態様で表示する。つまり、この情報表示装置によれば、当該類似度が高い、すなわち、装置の状態が登録時と所定の時点とで似ていることで現時点での必要性が高いと考えられるメモ情報は、他のメモ情報とは異なる態様で表示されるのである。従って、メモ情報が同時に多数表示されても、必要な情報を容易に見つけ出すことが可能である。
また、本明細書で開示する情報表示方法のひとつは、各種の情報を表示する方法であって、コンテキスト情報抽出手段が、該情報を表示する表示装置を有するコンピュータの状態を監視して該状態を示すコンテキスト情報を抽出し、メモ情報保存手段が、表示対象であるメモ情報の登録時においての該コンテキスト情報が関連付けられている該メモ情報を記憶装置に保存させておき、コンテキスト情報類似度評価手段が、所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段により抽出された該コンテキスト情報についての、該記憶装置で保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、該メモ情報毎に求め、メモ情報表示手段が、該記憶装置で保存されているメモ情報を、該メモ情報についての該類似度に応じた表示態様で、該表示装置に表示させる、というものである。
この情報表示方法によれば、前述した情報表示装置と同様の作用・効果を得ることができる。
また、本明細書で開示するプログラムのひとつは、各種の情報の表示をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、該装置の状態を監視して該状態を示すコンテキスト情報を抽出するコンテキスト情報抽出処理と、表示対象であるメモ情報の登録時においての該コンテキスト情報が関連付けられている該メモ情報を、該コンピュータの有する記憶部に保存しておくメモ情報保存処理と、所定の時点において該コンテキスト情報抽出処理により抽出された該コンテキスト情報についての、該記憶部で保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、該メモ情報毎に求めるコンテキスト情報類似度評価処理と、該記憶部で保存されているメモ情報を、該メモ情報についての該
類似度に応じた表示態様で、該コンピュータの有する表示装置に表示させるメモ情報表示処理と、をコンピュータに行わせる、というものである。
このプログラムをコンピュータで実行させることにより構成される装置によれば、前述した情報表示装置と同様の作用・効果を得ることができる。
本発明によれば、以上のようにすることにより、情報が同時に多数表示されても、必要な情報を容易に見つけ出せるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を実施する情報表示装置の構成の第一の例を示している。
図1に示されているように、この情報表示装置は、メモ情報作成部1、コンテキスト関連付け部2、コンテキスト抽出部3、情報保存部4、メモ情報表示部5、及びコンテキスト類似度評価部6の各構成要素を備えて構成されている。
メモ情報作成部1は、この情報表示装置に登録するメモ情報を、ユーザからの指示に従って作成する。
コンテキスト関連付け部2は、メモ情報作成部1により作成されたメモ情報と、コンテキスト抽出部3により抽出される、当該メモ情報の登録時におけるコンテキスト情報との関連付けを行う。
コンテキスト抽出部3は、この情報表示装置の状態(コンテキスト)を常時監視して、各時点におけるコンテキストを示すコンテキスト情報を抽出する。
情報保存部4は、メモ情報作成部1により作成されたメモ情報を、コンテキスト関連付け部2により関連付けられたコンテキスト情報とその関連付けの情報と共に保存して、この情報表示装置に登録する。
メモ情報表示部5は、情報保存部4に保存されているメモ情報を、コンテキスト類似度評価部6により評価される、当該メモ情報についての所定の時点においての類似度に応じた表示態様で、表示する。
コンテキスト類似度評価部6は、当該所定の時点においてコンテキスト抽出部3により抽出されるコンテキスト情報についての、情報保存部4に保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、メモ情報毎に評価する。
なお、図1に示した情報表示装置は、標準的なハードウェア構成のコンピュータを用いて構成することができる。図2はこのようなコンピュータのハードウェア構成例を示している。
図2に示したコンピュータは、MPU101、ROM102、RAM103、ハードディスク装置104、入力装置105、表示装置106、インタフェース装置107、及び記録媒体駆動装置108を備えて構成されている。これらの構成要素はいずれもバス109に接続されており、MPU101の管理の下で各種のデータを相互に授受することができる。
MPU(Micro Processing Unit)101は、このコンピュータ全体の動作を制御する演算処理装置である。
ROM(Read Only Memory)102は、所定の基本制御プログラムが予め記録されてい
る読み出し専用半導体メモリである。MPU101は、この基本制御プログラムをコンピュータの起動時に読み出して実行することにより、このコンピュータの各構成要素の動作制御が可能になる。
RAM(Random Access Memory)103は、MPU101が各種の制御プログラムを実行する際に、必要に応じて作業用記憶領域として使用する、随時書き込み読み出し可能な半導体メモリである。
ハードディスク装置104は、MPU101によって実行される各種の制御プログラムや後述する各種のデータ、ファイル等を記憶しておく記憶装置である。MPU101は、ハードディスク装置104に記憶されている所定の制御プログラムを読み出して実行することにより、各種の制御処理を行えるようになる。
入力装置105は、例えばキーボード装置やマウス装置であり、コンピュータの使用者により操作されると、その操作内容に対応付けられている使用者からの各種情報の入力を取得し、取得した入力情報をMPU101に送付する。
表示装置106は例えば液晶ディスプレイであり、MPU101から送付される表示データに応じて各種のテキストや画像を表示する。
インタフェース装置107は、このコンピュータが接続される通信回線を介して行われる各種データの授受の管理を行う。
記録媒体駆動装置108は、可搬型記録媒体110に記録されている各種の制御プログラムやデータの読み出しを行う装置である。MPU101は、可搬型記録媒体110に記録されている所定の制御プログラムを、記録媒体駆動装置108を介して読み出して実行することによって、後述する各種の制御処理を行うようにすることもできる。なお、可搬型記録媒体110としては、例えばCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)やDVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)などがある。
本発明を実施する情報表示装置をこのようなコンピュータで構成する場合には、まず、情報処理装置の前述した各構成要素が、後述の登録動作処理及び表示動作処理の各処理内容を、後述の手順でMPU101に行わせるための制御プログラムを作成する。作成された制御プログラムはハードディスク装置104若しくは可搬型記録媒体110に予め格納しておく。そして、MPU101に所定の指示を与えてこの制御プログラムを読み出させて実行させる。こうすることで、図2のコンピュータが情報表示装置として機能する。
次に図3及び図4に各々示したフローチャートについて説明する。図3は、この情報表示装置において行われる登録動作処理の処理内容を示したものである。また、図4は、この情報表示装置において行われる表示動作処理の処理内容を示したものである。
まず、登録動作処理について説明する。この登録動作処理は、ユーザからの、当該処理の開始を示す所定の指示を情報処理装置が取得する(例えば入力装置105に対してユーザが行う、当該指示に対応付けられている所定の操作をMPU101が検出する)と開始される。
図3において、まず、S101では、メモ情報作成処理がメモ情報作成部1により行われる。この処理により、メモ情報作成部1として機能するMPU101は、テキスト入力のインタフェースをユーザへ提供(例えばテキスト入力のGUI(Graphical User Interface)画面を表示装置106に表示)して、ユーザがメモ情報をテキスト入力できるようにする。そして、例えば入力装置105であるキーボード装置に対する操作により入力さ
