JPH1162421A - ガラスルーバー窓 - Google Patents

ガラスルーバー窓

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Publication number
JPH1162421A
JPH1162421A JP22284097A JP22284097A JPH1162421A JP H1162421 A JPH1162421 A JP H1162421A JP 22284097 A JP22284097 A JP 22284097A JP 22284097 A JP22284097 A JP 22284097A JP H1162421 A JPH1162421 A JP H1162421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
interlocking bar
closing
interlocking
driven
Prior art date
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Pending
Application number
JP22284097A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Nakano
茂 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tostem Corp filed Critical Tostem Corp
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Publication of JPH1162421A publication Critical patent/JPH1162421A/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一方の連動バーを駆動側、他方の連動バーを従
動側としたガラスルーバー窓において、ルーバー羽根を
閉めた状態において、ルーバー羽根の従動側も緊密に閉
めた状態に維持できる構成のガラスルーバー窓を提供す
る。 【解決手段】ルーバー窓の左右の縦枠4側または上下の
横枠側に、それぞれ、ルーバー羽根開閉用の連動バー1
2Bを移動自在に取付ける。連動バーの中の一方の連動
バーを主操作手段により動かされる駆動側、他方を従動
側とする。駆動側連動バーの動きが、ルーバー羽根8
a、8bを介して従動側連動バー12Bに伝達される。
従動側連動バー12Bを装着した縦枠4または横枠に、
従動側連動バー12Bを閉じ方向に動かしてルーバー羽
根8a、8bの従動側を閉じる補助操作手段30を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば居室、浴室
等のように、必要に応じて換気を要する建物の開口部に
設けられるガラスルーバー窓に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスルーバー窓においては、一般的
に、ルーバー窓の左右の縦枠または上下の横枠側に、ル
ーバー羽根開閉用の連動バーを上下または左右に移動自
在に取付け、これらの上下または左右の連動バーの内、
一方の連動バーを駆動側、他方を従動側とし、ガラスル
ーバー窓の室内側に設けたハンドルやレバー等の操作手
段の動きを変換機構により駆動側連動バーの上下または
左右の動きに変え、該駆動側連動バーの動きが、ルーバ
ー羽根を介して従動側連動バーに伝達され、従動側連動
バーも上下動するように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、駆動側
連動バーの動きをルーバー羽根を介して他方の従動側連
動バーに伝達させてルーバー羽根を連動して開閉させる
構成の場合、ルーバー羽根を閉めた状態において、駆動
側のルーバー羽根は隣接するルーバー羽根どうしが緊密
に閉塞された状態に維持されていても、連動バーに連係
されるクリップや、クリップと一体または別体に設けら
れるキャップとルーバー羽根との間の緩衝材等によるガ
タにより、ルーバー羽根の従動側が完全に閉まらないと
いう問題点がある。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑み、一方の連
動バーを駆動側、他方の連動バーを従動側としたガラス
ルーバー窓において、ルーバー羽根を閉めた状態におい
て、ルーバー羽根の従動側も緊密に閉めた状態に維持で
きる構成のガラスルーバー窓を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ルーバー窓の左右の縦枠側または上下の横
枠側に、それぞれ、ルーバー羽根開閉用の連動バーを移
動自在に取付け、前記連動バーの中の一方の連動バーを
主操作手段により動かされる駆動側、他方を従動側と
し、かつ該駆動側連動バーの動きが、ルーバー羽根を介
して従動側連動バーに伝達される構成とし、従動側連動
バーを装着した縦枠または横枠に、該従動側連動バーを
閉じ方向に動かしてルーバー羽根の従動側を閉じる補助
操作手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明においては、駆動側連動バーを最終の閉
め位置まで動かした後、従動側連動バー側の補助操作手
段を操作して該従動側連動バーを閉め方向に動かすこと
により、ルーバー羽根の従動側を完全に閉め込む。
【0007】
【実施例】図1(A)は本発明によるルーバー窓の一実
施例を閉塞状態で示す縦断面図、図1(B)はそのルー
バー羽根開閉用リンクの構成図、図2は本実施例のルー
バー窓の横断面図、図3(A)、(B)はそれぞれクリ
ップにキャップを組み込んだ状態を示す図とキャップに
ルーバー羽根を組み込んだ状態を示す図、図4は図2の
部分拡大図、図5は本実施例の従動側の縦断面図、図6
(A)〜(D)は補助操作手段である閉め金具を示す図
である。
【0008】図1(A)および図2において、1は建物
