JPH1162422A - ガラスルーバー窓 - Google Patents

ガラスルーバー窓

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Publication number
JPH1162422A
JPH1162422A JP22171297A JP22171297A JPH1162422A JP H1162422 A JPH1162422 A JP H1162422A JP 22171297 A JP22171297 A JP 22171297A JP 22171297 A JP22171297 A JP 22171297A JP H1162422 A JPH1162422 A JP H1162422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
cap
airtight material
blade
louver blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP22171297A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Nakano
茂 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tostem Corp filed Critical Tostem Corp
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Publication of JPH1162422A publication Critical patent/JPH1162422A/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】上下に隣接するキャップ間の気密性を向上させ
ることができる構造のガラスルーバー窓を提供する。 【解決手段】ルーバー窓の左右の縦枠または上下の横枠
側に、複数個のクリップを上下または左右に配列する。
各クリップをルーバー羽根開閉用の連動バーに連係させ
る。各クリップにルーバー羽根のキャップ9を一体また
は別体に設ける。ルーバー羽根8の隣接するルーバー羽
根8と対向する端部に気密材24を固着する。キャップ
9に設けた係止部9aを、気密材24のルーバー羽根8
に設けた被係止部24bに係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば居室、浴室
等のように、必要に応じて換気を要する建物の開口部に
設けられるガラスルーバー窓に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスルーバー窓において、ルーバー羽
根全体が閉塞時に平面をなす構造を採用すれば、ルーバ
ー羽根の端部の板面どうしを気密材を介して当接させる
場合、すなわちルーバー羽根の端部がジグザグになる構
造に比較して、縦枠とクリップとの間に気密性が得易い
という利点がある。
【0003】このようなルーバー羽根の重ね合わせ構造
を採用する場合、上下に隣接する部分に、図7(A)に
示すような断面構造のゴム等の弾性材でなる気密材51
が、それぞれルーバー羽根50に接着して取付けられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、気密材
51をルーバー羽根50の端部に取付ける構造におい
て、図7(A)、(B)に示すように、ルーバー羽根5
0の両端はクリップ(図示せず)に取付けられるキャッ
プ52の支持部52aにより支持されるために気密材5
1が圧縮され、キャップ52、52間とその近傍部に隙
間Gを生じ、気密性を損なうという問題点がある。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑み、上下に隣
接するキャップ間の気密性を向上させることができる構
造のガラスルーバー窓を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ルーバー窓の左右の縦枠または上下の横枠
側に、複数個のクリップを上下または左右に配列し、各
クリップをルーバー羽根開閉用の連動バーに連係させ、
各クリップにルーバー羽根のキャップを一体または別体
に設け、ルーバー羽根の隣接するルーバー羽根と対向す
る端部に気密材を固着し、キャップに設けた係止部を、
前記気密材に設けた被係止部に係止させたことを特徴と
する(請求項1)。
【0007】また、本発明は、ルーバー窓の左右の縦枠
または上下の横枠側に、複数個のクリップを上下または
左右に配列し、各クリップをルーバー羽根開閉用の連動
バーに連係させ、各クリップにルーバー羽根のキャップ
を一体または別体に設け、ルーバー羽根の隣接するルー
バー羽根と対向する端部に該端部の一部を除いて気密材
を固着し、キャップに設けた係止部を、ルーバー羽根の
前記端部で気密材が取付けられていない部分に係止させ
たことを特徴とする(請求項2)。
【0008】
【作用】本発明においては、キャップに設けた係止部
が、気密材の隣接するパネルに当接させる部分を係止し
ないため、気密材の隣接パネルへの当接部が突出し、隣
接パネルに当接するため、隣接するキャップ間の気密性
が確保される。
【0009】
【実施例】図1(A)は本発明によるルーバー窓の一実
施例を閉塞状態で示す縦断面図、図1(B)はその開閉
用リンクの構成図、図2は本実施例のルーバー窓の横断
面図、図3(A)、(B)は本実施例におけるそれぞれ
クリップにキャップを組み込んだ状態を示す図とキャッ
プにルーバー羽根を組み込んだ状態を示す図、図4はル
ーバー羽根の上下の組み合わせ状態を示す断面図であ
る。
【0010】図1(A)および図2において、1は建物
の壁等に設けられた開口部に固定される枠であり、該枠
1はアルミニウム合金製あるいは合成樹脂製押出形材で
なる上枠2と下枠3と縦枠4とを方形に組んでタッピン
グねじ等の固定具で結合することにより構成される。本
