JP3074427B2 - 熱転写プリンタの印字機構 - Google Patents

熱転写プリンタの印字機構

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JP3074427B2
JP3074427B2 JP16545293A JP16545293A JP3074427B2 JP 3074427 B2 JP3074427 B2 JP 3074427B2 JP 16545293 A JP16545293 A JP 16545293A JP 16545293 A JP16545293 A JP 16545293A JP 3074427 B2 JP3074427 B2 JP 3074427B2
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platen roller
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満 堀内
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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写プリンタの印字
機構にかかり、詳しくは、サーマルヘッドに向かって印
字用紙を圧着するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、熱転写プリンタとしては、図
4ないし図7で示すような印字機構を備えたものが知ら
れている。なお、ここで、図4及び図5のそれぞれは非
印字状態及び印字状態にある印字機構の側面構造、ま
た、図6は図4中のA−A線に沿う要部のみの断面構造
を示す一方、図7は印字状態にある印字機構の上面構造
を示しており、図4及び図5は図7中のB−B線に沿っ
て見た構造を示すものである。すなわち、この熱転写プ
リンタにおける印字機構は、印字用紙1の幅方向に沿っ
て離間したうえで対向配置された一対の側板2と、これ
ら間に架け渡すようにして配置されたサーマルヘッド
3,プラテンローラ4及びインクカートリッジ5など
と、サーマルヘッド3をプラテンローラ4に向かって移
動させるべく各側板2に取り付けられたうえで対称構造
を有する一対のヘッド駆動機構6とから構成されてい
る。
【0003】そして、これらヘッド駆動機構6は、プラ
テンローラ4によって裏面側から支持された印字用紙1
の表面上にインクシート7を介したうえでサーマルヘッ
ド3を上側から下向きに圧着させる、いわゆるヘッド圧
着機能をも兼ね備えている。また、プラテンローラ4の
軸方向両側に配置された軸受8は各側板2に位置決めし
て固定されており、印字用紙1は送りローラ9及びピン
チローラ10間に挟まれながら送りローラ9の回転によ
ってプラテンローラ4上を搬送されたうえ、図4で示す
ような所要位置で停止させられるようになっている。な
お、図7においては、印字用紙1やインクカートリッジ
5などの図示を省略している。
【0004】この印字機構を構成するヘッド駆動機構6
のそれぞれは、各側板2の対向位置ごとに内向き、すな
わち、他方の側板2に向かう内側に突出する向きで突設
されたレバー軸11を共通の揺動中心として揺動自在に
支持されたヘッドレバー12及びヘッド圧着レバー13
と、レバー軸11近くに同じ内向きとして突設されたカ
ム軸14によって回転自在に支持された歯車状のマスタ
ーカム15とを具備している。そして、ヘッドレバー1
2と側板2との間に配置されたヘッド圧着レバー13の
基端部にはカムピン16が外向き、すなわち、近接する
側板2に向かって突出する外向きとして突設されてお
り、図6で示すように、このカムピン16はマスターカ
ム15の内側表面上に形成された所要形状のカム溝15
a内に差し込まれている。また、ヘッド圧着レバー13
の先端部には所定幅のピン溝13aが形成されており、
このピン溝13a内には連結ピン17a(後述する)が
差し込まれるようになっている。
【0005】一方、インクシート7を介してプラテンロ
ーラ4の外周面と対向するヘッドレバー12の先端部の
下側には側板2間に配置されたサーマルヘッド3の外端
部がそれぞれ固定されており、その先端部における上側
