JPH0235996Y2 - - Google Patents

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JPH0235996Y2
JPH0235996Y2 JP3316284U JP3316284U JPH0235996Y2 JP H0235996 Y2 JPH0235996 Y2 JP H0235996Y2 JP 3316284 U JP3316284 U JP 3316284U JP 3316284 U JP3316284 U JP 3316284U JP H0235996 Y2 JPH0235996 Y2 JP H0235996Y2
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JP
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sealing material
shoji
elastic sealing
frame
vertical
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JP3316284U
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建築物の窓用開口部等に取付けられ
るサツシに関する。
この種のサツシとしては、一般に、第8図、第
9図で示すように次の〔〕,〔〕,〔〕で記載
の構成を備えたものが存在する。
〔〕 外枠Bの下枠材1に、障子Cを開閉自在
に移動案内するガイドレール6を連設し、この
ガイドレール6の一端部を適宜長さを亘つて切
欠形成して、室外側に開口する掃除用通路16
を構成する。
〔〕 前記外枠Bの下枠材1と縦枠材2,2と
の突合せ部のうち、前記通路16側に位置する
突合せ部の室内側に、前記障子Cを閉じ作動さ
せたとき、この障子Cの縦框9の室外がわ側面
とこれに相対向する縦枠材2側面とを縦向き弾
性シール材10を介して押圧接当させるための
引寄せ部材11を設ける。
〔〕 前記障子Cの下框12の室内がわ側面に
は、これに相対向する外枠Bの下枠材1に接当
可能な横向き弾性シール材14を、前記引寄せ
部材11に接当又は近接させた状態で設ける。
このようなサツシの障子に用いられる縦框9内
には、下框12をビス20を介して体裁良く固定
連結するための中央仕切り板9bが設けられてい
る。そのため、縦框9と下框12とを接合するに
当つては、第10図で示すように、前記縦框9の
その開口から中央仕切板9bまでに亘つて、前記
下框12に形成される横向き弾性シール材14の
嵌合保持部12aに対する嵌合溝21を切欠形成
するか、或いは、第11図で示すように、前記縦
框9の、その開口部9cから背面板9dまでに亘
つて、前記下框12に形成される横向き弾性シー
ル材14の嵌合保持部12aに対する嵌合溝21
を切欠形成するとともに、前記下框12の前記縦
框9の中央仕切板9bから背面板9dまでの嵌合
代に相当する部分を切欠形成することが考えられ
るが、製作工程数が少ない前者の接合手段が一般
に採られている。
それ故に、前記横向き弾性シール材14も縦框
9の中央仕切板9b以上に延出することができな
いため、この横向き弾性シール材14の端部と引
寄せ部材11ならびに障子Cとの間に、前記掃除
用通路16に上下方向から連通する平面視ほぼ三
角状の空間Sが形成されることは免れず、その結
果、暴風時には、雨水が掃除用通路16及び三角
状空間Sを通して浸入し、これが横向き弾性シー
ル材14の上部から室内に吹き出し易くなる欠点
があつた。
本考案は、製作の容易化を図り乍ら暴風時にお
ける室内への水しぶき発生を良好に防止すること
ができるようにする点に目的を有する。
上記目的を達成するために講じられた本考案に
よるサツシの特徴構成は、前記障子Cの室内がわ
側面とこれに相対向する外枠Bとの間で、かつ、
前記引寄せ部材11と横向き弾性シール材14と
の間に、障子Cの閉動時に横向き弾性シール材1