れたテキストをメモ情報として取得する。
ここで、MPU101は、例えば入力装置105であるマウス装置に対するドラッグ・アンド・ドロップ操作に基づき、表示装置106の表示画面で示されていたファイルやWebページと、取得したメモ情報とのリンク情報(対応付け情報)を取得してもよい。
また、このとき、メモ情報作成部1は、取得したメモ情報をメモ情報表示部5(表示装置106)で表示するときの表示態様を示す情報を、併せて取得するようにしてもよい。このときに取得する情報で示される表示態様としては、例えば、表示装置106に表示されているデスクトップ(基本操作画面)上でメモ情報を電子付箋紙として表示する際の、表示領域や表示色の指定などがある。
メモ情報作成部1により作成されるメモ情報データの2つの例を図5A及び図5Bに示す。
図5Aに示したメモ情報データの第一の例は、ユーザが入力したテキスト「メモ−1」を、デスクトップ上の部分領域を示す座標(10,20)−(60,40)の範囲であって背景色を黄色とした電子付箋紙として表示することを示している。
また、図5Bに示したメモ情報データの第二の例は、ユーザが入力したテキスト「メモ−1」を表示する電子付箋紙のデスクトップ上の位置を座標(10,20)として示している。また、この第二の例では、電子付箋紙のサイズを、その幅(50)と高さ(20)とにより示しており、更に、背景色を(R,G,B)=(255,255,0)としてRGB各色の各値で示している。
なお、以下では、図5Aに示した第一の例のメモ情報をメモ情報作成部1が作成するものとして説明を進める。
以上のようにして作成されたメモ情報は、メモ情報作成部1からコンテキスト関連付け部2へ送られる。コンテキスト関連付け部2は、メモ情報を受け取ると、次に、S102のコンテキスト情報取得処理を行う。この処理は、コンテキスト関連付け部2がコンテキスト抽出部3に所定の指示を与えて、この処理時点でコンテキスト抽出部3が抽出していたコンテキスト情報を送付させて取得する処理である。
コンテキスト抽出部3はユーザが使用しているコンピュータのコンテキストを監視するものである。本実施形態においては、コンテキスト抽出部3として機能するMPU101が、表示装置106で表示中のデスクトップ上で開かれているウィンドウ画面の状態(コンテキスト)を常時監視し、そのコンテキストを示すコンテキスト情報を抽出結果として出力する。ここで、ウィンドウ画面とは、コンピュータによって開かれているファイルやWebページの内容が表示される画面である。
コンテキスト抽出部3が出力するコンテキスト情報のデータ例を図6に示す。この図6の例では、「タイプ」の項目が「Window構成」とされており、監視対象とするコンピュータのコンテキストがウィンドウ画面であることが示されている。また、この例では、「値」の項目として「w−1」、「w−2」、及び「w−3」からなるリストがコンテキスト情報に格納されている。これは、この時点で「w−1」、「w−2」、及び「w−3」なる3つのウィンドウ画面がデスクトップ上で開かれていることを示している。なお、このリストの値としては、例えばウィンドウ画面に付されているタイトルを示す情報でよい。また、例えばそのファイルのハードディスク装置104での格納位置を特定するファイルパスの情報でもよく、あるいは、Webページが置かれている通信ネットワーク上での位置を特定するURL(Uniform Resource Locator)の情報でもよい。
コンテキスト関連付け部2として機能するMPU101は、以上のようにしてコンテキスト抽出部3が抽出して出力するコンテキスト情報を取得する処理を行う。
次に、図3のS103では、コンテキスト関連付け処理がコンテキスト関連付け部2により行われる。この処理では、コンテキスト関連付け部2として機能するMPU101が、S101の処理によりメモ情報作成部1から受け取ったメモ情報とS102の処理によりコンテキスト抽出部3から取得したコンテキスト情報との関連付けを行う。そして、関連付けられたコンテキスト情報をメモ情報に付加してコンテキスト付メモ情報を生成し、関連付けの結果として出力する。図5Aに示したメモ情報に、図6に例示したコンテキスト情報がコンテキスト関連付け部2により関連付けられて付加されたコンテキスト付メモ情報のデータ例を図7に示す。
以上のようにして作成されたコンテキスト付メモ情報は、コンテキスト関連付け部2から情報保存部4へ送られる。情報保存部4は、コンテキスト付メモ情報を受け取ると、次に、S104のメモ情報保存処理を行う。このとき、MPU101は、このとき、受け取ったコンテキスト付メモ情報を、情報保存部4として機能するハードディスク装置104に格納して保存する処理を行う。
情報保存部4でのコンテキスト付メモ情報の保存例を図8に示す。この例では、「メモ−1」、「メモ−2」、及び「メモ−3」の3つのコンテキスト付メモ情報が情報保存部4で保存されていることを表現している。
以上のS104までの処理が完了すると、図3の登録動作処理が終了する。
次に、図4の表示動作処理について説明する。この表示動作処理は、情報表示装置を起動させる(例えば図2のコンピュータへ電力の供給を開始したときにMPU101が行う所定の初期化処理を完了する)と開始され、以降、図4のS201からS204の処理が繰り返し実行される。
図4において、まず、S201では、現コンテキスト情報取得処理がコンテキスト類似度評価部6により行われる。この処理は、コンテキスト類似度評価部6として機能するMPU101がコンテキスト抽出部3に所定の指示を与えて、この処理時点でコンテキスト抽出部3が前述のようにして抽出していたコンテキスト情報を送付させて取得する処理である。以下、この処理により取得されるコンテキスト情報を、「現コンテキスト情報」と称することとする。
次に、S202では、コンテキスト付メモ情報取得処理がコンテキスト類似度評価部6により行われる。この処理は、コンテキスト類似度評価部6として機能するMPU101が、情報保存部4で保存されている全てのコンテキスト付メモ情報を読み出して取得する処理である。以下、この処理により取得されるコンテキスト情報を、「登録時コンテキスト情報」と称することとする。
次に、S203では、コンテキスト類似度評価処理がコンテキスト類似度評価部6により行われる。この処理は、現コンテキスト情報と、S202の処理により情報保存部4より取得したコンテキスト付メモ情報に各々含まれている各メモ情報についての登録時コンテキスト情報との類似度を評価するものである。
コンテキスト類似度評価部6として機能するMPU101は、この類似度の評価のために、以下の演算を行って、メモ情報iについてのコンテキスト類似度S_iを算出する処理を行う。
まず、現コンテキスト情報が示しているWindow構成をW={w_1,w_2,…
,w_m}とする。また、メモ情報iに関連付けられて情報保存部4に保存されていた登録時コンテキスト情報が示しているWindow構成をW_i={w_i1,w_i2,…,w_in}とする。
ここで、W_iの要素数をN_iとし、WとW_iの積集合{w|wはW及びW_i両方の要素}の要素数をNi_iとする。このとき、MPU101は、メモ情報iについてのコンテキスト類似度S_iを、下記の[数2]式の演算により算出する。
例えば、現コンテキスト情報が示しているWindow構成がW={w−1,w−2,w−3,w−4,w−5}であり、情報保存部4でのコンテキスト付メモ情報の保存内容が、図8の例に示されているものであった場合を想定する。
この場合、メモ情報1(「メモ−1」)について、図8の例ではW_1={w−1,w−2,w−3}であるのでN_1=3である。また、W={w−1,w−2,w−3,w−4,w−5}であり、W_1の要素は全てWの要素であるから、Ni_1=3である。よって、メモ情報1のコンテキスト類似度S_1=Ni_1/N_1=3/3=1.0となる。
また、メモ情報2(「メモ−2」)については、図8の例ではW_2={w−2,w−3,w−6,w−7}であるのでN_2=4である。また、W={w−1,w−2,w−3,w−4,w−5}であるから、WとW_iの積集合は{w−2,w−3}であり、従ってNi_2=2である。よって、メモ情報2のコンテキスト類似度S_2=Ni_2/N_2=2/4=0.5である。
また、メモ情報3(「メモ−3」)については、図8の例ではW_3={w−8,w−9}であるのでN_3=2である。ところが、W={w−1,w−2,w−3,w−4,w−5}であるから、WとW_iの積集合は空集合となり、従ってNi_3=0である。よって、メモ情報3のコンテキスト類似度S_3=Ni_3/N_3=0/2=0である。
