JPH06176029A - 作業項目管理支援装置 - Google Patents

作業項目管理支援装置

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JPH06176029A
JPH06176029A JP32214892A JP32214892A JPH06176029A JP H06176029 A JPH06176029 A JP H06176029A JP 32214892 A JP32214892 A JP 32214892A JP 32214892 A JP32214892 A JP 32214892A JP H06176029 A JPH06176029 A JP H06176029A
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JP32214892A
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English (en)
Inventor
Shinya Sato
進也 佐藤
Tatsuro Murakami
龍郎 村上
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、作業毎に正確に進捗状況が
把握できる作業項目管理支援装置を提供することであ
る。 【構成】 本発明は、一つまたは複数の副装置110
と、副装置110と通信することにより、副装置110
において作成された作業報告データを獲得し、その内容
を記憶するメモリ装置230と、メモリ装置230のい
ずれか1つまたは複数のファイルを更新するかを判断
し、データの整合性を保証し、メモリ装置230内の項
目管理ファイルを更新する際には、行の追加と該フラグ
の書き換えのみを行う処理装置とを有する主装置を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業項目管理支援装置
に係り、特に、大規模ソフトウェア開発などにおいて、
行うべき作業を項目化し、それぞれの作業の進捗状況を
管理するプロジェクト管理のための作業項目管理支援装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模なプロジェクトにおいては、予め
行うべき作業の事柄を明確にし、それらの作業がどの程
度進捗しているかを把握できるようにすることが重要で
ある。そのために、作業の進捗状況管理は、作業現場に
おいて、毎日またはある一定期間毎に各作業についての
作業報告書を作成する。また、作業を工程毎または、各
プロジェクト毎の項目に分割して、現在作業がどの程度
進んでいるかを項目毎に人的な工程管理により判断す
る。
【0003】また、作業の履歴を管理する場合には、作
業を項目毎に分割して項目毎に、入力装置から履歴情報
を別システムである版管理システムに入力する。版管理
システムは、入力装置から入力された作業の履歴情報を
蓄積しておくことにより、利用者は履歴情報を必要とす
る場合に参照することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では作業進捗状況管理や、履歴情報管理に必要
な処理がシステマティックでないために、以下のような
問題がある。
【0005】作業の履歴管理をする場合に、別システム
である版管理システムを利用しているために履歴情報の
蓄積あるいは、参照に時間がかかる。また、このシステ
ムは、単にデータを蓄積するだけを目的としているた
め、作業の順番を予め登録してあっても、その順番と入
力されたデータの作業との整合性等のチェック機能がな
い。従って、作業順序を管理できないために作業報告書
と管理されている進捗管理データが一致しない。
【0006】また、作業内容が異なるデータも、作業に
応じた管理がされていないために、作業毎に正確な進捗
状況を管理できない。
【0007】さらに、作業者にはミーティング等におい
て、作業報告することが義務づけられているが、進捗管
理のためのデータは、記録すべき人(作業者)とそれを
主に参照する人(管理者)が一致していないため、正確
に報告されないというケースが多々ある。
【0008】本発明は上記の従来の問題点を解決し、作
業毎に正確に進捗状況が把握できる作業項目管理支援装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【発明を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。
【0010】本発明の作業項目管理支援装置は、副装置
110と主装置200を含み、分散作業環境での項目分
けされた作業の報告・履歴管理・進捗状況管理を支援す
る装置において、データを入力する入力装置111と、
入力装置111から得られたデータをネットワーク12
0を介して主装置200に送出し、また、主装置200
