JPS6222610Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6222610Y2 JPS6222610Y2 JP2606281U JP2606281U JPS6222610Y2 JP S6222610 Y2 JPS6222610 Y2 JP S6222610Y2 JP 2606281 U JP2606281 U JP 2606281U JP 2606281 U JP2606281 U JP 2606281U JP S6222610 Y2 JPS6222610 Y2 JP S6222610Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- lever
- axis
- piece
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、第１図Ａに示すように窓の一端に
設けた軸を中心として開閉する開き窓、同図Ｂに
示すように窓枠に沿つて摺動する軸を中心として
開閉する滑り出し窓、或は同図Ｃに示すように窓
の中央の軸（水平または垂直）を中心として開閉
する回転窓のように、軸を中心として開閉する窓
の錠の改良に関する。
設けた軸を中心として開閉する開き窓、同図Ｂに
示すように窓枠に沿つて摺動する軸を中心として
開閉する滑り出し窓、或は同図Ｃに示すように窓
の中央の軸（水平または垂直）を中心として開閉
する回転窓のように、軸を中心として開閉する窓
の錠の改良に関する。
従来、このような軸を中心として開閉する窓の
錠としては、第２図に示すような構造のものがあ
つた。即ち、窓の枢軸と反対側の框１に固定した
ブラケツト２に軸３を中心として回動するレバー
４を装着し、該框１と対向する窓枠５には当接片
６を固定している。レバー４の端部には傾斜面７
ａを有する緊締片７が形成されており、窓の閉鎖
時にはレバー４を回動させて該緊締片７の傾斜面
７ａを当接片６に当接させる。これにより、框１
の下端が窓枠５の室外側面に設けたパツキング１
５に当接し、室内外の気密が保たれる。窓の開放
時には、軸部分の摩擦力、或は窓の框と窓枠との
間に設けた腕体に支持されて開放状態が保持され
る。ところが、このように構成される従来の錠を
取付けた軸を中心として開閉する窓に於いては、
窓を開放状態に保持するための力が弱いため、開
放時に強風が吹いたり、地震が発生したような場
合、窓が勢い良く閉まり、ガラスが割れたりする
事故が生じ易い。また、少しでも開いていると、
屋外から簡単に全開することができるため、防犯
上も好ましくない。
錠としては、第２図に示すような構造のものがあ
つた。即ち、窓の枢軸と反対側の框１に固定した
ブラケツト２に軸３を中心として回動するレバー
４を装着し、該框１と対向する窓枠５には当接片
６を固定している。レバー４の端部には傾斜面７
ａを有する緊締片７が形成されており、窓の閉鎖
時にはレバー４を回動させて該緊締片７の傾斜面
７ａを当接片６に当接させる。これにより、框１
の下端が窓枠５の室外側面に設けたパツキング１
５に当接し、室内外の気密が保たれる。窓の開放
時には、軸部分の摩擦力、或は窓の框と窓枠との
間に設けた腕体に支持されて開放状態が保持され
る。ところが、このように構成される従来の錠を
取付けた軸を中心として開閉する窓に於いては、
窓を開放状態に保持するための力が弱いため、開
放時に強風が吹いたり、地震が発生したような場
合、窓が勢い良く閉まり、ガラスが割れたりする
事故が生じ易い。また、少しでも開いていると、
屋外から簡単に全開することができるため、防犯
上も好ましくない。
本考案の軸を中心として開閉する窓の錠は、上
述のような欠点を解消したものである。
述のような欠点を解消したものである。
以下、実施例を示す図面により本考案を説明す
る。
る。
第３図は本考案の実施例を示している。窓の框
１の室内側側面には長孔８が穿設されており、該
長孔８内にＬ字形のブラケツト２の一辺が挿入さ
れねじ９で該框１に固定されている。ブラケツト
２の室内側側面に固設した基部１０に植立した軸
３を中心に回動するレバー４には、互いにほぼ平
行な３個の緊締片１１，１２，１３が少しく間隔
をあけて形成されており、各緊締片の室外側側面
にはそれぞれ傾斜面１１ａ，１２ａ，１３ａが形
成されている。一方、上記框１と対向する窓枠５
の内周面には、Ｌ字形の当接片６がねじ１４によ
り固定されている。
１の室内側側面には長孔８が穿設されており、該
長孔８内にＬ字形のブラケツト２の一辺が挿入さ
れねじ９で該框１に固定されている。ブラケツト
２の室内側側面に固設した基部１０に植立した軸
３を中心に回動するレバー４には、互いにほぼ平
行な３個の緊締片１１，１２，１３が少しく間隔
をあけて形成されており、各緊締片の室外側側面
にはそれぞれ傾斜面１１ａ，１２ａ，１３ａが形
成されている。一方、上記框１と対向する窓枠５
の内周面には、Ｌ字形の当接片６がねじ１４によ
り固定されている。
次に、上述のように構成される本考案の軸を中
心として開閉する窓の錠の作用について説明す
る。
心として開閉する窓の錠の作用について説明す
る。
まず、窓を完全に閉鎖する場合は、最も室外寄
