JP2007241872A - ネットワーク上のコンピュータ資源の変更監視プログラム - Google Patents

ネットワーク上のコンピュータ資源の変更監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の時期に所定の資源の変更が計画されている場合に、計画通りに資源変更がなされたかどうかを判別して、オペレータに認知させることができる仕組みを、提供する。
【解決手段】管理対象コンピュータ2上では、エージェント25が常駐しており、当該管理対象コンピュータ2の資源が変更したことを検知して、それを契機に、その資源変化の内容をマネージャ15へ通知する。運用管理サーバ1の変更計画DBには、各管理対象コンピュータ2についての個々の資源変更の計画について、その計画された資源変更の内容が、登録されている。運用管理サーバ1上のマネージャ15は、エージェント25から通知された個々の資源変化の内容が、夫々、変更計画DB13に登録されている資源変更の計画通りであるかどうかをチェックし、計画通りであれば、管理者に対してその旨を通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークに接続されたコンピュータの資源の変更を監視するために、サーバコンピュータのプロセッサによって実行される変更監視プログラムに、関する。
従来、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて、ネットワークに接続されているコンピュータの資源に関する情報を、ネットワークを通じて管理サーバに収集し、この管理サーバにおいてネットワーク上のコンピュータの資源を集中管理することが、行われている。このSNMPに従ったネットワーク管理は、管理対象となるコンピュータ上に常駐するエージェントプログラムと、管理サーバ上で実行されているマネージャプログラムとが協働することによって行われる。即ち、管理対象コンピュータにおけるマネージャプログラムを実行しているCPU(以下、単に「マネージャ」という)から、管理対象コンピュータにおけるエージェントプログラムを実行しているCPU(以下、単に「エージェント」という)に、監視対象コンピュータの情報を要求すると、エージェントは、予めMIB(Management Information Base)に規定されている情報を取得して、マネージャへ送信する。すると、マネージャは、上記したものと同じ内容を有するMIBを参照して、現在の監視対象コンピュータの状態を判断することができるのである。
また、下記特許文献には、コンピュータシステムを監視することにより、テンプレートから見て、プラットフォーム又はプロダクトが変化したか否かをチェックすることが、記載されている。
特表2002−521764号
上記特許文献に記載されたものも含め、従来のネットワーク管理の手法は、あくまでも、ネットワーク上のコンピュータの現在の資源の構成を知る為のものに過ぎないので、所定の時期に所定の資源の変更が計画されている場合に、その所定時期後のコンピュータ資源の構成が計画された通りの変更を受けたものであるか否かについては、オペレータが、管理サーバに収集された情報に基づいて、自ら判断しなければならなかった。
そこで、本発明は、所定の時期に所定の資源の変更が計画されている場合に、その所定時期になされたコンピュータ資源の変更が計画された通りのものであるか(即ち、そのコンピュータが承認を受けて変更されたのかどうか)を、自動的に判別して、オペレータに認知させることができる仕組みを、提供することを課題とする。
本発明によるネットワーク上のコンピュータ資源の変更監視プログラムの第1の態様は、エージェントプログラムを実行することにより自己の資源変更を自発的に検出してその資源変更の内容をログとして記述して当該ログを送信することができる管理対象コンピュータとネットワークを通じて通信可能な通信装置と、前記管理対象コンピュータについて計画されている個々の資源変更についてその詳細が夫々登録されている変更計画データベースとを備えるサーバコンピュータのプロセッサに対して、管理対象コンピュータが送信したログを前記通信装置が受信すると、そのログに記述されている資源変更の内容と前記変更計画データベースに登録されている各資源変更の詳細とを比較させる比較処理、及び、前記ログに記述されている資源変更の内容が前記変更計画データベースに登録されている何れかの資源変更の詳細と合致している場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を、管理者に向けて出力させる出力処理を、実行させることを特徴とする。
このように構成されると、管理対象コンピュータがログを送信し、このログをサーバコンピュータの通信装置が受信する毎に、そのログの内容と合致する詳細を有する資源変更が、変更計画データベース内において検索される。そして、そのような資源変更が変更計画データベース内に存在した場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を示す情報が管理者に向けて出力される。その結果、管理者は、各管理対象コンピュータ上での資源変更の直後に、当該資源変更が予め計画された資源変更の詳細通りのものであるかを、確認することができる。また、ログを受信する毎に、そのログについてのみ検索がなされるので、プロセッサに掛かる検索負荷を低減することが可能になる。
また、本発明によるネットワーク上のコンピュータ資源の変更監視プログラムの第2の態様は、エージェントプログラムを実行することにより自己の資源変更を自発的に検出してその資源変更の内容をログとして記述して当該ログを送信することができる管理対象コンピュータとネットワークを通じて通信可能な通信装置と、前記管理対象コンピュータについて計画されている個々の資源変更についてその詳細が夫々登録されている変更計画データベースと、前記ログを格納するログデータベースとを備えるとともに、管理者によって操作される入力装置を通じてコマンドが入力可能なサーバコンピュータのプロセッサに対して、管理対象コンピュータが送信したログを前記通信装置が受信すると、受信したログを前記ログデータベースに格納させる格納処理,その後、前記入力装置を通じて所定の期間を指定した前記コマンドが入力されると、前記ログデータベースに格納されている各ログのうち、前記期間内に受信された個々のログ毎に、当該ログに記述されている資源変更の内容と前記変更計画データベースに登録されている各資源変更の詳細とを比較させる比較処理,及び、前記各ログに記述されている資源変更の内容が前記変更計画データベースに登録されている何れかの資源変更の詳細と合致している場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を、管理者に向けて出力させる出力処理を、実行させることを特徴とする。