このように、上記の例では、各メモ情報についてのコンテキスト類似度は、メモ情報1が最も高く、メモ情報3が最も低い。つまり、メモ情報の登録時にデスクトップ上で開かれていたウィンドウ画面群のうち、現時点のデスクトップ上でも開かれているものの数が多いメモ情報ほど、そのコンテキスト類似度が高い値となり、当該登録時と現時点でのコンテキストが類似していると考える。
コンテキスト類似度評価部6として機能するMPU101は、以上のようにして、情報保存部4より取得した各コンテキスト付メモ情報に含まれているメモ情報についてのコンテキスト類似度の算出を、全てのメモ情報について行う。算出された各コンテキスト類似度は、対応付けられている各メモ情報と共に、コンテキスト類似度評価部6からメモ情報表示部5へ送られる。
メモ情報表示部5は、各メモ情報と各コンテキスト類似度とを受け取ると、S204においてメモ情報表示処理を行う。この処理は、各メモ情報を、当該メモ情報自身で示されている表示態様に加えて、対応付けられているコンテキスト類似度に応じた表示態様で表示する処理である。
図9は、コンテキスト類似度に応じたメモ情報の表示態様の第一の例を示している。この例は、メモ情報が示されている電子付箋紙を、コンテキスト類似度に応じた透過度で表示させる場合を示している。
前述した例において、図8に示されていた各メモ情報のコンテキスト類似度は、メモ情報1については1.0、メモ情報2については0.5、メモ情報3については0であった。そこで、この図9の表示例は、コンテキスト類似度が低いメモ情報についての電子付箋紙ほど透明度を高く表示するようにしている。すなわち、メモ情報1についての電子付箋紙は、透明度を0%(不透明)とし、高い視認性で「メモ−1」の表示を行っている。また、メモ情報2についての電子付箋紙は、透明度を50%(半透明)とし、「メモ−1」よりも低い視認性で「メモ−2」の表示を行っている。更に、メモ情報3についての電子付箋紙は、透明度を100%としているために、完全に透明とし、結果として図9にはその表示が示されていない。
このようにすることで、コンテキスト類似度が高く、デスクトップ上でのウィンドウ画面の現時点での表示が登録時と似ており、現時点での必要性が高いと考えられるメモ情報の電子付箋紙ほど、高い視認性で表示される。従って、多数の電子付箋紙から必要な情報を容易に見つけ出せるようになる。
以上のS204の処理が完了すると、S201に処理を戻し、以降、図4のS201からS204の処理が繰り返し実行される。
以上までの処理が表示動作処理である。この処理が図1の情報表示装置において行われることにより、情報保存部4に保存されているメモ情報が、当該メモ情報についての登録時と現時点とおいてのコンテキスト情報の類似度に応じた態様で表示される。
なお、以上までに説明した図1の情報表示装置の構成の変更や動作の変更を行っても本発明を実施することができる。以下、この変更例について幾つか説明する。
まず、コンテキスト類似度評価部6によるコンテキスト類似度の算出(図4のS203)を、前述したようにして行う代わりに、以下のようにして行うようにしてもよい。
まず、現コンテキスト情報が示しているWindow構成をW={w_1,w_2,…,w_m}とする。また、メモ情報iに関連付けられて情報保存部4に保存されていた登録時コンテキスト情報が示しているWindow構成をW_i={w_i1,w_i2,…,w_in}とする。
ここで、WとW_iの和集合{w|wはW及びW_iの少なくともいずれかの要素}の要素数をNu_iとし、WとW_iの積集合{w|wはW及びW_i両方の要素}の要素数をNi_iとする。このとき、コンテキスト類似度評価部6として機能するMPU101は、メモ情報iについてのコンテキスト類似度S_iを、下記の[数3]式の演算により算出する。
例えば、現コンテキスト情報が示しているWindow構成がW={w−1,w−2,w−3,w−4,w−5}であり、情報保存部4でのコンテキスト付メモ情報の保存内容が、図8の例に示されているものであった場合を想定する。この場合、メモ情報1のコンテキスト類似度S_1=Ni_1/Nu_1=3/5=0.60となる。また、メモ情報
2のコンテキスト類似度S_2=Ni_2/Nu_2=2/7≒0.29となる。更に、メモ情報3のコンテキスト類似度S_3=Ni_3/Nu_3=0/7=0となる。
コンテキスト類似度の算出をこのようにして行っても、登録時におけるデスクトップ上でのウィンドウ画面の構成が、現時点における構成に近いメモ情報ほどコンテキスト類似度が高くなる。また、このようにすることで、登録時におけるデスクトップ上で開かれていたウィンドウ画面の数が現時点よりも顕著に少ないメモ情報についてはコンテキスト類似度が低くなる。また、現時点においてデスクトップ上で開かれているウィンドウ画面の数がメモ情報の登録時よりも顕著に多い場合にも、そのメモ情報についてはコンテキスト類似度が低くなる。
すると、図4のS204の処理により、コンテキスト類似度が高く、現時点での必要性が高いと考えられるメモ情報の電子付箋紙ほど、高い視認性で表示される。また、コンテキスト類似度が低く、現時点での必要性が低いと考えられるメモ情報の電子付箋紙ほど、低い視認性で表示される。この結果、多数の電子付箋紙から必要な情報を容易に見つけ出せるようになる。
また、コンテキスト抽出部3がメモ情報の登録時のデスクトップ上のウィンドウ画面のコンテキストを示す登録時コンテキスト情報を出力する際(図3のS102)に、メモ情報との関連性の重要度に応じて各ウィンドウ画面に重み付けを付すようにしてもよい。
ウィンドウ画面に対し重み付けが与えられているコンテキスト情報のデータ例を図10に示す。この例では、監視対象とするコンピュータのコンテキストがウィンドウ画面であることと、「w−1」、「w−2」、及び「w−3」なる3つのウィンドウ画面がデスクトップ上で開かれていることとが示されていることは、図6の例と同様である。図10の例では、これに加え、「w−1」には重み「10」が付されており、「w−2」には「w−1」よりも軽い重み「5」が付されており、「w−3」には「w−2」よりも軽い重み「1」が付されていることを示している。
この重みの値は、例えば、ウィンドウ画面の注目度の高さに応じて付すようにしてもよい。
メモ情報の登録時にアクティブであるウィンドウ画面やデスクトップ上で適切に表示されている(小さなアイコン状態の表示ではない)ウィンドウ画面は、ユーザが関心を持って注目しており、ユーザのその時点での作業に特有のウィンドウ画面である可能性が高い。従って、現時点でのデスクトップ上に当該ウィンドウ画面が表示されている場合には、この特有の作業をユーザが行っている可能性が高いと考えられる。従って、この例では、例えば、ウィンドウ画面がアクティブ状態で開かれている場合は「10」、非アクティブ状態で開かれている場合は「5」、非アクティブ状態で開かれており且つアイコン状態で表示されている場合は「1」などとする。
なお、図3のS103においてコンテキスト関連付け部2により行われるコンテキスト関連付け処理では、この図10に例示したコンテキスト情報をメモ情報に付加してコンテキスト付メモ情報を作成する処理を行う。
以上のようにしてコンテキスト抽出部3がウィンドウ画面に重み付けを付したコンテキスト情報を出力する場合には、コンテキスト類似度評価部6は、メモ情報iについてのコンテキスト類似度S_iを、下記の[数4]式の演算により算出する。
上記の式において、f(w,W)は、登録時コンテキスト情報に示されているウィンドウ画面wについての重み付け値を返す関数である。但し、ウィンドウ画面wが現コンテキスト情報Wに含まれていない場合には、この関数は値「0」を返すものとする。また、N_iは、メモ情報iに関連付けられて情報保存部4に保存されていた登録時コンテキスト情報が示しているWindow構成W_i={w_i1,w_i2,…,w_in}の要素数である。コンテキスト類似度評価部6として機能するMPU101は、図4のS203において、以上の演算を行ってメモ情報iについてのコンテキスト類似度S_iを算出する。
なお、コンテキスト類似度評価部6は、コンテキスト抽出部3がウィンドウ画面に重み付けを付したコンテキスト情報を出力する場合に、メモ情報iについてのコンテキスト類似度S_iを、下記の[数5]式の演算により算出するようにしてもよい。