例の枠2〜4は、それぞれ室内側部材2a〜4aと室外
側部材2b〜4bとの間に断熱材5を設けることによ
り、断熱形材として構成されたものであるが、本発明
は、断熱材5を有しない一般の形材でなるものにも適用
される。
【0011】図2に示すように、左右の縦枠4には可動
ルーバーの取付け枠6がねじ等の固定具7により固定さ
れる。各取付け枠6にはルーバー羽根8a1〜8a3、
8b1〜8b3(以下これらをそれぞれ8a、8bと記
す場合がある)をキャップ9を介して保持する複数個の
クリップ10が、枢着軸11および後述の連動バー12
および第1〜第3のリンク15〜17により連動するよ
うに、縦に配列して取付けられる。本発明は、ルーバー
羽根の取付け段にそれぞれ一枚ずつルーバー羽根が取付
けられる場合にも適用できるが、本例においては、各取
付け段に室内側ルーバー羽根8aと室外側ルーバー羽根
8bとからなる2枚のルーバー羽根を保持する例につい
て示す。
【0012】図3(A)、(B)に示すように、1つの
クリップ10に2個のキャップ9を係止爪を孔や係止片
に係止させて嵌着あるいは接着、固定具による固定等に
より取付け、キャップ9に同幅のルーバー羽根8a、8
bの端部をそれぞれキャップ9に嵌着して取付ける。
【0013】図1(A)、図2において、連動バー12
は、クリップ10を連動させてルーバー羽根8a、8b
を開閉するためのものであり、左右にそれぞれ1本ず
つ、前記取付け枠6のガイド部6aに沿って上下動自在
に取付けられる。13は該連動バー12を上下させるハ
ンドルであり、該ハンドル13の回動は、変換機構14
を介して連動バー12の上下動に変換される。
【0014】連動バー12の上下動をクリップ10の動
きに変換するための第1のリンク15は、図1(A)、
(B)に示すように、その一端を前記連動バー12に連
結軸16により連結し、他端を、第3のクリップ17の
下端に連結軸18により連結する。また、第3のリンク
17の上端はクリップ10の中央上部に連結軸19によ
り連結する。第2のリンク16は、前記枢着軸11によ
り取付け枠6に一端を連結し、他端をクリップ10の上
部の室内側に連結軸20により連結する。また、第1の
リンク15の中間部と第2のリンク16の中間部を連結
軸22により連結する。
【0015】図3(B)、図4に示すように、前記各ル
ーバー羽根8a、8bの上端部には、室内側に寄った位
置に、ゴム等の弾性材からなるひれ状の気密材23を接
着等により固着し、各ルーバー羽根8a、8bの下端に
は、中空状に形成することにより変形を容易にしたゴム
等の弾性材からなる気密材24を接着等により固着す
る。
【0016】これらの気密材23、24は、ルーバー羽
根8a、8bと共押しによって一体成形することによ
り、効率良く製造することを可能とし、もって気密材を
含めたルーバー羽根価格を低減すると共に、ルーバー羽
根8a、8bの端部の保護機能や人の負傷防止機能も気
密材23、24に兼ね持たせるものである。
【0017】図1(A)、図2に示すように、各枠2〜
4の室内側部材2a、3a、4aには、補助枠2c、3
c、4cが取付けられ、これらの補助枠2c、3c、4
cに、4周にわたり連続する気密材26が取付けられ、
該気密材26にルーバー羽根8aの板面あるいは最上部
のルーバー羽根8a1の気密材23を当接させる。
【0018】また、図2に示すように、前記取付け枠6
には、クリップ10の室外側部分に側方に突出させたフ
ィン10aを当接させる気密材27を取付けている。ま
た、図1に示すように、上枠2、下枠3の室外側部材2
b、2bには、最上端の室外側ルーバー羽根8b1の上
端部、最下端のルーバー羽根8b2の下端部をそれぞれ
当接させる気密材28、29が取付けられる。なお、本
実施例においては、ルーバー羽根の開閉時に、最上部の
室内側ルーバー羽根8a1の気密材23が、室外側の最
上部のルーバー羽根8b1を当接させる気密材28の取
付け部3dに摺接して破損することを防止するため、前
記ルーバー羽根8b1を他のルーバー羽根より上下幅を
大きくしている。
【0019】図5(A)に示すように、本実施例におい
ては、各ルーバー羽根8a、8b(以下これらの符号を
8で代表させる)の対向する一方の端部である下端に設
ける気密材24は、接着剤30によりルーバー羽根8に
固着し、そのルーバー羽根8への取付け部24aにおけ
る室外側の面に、段状の被係止部24bを形成し、キャ
ップ9に形成した係止部9aを該被係止部24bに係止
させて支持することにより、隣接するルーバー羽根への
当接部24cを支持しない構造とする。また、クリップ
10はルーバー羽根8の下端部を覆わない構造とする。
【0020】このようなルーバー羽根8の支持構造とす
れば、図5(B)に示すように、キャップ9により気密
材24の隣接するルーバー羽根への当接部24cが圧縮
されることがなく、キャップ9、9間においても、気密
材24でルーバー羽根間を閉塞することができ、気密材
が向上する。
【0021】図6は本発明の他の実施例であり、本実施
例は、ルーバー羽根8の下端部の室外側の一部を、キャ
ップ9に形成した係止部9aにより係止し、ルーバー羽
根8の下端部の室内側の面に気密材24を設けたもので
ある。本実施例においても、前記実施例と同様に、気密
材24の隣接ルーバー羽根への当接部24cを圧縮せ
ず、前記実施例と同様の効果を奏することができる。
【0022】本発明の気密材の支持構造は、ルーバー羽
根8の下端のみでなく、上端部についても適用できる。
【0023】また、上記実施例においては、ルーバー羽
根8が横向きに取付けられる例について説明したが、ル
ーバー羽根8が縦向きに取付けられる場合にも本発明を
適用できる。また、本発明を実施する場合、実施例で示
したように、隣接するルーバー羽根の双方の対向面に気
密材を設けるのではなく、対向面の一方にのみ気密材を
設ける構成としてもよい。
【0024】また、本発明は、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、枠2〜4、取付け枠6、取付け枠6に