このように構成されると、管理対象コンピュータがログを送信し、このログをサーバコンピュータの通信装置が受信しても、直ちには、変更計画データベースの検索はなされず、受信したログはログデータベース内に蓄積される。その後、管理者が入力装置を通じてコマンドを入力すると、そのコマンドによって指定された期間内に受信されたログがログデータベースから抽出され、抽出された各ログ毎に、そのログと同じ内容を有する資源変更が、変更計画データベース内において検索される。そして、そのような資源変更が変更計画データベース内に存在した場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を示す情報が管理者に向けて出力される。その結果、管理者は、任意のタイミングで、任意の期間に実施された資源変更について、何度でも、それらが計画通りに実施されたものであるのかを、確認することができる。また、コマンドにおいて指定される期間の範囲内に実施された資源変更についてのみ検索がなされるので、プロセッサに掛かる検索負荷を低減することが可能になる。
以上のように構成された本発明によると、所定の時期に管理対象コンピュータの資源変更が計画されている場合に、その所定時期になされたコンピュータ資源の変更が計画された通りのものであるか(即ち、そのコンピュータが承認を受けて変更されたのかどうか)を、自動的に判別して、オペレータに認知させることができる
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
本実施例は、管理サーバ上のマネージャが定期的に監視対象コンピュータのエージェントに対して情報要求するのに応じてエージェントが応答してくるか、若しくは、エージェント自身が定期的に収集してマネージャに通知してきた情報(即ち、インべントリ情報)を基に、変更の計画と変更の実績とを対比するのではなく、管理対象コンピュータの資源に変更があったという事象の発生を契機として、その変更の内容についてエージェントが自発的にマネージャに通知してきた情報(即ち、変更通知イベント情報)を、変更の計画の詳細と対比することにより、変更が計画通りになされたかどうかを自動判断するものである。なお、インベントリとは、管理対象コンピュータに追加されているハードウェア資源や、それにインストールされているソフトウェア資源のような各種資源を意味し、それについての情報を、インベントリ情報という。
このように、トラップによるイベント通知を用いれば、ポーリングによるインべントリ情報の定期収集の場合に比較して、定期実際のコンピュータ資源変更の時点,若しくはそれと極近いタイミングで、変更通知イベント情報を得ることができる。しかも、後者の場合には、ネットワーク上の全コンピュータから一度に収集されたインベントリ情報を検索対象としなければならないのと比較して、前者の場合には、コンピュータ資源の変更がなされる毎に、その資源変更についての変更通知イベント情報のみが通知されるので、変更監視プログラムによる検索処理の負担を軽減することができるのである。
以下、本実施例の構成及び作用を、具体的に説明する。
<システム構成>
図1は、本実施例によるネットワーク管理がなされているネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、このネットワークシステムは、ネットワークを介して相互に接続され、相互に通信可能な、複数台のコンピュータ1〜3から、構成されている。これら複数のコンピュータのうちの一台が、マネージャプログラム等を実行することによってネットワーク資源管理を行う運用管理サーバ1であり、他の一台が、管理者によって操作されることによって、運用管理サーバ1にアクセスして、所定の処理を実行させて、その処理結果を管理者に対して表示するコンソール(変更管理端末3)である。他の複数台のコンピュータが、運用管理サーバ1によって資源管理の行われる管理対象コンピュータ2である。
サーバコンピュータとしての運用管理サーバ1は、バスBによって相互に接続されたCPU10,RAM11,インベントリDB(データベース)12,変更計画DB13,イベントログDB17,プログラム格納用のハードディスク14,及び、通信インタフェース19を、主要構成として有している。
このうち、CPU10は、ハードディスク14から読み出したプログラムを実行することによって、所定の処理を実行する中央処理装置である。また、RAM11は、CPU10が上記処理実行をするにあたり、ハードディスク14から読み出されたプログラムがキャッシュされて、その作業領域が展開される主記憶装置である。
また、変更計画DB13は、管理対象コンピュータコンソール3を通じて入力された個々の管理対象コンピュータ2の資源についての変更計画が、予め登録されるデータベース(即ち、管理対象コンピュータについて計画されている個々の資源変更についてその詳細が夫々登録されている変更計画データベース)である。この変更計画DB13は、プログラム格納用と同じハードディスク14に格納されていても良いが、図1では、便宜上、別個のハードディスクに格納されているものとして示されている。変更計画DB13のデータ構造については、後で詳しく説明する。
また、プログラム格納用のハードディスク14は、CPU10により読み出されて実行される各種プログラムがインストールされているディスク装置である。これら各種プログラムのうちの一つが、管理対象コンピュータ上の後述するエージェントと協働して、このエージェントから通知されたインベントリ情報を収集するポーリングを行うとともにエージェントから送信されたイベント通知を受信するマネージャプログラム15であり、他の一つが、受信されたイベント通知と変更計画DB13中の変更計画とを対比させて、計画された通りの資源変更がなされているかをチェックする、変更管理プログラム16である。なお、マネージャプログラム15と変更管理プログラム16とは、別個独立したプログラムであっても良いし、前者に後者が組み込まれた一体のプログラムであっても良い。両プログラムが別個独立のものである場合には、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、変更管理端末3上で実行されても良い(その場合には、変更計画DB13は、変更管理端末3に備えられていても良い。)。以下、マネージャプログラム15を読み込んで実行することによってCPU10が実現する機能を、マネージャ15と称する。
また、インベントリDB12は、マネージャプログラム15によって定期的に収集されたインベントリ情報を格納するデータベース(イベントデータベースに相当)である。また、イベントログDB17は、マネージャプログラム15によって受信された資源変更を示すイベント通知(イベントログ)を格納するデータベースである。これらインベントリDB12及びイベントログDB17は、プログラム格納用と同じハードディスク14に格納されていても良いが、図1では、便宜上、別個のハードディスクに格納されているものとして示されている。インベントリDB12のデータ構造については、後で詳しく説明する。