の先端寄り位置には連結ピン17aよりも大きな内径を
有する貫通孔12aが形成される一方、基端寄り位置に
はヘッドアングル支持ピン12bが内向きとして突設さ
れている。そして、このヘッドレバー12の内側には略
L字状として形成されたヘッドアングル17が配置され
ており、このヘッドアングル17はその中央部がヘッド
レバー12のヘッドアングル支持ピン12bで回転自在
に支持されることによって揺動しうる構造となってい
る。また、このヘッドアングル17の先端部には所定太
さの連結ピン17aが外向きで突設されており、この連
結ピン17aはヘッドレバー12の先端部に形成された
貫通孔12aを隙間がある状態で貫通して外方にまで突
出したうえ、ヘッド圧着レバー13のピン溝13a内に
摺動自在な状態で差し込み保持されている。
【0006】さらに、このヘッドアングル17の基端部
は上向きに屈曲されることによってヘッドレバー12の
先端部と所定間隔だけ離間しており、ヘッドアングル1
7の基端部に形成されたバネ掛け片17bと、このバネ
掛け片17bの形成位置と対応するヘッドレバー12の
先端部における所定位置に形成されたバネ掛け片12c
との間には、ヘッド圧着用として機能する圧縮バネ18
が架け渡されている。そこで、ヘッドアングル支持ピン
12bを揺動中心として支持されたヘッドアングル17
は圧縮バネ18を介してヘッドレバー12に連結されて
いることになり、ヘッド圧着レバー13のピン溝13a
に差し込み保持されたヘッドアングル17の連結ピン1
7aは圧縮バネ18の作用力によってヘッドレバー12
の貫通孔12aの上側内縁に当接させられている。
【0007】さらにまた、互いに対向して配置された一
対の側板2間には所定太さの連結軸19が架設されてお
り、その軸方向両側に配置されたピニオン20のそれぞ
れは各ヘッド駆動機構6を構成するマスターカム15の
各々と互いにかみ合わされている。そして、一方の側板
2を貫通して外方にまで突出した連結軸19の一端部に
はウォームホイール21が固着されており、このウォー
ムホイール21は駆動モータ22に取り付けられたウォ
ーム23と連結されている。そこで、この連結軸19
は、駆動モータ22の回転に伴って回転させられること
になる。
【0008】つぎに、図4及び図5に基づき、印字機構
による印字動作を説明する。
【0009】まず、図4で示した状態において、駆動モ
ータ22によって連結軸19が時計回りに回転させら
れ、かつ、ピニオン20を介してマスターカム15が反
時計回りに回転させられると、カムピン16はカム溝1
5aに従って移動することになり、このカムピン16が
突設されたヘッド圧着レバー13はレバー軸11を揺動
中心としながら反時計回り、すなわち、下向きに揺動さ
せられる。すると、このヘッド圧着レバー13と連結ピ
ン17aを介して連結されたヘッドレバー12及びヘッ
ドアングル17もレバー軸11を揺動中心としながらヘ
ッド圧着レバー13に従って揺動することになり、ヘッ
ドレバー12の先端部に固定されたサーマルヘッド3は
インクシート7を押し下げながら揺動したうえ、プラテ
ンローラ4によって裏面側から支持された印字用紙1の
表面に当接することになる。
【0010】そして、所要位置まで移動してきたサーマ
ルヘッド3が印字用紙1及びインクシート7を介してプ
ラテンローラ4で受け止められることによって揺動動作
を停止した後、ヘッド圧着レバー13はさらに連結ピン
17aを押し下げながらヘッドレバー12に固定された
サーマルヘッド3を圧着するための揺動を続けることに
なる。ところが、連結ピン17aはヘッドアングル17
に突設される一方、このヘッドアングル17は圧縮バネ
18を介したうえでヘッドレバー12に揺動自在で連結
されているのであるから、図5で示すように、引き伸ば
された圧縮バネ18からの作用力に基づいてヘッド圧着
レバー13のさらなる揺動は抑制されてしまう。
【0011】そこで、このとき、プラテンローラ4によ
って裏面側から支持された印字用紙1に対しては、イン
クシート7を介したうえでサーマルヘッド3が圧着させ
られていることになる。その後、送りローラ9を反時計
周りに回転させて印字用紙1を搬送するとともに、イン
クカートリッジ5の巻き取りボビン5aによってインク