の壁等に設けられた開口部に固定される枠であり、該枠
1はアルミニウム合金製あるいは合成樹脂製押出形材で
なる上枠2と下枠3と縦枠4とを方形に組んでタッピン
グねじ等の固定具で結合することにより構成される。本
例の枠2〜4は、それぞれ室内側部材2a〜4aと室外
側部材2b〜4bとの間に断熱材5を設けることによ
り、断熱形材として構成されたものであるが、本発明
は、断熱材5を有しない一般の形材でなるものにも適用
される。
【0009】図2に示すように、左右の縦枠4には可動
ルーバーの取付け枠6がねじ等の固定具7により固定さ
れる。各取付け枠6にはルーバー羽根8a1〜8a3、
8b1〜8b3(以下これらをそれぞれ8a、8bと記
す場合がある)をキャップ9を介して保持する複数個の
クリップ10が、枢着軸11および後述の駆動側連動バ
ー12A、従動側連動バー12Bおよび第1〜第3のリ
ンク15〜17により連動するように、縦に配列して取
付けられる。本発明は、ルーバー羽根の取付け段にそれ
ぞれ一枚ずつルーバー羽根が取付けられる場合にも適用
できるが、本例においては、各取付け段に室内側ルーバ
ー羽根8aと室外側ルーバー羽根8bとからなる2枚の
ルーバー羽根を保持する例について示す。
【0010】図3(A)、(B)に示すように、1つの
クリップ10に2個のキャップ9を係止爪を孔や係止片
に係止させて嵌着あるいは接着、固定具による固定等に
より取付け、キャップ9に同幅のルーバー羽根8a、8
bの端部をそれぞれキャップ9に嵌着して取付ける。
【0011】図1(A)、図2において、連動バー12
A、12Bは、クリップ10を連動させてルーバー羽根
8a、8bを開閉するためのものであり、左右にそれぞ
れ1本ずつ、前記取付け枠6のガイド部6aに沿って上
下動自在に取付けられる。13は駆動側連動バー12A
を上下させる主操作手段として設けたハンドルであり、
該ハンドル13の回動は、変換機構14を介して連動バ
ー12Aの上下動に変換される。
【0012】図1(A)、(B)に示すように、駆動側
連動バー12Aの上下動をクリップ10の動きに変換す
るための第1のリンク15は、その一端を前記連動バー
12に連結軸16により連結し、他端を、第3のクリッ
プ17の下端に連結軸18により連結する。また、第3
のリンク17の上端はクリップ10の中央上部に連結軸
19により連結する。第2のリンク16は、前記枢着軸
11により取付け枠6に一端を連結し、他端をクリップ
10の上部の室内側に連結軸20により連結する。ま
た、第1のリンク15の中間部と第2のリンク16の中
間部を連結軸22により連結する。
【0013】図5に示すように、従動側連動バー12B
においても、同様の構成でクリップ10と従動側連動バ
ー12Bがリンク15〜17を介して連結されるが、従
動側においては、ルーバー羽根8a、8bの動きがキャ
ップ9、クリップ10、リンク15〜17を介して従動
側連動バー12Bに伝達され、ルーバー羽根8a、8b
の従動側も揃えさせる。
【0014】図3(B)に示すように、前記各ルーバー
羽根8a、8bの上端面には、室内側に寄った位置に、
ゴム等の弾性材からなるひれ状の気密材23を接着等に
より固着し、各ルーバー羽根8a、8bの下端には、中
空状に形成することにより変形を容易にしたゴム等の弾
性材からなる気密材24を接着等により固着する。
【0015】これらの気密材23、24は、ルーバー羽
根8a、8bと共押しによって一体成形することによ
り、効率良く製造することを可能とし、もって気密材を
含めたルーバー羽根価格を低減すると共に、ルーバー羽
根8a、8bの端面の保護機能や人の負傷防止機能も気
密材23、24に兼ね持たせるものである。なお、本実
施例のルーバー羽根下部の気密材24は、取付け部24
aに設けた被係止部24bをキャップ9に設けた係止部
9aに係止させてルーバー羽根8a、8bをキャップ9
に支持させている。24cは隣接するルーバー羽根との
当接部である。
【0016】図1(A)、図2に示すように、各枠2〜
4の室内側部材2a、3a、4aには、補助枠2c、3
c、4cが取付けられ、これらの補助枠2c、3c、4
cに、4周にわたり連続する気密材26が取付けられ、
該気密材26にルーバー羽根8aの板面あるいは最上部
のルーバー羽根8a1の気密材23を当接させる。
【0017】また、図2に示すように、前記取付け枠6
には、クリップ10の室外側部分に側方に突出させたフ
ィン10aを当接させる気密材27を取付けている。ま
た、図1(A)に示すように、上枠2、下枠3の室外側
部材2b、3bには、最上端の室外側ルーバー羽根8b
1の上端部、最下端のルーバー羽根8b2の下端部をそ
れぞれ当接させる気密材28、29が取付けられる。な
お、本実施例においては、ルーバー羽根の開閉時に、最
上部の室内側ルーバー羽根8a1の気密材23が、室外
側の最上部のルーバー羽根8b1を当接させる気密材2
8の取付け部3dに摺接して破損することを防止するた
め、前記ルーバー羽根8b1を他のルーバー羽根より上
下幅を大きくしている。
【0018】図2、図4、図5に示すように、従動側に
は、ルーバー羽根8a、8b(以下これらの符号を8で
代表させる)を閉じ動作を完全に行うための補助操作手
段としてクレセント状の閉め金具30が設けられる。
【0019】図6(A)は該閉め金具30を室内側から
見た図、図6(B)、(C)、(D)はそれぞれ図6
(A)の右側面図、室外側から見た図、左側面図であ
り、閉め金具30は、図4、図5に示すように、ねじ等
の固定具35によって縦枠4に取付けられる。閉め金具
30のハウジング31には枢着軸32を中心として回動
自在に係合爪33を回り止めして取付け、枢着軸32に
は操作レバー34を回り止めして取付けてなる。
【0020】図4、図5に示すように、従動側連動バー
12Bには、ルーバー羽根8の閉じ状態において、前記
係合爪33の回動により係合爪33に係合して従動側連
動バー12Bを引き上げるための突起36を設けてい
る。
【0021】前述のように、ハンドル13を回動させる