からの処理結果をネットワーク120を介して得る第1
の通信装置113と、入力装置111で作成されたデー
タまたは、データを編集処理したデータを作業者に提示
するとともに、第1の通信装置113を用いて主装置2
00から作業報告作成に必要なデータを獲得し、作業者
に提示する出力装置112とを含む一つまたは複数の副
装置110と、副装置110の第1の通信装置113と
通信することにより、副装置110において作成された
作業報告データを獲得する第2の通信装置210と、進
捗状況管理すべきデータを項目分類毎に格納するため
に、作業毎にデータを複数の行に格納するデータ記憶領
域と、データ記憶領域の該行毎に当該データが最新のも
のであるか否かを示すフラグを格納する第1のフラグ記
憶領域と、データ記憶領域の該行毎に作業の状態を示す
フラグを格納する第2のフラグ記憶領域と、作業の行わ
れた日時を格納する作業日時記憶領域とを有する1つ以
上の項目管理ファイルと、項目の属性を格納する1つ以
上の項目属性ファイルと、作業毎に作業内容及び作業状
態を格納する1つ以上の作業管理ファイルを含むメモリ
装置230と、第2の通信装置210で得たデータから
メモリ装置230のいずれか1つまたは複数のファイル
を更新するかを判断し、項目管理ファイルの内容から現
在の作業状態を判断することで、副装置110から送出
されたデータの整合性を保証し、項目管理ファイルを更
新する際には、行の追加と該フラグの書き換えのみを行
う処理装置とを含む主装置200を有する。
【0011】
【作用】本発明は、一つの主装置と一つあるいは、複数
の副装置で構成され、副装置と主装置は、各々が有する
通信装置により互いに通信を行い、ネットワークにより
提供される分散作業環境下で項目分けされた作業のデー
タの蓄積を行い、ネットワークを介して受け取ったデー
タと蓄積されているデータに基づいて、蓄積されている
データの更新等を判断し、最新の作業の進捗状況の把
握、作業履歴等の管理を行う。
【0012】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。
【0013】本発明の作業項目管理支援装置は図1に示
すように、複数の副装置110が主装置200にネット
ワークを介して、主装置200とデータを授受すること
により、作業項目を管理するものである。
【0014】副装置110は、作業報告データを入力す
る入力装置111と、入力装置111から得られたデー
タをネットワーク120を用いて主装置200に送出
し、また、主装置200から情報を受信する第1の通信
装置113と、入力装置111から得られたデータを作
業者に提示すると共に、第1の通信装置113を介して
主装置200から得たデータを編集して表示する出力装
置112から構成される。
【0015】主装置200は、副装置110とネットワ
ーク120を介してデータの授受を行う第2の通信装置
210と、管理情報の蓄積を行うメモリ装置220と、
第2の通信装置210が副装置110から受け取ったデ
ータとメモリ装置230に蓄積されているデータによ
り、作業状況管理等の処理を行う処理装置220から構
成される。
【0016】主装置200のメモリ装置230について
詳細に説明する。
【0017】図2は本発明の一実施例のメモリ装置の構
成を示す。メモリ装置230は、項目毎にデータを行で
管理する項目管理ファイル群231、項目の属性につい
て管理する項目属性ファイル群232、行毎に「開
始」、「解析中」、「終了」等の作業の状態を管理する
作業管理ファイル群233により構成される。
【0018】項目管理ファイル群231は、各項目に一
意に格納されているデータを指し示す項目番号を付与
し、その番号は「A−1−1」、「A−1−2」、「B
−1−1」といったように階層的構造を持たせる。図2
に示す項目管理ファイルAは大項目「A」に関するデー
タのみが登録され、項目管理ファイルBは大項目「B」
に関するデータのみが登録される。副装置110より受
信したデータは、受信された順序で該当する項目の項目
管理ファイルに追加登録される。
【0019】図3は項目管理ファイル群の構成の例を示
す。項目管理ファイル群231の項目管理ファイル21
は、最新データフラグ格納領域a、項目番号b、作業状
態フラグ格納領域c、項目属性d、タイムスタンプ格納
領域e、項目データ格納領域fの各領域からなる。
【0020】最新データフラグ格納領域aは、最新デー
タを示すマークを当該行につける。具体的には、最新デ
ータの行の左端にフラグがオンであることを示すデータ
(例えば、α)を書き込み、新データを追加した時点
で、整合性の判断により必要であれば、このマークは最
も新しいデータの行に移動させ、最新データではなくな
った行については、空白を入れる。項目番号の領域bに
は大項目以下に階層的構造を持った一意の番号を書き込
む(例えばA−1−1)。作業状態フラグ格納領域c
は、作業状態を管理するために、各行毎に、作業に開