上記の式において、f(w,W)は、前述したものと同一の関数である。また、Nu_iは、現コンテキスト情報が示しているWindow構成W={w_1,w_2,…,w_m}と登録時コンテキスト情報が示しているWindow構成W_i={w_i1,w_i2,…,w_in}との和集合の要素数である。コンテキスト類似度評価部6として機能するMPU101は、図4のS203において、以上の演算を行ってメモ情報iについてのコンテキスト類似度S_iを算出する。
このようにして、注目度の高さを示していると考えることのできる、ウィンドウ画面のアクティブ状態や表示サイズなどに対応した重み付けを付すことにより、ユーザが必要とするメモ情報をより正確に判別することが可能になる。従って、図4のS204の処理により、このようなメモ情報を表示する電子付箋紙を、高い視認性で表示することができる。
また、メモ情報表示部5は、メモ情報の表示(図4のS204)の際に、前述した何れかの手法に従ってコンテキスト類似度評価部6が求めたコンテキスト類似度S_iを、下記の[数6]式に従って正規化してもよい。
ここで、max(S_1,…,S_n)はメモ情報iについてのコンテキスト類似度S_i(i=1,…,n)のうち最大であるものの値を返す関数である。メモ情報表示部5は、このようにして正規化したコンテキスト類似度S’_iに応じた表示態様でメモ情報を表示するようにしてもよい。
このようにすることで、コンテキスト類似度が取り得る範囲が不定の場合でも、正規化によってその範囲を0から1までに変換できるので、コンテキスト類似度に応じた表示態様でのメモ情報を表示させるときに、表示の適切さを維持することが容易になる。
また、情報保存部4が、ウィンドウ画面毎に、情報保存部4で保存されている全ての登録時コンテキスト付メモ情報のうちで、そのウィンドウ画面がコンテキスト情報に含まれている登録時コンテキスト付メモ情報の数を計数するようにしてもよい。以下、この計数結果の数を、そのウィンドウ画面についての「リンク数」と称することとする。
MPU101は、コンテキスト付メモ情報の保存(図3のS104)の際に、ウィンドウ画面毎のリンク数の計数を行うようにする。このようにして得られたウィンドウ画面毎のリンク数が示されているリンク数情報のデータ例を図11に示す。
この図11の例では、ウィンドウ画面「w−1」は唯1つの登録時コンテキスト付メモ情報のコンテキスト情報にのみ含まれていることが示されている。また、ウィンドウ画面「w−2」は5つの登録時コンテキスト付メモ情報のコンテキスト情報に含まれていることが示されている。更に、ウィンドウ画面「w−3」は実に100個もの登録時コンテキスト付メモ情報のコンテキスト情報に含まれていることが示されている。
情報保存部4は、このリンク数情報を保存しておく。コンテキスト類似度評価部6は、情報保存部4がリンク数情報を保存している場合には、登録時コンテキスト付メモ情報を読み出して取得する際(図4のS202)に、リンク数情報も併せて読み出して取得する。このとき、コンテキスト類似度評価部6は、メモ情報iについてのコンテキスト類似度S_iを、前掲した[数4]式若しくは[数5]式の演算により取得する際に、関数f(w,W)を、下記の[数7]式の定義に従うものとする。
ここで、mは、登録時コンテキスト情報に示されているウィンドウ画面wについての重み付け値であり、lは、ウィンドウ画面wについてのリンク数である。すなわち、関数f(w,W)は、登録時コンテキスト情報に示されているウィンドウ画面wについての重み付け値を、そのウィンドウ画面wについてのリンク数lで除算した値を返す関数である。但し、ウィンドウ画面wが現コンテキスト情報Wに含まれていない場合には、この関数は値「0」を返すものとなる。
このようにして、リンク数が大きいウィンドウ画面ほど重みを小さくすることで、ユーザが必要とするメモ情報の判別精度が向上する。なぜなら、多くのメモ情報の登録時に常に存在していたようなウィンドウ画面は、各メモ情報の登録時におけるデスクトップの状態にとって特徴的ではないからである。このようなウィンドウ画面はリンク数が大きくなることは明らかである。従って、関数f(w,W)の定義を上述したものとすることによって、このような重要とはいえないウィンドウ画面がコンテキスト類似度に及ぼす影響を減じることができる。
また、コンテキスト抽出部3が、ウィンドウ画面の状態(コンテキスト)を示すコンテキスト情報を、メモ情報の登録時から現時点まで所定の時間間隔で取得し、取得した一連の情報を、履歴情報として、コンテキスト類似度評価部6に出力するようにしてもよい。
図12は、このようにしてコンテキスト抽出部3が取得したコンテキスト履歴情報のデータ例を示している。この例では、現コンテキスト情報である、現時点tにおけるウィンドウ画面構成として、「w−1」、「w−2」、及び「w−3」なる3つのウィンドウ画面がデスクトップ上で開かれていることを示している。また、この例では、現時点tよりも所定時間前の時点t−1におけるウィンドウ画面構成の履歴として、「w−1」、「w−4」、「w−5」、及び「w−6」なる4つのウィンドウ画面がデスクトップ上で開かれていたことを示している。更に、この例では、現時点tよりも所定時間のn倍前の時点t−nにおけるウィンドウ画面構成の履歴として、「w−6」及び「w−4」なる2つのウィンドウ画面がデスクトップ上で開かれていたことを示している。
コンテキスト類似度評価部6は、現コンテキスト情報の取得の際(図4のS201)に、図12に例示したようなコンテキスト履歴情報をコンテキスト抽出部3から取得する処理を行う。このとき、コンテキスト類似度評価部6は、コンテキスト類似度の算出(図4のS203)を、下記の[数8]式に従って行う。
上記の式において、St_iは、各時点tにおけるWindow構成でのコンテキスト類似度であり、前掲した[数2]式から[数7]式のうちのいずれか1つを用いて算出する。また、A(t)は、各時点の日時tに基づいて設定される重み付け値を返す関数である。例えば日時が過去である(すなわちtの値が小さい)Window構成についてのコンテキスト類似度ほど、そのコンテキスト類似度に乗算される重みA(t)は小さい値に設定される。つまり、A(t)は、tの増加に対して単調に増加する関数である。
このようにしてウィンドウ画面の構成履歴に基づいたコンテキスト類似度を求めるようにすると、ユーザの作業手順などが反映されたコンテキスト類似度が得られるので、ユーザが必要とするメモ情報をより正確に判別することが可能になる。従って、図4のS204の処理により、このようなメモ情報を表示する電子付箋紙を、高い視認性で表示することができる。
また、コンテキスト抽出部3が、登録時コンテキスト情報を出力する際(図3のS102)に、ユーザが使用しているコンピュータの状態を示す他のコンテキストも登録時コンテキスト情報として併せて出力するようにしてもよい。
図13は、コンテキスト抽出部3から出力される、コンピュータの様々な状態を示すコンテキストを含む登録時コンテキスト情報のデータ例を示している。
この図13の例では、まず、「タイプ」の項目が「Window構成」とされていて「値」の項目として「w−1」、「w−2」、及び「w−3」からなるリストがコンテキスト情報に格納されている。これは、図6に示した例と同様、「w−1」、「w−2」、及び「w−3」なる3つのウィンドウ画面がデスクトップ上で開かれていることを示している。
更に、この図13の例では、「タイプ」の項目が、「曜日」、「時間帯」、「天気」、「気温」、及び「場所」とされている。そして、これらに対応付けられている「値」の項目として、「月」、「10:00−12:00」、「晴れ」、「23℃」、及び「本社3F」の各値が格納されている。これらの値は、それぞれ、メモ情報の登録が「月」曜日に行われ、その登録が「10:00−12:00」の時間内に行われ、その登録時の天気は
「晴れ」であって気温が「23℃」であり、登録を行ったユーザはこの登録時に「本社3F」に居たことを示している。
ここで、メモ情報の登録時の日付や七曜、時刻は、例えば、図1の情報表示装置であるコンピュータが備えている時計機能及びカレンダー機能から取得する。また、気象情報は、例えば、このコンピュータが予め設定されている気象サービスへ通信ネットワークを介してアクセスして取得する。また、ユーザの位置は、例えばGPS(全地球測位システム)を利用して取得する、若しくは、このコンピュータを通信ネットワークに接続するために利用したアクセスポイントの設置場所の情報に基づき取得する。