また、通信インタフェース19は、ネットワークNを通じての他の機器との通信を、所定の通信プロトコルに従って行う通信装置である。
変更管理端末3は、運用管理サーバ1にアクセスして所定の動作を行わしめる機能を備えたコンピュータであり、互いにバスBによって接続されたCPU30,RAM31,ディスプレイ32,キーボード33及びハードディスク34から、構成されている。これらの各構成部品の機能は、一般的なものである。但し、ハードティスク34には、上述した機能をCPU30に実現させるための処理を記述したプログラムが、格納されている。このキーボード33を含む変更管理端末3の全体が、管理者によって操作されることによって、サーバコンピュータ1に対して所定コマンドを入力する入力装置に該当するが、
各管理対象コンピュータ2は、様々な構成(ハードウェア資源及びソフトウェア資源)を夫々有するコンピュータであり、共通の構成として、互いにバスBを介して接続されたCPU20,RAM21,及び、ハードディスク24を、有している。ハードディスク24には、CPU20によってRAM21上にキャッシュされて実行される各種プログラムがインストールされているが、そのうちの一つが、エージェントプログラム25である。このエージェントプログラム25は、先ず、従来のものと同様に、マネージャ15からポーリングによって受信した要求に応じて、若しくは、自ら定期的に、当該管理対象コンピュータ2の資源を調査して、調査結果に基づいてインベントリログ22を生成して、マネージャ15に応答する機能を、CPU20に実現させる。さらに、エージェントプログラム25は、当該管理対象コンピュータ2におけるハードウェア資源又はソフトウェア資源に変化があったことを自発的に検知して、それを契機に、その資源変化の内容を記述したイベントログ23を生成し、その内容を変更通知イベント情報としてマネージャ15へ通知(イベント通知)する機能を、CPU20に実現させる。以下、エージェントプログラム25を読み込んで実行することによってCPU20が実現する機能を、エージェント25と称する。インベントリログ22やイベントログ23は、管理対象コンピュータ2内において、RAM21上で生成されて運用管理サーバ1へ送信された後に、消去されても良いが、ファイルに格納されてハードディスク等の記憶装置に保存されても良い。
図2は、変更計画DB13のデータ構造を示す表である。この変更計画DB13の個々のエントリには、夫々、個々の管理対象コンピュータ2についての個々の資源変更の計画の詳細が登録されている。即ち、変更計画DB13の各エントリは、変更ID,サマリー,説明,ホスト名,カテゴリ,タイプ,アイテム,サービス,ステータス,終了コード,承認のステータス,優先度,緊急度,シーケンス,緊急,開始予定日時,終了予定日時,実施済フラグ,変更計画異常フラグの、各フィールドから、構成されている。このうち、変更IDフィールドには、当該資源変更計画を一意に識別する識別情報(変更ID)が登録される。サマリーフィールドには、当該資源変更計画の概要が登録される。説明フィールドには、当該資源変更計画による変更作業を指示する文が登録される。ホスト名フィールドには、当該資源変更計画にかかる管理対象コンピュータを一意に識別するためのIPアドレスやホスト名が登録される。カテゴリフィールドには、変更される資源の分類が登録される。タイプフィールドには、変更の種別が登録される。アイテムフィールドには、変更される資源の固有名称が登録される。サービスフィールドには、変更される資源によって実現されるサービスが登録される。ステータスフィールドには、当該資源変更計画の実施状態が登録される。終了コードフィールドには、計画立案が終了したのかどうかが登録される。承認のステータスフィールドには、当該資源変更計画につき責任者の承認が得られたかどうかの情報が登録される。優先度フィールドには、当該資源変更計画の優先度が低いか高いかの情報が登録される。緊急度フィールドには、当該資源変更計画の緊急度が低いか高いかの情報が登録される。シーケンスフィールドには、当該資源変更計画に関連付けられている変更計画タスク(後述,但し、本実施例では使用しない)があるか否かを示す情報が登録される。緊急フィールドには、当該資源変更計画の実行が緊急であるか否かの情報が登録される。開始予定日時フィールドには、当該資源変更計画を実行すべき作業期間の始期を示す日時が登録される。終了予定日時フィールドには、当該資源変更計画を実行すべき作業期間の終期を示す日時が登録される。実施済フラグフィールドには、当該資源変更計画が実施済みである旨を示すフラグがセットされ得る。変更計画異常フラグフィールドには、計画外の資源変更が当該資源変更計画が実施済みである旨を示すフラグがセットされ得る。
図3は、各管理対象コンピュータ上のエージェント25からマネージャ15へイベント通知された個々の変更通知イベント情報のデータ構造,即ち、イベントログのデータ構造を示す表である。図3の例は、シリアル番号“25”乃至“31”の計7個の変更通知イベント情報(イベントログ)が順番にマネージャにイベント通知された状態を示している。図3に示すように、各変更通知イベント情報(イベントログ)は、夫々、NO.フィールド,日時フィールド,機器種別フィールド,機器IDフィールド,所有者フィールド,内容フィールドから、構成されている。NO.フィールドには、当該変更通知イベント情報(イベントログ)がマネージャ15に受信された順番を示すシリアル番号が記述される。日時フィールドには、当該イベント情報(イベントログ)が生成された日時が記述される。機器種別フィールドには、当該変更通知イベント情報(イベントログ)を生成した管理対象コンピュータ2の種別が記述される。機器IDフィールドには、当該変更通知イベント情報(イベントログ)を生成した管理対象コンピュータ2のIPアドレスが記述される。所有者フィールドには、当該変更通知イベント情報(イベントログ)を生成した管理対象コンピュータ2の所有者(若しくは使用者)の氏名が記述される。内容フィールドには、当該変更通知イベント情報(イベントログ)が生成される契機となった資源変更の内容(カテゴリ,タイプ,アイテム,内容)が記述される。これらの変更通知イベント情報(イベントログ)は、RAM11上に一時記憶されるが、運用管理サーバ1のダウンに備えて、直ちにイベントログDB17に保存されても良い。
図4は、インベントリDB12のデータ構造を示す表である。このインベントリDB12には、マネージャ15が各管理対象コンピュータ上のエージェント25から夫々受信した各インベントリログ毎に、その内容が一つのレコードに登録される。そして、各レコードには、夫々、そのインベントリログを送信してきた管理対象コンピュータのホスト名,IPアドレス,CPU種別,物理メモリ量,OSバージョン,CD−ROMドライブ,固定ドライブ,ネットワークドライブ,Aドライブ総容量,等の情報が、記述される。
