JP4451188B2 - 情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法 - Google Patents

情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザビリティ評価に関する情報を生成する情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法に関する。
昨今、インターネットを介して様々な情報が配信されており、アクセス率の向上や顧客確保のために多くの企業がWebサービスの質の向上にしのぎを削っている。ユーザビリティ、すなわちシステムの使い勝手はWebサービスの質を左右する重要な要素である。そこで提供されているコンテンツがいかに優れていようとも、情報に辿り着くまでの手順が直感的でなかったり、複雑であったり、また情報が表示されるまでの時間が遅かったりしたのでは、アクセス率の向上や顧客確保は難しい。
時代の流れに遅れることのないように、また、他サイトとの差別化が図れるようにWebサービスのユーザビリティを維持し向上させ続けるためには、適切なユーザビリティ評価を行っていくことが不可欠である。そして適切なユーザビリティ評価をするためには、評価に必要な情報を効率よく収集し、収集した情報を用いてユーザビリティ性能を多彩かつ柔軟な形で表現する仕組みが不可欠である。
このようなユーザビリティ評価に用いられるツールとして、例えば特許文献1には、システムの状態を正確に履歴すると共に正確に履歴を再現し、システムの使い勝手を評価するためのユーザビリティ評価装置が開示されている。また特許文献2もしくは非特許文献1には、画面上に表示されたユーザインタフェースに対する操作の過程を記憶しておき、記憶された操作の過程に基づき、ユーザインタフェースにおける問題となる操作を判定し、或いはユーザインタフェース上の各ボタン間の操作の関連度を求め、その結果を画面上に表示するユーザインタフェース評価支援装置等が開示されている。この装置によれば、ユーザインタフェースの評価において評価者の見落としがなくなって問題指摘の抜けを防止し、評価者の作業負荷を減じることができるとされている。また評価ツールをプロキシサーバ内に組み込むことにより、評価対象サイトを改変することなくWeb上でのユーザのページ遷移履歴とサイト閲覧時にユーザが抱いた不満、意見、要望を、インターネットを経由して取り込むことが可能であるとされている。
また特許文献3には、複数のユーザインタフェース画面間の遷移を伴う評価対象システムのユーザインタフェース毎に予め質問画面を対応させておき、該評価対象システムのユーザインタフェース画面が表示された時に、対応させておいた質問画面を同時に表示し、質問画面に入力されたユーザ入力を記憶し、質問画面から入力されたユーザデータは評価システムに送付されるようにして評価のために評価対象システムに変更を加える必要をなくすようにしたユーザビリティ評価支援方法について開示されている。この方法によれば、インターネットのWebサイトのユーザビリティ評価を行うために、ユーザが操作した画面遷移等のログデータとともに、ユーザの主観的な評価結果を取得できるとされている。
特許文献4には、被験者の操作に基づき、被験者の端末画面上で前記対象物を擬似操作可能とするシミュレーション手段と、提示された設問に対する前記シミュレーションの実行に伴い、被験者ごとの操作履歴が記録される情報記憶手段とを備え、情報記憶手段から取得した操作履歴に基づいて、前記対象物の操作性の分析等を可能としたユーザビリティテストシステムが開示されている。このシステムによれば、低コストで短時間に信頼性の高いユーザビリティテストを行えるとされている。
特開2001-51876号公報 特開平8-161197号公報 特開2004-13242号公報 特開2003-316613号公報 HCI International 2003 Adjunct Proceedings, pp.293-294, 2003.
ところで、ユーザビリティの評価においては、ユーザ自身がそのWebサービスを使いやすいと判断するかどうか、すなわち、ユーザのユーザビリティに対する主観的な評価を取得することが重要である。ここで特許文献1及び特許文献2に開示されている技術では、いずれもユーザの操作履歴のみを分析の対象としているため、ユーザの主観的な評価を正確に知ることができない。また特許文献4に記載の技術も操作履歴によってユーザビリティ評価を行うものであるので、やはり主観的な評価を得ることはできない。
特許文献2、特許文献3、及び非特許文献1に記載の技術では、プロキシサーバ上でWebページの遷移の履歴と、コンテンツ閲覧時にユーザが抱いた不満、意見、要望を取得するようにしている。しかしながら近年、クライアントサイドのみで動作するように構成された動的コンテンツを提供するサイトが増えてきており、このような動的コンテンツに対しては、サーバサイドで評価に必要なデータを取得するようにしている特許文献2、特許文献3、及び非特許文献1に記載の技術では、正確にユーザビリティ評価を実施することは難しい。また、特許文献3に記載の技術では、ユーザが入力した評価を評価画面に対する質問内容と回答方法の定義であるシナリオに関連づけてユーザ回答DBに出力するようにしており、評価結果もシナリオに関連づけた形で出力される。しかしながら、表現や機能がより多彩かつ複雑化していくコンテンツに対して的確なユーザビリティ評価を行えるようにするためには、より多彩で柔軟な表現形態で評価結果を提供するための仕組みが必要である。
本発明は以上の背景に鑑みてなされたもので、ユーザビリティ評価のための情報を効率よく収集し、収集した情報を有効に利用して多彩な表現形式でユーザビリティ評価のための情報を提供することができる、情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの主たる発明は、コンテンツに対するユーザビリティ評価に関する情報を生成する情報処理システムであって、CPU、メモリ、入力装置、及び表示装置と、 前記CPUが前記メモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される、表示制御部、評価イベント処理部、操作イベント情報取得部、コンテンツイベント情報取得部、及び評価情報生成部、を有し、前記表示制御部は、前記入力装置に対して行われる操作に応じてコンテンツに基づく画面を前記表示装置に表示し、前記評価イベント処理部が、前記画面に対する評価に関する情報が入力された時刻を示す時刻情報と前記評価に関する情報とを対応づけた情報である評価操作履歴を取得して記憶し、前記操作イベント情報取得部が、前記入力装置に対する操作が行われた時刻情報と前記操作に関する情報とを対応づけた情報である操作履歴を取得して記憶し、前記コンテンツイベント情報取得部が、前記画面が表示されていた時刻情報と前記画面を特定する情報とを対応づけた情報である通信履歴を取得して記憶し、前記評価情報生成部が、前記評価操作履歴、前記操作履歴、及び前記通信履歴のうちの少なくともいずれか2つに含まれている情報を、それぞれに含まれている前記時刻情報に基づいて時系列的に対応させることによりコンテンツの評価に関する情報を生成し、前記表示制御部が、前記入力装置に対して行われる操作に応じて、前記コンテンツに基づく画面とともに当該画面に対する評価に関する情報を入力するためのユーザインタフェースを表示し前記ユーザインタフェースには、前記コンテンツに対して行う評価の種類に対応させた複数のボタンが含まれ、かつ、前記ユーザインタフェースは、ドラッグ&ドロップ操作によって前記ボタンを前記画面内の任意の位置に移動することにより前記画面内の評価をしようとする位置を指定可能に表示され、前記評価操作履歴における前記画面に対する評価に関する情報には、前記ボタンによって指定された前記評価の種類を示す情報と、前記ドラッグ&ドロップ操作によって指定された位置を示す情報とが含まれていることとする。
本発明によれば、記憶した評価操作履歴や操作履歴、通信履歴に含まれている情報を、それぞれに含まれている時刻情報に基づいて時系列的に対応させていくことで、ユーザビリティ評価のための情報を多彩で柔軟な表現形態で提供することができる。
