JP2836011B2 - 内動片引き窓の気密構造 - Google Patents

内動片引き窓の気密構造

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JP2836011B2 JP20690294A JP20690294A JP2836011B2 JP 2836011 B2 JP2836011 B2 JP 2836011B2 JP 20690294 A JP20690294 A JP 20690294A JP 20690294 A JP20690294 A JP 20690294A JP 2836011 B2 JP2836011 B2 JP 2836011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内動片引き窓の気密構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】内動片引き窓としては実公平1−119
11号公報や実開平3−68279号公報に示すよう
に、窓枠の室内寄りに内障子を面内方向に移動自在に装
着し、窓枠の室外寄りで一方の縦枠側に固定障子を固定
したものが知られている。
【0003】このような内動片引き窓においては窓枠を
構成する上枠、下枠の室外寄りで他方の縦枠側と、他方
の縦枠の室外側に補助上枠、補助下枠、補助縦枠をそれ
ぞれ取付け、内障子を閉じた状態でこれら補助上枠、補
助下枠、補助縦枠と内障子とを気密材を介して圧接して
上横空間と下横空間と縦空間を形成し、その下横空間を
外部に開口して外気と等圧として気密性を向上したもの
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる内動片引き窓の
気密構造は窓枠と内障子との気密を主としたものであ
り、窓枠と外障子との気密については考慮されていな
い。
【0005】すなわち、前述の各公報に記載された内動
片引き窓は、外障子を構成するガラスを上枠、下枠、一
方の縦枠に気密材により直接支持している。
【0006】他方、内動片引き窓の外障子を框組みした
上框、下框、戸先框、召合せ框内にガラスを装着したも
のとし、その上框、下框、戸先框、召合せ框を窓枠に固
定するタイプがあり、このタイプの内動片引き窓である
と窓枠と外障子との間の気密が問題となる。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした内動片引き窓の気密構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上枠1と下枠2と左縦枠
3と右縦枠4より方形状となった窓枠1と、内上框10
と内下框11と内戸先框12と内召合せ框13を備えた
内障子6と、外上框20と外下框21と外戸先框22と
外召合せ框23を備えた外障子7とを有し、前記窓枠5
の室内寄りに内障子6を面内方向に移動自在で、かつ内
障子6を閉じた時に窓枠5と内障子6との間を気密する
ように装着し、前記外障子7を窓枠5の室外寄りで右縦
枠4側に固定して取付けて上枠1と外上框20との間に
第1上横空間A、下枠2と外下框21との間に第1下横
空間B、外戸先框22と右縦枠4との間に第1縦空間C
をそれぞれ形成し、前記上枠1の室外寄りで左縦枠3側
に補助上枠52を取付けて両者間に前記第1上横空間A
と連通した第2上横空間Dを形成し、前記下枠1の室外
寄りで左縦枠3側に補助下枠53を取付けて両者間に前
記第1下横空間Bと連通した第2下横空間Fを形成し、
前記左縦枠3の室外寄りに補助縦枠51を取付けて両者
間に前記第2上横空間E、第2下横空間Fと連続する第
2縦空間Dを形成し、前記各空間のいずれかを外部に開
口して窓枠の室外寄りに4周連続した等圧空間を形成し
た内動片引き窓の気密構造。
【0009】
【作 用】窓枠5の室外寄りに4周連続した等圧空間
を形成したことにより窓枠5と内障子6との間及び窓枠
5と外障子7との間の気密が優れたものとなる。
【0010】
【実 施 例】図1に示すように、上枠1と下枠2と左
右縦枠3,4により方形枠状となった窓枠5の室内寄り
には内障子6が面内方向に移動自在に装着され、その窓
