JP2007162422A - ルーバー窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】連動棒に負荷がかかった場合であっても、当該ルーバー羽根と縦枠との間に隙間が生じることを防止し、水密性能の向上を図ったルーバー窓を提供すること。
【解決手段】四方枠の枠体11に複数のルーバー羽根12を配置し、これらルーバー羽根12のガラスパネル15、16を保持する各保持部材17をそれぞれ連動棒20に支持し、かつ、当該保持部材17を、枢止軸14を介してそれぞれ枠体11の縦枠11cに連結し、これら枢止軸14を挟んで室内側及び室外側に縦枠11c、11dの上下方向に延びて各保持部材17と縦枠11c、11dとの間をシールするシール部材41〜44を配置したことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、四方枠の枠体に複数のルーバー羽根が配置されたルーバー窓に関する。
従来、躯体の開口部に取り付けられた四方枠の枠体に複数のルーバー羽根を配置して構成されたルーバー窓が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のルーバー窓では、各ルーバー羽根のガラスパネルを保持する各保持部材は、これら各保持部材がそれぞれ連動棒に連結されるとともに、当該各保持部材が枢止軸を介して、それぞれ上記縦枠に回動自在に支持されている。従って、連動棒を上下に動作させることにより、すべてのルーバー羽根が同時に同一方向に回動するため、これらルーバー羽根の開閉操作を可能な構成となっている。また、この種のルーバー窓では、縦枠の上下方向にシール部材を配置し、この縦枠とルーバー羽根の保持部材との隙間を塞いで、当該ルーバー窓の水密性を確保するのが一般的であった。
特開平11−71974号公報
しかし、従来の構成では、連動棒を上下させてルーバー羽根を開閉させる際に、この連動棒に過大な負荷がかかった場合には、当該連動棒に倒れが生じることにより、ルーバー羽根と縦枠との間に隙間が生じ、この隙間から雨水が室内に浸入することがあり、水密性能が十分でないといった問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、連動棒に負荷がかかった場合であっても、当該ルーバー羽根と縦枠との間に隙間が生じることを防止し、水密性能の向上を図ったルーバー窓を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、四方枠の枠体に複数のルーバー羽根を配置し、これらルーバー羽根のガラスパネルを保持する各保持部材をそれぞれ連動棒に支持し、かつ、当該保持部材を、枢止軸を介してそれぞれ枠体の縦枠に連結し、これら枢止軸を挟んで室内側及び室外側に縦枠の上下方向に延びて各保持部材と縦枠との間をシールするシール部材を配置したことを特徴とする。
この構成によれば、ルーバー羽根の開閉操作の際に、負荷によって連動棒に倒れが生じた場合であっても、これらシール部材がルーバー羽根の保持部材をしっかり支持することにより、ルーバー羽根の回転を最小限に保つことができる。このため、このルーバー羽根の回転に伴って、上記保持部材と縦枠との間に隙間が生じることが防止され、水密性能の向上を図ることができる。
この場合において、シール部材が、ゴム製のホロー材である構成としても良い。また、ルーバー羽根が、室内側ルーバー羽根と室外側ルーバー羽根とを有する複層ルーバー羽根である構成としても良い。
本発明では、ルーバー羽根の保持部材を、枢止軸を介してそれぞれ枠体の縦枠に連結し、これら枢止軸を挟んで室内側及び室外側に縦枠の上下方向に延びて各保持部材と縦枠との間をシールするシール部材を配置したため、これらシール部材がルーバー羽根をしっかり支持する。従って、連動棒に負荷がかかった場合であっても、当該ルーバー羽根と縦枠との間に隙間が生じることを防止し、水密性能の向上を図ることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態にかかる可動ルーバー窓(ルーバー窓)を示す縦断面図、図2はこの可動ルーバー窓の横断面図である。