ことにより駆動側連動バー12Aを上下させてルーバー
羽根8を開閉させるが、この場合、ハンドル13を閉じ
方向の限界まで操作しても、図5に二点鎖線で示すよう
に、クリップ10とルーバー羽根8間のガタ等によりク
リップルーバー羽根8は完全な閉じ位置に到達しない。
【0022】この状態から、閉じ金具30の操作レバー
33を二点鎖線にある状態から実線で示す状態に回動さ
せると、枢着軸32と共に係合爪33も回動して突起3
6の下面に接するが、係合爪33はクレセントの爪と同
様に、係合円弧部33aの内径は先端側(ルーバー羽根
8側)より尾端側の内径が小さいため、係合爪33の回
動に伴い、従動側連動バー12Bが上がり、ルーバー羽
根8の従動側が室内側に引き込まれて完全に閉塞された
状態となる。従って、気密性が向上する。また、連動バ
ー12Bがロックされた状態になるので、サブロック機
能を果たす。
【0023】上記実施例においては、ルーバー羽根8が
横向きに設置される例について示したが、ルーバー羽根
8が縦向きに設置される場合にも適用でき、この場合に
は、連動バー12A、12Bは上下の横枠に配置され
る。
【0024】また、本発明において、枠2〜4、ルーバ
ー羽根8、連動バー12A、12B、ルーバー羽根8と
連動バー12A、12Bとの連結構造、補助操作手段で
ある閉じ金具30等について、上記実施例に限らず、本
発明の要旨に限らず、種々の変更、付加が可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、従動側連動バーにより
ルーバー羽根の従動側を完全に閉めることが可能とな
り、気密性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明によるルーバー窓の一実施例を
閉塞状態で示す縦断面図、(B)はそのルーバー羽根開
閉用リンクの構成図である。
【図2】本実施例のルーバー窓の横断面図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれクリップにキャップ
を組み込んだ状態を示す図とキャップにルーバー羽根を
組み込んだ状態を示す図である。
【図4】図2の部分拡大断面図である。
【図5】本実施例のルーバー窓の従動側を示す縦断面図
である。
【図6】(A)は該実施例の閉め金具を室内側から見た
図、(B)、(C)、(D)はそれぞれ(A)の右側面
図、室外側から見た図、左側面図である。
【符号の説明】
1:枠、2:上枠、3:縦枠、4:下枠、5:断熱材、
6:ルーバー羽根の取付け枠、8a:室内側ルーバー羽
根、8b:室外側ルーバー羽根、9:キャップ、9a:
係止部、10:クリップ、11:枢着軸、12A:駆動
側連動バー、12B:従動側連動バー、13:ハンドル
(主操作手段)、14:変換機構、15〜17:リン
ク、18〜22:連結軸、23〜29:気密材、30:
閉め金具(補助操作手段)、31:ハウジング、32:
枢着軸、33:係合爪、34:操作レバー、35:固定
具、36:突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーバー窓の左右の縦枠側または上下の横
    枠側に、それぞれ、ルーバー羽根開閉用の連動バーを移
    動自在に取付け、 前記連動バーの中の一方の連動バーを主操作手段により
    動かされる駆動側、他方を従動側とし、かつ該駆動側連
    動バーの動きが、ルーバー羽根を介して従動側連動バー
    に伝達される構成とし、 従動側連動バーを装着した縦枠または横枠に、該従動側
    連動バーを閉じ方向に動かしてルーバー羽根の従動側を
    閉じる補助操作手段を設けたことを特徴とするガラスル
    ーバー窓。
JP22284097A 1997-08-19 1997-08-19 ガラスルーバー窓 Pending JPH1162421A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22284097A JPH1162421A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 ガラスルーバー窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22284097A JPH1162421A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 ガラスルーバー窓

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Publication Number Publication Date
JPH1162421A true JPH1162421A (ja) 1999-03-05

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ID=16788739

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22284097A Pending JPH1162421A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 ガラスルーバー窓

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JP (1) JPH1162421A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012023186A1 (ja) * 2010-08-18 2012-02-23 株式会社Lixil ガラスルーバー窓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012023186A1 (ja) * 2010-08-18 2012-02-23 株式会社Lixil ガラスルーバー窓

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