4に接当する状態で上下方向に適宜長さを有する
補助弾性シール材17を設けた点にある。
上記特徴構成による作用効果は次の通りであ
る。
暴風時の外気圧によつて雨水が掃除用通路1
6、及び三角状空間Sを通して障子Cと外枠Bと
の間に浸入しても、この雨水は上下方向に適宜長
さを有する補助弾性シール材17に沿つて上方に
吹き上げられるのみであり、しかも、ある高さ位
置まで達すると重力により自然落下するから、従
来のように横向き弾性シール材14の上部を通し
て室内に吹き出す可能性は極めて低い。
従つて、上述の如き簡単な補助弾性シール材1
7を設けるだけで良いから、製作の容易化を図り
乍ら暴風時における室内への水しぶき発生を良好
に防止することができるに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第5図で示すアルミニウム製サツシ
を構成するに、躯体Aの開口部に装着可能な外枠
Bを、下枠材1と左右一対の縦枠材2,2ならび
に上枠材3とに分解可能に構成し、そのうち、前
記下枠材1に、引違い開閉式のガラス保持枠(障
子の一例である。)C,Cに内装枢支された転輪
4,4及び網戸Dに内装枢支された転輪5に対す
るガイドレール6,6及び7を連設している。
前記下枠材1は、室内側ほど上方に位置する階
段状のレール取付け面1aを備え、かつ、このレ
ール取付け面1aの上端部に木額縁8への取付け
用立上がり壁1bを連設して構成されている。
前記縦枠材2,2及び上枠材3には、前記ガラ
ス保持枠C,C及び網戸Dの各周辺部に遊嵌可能
な外れ止め用立上がり壁2a……及び3a……を
連設している。
前記縦枠材2,2の立上がり壁2a……のう
ち、室内側ガラス保持枠Cの縦框9の室外がわ側
面及び室外側ガラス保持枠Cの縦框9の室内がわ
側面に夫々対応する立上がり壁2a,2aには、
前記縦框9,9に夫々弾性接当可能な縦向き姿勢
の弾性シール材10,10に対する嵌合保持部2
b,2bを形成するとともに、前記下枠材1と縦
枠材2,2との突合せ部で、室内側ガラス保持枠
Cの縦框9の室内がわ側面及び室外側ガラス保持
枠Cの縦框9の室外がわ側面に夫々相対向する箇
所には、ガラス保持枠C,Cの閉動時における前
記縦框9,9との接当により該縦框9,9を夫々
前記縦向き弾性シール材10,10に圧接させる
ための傾斜カム面11a,11aを備えた引寄せ
部材11,11を設けている。
前記ガラス保持枠C,Cの下框12及び上框1
3に、下枠材1の前記立上がり壁1bとレール取
付け面1aの途中に形成した立上がり壁1c及び
上枠材3の立上がり壁3bに夫々弾性接当又は近
接位置する横向き弾性シール材14,15……に
対する嵌合保持部12a……及び13a……を形
成するとともに、前記室内側ガラス保持枠Cの中
央側縦框9の室外がわ側面には、これに相対向す
る室外側ガラス保持枠Cの中央側縦框9の側面に
近接位置する又は弾性接当する縦向き姿勢の弾性
シール材18に対する嵌合保持部9aを形成して
いる。
また、前記ガイドレール6,6及び7の、前記
室内側引寄せ部材11が存在する側の一端部を適
宜長さに亘つて切欠形成して、室外側に開口する
掃除用通路16を構成している。
而して、前記室内側ガラス保持枠Cの縦框9の
室内がわ側面とこれに相対向する外枠Bの下枠材
1の側面との間で、かつ、前記室内側引寄せ部材
11と横向き弾性シール材14との間に、ガラス
保持枠Cの閉動時に横向き弾性シール材14と接
当する状態で上下方向に適宜長さを有する補助弾
性シール材17を設けるとともに、この補助弾性
シール材17を前記引寄せ部材11と一体成形し
ている。
従つて、前記ガラス保持枠C,Cの下框12,
12と外枠Bの下枠材1との間及び上框13,1
3と上枠材3との間は夫々横向き弾性シール材1
4,15……により空気・水の浸入を防止するこ
とができ、また、前記ガラス保持枠C,Cの縦框
9,9と外枠Bの縦枠材2,2との間及び両ガラ
ス保持枠C,Cの中央側縦框9,9間は夫々縦向
き弾性シール材10……及び18により空気・水