図1および図2において、符号10は本実施形態にかかる可動ルーバー窓を示し、この可動ルーバー窓10は、躯体に形成された開口部(不図示)に取り付けられた枠体11と、この枠体11の上下方向に並べて配置される複数のルーバー羽根12とを備えて構成されている。枠体11は、アルミニウム合金製の押出形材からなる上枠11aと下枠11bと縦枠11c、11dとを方形に組んでタッピングねじ等の固定具で結合することにより構成されている。縦枠11c、11dは、図2に示すように、これら縦枠11c、11dの室外側に、上記可動ルーバー窓10の見付け方向に延出した延出部13a、13bを備える。これら延出部13a、13bは、縦枠11c、11dの上下方向に沿って形成されており、当該延出部13a、13bには、上記ルーバー羽根12が枢支軸14(図1)を中心に回動自在に支持されている。
本実施形態では、ルーバー羽根12は、図1に示すように、二重羽根構造の複層ルーバー羽根として構成されており、可動ルーバー窓10の見込み方向に並べて配置される2枚のガラスパネル板15、16と、これらガラスパネル板15、16を両端で保持するパネルホルダ(保持部材)17とを備える。本実施形態では、室外側に配置されたガラスパネル板15及びパネルホルダ17が室外側ルーバー羽根24として機能し、室内側に配置されたガラスパネル板16及びパネルホルダ17が室内側ルーバー羽根25として機能する。
パネルホルダ17には、当該パネルホルダ17の側面17A1(図2)の略中央部に上記枢支軸14が形成されるとともに、当該パネルホルダ17の側面17A1と同一面となるように延出したレバー部材18が一体的に設けられている。このレバー部材18は、それぞれ連結軸19を介して連動棒20に連結されている。
この連動棒20には、図2に示すように、アーム21を介して、上記ルーバー羽根12の開閉操作を行なうハンドル23が取り付けられる。このハンドル23は、ハンドル本体23Aと、このハンドル本体23Aの回転運動を上下運動に変換する変換装置(本実施形態ではウォームギア)60を備えている。この変換装置60は、図3に示すように、ハンドル23の内部に収納されるウォーム61と、このウォーム61の回転に応じて支軸62を中心に回動するウォームホイール63とを備え、このウォームホイール63にはアーム部63Aが延出して設けられている。このアーム部63Aには、連結ピン64を介して上記アーム21が連結され、このアーム21はねじ65によって連動棒20の取り付けられている。本実施形態では、アーム21は、上記連結ピン64がねじ65よりも上方に位置するように、上記連結棒20及びウォームホイール63に連結されている。
本構成では、ハンドル本体23Aを回転させると、このハンドル本体23A内のウォーム61が回転し、このウォーム61の回転に応じてウォームホイール63が支軸62を中心に回動する。このため、アーム21を介してアームホイール63に連結された連動棒20が上下方向に移動することにより、レバー部材18を介してすべてのルーバー羽根12が同時に同一方向に回動するため、これらルーバー羽根12を開閉操作することが可能となっている。
また、枠体11の下枠11bには、図1に示すように、室内側ルーバー羽根24の下方に開口部26が形成されている。この開口部26は、室外側空間に連通されており、ルーバー羽根12が閉じた状態において、室外側ルーバー羽根24と室内側ルーバー羽根25との間の空間27を外気圧と略同一の圧力に保持するようになっている。また、開口部26は、図4に示すように、室内側ルーバー羽根24の下方における下枠11bに大きく開口しているため、上記室外側ルーバー羽根24と室内側ルーバー羽根25との間の空間27内に雨水が浸入した場合に、この雨水を屋外に排出可能となっている。