以下、本発明の一実施形態につき図面とともに詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態として説明するユーザビリティ評価システム1の概略的な構成を示している。一台以上の評価者端末10(第一の情報処理装置)と、Webサーバ20(第二の情報処理装置)と、評価サーバ30とが、それぞれ通信ネットワーク50を介して接続している。通信ネットワーク50の具体例としては、インターネット、専用線、電話回線、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などがある。本実施形態では通信ネットワーク50における通信プロトコルとしてTCP/IP及びHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いている。
Webサーバ20は、通信ネットワーク50に接続している装置に対してユーザビリティの評価対象となるコンテンツを配信するコンピュータである。評価者端末10はユーザビリティ評価を行うユーザが操作するコンピュータである。ユーザは評価者端末10で動作するWebブラウザに対してURL(Uniform Resource Locator)を入力することによりWebサーバ20から配信されてくるWebページなどのコンテンツに対してユーザビリティ評価を行う。上記Webブラウザには評価者端末10の操作者が上記コンテンツについての評価に関する情報(以下、評価情報と称する)を入力するためのユーザインタフェースを実現するプラグインプログラム(Plug In Program)が組み込まれている。Webブラウザにプラグインプログラムを組み込むためのインストールプログラムは、評価サーバやWebサーバからのダウンロードや可搬型記録媒体によって評価者端末10に供給される。Webブラウザに組み込まれる個々のプラグインプログラムには識別子としてプラグインIDが割り当てられている。プラグインIDはプラグインプログラムがインストールされている評価者端末10に記憶されて管理されている。プラグインIDは、例えば評価サーバ30側でそれがどの評価者端末10で動作するプラグインプログラムによって通知されたのかを把握する場合などに利用される。プラグインプログラムによって取得された評価情報は、評価者端末10がアクセス可能なデータベース11に記憶される。本実施形態では、データベース11はプラグインプログラムの一機能として実現されているものとする。
評価者端末10において入力されてデータベース11に蓄積された評価情報は、通信ネットワーク50や可搬型記録媒体を介して評価サーバ20に集信される。評価サーバ20に集信された評価情報は評価サーバ20がアクセス可能なデータベース31に記憶される。
図2は評価者端末10やWebサーバ20、もしくは評価サーバ30として用いられるコンピュータのハードウエア構成の一例を示している。コンピュータ200は、CPU(Central Processing Unit)210、RAM・ROMなどからなる主記憶装置であるメモリ211、ハードディスク装置やICメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R/RWなどの外部記憶装置212、キーボード,マウス,タッチパネル,バーコードリーダ,音声認識装置などの入力装置213、ブラウン管ディスプレイ,液晶ディスプレイ,有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの表示装置214、NIC(Network Interface Card)などの通信インタフェース215、日時情報を生成するタイマ216などを備えている。これらはバス220を介して通信可能に接続されている。CPU210はコンピュータ160の統括的な制御を行う。メモリ211にはCPU210によって実行されるプログラムや、外部記憶装置214などに対して入出力されるデータが記憶される。通信インタフェース215はコンピュータ200を通信ネットワーク50に接続する。
なお、評価者端末10、Webサーバ20、評価サーバ30は、それぞれ上記ハードウエアとして示した全ての構成を必ずしも備えている必要はなく、それぞれの機能を実現するために必要となる構成を少なくとも備えていればよい。評価者端末10として用いられるコンピュータの具体例として、パーソナルコンピュータ、オフィスコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)やCPU組み込み型の携帯電話機などの携帯型情報端末、インターネット接続機能を備えた公共放送受信装置(アナログ放送受信装置、デジタル放送受信装置)などがある。またWebサーバ10や評価サーバ30として用いられるコンピュータの具体例として、パーソナルコンピュータ、オフィスコンピュータ、メインフレーム、ディスクアレイ装置などがある。
図3Aに評価者端末10において実現されている各種の機能を示している。これらの機能は、評価者端末10のハードウエアそのものが有する機能や、CPU210がメモリ211に記憶されているプログラムを実行することによって実現されている。図3Aにおいて破線の内側に記載されている機能が上述のプラグインプログラムを実行することにより実現される機能である。
図3Aにおいて、操作イベント情報取得部312は、ユーザの操作入力に応じて入力装置213から通知される入力情報のうち、コンテンツの評価に関する操作以外の操作に関する入力情報351を取得し、この入力情報352に基づいて生成した情報を操作に関する履歴(以下、操作履歴371と称する)としてデータベース11に記憶する。また操作イベント情報取得部312は、取得した上記入力情報を表示制御部310に通知する(352)。
評価イベント処理部311は、ユーザの操作入力に応じて入力装置213から通知される入力情報のうち、コンテンツの評価に関する操作を示す情報353を取得し、この入力情報353に基づいて生成した情報を評価に関する操作の履歴(以下、評価操作履歴372と称する)としてデータベース11に記憶する。また評価イベント処理部311は、取得した上記入力情報に応じて、評価に関する情報の取得を開始させる指示である評価開始指示や、終了させる指示である評価終了指示を、操作イベント情報取得部312、及びコンテンツイベント情報取得部313に通知する(354,355)。
コンテンツイベント情報取得部313は、評価イベント処理部311から上述の評価に関する情報の評価開始指示の通知があると、情報表示制御310との間で通信を行いつつ(356,357)、通信ネットワーク50を介してコンテンツ取得要求358をWebサーバ20に送信し、コンテンツを表示するためのデータ(例えばHTML(Hypertext Markup Language)文書やXML(Extensible Markup Language)文書、これらと連動してもしくは独立して実行されるプログラム、その他コンテンツに関するデータ)であるコンテンツ表現データ359を受信する。またコンテンツイベント情報取得部313は、この際にWebサーバ20との間で行われる通信の履歴(以下、通信履歴373と称する)をデータベース11に記憶する。
表示制御部310は、操作イベント情報取得部312から通知される入力情報352に基づいて取得対象となるコンテンツのURLなどの指示情報356をコンテンツイベント情報取得部313に通知する。また表示制御部310は、コンテンツイベント情報取得部313から通知されるコンテンツ表現データ357に基づく画面を生成し、これを表示装置214に表示する(360)。データ送信部314は、設定された日時が到来したタイミングや、評価サーバ30からのアップロード要求を受信した場合などの適宜なタイミングにおいて、データベース11に記憶されている評価操作履歴372や操作履歴371、通信履歴373を評価サーバ30に送信する。なお、図3Bにデータベース11に記憶されているデータを示している。操作履歴371は操作履歴テーブル1100として、評価操作履歴372は評価操作履歴テーブル1000として、通信履歴373は通信履歴テーブル1200として、それぞれデータベース11に記憶されている。
図4はユーザがコンテンツに対するユーザビリティ評価を行う際に評価者端末10で動作するWebブラウザに表示される画面(以下、評価画面400とも称する)である。この画面は表示制御部310の機能によって表示される。ユーザはこの画面の上部領域401に設けられている、ユーザビリティ評価に関する情報を入力するためのユーザインタフェースを使って下部領域402に表示されるコンテンツに対する評価を入力する。このユーザインタフェースは上述のプラグインプログラムの機能によって表示される。
