JP2842036B2 - サーマルラインプリンタ - Google Patents

サーマルラインプリンタ

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JP2842036B2
JP2842036B2 JP9404092A JP9404092A JP2842036B2 JP 2842036 B2 JP2842036 B2 JP 2842036B2 JP 9404092 A JP9404092 A JP 9404092A JP 9404092 A JP9404092 A JP 9404092A JP 2842036 B2 JP2842036 B2 JP 2842036B2
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JP
Japan
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thermal head
platen roller
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thermal
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孝司 豊田
彰 桂
正明 松井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンディーターミナル
・計測器などの出力端末機として使用されるサーマルラ
インプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のサーマルラインプリンタは図4
に示すように、プラテンローラ21とサーマルヘッド2
2の間に記録紙23をはさみ込み、モータ24でプラテ
ンローラ21を回転させ、かつサーマルヘッド22によ
り記録紙23に印字を行なうものである。その中で、サ
ーマルヘッド22を記録紙23を介してプラテンローラ
21に圧接する構造は、従来、プラテンローラ軸と平行
に取り付けられた軸25を中心として回転可能に取り付
けられたサーマルヘッド支持部材26にサーマルヘッド
22を取り付け、前記支持部材26の案内溝26aとプ
ラテンローラ軸に回転可能に取り付けられた軸受27を
滑らかに嵌合させ、弾性体28a,28bの弾性力によ
りサーマルヘッド支持部材26を押し、サーマルヘッド
22をプラテンローラ21に圧接させる構造であった。
また、記録紙23の挿入時などにプラテンローラ21と
サーマルヘッド22の圧接を解除する構造は、プリンタ
本体29に取り付けられたレバー30の回転により、サ
ーマルヘッド支持部材26の一端を押し上げ、前記軸2
5を中心として回転させ、圧接を解除するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造では、部品
・組み立て上のバラツキやケースなどにプリンタ本体を
固定する際のプリンタ本体のねじれなどにより、プラテ
ンローラ軸とサーマルヘッド支持部材の回転軸の平行が
崩れた場合、プラテンローラとサーマルヘッド支持部材
に固定されたサーマルヘッドの発熱体ラインが均一に圧
接されず、片当たり印字不良などの不具合が生じる。ま
た、記録紙の挿入時などにサーマルヘッドとプラテンロ
ーラの圧接を解除する際、サーマルヘッド支持部材に圧
接用の弾性体の力がかかっている状態でサーマルヘッド
支持部材の一端を押し上げるため、サーマルヘッド支持
部材の変形を引き起こす場合があり、再びサーマルヘッ
ドをプラテンローラに圧接すると、均一な圧接が得られ
ず、同様に片当たり印字不良等の不具合が生じる。
【0004】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、プラテンローラサーマルヘッド発熱体ラインを均
一に圧接することを容易に実現できるサーマルラインプ
リンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のサーマルラインプリンタは、回転自在に軸支
されたプラテンローラと、サーマルヘッドが固定された
板状のサーマルヘッド支持部材と、前記サーマルヘッド
を前記プラテンローラに圧接するための弾性体と、前記
弾性体の近傍に設けられ、その回転により前記弾性体を
押し上げて圧接解除を行うための偏心カムとを備え、前
記弾性体の一端をプリンタ本体に固定するとともに、他
端を圧接時に前記サーマルヘッド支持部材に押し当て、
かつ前記偏心カムの回転による圧接解除時にその押し上
げ移動に伴って前記サーマルヘッド支持部材に設けられ
たフックと係合し、係合状態を維持したままさらなる移
動によって前記サーマルヘッドが前記プラテンローラか
ら離脱されるように構成したものである。
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】本発明によれば、サーマルヘッドとプラテンロ
ーラの圧接を解除する場合、プリンタ本体に回転可能に
取り付けられた偏心カムによりサーマルヘッドをプラテ
ンローラに圧接させるための弾性体を押し上げ、サーマ
ルヘッド支持部材から弾性体の弾性力を解除し、その
後、弾性体がサーマルヘッド支持部材上のフックを持ち
上げることによりプラテンローラからサーマルヘッドを
離脱させるため、圧接解除時には弾性体の弾性力はサー
マルヘッド支持部材から解除されており、サーマルヘッ
ド支持部材の変形を引き起こすことがなく、再圧接の場
合にもサーマルヘッド発熱体ラインはプラテンローラに
均一に圧接される。
【0009】
【実施例】以下図1〜図3に基づき、本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明の実施例のプリンタ全体
構成を示す斜視図、図2,図3はプリンタのサーマルヘ
ッド圧接部の部分断面図である。
【0010】図において、1はプリンタ本体であり、そ
の両端にて軸受2を介してプラテンローラ3を回転自在
に支持している。また、プリンタ本体1に取り付けられ
たモータ4の駆動力を5a,5bの歯車にて伝達し、プ
ラテンローラ3を回転させる。さらに、前記軸受2と嵌
合する溝6aとフック6b,6cを有するサーマルヘッ
ド支持部材6に固定されたサーマルヘッド7を記録紙8
を介してプラテンローラ3に圧接するとともに、その一
端がサーマルヘッド支持部材6上のフック6b,6cに
掛かり、サーマルヘッドの発熱体ライン7aとプラテン
ローラ3の接点からAだけ離れた位置に弾性力が作用す
るようばね9a,9bを配置している。また、プリンタ
本体1には、レバー10により回転し、かつ円周一部を
