JP2841543B2 - 多芯型コネクタ - Google Patents

多芯型コネクタ

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JP2841543B2 JP24120289A JP24120289A JP2841543B2 JP 2841543 B2 JP2841543 B2 JP 2841543B2 JP 24120289 A JP24120289 A JP 24120289A JP 24120289 A JP24120289 A JP 24120289A JP 2841543 B2 JP2841543 B2 JP 2841543B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多芯コネクタに係り、とくに基板に固定装
備されて使用されるオス型の多芯コネクタに関する。
〔従来の技術〕
基板に装備される多芯コネクタには種々のものがあ
る。この内、近時においては、接続用コンタクタが一列
に並べられた多芯コネクタが比較的多く使用されてい
る。
第6図ないし第7図に従来例を示す。この第6図ない
し第7図において、コネクタ本体50はL字状に形成さ
れ、その立上り部50Aに複数のオス型コンタクト52が一
列に装備されている。このコネクタ本体50の立上り部50
Aは、その背面側が基板60に固着され、基板60上の所定
のプリント回路に各オス型コンタクタ52の他端部が接続
されるようになっている。
この第6図において、符号70はメス型コネクタを示
し、符号71はそのメス型コンタクタを示す。又符号80は
基板を示す。
コネクタ本体50の第6図における底辺部分には、メス
型コネクタ用の着脱用カイド部50Bが設けられている。
コネクタ本体50の立上り部50Aに装着された複数のオ
ス型コンタクト52は、他端部である基板80に装着される
部分が千鳥状に配設され、また、一端部であるメス型の
コンタクタ側に配設される部分が、同一線状に一列にな
るように形成されている。このため、オス型コンタクト
52は、その一端部の立上り部50Aに埋設される部分が、
すべてZ字状に曲折され、同時に、全個数の内、一個お
きに曲折部の向きを変えてコネクタ本体50に装着されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の雄側電気接続用のコネクタは、使用さ
れるオス型コンタクト52をスタンピングにより加工する
際、隣接するオス型コンタクトの展開形状Z字状に折り
曲げた部分を延ばした形状が全く同じである為、寸法的
に特にオス型コンタクトの中央部のショルダ部において
隣接するオス型コンタクト相互間に寸法的な余裕がなく
なり、その加工に使用されるプレス型の製造が困難ばか
りでなく、生産する際に保守面で取扱いにくい等種々の
問題が発生していた。また、1度にスタンピングできな
いことにより、1本置きにスタンピング後メッキし、そ
の後の組立て工程において、1本置きのオス型コンタク
ト52をコンタクタ本体50に圧入後、反転させた1本置き
のオス型コンタクト52を再度圧入する必要があったの
で、スタンピング,めっき及び組立て工程において二度
手間となり、材料も2倍要し、コスト高となるという欠
点があった。
これを更に詳述すると、例えば、第6図に示すよう
に、従来型のオス型コンタクト52は、接触部である一端
部103でZ字状に曲がり、この一端部103(第7図参照)
の先端部が1列に並び、プレスフイット部である他端部
側が、例えば「1.27×1.905〔mm〕」の千鳥に並んでコ
ンタクタ本体50に保持されている。
第7図にハウジングを除いたオス型コンタクト52の配
列を示す。ここでオス型コンタクト52は「1.27〔mm〕」
ピッチで隣接するオス型コンタクト52同志が対称となり
に並んでいる。オス型コンタクト52のショルダ部104の
幅は、「1.0〔mm〕」程度となっている。このため、
「1.27〔mm〕」ピッチでスタンピングで曲げる前の工程
である外形抜きする際、板厚が「0.4〔mm〕」程度であ
ると金型構成上難しい。このため、実際には「2.54〔m
m〕」ピッチでスタンピングしたオス型コンタクト52を