上部領域401に設けられているユーザインタフェースのうち、評価開始ボタン410は、ユーザがコンテンツに対する評価を開始する旨の意志表示をするためのボタンである。またその右隣に設けられている評価終了ボタン411は、評価を終了する旨の意思表示をするためのボタンである。評価開始ボタン410がクリックされるとその旨が入力情報として入力装置213から評価イベント処理部311に通知され、上述した評価に関する情報の評価開始指示が操作イベント情報取得部312に通知される。評価終了ボタン411がクリックされるとその旨が入力情報として入力装置213から評価イベント処理部311に通知され、上述した評価に関する情報の評価終了指示が操作イベント情報取得部312に通知される。
上記ユーザインタフェースのうち感情表現ボタン412a〜412dは、コンテンツに対して抱いた感情を表現するためのボタンである。ここで412a及び412bは、マイナスの感情を表現するためのボタンであり、412c及び412dはプラスの感情を表現するためのボタンである。ユーザはこのように評価の種類に対応させて設けられている複数の感情表現ボタン412a〜412dの一つをクリックすることにより、コンテンツに対する評価を簡単に行うことができる。ユーザが下部領域402に表示されている画像に対して抱いた感情に相当するボタンをクリックすると、感情表現ボタン412a〜412dのうちのいずれのボタンがクリックされたのかを示す情報に基づいて把握される評価の種類を示す情報が評価操作履歴372としてデータベース11に記憶される。
上記ユーザインタフェースのうちコメント入力欄414は、コンテンツに対するコメントを入力するための欄である。コメント入力欄414に入力されたコメントは、登録ボタン415がクリックされることにより評価操作履歴372としてデータベース11に記憶される。感情表現ボタン412a〜412dの右隣に設けられているコメントのみ入力ボタン413は、感情表現ボタン412a〜412dを使った評価は行わずにコメントのみを入力したいときにクリックする。
なお、以上に説明したユーザインタフェースの態様は、あくまで一例として示したものでしかない。例えば感情表現ボタンは本例とは異なる個数が用意されていてもよい。またユーザインタフェースの表示レイアウトもこれに限られるわけではなく、ユーザインタフェースはWebブラウザの左右もしくは下部などに設けられていても良い。
図5は、図4におけるコメント入力欄414をコンテンツが表示される評価画面400とは別のウィンドウ500に表示されるようにしたものである。本図ではユーザが感情表現ボタン412a〜412dもしくはコメントのみ入力ボタン413をクリックすると、コメント入力欄511が記載された別のウィンドウ500がポップアップ表示される。ユーザがコメント入力欄511にコメントを入力して送信ボタン512をクリックすると入力されたコメントが評価操作履歴372としてデータベース11に記憶される。また送信ボタン512がクリックされると別ウィンドウ500は消滅する。なお、上記別ウィンドウ500は評価イベント処理部311の機能が関係することにより表示される。
図6は画面内の任意の位置を指定してユーザが評価を行えるようにした実施形態を説明している。ユーザは、下部領域402の任意の位置に感情表現ボタン412a〜412dもしくはコメントのみ入力ボタン413に対してドラッグ&ドロップの操作を行うことにより、下部領域402に表示されている画面上で評価をしようとする位置を指定することができる。なお、位置の指定は、感情表現ボタン412a〜412dもしくはコメントのみ入力ボタン413をクリックした後、指定したい位置をクリックすることによって行うことも可能である。位置を示す情報はその位置に対して行われた評価に関する情報とともにデータベース11に記憶される。
===処理説明===
図7は図3に示したプラグインプログラムの機能のうち、評価イベント処理部311によって行われる処理を説明するフローチャートである。評価イベント処理部311は、コンテンツの評価に関する操作についてのイベント(以下、評価イベントと称する)の発生を待機する(ステップ701)。評価イベント処理部311は、評価イベントが発生すると(ステップ701:YES)、それが評価開始を指示するイベントであるかどうかを判断する(ステップ702)。ここで評価開始を指示するイベントであると判断した場合(ステップ702:YES)、評価イベント処理部311は評価中である旨を示すフラグである評価中フラグをオンにする(ステップ703)。また評価イベント処理部311は初期値の評価セッションIDのカウンタの値に1を加算する(ステップ704)。ここでセッションとは、ユーザにより評価開始の操作がされてから評価終了の操作がされるまでの期間をいう。評価イベント処理部311は、次に操作イベント情報取得部312とコンテンツイベント情報取得部313に評価IDを通知してこれらに評価情報の取得を開始すべき旨の指示を通知する(ステップ705)。また評価イベント処理部311は、評価操作履歴372のデータベース11への記憶を開始する(ステップ706)。
なお、ステップ706において、評価イベント処理部311は、評価操作履歴372を一意に識別するためのIDである評価ログIDを生成し、この評価ログIDをデータベース11に記憶する評価操作履歴372に付帯させる。またステップ706において、評価イベント処理部311は、表示制御部310の機能によって、現在表示装置214に表示されている画面を生成するためのデータ(以下、ハードコピーデータと称する)を取得する。取得されたハードコピーデータは、ファイル名が付与されたファイル(以下、画像イメージファイルと称する)として評価ログIDに対応づけて評価操作履歴372の付帯情報としてデータベース11に記憶される。
ステップ702において、発生した評価イベントが評価開始を指示するイベントでなかった場合には(ステップ702:NO)、それが評価終了を指示するイベントであるかどうかを判断する(ステップ707)。ここで上記評価イベントが評価終了を指示するイベントであった場合には(ステップ707:YES)、評価中フラグをオフにし(ステップ708)、操作イベント情報取得部105とコンテンツイベント情報取得部106に評価セッションIDを通知するとともに、これらに対して評価情報の取得を終了すべき旨の指示を通知する(ステップ709)。その後はステップ706に進む。
ステップ707において、評価終了を指示するイベントで無かった場合には(ステップ707:NO)、さらに評価中フラグがオンであるかどうかを判断する(ステップ710)。評価中フラグがオンであった場合には(ステップ710:YES)、ステップ706に進む。評価中フラグがオフであった場合には(ステップ710:NO)、評価開始指示を出すようにユーザに指示するメッセージを表示装置214に表示し(ステップ711)、評価イベントの受信待機状態に戻る(ステップ701)。
図8は図3に示したプラグインプログラムの機能のうち、操作イベント情報取得部312によって行われる処理を説明するフローチャートである。操作イベント情報取得部312は、図7のステップ705において評価イベント処理部311から送信される評価情報の取得開始指示を待機している(ステップ801)。操作イベント情報取得部312は、コンテンツの評価以外に関する操作についてのイベント(以下、操作イベントと称する)の発生を待機する(ステップ803)。操作イベントが発生すると(ステップ803:YES)、操作イベント情報取得部312は、操作履歴のデータベース11への記憶を開始する(ステップ804)。なお、ステップ804において、操作イベント情報取得部312は、操作履歴371を一意に識別するためのIDである操作ログIDを生成し、この操作ログIDをデータベース11に記憶する操作履歴371に付帯させる。また操作イベント情報取得部312は、操作履歴はステップ802において取得した評価セッションIDに対応づけてデータベース11に記憶する。ステップ805において、操作イベント情報取得部312は、操作イベントを表示制御部310に通知する(ステップ805)。
ステップ806では、操作イベント情報取得部312は、評価イベント処理部311から評価情報の取得終了指示が有るかどうかを確認する(ステップ906)。取得終了指示が有った場合には(ステップ806:YES)、操作履歴のデータベース11への記憶を停止する(ステップ807)。また取得終了指示が無かった場合には(ステップ806:NO)、ステップ803に進んで操作イベントの発生を待機する(ステップ803)。