枠5の室外寄りで右縦枠4側には外障子7が固定して装
着されて内動片引き窓を構成している。
【0011】前記内障子6は内上框10と内下框11と
内戸先框12と内召合せ框13を方形枠状に連結した框
組体内にガラス14を装着したものとなり、前記外障子
7は外上框20と外下框21と外戸先框22と外召合せ
框23を方形枠状に連結した框組体内にガラス24を装
着したものとなっている。
【0012】前記上枠1は図2、図3に示すように室内
側縦板30と室外側縦板31を横板32で一体的に連結
し、その横板32の室内寄りに上レール33、中間部に
中間縦片34がそれぞれ一体的に形成され、その上レー
ル33には第1・第2上横気密材a,bが装着してあ
り、中間縦片34には第3上横気密材cが装着してあ
る。
【0013】前記下枠2は図2、図3に示すように、そ
の上面35が階段形状となり、室内寄り上面35aに下
レール36が一体的に設けられ、L字状となった中間上
面35bには第1下横気密材dと第2下横気密材eが室
外側に向けて装着され、室外寄り上面35cには排水穴
37が形成してある。
【0014】前記左右縦枠3,4は図4に示すように室
内側板38と室外側板39を横板40で一体的に連結
し、その横板40に中間内向け片41が一体的に設けら
れ、その中間内向片41に縦気密材fが室外側に向けて
装着してある。なお、上枠1、下枠2、左右縦枠3,4
は断熱型材となっているが、通常の一体型の型材でも良
い。
【0015】前記第2上横気密材bと第1下横気密材d
は図5に示すように面外方向に同一位置となり、かつ一
方の縦気密材fの上下部と連続し、前記第3上横気密材
cと第2下横気密材eは面外方向に同一位置となり、か
つ他方の縦気密材fの上下部と連続している。
【0016】前記内障子6は、図2に示すように内下框
11に取付けた戸車42を下レール36に接し、内上框
10の上向凹部43を上レール33に嵌め込んで面内方
向に移動自在に窓枠5に装着され、内障子6を閉じると
EPDMゴム等より成る内引寄せ片44に内戸先框12
が図4に示すように圧接し、かつクレセント45により
室外側に押され、前記第1・第2上横気密材a,bが上
向凹部43に接し、内召合せ框13の上部を上向コ字状
に切欠いて形成した室外側上向片46が第2上横気密材
bに接し、内下框11の室外側垂下片47と内召合せ框
13の下部を段階形状に切欠いて形成した室外側下向片
48が第1下横気密材dに接し、内戸先框12の室外側
外向片49が一方の縦気密材fに接し、これにより内障
子6と窓枠5との間が気密される。
【0017】前記外障子7の外上框20は図3に示すよ
うに、室外面が上枠1の室外側縦板31に接し、かつ室
内面が第3上横気密材cと接して上枠1との間に第1上
横空間Aを形成し、外下框21は下枠2の室外側上面3
5cに接し、かつ室内面が第2下横気密材eに接して下
枠2との間に第1下横空間Bを形成し、この第1下横空
間Bは前記排水穴37で外気に開口している。なお、下
枠2の召合せ部には下部風止板60が取付けてある。
【0018】前記外戸先框22の室外面は右縦枠4に取
付けたEPDゴム等より成る引寄片50に接し、室内面
は他方の縦気密材eに接して右縦枠4との間に第1縦空
間Cを形成している。
【0019】前記左縦枠3の室外寄りには図4に示すよ
うに補助縦枠51が取付けられ、この補助縦枠51の室
内側端部に装着した補助縦気密材gが前記内戸先框12
の室外側外向片49に接して左縦枠3の室外寄りと補助
縦枠51との間に第2縦空間Dを形成し、この第2縦空
間Dは左縦枠3と内戸先框12の気密部室外側に連続し
ている。
【0020】前記上枠1の室外寄りで左縦枠3側には図
2に示すように補助上枠52が取付けられ、この補助上
枠52の室内側部に装着した補助上横気密材hが内上框
10の室外面上部に接し、かつ補助上枠52の室内寄り
が第3上横気密材cに接して上枠1の室外寄りと補助上
枠52との間に第2上横空間Eを形成している。
【0021】前記下枠2の室外寄りで左縦枠3側には図
2と図4に示すように補助下枠53が取付けられ、この
補助下枠53の室内側部に装着した補助下気密材iが前