2枚組合せて使用するという手法が採られていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、とくに、生産性良好なオス型の多芯コネクタを提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、コネクタ本体と、このコネクタ本体に中
心部が所定間隔をおいて支持された複数のオス型コンタ
クトと、この各オス型コンタクトの一端部が同一線上に
沿って配設されるとともに他端部が同一方向に千鳥状に
配設されて成すオス型の多芯コネクタにおいて、オス型
コンタクトとして、直線状に加工形成された第1のオス
型コンタクトと、コネクタ本体に支持される部分がZ字
状に曲折形成された第2のオス型コンタクトとを使用す
るとともに、これら第1及び第2の各オス型コンタクト
を、コネクタ本体の同一方向に沿って一つおきに交互に
配設設備するという構成を採っている。これによって前
述した目的を達成しようとするものである。
〔作 用〕
直線状の第1のオス型コネクタを使用したことから、
同一の板部材を用いて第1及び第2のオス型コンタクタ
をスタンピング加工することが可能となり、従来のよう
に全部のオス型コンタクタを曲折加工することがなくな
り,これがため、二枚の板部材を使用する必要性がなく
なる。従って、生産性の向上を図り得ることとなり、ま
た材料費も節約できる。又コネクタ本体への組込みも容
易となる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づ
いて説明する。
この第1図ないし第5図に示す実施例は、コネクタ本
体1と、このコネクタ本体1に中心部が所定間隔をおい
て支持された複数のオス型コンタクト2,3と、この各オ
ス型コンタクト2,3は、その一端部が同一線上に沿って
配設され、他端部が同一方向に千鳥状に配設されてい
る。
オス型コンタクトとしては、実際には、直線状に形成
された第1のオス型コンタクト2と、前述したコネクタ
本体1に支持される部分がZ字状に曲折された第2のオ
ス型コンタクト3とが使用されている。そして、これら
第1及び第2のオス型コンタクト2,3は、コネクタ本体
1の同一方向に沿って一つおきに交互に配設設備されて
いる。
第2図に、第1及び第2のオス型コンタクト2,3のス
タンピング加工品を示す。
この第2図において、第1のオス型コンタクト2は直
線状に形成され、継ぎ部10Aを介してキャリア9に連結
された状態となっている。この第1のオス型コンタクト
2は、同図の上方より、接触部11A,ショルダ部12A,プレ
スフィット部13A及び基板回路連結部14Aにより形成され
ている。
また、第2のオス型コンタクト3は、単独ではZ字状
に,又継ぎ部を含めるとクランク状に、形成されてい
る。符号10Bは継ぎ部を示す。この第2のオス型コンタ
クト3も、同図の上方より、接触部11B,ショルダ部12B,
プレスフィット部13B及び基板回路連結部14Bにより形成
されている。
この各オス型コンタクト2,3は、その中央部に位置す
るこのショルダ部12A,12Bとプレスフィット部13A,13Bの
加工形成位置が異なるように、第1及び第2の各オス型
コンタクト2,3がそれぞれ異った長さの継ぎ部10A,10Bを
介してキャリア9に接続されるようにスタンピング加工
され、次のメッキ処理等に付されるようになっている。
これを更に詳述すると、本実施例におけるオス型の多
芯コネクタは、第1のオス型コンタクト2及び第2のオ
ス型コンタクト3が交互に並びコネクタ本体1に系止さ
れている。第1のオス型コンタクト2及び第2のオス型
コンタクト3の各プレスフィット部13A,13Bの並びは、
「1.27〔mm〕×1.905〔mm〕」の千鳥配列とし、接触部1
1A,11Bは、「1.27〔mm〕」の1列の配列となるように第
2のオス型コンタクト3の一部がZ字状に曲がってい
る。
また、このオス型の多芯コネクタには、カード7に表
面実装されたメス型多芯コネクタ70が嵌合され、第1の
オス型コンタクタ2及び第2のオス型コンタクト3とメ
ス型コンタクト71とが機械的及び電気的に接続されるよ
うになっている。
第2図は、前述した第1及び第2のオス型コンタクト
2,3のスタンピング後の斜視図を示す。この場合、プレ
スフィット部13A,13Bは、すでに「1.27〔mm〕×1.905
〔mm〕」の千鳥状に配列されている。ここで、プレスフ
ィット部13A,13Bの断面形状(凹溝)を説明すると、本
実施例では、プレスフィット部13Aの横断面形状は第3