図9は図3に示したプラグインプログラムの機能のうち、コンテンツイベント情報取得部313によって行われる処理を説明するフローチャートである。コンテンツイベント情報取得部313は、図7のステップ705において評価イベント処理部311から送信される評価情報の取得開始指示を待機している(ステップ901)。コンテンツイベント情報取得部313は、上記取得開始指示が通知されると(ステップ901:YES)、評価セッションIDを受け取り(ステップ902)、表示制御部310から通知されるWebサーバ20との通信指示の発生を待機する(ステップ903)。通信指示が発生すると(ステップ903:YES)、Webサーバ20と通信を行い、当該通信の対象となっているコンテンツのURLを取得する(ステップ904)。そして上記評価セッションIDとともに通信履歴をデータベース11に記憶する(ステップ905)。なお、ここでデータベース11に記憶される通信履歴には上記通信の前に行った通信において取得されたURLが含まれる。またステップ905において、コンテンツイベント情報取得部313は、通信履歴373を一意に識別するためのIDであるコンテンツログIDを生成し、このコンテンツログIDをデータベース11に記憶する通信履歴373に付帯させる。
ステップ906では、コンテンツイベント情報取得部313は、評価イベント処理部311から評価情報の取得終了指示が有るかどうかを確認する(ステップ906)。取得終了指示が有った場合には(ステップ906:YES)、URLの取得を停止し通信履歴のデータベース11への記憶を停止する(ステップ907)。また取得終了指示が無かった場合には(ステップ906:NO)、ステップ903に進んで操作イベントの発生を待機する(ステップ903)。
なお、以上に説明したように、本実施形態のユーザビリティ評価システム1では、評価操作履歴372や操作履歴371、通信履歴373などの評価情報を、クライアントサイドで動作するプラグインプログラムの機能によって取得するようにしている。このため、クライアントサイドでWebページを遷移させるように構成された動的なコンテンツに対しても正確にユーザビリティ評価を実施することができる。
===評価情報===
次に以上のようにして取得されてデータベース11に記憶される評価情報である、評価操作履歴372と、操作履歴371、通信履歴373について説明する。
図10は評価イベント処理部311によって記憶される評価操作履歴372の一例である。評価操作履歴372は、このように複数の評価操作履歴372が時系列順に並べたテーブル(図3Bに示した評価操作履歴テーブル1000)としてデータベース11に記憶される。図10における一行分のデータが一つの評価操作履歴372に対応する。
評価ログIDの欄1001には、評価操作履歴372を一意に識別するためのIDである評価ログIDが記載される。この評価ログIDは図7のステップ706において生成される。 評価セッションIDの欄1002には、評価開始指示があってから評価終了指示があるまでに発生したイベントを関連づけるためのID、すなわちセッション単位に付与されるIDである。評価セッションIDは、前述したように図7のステップ704において生成される。プラグインIDの欄1003には、プラグインプログラムに付与されているIDであるプラグインIDが記載される。イベント発生時刻の欄1004には、評価イベントが発生した日時が記載される。この日時はステップ701において評価イベントの発生が検知された日時であり、タイマ216から取得される。
イベント発生時画面の欄1005には、図7のステップ706において取得したハードコピーデータが記録されているファイルのファイル名が記載される。評価イベント種別の欄1006には、当該イベントを発生させたユーザの操作を示す情報であるイベント種別が記載される。ここでイベント種別とは例えば図4乃至図6に示した評価開始ボタン410や評価終了ボタン411、感情表現ボタン412a〜412d、コメントのみ入力ボタン413がクリックされたことを示す情報や、感情表現ボタン412a〜412dのいずれがクリックされたのかを特定する情報である。コメント内容の欄1007には図4及び図6に示したコメント入力欄414や図5に示したコメント入力欄511に入力された文字列が記載される。本欄が空欄になっている評価操作履歴372もあるが、これはユーザによってコメントが入力されなかったことを意味する。位置情報の欄1008には図6においてユーザが指定した位置を示す位置座標が記載される。この位置座標はWebブラウザのコンテンツが表示される領域である下部領域402に設定されている位置座標である。本欄が空欄になっている評価操作履歴372もあるが、これはユーザによって画面内の位置が指定されなかったことを意味している。登録ボタン押下時刻の欄1009には、図4または図6の登録ボタン415もしくは図5の送信ボタン511がクリックされた時刻が記載される。
図11はデータベース11に記憶される評価情報のうち操作イベント情報取得部312によって記憶される操作履歴371の一例を示している。操作履歴371は、このように複数の操作履歴371が時系列順に並べたテーブル(図3Bに示した操作履歴テーブル1100)としてデータベース11に記憶される。図11における一行分のデータが一つの操作履歴371に対応する。
操作ログIDの欄1101には、操作履歴371を一意に識別するためのIDである操作ログIDが記載される。操作ログIDは、図8のステップ804において生成される。評価セッションIDの欄1102には、図7のステップ705において評価イベント処理部311から通知される評価セッションIDが記載される。プラグインIDの欄1103には、プラグインプログラムに付与されているIDであるプラグインIDが記載される。イベント発生日時の欄1104には、操作イベントが発生した日時が記載される。この日時はステップ803において操作イベントの発生が検知された日時であり、タイマ216から取得される。操作オブジェクトの欄1105には、操作イベントを生じさせた操作の対象となったオブジェクトを特定する情報が記載される。図11ではこの情報としてオブジェクトの名称が記載されている。本欄1105において括弧で示されている数値は同一名称のオブジェクトが複数存在する場合にそれらを識別するためのIDである。イベントの欄1106には、操作イベントの具体的な内容を示す情報が記載される。
図12はデータベース11に記憶される評価情報のうちコンテンツイベント情報取得部313によって記憶される通信履歴373の一例を示している。通信履歴373は、このように複数の通信履歴373が時系列順に並べたテーブル(図3Bに示した通信履歴テーブル1200)としてデータベース11に記憶される。図12における一行分のデータが一つの通信履歴373に対応する。
コンテンツログIDの欄1201には、通信履歴373を一意に識別するためのIDであるコンテンツログIDが記載される。コンテンツログIDは、図9のステップ905において生成される。評価セッションIDの欄1202には、図7のステップ705において評価イベント処理部311から通知される評価セッションIDが記載される。プラグインIDの欄1203には、プラグインプログラムに付与されているIDであるプラグインIDが記載される。なお、評価イベント処理部311、操作イベント情報取得部105、コンテンツイベント情報取得部106はそれぞれ共通のプラグインIDを記憶している。イベント発生日時の欄1204には、通信指示が発生した日時が記載される。この日時はステップ903において通信指示の発生が検知された日時であり、タイマ216から取得される。現在のURLの欄1205には、通信によって取得される新たな画面に切り替わる直前まで表示されていた画面を特定する情報であるURL(Uniform Resource Locators)(以下、現在のURLと称する)が記載される。通信後のURLの欄1206には、通信によって新たに取得された画面を特定する情報であるURL(以下、通信後のURLと称する)が記載される。