<処理>
次に、本実施例において、各管理対象コンピュータ2上のエージェント25と、運用管理サーバ1上のマネージャ15(及び、変更管理プログラム)とが協働して実現する処理の流れを、図5及び図6のフローチャートを参照して説明する。図5において、「エージェント側」と示されているステップは、エージェント25が実行する処理を示し、「マネージャー側」と示されているステップは、マネージャ15及び変更管理プログラム16による処理を示す。
そして、図5のフローチャートは、エージェント25が情報を検知することからスタートする(S001)。この情報検知には、マネージャ15からの要求に応じたインベントリ情報の定期収集を契機とするもの、及び、エージェント25による自コンピュータ2への新たなソフトウェアのインストール,メモリ増設等の資源(ハードウェア資源又はソフトウェア資源)の自動検知が、含まれる。
次のS002では、エージェント25は、S001にて検知された情報をログ出力する。即ち、インベントリ情報を定期収集した場合には、収集したインベントリ情報の内容を記述したインベントリログを、資源変更を自動検知した場合には、資源変更の内容を記述したイベントログを生成して、ファイル出力する。
次のS003では、エージェント25は、S002にて生成したログ(インベントリログ,イベントログ[変更通知イベント情報])を、マネージャ15へ送信する。図7は、このようにして送信される一連のイベントログ[変更通知イベント]の内容例を、表示するものである。
一方、運用管理サーバ1では、マネージャ15が、S101において、S003にてエージェント25が送信してきたログ(インベントリログ,イベントログ[変更通知イベント情報])を、受信する。
次のS102では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10が、S101にて受信したログに、インベントリ変更(即ち、管理対象コンピュータの資源変更)を示すイベントログ[変更通知イベント情報]が含まれるか否かを、確認する。そして、インベントリ変更を示すイベントログ[変更通知イベント情報]が含まれない場合には、処理をそのまま終了する。これに対して、インベントリ変更を示すイベントログ[変更通知イベント情報]が含まれている場合には、マネージャ15は、S103において、当該イベントログ[変更通知イベント情報]に記述されている資源変更の内容を、変更計画DB13に登録されている資源変更計画と比較する(比較手段に相当)。図6は、このS103にて実行されるサブルーチンを示すフローチャートである。
このサブルーチンに入って最初のS201では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S101にてエージェント25から受信したログ中に混じっているイベントログ[変更通知イベント情報]を抽出する。
次のS202では、S201にて抽出したイベントログ[変更通知イベント情報]に記述されている日時に終了予定日時フィールドの値が一致しているレコードを、変更計画DB13から検索する。そして、かかるレコードが検索できなかったならば、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理をS203へ進める。
一方、当該イベントログ[変更通知イベント情報]に記述されている日時に終了予定日時フィールドの値が一致しているレコードが変更計画DB13から検索できた場合には、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S204において、当該イベントログ[変更通知イベント情報]に記述されている機器IDにホストIDフィールドの値が一致しているレコードを、S202にて検索できたレコードの中から、更に検索する。そして、かかるレコードが検索できなかったならば、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理をS203へ進める。
一方、当該イベントログ[変更通知イベント情報]に記述されている機器IDにホストIDフィールドの値が一致しているレコードを検索できた場合には、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S205において、当該イベントログ[変更通知イベント情報]に記述されている資源変更の内容と、S204にて検索できたレコードにおけるカテゴリフィールド,タイプフィールド,アイテムフィールドの値とが、一致しているか否かをチェックする。そして、両者が一致していない場合には、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理をS203へ進める。
一方、両者が一致している場合には、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S206において、S204にて検索されたレコード(S205のチェックの対象となったレコード)における実施済フラグフィールドにフラグをセットする。
S206の次に実施されるS207では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、比較結果についての戻り値として、一致する旨を示す“0”を設定する。S206の完了後、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、このサブルーチンを終了して、処理を図5のメインルーチンに戻す。
これに対して、S203では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、比較結果についての戻り値として、一致しない旨を示す“1”を設定する。S203の完了後、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、このサブルーチンを終了して、処理を図5のメインルーチンに戻す。
処理が戻された図5のメインルーチンにおいては、S103の次に実施されるS104において、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S203又はS207にて設定された戻り値の値をチェックし、“1”であれば、計画通りの資源変更がなされていないと判断して、S106においてイベントログ(S201にて抽出されてS202,S204,S205のチェック対象となったイベントログ)の内容を変更管理端末3のディスプレイ32上に表示させたるための画面信号(イメージ信号)を変更管理端末3へ向けて出力したり(出力処理に相当)、S107において同イベントログの内容を記述した電子メールを管理者宛に送信したり(出力処理に相当)、S108において同イベントログをイベントログDB17に格納する(格納処理に相当)。以上の通知の後に、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理を終了する。