図に示すよう逆N字状に形成されている。また、プレス
フィット部13Bの横断面形状は第4図に示すようにN字
状に形成されている。
第5図は、前述した第2図のスタンピング加工品のス
タンピング用金型内で第2のオス型コンタクト3を曲げ
る前の形状を示す。
ここで、第1のオス型コンタクト2のショルダ部12A
及びプレスフィット部13Aと、第2のオス型コンタクト
3のショルダ部12B及びプレスフィット部13Bが隣接間同
志で位置がずらされている。スタンピングする際、ショ
ルダ部12A,12Bが前述した従来例にて示したように同じ
位置にあった場合、ショルダ部12A,12Bの寸法は通常
「1.0〔mm〕」以上必要となるが、ピッチ「1.27〔m
m〕」とした時ショルダ部12A,12B間が「0.27〔mm〕」と
なり、スタンピングの際の加工が難しく保守性が非常に
悪い。一方、本実施例にて示すように、位置がずらされ
ていると、プレスフィット部13A,13Bの幅がショルダ部1
2A,12Bの幅よりかなりせまくなる為、抜き幅に余裕が生
じ、加工性が向上する。また、スタンピングの送りピッ
チを「2.54〔mm〕」とした場合、プレスフィット部13A,
13Bを第3図,第4図のように変えておけば加工上,工
具の抜きが対称となり、型の構成が簡単となる。
その他の構成及びその作用効果は、前述した従来例と
同一となっている。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によると、直線状に形成された
第1のオス型コンタクトとZ字状に曲折された第2のオ
ス型コンタクトとを交互にコネクタ本体に装備したの
で、各コンタクトの加工及び取付作業が容易となり、比
較的安価で生産性を大幅に改善することができるという
従来にない優れたオス型の多芯コネクタを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図中に使用されているオス型コンタクト部分及びその生
産時使用のキャリアを示す斜視図、第3図は第1のオス
型コンタクトのプレスフィット部を示す横断面図、第4
図は第2のオス型コンタクトのプレスフィットを示す横
断面図、第5図は第2図のオス型コンタクト部分の曲げ
加工前の形状を示す斜視図、第6図ないし第7図はそれ
ぞれ従来例を示す斜視図である。 1……コネクタ本体、2……第1のオス型コンタクト、
3……第2のオス型コンタクト、10A,10B……継ぎ部、1
1A,11B……接触部、12A,12B……ショルダ部、13A,13B…
…プレスフィット部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタ本体と、このコネクタ本体に中心
    部が所定間隔をおいて支持された複数のオス型コンタク
    トと、この各オス型コンタクトの一端部が同一線上に沿
    って配設されるとともに他端部が同一方向に千鳥状に配
    設されて成るオス型の多芯コネクタにおいて、 前記オス型コンタクトとして、直線状に加工形成された
    第1のオス型コンタクトと、前記コネクタ本体に支持さ
    れる部分がZ字状に曲折形成された第2のオス型コンタ
    クトとを使用するとともに、 これら第1及び第2の各オス型コンタクトを、前記コネ
    クタ本体の同一方向に沿って一つおきに交互に配設した
    ことを特徴とする多芯型コネクタ。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2の各オス型コンタクト
    が、その中央部に、四角形状のショルダ部と凹溝状のプ
    レスフィット部とを有するとともに、このショルダ部と
    プレスフイット部の加工形成位置が異なるように、前記
    第1及び第2の各オス型コンタクトがそれぞれ異った長
    さの継げ部を介してキャリアに接続されスタンピング加
    工されたものであることを特徴とした請求項1記載の多
    芯型コネクタ。
  3. 【請求項3】前記第2のオス型コンタクトに形成される
    プレスフィット部の凹溝が、前記第1のオス型コンタク
    トに形成されるプレスフイット部の凹溝の凹凸を反転し
    た形の凹溝であることを特徴とした請求項2記載の多芯
    型コネクタ。
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