始、検討中、終了などの状態を示すデータを書込む。作
業状態フラグ格納領域cにおいて、作業状態の変換に
は、推移可能なものと不可なものがある。例えば、“既
に「終了」した項目に対して「検討」を行うことはな
い。”等、新しいデータが到着した時点で、当該項目に
ついて作業フラグを参照して調べ、推移可能であるかを
判断する。
【0021】推移可能かどうかの判定は、単に登録順序
で行うことも可能であるが、作業が終了した時点で登録
洩れが見つかったというような場合もあるので、基本的
には、作業日時を項目の属性として持たせ、それを判断
の基準とする。このため、作業日時をタイムスタンプ格
納領域eに記録する。
【0022】項目属性領域dは、その行の項目データの
属性を定義する。
【0023】項目データ格納領域fは、例えば、ソフト
ウェアの分散開発における試験項目管理については、各
項目の、試験項目番号、計画グループ名、試験の重要
度、試験の予定、項目登録日、試験開始日、試験終了
日、報告書管理番号、試験状態、使用機器、作業グルー
プ名、ソフトウェアのバージョン、試験時間、問題番号
及び試験内容等の作業内容の情報を格納する。
【0024】図4は本発明の一実施例のデータの流れを
示し、図5は本発明の一実施例の作業報告書を副装置か
ら主装置に登録する場合の動作のフローチャートを示
す。
【0025】ステップ1)報告書から項目データを取り
出すことを予め考えて書式を作成する。作業者が報告書
80を作成する際には、副装置110の出力装置112
が記入すべき事柄や記入の書式を示し、その作成を支援
する。報告書80には、大別して2つの内容を記述す
る。一つは、作業全体に関することであり、もう一つは
作業中に行った個々の作業項目に関することである。
【0026】ステップ2)作業者が作業報告書を主装置
200に作業報告データ81として第1の通信装置11
3を代入して送出する。
【0027】ステップ3)作業者が作業報告書81を主
装置200に送出すると、主装置200の処理装置22
0は、当該データを作業全体に関する部分と、個々の作
業項目に関する部分とに分ける。個々の項目に関する部
分は、項目番号、その項目の属性、最新データフラグ要
否、作業状態等である。
【0028】ステップ4)また、作業全体に関する部分
は作業管理ファイル223に別に管理する。
【0029】ステップ5)分割した各々のデータには、
それがもともと一つのデータであったことがわかるよう
に管理番号を付し、それぞれの項目に属性を持たせて、
項目属性ファイル232に登録する。
【0030】ステップ6)メモリ装置230の項目管理
ファイル231に副装置110から入力された項目デー
タの整合性のチェックを行って、項目管理ファイル23
1の最後に追加登録する。整合性のチェックにおいて、
例えば、処理済、登録済になっていて再度登録の必要が
ない等の整合性がとれない場合には、そのデータを無効
とする。
【0031】ステップ7)先に入力されていた項目デー
タのタイムスタンプ格納領域eと今回入力した項目デー
タのタイムスタンプ格納領域eを比較して、今回入力し
たデータの方が新しい場合には、先に入力されている項
目データは最新ではなくなるので、先に入力されていた
項目データの最新データフラグ格納領域aの最新データ
フラグ(α)を取り消して、空白とし、今回入力された
項目データの行の最新データフラグ格納領域aに最新で
あることを示すフラグ(α)を設定する。また、登録忘
れ等で今回入力された項目データのタイムスタンプ格納
領域eの日時が過去に登録されている項目データより古
い場合には、過去の項目データの最新データフラグはそ
のままにし、今回入力された項目データの最新フラグに
は空白を入れる。
【0032】ここで、ステップ6における整合性のチェ
ックについて説明する。まず、既に登録されている項目
の属性の作業時間が管理されているタイムスタンプ格納
領域eについて最新データのものと比べる。登録データ
が最新のものである場合には、マークの推移可能性を判
定し、可能である場合には、新しいデータを項目管理フ
ァイル231の最後に加え、最新データフラグのマーク
αを移動させる。
【0033】登録データが最新でない場合は、過去のデ
ータとみなす。さらに、登録しようとするデータが登録
されているデータ同様の内容である場合や、作業状態フ
ラグが「終了」となっているものは、登録しない等の登
録可能性を判定する。登録可能であれば、新しいデータ
を項目管理ファイル231の最後に加え、更に、最新デ
ータではないので、行頭の最新データフラグ格納領域a
に空白を入れる。
【0034】次に、履歴の管理について説明する。図6
は本発明の一実施例の履歴管理を説明するための図であ
る。
【0035】本例では、項目管理処理と版管理処理を同
一のシステムで行うこととする。版管理のためのデータ
更新と最新データの参照を高速化するため、以下の処理
アルゴリズムを用いる。
【0036】まず、1ファイル中に同一の項目の履歴を