一方、S203又はS207にて設定された戻り値の値が“0”であるとS104にて判定した場合には、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、計画通りの資源変更がなされたと判断して、処理をS105へ進める。S105では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、予定通りである旨を、変更管理端末3のディスプレイ32上に表示させたり、電子メールにて管理者宛に通知したり、イベントログ(S201にて抽出されてS202,S204,S205のチェック対象となったイベントログ)をイベントログDB17に格納する。以上の通知の後に、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理を終了する。
<作用>
以上のように構成された本実施例によると、管理対象コンピュータ2において資源変更がなされた場合には、直ちに、その資源変更の内容がエージェント25によってイベントログに記録され、そのイベントログが、変更通知イベント情報として、マネージャ15に送信される。そして、このイベントログ[変更通知イベント情報]は、運用管理サーバ1上のマネージャ15によって受信され、変更管理プログラム16によって、変更計画DB13に記録されている資源変更の計画と比較され、そのイベントログ[変更通知イベント情報]が示す資源変更が、計画通りの資源変更であったのか否かが判定され、その判定結果が管理者に通知される。従って、管理者は、各管理対象コンピュータ2における資源変更の事実を、リアルタイムに近いタイミングで認識することができるとともに、その資源変更が承認されているものであるか否かを一見して知ることができる。また、変更管理プログラム16による検索の対象は、実際の資源変更に基づくイベントログに限られているので、CPU10による検索処理の負荷軽減を実現することができる。
上記実施例1においては、エージェント25からイベントログが通知されると、それを契機に、そのイベントログの内容に基づいて変更計画DB13の検索が行われていたが、本実施例2では、エージェント25から通知されたイベントログは、一旦イベントログDB17に格納され、その後、管理者が変更管理端末3を操作して、所定コマンドを運用管理サーバ1に入力した場合にのみ、イベントログDB17に格納されているイベントログに基づいて変更計画DB13の検索を行う。また、本実施例2では、一つの資源変更を完結するために、複数回の資源変更の作業を順番に行う必要のある場合に、これら複数回の資源変更の作業の計画を「変更計画タスク」として別途登録しておき、この変更計画タスクに規程された作業が規程された順序で実行された場合に限り、計画通りの資源変更が完結したものと判定できることも、特徴としている。
<システム構成>
図8は、本実施例2によるネットワーク管理がなされているネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、このネットワークシステムの構成は、は、上記実施例1のものと、殆ど同じである。但し、変更計画DB13には、上記した変更計画タスク13aが、予め登録されている。
図9は、変更計画タスク13aのデータ構造を示す表である。なお、変更計画タスク13aは、資源変更を実施するために複数回の資源変更作業を順番に行う必要のある各資源変更計画毎に、夫々登録された複数のレコードである。例えば、図9は、図2に示された資源変更計画に関連付けられて登録された、4回の資源変更作業から構成される変更計画タスクの例を示している。
図9に示すように、変更計画タスク13aは、当該変更計画タスクを構成する個々の資源変更作業毎に作成された複数のレコードから構成され、各レコードは、夫々、変更IDフィールド,サマリーフィールド,説明フィールド,シーケンスフィールド,実装者フィールド,開始予定日時フィールド,終了予定日時フィールド,緊急度フィールド,ステータスフィールド,アイテムフィールドから構成されている。このうち、変更IDフィールドには、当該資源変更計画を一意に識別する識別情報(変更ID)が登録される。サマリーフィールドには、当該資源変更作業の概要が登録される。説明フィールドには、当該資源変更作業の内容を指示する文が登録される。シーケンスフィールドには、当該変更計画タスク13aにおける当該資源変更作業の実行順番を示すシリアル番号が登録される。実装者フィールドには、当該資源変更作業を実施する者の識別情報が登録される。開始予定日時フィールドには、当該資源変更作業を実行すべき作業期間の始期を示す日時が登録される。終了予定日時フィールドには、当該資源変更作業を実行すべき作業期間の終期を示す日時が登録される。緊急度フィールドには、当該資源変更作業の緊急度が低いか高いかの情報が登録される。ステータスフィールドには、当該資源変更作業の実施状態を示す情報が登録される。アイテムフィールドには、変更される資源の固有名称が登録される。
<処理>
次に、本実施例2における各管理対象コンピュータ2上のエージェント25,及び、運用管理サーバ1上のマネージャ15による処理の流れを、説明する。フローチャートは省略したが、各管理対象コンピュータ2上のエージェント25は、上述した実施例1による図5のS001乃至S003の処理を実行することにより、マネージャ15に対して、ログ(インベントリログ,イベントログ)を送信し、マネージャ15は、受信したログのうち、インベントリログをインベントリDB12に格納し、イベントログをイベントログDB17に格納する。
本実施例2における変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、図10のフローチャートに示す処理をCPU10に実行させる。この処理は、変更管理端末3のキーボード33を通じて、管理者が、特定日又は期間内に計画されている資源変更が計画通りに実施されているか確認するため,若しくは、特定日又は期間内にどのような資源変更がなされたかを知るために、所定のコマンドとともに、当該特定日又は期間を入力条件として入力した時,及び、特定の資源変更計画が計画通りに実施されたかどうかを確認するために、所定のコマンドとともに、当該資源変更計画の変更IDを入力条件として入力した時に、スタートする。
そして、スタート後最初のS301では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、入力された入力条件に該当するイベントログを、イベントログDBから検索する。例えば、入力条件として2006年1月20日が入力された場合に検索されるイベントログは、図11に示す通りとなる。