シート7を巻き取りながらサーマルヘッド3に通電する
と、印字用紙1に対するプリントが行われることにな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
印字機構においては、サーマルヘッド3を印字用紙1に
圧着させるためのヘッドアングル17などがヘッドレバ
ー12の先端部に配置されたうえで同時に揺動するので
あるから、これらの機構部品がインクカートリッジ5の
巻き取りボビン5aや供給ボビン5bと衝突することの
ないよう、両ボビン5a,5b間のスペースを予め広く
設けておかなければならなかった。しかしながら、この
ようにしたのでは、インクカートリッジ5が大型化する
ことになり、また、このインクカートリッジ5が組み込
まれる印字機構全体外形の大型化をも招くことになって
しまう。
【0013】また、従来例構成では、対称構造を有する
ヘッド駆動機構6の各々がともにレバー軸11を揺動中
心として構成されることから、互いに離間して対向配置
された側板2のそれぞれに突設されたレバー軸11同士
の軸芯を一致させておく必要があるにも拘わらず、実際
の作業においてレバー軸11の各々を側板2のそれぞれ
に取り付けた際には、取り付け位置が多少異なったり傾
いたりすることが起こってしまう。そして、このように
なっていると、ヘッドレバー12に固定されたうえで揺
動したサーマルヘッド3の停止位置が印字用紙1の幅方
向に沿って傾くことが起こる結果、ヘッド圧着レバー1
3やヘッドアングル17などを用いて圧着させられたサ
ーマルヘッド3の印字用紙1に対する圧着状態が不均一
となり、プリント状態が劣化してしまう。
【0014】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、ヘッド駆動機構の簡素化とともに
全体外形の小型化を図ることができ、サーマルヘッドの
印字用紙に対する圧着状態の確実な均一化を実現するこ
とが可能な熱転写プリンタの印字機構を提供しようとす
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱転写プリ
ンタの印字機構は、プラテンローラによって裏面側から
支持された印字用紙の表面上にインクシートを介してサ
ーマルヘッドが当接する構成とされており、このプラテ
ンローラは、対向配置された側板間に架け渡されるとと
もに、その軸方向両側に配置された軸受が板バネを用い
て直接的に押圧付勢されることによって印字用紙を、
動してきたサーマルヘッドに向かって圧着付勢するもの
であり、軸受を貫通して突出したローラ軸は、側板に形
成された長孔を挿通したうえで上下移動のみ可能な状態
として支持されたものであることを特徴としている。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1は本実施例に係る熱転写プリンタの印
字機構の非印字状態を示す側面図、図2は印字状態にあ
る印字機構の側面構造を示す側面図、図3は印字状態に
ある印字機構の上面構造を示を示す上面図であり、図1
及び図2のそれぞれは図3中のB−B線に沿って見た構
造を示している。なお、これら図1ないし図3におい
て、従来例を示す図4ないし図7と互いに同一もしくは
相当する部品、部分には同一符号を付すこととし、ここ
での詳しい説明は省略する。
【0018】本実施例に係る熱転写プリンタの印字機構
は、印字用紙1の幅方向に沿って離間したうえで対向配
置された一対の側板2と、これら間に架け渡すようにし
て配置されたサーマルヘッド3,プラテンローラ4及び
インクカートリッジ5などと、サーマルヘッド3をプラ
テンローラ4に向かって移動させるべく側板2ごとに取
り付けられて対称構造を有する一対のヘッド駆動機構6
とから構成されており、印字用紙1は送りローラ9及び
ピンチローラ10間に挟まれながら送りローラ9の回転
によってプラテンローラ4上を搬送されるようになって
いる。そして、両側板2間に架け渡されたプラテンロー
ラ4の軸方向両側には軸受8が配置されており、軸受8
のそれぞれを貫通して突出したローラ軸4aは各側板2
に形成された長孔2aを挿通したうえで上下移動のみ可
能な状態として支持されている。
【0019】また、各側板2における送りローラ9と近