以上のような登録時コンテキスト情報をコンテキスト抽出部3が出力する場合には、コンテキスト類似度評価部6は、この登録時コンテキスト情報を図4のS202の処理において取得する。また、このときには、コンテキスト抽出部3は、現コンテキスト情報を出力する際(図4のS201)に、この登録時コンテキスト情報が有しているものと同一のコンテキストを、現コンテキスト情報として併せて出力するようにする。そして、コンテキスト類似度評価部6は、現コンテキスト情報を取得する際(図4のS201)に、このコンテキストを併せて取得する。そして、メモ情報iについてのコンテキスト類似度S_iの算出の際(図4のS203)には、下記の[数9]式に従ってコンテキスト類似度S_iの算出を行う。
上記の式において、fj(c,C)は、メモ情報iについての、登録時コンテキスト情報におけるコンテキスト項目jについての値cと、現コンテキスト情報における対応するコンテキスト項目jについての値Cとより、コンテキスト類似度を求める関数である。なお、コンテキスト項目とは、図13の例における「タイプ」の欄に示されている項目である。
なお、コンテキスト項目「Window構成」については、コンテキスト類似度の算出を前述したいずれかの手法を用いて行う。また、この他のコンテキスト項目については、例えば、登録時コンテキスト情報における値と、現コンテキスト情報における値との組み合わせに、コンテキスト類似度を予め対応付けたテーブルを用意しておき、このテーブルを参照してコンテキスト類似度を求める。なお、このテーブルの対応関係を定義した関数を定義し、この関数の演算を実行することでコンテキスト類似度を求めるようにしてもよい。
このようにしてデスクトップ上におけるウィンドウ画面の構成以外の情報もコンテキスト情報に含ませることで、情報表示装置であるコンピュータの状態をより詳細に反映したコンテキスト類似度が得られる。この結果、ユーザが必要とするメモ情報をより正確に判別することが可能になるので、図4のS204の処理により、このようなメモ情報を表示する電子付箋紙を、高い視認性で表示することができる。
また、コンテキスト関連付け部2が、メモ情報とコンテキスト情報との関連付けを行う際(図3のS103)において、ユーザにより選択される、メモ情報と対応付けるコンピュータの状態(コンテキスト)の選択を取得するようにしてもよい。すなわち、例えば、入力装置105であるマウス装置を操作して行う、メモ情報との関連付けを所望するウィンドウ画面の選択結果の指示を、コンテキスト関連付け部2として機能するMPU101が取得する処理を行う。そして、取得した選択結果に係るウィンドウ画面のみを、メモ情報作成部1から受け取ったメモ情報と関連付けたコンテキスト付メモ情報を作成して出力するようにする。
ユーザにとってメモ情報が必要となるコンテキストが明白な場合に、このようにしてユーザにメモ情報とコンテキストとの関連付けの指定を行わせることで、ユーザが必要とするメモ情報をより正確に判別することが可能になる。従って、図4のS204の処理により、このようなメモ情報を表示する電子付箋紙を、高い視認性で表示することができる。
また、メモ情報表示部5が、各メモ情報を、コンテキスト類似度に応じた表示態様で電子付箋紙として表示する際(図4のS204)に、コンテキスト類似度に応じたサイズで電子付箋紙を表示するようにしてもよい。すなわち、例えば、前述した[数6]式に従って正規化を行った後のコンテキスト類似度を、登録時に設定されている表示サイズに乗算したサイズで電子付箋紙を表示するようにする。
コンテキスト類似度に応じたメモ情報の表示態様の第二の例を図14に示す。この例では、「メモ−2」は、コンテキスト類似度S_2=1であったことにより、登録時の設定サイズで表示されている。これに対し、「メモ−1」は、コンテキスト類似度S_1=0.75であったことにより、登録時の設定サイズよりも若干小さめ(0.75倍)に表示されている。更に、「メモ−3」は、コンテキスト類似度S_3=0.2であったことにより、登録時の設定サイズよりもかなり縮小されて(0.2倍)表示されている。なお、図14において、破線は、「メモ−1」及び「メモ−3」が縮小されて表示されていることを表現するために描かれているものであり、実際の表示画面では表示しない。
このようにして、コンテキスト類似度に応じた大きさで電子付箋紙を表示することで、ユーザが必要とするメモ情報についての電子付箋紙を、高い視認性で表示することができる。
なお、図1のメモ情報表示部5は、コンテキスト類似度が所定の閾値未満であるメモ情報を全て非表示とし、コンテキスト類似度が所定の閾値以上であるメモ情報のみを表示するようにしてもよい。
次に図15について説明する。図15は、本発明を実施する情報表示装置の構成の第二の例を示している。この第二の例は、図1に示した第一の例の構成に、メモ情報選択部7とコンテキスト復元部8とを追加して構成されている。
メモ情報選択部7は、メモ情報表示部5により表示されているメモ情報のひとつを選択するユーザからの指示を取得する。
コンテキスト復元部8は、メモ情報選択部7が取得した選択結果に係るメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報が示している状態(コンテキスト)を情報表示装置に復元する。
なお、図15に示した情報表示装置も、図2に例示したような標準的なハードウェア構成のコンピュータを用いて構成することができる。このようにするには、まず、情報処理装置の前述した各構成要素が、後述のコンテキスト復元処理において行う各処理の処理内容を、後述の手順でMPU101に行わせるための制御プログラムを作成する。作成された制御プログラムはハードディスク装置104若しくは可搬型記録媒体110に予め格納しておく。そして、MPU101に所定の指示を与えてこの制御プログラムを読み出させて実行させる。こうすることで、図2のコンピュータが情報表示装置として機能する。
図15に示した情報処理装置も、図3及び図4にそれぞれ示した登録動作処理及び表示
動作処理を行うことにより、図1に示したものと同様のメモ情報の登録動作及び表示動作を行うことができ、前述した各種の変更例についても実施することができる。
次に図16に示したフローチャートについて説明する。図16は、図15に示した情報表示装置において行われるコンテキスト復元処理の処理内容を示したものである。
このコンテキスト復元処理は、情報表示装置を起動させる(例えば図2のコンピュータへ電力の供給を開始したときにMPU101が行う所定の初期化処理を完了する)と開始される。
まず、S301において、メモ情報選択処理がメモ情報選択部7により行われる。この処理により、メモ情報選択部7として機能するMPU101は、例えば入力装置105であるマウス装置をユーザが操作して行う、メモ情報の選択結果の指示を取得する。
メモ情報の選択操作について、図17Aを参照しながら説明する。表示装置106の表示画面には、メモ情報が示されている電子付箋紙がメモ情報表示部5により表示されている。ここで、ユーザは、例えばマウス装置を操作して、表示画面に表示されているカーソル(図中の矢印)を移動させて、選択するメモ情報が示されている電子付箋紙をカーソルが指すようにする。ここで、ユーザが所定の操作(例えばマウス装置に対するクリック操作)を行うと、MPU101は、このときにカーソルが指していた電子付箋紙に示されているメモ情報を、メモ情報の選択結果の指示として取得する。
以上のようにして取得されたメモ情報の選択指示は、メモ情報選択部7からコンテキスト復元部8へ送られる。コンテキスト関連付け部2は、メモ情報の選択指示を受け取ると、次に、S302のコンテキスト情報取得処理を行う。この処理は、コンテキスト復元部8として機能するMPU101が、情報保存部4で保存されているコンテキスト付メモ情報から、当該選択指示に係るメモ情報に関連付けられている登録時コンテキスト情報を取得する処理である。
次に、S303では、コンテキスト表示処理がコンテキスト復元部8により行われる。この処理は、コンテキスト復元部8として機能するMPU101が、取得した登録時コンテキスト情報の内容を、表示装置106に表示させる。
登録時コンテキスト情報の内容の表示手法としては、例えば、登録時コンテキスト情報に示されている各ウィンドウ画面のタイトルをリスト表示する。また、登録時コンテキスト情報に示されているウィンドウ画面に表示されるファイルのハードディスク装置104での格納位置を特定するファイルパスの情報でもよい。更に、当該ウィンドウ画面に表示されるWebページが置かれている通信ネットワーク上での位置を特定するURLの情報でもよい。