管理する。同図(B)では、項目番号“A−1−1”が
2つ存在する。但し、新しく入力されたデータのタイム
スタンプ格納領域eは“920513”であるので、過
去に入力されていたデータの履歴“920510”より
新しいことが分かる。従って、過去のデータの最新デー
タフラグ“α”を新しく入力されたデータの行に移動す
る。
【0037】次に、同図(C)に登録してある項目番号
“A−1−1”のデータを“OK”とした作業報告を、
同図(D)に示すように取り消す場合には、作業状態フ
ラブ格納領域cに取消し用フラグである“CC”を設定
して、取り消したこととする。また、同図(E)に示す
ようにタイムスタンプ格納領域eが“920514”の
項目データを登録し忘れていた場合には、項目管理ファ
イル231の最後の行に追加されるが、先にタイムスタ
ンプ格納領域eが“920515”の項目データが登録
されているため、最新データフラグは設定されない。ま
た、同図(F)のように、既に登録済となっている作業
状態フラグ格納領域cが“OK”となっている同一デー
タについては、無効“NG”として扱う。
【0038】図6は本発明の一実施例の報告書を出力す
る動作のフローチャートである。
【0039】ステップ10)副装置110から報告書出
力要求があった場合に、主装置200の処理装置220
は、メモリ装置230より項目管理ファイル231を読
み出す。
【0040】ステップ11)処理装置220は、項目管
理ファイル231より読み出されたデータを所定の報告
書の形式に編集(整形)する。
【0041】ステップ12)処理装置220は、整形し
たデータを別ファイルに転送して保持する。
【0042】ステップ13)処理装置220は、整形し
たデータを第2の通信装置210を介して副装置110
に転送する。
【0043】ステップ14)副装置110は、第1の通
信装置を介して報告書のデータを受け取ると、そのデー
タを参照しながら、整合性のチェックを行う。
【0044】ステップ15)チェックの結果、主装置2
00の項目管理ファイル231を修正する必要がない場
合にはそのデータを最新の報告書として受理し、出力装
置112より出力する。
【0045】ステップ16)項目管理ファイル231の
修正の必要がある場合には、主装置200に修正要求を
行う。
【0046】また、作業者が副装置110において、出
力装置113から出力された主装置200からの報告書
の出力結果を参照した結果、過去に登録した報告を取り
消したい場合には、該当する項目番号を探し出す。報告
書には、一意に項目番号が付与されているので、当該項
目番号を入力装置111から入力して、主装置200に
送出する。主装置200は、作業者から取消し要求があ
った場合には、当該番号を属性にもつデータを無効にす
る処理を行う。
【0047】次に、本発明を適用した具体的な例を用い
て詳細に説明する。
【0048】例として、ソフトウェアの分散開発におけ
る試験試験項目管理について説明する。ソフトウェアの
製造において、その品質を保証するために試験を行う。
試験は、そのソフトウェアに対して定められている仕様
を基準にして行われる。即ち、どのような試験をするか
を、仕様に基づいて試験項目としてピックアップする。
【0049】1試験項目あたり必要なデータとして以下
を管理する。 (a)試験項目番号 (b)計画グループ名 (c)試験の重要度 (d)試験の予定(週) (e)項目登録日 (f)試験開始日 (g)最終試験日 (h)報告書管理番号 (i)試験状態 (j)使用機器 (k)作業グループ名 (l)ソフトウェアのバージョン (m)試験時間 (n)問題番号 (o)試験内容 上記のうち、(a)は、項目番号であり、(h)は管理
番号で作業管理ファイル203及び項目属性ファイル2
32に登録されるものである。(i)は整合性保証のチ
ェックのために用いられるものであり、以下の種類で管
理する。 ok:試験結果OK dk:机上試験OK ng:試験結果NG co:試験継続中 an:試験結果解析中 cc:試験結果取消し これらの状態の移行に関しては以下の規則を定める。 ・okあるいは、dkをもって試験完了とみなす。 ・ok移行は状態は、変化しない。 ・anの次は、okか、ngのみ移行する。
【0050】以上、(a)〜(n)のデータを項目の属
性として、メモリ装置230の項目管理ファイル231
の一行に格納する。ファイル内では、「:」により連結
する。
【0051】行頭の1バイトを最新データフラグ格納領
域aとして割り当て、フラグは、当該行が最新データで
ある場合には、行頭は大項目名の第1キャラクタであ
り、そうでない場合には、空白とする。
【0052】作業状態フラグ格納領域cは、「:」を区
切り識別子として、9コラム名を割り当てる。タイムス
タンプ格納領域は、おなじく、7コラム目を割り当て
る。例えば、項目登録したばかりのデータは、 “A-1-1:Grl:a:20:1992/5/1:::::::::: ” というデータの並びになる。一回試験をしてOKであっ