以上に説明した評価情報、すなわち評価操作履歴テーブル1000、操作履歴テーブル1100、通信履歴テーブル1200の内容は、データ送信部314によって通信ネットワーク50を介して評価サーバ30に適宜送信される。なお、この送信に際しては、上述した画像イメージファイルなどの、ユーザビリティ評価に際して利用される各種の情報も評価サーバ30に送信される。図13は評価者端末10から評価サーバ30への評価情報の送信に関する処理を説明するフローチャートである。まず評価者端末10においてスケジューラなどによって設定されている送信タイミングが到来すると(ステップ1301:YES)、送信トリガイベントが発生する(ステップ1302)。なお、送信トリガイベントは、例えばデータベース11に記憶されている、評価操作履歴テーブル1000、操作履歴テーブル1100、通信履歴テーブル1200の少なくともいずれかのデータサイズが閾値を超えた場合に発生するようにすることもできる。また、ユーザからの入力装置213に対す明示的な操作指示に応じて送信トリガイベントを発生させるようにすることもできる。送信トリガイベントが発生すると、データ送信部314は、データベース11から送信対象となる評価情報を取得して(ステップ1303)、取得した評価情報を評価サーバ30に送信する(ステップ1304)。送信された評価情報は、評価サーバ30のデータ受信部391によって受信される。
===評価結果情報の生成===
評価サーバ30は、以上のようにして評価者端末10から送信されデータ受信部391によって受信された評価情報に基づいて、ユーザビリティ評価に役立てるための情報(評価結果情報)を生成しこれを記載した各種の画面(以下、評価結果画面と称する)を生成する。評価結果画面は、評価サーバ30のCPUがメモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される評価情報生成部392により生成され、評価サーバ30の表示装置214に表示される。なお、評価サーバ30にプリンタなどの印字装置が接続されている場合には、評価結果画面を紙などに印字させることもできる。
図14は、図10に示した評価操作履歴テーブル1000に基づいて評価情報生成部392が生成し評価サーバ30の表示装置214に表示される評価結果画面の一例である。この評価結果画面1400にはユーザのコンテンツ閲覧時における操作入力により評価者端末10のWebブラウザに表示された画面の遷移順に従って、ユーザによって入力されたユーザビリティ評価に関する情報が表示される。
遷移順の欄1401には、画面の遷移順に付与されるIDが表示される。操作日時の欄1402には、評価操作履歴テーブル1000のイベント発生日時の欄1004に記載されていた内容が表示される。画面の欄1403には評価操作履歴テーブル1000のイベント発生画面の欄1005に記載されていたファイル名に対応するファイルに基づいて生成される画像が表示される。なお、評価操作履歴テーブル1000の位置情報の欄1008に位置座標が記載されている場合には、画面の欄1403に表示されている画面の上記位置座標に対応する位置に、ユーザが行った評価に対応するデザインからなる印1410が表示される。なお、評価情報生成部392は、印の種類ごとに用意されたイメージデータと図10の評価イベント種別の欄1006に記載されるイベント種別との対応を記憶しており、この対応に基づいて評価イベント種別の欄1006に記載されているイベント種別に対応するイメージデータに基づいて生成した印1410を画面の欄1403に表示する。評価の欄1404には、評価操作履歴テーブル1000の評価イベント種別の欄1006に記載されているイベント種別を示す文字列が表示される。コメントの欄1405には、評価操作履歴テーブル1000のコメント内容の欄1007に記載されている文字列が表示される。
この図14の評価結果画面1400によれば、ユーザビリティの評価者はユーザがどの画面に対してどのような操作を行ったのかを容易に把握することができる。またハードコピーに重ねて表示される印の位置から、ユーザがWebブラウザに表示された画面のどの位置に対して評価を行ったのかを容易に知ることができる。また印の図案からその評価がどのようなものであったかを直感的に把握することができる。また画面の遷移順に従ってユーザの行った評価が表示されているので、前後に表示される画面から、ユーザがどのような作業のどのような段階でどのような評価を下しているのかといったことを容易に把握することができる。
図16は評価結果画面の他の一例であり、図15は図16に示す評価結果画面の生成に用いられる、評価操作履歴テーブル1000、操作履歴テーブル1100、通信履歴テーブル1200の情報に基づいて生成される集計結果テーブル1500である。集計結果テーブル1500は、上記3つのテーブル1000,1100,1200から、評価操作履歴372、操作履歴371、通信履歴373を読み込み、読み込んだデータを、プラグインIDを第一のソートキーとし、評価セッションIDを第二のソートキーとして、イベント発生時刻を第三のソートキーとしてソートすることにより生成される。
集計結果テーブル1500のログIDの欄1501の内容は、評価操作履歴テーブル1000では評価ログIDの欄1001に、操作履歴テーブル1100では操作ログIDの欄1101に、通信履歴テーブル1200ではコンテンツログIDの欄1201に、それぞれ記載されている情報である。評価セッションIDの欄1502の内容は、評価操作履歴テーブル1000では評価セッションIDの欄1002に、操作履歴テーブル1100では評価セッションIDの欄1102に、通信履歴テーブル1200では評価セッションIDの欄1202に、それぞれ記載されている情報である。プラグインID1503の内容は、評価操作履歴テーブル1000ではプラグインIDの欄1003、操作履歴テーブル1100ではプラグインIDの欄1103、通信履歴テーブル1200ではプラグインIDの欄1203に、それぞれ記載されている情報である。
現在のURLの欄1504の内容は、通信履歴テーブル1200の現在のURLの欄1205に記載されている情報である。イベント発生時刻の欄1505の内容は、評価操作履歴テーブル1000ではイベント発生日時の欄1004に、操作履歴テーブル1100ではイベント発生日時の欄1104に、通信履歴テーブル1200ではイベント発生日時の欄1204に、それぞれ記載されている情報である。イベント発生時画面の欄1506の内容は、評価操作履歴テーブル1000のイベント発生時画面の欄1005に記載されている情報である。操作オブジェクトの欄1507の内容は、操作履歴テーブル1100の操作オブジェクトの欄1105に記載されている情報である。イベントの欄1508の内容は、操作履歴テーブル1100の操作オブジェクトの欄1105に記載されている情報である。評価イベント種別の欄1509の内容は、評価操作履歴テーブル1000の評価イベント種別の欄1006に記載されている情報である。コメント内容の欄1510の内容は、評価操作履歴テーブル1000のコメント内容の欄1007に記載されている情報である。位置情報の欄1511の内容は、評価操作履歴テーブル1000の位置情報の欄1008の欄に記載されている情報である。登録ボタン押下時刻の欄1512の内容は、評価操作履歴テーブル1000の登録ボタン押下時刻の欄1009に記載されている情報である。変更後のURLの欄1513の内容は、通信履歴テーブル1200の通信したURLの欄1206に記載されている情報である。
以上の内容からなる集計結果テーブル1500に基づいて生成される図16に示す評価結果画面1600は、ユーザによる評価開始指示の操作があってから評価終了指示の操作があるまでの間、すなわち1セッションの間において行われた一連の操作を一纏まりの評価結果として示したものである。なお、評価結果画面1600は、同一の評価セッションIDをもつ評価情報に基づいて生成される。
評価結果画面1600には、ユーザのコンテンツ閲覧時における操作入力により評価者端末10のWebブラウザに表示された画面の遷移順に従って、ユーザによって入力されたユーザビリティ評価に関する情報が表示される。
遷移順の欄1601には、画面の遷移順に付与されるIDが表示される。操作日時の欄1602には、集計結果テーブル1500のイベント発生日時の欄1505の内容が記載される。URLの欄1603には、集計結果テーブル1500の現在のURLの欄1504の内容が記載される。なお、例えば図15の集計結果テーブル1500において、現在のURLの欄1504に値が入っているログIDの欄1501が”c0”である行と、その次に現在のURLの欄1504に値が入っているログIDの欄1501が”c1”の行までの間の行は、ログIDの欄1501が”c0”の行の現在のURLの欄1504の値”hoge1.html"というURLに対応するコンテンツに関するものであると判断されることになる。