接する所定位置には他方の側板2に向かって突出する内
向きの支持片2bが位置決めして突設されており、この
支持片2bには弾性部材である板バネ25が取り付けら
れている。そして、板バネ25それぞれの自由端は、プ
ラテンローラ4を回転自在に支持する軸受8の下側に当
接させられている。そこで、この軸受8に対しては板バ
ネ25の有する弾性力が作用しており、プラテンローラ
4は全体として下側から上向きに押圧付勢されているこ
とになる結果、各側板2の長孔2aを挿通したローラ軸
4aは長孔2aの上側内縁に当接している。なお、ここ
で、軸受8を押圧付勢するための弾性部材が板バネ25
に限られることはなく、圧縮バネやゴムのブロック体な
どであってもよいことは勿論である。
【0020】さらに、ヘッド駆動機構6のそれぞれは、
各側板2の対向位置ごとにおいて他方側の側板2に向か
う内向きとして突設されたレバー軸11を揺動中心とし
て揺動自在に支持されたヘッドレバー12と、レバー軸
11近くに同じ内向きで突設されたカム軸14によって
回転自在に支持された歯車状のマスターカム15とを具
備している。そして、このヘッドレバー12のレバー軸
11近くに位置する基端部には近接する側板2に向かう
外向きのカムピン16が突設されており、このカムピン
16はマスターカム15の内側表面上に形成されたカム
溝15a内に差し込まれて追従動作するようになってい
る。すなわち、従来例におけるカムピン16はヘッド圧
着レバー13に突設されていたのに対し、本実施例にお
けるカムピン16はヘッドレバー12に設けられてい
る。また、このヘッドレバー12の先端部の下側にはサ
ーマルヘッド3の外端部がそれぞれ固定されており、両
側に位置するヘッドレバー12間に架設されたサーマル
ヘッド3はインクカートリッジ5に収納されたインクシ
ート7を介したうえでプラテンローラ4の外周面と対向
している。
【0021】さらにまた、互いに対向して配置された一
対の側板2間には所定太さの連結軸19が架設されてお
り、その軸方向両側に配置されたピニオン20のそれぞ
れは各ヘッド駆動機構6を構成するマスターカム15の
各々と互いにかみ合わされている。そして、一方の側板
2を貫通して外方にまで突出した連結軸19の一端部に
はウォームホイール21が固着されており、このウォー
ムホイール21は駆動モータ22に取り付けられたウォ
ーム23と連結されている。そこで、この連結軸19
は、駆動モータ22の回転に伴って回転させられること
になる。
【0022】つぎに、図1及び図2に基づいて本実施例
に係る印字機構の印字動作を説明する。
【0023】まず、図1で示した状態において、駆動モ
ータ22によって連結軸19が時計回りに回転させら
れ、かつ、ピニオン20を介してマスターカム15が反
時計回りに回転させられると、カムピン16はカム溝1
5aに従って移動することになり、このカムピン16が
突設されたヘッドレバー12はレバー軸11を揺動中心
としながら反時計回り、すなわち、下向きに揺動させら
れる。そこで、ヘッドレバー12の先端部に固定された
サーマルヘッド3はインクシート7を押し下げながら揺
動したうえ、プラテンローラ4によって裏面側から支持
された印字用紙1の表面に当接することになる。
【0024】そして、所要位置まで移動してきたサーマ
ルヘッド3が印字用紙1及びインクシート7を介してプ
ラテンローラ4に当接したにも拘わらずヘッドレバー1
2が揺動を続けると、プラテンローラ4に対してはヘッ
ドレバー12からの押圧力が加わることになる。そこ
で、このプラテンローラ4の軸方向両側に配置された軸
受8のそれぞれは、これらを下側から支持する板バネ2
5の弾性力に抗しながら長孔2aに沿って下向きに移動
させられることになり、プラテンローラ4は軸受8の移
動に伴って押し下げることになる。ところが、軸受8の
それぞれが移動していくと、これらの移動によって強制
的に撓まされた板バネ25から各軸受8に対しては撓み
に反発する弾性力が除々に強く作用することになり、図
2で示すように、プラテンローラ4を介したうえでのヘ
ッドレバー12の揺動は板バネ25によって抑制され
る。
【0025】すなわち、この際におけるプラテンローラ
4はその軸方向両側に配置された軸受8それぞれが板バ
ネ25を用いて直接的に上向きに押圧付勢されることに