このような構成において、可動ルーバー窓10は、この可動ルーバー窓10を通じて、雨水が屋内に浸入しないように枠体11とルーバー羽根12との間にシール部材が設けられている。本実施形態では、室内側ルーバー羽根25が上下方向に並ぶラインが気密ラインに設定されており、この室内側ルーバー羽根25は高い気密性を保って枠体11に接するようになっている。本実施形態では、外気圧は室内圧力よりも高くなっているため、高い気密性とは、これら外気圧と室内圧力との差圧を保持できる程度の気密性をいう。すなわち、室内側ルーバー羽根25を閉じた状態においては、上記差圧によって、当該室内側ルーバー羽根25と枠体11との間に気流が生じないようになっている。
上枠11aは、図1に示すように、この上枠11aの室外側面11a1の下端部11a2から下方に向けて室外側シール保持部31が延出し、この室外側シール保持部31の先端部31aには、ゴム等の弾性材からなる、ひれ状の第1シール部材32が取り付けられている。この第1シール部材32は、室外側ルーバー羽根24が閉じた際に、当該室外側ルーバー羽根24の上部に当接して水密性を保持するようになっている。また、上枠11aには、この上枠11aの上記下端部11a2から見込み方向に向けて室内側シール保持部33が延出し、この室内側シール保持部33の先端部33aには、ゴム等の弾性材からなる、ひれ状の第2シール部材34が取り付けられている。この第2シール部材34は、室内側ルーバー羽根25が閉じた際に、当該室外側ルーバー羽根25の上部に当接して水密性を保持するようになっている。
また、下枠11bは、上記開口部26が形成された面11b1の先端部11b2から上方に向けて、室外側シール保持部35が延出し、この室外側シール保持部35の先端部35aには、ゴム等の弾性材からなる、ひれ状の第3シール部材36が取り付けられている。この第3シール部材36は、室外側ルーバー羽根24が閉じた際に、当該室外側ルーバー羽根24の下部に当接して水密性を保持するようになっている。また、下枠11bには、ホロー状に形成されたホロー部11b3の一端11b4から上方に向けて室内側シール保持部37が延出し、この室内側シール保持部37の先端部37aには、ゴム等の弾性材からなる、ひれ状の第4シール部材38が取り付けられている。この第4シール部材38は、室内側ルーバー羽根25が閉じた際に、当該室外側ルーバー羽根25の下部に当接して水密性を保持するようになっている。
また、縦枠11cには、図3に示すように、この縦枠11cの延出部13aに、当該延出部13aの上下方向に沿って2列のシール部材41、42が設けられている。これらシール部材41、42は、ルーバー羽根12のパネルホルダ17の枢支軸14を挟んで室内側及び室外側に設けられており、ルーバー羽根12を閉じた場合に、室外側ルーバー羽根24及び室内側ルーバー羽根25の側端面17A1と当接して水密性を保持するようになっている。また、縦枠11dの延出部13bには、図2に示すように、当該延出部13aの上下方向に沿って2列のシール部材43、44が設けられている、これらシール部材43、44は、ルーバー羽根12のパネルホルダ17の枢支軸14を挟んで室内側及び室外側に設けられており、ルーバー羽根12を閉じた場合に、室外側ルーバー羽根24及び室内側ルーバー羽根25の側端面17A2と当接して水密性を保持するようになっている。
シール部材41は、図5に示すように、軟質ゴム(硬度が45度〜55度)等の弾性材からなるシール部材本体41Aと、このシール部材本体41Aの下面に設けられた脚部41Bとを備える。この脚部41Bは、延出部13aの取り付け面13a1に形成された取り付け溝に嵌合可能に形成されている。シール部材本体41Aは、中空のホロー状に形成されており、室外側ルーバー羽根24の側端面17A1と当接して容易に変形可能になっている。この明細書において、ゴムには天然ゴム、合成ゴムだけでなくエラストマーをも含む。また、シール部材本体41の表面には、室外側ルーバー羽根24が開閉動作する際に、当該室外側ルーバー羽根24の側端面17A1との摩擦抵抗を減じるべく、すべり加工が施されている。なお、シール部材42〜44は、上記シール部材41と同一の構成であるため説明を省略する。