記内障子6を閉じた時に内下框11の室外側垂下片47
に接し、かつ補助下枠53の室内寄りが第2下横気密材
eに接して下枠2の室外寄りと補助下枠53との間に第
2下横空間Fを形成している。
【0022】前記補助上枠52の長手方向一端部と補助
下枠53の長手方向一端部は図2に示すように補助縦枠
51の上部と下部に接し、その補助縦枠51の上端面5
1aと上枠1との間に隙間があるから第2上横空間Eは
第2縦空間Dと連通し、補助縦枠51の下端面51bと
下枠2との間に隙間があるから第2下横空間Fは第2縦
空間Dと連通している。
【0023】前記補助上枠52の長手方向他端部と補助
下枠53の長手方向他端部は外召合せ框23の外側面2
3aに接し、その外召合せ框23の上端面と上枠1との
間には隙間があるから第2上横空間Eは第1上横空間A
と連通し、外召合せ框23の下端面と下枠2との間には
隙間があるから第2下横空間Fは第1下横空間Bと連通
する。
【0024】なお、前記補助上横気密材hと補助下横気
密材iは図5に示すように面外方向に同一位置となり、
補助縦気密材gの上下部に連続し、前記内召合せ框13
と外召合せ框23は召合せ気密材jで気密してある。
【0025】このようであるから、窓枠5の室外寄りに
は左右縦枠3,4に亘る上横空間と下横空間及び第1縦
空間C、第2縦空間Dが4周連続して形成され、その下
横空間が外部に開口しているから4周連続した空間は等
圧空間となり、窓枠5と内障子6、外障子7との間を気
密を優れたものにできる。
【0026】
【発明の効果】窓枠5の室外寄りに4周連続した等圧空
間を形成したので、内障子6と窓枠5との間及び外障子
7と窓枠5との間の気密が優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す内動片引き窓の外観姿図
である。
【図2】図1の内障子部分の縦断面図である。
【図3】図1の外障子部分の縦断面図である。
【図4】図1の横断面図である。
【図5】気密材の配列を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…上枠、2…下框、3…左縦枠、4…右縦枠、5…窓
枠、6…内障子、7…外障子、10…内上框、11…内
下框、12…内戸先框、13…内召合せ框、20…外上
框、21…外下框、22…内戸先框、23…外召合せ
框、51…補助縦枠、52…補助上枠、53…補助下
枠、A…第1上横空間、B…第1下横空間、C…第1縦
空間、D…第2縦空間、E…第2上横空間、F…第2下
横空間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠1と下枠2と左縦枠3と右縦枠4よ
    り方形状となった窓枠1と、内上框10と内下框11と
    内戸先框12と内召合せ框13を備えた内障子6と、外
    上框20と外下框21と外戸先框22と外召合せ框23
    を備えた外障子7とを有し、 前記窓枠5の室内寄りに内障子6を面内方向に移動自在
    で、かつ内障子6を閉じた時に窓枠5と内障子6との間
    を気密するように装着し、 前記外障子7を窓枠5の室外寄りで右縦枠4側に固定し
    て取付けて上枠1と外上框20との間に第1上横空間
    A、下枠2と外下框21との間に第1下横空間B、外戸
    先框22と右縦枠4との間に第1縦空間Cをそれぞれ形
    成し、 前記上枠1の室外寄りで左縦枠3側に補助上枠52を取
    付けて両者間に前記第1上横空間Aと連通した第2上横
    空間Eを形成し、前記下枠1の室外寄りで左縦枠3側に
    補助下枠53を取付けて両者間に前記第1下横空間Bと
    連通した第2下横空間Fを形成し、前記左縦枠3の室外
    寄りに補助縦枠51を取付けて両者間に前記第2上横空
    間E、第2下横空間Fと連続する第2縦空間Dを形成
    し、 前記各空間のいずれかを外部に開口して窓枠の室外寄り
    に4周連続した等圧空間を形成したことを特徴とする内
    動片引き窓の気密構造。
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