JP3138856B2 - 開きドアの気密構造 - Google Patents

開きドアの気密構造

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JP3138856B2
JP3138856B2 JP08165524A JP16552496A JP3138856B2 JP 3138856 B2 JP3138856 B2 JP 3138856B2 JP 08165524 A JP08165524 A JP 08165524A JP 16552496 A JP16552496 A JP 16552496A JP 3138856 B2 JP3138856 B2 JP 3138856B2
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修一 石川
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠にドアを蝶番に
より開閉自在に取付けた開きドアの枠とドアとの間を気
密する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】開きドアの気密構造としては実開昭56
−14189号公報に示すように、枠の室内寄り部に気
密材を装着してドアの室内側面に圧接し、ドアの室外寄
り部に気密材を装着して枠の室外寄り部に圧接するよう
にしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の開きドアにおい
てはドアの開き角度を大きくするために蝶番の回動中心
を枠の室外面よりも室外側に突出している。このため
に、ドアの一部分を切欠いて蝶番の一側片を室外面より
も室外側に突出しているので、その切欠き部と一側片と
の間に隙間が生じ、その隙間のために気密性が低下す
る。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした開きドアの気密構造を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上枠と下枠と
左右の縦枠を方形枠組みした枠と、上框と下框と左右の
縦框を方形枠組みし、内部にパネルを装着したドアを備
え、前記枠の一方の縦枠とドアの一方の縦框とを蝶番で
連結し、前記枠の室外寄り部に装着した室外側気密材を
各框の室外側部に圧接した開きドアの気密構造におい
て、前記一方の縦框の室外側部に、室内寄り外面よりも
面内方向外側に突出し、かつ前記室外側気密材と対向し
た突片を有する突出部を一体的に設け、前記蝶番を一側
片と、取付部と折曲部と連結部とによりクランク形状の
他側片を有するものとし、前記一側片を一方の縦枠に固
着し、他側片の取付部を一方の縦框の室内寄り外面に固
着し、連結部を一方の縦枠と突出部との間から室外側に
突出して蝶番の回動中心を枠の室外面よりも室外側と
し、前記突出部の突片に前記折曲部が嵌合する切欠き部
を形成して突片の端面と折曲部を面一とし、室外側気密
材が突片の端面と折曲部とに均一に圧接するようにした
ことを特徴とする開きドアの気密構造である。
【0006】
【作 用】一方の縦框の突出部に設けた突片の切欠き
部に蝶番の他側片における折曲部が嵌合して突片の端面
と折曲部が面一となっているので、室外側気密材が突片
の端面と折曲部とに均一に圧接する。これによって、蝶
番の回動中心を枠の室外面よりも室外側としてドアの開
き角度を大きくできるし、枠とドアとの間の気密性を優
れたものにできる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、上枠1
と下枠2と左右の縦枠3を方形枠組みして枠4としてあ
る。前記上枠1、下枠2、縦枠3は室内側部材1a,2
a,3aと室外側部材1b,2b,3bを断熱材1c,
2c,3cで連結した断熱形材であり、枠4は断熱枠と
してある。
【0008】上框10と下框11と左右の縦框12を方
形框組みして框組体13とし、その内部にパネル、例え
ばガラス14を装着してドア15としてある。前記上框
10、下框11、縦框12は室内側部材10a、11
a,12aと室外側部材10b,11b,12bを断熱
材10c,11c,12cで連結した断熱形材であり、
ドア15は断熱ドアとしてある。
【0009】前記上枠1の室内側部材1a、下枠2の室
内側部材2a、縦枠3の室内側部材3aには室内側気密
材20が室外側に向けて四周連続して装着してある。こ
の室内側気密材20が各框の室内側部材10a,11
a,12aに圧接するようにしてある。
【0010】前記縦枠3の室外側部材3bの内面には内
向片21が一体的に設けてある。この各内向片21と上
枠1の室外側部材1b、下枠2の室外側部材2bには室
外側気密材22が室外側に向けて装着してある。この室
外側気密材22が各框の室外側部材10b,11b,1
2bにおける室内側部材10a,11a,12aよりも
面内方向外側に突出した部分に圧接するようにしてあ
る。
【0011】具体的には、各框の室外側部には室内寄り
外面16よりも面内方向外側に突出した突出部17を有
し、この突出部17の突出端に突片18が室内側に向け
て一体的に設けてある。この各突片18が室外側気密材
22と圧接するようにしてある。
【0012】蝶番30は一側片31と他側片32を回動
自在に連結してある。その一側片31は直線状で、他側
片32は取付部33と折曲部34と連結部35とでほぼ
クランク形状としてある。
【0013】蝶番30の一側片31が一方の縦枠3の室
外寄り部に固着され、他側片32の取付部33が一方の
縦框12の室内寄り外面16に固着され、折曲部34が
図3に示すように突片18の切欠き部19に嵌合し、連
結部35が縦枠3と突出部17との隙間より室外側に突
出している。これによって蝶番30の回動中心30aは
枠の室外面よりも室外側に突出している。
【0014】前記突片18の切欠き部19の深さは折曲
部34の厚さと同一で、突片18の端面18aと折曲部
34が面一となっている。
【0015】このようであるから、室外側気密材22は
突片18の端面18aと折曲部34とに均一に圧接する
ので、その部分の気密性が低下することがない。
【0016】以上の実施例では断熱枠と断熱ドアを用い
たが通常の枠と通常のドアを用いても良い。
【0017】
【発明の効果】一方の縦框の突出部に設けた突片の切欠
き部に蝶番の他側片における折曲部が嵌合して突片の端
面と折曲部が面一となっているので、室外側気密材が突
片の端面と折曲部とに均一に圧接する。これによって、
蝶番の回動中心を枠の室外面よりも室外側としてドアの
開き角度を大きくできるし、枠とドアとの間の気密性を
優れたものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す開きドアの縦断面図
である。
【図2】本発明の実施の形態を示す開きドアの横断面図
である。
【図3】縦框の蝶番取付部の斜視図である。
【符号の説明】 1…上枠、2…下枠、3…縦枠、4…枠、10…上框、
11…下框、12…縦框、15…ドア、17…突出部、
18…突片、19…切欠き部、20…室内側気密材、2
2…室外側気密材、30…蝶番、31…一側片、32…
他側片、33…取付部、34…折曲部、35…連結部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠と下枠と左右の縦枠を方形枠組みし
    た枠と、上框と下框と左右の縦框を方形枠組みし、内部
    にパネルを装着したドアを備え、前記枠の一方の縦枠と
    ドアの一方の縦框とを蝶番で連結し、 前記枠の室外寄り部に装着した室外側気密材を各框の室
    外側部に圧接した開きドアの気密構造において、 前記一方の縦框の室外側部に、室内寄り外面よりも面内
    方向外側に突出し、かつ前記室外側気密材と対向した突
    片を有する突出部を一体的に設け、 前記蝶番を一側片と、取付部と折曲部と連結部とにより
    クランク形状の他側片を有するとしたものとし、 前記一側片を一方の縦枠に固着し、他側片の取付部を一
    方の縦框の室内寄り外面に固着し、連結部を一方の縦枠
    と突出部との間から室外側に突出して蝶番の回動中心を
    枠の室外面よりも室外側とし、 前記突出部の突片に前記折曲部が嵌合する切欠き部を形
    成して突片の端面と折曲部を面一とし、室外側気密材が
    突片の端面と折曲部とに均一に圧接するようにしたこと
    を特徴とする開きドアの気密構造。
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KR101375574B1 (ko) * 2011-05-03 2014-03-17 최원겸 문틀의 전방에 장착되는 목재문

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