次に、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S301にて検索した各イベントログに対して、その日時が古い順に一つづつ、S302乃至S311のループ処理を実行する。
このループ処理に入って最初のS302では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、入力された入力条件に該当する全資源変更計画を変更計画DB13から検索し、検索された資源変更計画と処理対象イベントログとを比較する。
次のS303では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S302での比較の結果として、処理対象イベントログにおける「日時」の値が、S302にて検索した資源変更計画における開始予定日時フィールドに登録されている始期から終了予定日時フィールドに登録されている終期までの期間に含まれ、その「機種ID」が同資源変更計画におけるホスト名フィールドの値に合致するとともに、その「内容」が同資源変更計画におけるカテゴリフィールドの値,タイプフィールドの値,アイテムフィールドの値と一致するか否かをチェックする。そして、全ての項目につき条件が満たされているならば、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理をS304へ進め、全部又は一部の項目につき条件が満たされてない場合には、処理をS308へ進める。
S304では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S303でのチェック結果が“YES”となった資源変更計画に、変更計画タスク13aが関連付けられているか否かをチェックする。即ち、当該資源変更計画と同じ変更IDを有する変更計画タスク13aが変更計画DB13に登録されているか否かをチェックする。そして、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、当該資源変更計画が変更計画タスク13aに関連付けられている場合には、処理をS305へ進め、関連付けられていない場合には、処理をS307へ進める。
S305では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、当該イベントログと機器種別,機種ID及び所有者を共通するとともに当該イベントよりも日時が前であるイベントログをイベントログDB17から読み出し、当該イベントログを含むこれら一連のイベントログによって示される資源変更の内容及び順序が、S304でのチェック結果が“YES”となった資源変更計画に関連付けられている変更計画タスク13aに登録されれている資源変更作業の内容及び順序に、齟齬していないかどうかをチェックする。そして、当該イベントログに至る資源変更の履歴が、変更計画タスク13aに齟齬していない場合には、処理をS306へ進め、齟齬している場合には、処理をS310へ進める。即ち、当該イベントログに記述されている資源変更の内容のうち日時以外の項目と合致する詳細を有する資源変更作業が変更計画タスク13aに登録されており、且つ、当該資源変更作業の実施順序が最先のものでない場合には、当該順序よりも早い順序を有する資源変更作業と合致するとともに当該イベントログの日時よりも早い日時を内容とするイベントログが存在する場合に限って、処理をS306へ進め、そのようなイベントログが存在しない場合には、処理をS310へ進める。以上に説明したS303,S304,S305が、比較処理に相当する。
S306では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S305でのチェック対象となった変更計画タスク13a中の資源変更作業についてのステータスフィールドの値を、「実施済み」に変更する。既に変更されている場合は何もしない。S306の完了後、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理をS307へ進める。
S307では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S303でのチェック結果が“YES”となった資源変更計画におけるステータスフィールドの値を、実施済みに変更するとともに、実施済フラグフィールドにフラグをセットする。既にこれらのフィールドを変更済みであれば、それ以上には何もしない(登録処理に相当)。S307の完了後、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理をS311へ進める。
一方、S308では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S302にて検索した全資源変更計画について、(処理対象イベントログに記述された「日時」の値は、その資源変更計画における開始予定日時フィールドに登録されている始期から終了予定日時フィールドに登録されている終期までの期間に含まれていないが)その「機種ID」が同資源変更計画におけるホスト名フィールドの値に合致するとともに、その「内容」が同資源変更計画におけるカテゴリフィールドの値,タイプフィールドの値,アイテムフィールドの値と一致するか否かをチェックする(比較処理に相当)。そして、「日時」以外の全ての項目につき条件が満たされている資源変更計画があるならば、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理をS309へ進め、「日時」以外の全項目につき条件が満たされている資源変更計画がない場合には、処理をS310へ進める。
S309では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S302にて検索した資源変更計画(S303でのチェック対象となった資源変更計画)におけるステータスフィールドの値を、実施済みに変更するとともに、実施済フラグフィールドにフラグをセットする(登録処理に相当)。既にこれらのフィールドを変更済みであれば、それ以上には何もしない。S309の完了後、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理をS311へ進める。
一方、S310では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S305又はS308での比較対象となった全ての資源変更計画におけるステータスフィールドの値を「異常」に変更するとともに、変更計画異常フラグフィールドにフラグをセットする(登録処理に相当)。既に同フィールドの値を「異常」変更済みであれば、それ以上には何もしない。S310の完了後、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理をS311へ進める。