切除して回転半径に差を持たせた軸11がばね9a,9
bとサーマルヘッド支持部材6との間を貫通するように
設けられている。また、プリンタ本体1のプラテンロー
ラ軸と平行方向の中央位置には、突起1aが設けられ、
サーマルヘッド支持部材6の後部を受けている。
【0011】以上のように構成されたサーマルラインプ
リンタにおいて、図2,図3を用いてその動作を説明す
る。まず、サーマルヘッド7のプラテンローラ3への圧
接動作を図2(a)及び図3にて説明する。サーマルヘ
ッド7が固定されたサーマルヘッド支持部材6は前記突
起1aとの接点X点1か所とプラテンローラ3とサーマ
ルヘッド発熱体ライン7aとの接点ラインで接点を持
ち、プラテンローラ3に圧接するためのばね9a,9b
の作用点Y点がサーマルヘッドの発熱体ライン7aとプ
ラテンローラ3の接点から前記突起1a方向にAだけず
らされているため、圧接時は常にX点とプラテンローラ
3とサーマルヘッド発熱体ライン7aとの接点ラインで
支持されることになる。また、図3に示すように、サー
マルヘッド支持部材6上のプラテンローラ3と平行方向
の中央位置に突起6dを設け、前記突起6dをプリンタ
本体1にて受けることによっても同様の動作を行う。
【0012】プラテンローラ3とサーマルヘッド7の圧
接を解除する場合の動作は、図2(a),(b),
(c)に示す。まず、図2(a)の状態でプラテンロー
ラ3とサーマルヘッド7は圧接されており、図1のレバ
ー10により周の一部が切除された軸11を回転させ、
ばね9a,9bを押し上げると、図2(b)に示すよう
にばね9a,9bの弾性力はサーマルヘッド支持部材6
から解除される。さらに前記軸11を回転させると、ば
ね9a,9bは押し上げられ、同時にサーマルヘッド支
持部材6上のフック6b,6cにばね9a,9bの一端
が引っ掛かり、サーマルヘッド支持部材6を持ち上げ、
サーマルヘッド7をプラテンローラ3から離脱させる
(図2(c))。
【0013】以上のように本実施例によれば、サーマル
ヘッド7を固定した支持部材6は、X点を中心としてあ
らゆる方向に揺動可能であり、部品・組み立てのバラツ
キやケースなどにプリンタを固定する際のプリンタ本体
1のねじれなどにより、プラテンローラ3の両端軸受2
の位置がずれた場合においてもサーマルヘッド7がプラ
テンローラ3に沿うようにサーマルヘッド支持部材6が
揺動し、サーマルヘッド発熱体ライン7aとプラテンロ
ーラ3が均一に圧接されることになる。
【0014】また、記録紙8の挿入時などにサーマルヘ
ッド7とプラテンローラ3の圧接を解除する場合は、ば
ね9a,9bの弾性力は軸11で受けられているため、
サーマルヘッド支持部材6には弾性力は作用しておら
ず、サーマルヘッド支持部材6の変形を引き起こすこと
がなく、再圧接の場合にもサーマルヘッド発熱体ライン
7aはプラテンローラ3に均一に圧接されることにな
る。なお、本実施例はばね9a,9bを押し上げる回転
体を円周の一部をカットした軸11としたが、回転体は
軸に限定されず、L字型の板、円周の一部に突起を持つ
カム状の軸等の回転時に半径差を生じる回転体において
も同様の効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、圧接解
除時にサーマルヘッド支持部材に弾性力が作用しないの
で、サーマルヘッド支持部材の変形を防止することがで
き、印字品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のサーマルラインプリンタ全
体構成を示す斜視図
【図2】(a),(b),(c)は本発明の一実施例の
サーマルヘッド圧接・圧接解除の動作を示す部分断面図
【図3】本発明の一実施例のサーマルヘッド圧接の構造
を示す部分断面図
【図4】従来のサーマルラインプリンタ全体構成を示す
斜視図
【符号の説明】
1 プリンタ本体 1a 突起 2 軸受 3 プラテンローラ 4 モータ 5a,5b 歯車 6 サーマルヘッド支持部材 6a 案内溝 6b,6c フック 6d 突起 7 サーマルヘッド 7a サーマルヘッド発熱体ライン 8 記録紙 9a,9b ばね 10 レバー 11 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−105551(JP,A) 実開 昭62−134760(JP,U) 実開 昭56−151147(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 25/312 B41J 2/32 B41J 25/316

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に軸支されたプラテンローラ
    と、サーマルヘッドが固定された板状のサーマルヘッド
    支持部材と、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラ
    に圧接するための弾性体と、前記弾性体の近傍に設けら
    れ、その回転により前記弾性体を押し上げて圧接解除を
    行うための偏心カムとを備え、前記弾性体の一端をプリ
    ンタ本体に固定するとともに、他端を圧接時に前記サー
    マルヘッド支持部材に押し当て、かつ前記偏心カムの回
    転による圧接解除時にその押し上げ移動に伴って前記サ
    ーマルヘッド支持部材に設けられたフックと係合し、係
    合状態を維持したままさらなる移動によって前記サーマ
    ルヘッドが前記プラテンローラから離脱されるように構
    成したサーマルラインプリンタ。
JP9404092A 1992-04-14 1992-04-14 サーマルラインプリンタ Expired - Lifetime JP2842036B2 (ja)

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JP9404092A JP2842036B2 (ja) 1992-04-14 1992-04-14 サーマルラインプリンタ

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JPH05286201A JPH05286201A (ja) 1993-11-02
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JP4000478B2 (ja) * 2004-04-28 2007-10-31 船井電機株式会社 昇華型プリンタ

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