りの緊締片１１の傾斜面１１ａを当接片６の室内
側側面に当接させつつレバー４を回動させる。こ
れにより、框１の側面が窓枠５に装着したパツキ
ング１５に圧着され、窓が完全に閉じられる。
りの緊締片１１の傾斜面１１ａを当接片６の室内
側側面に当接させつつレバー４を回動させる。こ
れにより、框１の側面が窓枠５に装着したパツキ
ング１５に圧着され、窓が完全に閉じられる。
次に、窓を僅かに開いた状態で固定するには、
室外寄りの緊締片１１と中央の緊締片１２との間
で当接片６を挾むようにしてレバー４を回動させ
る。両緊締片１１，１２の間隔は、緊締片１２の
傾斜面１２ａのため、レバー４の回動に伴つて狭
くなり、遂には当接片６の厚さより狭くなるた
め、該レバー４を回動させれば当接片６は両緊締
片１１，１２の間で強く保持され、窓は僅かに開
いた状態で固定される。この状態では風や地震で
窓が急に閉じることはなく、又室外から窓を開け
ることはできない。窓の開度をもう少し大きくす
るには、上述と同様の動作で、当接片６を中央の
緊締片１２と室内寄りの緊締片１３との間で挾持
すればよい。
室外寄りの緊締片１１と中央の緊締片１２との間
で当接片６を挾むようにしてレバー４を回動させ
る。両緊締片１１，１２の間隔は、緊締片１２の
傾斜面１２ａのため、レバー４の回動に伴つて狭
くなり、遂には当接片６の厚さより狭くなるた
め、該レバー４を回動させれば当接片６は両緊締
片１１，１２の間で強く保持され、窓は僅かに開
いた状態で固定される。この状態では風や地震で
窓が急に閉じることはなく、又室外から窓を開け
ることはできない。窓の開度をもう少し大きくす
るには、上述と同様の動作で、当接片６を中央の
緊締片１２と室内寄りの緊締片１３との間で挾持
すればよい。
更に窓の開度を広くしたい場合は、緊締片の数
を図示の実施例の場合よりも多くすれば良い。
を図示の実施例の場合よりも多くすれば良い。
本考案の軸を中心として開閉する窓の錠は以上
に述べた通り構成され作用するので、窓を開いた
状態に於いて完全に保持することができ、窓の破
損防止上、或は防犯上の効果が大きい。
に述べた通り構成され作用するので、窓を開いた
状態に於いて完全に保持することができ、窓の破
損防止上、或は防犯上の効果が大きい。
第１図Ａ〜Ｃは軸を中心として開閉する窓の３
例を示すそれぞれ略側面図、第２図は従来の錠を
例示する第１図ＡのＸ部拡大断面図、第３図は本
考案の実施例を示す第２図同様の断面図である。 １：框、２：ブラケツト、３：軸、４：レバ
ー、５：窓枠、６：当接片、７：緊締片、７ａ：
傾斜面、８：長孔、９：ねじ、１０：基部、１
１，１２，１３：緊締片、１１ａ，１２ａ，１３
ａ：傾斜面、１４：ねじ、１５：パツキング。
例を示すそれぞれ略側面図、第２図は従来の錠を
例示する第１図ＡのＸ部拡大断面図、第３図は本
考案の実施例を示す第２図同様の断面図である。 １：框、２：ブラケツト、３：軸、４：レバ
ー、５：窓枠、６：当接片、７：緊締片、７ａ：
傾斜面、８：長孔、９：ねじ、１０：基部、１
１，１２，１３：緊締片、１１ａ，１２ａ，１３
ａ：傾斜面、１４：ねじ、１５：パツキング。
Claims (1)
- 軸を中心として開閉する窓の軸と平行な框と窓
枠との間に装着される錠であつて、軸と平行な框
に固定した基部１０に植立した軸３を中心として
回動するレバー４に、側面に傾斜面１１ａ，１２
ａ，１３ａを有する複数の緊締片１１，１２，１
３を形成し、該レバー４に対向する窓枠５には、
レバー４の回動時に上記緊締片のいずれかの傾斜
面と当接し、該傾斜面とこれに対向する緊締片と
の最小間隔よりも厚い当接片６を固定して成る軸
を中心として開閉する窓の錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2606281U JPS6222610Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2606281U JPS6222610Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57139559U JPS57139559U (ja) | 1982-09-01 |
| JPS6222610Y2 true JPS6222610Y2 (ja) | 1987-06-09 |
Family
ID=29823765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2606281U Expired JPS6222610Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6222610Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-27 JP JP2606281U patent/JPS6222610Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57139559U (ja) | 1982-09-01 |
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