画面の欄1604には、集計結果テーブル1500のイベント発生時画面の欄1506の内容が記載されていたファイル名に対応するファイルに基づいて生成される画像が表示される。この画面に重ねて記載されている印1610が表示される仕組みは、図14において説明した印1410の場合と同様である。操作対象又は評価の欄1605には、集計結果テーブル1500の操作オブジェクトの欄1507又は評価イベント種別の欄1509に記載されている情報に基づく情報が記載される。操作又はコメントの欄1606には、集計結果テーブル1500のイベントの欄1508又はコメント内容の欄1510に記載されている情報に基づく情報が記載される。
以上の内容からなる図16の評価結果画面1600によれば、ユーザビリティの評価者はユーザがどの画面に対してどのような操作を行ったのかを容易に把握することができる。評価対象となっているコンテンツのURLも直接知ることができる。またハードコピーデータに基づく画面に重ねて表示される印1610の位置から、ユーザがWebブラウザに表示された画面のどの位置に対して評価を行ったのかを容易に把握することができる。また印1610に付されている図案からその評価がどのようなものであったかを直感的に把握することができる。さらに画面の遷移順に従ってユーザの行った評価が表示されているので、前後に表示される画面から、ユーザがどのような作業のどのような段階でどのような評価を下しているのかを容易に知ることができる。
図17は集計結果テーブル1500を用いて生成される評価結果画面の他の一例である。この評価結果画面1700にはユーザビリティ評価の対象となった画面のURL単位での評価の集計結果が記載されている。評価対象URLと画面の欄1701には、集計結果テーブル1500のイベント発生時画面の欄1506の内容が記載されていたファイル名に対応するファイルに基づいて生成される画像が表示される。本欄1701には、上記URL及び上記ファイル名も記載される。印1710が表示される仕組みは、図14における場合と同様である。なお、この画像にはその評価対象URLの画面に対して行われた集計結果テーブル1500に記載されている全ての評価に対応する印1410が表示される。表示回数の欄1702には、評価対象URLと画面の欄1701に記載されている画面についての、集計結果テーブル1500から把握される表示回数が記載される。
ボタンの欄1703には、評価対象URLと画面の欄1701に記載されている画面について、感情表現ボタン412a乃至412d及びコメントのみ入力ボタン413のそれぞれを用いて行われた評価の回数が表示される。コメント表示ボタン1720a〜1720eは、ボタンの欄1703の各ボタン1703a〜1703eのそれぞれについて、コメント入力欄414もしくはコメント入力欄511に入力されたコメントが記載された画面(コメント一覧画面1800)を表示させるためのボタンである。評価時間平均の欄1704には、評価にかかった平均の時間が表示される。なお、平均の時間は、各評価における、図15の集計結果テーブル1500の、イベント発生日時の欄1505に記載されている時刻から登録ボタン押下日時の欄1512に記載されている時刻までの時間の平均値として求められる。
図18は、図17のコメント表示ボタン1720bがクリックされた場合に表示されるコメント一覧画面1800である。コメント一覧画面1800の上段には、図17の評価対象URLと画面の欄1701に表示されている画像1801が表示される。なお、この画像1801には、「イライラする」というボタンが設定された位置に番号が表記された印1802が重ねて表示される。上記番号は、下段に表示されるコメント一覧表1820のコメント番号の欄1821に表示される番号に対応する。
下段のコメント一覧表1820のコメント番号の欄1810には、図17の「イライラする」というボタン1703bを用いて評価が行われた際に入力されたコメントを識別するIDであるコメント番号が表示される。評価の欄1822には、図15の集計結果テーブル1500における評価イベント種別の欄1509に記載されている内容が表示される。コメント内容の欄1823には、図15の集計結果テーブル1500におけるコメント内容の欄1510に記載されている内容が表示される。なお、コメント番号が(3)のケースについては、コメント内容の欄1823が空欄になっているが、これはコメントが入力されなかったことを意味する。またコメント番号が(3)のケースについては、対応する印が画像1801に存在しないが、これは評価に際しユーザが画面内の位置を指定しなかったことを意味する。
以上の内容からなる図17の評価結果画面1700によれば、ユーザビリティの評価者は画面ごとの評価結果を容易に確認することができる。また評価対象URLと画面の欄1701を参照することで、画面のいずれの位置に対して評価が行われたのかを容易に把握することができる。感情表現ボタン412a〜412d及びコメントのみ入力ボタン413のそれぞれを用いて行われた評価の回数を容易に確認することができる。各画面についての評価時間の平均も把握することができる。またコメント表示ボタン1720a〜1720eをクリックすることでコメントの内容を確認することができる。ここでコメントの内容を表示する画面を別画面として表示するようにしたことで、図17の評価結果画面1700の画面構成を簡素化することができ、ユーザは必要としている情報を評価結果から容易に得ることができる。
なお、以上に説明したユーザビリティ評価システム1では、評価操作履歴や操作履歴、通信履歴などの評価情報をそれぞれ独立に取得しておき、これら評価情報に含まれている情報を、それぞれに含まれている時刻情報に基づいて時系列的に対応させていくようにしている。このようにしたことで、図14、図16、図17、図18等に示すように、ユーザビリティ評価のための情報を多彩で柔軟な表現形態で提供することが可能となる。またこれらの情報によって、ユーザビリティに対するユーザの主観的な評価を正確に知ることが可能となり、ユーザビリティの評価者は、効率よく確実にコンテンツに対してユーザビリティ評価を行うことが可能となる。また本発明では、評価操作履歴や操作履歴、通信履歴などの評価情報の取得を、クライアントサイドで動作するプラグインプログラムの機能によって行うようにしている。このため、クライアントサイドのみで動作するように構成された動的コンテンツに対しても、ユーザビリティ評価を正確に実施することが可能となる。
ところで、以上の実施形態の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば上記実施例の評価者端末10の機能と評価サーバ20の機能を一台のコンピュータを用いて実現することもできる。また以上に説明した実施形態では評価情報を集信する機能や評価結果を表示する機能を評価サーバ30に持たせているが、この機能を評価者端末10やWebサーバ20に設けるようにすることもできる。またデータベース11、13については必ずしも上述の場所に設ける場合に限られない。
評価の対象となるコンテンツは、以上の実施形態で説明したようなWebサーバ20によって提供されるコンテンツに限られず、本発明は、例えばクライアントサーバ(Client/Server)システムやピアツーピア(Peer to Peer)システムを用いて運用される各種のアプリケーションシステムによって提供されるコンテンツのユーザビリティ評価を実施する場合にも適用することができる。またユーザビリティ評価の対象となるコンテンツは画面に限られず、Webアプリケーションを対象とする場合にも本発明を適用することができる。
また以上に説明した実施形態ではコンテンツを特定する情報としてURLを用いているが、コンテンツごとに付与した画面名称によってコンテンツを特定するようにすることもできる。なお、この場合にはURLと画面名称との対応を管理する必要がある。
また以上に説明した実施形態では、4つの感情表現ボタン412a〜412dを設けているが、段階に対応させた数値等で表現するようにしてもよい。また役に立つ/役に立たないといった評価をするボタンなど、コンテンツの特性を評価するのに好適な態様のユーザインタフェースを用意して、効果的にユーザビリティ評価を実施するようにすることもできる。また本発明は、画面のデザインなどのコンテンツの静的な面に対するユーザビリティ評価を行う場合のみならず、レスポンスタイムなどのコンテンツの動的な面に対する各種のユーザビリティ評価を行う場合などにも幅広く適用することができる。