S311では、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S301にて検索した全てのイベントログに対してS302乃至S311のループ処理を完了したかどうかをチェックする。そして、検索した全てのイベントログに対する処理が未了である場合には、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、処理を302に戻し、次のイベントログに対するループ処理を実行する。
これに対して、S301にて検索した全てのイベントログに対して上記ループ処理を完了したとS311にて判定した場合には、変更管理プログラム16に従って動作するCPU10は、S302にて変更計画DB13から検索した全ての資源変更計画(及び、それらの資源変更計画に関連付けられている全変更計画タスク13aの全資源変更作業)のステータスに基づいて、夫々が実施済みであるか、実施未了であるか、異常であったかを、ディスプレイ32上に表示させるための画面信号(イメージ信号)を変更管理端末3へ向けて出力する(出力処理に相当)。
<作用>
本発明によれば、イベントログと変更計画DB13に記録されている資源変更の計画との比較は、実際の資源変更の直後ではなく、その後に、管理者が所定コマンド及び入力条件を入力した時点で行われる。しかしながら、管理者は、同日を含む任意の日時又は任意の期間を入力条件として設定することができるので、何時でも何度でも、任意の日時又は期間内に計画されていた資源変更が、計画通りに実施されているかどうかを、確認することができる。本実施例2における他の作用は、上述した実施例1のものと全く同じであるので、その説明を省略する。
(付記1)
エージェントプログラムを実行することにより自己の資源変更を自発的に検出してその資源変更の内容をログとして記述して当該ログを送信することができる管理対象コンピュータとネットワークを通じて通信可能な通信装置と、前記管理対象コンピュータについて計画されている個々の資源変更についてその詳細が夫々登録されている変更計画データベースとを備えるサーバコンピュータのプロセッサに対して、
管理対象コンピュータが送信したログを前記通信装置が受信すると、そのログに記述されている資源変更の内容と前記変更計画データベースに登録されている各資源変更の詳細とを比較させる比較処理、及び、
前記ログに記述されている資源変更の内容が前記変更計画データベースに登録されている何れかの資源変更の詳細に合致している場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を、管理者に向けて出力させる出力処理を、
実行させることを特徴とするネットワーク上のコンピュータ資源の変更監視プログラム。(1)
(付記2)
エージェントプログラムを実行することにより自己の資源変更を自発的に検出してその資源変更の内容をログとして記述して当該ログを送信することができる管理対象コンピュータとネットワークを通じて通信可能な通信装置と、前記管理対象コンピュータについて計画されている個々の資源変更についてその詳細が夫々登録されている変更計画データベースと、前記ログを格納するログデータベースとを備えるとともに、管理者によって操作される入力装置を通じてコマンドが入力可能なサーバコンピュータのプロセッサに対して、
管理対象コンピュータが送信したログを前記通信装置が受信すると、受信したログを前記ログデータベースに格納させる格納処理,
その後、前記入力装置を通じて所定の期間を指定した前記コマンドが入力されると、前記ログデータベースに格納されている各ログのうち、前記期間内に受信された個々のログ毎に、当該ログに記述されている資源変更の内容と前記変更計画データベースに登録されている各資源変更の詳細とを比較させる比較処理,及び、
前記各ログに記述されている資源変更の内容が前記変更計画データベースに登録されている何れかの資源変更の詳細と合致している場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を、管理者に向けて出力させる出力処理を、
実行させることを特徴とするネットワーク上のコンピュータ資源の変更監視プログラム。(2)
(付記3)
前記ログに記述されている資源変更の内容には資源変更が実施された日時が記述されているとともに、前記変更計画データベースに登録されている資源変更の詳細には、その資源変更を実施すべき期間の始期及び終期が夫々登録されており、
前記出力処理においては、前記サーバコンピュータのプロセッサに対して、前記ログに記述されている資源変更の内容のうち前記日時が、前記変更計画データベースに登録されている資源変更の内容に含まれる期間の始期から終期までの間に含まれるが、前記ログに記述されている資源変更の詳細のうち前記日時以外の全項目が、前記変更計画データベースに登録されている同資源変更の詳細に合致している場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を、前記管理者に向けて出力させる
ことを特徴とする請求項1又は2記載のネットワーク上のコンピュータ資源の変更管理プログラム。(3)
(付記4)
前記変更計画データベースに登録されている資源変更には、相互の実施順序がその詳細に含まれている複数の資源変更が含まれており、
前記出力処理においては、前記サーバコンピュータのプロセッサに対して、前記ログに記述されている資源変更の内容のうち前記日時以外の項目と合致する詳細を有する資源変更が前記変更計画データベースに登録されており、且つ、当該資源変更の詳細に前記実施順序が含まれており、且つ、当該実施順序が最先のものでない場合には、当該順序よりも早い順序を有する資源変更と合致するとともに当該ログの日時よりも早い日時を内容に含むログが存在する場合に限って、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を前記管理者に向けて出力させ、それ以外の場合には、当該資源変更は異常である旨を表す情報を前記管理者に向けて出力させる
ことを特徴とする請求項3記載のネットワーク上のコンピュータ資源の変更管理プログラム。(4)
(付記5)
前記出力処理においては、前記サーバコンピュータのプロセッサに対して、前記ログに記述されている資源変更の内容が前記変更計画データベースに登録されている何れの資源変更の詳細にも一致していない場合には、予定外の変更があった旨を表す情報を前記管理者に向けて出力させる
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク上のコンピュータ資源の変更管理プログラム。(5)
(付記6)