図6Aはパネルホルダ17を示す斜視図であり、図6Bはパネルホルダ17の側面図である。パネルホルダ17は、上下方向に所定の寸法だけ位置をずらし、かつ所定の間隔をおいて平行に配置された上下一対の第1及び第2のパネル保持部51、52を備え、これらパネル保持部51、52同士はその開放面を同一方向に向けて一体に成形されている。パネル保持部51、52は、断面が略コ字状に形成されたガラスパネル板15、16の嵌合空間を備え、この嵌合空間にはガラスパネル板15、16の表面を押圧して、当該ガラスパネル板15、16を保持する保持爪53が形成されている。
また、第2のパネル保持部52には、図6B及び図7に示すように、ルーバー羽根12を閉じたときに、隣接する上下の室内側ルーバー羽根25のそれぞれの端部同士が密着するように、その対応部分を切り欠いてガラスパネル板16と同一面になるように、切り欠き部52Aが形成され、この切り欠き部52Aには、例えばスポンジゴム等からなる帯状のシール部材54が接着剤等により固着されている。これによれば、このシール部材54によって、室内側ルーバー羽根25間を通じて雨水が室内側に浸入することが防止される。
次に、本実施形態の動作について説明する。
ハンドル本体23Aを閉方向に回転させると、図3に示すように、連動棒20が上方に移動してルーバー羽根12が閉じていく。そして、ルーバー羽根12が全閉した状態で、ハンドル本体23Aを更に閉方向に回転させた場合、ウォームホイール63は上方に動作しようとするため、このウォームホイール63のアーム部63Aに取り付けられた連結ピン64には上方の力F1がかかる。しかし、ルーバー羽根12は、全閉まで閉じられているため、連結棒20はこれ以上上方に移動しない。このため、この連結棒20に取り付けられているねじ65には、上記力F1の反力としての力F2が下方にかかる。
本実施形態では、上述のように、連結ピン64は、ねじ65よりも上方に位置するように配置されるとともに、当該ねじよりも縦枠11c側に配置されているため、上記力F1、F2がかかった場合には、連動棒20には、図8に示すように、縦枠11cに向かってルーバー羽根12の見付け方向(図中X方向)の力(負荷)がかかるため、このX方向に連動棒20が倒れるといった事態が生じる。
この場合、この連動棒20の倒れに応じて、当該連動棒20に連結されているルーバー羽根12が枢支軸(図3)14を中心に図中Y方向に若干回転する。本実施形態では、上述のように、室内側ルーバー羽根25のラインを気密ラインとして設定しているため、ルーバー羽根12がY方向に回転した場合であっても、上記室内側ルーバー羽根25とシール部材42とがより密着するだけである。従って、連動棒20の倒れによって、室内側ルーバー羽根25とシール部材42との間に隙間が生じ、水密性が低下することが防止される。
本実施形態によれば、四方枠の枠体11に複数のルーバー羽根12を配置し、これらルーバー羽根12のガラスパネル15、16を保持する各保持部材17をそれぞれ連動棒20に支持し、かつ、当該保持部材17を、枢止軸14を介してそれぞれ枠体11の縦枠11cに連結し、これら枢止軸14を挟んで室内側及び室外側に縦枠11c、11dの上下方向に延びて各保持部材17と縦枠11c、11dとの間をシールするシール部材41〜44を配置したため、ルーバー羽根12の開閉操作の際に、連動棒20が負荷によって倒れが生じた場合であっても、これらシール部材41〜44がルーバー羽根12のパネルホルダ17をしっかり支持することにより、ルーバー羽根12の回転を最小限に保つことができる。このため、このルーバー羽根12の回転に伴って、上記パネルホルダ17と縦枠11c、11dとの間に隙間が生じることが防止され、可動ルーバー窓10の水密性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、シール部材41〜44は、弾力性を有する軟質ゴム製のホロー材で形成されているため、ルーバー羽根12のパネルホルダ17の側端面17A1と当接して容易に変形することができ、従って、このパネルホルダ17と縦枠11c、11dとの間に隙間が生じることが防止され、可動ルーバー窓10の水密性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、ルーバー羽根12の室内側ルーバー羽根25が高い気密性を保って枠体11に接し、この室内側ルーバー羽根25と室外側ルーバー羽根24との空間27が外気圧と略同一の圧力に保持されているため、この空間27に室外側ルーバー羽根24と枠体11との隙間から雨水が浸入した場合であっても、この雨水には重力が加わることによって下方に落下する。