た場合に、それが報告されると、関連行は、 “ -1-1:Grl:a:20:1992/5/11:::::::::: A-1-1:Grl:a:20:1992/5/11:1992/5/10:1992/5/10:1:ok:
M1:Gr3:2.0:5:: ” となる。
【0053】管理分類は、データの(o)「試験内容」
は、通常の漢字などを使用して書かれている。また、試
験進捗とは独立であるので、別管理とする。こうするこ
とで、項目の進捗に関する変更においては、日本語の処
理を行う必要がなくなる。
【0054】報告書には、以下の事柄を記述する。 ・作業日 ・報告者 ・作業従事者 ・使用機器名 ・ソフトウェアバージョン ・作業時間(内訳:準備、チェック、試験、問題処理、
ロス) ・試験した項目と結果等 また、書式を以下のように定める。 date:1992/5/10 reporter:sato(Grl) member:suzuki(Grl),kato(Gr2),tanaka(Gr2) unit:M1 os:1.0 apl:2.0 from:10.00 to:15.00 prepare:1.0 file-check:0 test:2.0 seek:1.5 loss-op:0.25 loss-env:0.25 loss-file:0 loss-misc:0 item:A-1-1:ok:1:4 item:B-2-3:ng:0.5:4:10 上記のフォーマットの16行までは、その作業全体に関
する記述であり、それ以降のitemというフィールドは、
その作業において消化した項目に関する記述である。ま
た、itemフィールド以降は、フリーフォーマットで記事
を記入する。 この報告書の作成にあたって、副装置1
10ha述すべきフィールドの指示と主装置200から
送信されてきた報告書の内容の整合性のチェックを行
う。チェックの内容を以下に示す。 ・作業者、報告者、機器名の記述に間違いはないか ・時間の合計は合っているか ・試験項目は登録されているか ・試験順序の整合はとれているか 整合性のチェックが終了すると、副装置110は、この
報告書を第1の通信装置112によりネットワーク12
0上の通信手段のひとつである電子メールによって主装
置200に向けて送信する。同時に上記報告書を以下に
示す形に編集し、出力装置113から報告者に提供す
る。
【0055】図8は本発明の一実施例の出力装置が出力
する報告書の例を示す図である。同図に示す内容におい
て、「ブートストラップ開始」といった試験内容は、項
目の進捗データとは、別に作業管理ファイル233で管
理している。報告書を整形する際には、ネットワーク1
20経由で、当該データを獲得する。また、報告に問題
番号が記述されている場合には、本装置とは別に問題処
理のために用意したデータベースをアクセスし、問題内
容を獲得して再度図8のように作業者に対して表示す
る。
【0056】また、図8に示すような報告書を主装置2
00から受け取った報告者は、副装置110から整形さ
れた報告書を参照することができる。もし、過去に登録
した報告を取り消したい場合には、整形された報告書か
ら該当するものを捜し出す。報告書には、項目番号が一
意に付されているので、副装置110からの取消し要求
があった場合は、主装置200は、当該番号を属性にも
つデータを無効にする処理を行う。上記の図8の例で
は、作業(試験)状態を「cc」に書き換えるとにより
取消しを行うことができる。
【0057】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、以下の
ような効果が得られる。
【0058】履歴管理について 最新データをファイルの最後に追加し、ファイル中の一
部を書き換えるだけでデータの更新ができる。これによ
り、従来の版管理システムを利用していた場合や、ファ
イルを全部整理し直す方法に比べると、履歴更新にかか
る時間が大幅に減少する。従って、ユーザに対するシス
テムの反応性が向上すると共に、単位時間内に処理でき
る項目の数が増加する。項目管理においては、当該項目
が現在どのような状態にあるかということが重要な情報
のひとつである。本発明の装置では、各行が最新データ
であるかどうかは、最新データフラグ格納領域を比較す
るだけで簡単に判別することができるので、最新情報に
高速かつ容易にアクセスでき、プロジェクト管理を多い
に支援することができる。
【0059】作業順序の整合性管理について 作業順序の整合性管理の機能により、プロジェクト管理
者は、ある程度作業フローを制御することができる。こ
れは、正しい作業順序にあるデータのみを受諾するよう
にしておけば、可能である。また、単に誤登録を防止す
る効果もある。
【0060】報告書と項目データの統一管理について 作業者は副装置において、作業報告と項目の進捗管理デ
ータを一括作成し、主装置でこの2種類のデータを分離