本発明の一実施形態として説明するユーザビリティ評価システム1の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する評価者端末10やWebサーバ20、もしくは評価サーバ30のハードウエアとして用いられるコンピュータの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する評価者端末10において実現されている各種の機能を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するデータベース11の内容を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するユーザがコンテンツに対するユーザビリティ評価を行う際には評価者端末10で動作するWebブラウザによって表示される評価画面400を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する図4におけるコメント入力欄414が、コンテンツが表示される評価画面400とは別のウィンドウ500に表示されるようにした場合を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する画面上の任意の位置を指定してユーザが評価を行えるようにした実施形態を説明する図である。 本発明の一実施形態として説明する評価イベント処理部311によって行われる処理を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の一実施形態として説明する操作イベント情報取得部312によって行われる処理を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の一実施形態として説明するコンテンツイベント情報取得部313によって行われる処理を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の一実施形態として説明するデータベース11に記憶される評価情報のうち評価イベント処理部311によって記憶される評価操作履歴372の一例を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するデータベース11に記憶される評価情報のうち操作イベント情報取得部312によって記憶される操作履歴371の一例を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するデータベース11に記憶される評価情報のうちコンテンツイベント情報取得部313によって記憶される通信履歴373の一例を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する評価者端末10から評価サーバ30への評価情報の送信に関する処理を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の一実施形態として説明する図10に示した評価操作履歴テーブル1000に基づいて評価情報生成部392が生成し評価サーバ30の表示装置214に表示される評価結果画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する図16に示す評価結果画面の生成に用いられる、評価操作履歴テーブル1000、操作履歴テーブル1100、通信履歴テーブル1200の情報に基づいて生成される集計結果テーブル1500の一例を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する集計結果テーブル1500に基づいて生成される評価結果画面1600の一例を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する集計結果テーブル1500を用いて生成される評価結果画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する図17のコメント表示ボタン1720bがクリックされた場合に表示されるコメント一覧画面1800の一例を示す図である。
符号の説明
1 ユーザビリティ評価システム 10 評価者端末
11 データベース 20 Webサーバ
30 評価サーバ 31 データベース
50 通信ネットワーク
200 コンピュータ 210 CPU
211 メモリ 213 入力装置
214 表示装置
310 表示制御部 311 評価イベント処理部
312 操作イベント情報取得部 313 コンテンツイベント情報取得部
314 データ送信部
371 操作履歴 372 評価操作履歴
373 通信履歴 391 データ受信部
392 評価情報生成部 400 評価画面
412a〜412d 感情表現ボタン 413 コメントのみ入力ボタン
1000 評価操作履歴テーブル
1100 操作履歴テーブル 1200 通信履歴テーブル

Claims (12)

  1. コンテンツに対するユーザビリティ評価に関する情報を生成する情報処理システムであって、
    CPU、メモリ、入力装置、及び表示装置と、
    前記CPUが前記メモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される、表示制御部、評価イベント処理部、操作イベント情報取得部、コンテンツイベント情報取得部、及び評価情報生成部、
    を有し、
    前記表示制御部は、前記入力装置に対して行われる操作に応じてコンテンツに基づく画面を前記表示装置に表示し、
    前記評価イベント処理部が、前記画面に対する評価に関する情報が入力された時刻を示す時刻情報と前記評価に関する情報とを対応づけた情報である評価操作履歴を取得して記憶し、
    前記操作イベント情報取得部が、前記入力装置に対する操作が行われた時刻情報と前記操作に関する情報とを対応づけた情報である操作履歴を取得して記憶し、
    前記コンテンツイベント情報取得部が、前記画面が表示されていた時刻情報と前記画面を特定する情報とを対応づけた情報である通信履歴を取得して記憶し、
    前記評価情報生成部が、前記評価操作履歴、前記操作履歴、及び前記通信履歴のうちの少なくともいずれか2つに含まれている情報を、それぞれに含まれている前記時刻情報に基づいて時系列的に対応させることによりコンテンツの評価に関する情報を生成し、
    前記表示制御部が、前記入力装置に対して行われる操作に応じて、前記コンテンツに基づく画面とともに当該画面に対する評価に関する情報を入力するためのユーザインタフェースを表示し
    前記ユーザインタフェースには、前記コンテンツに対して行う評価の種類に対応させた複数のボタンが含まれ、かつ、前記ユーザインタフェースは、ドラッグ&ドロップ操作によって前記ボタンを前記画面内の任意の位置に移動することにより前記画面内の評価をしようとする位置を指定可能に表示され、
    前記評価操作履歴における前記画面に対する評価に関する情報には、前記ボタンによって指定された前記評価の種類を示す情報と、前記ドラッグ&ドロップ操作によって指定された位置を示す情報とが含まれていること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. コンテンツに対するユーザビリティ評価に関する情報を生成する情報処理システムであって、
    CPU、メモリ、入力装置、及び表示装置と、
    前記CPUが前記メモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される、表示制御部、評価イベント処理部、操作イベント情報取得部、コンテンツイベント情報取得部、及びデータ送信部、
    を有する第一の情報処理装置と、
    CPU、及びメモリと、
    前記CPUが前記メモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される、評価情報生成部、及びデータ受信部、
    を有する第二の情報処理装置と、
    を含み、
    前記第一の情報処理装置と前記第二の情報処理装置とは通信ネットワークを介して通信可能に接続され、