また、コンテキスト抽出部3が登録時コンテキスト情報を抽出する際(図3のS102)に、ウィンドウ画面構成情報として、その時点で開かれていた各ウィンドウ画面の位置や範囲、表示されていた画像イメージ、開いていたリソース等を保存してもよい。このようにする場合の登録時コンテキスト情報のデータ例を図18に示す。この場合には、このS303のコンテキスト表示処理において、コンテキスト復元部8が、このウィンドウ画面構成情報に従い、メモ情報の登録時における各ウィンドウ画面イメージを描画してコンテキストを復元する処理を行う。図17Bは、このようにしてメモ情報の登録時におけるコンテキストを復元した画面例を示している。
図17Bにおいて、「w−1」、「w−2」、及び「w−3」は、メモ情報の登録時に表示されていた画像イメージを表現している。ここで、「w−1」、「w−2」、及び「
w−3」の各画像イメージは、それぞれ「W1.bmp」、「W2.bmp」、及び「W3.bmp」なるファイル名の画像ファイルとして、ハードディスク装置104の所定の記憶領域に保存されている。また、図18の登録時コンテキスト情報には、これらの各ウィンドウ画面と各画像ファイルとの対応関係が示されている。
次に、図16のS304では、コンテキスト選択処理がコンテキスト復元部8により行われる。この処理により、コンテキスト復元部8として機能するMPU101は、例えば入力装置105であるマウス装置をユーザが操作して行う、コンテキストの選択結果の指示を取得する。
コンテキストの選択操作について、図17Cを参照しながら説明する。
表示装置106の表示画面には、図17Bのように、メモ情報の登録時におけるコンテキストを復元した画面が表示されている。ここで、ユーザは、例えばマウス装置を操作して、表示画面に表示されているカーソルを移動させて、選択するコンテキスト(ウィンドウ画面イメージ)をカーソルが指すようにする。ここで、ユーザが所定の操作(例えばマウス装置に対するクリック操作)を行うと、MPU101は、このときにカーソルが指していたウィンドウ画面イメージ(図17Cにおいては「w−2」)を、コンテキストの選択結果の指示として取得する。
次に、S305では、リソースオープン処理がコンテキスト復元部8により行われる。この処理により、コンテキスト復元部8として機能するMPU101は、選択されたコンテキストのリソース(ファイルやWebページ、アプリケーションなど)を実際に開いてウィンドウ画面として表示する。
リソースオープン処理について、図17Dを参照しながら説明する。
図17Cのように、ウィンドウ画面イメージ「w−2」が選択されると、MPU101は、図18に例示した登録時コンテキスト情報を参照し、そこから、「w−2」に関連付けられているリソース「page−2」を抽出する。そして、このpage−2を実際に開いて、そのウィンドウ画面を、画面イメージ「w−2」が表示されていた位置に表示する。
以上のS305の処理が完了すると、このコンテキスト復元処理が終了する。なお、このとき、S301に処理を戻して、以降、図16のS301からS305の処理が繰り返し実行されるようにしてもよい。
このように、メモ情報選択部7とコンテキスト復元部8とを更に備えて情報表示装置を構成すると、ユーザへ必要な情報を提供するのみならず、ファイルやWebページなどの必要なリソースをも提示することができる。その結果、ユーザの記憶を補助することができ、情報へのアクセスの利便性も向上する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した各実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
なお、以上までに説明した全ての実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
各種の情報を表示する装置であって、
該装置の状態を監視して該状態を示すコンテキスト情報を抽出するコンテキスト情報抽出手段と、
表示対象であるメモ情報の登録時においての該コンテキスト情報が関連付けられている該メモ情報を保存しているメモ情報保存手段と、
所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段により抽出された該コンテキスト情報
についての、該メモ情報保存手段により保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、該メモ情報毎に求めるコンテキスト情報類似度評価手段と、
該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報を、該メモ情報についての該類似度に応じた態様で表示するメモ情報表示手段と、
を有することを特徴とする情報表示装置。
(付記2)
入力された情報に従って該メモ情報を作成するメモ情報作成手段と、
該メモ情報作成手段が作成した該メモ情報と、該メモ情報が作成された時点において該コンテキスト情報抽出手段が抽出した該コンテキスト情報とを関連付けてコンテキスト付きメモ情報を生成するコンテキスト関連付け手段と、
を更に有し、
該メモ情報保存手段は、該コンテキスト関連付け手段が生成したコンテキスト付きメモ情報を保存する、
ことを特徴とする付記1に記載の情報表示装置。
(付記3)
該コンテキスト情報抽出手段は、該装置において表示中の画面に含まれているウィンドウ画面を特定する情報であるウィンドウ構成情報を、コンテキスト情報として抽出し、
該メモ情報保存手段は、該メモ情報の登録時においての該ウィンドウ構成情報が関連付けられている該メモ情報を保存している、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報表示装置。
(付記4)
該所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段が抽出した該ウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をWとし、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報のうちのひとつであるメモ情報iに関連付けられているウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をW_iとすると、
該コンテキスト情報類似度評価手段は、該集合Wの要素数N_i、及び、該集合W_iと該集合Wとの積集合の要素数Ni_iより、該メモ情報iについての該類似度である類似度S_iを、
により算出する、
ことを特徴とする付記3に記載の情報表示装置。
(付記5)
該所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段が抽出した該ウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をWとし、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報のうちのひとつであるメモ情報iに関連付けられているウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をW_iとすると、
該コンテキスト情報類似度評価手段は、該集合W_iと該集合Wとの和集合の要素数Nu_i、及び、該集合W_iと該集合Wとの積集合の要素数Ni_iより、該メモ情報iについての該類似度である類似度S_iを、
により算出する、
ことを特徴とする付記3に記載の情報表示装置。
(付記6)
該コンテキスト情報抽出手段は、該メモ情報の登録時に該装置において表示中の画面に含まれていたウィンドウ画面の各々について、該ウィンドウ画面の表示態様に基づく重み付け値を付し、該ウィンドウ画面毎の重み付け値を含む該ウィンドウ構成情報を、コンテキスト情報として抽出し、
該メモ情報保存手段は、該重み付け値を含む該ウィンドウ構成情報が関連付けられている該メモ情報を保存しており、
該コンテキスト情報類似度評価手段は、該重み付け値を加味して該類似度を評価する、ことを特徴とする付記3に記載の情報表示装置。
(付記7)
該所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段が抽出した該ウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をWとし、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報のうちのひとつであるメモ情報iに関連付けられているウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をW_iとし、該集合W_iの要素wが該集合Wに含まれていれば該コンテキスト情報抽出手段が該要素wに付した重み付け値を返す一方で該要素wが該集合Wに含まれていなければ値0を返す関数をf(w,W)とすると、