の浸入を防止することができるのである。
しかも、暴風時の外気圧によつて雨水が掃除用
通路16及び横向き弾性シール材14の端部と引
寄せ部材11ならびに室内側ガラス保持枠Cの下
框12との間に形成される平面視ほぼ三角状の空
間Sを通して浸入しても、この浸入水は上下方向
に適宜長さを有する補助弾性シール材17に沿つ
て上方に吹き上げられるのみであり、かつ、ある
高さ位置まで達成すると重力により自然落下する
から、横向き弾性シール材14の上部を通して室
内に雨水が吹き出すことを良好に抑制することが
できるのである。
次に、別実施例について説明する。
(イ) 第6図で示すように、前記補助弾性シール材
17を引寄せ部材11とは別に独立して構成す
る。
(ロ) 第7図で示すように、前記補助弾性シール材
17をガラス保持枠C側に取付ける。
(ハ) 第1図乃至第5図の実施例における補助弾性
シール材17の材質としては塩化ビニルに限ら
ず、押出し成形ができ、かつ、軟硬質の一体成
形が可能であれば、他のプラスチツク材料を使
用して製作しても良い。
(ニ) 障子Cとしてガラス保持枠以外のもの、例え
ば戸板などを使用する。
(ホ) サツシはアルミニウム製に限らず、塩化ビニ
ルなど押し出し成形が可能な材質で製作する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係るサツシの実施
例を示し、第1図は縦断側面図、第2図は横断平
面図、第3図は要部の一部切欠斜視図、第4図、
第5図は夫々要部の横断平面図と縦断正面図であ
る。第6図、第7図は夫々別の実施例を示す横断
平面図である。第8図、第9図は従来構造を示す
要部の斜視図と横断平面図であり、第10図、第
11図は夫々障子の框接合構造を示す斜視図であ
る。 B……外枠、C……ガラス保持枠、1……下枠
材、2……縦枠材、6……ガイドレール、9……
縦框、10,14……弾性シール材、11……引
寄せ部材、12……下框、16……掃除用通路、
17……補助弾性シール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外枠Bの下枠材1に、障子Cを開閉自在に移
    動案内するガイドレール6を連設し、このガイ
    ドレール6の一端部を適宜長さに亘つて切欠形
    成して、室外側に開口する掃除用通路16を構
    成するとともに、前記外枠Bの下枠材1と縦枠
    材2,2との突合せ部のうち、前記通路16側
    に位置する突合せ部の室内側に、前記障子Cを
    閉じ作動させたとき、この障子Cの縦框9の室
    外がわ側面とこれに相対向する縦枠材2の側面
    とを縦向き弾性シール材10を介して押圧接当
    させるための引寄せ部材11を設け、更に、前
    記障子Cの下框12の室内がわ側面には、これ
    に相対向する外枠Bの下枠材1に接当可能な横
    向き弾性シール材14を、前記引寄せ部材11
    に接当又は近接させた状態で設けてあるサツシ
    であつて、前記障子Cの室内がわ側面とこれに
    相対向する外枠Bとの間で、かつ、前記引寄せ
    部材11と横向き弾性シール材14との間に、
    障子Cの閉動時に横向き弾性シール材14に接
    当する状態で上下方向に適宜長さを有する補助
    弾性シール材17を設けてあるサツシ。 前記補助弾性シール材17が外枠B側に取付
    けられたものである実用新案登録請求の範囲第
    項に記載のサツシ。 前記補助弾性シール材17が障子C側に取付
    けられたものである実用新案登録請求の範囲第
    項に記載のサツシ。 前記補助弾性シール材17が引寄せ部材11
    と一体成形されたものである実用新案登録請求
    の範囲第項に記載のサツシ。
JP3316284U 1984-03-08 1984-03-08 サツシ Granted JPS60146188U (ja)

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