対するクリップ10の取付け構造、ルーバー羽根8やク
リップ10の構造、気密材23〜29等の構造や取付け
位置等について種々の変更、付加が可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1によれば、キャップに設けた係
止部を、前記気密材のルーバー羽根に設けた被係止部に
係止させたので、気密材の隣接パネルへの当接部がキャ
ップにより圧縮されることなく、隣接ルーバー羽根の端
部に当接させることができるため、隣接するキャップ間
の気密性が確保される。したがって、従来のルーバー窓
に比較し、気密性を向上させることができる。
【0026】請求項2によれば、キャップに設けた係止
部を、ルーバー羽根の端部で気密材が取付けられていな
い部分に係止させたので、気密材の隣接パネルへの当接
部がキャップにより圧縮されることなく、隣接ルーバー
羽根の端部に当接させることができるため、隣接するキ
ャップ間の気密性が確保される。したがって、従来のル
ーバー窓に比較し、気密性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明によるルーバー窓の一実施例を
閉塞状態で示す縦断面図、(B)はその開閉用リンクの
構成図である。
【図2】本実施例のルーバー窓の横断面図である。
【図3】(A)、(B)は本実施例におけるそれぞれク
リップにキャップを組み込んだ状態を示す図とキャップ
にルーバー羽根を組み込んだ状態を示す図である。
【図4】本実施例において、ルーバー羽根の上下の組み
合わせ状態を示す断面図である。
【図5】(A)は本実施例のルーバー羽根の下端部のキ
ャップによる支持構造を示す断面図、(B)は上下のル
ーバー羽根を閉塞状態において室外側から見た図であ
る。
【図6】本発明において、ルーバー羽根の下端部のキャ
ップによる支持構造の他の例を示す断面図である。
【図7】(A)は従来のルーバー羽根の下端部のキャッ
プによる支持構造を示す断面図、(B)はこの従来構造
による場合に上下のルーバー羽根を閉塞状態において室
外側から見た図である。
【符号の説明】
1:枠、2:上枠、3:縦枠、4:下枠、5:断熱材、
6:ルーバー羽根の取付け枠、8a:室内側ルーバー羽
根、8b:室外側ルーバー羽根、9:キャップ、9a:
係止部、10:クリップ、11:枢着軸、12:連動バ
ー、13:ハンドル、14:変換機構、15〜17:リ
ンク、18〜22:連結軸、23〜29:気密材、24
a:取付け部、24b:被係止部、24c:当接部、3
0:接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーバー窓の左右の縦枠または上下の横枠
    側に、複数個のクリップを上下または左右に配列し、各
    クリップをルーバー羽根開閉用の連動バーに連係させ、 各クリップにルーバー羽根のキャップを一体または別体
    に設け、 ルーバー羽根の隣接するルーバー羽根と対向する端部に
    気密材を固着し、 キャップに設けた係止部を、前記気密材に設けた被係止
    部に係止させたことを特徴とするガラスルーバー窓。
  2. 【請求項2】ルーバー窓の左右の縦枠または上下の横枠
    側に、複数個のクリップを上下または左右に配列し、各
    クリップをルーバー羽根開閉用の連動バーに連係させ、 各クリップにルーバー羽根のキャップを一体または別体
    に設け、 ルーバー羽根の隣接するルーバー羽根と対向する端部に
    該端部の一部を除いて気密材を固着し、 キャップに設けた係止部を、ルーバー羽根の前記端部で
    気密材が取付けられていない部分に係止させたことを特
    徴とするガラスルーバー窓。
JP22171297A 1997-08-18 1997-08-18 ガラスルーバー窓 Pending JPH1162422A (ja)

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JP22171297A JPH1162422A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 ガラスルーバー窓

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JP22171297A JPH1162422A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 ガラスルーバー窓

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JPH1162422A true JPH1162422A (ja) 1999-03-05

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ID=16771095

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JP22171297A Pending JPH1162422A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 ガラスルーバー窓

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012097469A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Lixil Corp ルーバー窓
US10774579B2 (en) 2016-04-11 2020-09-15 Jeld-Wen, Inc. Twin louver window assembly for efficient thermal control
CN111894427A (zh) * 2020-08-14 2020-11-06 安徽信息工程学院 一种防雨透气窗

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