該コンテキスト情報類似度評価手段は、該集合Wの要素数N_iより、該メモ情報iについての該類似度である類似度S_iを、
により算出する、
ことを特徴とする付記6に記載の情報表示装置。
(付記8)
該所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段が抽出した該ウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をWとし、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報のうちのひとつであるメモ情報iに関連付けられているウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をW_iとし、該集合W_iの要素wが該集合Wに含まれていれば該コンテキスト情報抽出手段が該要素wに付した重み付け値を返す一方で該要素wが該集合Wに含まれていなければ値0を返す関数をf(w,W)とすると、
該コンテキスト情報類似度評価手段は、該集合W_iと該集合Wとの和集合の要素数Nu_iより、該メモ情報iについての該類似度である類似度S_iを、
により算出する、
ことを特徴とする付記6に記載の情報表示装置。
(付記9)
max()を引数のうちの最大値を返す関数とすると、
該コンテキスト情報類似度評価手段は、該メモ情報保存手段に保存されているn個のメモ情報i(但し、i=1、2、…、n)の各々について該類似度である類似度S_iを求
めた後に、該類似度S_iを正規化した値S’_iを、
により算出し、
該メモ情報表示手段は、該類似度S_iを正規化した値S’_iに応じた態様で、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報を表示する、
ことを特徴とする付記1に記載の情報表示装置。
(付記10)
該メモ情報保存手段は、該メモ情報の登録時に該装置において表示中の画面に含まれていたウィンドウ画面毎に、該メモ情報保存手段により保存されている全てのメモ情報にそれぞれ関連付けられている該ウィンドウ構成情報のうちで、該ウィンドウ画面を特定する情報が含まれているもの数を、該ウィンドウ画面についてのリンク数lとして更に保存しており、
該コンテキスト情報類似度評価手段は、該関数f(w,W)が、該集合W_iの要素wが該集合Wに含まれていれば該コンテキスト情報抽出手段が該要素wに付した重み付け値を該要素wについての該リンク数lで除算した値を返す一方で、該要素wが該集合Wに含まれていなければ値0を返す関数であるとして、該メモ情報iについての該類似度S_iを算出する、
ことを特徴とする付記7又は8に記載の情報表示装置。
(付記11)
該コンテキスト抽出手段は、該コンテキスト情報を、該メモ情報の登録時から該所定の時点までの所定の時間間隔で抽出し、抽出された一連の情報をコンテキスト履歴情報として出力し、
該コンテキスト情報類似度評価手段は、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報のうちのひとつであるメモ情報iについての、該登録時から該所定の時点までの所定の時間間隔毎の日時tにおける該類似度St_iを、該コンテキスト履歴情報より求め、更に、該日時tにおける該類似度St_iに対する重み付け値を示す関数A(t)を、tの増加に対して値が単調に増加する関数として、該メモ情報iについての該類似度S_iを、
により算出する、
ことを特徴とする付記1に記載の情報表示装置。
(付記12)
該コンテキスト情報抽出手段は、各種コンテキスト情報として、該ウィンドウ構成情報と共に、該メモ情報の登録時における曜日の情報、該登録時刻についての情報、該登録時における天気の情報、該登録時における気温の情報、及び該メモ情報の登録が行われた場所の情報のうちの少なくともいずれか1以上を更に抽出し、
該メモ情報保存手段は、該コンテキスト情報抽出手段により抽出された、該メモ情報の登録時においての各種コンテキスト情報が関連付けられている該メモ情報を保存しており、
該コンテキスト情報類似度評価手段は、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報のうちのひとつであるメモ情報iについて、該各種コンテキスト情報の各項目毎の該類似度を、該メモ情報iの登録時における値と該所定の時点における値とに基づいて求め、更に、fj(c,C)を、項目jのコンテキストについての該メモ情報iの登録時における
値cと該所定の時点における値Cとの類似度を返す関数としたときに、該メモ情報iについての該類似度である類似度S_iを、
により算出する、
ことを特徴とする付記3に記載の情報表示装置。
(付記13)
該コンテキスト情報抽出手段が抽出した該コンテキスト情報に対しての選択の指示を取得するコンテキスト情報選択手段を更に有し、
該コンテキスト関連付け手段は、該メモ情報作成手段が作成した該メモ情報と、該コンテキスト情報選択手段が取得した指示により選択されている該コンテキスト情報とを関連付けてコンテキスト付きメモ情報を生成する、
ことを特徴とする付記2に記載の情報表示装置。
(付記14)
該メモ情報表示手段は、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報の表示領域を、該メモ情報についての該類似度に応じた透過度で表示することを特徴とする付記1に記載の情報表示装置。
(付記15)
該メモ情報表示手段は、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報の表示領域を、該メモ情報についての該類似度に応じた大きさで表示することを特徴とする付記1に記載の情報表示装置。
(付記16)
該メモ情報表示手段は、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報のうち、該メモ情報についての該類似度が所定の閾値以上のもののみを、該該類似度に応じた態様で表示することを特徴とする付記1に記載の情報表示装置。
(付記17)
該メモ情報表示手段により表示されているメモ情報に対しての選択の指示を取得するメモ情報選択手段と、
該メモ情報選択手段が取得した指示により選択されているメモ情報の登録時における該装置の状態を、該メモ情報保存手段により保存されている該メモ情報に関連付けられている該コンテキスト情報に基づいて復元するコンテキスト復元手段と、
を更に有することを特徴とする付記1に記載の情報表示装置。
(付記18)
該コンテキスト情報抽出手段は、該装置において表示中の画面に含まれているウィンドウ画面を特定する情報であるウィンドウ構成情報を、コンテキスト情報として抽出し、
該メモ情報保存手段は、該メモ情報の登録時においての該ウィンドウ構成情報が関連付けられている該メモ情報を保存しており、
該コンテキスト復元手段は、該メモ情報選択手段が取得した指示により選択されているメモ情報の登録時に該装置において表示中の画面に含まれているウィンドウ画面を、該メモ情報保存手段により保存されている該メモ情報に関連付けられている該ウィンドウ構成情報に基づいて表示する、
ことを特徴とする付記18に記載の情報表示装置。
(付記19)
各種の情報を表示する方法であって、
コンテキスト情報抽出手段が、該情報を表示する表示装置を有するコンピュータの状態を監視して該状態を示すコンテキスト情報を抽出し、
メモ情報保存手段が、表示対象であるメモ情報の登録時においての該コンテキスト情報
が関連付けられている該メモ情報を記憶装置に保存させておき、
コンテキスト情報類似度評価手段が、所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段により抽出された該コンテキスト情報についての、該記憶装置で保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、該メモ情報毎に求め、
メモ情報表示手段が、該記憶装置で保存されているメモ情報を、該メモ情報についての該類似度に応じた態様で、該表示装置に表示させる、
ことを特徴とする情報表示方法。
(付記20)