前記情報は、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す画面をディスプレイ上に表示させるイメージ信号である
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク上のコンピュータ資源の変更管理プログラム。
(付記7)
前記情報は、当該資源変更については計画通り実施された旨を表すテキストを前記管理者のメールアドレス宛に送出する電子メールである
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク上のコンピュータ資源の変更管理プログラム。
本発明の実施例1によるネットワークシステムの概略構成を示すブロック図 変更計画DBのデータ構造を示す表 イベントログのデータ構造を示す表 インベントリDBのデータ構造を示す表 エージェント,マネージャ及び変更管理プログラムに従った処理を示すフローチャート 図5のS103にて実行されるサブルーチンを示すフローチャート エージェントからマネージャへ通知されるイベントログの内容を示す表 本発明の実施例2によるネットワークシステムの概略構成を示すブロック図 変更計画タスクのデータ構造を示す表 変更管理プログラムに従った処理を示すフローチャート エージェントからマネージャへ通知されるイベントログの内容を示す表
符号の説明
1 運用管理サーバ
2 管理対象コンピュータ
3 変更管理端末
10 CPU
11 RAM
13 変更計画DB
14 プログラム用ハードディスク
15 マネージャ
16 変更管理プログラム
17 イベントログDB
20 CPU
21 RAM
24 ハードディスク

Claims (5)

  1. エージェントプログラムを実行することにより自己の資源変更を自発的に検出してその資源変更の内容をログとして記述して当該ログを送信することができる管理対象コンピュータとネットワークを通じて通信可能な通信装置と、前記管理対象コンピュータについて計画されている個々の資源変更についてその詳細が夫々登録されている変更計画データベースとを備えるサーバコンピュータのプロセッサに対して、
    管理対象コンピュータが送信したログを前記通信装置が受信すると、そのログに記述されている資源変更の内容と前記変更計画データベースに登録されている各資源変更の詳細とを比較させる比較処理、及び、
    前記ログに記述されている資源変更の内容が前記変更計画データベースに登録されている何れかの資源変更の詳細に合致している場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を、管理者に向けて出力させる出力処理を、
    実行させることを特徴とするネットワーク上のコンピュータ資源の変更監視プログラム。
  2. エージェントプログラムを実行することにより自己の資源変更を自発的に検出してその資源変更の内容をログとして記述して当該ログを送信することができる管理対象コンピュータとネットワークを通じて通信可能な通信装置と、前記管理対象コンピュータについて計画されている個々の資源変更についてその詳細が夫々登録されている変更計画データベースと、前記ログを格納するログデータベースとを備えるとともに、管理者によって操作される入力装置を通じてコマンドが入力可能なサーバコンピュータのプロセッサに対して、
    管理対象コンピュータが送信したログを前記通信装置が受信すると、受信したログを前記ログデータベースに格納させる格納処理,
    その後、前記入力装置を通じて所定の期間を指定した前記コマンドが入力されると、前記ログデータベースに格納されている各ログのうち、前記期間内に受信された個々のログ毎に、当該ログに記述されている資源変更の内容と前記変更計画データベースに登録されている各資源変更の詳細とを比較させる比較処理,及び、
    前記各ログに記述されている資源変更の内容が前記変更計画データベースに登録されている何れかの資源変更の詳細と合致している場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を、管理者に向けて出力させる出力処理を、
    実行させることを特徴とするネットワーク上のコンピュータ資源の変更監視プログラム。
  3. 前記ログに記述されている資源変更の内容には資源変更が実施された日時が記述されているとともに、前記変更計画データベースに登録されている資源変更の詳細には、その資源変更を実施すべき期間の始期及び終期が夫々登録されており、
    前記出力処理においては、前記サーバコンピュータのプロセッサに対して、前記ログに記述されている資源変更の内容のうち前記日時が、前記変更計画データベースに登録されている資源変更の内容に含まれる期間の始期から終期までの間に含まれるが、前記ログに記述されている資源変更の詳細のうち前記日時以外の全項目が、前記変更計画データベースに登録されている同資源変更の詳細に合致している場合には、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を、前記管理者に向けて出力させる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のネットワーク上のコンピュータ資源の変更管理プログラム。
  4. 前記変更計画データベースに登録されている資源変更には、相互の実施順序がその詳細に含まれている複数の資源変更が含まれており、
    前記出力処理においては、前記サーバコンピュータのプロセッサに対して、前記ログに記述されている資源変更の内容のうち前記日時以外の項目と合致する詳細を有する資源変更が前記変更計画データベースに登録されており、且つ、当該資源変更の詳細に前記実施順序が含まれており、且つ、当該実施順序が最先のものでない場合には、当該順序よりも早い順序を有する資源変更と合致するとともに当該ログの日時よりも早い日時を内容に含むログが存在する場合に限って、当該資源変更については計画通り実施された旨を表す情報を前記管理者に向けて出力させ、それ以外の場合には、当該資源変更は異常である旨を表す情報を前記管理者に向けて出力させる
    ことを特徴とする請求項3記載のネットワーク上のコンピュータ資源の変更管理プログラム。
  5. 前記出力処理においては、前記サーバコンピュータのプロセッサに対して、前記ログに記述されている資源変更の内容が前記変更計画データベースに登録されている何れの資源変更の詳細にも一致していない場合には、予定外の変更があった旨を表す情報を前記管理者に向けて出力させる
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク上のコンピュータ資源の変更管理プログラム。
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