    前記表示制御部は、前記入力装置に対して行われる操作に応じてコンテンツに基づく画面とともに前記画面に対する評価に関する情報を入力するためのユーザインタフェースを表示し
    前記ユーザインタフェースには、前記コンテンツに対して行う評価の種類に対応させた複数のボタンが含まれ、かつ、前記ユーザインタフェースは、ドラッグ&ドロップ操作によって前記ボタンを前記画面内の任意の位置に移動することにより前記画面内の評価をしようとする位置を指定可能に表示され、
    前記評価イベント処理部が、前記画面に対する評価に関する情報が入力された時刻を示す時刻情報と前記評価に関する情報とを対応づけた情報である評価操作履歴を取得して記憶し、
    前記評価に関する情報には、前記ボタンによって指定された前記評価の種類を示す情報と、前記ドラッグ&ドロップ操作により指定された位置を示す情報とが含まれ、
    前記操作イベント情報取得部が、前記入力装置に対する操作が行われた時刻情報と前記操作に関する情報とを対応づけた情報である操作履歴を取得して記憶し、
    前記コンテンツイベント情報取得部が、前記画面が表示されていた時刻情報と前記画面を特定する情報とを対応づけた情報である通信履歴を取得して記憶し、
    前記データ送信部が、前記評価操作履歴、前記操作履歴、及び前記通信履歴を前記第二の情報処理装置に送信し、
    前記データ受信部が、前記評価操作履歴、前記操作履歴、及び前記通信履歴を受信し、
    前記評価情報生成部が、前記評価操作履歴、前記操作履歴、及び前記通信履歴のうちの少なくともいずれか2つに含まれている情報を、それぞれに含まれている前記時刻情報に基づいて時系列的に対応させることによりコンテンツの評価に関する情報を生成すること、
    を特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記ユーザインタフェースには、前記コンテンツに対するコメントを入力するためのユーザインタフェースが含まれており、
    前記評価操作履歴における前記画面に対する評価に関する情報には、前記コメントを入力するためのユーザインタフェースによって入力されたコメントが含まれること、
    を特徴とする情報処理システム
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記表示制御部は、評価対象となった前記画面のハードコピーデータを取得し、
    前記画面に対する評価に関する情報には、前記ハードコピーデータが含まれること、
    を特徴とする情報処理システム
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記操作履歴における前記入力装置に対する操作に関する情報には、前記操作の対象となったオブジェクトを特定する情報または操作イベントの種類を特定する情報が含まれること、
    を特徴とする情報処理システム
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記通信履歴における前記画面を特定する情報には、通信によって取得される新たな画面に切り替わる直前まで表示されていた画面の所在を示す情報、または通信によって新たに取得された画面の所在を示す情報が含まれること、
    を特徴とする情報処理システム
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記表示制御部は、評価対象となった前記画面のハードコピーデータを取得し、
    前記画面に対する評価に関する情報には、前記ハードコピーデータが含まれており、
    前記評価情報生成部が生成する前記コンテンツの評価に関する情報には、前記時刻情報と、当該時刻情報に対応する時刻に前記表示装置に表示されていた、前記ハードコピーデータに基づいて生成される画面と、を時系列順に対応させて記載した情報が含まれること、
    を特徴とする情報処理システム
  8. 請求項に記載の情報処理システムであって
    前記ハードコピーデータに基づいて生成される画面には、前記ドラッグ&ドロップにより指定された前記位置を示す情報に対応する位置に前記ボタンによって指定された前記評価の種類に対応する印が表示されていること、
    を特徴とする情報処理システム
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記表示制御部は、評価対象となった前記画面のハードコピーデータを取得し、
    前記画面に対する評価に関する情報には、前記ハードコピーデータが含まれており
    記評価情報生成部が生成する前記コンテンツの評価に関する情報には、前記ハードコピーデータに基づいて生成される画面と、前記画面の出現回数、前記画面ごとの前記各ボタンの選択回数、及び前記画面に対する評価に要した時間の平均値のうちの少なくともいずれかと、を対応させて記載した情報が含まれること、
    を特徴とする情報処理システム
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    インターネットに接続するための通信インタフェースを有し、
    前記コンテンツはインターネット上のWebサーバによって提供されるコンテンツであり、
    前記表示制御部によって前記表示装置に表示される前記画面は、前記Webサーバにアクセスすることにより取得したWebページであること、
    を特徴とする情報処理システム
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記表示制御部は、前記WebページをWebブラウザによって表示し、
    前記Webブラウザには、前記入力装置に対して行われる操作に応じてコンテンツに基づく画面とともに前記画面に対する評価に関する情報を入力するためのユーザインタフェースを表示する機能が、プラグインプログラムとして組み込まれていること、
    を特徴とする情報処理システム
  12. コンテンツに対するユーザビリティ評価に関する情報を生成する情報処理システムの制御方法であって、
    CPU、メモリ、入力装置、及び表示装置と、
    前記CPUが前記メモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される、表示制御部、評価イベント処理部、操作イベント情報取得部、コンテンツイベント情報取得部、及び評価情報生成部、
    を有し、
    記表示制御部は、前記入力装置に対して行われる操作に応じてコンテンツに基づく画面を前記表示装置に表示し、
    前記評価イベント処理部が、前記画面に対する評価に関する情報が入力された時刻を示す時刻情報と前記評価に関する情報とを対応づけた情報である評価操作履歴を取得して記憶し、
    前記操作イベント情報取得部が、前記入力装置に対する操作が行われた時刻情報と前記操作に関する情報とを対応づけた情報である操作履歴を取得して記憶し、
    前記コンテンツイベント情報取得部が、前記画面が表示されていた時刻情報と前記画面を特定する情報とを対応づけた情報である通信履歴を取得して記憶し、
    前記評価情報生成部が、前記評価操作履歴、前記操作履歴、及び前記通信履歴のうちの少なくともいずれか2つに含まれている情報を、それぞれに含まれている前記時刻情報に基づいて時系列的に対応させることによりコンテンツの評価に関する情報を生成し、
    前記表示制御部が、前記入力装置に対して行われる操作に応じてコンテンツに基づく画面とともに前記画面に対する評価に関する情報を入力するためのユーザインタフェースを表示し、
    前記ユーザインタフェースには、前記コンテンツに対して行う評価の種類に対応させた複数のボタンが含まれ、かつ、前記ユーザインタフェースは、ドラッグ&ドロップ操作によって前記ボタンを前記画面内の任意の位置に移動することにより前記画面内の評価をしようとする位置を指定可能に表示され、
    前記評価操作履歴における前記画面に対する評価に関する情報には、前記ボタンによって指定された前記評価の種類を示す情報と、前記ドラッグ&ドロップ操作により指定された位置を示す情報とが含まれていること、
    を特徴とする情報処理システムの制御方法。
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