このため、この雨水が室内側ルーバー羽根25と枠体11との隙間を通じて室内空間に浸入することが防止され、可動ルーバー窓10の水密性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、室内側ルーバー羽根25と室外側ルーバー羽根24との間に対応する枠体11の下枠11bに室外側空間と連通する開口部26が形成されているため、室外側ルーバー羽根24と枠体11との隙間を通じて、上記空間27に雨水が浸入したとしても、この雨水は上記開口部26から室外側空間に排出されるため、当該雨水が屋内に浸入することが防止され、可動ルーバー窓10の水密性能の向上を図ることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様にすぎず、本発明の範囲内で任意に変形可能である。例えば、本実施形態では、室外側ルーバー羽根24と枠体11との間には、室内側ルーバー羽根25と枠体11との間に用いたシール部材34、38、42、44、54と略同一のシール部材32、36、41、43を設けた構成としているが、これに限るものではなく、室外側ルーバー羽根24が低い気密性を保って枠体に接する構成としても良い。具体的には、室外側ルーバー羽根24と枠体11との間には、例えばモヘア部材等の気密性の比較的低いシール部材を配置したり、シール部材を配置しない構成としても良い。この場合であっても、室外側ルーバー羽根24と枠体11との隙間を通じて、上記空間27に浸入した雨水は、重力が加わることによって下方に落下し、上記開口部26から外部空間に排出されるため、当該雨水が屋内に浸入することが防止され、可動ルーバー窓10の水密性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、ルーバー羽根12は、室内側ルーバー羽根25と室外側ルーバー羽根24とを有する複層ルーバー羽根として構成されていたが、これに限るものではなく、いわゆるシングルルーバとしての単層ルーバー羽根を用いる構成としても良い。また、本実施形態では、シール部材は軟質ゴムで形成されているが、これに限るものではなく、シール部材が変形することにより、ルーバー羽根と枠体との隙間を生じない程度の弾力性を有するものであれば反硬質ゴムで形成されたものであっても良い。
本発明の実施の形態である可動ルーバー窓の縦断面図である。 可動ルーバー窓の横断面図である。 ハンドルと連動棒との連結構造の説明図である。 下枠に形成された開口部を示す枠体の上面図である。 縦枠に取り付けられるシール部材の断面図である。 Aはパネルホルダを示す斜視図であり、Bはパネルホルダの側面図である。 ルーバー羽根が閉じた状態を示す図である。 本実施形態の動作を説明するための図である。
符号の説明
10 可動ルーバー窓(ルーバー窓)
11 枠体
11b 下枠
11c、11d 縦枠
12 ルーバー羽根(複層ルーバー羽根)
14 枢支軸
15、16 ガラスパネル
17 パネルホルダ
20 連動棒
24 室外側ルーバー羽根
25 室内側ルーバー羽根
41〜44 シール部材

Claims (3)

  1. 四方枠の枠体に複数のルーバー羽根を配置し、これらルーバー羽根のガラスパネルを保持する各保持部材をそれぞれ連動棒に支持し、かつ、当該保持部材を、枢止軸を介してそれぞれ枠体の縦枠に連結し、これら枢止軸を挟んで室内側及び室外側に縦枠の上下方向に延びて各保持部材と縦枠との間をシールするシール部材を配置したことを特徴とするルーバー窓。
  2. 前記シール部材が、ゴム製のホロー材であることを特徴とする請求項1記載のルーバー窓。
  3. 前記ルーバー羽根が、室内側ルーバー羽根と室外側ルーバー羽根とを有する複層ルーバー羽根であることを特徴とする請求項1または2記載のルーバー窓。

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