各種の情報の表示をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
該装置の状態を監視して該状態を示すコンテキスト情報を抽出するコンテキスト情報抽出処理と、
表示対象であるメモ情報の登録時においての該コンテキスト情報が関連付けられている該メモ情報を、該コンピュータの有する記憶部に保存しておくメモ情報保存処理と、
所定の時点において該コンテキスト情報抽出処理により抽出された該コンテキスト情報についての、該記憶部で保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、該メモ情報毎に求めるコンテキスト情報類似度評価処理と、
該記憶部で保存されているメモ情報を、該メモ情報についての該類似度に応じた態様で、該コンピュータの有する表示装置に表示させるメモ情報表示処理と、
をコンピュータに行わせるためのプログラム。
本発明を実施する情報表示装置の構成の第一の例を示す図である。 コンピュータの標準的なハードウェア構成例を示す図である。 登録動作処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 表示動作処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 メモ情報データの第一の例を示す図である。 メモ情報データの第二の例を示す図である。 コンテキスト情報のデータ例を示す図である。 コンテキスト付メモ情報のデータ例を示す図である。 情報保存部でのコンテキスト付メモ情報の保存例を示す図である。 コンテキスト類似度に応じたメモ情報の表示態様の第一の例を示す図である。 ウィンドウ画面に対し重み付けが与えられているコンテキスト情報のデータ例を示す図である。 ウィンドウ画面毎のリンク数が示されているリンク数情報のデータ例を示す図である。 コンテキスト履歴情報のデータ例を示す図である。 コンピュータの様々な状態を示すコンテキストを含む登録時コンテキスト情報のデータ例を示す図である。 コンテキスト類似度に応じたメモ情報の表示態様の第二の例を示す図である。 本発明を実施する情報表示装置の構成の第二の例を示す図である。 コンテキスト復元処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 メモ情報の選択操作を説明する図である。 メモ情報の登録時におけるコンテキストを復元した画面例を示す図である。 コンテキストの選択操作を説明する図である。 リソースオープン処理を説明する図である。 コンテキストの復元を行うときの登録時コンテキスト情報のデータ例を示す図である。
符号の説明
1 メモ情報作成部
2 コンテキスト関連付け部
3 コンテキスト抽出部
4 情報保存部
5 メモ情報表示部
6 コンテキスト類似度評価部
7 メモ情報選択部
8 コンテキスト復元部
101 MPU
102 ROM
103 RAM
104 ハードディスク装置
105 入力装置
106 表示装置
107 インタフェース装置
108 記録媒体駆動装置
109 バス
110 可搬型記録媒体

Claims (7)

  1. 各種の情報を表示する装置であって、
    該装置の状態を監視して該状態を示すコンテキスト情報を抽出するコンテキスト情報抽出手段と、
    表示対象であるメモ情報の登録時においての該コンテキスト情報が関連付けられている該メモ情報を保存しているメモ情報保存手段と、
    所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段により抽出された該コンテキスト情報についての、該メモ情報保存手段により保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、該メモ情報毎に求めるコンテキスト情報類似度評価手段と、
    該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報を、該メモ情報についての該類似度に応じた表示態様で表示するメモ情報表示手段と、
    を有することを特徴とする情報表示装置。
  2. 入力された情報に従って該メモ情報を作成するメモ情報作成手段と、
    該メモ情報作成手段が作成した該メモ情報と、該メモ情報が作成された時点において該コンテキスト情報抽出手段が抽出した該コンテキスト情報とを関連付けてコンテキスト付きメモ情報を生成するコンテキスト関連付け手段と、
    を更に有し、
    該メモ情報保存手段は、該コンテキスト関連付け手段が生成したコンテキスト付きメモ情報を保存する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 該コンテキスト情報抽出手段は、該装置において表示中の画面に含まれているウィンドウ画面を特定する情報であるウィンドウ構成情報を、コンテキスト情報として抽出し、
    該メモ情報保存手段は、該メモ情報の登録時においての該ウィンドウ構成情報が関連付けられている該メモ情報を保存している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示装置。
  4. 該所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段が抽出した該ウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をWとし、該メモ情報保存手段に保存されているメモ情報のうちのひとつであるメモ情報iに関連付けられているウィンドウ構成情報で示されているウィンドウ画面の集合をW_iとすると、
    該コンテキスト情報類似度評価手段は、該集合Wの要素数N_i、及び、該集合W_iと該集合Wとの積集合の要素数Ni_iより、該メモ情報iについての該類似度である類似度S_iを、
    により算出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報表示装置。
  5. 該メモ情報表示手段により表示されているメモ情報に対しての選択の指示を取得するメモ情報選択手段と、
    該メモ情報選択手段が取得した指示により選択されているメモ情報の登録時における該装置の状態を、該メモ情報保存手段により保存されている該メモ情報に関連付けられている該コンテキスト情報に基づいて復元するコンテキスト復元手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  6. 各種の情報を表示する方法であって、
    コンテキスト情報抽出手段が、該情報を表示する表示装置を有するコンピュータの状態を監視して該状態を示すコンテキスト情報を抽出し、
    メモ情報保存手段が、表示対象であるメモ情報の登録時においての該コンテキスト情報が関連付けられている該メモ情報を記憶装置に保存させておき、
    コンテキスト情報類似度評価手段が、所定の時点において該コンテキスト情報抽出手段により抽出された該コンテキスト情報についての、該記憶装置で保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、該メモ情報毎に求め、
    メモ情報表示手段が、該記憶装置で保存されているメモ情報を、該メモ情報についての該類似度に応じた表示態様で、該表示装置に表示させる、
    ことを特徴とする情報表示方法。
  7. 各種の情報の表示をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    該装置の状態を監視して該状態を示すコンテキスト情報を抽出するコンテキスト情報抽出処理と、
    表示対象であるメモ情報の登録時においての該コンテキスト情報が関連付けられている該メモ情報を、該コンピュータの有する記憶部に保存しておくメモ情報保存処理と、
    所定の時点において該コンテキスト情報抽出処理により抽出された該コンテキスト情報についての、該記憶部で保存されているメモ情報に関連付けられているコンテキスト情報との類似度を、該メモ情報毎に求めるコンテキスト情報類似度評価処理と、
    該記憶部で保存されているメモ情報を、該メモ情報についての該類似度に応じた表示態様で、該コンピュータの有する表示装置に表示させるメモ情報表示処理と、
    をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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