して対応づけて管理することで、報告書と項目データの
統一管理ができる。さらに、副装置は報告書の整形を自
動的に行うので、作業者の負担を軽減することができ
る。
【0061】データの種類毎の分割管理について データの種類毎に分類すると、データ毎に処理方式を変
えられるので、データの管理(処理)が容易になる。さ
らに、プロジェクトの管理者は、プロジェクトの状況把
握のため、必要に応じて統計処理などのデータ加工を行
うが、この場合、内容別にデータが分かれている方が処
理がし易い。
【0062】以上により、本発明は、作業毎に正確に進
捗状況が把握できるのみならず、容易に処理を実行する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例のメモリ装置の構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の項目管理ファイルの構成図
である。
【図4】本発明の一実施例のデータの流れを示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の作業報告書を副装置から主
装置に登録する場合の動作のフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の履歴管理を説明するための
図である。
【図7】本発明の一実施例の報告書の出力動作のフロー
チャートである。
【図8】本発明の一実施例の出力装置が出力する報告書
の例を示す図である。
【符号の説明】
21、22、23 項目管理ファイル 80 報告書 81 作業報告データ 82 管理データ 83 整形された報告書 1101 ,1102 ,110n 副装置 1111 ,1112 ,111n 入力装置 1121 ,1122 ,112n 出力装置 1131 ,1132 ,113n 第1の通信装置 120 ネットワーク 200 主装置 210 第2の通信装置 220 処理装置 230 メモリ装置 231 項目管理ファイル群 232 項目属性ファイル群 233 作業管理ファイル群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 副装置と主装置を含み、分散作業環境で
    の項目分けされた作業の報告・履歴管理・進捗状況管理
    を支援する装置において、 データを入力する入力装置と、 該入力装置から得られたデータをネットワークを介して
    該主装置に送出し、また、該主装置からの処理結果を該
    ネットワークを介して得る第1の通信装置と、 該入力装置で作成されたデータまたは、該データを編集
    処理したデータを作業者に提示するとともに、該第1の
    通信装置を用いて該主装置から作業報告作成に必要なデ
    ータを獲得し、該作業者に提示する出力装置とを含む副
    装置と、 該副装置の該第1の通信装置と通信することにより、該
    副装置において作成された作業報告データを獲得する第
    2の通信装置と、 進捗状況管理すべきデータを項目分類毎に格納するため
    に、作業毎にデータを複数の行に格納するデータ記憶領
    域と、該データ記憶領域の該行毎に当該データが最新の
    ものであるか否かを示すフラグを格納する第1のフラグ
    記憶領域と、該データ記憶領域の該行毎に作業の状態を
    示すフラグを格納する第2のフラグ記憶領域と、該作業
    の行われた日時を格納する作業日時記憶領域とを有する
    1つ以上の項目管理ファイルと、項目の属性を格納する
    1つ以上の項目属性ファイルと、作業毎に作業内容及び
    作業状態を格納する1つ以上の作業管理ファイルを含む
    メモリ装置と、 該第2の通信装置で得たデータから該メモリ装置のいず
    れか1つまたは複数のファイルを更新するかを判断し、
    該項目管理ファイルの内容から現在の作業状態を判断す
    ることで、該副装置から送出されたデータの整合性を保
    証し、該項目管理ファイルを更新する際には、行の追加
    と該フラグの書き換えのみを行う処理装置とを含む主装
    置を有することを特徴とする作業項目管理支援装置。
JP32214892A 1992-12-01 1992-12-01 作業項目管理支援装置 Pending JPH06176029A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0922429A (ja) * 1995-07-06 1997-01-21 Nec Corp プロジェクト進捗管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0922429A (ja) * 1995-07-06 1997-01-21 Nec Corp プロジェクト進捗管理システム

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