より、印字用紙1をサーマルヘッド3に対してインクシ
ート7を介したうえで圧着付勢することになる。そし
て、この際、レバー軸11同士の軸芯が一致しないこと
などに起因してヘッドレバー12間に架設されたサーマ
ルヘッド3が印字用紙1の幅方向に沿って傾くことが起
こっていた場合、軸方向両端のみが押圧付勢されたプラ
テンローラ4はサーマルヘッド3に対応して傾くことに
なる。その後、送りローラ9を反時計周りに回転させて
印字用紙1を搬送するとともに、インクカートリッジ5
の巻き取りボビン5aによってインクシート7を巻き取
りながらサーマルヘッド3に通電すると、印字用紙1に
対するプリントが行われる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る熱転
写プリンタの印字機構によれば、従来例では必要であっ
たヘッド圧着レバーやヘッドアングルなどが不要となる
結果、ヘッド駆動機構の構成を簡素化したうえでのコス
トダウンが図れることになる。そして、ヘッドアングル
などが通過するための余分なスペースをインクカートリ
ッジのボビン間にわざわざ設けておく必要がなくなる結
果、インクカートリッジのみならず印字機構全体の小型
化及び軽量化を図ることが可能となる。
【0027】また、従来例同様、レバー軸同士の軸芯が
一致しないことなどに起因してサーマルヘッドの停止位
置が印字用紙の幅方向に沿って傾くことも起こり得る
が、本願発明のプラテンローラはその軸方向両端のみが
押圧付勢された構成となっているため、印字用紙及びイ
ンクシートを介したうえでサーマルヘッドに追従して傾
くことになる。したがって、このプラテンローラによっ
て印字用紙を全面的にサーマルヘッドに圧着させること
ができ、印字用紙に対するサーマルヘッドの圧着状態を
確実に均一化することによって高品位のプリントを行う
ことができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る印字機構の非印字状態を示す側
面図である。
【図2】本実施例に係る印字機構の印字状態を示す側面
図である。
【図3】本実施例に係る印字機構の印字状態を示す上面
図である。
【図4】従来例に係る印字機構の非印字状態を示す側面
図である。
【図5】従来例に係る印字機構の印字状態を示す側面図
である。
【図6】従来例に係る印字機構の要部のみを示す断面図
である。
【図7】従来例に係る印字機構の印字状態を示す上面図
である。
【符号の説明】
1 印字用紙 3 サーマルヘッド 4 プラテンローラ 7 インクシート 8 軸受 25 板バネ(弾性部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/304 - 25/316 B41J 25/34 B41J 2/32 B41J 11/02 - 11/16 B41J 11/20 B41J 29/13

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンローラによって裏面側から支持
    された印字用紙の表面上にインクシートを介してサーマ
    ルヘッドが当接する構成とされた熱転写プリンタの印字
    機構であって、対向配置された側板間に架け渡された プラテンローラ
    は、その軸方向両側に配置された軸受が板バネを用いて
    直接的に押圧付勢されることによって印字用紙を、移動
    してきたサーマルヘッドに向かって圧着付勢するもので
    り、軸受を貫通して突出したローラ軸は、側板に形成
    された長孔を挿通したうえで上下移動のみ可能な状態と
    して支持されたものであることを特徴とする熱転写プリ
    ンタの印字機構。
JP16545293A 1993-07-05 1993-07-05 熱転写プリンタの印字機構 Expired - Lifetime JP3074427B2 (ja)

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JPH0717106A JPH0717106A (ja) 1995-01-20
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